JPH0286843A - 超微粉子の製造方法及び薄膜の製造方法 - Google Patents

超微粉子の製造方法及び薄膜の製造方法

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JPH0286843A
JPH0286843A JP23900488A JP23900488A JPH0286843A JP H0286843 A JPH0286843 A JP H0286843A JP 23900488 A JP23900488 A JP 23900488A JP 23900488 A JP23900488 A JP 23900488A JP H0286843 A JPH0286843 A JP H0286843A
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JP
Japan
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thin film
micelle
hydrophobic substance
ferrocene
production
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JP23900488A
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English (en)
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Seiichiro Yokoyama
横山 清一郎
Katsuyoshi Hoshino
勝義 星野
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Idemitsu Kosan Co Ltd
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Idemitsu Kosan Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J19/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J19/08Processes employing the direct application of electric or wave energy, or particle radiation; Apparatus therefor
    • B01J19/12Processes employing the direct application of electric or wave energy, or particle radiation; Apparatus therefor employing electromagnetic waves

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Electromagnetism (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Toxicology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は超微粒子の製造方法及び薄膜の製造方法に関し
、詳しくはフェロセン誘導体からなるミセル化剤を用い
るとともに、酸化剤あるいは活性エネルギー線を利用し
て、所望の材料の超微粒子あるいは薄膜を効率よく製造
する方法に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕従来か
ら、色素等の有機薄膜を製造する方法として、真空蒸着
法、熱CVD法、プラズマCVD法、超高真空(イオン
ビーム、分子線エピタキシー)法、LB成膜法キャスト
法などが知られている。
しかしながら、これらの方法はいずれも色素等の材料を
有機溶媒に溶解させたりあるいは加熱するなどの操作を
必要とするため、熱に弱い疎水性の有機物質を薄膜化す
ることができなかった。
また、近年、所謂ミセル電解法により、各種の疎水性有
機物質の薄膜を形成する方法が開発されている(電気化
学協会(第54回)春季大会F201)(19B?)。
このミセル電解法は、様々な疎水性有機物質の薄膜を効
率よく製造することができ、工業的に有利な方法として
注目されている。
しかし、上記ミセル電解法は、その本質から電解装置を
必要不可欠のものとし、また、操作が若干煩雑であると
いう問題がある。
本発明者らは、上記ミセル電解法の長所を生かしつつ、
その欠点を解消した新たな薄膜の形成方法を開発すべく
、鋭意研究を重ねた。
〔課題を解決するための手段〕
その結果、ミセル化剤として上記ミセル電解法と同様の
フェロセン誘導体を使用しつつ、疎水性’IFI賞を可
溶化したミセル壱、酸化剤等の手段で酸化すると、該ミ
セルが離散して、それと共に可溶化していた疎水性物質
が超微粒子として生成する事実を見出した。また、それ
と同時に系内に基体を入れておくと、疎水性物質の超微
粒子が基体上に薄膜状に生成する事実を見出した。
本発明はかかる知見に基いて完成したものである。すな
