JPH0286788A - 脂肪酸の製造方法および養毛育毛剤 - Google Patents

脂肪酸の製造方法および養毛育毛剤

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JPH0286788A
JPH0286788A JP63237530A JP23753088A JPH0286788A JP H0286788 A JPH0286788 A JP H0286788A JP 63237530 A JP63237530 A JP 63237530A JP 23753088 A JP23753088 A JP 23753088A JP H0286788 A JPH0286788 A JP H0286788A
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hair
acid
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saturated fatty
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JP63237530A
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Mihoko Kaji
梶 美保子
Tadashi Funada
船田 正
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NOF Corp
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Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、糸状菌を培養し、その菌体から得られる脂肪
酸の製造方法および該脂肪酸を含有する養毛育毛剤に関
するものである。
(従来の技術) 従来より、細胞賦活を有効成分とする養毛剤は数多く知
られている。細胞賦活効果を与える薬効成分として、例
えば、血管拡張剤となるビタミンEなどのビタミン類及
びそのエステル(特開昭49−55676号公報)、皮
膚機能賦活剤となるエストラジオールなどの女性ホルモ
ン剤及びピロリドンカルボン酸及び奇数炭素脂肪酸とそ
の誘導体(特公昭59−27’809号公報)、血管拡
張剤となるミノキシジル(特開昭59−27809公報
)などが知られている。
また、製品の物性の改善のために、オリーブ油、ひまし
油、などの天然脂肪酸、もしくは、ステアリン酸、パル
ミチン酸の誘導体が知られている。
しかし、これらの皮膚賦活剤は生体の生理機能を促進す
る上でまだ充分な効果を発揮するものではないので、皮
膚用及び毛髪化粧料に少量配合されて優れた養毛育毛効
果を与える物質の開発が望まれている。
(発明が解決しようとする課題) 化粧用基剤として用いられる脂肪酸の条件としては、液
状であり、かつ無色無臭であることが重要であるが、炭
素数12までの脂肪酸は、液状ではあるが、着色してお
り臭いもきつく、刺激性があり使用できない。又、炭素
数13以上になると直鎖の飽和脂肪酸は固体となり不適
である。さらに不飽和脂肪酸のものは、その不安定性か
ら使用できない。
これまで開発された養毛育毛剤は充分な効果が発揮され
るものではなく、しかも対象となるのが、若年性脱毛症
であり、細胞の生理機能が衰えている老人性脱毛症に対
する養毛育毛剤はこれまで開発されていないのが現状で
ある。
本発明の目的は、特に細胞の生理機能が衰えた老人性脱
毛症に対して、優れた育毛促進効果を持つ分枝飽和脂肪
酸含有の養毛育毛剤を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、コニディオボラス属(Conidiobol
ussp、)を培養し、その菌体から脂肪酸を採取する
ことを特徴とする炭素数14〜16の分枝飽和脂肪酸の
製造法であり、また、この脂肪酸を有効成分とすること
を特徴とする養毛育毛剤である。
分枝飽和脂肪酸は、皮脂成分に多く含まれており、常に
外気に晒されている皮膚細胞の代謝調節を促し、皮膚の
保護に役立っていると考えられる。
これに着目し、皮脂成分に近い有用分枝脂肪酸をスクリ