わち本発明は、疎水性物質を、水性媒体中でフェロセン
誘導体からなるミセル化剤によって可溶化し、次いで酸
化剤あるいは活性エネルギー線により該フェロセン誘導
体を酸化してミセルを離散させ、前記疎水性物質の超微
粒子を生成させることを特徴とする超微粒子の製造方法
を提供するとともに、上記のフェロセン誘導体の酸化を
基体の存在下で行うことによって、疎水性物質の超微粒
子を前記基体上に生成させることを特徴とする薄膜の製
造方法をも提供するものである。
本発明の超微粒子の製造方法では、まず、超微粒子の構
成材料である疎水性物質を、水性媒体中でフェロセン誘
導体よりなるミセル化剤にて可溶化する。この操作は、
具体的には、反応器にミセル化剤(濃度は限界ミセル濃
度以上)ならびに疎水性物質を入れて、超音波、ホモジ
ナイザーあるいは撹拌機等により充分に分散させてミセ
ルを形成せしめ、その後必要に応じて過剰の疎水性物質
を除去し、得られたミセル可溶化液を静置、あるいは若
干の撹拌を加えておけばよい。ここで用いる水性媒体と
しては、水をはじめ、水とアルコールの混合液、水とア
セトンの混合液など様々な媒体をあげることができる。
次に、本発明の超微粒子の製造方法では、このようにし
てミセル可溶化液を調製した後、この系に酸化剤を加え
るか、あるいは活性エネルギー線を照射することによっ
て、ミセルを形成しているフェロセン誘導体を酸化する
。この際に加える酸化剤としては、半波電位(酸化還元
)が0. I V以上のものであればよい。例えばCe
 S O4+NaN0.HgSO4,Brz、Iz、c
h、Ce(OH)4゜CeC14,KzCrzO,、、
FeCl3.NaBr0:+。
K:l (Fe(CN)&)、KMnO,BF3.Hz
Ozなどが好適に使用される。この酸化剤の添加量は特
に制限はないが、ミセルを形成しているフェロセン誘導
体を酸化するに充分な量、具体的には水性媒体中に加え
られたミセル化剤と同量(当量)あるいはそれ以上とす
ればよい。また、活性エネルギー線を照射する場合は、
X線、T線、電子線、紫外線、可視光線など様々なもの
が使用可能であるが、一般に800 nm以下の波長の
光を水性媒体に照射すればよく、この光照射によって、
水性媒体に溶存する酸素が活性化されてフェロセン誘導
体を酸化するものと考えられる。
このようにしてミセルを形成しているフェロセン誘導体
を酸化すると、ミセルが離散し、その結果、ミセル中に
取り込まれていた疎水性物質が、超微粒子状態で水性媒
体中を浮遊あるいは沈澱する。これを遠心分離あるいは
自然沈降など適宜手段で分離回収すれば、所望する物質
からなる超微粒子を得ることができる。
また、このミセルを形成しているフェロセン誘導体の酸
化を、ガラス、金属、セラミックス、プラスチック等の
任意形状の各種基体の存在下で行えば、生成する疎水性
物質の超微粒子が、該基体上に堆積して薄膜を形成する
こととなる。
このような操作を行うことによって、目的に応じて各種
素材の超微粒子あるいは薄膜を自在に製造することがで
きる。
なお本発明の超微粒子の製造方法及び薄膜の製造方法に
用いるミセル化剤としてのフェロセン誘導体は、前述の
ミセル電解法で使用するものと同様のものであるが、具
体的には、下記の(1)、 (2)および(3)の三種
をあげることができる。
まず(1)炭素数4〜16(好ましくは8〜14)の主
鎖を有するアンモニウム型(好ましくは第四級アンモニ
ウム型)のカチオン性界面活性剤にフェロセン化合物(
フェロセンあるいはフェロセンに適当な置換基(アルキ
ル基、アセチル基など)が結合したもの)が結合したも
のがあげられる。
ここで主鎖の炭素数が少ないものでは、ミセルを形成せ
ずまた多すぎるものでは、水に溶解しなくなるという不
都合がある。
この界面活性剤にフェロセン化合物が結合する態様は様
々であり、大別して界面活性剤の主鎖の末端に結合した
もの、主鎖の途中に直接あるいはアルキル基を介して結
合したもの、主鎖中に組み込まれたものなどの態様があ
げられる。
このようなアンモニウム型のフェロセンii R体とし
ては、−形式 (式中、R1,R1はそれぞれ水素または炭素数1〜4
(但し、後述の整数mを超えない)のアルキル基を示し
、z、  z’はそれぞれ水素または置換基(メチル基
、エチル基、メトキシ基あるいはカルボメトキシ基など
)を示し、Xはハロゲンを示す。また、m、nはm≧0
.n≧0でありかつ4≦m+n≦16を満たす整数を示
す。)。
−形式 (式中、R’、R2,X、Z、Z’は前記と同じ(但し
、R’、R2の炭素数は後述の整数りを超えない。)で
ある。また、h、j、にはh≧0.j≧0゜k≧1であ
りかつ3≦h+j+に≦15を満たす整数を示し、pは
0≦p≦に−1を満たす整数を示す。) 一丁投式 %式% 次に、(2)他のタイプのフェロセン誘導体としては、
−形式 (式中、R’、R2,X、Y、Z、Z’は前記と同しく
但し、Rl 、 R2の炭素数は後述の整数rを超えな
い。)である。また、r、s、tはr≧O,s≧0゜し
≧1でありかつ4≦r+s+t≦16を満たす整数を示
す。) あるいは 一般式 (式中、R’、R”、X、Y、Z、Z’、r、s、Lは
前記と同じである。) で表わされるエーテル型のフェロセン誘導体があげられ
る。ここで、aは2〜18の整数を示し、またbは2.
0〜50.0の実数である。aは上述の如く2〜18の
整数であるから、環員炭素原子とYとの間にエチレン基
、プロピレン基等の炭素数2〜18のアルキレン基が介
在したものとなる。
また、bは2.0〜50.0の間の整数のみならず、こ
れらを含む実数を意味するが、これはフェロセン誘導体
を構成するオキシエチレン基 (−CHzCHzO−)の繰返し数の平均値を示すもの
である。さらに、上記−形式中のYは、酸素(−0−)
あるいはオキシカルボニルg (−。
C−) を示し、z、  z’はそれぞれ前述の如く水素あるい
は置換基を示す。
こ、れらのエーテル型のフェロセン誘導体は、特願昭6
2−212718号明細書に記載された方法等によって
製造することができる。
さらに、(3)他のタイプのフェロセン誘導体としては
、−形式 で表わされるピリジニウム型フェロセン誘導体をあげる
ことができる。この式中、z、z’、xは前記と同じで
あり、R3は炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4
のアルコキシ基、炭素数1〜5のカルボアルコキシ基、
水酸基、カルボキシル基、スルホン酸基などを示し、ま
たC、R2,は炭素数1〜16の直鎖または分岐鎖アル
キレン基を示す。このC、H2eは具体的には、・テト
ラメチレン基、ペンタメチレン基、オクタメチレン基、
ウンデカメチレン基、ドデカメチレン基、ヘキサデカメ
チレン基等のポリメチレン基(CHz)。をはじめとす
る直鎖アルキレン基、あるいは2−メチルウンデカメチ
レン基、4−エチルウンデカメチレン基などの分岐鎖ア
ルキレン基をあげることができる。
これらのピリジニウム型フェロセン誘導体は、特願昭6
3−52696号明細書に記載された方法等によって製
造することができる。
本発明の方法で用いるミセル化剤としては、上述した(
1)、 (2)あるいは(3)のフェロセン誘導体が好
適に用いられる。
一方、本発明の方法で用いる疎水性物質は、製造すべき
超微粒子あるいは薄膜の構成材料となるものであって、
各種のものがあり、有機物質、無機物質を問わず所望に
より選定すればよい。例えば有機物質としては、フタロ
シアニン、フタロシアニンの金属錯体およびこれらの誘
導体、ナフタロシアニン、ナフタロシアニンの金属錯体
およびこれらの誘導体、ポルフィリン、ポルフィリンの
金属錯体およびこれらの誘導体などの光メモリー用色素
や有機色素をはじめ1,1°−ジヘプチル4.4°−ビ
ビリジニウムジプロマイド、1゜1°−ジドデシル−4
,4゛−ビピリジニウムジプロマイドなどのエレクトロ
クロミック材料、6−ニトロ−1,3,3−)リメチル
スピロ−(2゛H−1’−ベンゾピラン−2,2°−イ
ンドリン)(通称スピロピラン)などの感光材料(フォ
トクロミック材料)や光センサー材料、p−アゾキシア
ニソールなどの液晶表示用色素、更に「カラーケミカル
事典」株式会社シーエムシー、1988年3月28日発
行の第542〜717頁に列挙されているエレクトロニ
クス用色素、記録用色素。
環境クロミズム用色素、写真用色素、エネルギー用色素
、バイオメディカル用色素9食品・化粧用色素、染料、
顔料、特殊着色用色素のうちの疎水性の化合物などがあ
げられる。また、7,7,8゜8−テトラシアノキノン
ジメタン(TCNQ)とテトラチアフルバレン(TTF
)とのtit錯体などの有機導電材料やガスセンサー材
料、ペンタエリスリトールジアクリレートなどの光硬化
性塗料、ステアリン酸などの絶縁材料、l−フェニルア
ゾ−2−ナフトールなどのジアゾタイプの感光材料や塗