ーニングしたところ、微生物が生産する分枝飽和脂肪酸
が有効であることがわかった。すなわち、微生物である
糸状菌の生産する炭素数14〜16の分枝飽和脂肪酸が
養毛育毛効果を持つことがわかった。分枝脂肪酸は、炭
素数が14〜16でも液状であり、臭いも色もなく、刺
激性も少ないので、化粧用の基剤としては極めて有用な
脂肪酸となり得る。
使用菌株は、コニディオボラス属糸状菌(ATCC12
941,15161,12586)でいずれもATCC
カタログ(菌株目録)に記載されている菌株である。
上記糸状菌株は、炭素源として、グルコース、シュクロ
ース、フラクトース、グリセリン、廃ネ唐蜜、でんぷん
、コーンスチープリカーなどが用いられる。又、窒素源
として、酵母エキス、大豆粉、尿素などの有機窒素源で
よく育ち、硝酸塩、硫安などの無機窒素源でも条件によ
り生育する。無機塩として、例えば、KH2PO4、K
JPO4、KC!s Fe5Oa、MgSO4,znS
O4などが用いられる。その他、必要に応じ、微量元素
を添加しても良い。上記糸状菌の培養は、通常通気攪拌
で液体培養が行われる。攪拌速度は、400〜700 
rpm、通気量は、0.5〜2.Ovvmで、通気を充
分行うことが必要である。培養温度は28〜33℃、培
養時間は3〜5日間である。
培養後、濾過又は遠心分離などで菌体を分離し、充分菌
体を洗浄した後、クロロホルム、メタノール、エタノー
ル、プロパツール、ヘキサン、アセトン及びそれらの混
液により、菌体脂質を抽出する。さらに、フォルチ(F
olch)の脂質配分法により、粗脂質を分離した後、
メチルエステル化し、ガスクロ付質量分析計(GC−M
S)などで分析した。
本発明によれば、イソミリスチン酸は、培地11当たり
5.0g、イソペンタデカン酸は、培地11当たり2.
0g得られた。
この発明の養毛育毛剤の有効成分は、油溶性であるので
、乳剤性の軟膏、油脂性軟膏、アルコール性のローショ
ンなとの剤形に容易に調節できる。
例えば、ヘアークリーム、ヘアーローション、シャンプ
ー、リンス、ポマード、エアゾールなど常用の形態とし
て用いることができる。
本発明の有効成分の量は特に制限はないが0.1〜10
重量%が好ましい。
この発明の育毛剤の有効成分以外の成分は、通常これら
の製造に用いられるものでよく、例えば基剤として蒸留
水、アルコール類、多価アルコール類、界面活性剤、油
脂類などが配合され、さらに薬効成分としてビタミン類
、ホルモン類、血管拡張剤、アミノ酸類、抗炎症剤、皮
膚機能亢進剤、角質溶解剤などの既知の養毛剤をも同時
に配合し得る。
(発明の効果) 本発明によれば、微生物からCI4〜Cいの分枝飽和脂
肪酸を高収率で得ることができ、またこの脂肪酸を用い
て、育毛効果の優れた従来にない養毛育毛剤を提供でき
る。
(実施例) 以下、本発明を実施例により詳しく説明する。
実施例1 使用菌株:コニデイオボラス・ヘテロスポラス(Con
idiobolus  heteros orus) 
ATCC12941培地組成ニゲルコース100g、イ
ーストエキストラクト24g 、 Fe5Oa 0.5
g−MgSO40,1g、 KH!PO41、Og、培
地容量6N<脱イオン水使用)を、101ジヤーに入れ
て滅菌した。培養温度28℃、通気量0.5vvm、回
転数60Orpm、培養時間5日間で培養を行った。培
養後、培養液を濾過し、得られた菌体210g (35
g / 1 )からn−ヘキサンで脂質を抽出した(粗
脂質84g、菌体含有量40%)。これをメチルエステ
ル化した後、GC−MSで分析したところ、イソミリス
チン酸、イソペンタデカン酸及びイソパルミチン酸が、
それぞれ40%、10%および10%含まれていた。
実施例2 使用菌株:コニデイオボラス・ヘテロスポラス(Con
idiobolus  heteros orus) 
AT CCl3161培地組成ニゲルコース100g、
大豆粉24 g 、Fe5Oa0.5g5Mg5Os 
0.1g、 KH□PO4,1,0g 、培地容量67
!(脱イオン水使用)を107!ジヤーに入れて1ll
lした。培養温度30’C1通気量0.5vvm、回転
数60Orpm、培養時間3日間で培養を行った。培養
後、培養液を濾過し、得られた菌体240g (40g
 / j! )からn−ヘキサンで脂質を抽出した(粗