料等をあげることができる。さらには、水に不溶性のポ
リマー、例えばポリカーボネートポリスチレン、ポリエ
チレン、ポリプロピレン。
ポリアミド、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、
ポリフェニレンオキサイド(P P O)、ポリアクリ
ロニトリル(PAN)などの汎用ポリマーまたポリフェ
ニレン、ポリピロール、ポリアニリン、ポリチオフェン
、アセチルセルロース、ポリビニルアセテートポリビニ
ルブチラールをはじめ、各種各様のポリマー(ポリビニ
ルピリジンなど)あるいはコポリマー(メタクリル酸メ
チルとメタクリル酸とのコポリマーなど)をあげること
ができる。
また、無機物質としては、TiO□、C,CdS。
WO3,Fezes、YtOs、Zr0z、AhO3,
CuS。
ZnS、Te0z、LiNb0a、5iiN4など、さ
らには各種の超電導酸化物など各種各様のものがある。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例および比較例によりさらに詳しく
説明する。
実施例1 100ml!の水にミセル化剤として 式 で表わされるフェロセン誘導体(FTMA)を102m
g加えて撹拌し、均一なミセル可溶化液をa周製した。
この溶液50ccに疎水性物質としてスーダンIを0.
20g加え、超音波で10分間撹拌した後、スターラー
を用い、3日間撹拌した。このミセル可溶化液を1日放
置し、上澄み液を取り、遠心分離器により200Orp
mで10分間遠心分離を行った。この溶液の可視吸収ス
ペクトル第1図(印A)に示す。
次に、この溶液に、2mMの硫酸第二セリウム水溶液を
等量刑え、ミセル化剤を酸化した。沈殿してきた粒子を
、遠心分離または自然沈殿させ、微粒子を得た。
この微粒子をもう1度ミセル溶液に溶かして可視吸収ス
ペクトルを取ると第1図(印B)となり、この微粒子が
スーダンIであることが確認された。
さらに、この微粒子の走査型電子顕微鏡(SEM)写真
(倍率10000倍)を第3図に示す。
このSEM写真から、この微粒子の平均粒径は、0.4
μmであることがわかった。
実施例2 実施例1で硫酸第二セリウムの水溶液を加える前に、ス
ライドグラスを可溶化ミセル液に入れたこと以外は、実
施例1と同じ操作を繰り返した。
その結果スライドグラス上に薄膜を得た。この薄膜の可
視吸収スペクトル第1図(印C)に示す。
これから得られた薄膜は、スーダンIからなるものであ
ることが判る。この薄膜の表面状態を示すSME写真を
第4図に示す。このSEM写真がら、この薄膜を構成す
る微粒子の平均粒径は、0,3μmであることが判る。
実施例3 実施例1において、硫酸第二セリウムを添加する代わり
に、500Wの水銀ランプによって紫外光を照射してミ
セル可溶化液を酸化したこと以外は、実施例1と同じ操
作を繰り返して、微粒子を得た。この微粒子を再可溶化
した可視スペクトルを第1図(印D)に示す。
これから得られた微粒子は、スーダンIであることが判
る。またこのもののSEM写真より、その平均粒径は、
0.3μmであった。
実施例4 実施例1において、ミセル化剤として、で表わされるフ
ェロセン誘導体(FPEC,)190■を用い、また疎
水性物質としてフタロシアニンを用いたこと以外は、実
施例1と同じ操作を操り返した。
ミセル可溶化液の可視吸収スペクトルを第2図(印A)
に、また得られた微粒子の再可溶化溶液の可視吸収スペ
クトルを第2図(印B)に示した。
このことより微粒子がフタロシアニンであることが判る
。この微粒子のSEM写真より求めた平均粒径は、0.