脂質96g、菌体含有140%)。これをメチルエステ
ル化した後、GC−MSで分析したところ、イソミリス
チン酸、イソペンタデカン酸及びイソパルミチン酸が、
それぞれ45%、20%および15%含まれていた。
実施例3 使用菌株:コニディオボラス・ヘテロスポラス(Con
idiobolus  heteros orus) 
ATCC12586培地組成:廃糖蜜100 g、尿素
24g、イーストエキストラクト0.5g、 FeSO
40,5g−Mg5Oa 0.1g、K)12PO41
,Og 、培地容量61(脱イオン水使用)を10ルジ
ャーに入れて滅菌した。puは6.0と一定にして、培
養温度30℃、通気量0.5νvm、回転数60Orp
m、培養時間3日間で培養を行った。培養後、培養液を
濾過し、得られた菌体240g (40g / R)か
らn−ヘキサンで脂質を抽出した。(粗脂質96g、菌
体含有量40%)これをメチルエステル化した後、GC
−MSで分析したところ、イソミリスチン酸、イソペン
タデカン酸及びイソパルミチン酸が、それぞれ50%、
20%および20%含まれていた。
実施例4 本発明の養毛育毛剤の毛根細胞への賦活効果について試
験した。
下記組成のヘアトニックに本発明の(1)分枝飽和脂肪
酸のエチルエステル、(2)イソミリスチン酸トリグリ
セライド又は(3)リン脂質をそれぞれ2%混合した。
老年性脱毛症の患者20名を4つのクループに分けて、
(1肋)ら(3)までの試作品を1日1 mlずつを6
ケ月間使用した。
尚、対照として有効成分を含まないヘアトニックを残り
のグループに使用した。
エタノール  50重量% オリーブ油  1% ビタミンE   O,5% 安息香酸   0.1% 香料     微量 精製水    46.4% 表1 表1に示すように、本発明品の顕著な効果が認められ、
特に老人性の衰えた細胞に対して有効に働くことが認め
られた。
実施例5 本発明の養毛育毛剤の毛根細胞への賦活効果について試
験した。
下記組成のシャンプーに本発明の(11イソミリスチン
酸、(2)イソペンタデカン酸又は(3)イソパルミチ
ン酸をそれぞれ3%混ぜた。老年性脱毛症の患者20名
を4つのクループに分けて、+11から(3)までの試
作品を1日2mlずつ6ケ月間使用した。
尚、対照として有効成分を含まないシャンプーを残りの
グループに使用した。
シャンプー組成(重量%) ラウリルエーテル硫酸ナトリウム  5%ラウリル硫酸
トリエタノールアミン 5%精製水    87% 香料     微量 表2 表2に示すように、本発明品の脂肪酸に効果が見られる
が、特にイソミリスチン酸に顕著な効果が見られた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コニディオボラス属(¥Conidiobolu
    s¥sp.)を培養し、その菌体から脂肪酸を採取する
    ことを特徴とする炭素数14〜16の分枝飽和脂肪酸の
    製造法。
  2. (2)コニディオボラス属(¥Conidiobolu
    s¥sp.)を培養してその菌体から得られる炭素数1
    4〜16の分枝飽和脂肪酸を有効成分とすることを特徴
    とする養毛育毛剤。
JP63237530A 1988-09-24 1988-09-24 脂肪酸の製造方法および養毛育毛剤 Pending JPH0286788A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5730732A (en) * 1996-12-04 1998-03-24 Ethicon, Inc. Non-magnetic stainless steel surgical needle
JP2019500861A (ja) * 2015-11-28 2019-01-17 シムライズ アーゲー 分岐アルデヒドの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019500861A (ja) * 2015-11-28 2019-01-17 シムライズ アーゲー 分岐アルデヒドの製造方法
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