3μmであった。
実施例5 実施例4において、硫酸第二セシウムの水溶液を加える
代わりに、500Wの水銀ランプを照射し、またスライ
ドグラスを事前にミセル可溶化液に加えたこと以外は、
実施例4と同じ操作を繰り返した。
その結果、スライドグラス上に薄膜が形成された。
この薄膜の可視吸収スペクトルを第2図(印C)に示し
た。第2図の印Aと印Cが一敗することより、この薄膜
がフタロシアニンであることが判った。
薄膜のSEM写真より、薄膜を構成する微粒子の平均粒
径は0.25μmであることが判った。
比較例1 実施例1で用いたスーダンIの原料粉のSEM写真を第
5図に示す。この写真からスーダンI原料粉の平均粒径
は、1.5μmであることが判る。
このことから、前記実施例で形成されるスーダンIの微
粒子は、スーダン■原料粉に比べて、平均粒径が著しく
小さくなっていることがわかる。
〔発明の効果〕
本発明の方法によれば、簡単な装置ならびに操作によっ
て、様々な素材の超微粒子および薄膜を効率よ(製造す
ることができる。また、電解操作が不要であるため、非
導電性のものの上にも薄膜を形成することができるとい
う利点がある。
したがって、本発明の方法によって得られる超微粒子お
よび薄膜は、光デイスク材料、光メモリー材料、感光材
料、太陽電池、トナー、顔料等として幅広くかつ有効に
利用される。4、図面の簡単な説明 第1図は、実施例1で得られたミセル可溶化液の可視吸
収スペクトル(印A)、実施例1で得られた微粒子を再
度ミセル可溶化液に溶かしたものの可視吸収スペクトル
(印A)、実施例2で得られた薄膜の可視吸収スペクト
ル(印C)及び実施例3で得られた微粒子を再度ミセル
可溶化液に溶かしたものの可視吸収スペクトル(印D)
を示す。
第2図は、実施例4で得られたミセル可溶化液の可視吸
収スペクトル(印A)、実施例4で得られた微粒子を再
度ミセル可溶化液に溶かしたものの可視吸収スペクトル
(印B)及び実施例5で得られた薄膜の可視吸収スペク
トル(印C)を示す。
第3図は実施例1で得られた微粒子のSEM写真であり
、第4図は実施例2で得られた薄膜の表面状態を示すS
EM写真であり、第5図はスーダンIの原料粉末のSE
M写真である。
第 J 図 第 図 夕、281. 34″j ・′) 図 手続補正書働側 平成元年1月10日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)疎水性物質を、水性媒体中でフェロセン誘導体か
    らなるミセル化剤によって可溶化し、次いで酸化剤ある
    いは活性エネルギー線により該フェロセン誘導体を酸化
    してミセルを離散させ、前記疎水性物質の超微粒子を生
    成させることを特徴とする超微粒子の製造方法。
  2. (2)疎水性物質を、水性媒体中でフェロセン誘導体か
    らなるミセル化剤によって可溶化し、次いで基体の存在
    下で酸化剤あるいは活性エネルギー線により該フェロセ
    ン誘導体を酸化してミセルを離散させ、前記疎水性物質
    の超微粒子を前記基体上に生成させることを特徴とする
    薄膜の製造方法。
JP23900488A 1988-09-26 1988-09-26 超微粉子の製造方法及び薄膜の製造方法 Pending JPH0286843A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999051610A1 (fr) * 1998-04-03 1999-10-14 Nippon Shokubai Co., Ltd. Procede servant a produire des particules organometalliques fines et catalyseur de polymerisation

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999051610A1 (fr) * 1998-04-03 1999-10-14 Nippon Shokubai Co., Ltd. Procede servant a produire des particules organometalliques fines et catalyseur de polymerisation
US6084059A (en) * 1998-04-03 2000-07-04 Nippon Shokubai Co., Ltd. Production process for organometallic fine particle and catalyst for polymerization

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