JPH0284968A - 防毒マスク用水冷器 - Google Patents

防毒マスク用水冷器

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Publication number
JPH0284968A
JPH0284968A JP63238078A JP23807888A JPH0284968A JP H0284968 A JPH0284968 A JP H0284968A JP 63238078 A JP63238078 A JP 63238078A JP 23807888 A JP23807888 A JP 23807888A JP H0284968 A JPH0284968 A JP H0284968A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
polymer
air
granular
absorptive polymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63238078A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Nagai
長井 健一
Kazunori Koba
木場 和則
Tadashi Kono
正 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
Priority to JP63238078A priority Critical patent/JPH0284968A/ja
Publication of JPH0284968A publication Critical patent/JPH0284968A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、火災現場などで着用される防毒マスクに組
み込まれる水冷器に関する。
従来技術およびその問題点 火災現場で消火活動に当たる消防士などは、しばしば高
温の空気を吸い込むことがある。また、有毒ガスの処理
剤として活性炭や酸化物が使用される場合には、有毒ガ
ス処理部で異常に発熱することがあり、この異常発熱に
よって加熱された高温空気を消防士などが吸い込むこと
がある。このように高温の空気を吸い込むと、咽喉を傷
めるおそれがある。
この発明は、上記の如き実情に鑑み、優れた保水力を有
する材料を使用することにより上記のような高温空気に
よる咽喉損傷の問題を解消することができる防毒マスク
用水冷器を提供することを目的とする。
問題点の解決手段 この発明による水冷器は、上記目的の達成のために、水
を含んだ吸水性ポリマーよりなる水冷剤が通気部に充填
されて構成されたものである。
ここで、吸水性ポリマーは、アクリル系ポリマー自体、
あるいはアクリル系ポリマーと他の高分子物質とのグラ
フト重合体をそれぞれ架橋して成る水不溶性の物質であ
る。上記グラフト重合体は、例えば、澱粉とアクリル系
ポリマーとのグラフト重合体、ポリ酢酸ビニルとアクリ
ル系ポリマーとのグラフト重合体などである。
このようなポリマーは、これ自体の数百倍(重量で)の
水を収蔵することができ、水溜めの役目を持ち得る。こ
の吸水性ポリマーに収められた収蔵水は、ポリマーに衝
撃を与えっても吸水性ポリマーから離水することがない
。ただし水は蒸発する。この吸水性ポリマーはポリマー
の一種であるので自在な形状を取ることができる。
上記吸水性ポリマーは、かくの如き性質を持っているの
で、優れた水冷剤を構成することができる。
水を含んだ吸水性ポリマーは凝集塊になるので、これを
水冷剤として効果的に機能させるには、通気性を損なわ
ないようにする必要がある。
このように通気性を持たせた水冷剤の例としては、下記
実施例1に示すように、吸水性ポリマーの粒状物どうし
の間に通気用の空間部を設けるように粒状固形物を介在
させたもの、実施例2に示すように、吸水性ポリマー製
繊維を他種の繊維と織り合わされて、通気用の空間部を
有する織布としたもの、実施例3に示すように、吸水性
ポリマーの粒状物を布製の細長い袋に詰め込んだもの、
実施例4に示すように、吸水性ポリマーの粒状物を布製
の支持片の細長い空胴部に詰め込んだものなどがある。
このような構造は、通気性をよくするのみならず、水溜
めの表面積を増大し、さらにはガスとの接触面積を増大
するので、水冷効果が向上せられる。
この吸水性ポリマーに収められた収蔵水にアルカリ例え
ばNaOHを含有させることもできる。このアルカリ水
によって、酸性ガス例えばHCIガスを吸収除去するこ
とも可能となる。
実  施  例 つぎに、この発明の実施例について、添付の図面に基づ
いて具体的に説明する。
実施例1 第1図において、この実施例゛では、水を含んだ吸水性
ポリマーは粒状物(1)の形態になされている。粒状物
(1)どうしの間には粒状固形物(2)が介在されて粒
状物(1)間に通気用の空間部(3)が設けられている
。これら粒状物(1)と粒状固形物(2)とからなる混
合物層(4)が両側から不織布(5)で保持されている
。こうして構成された充填物(17)が水冷器の通気部
に充填されている。
実施例2 第2図において、この実施例では、水を含んだ吸水性ポ
リマーは繊維(6)の形態になされている。この吸水性
ポリマー製繊維(6)と他種の繊維(7)例えば化学繊
維または植物繊維とが織り合わされて、通気用の空間部
(8)を有する織布(9)が製作されている。こうして
構成された織布(9)が複数枚重ね合わされて水冷器の
通気部に充填されている。
実施例3 第3図において、この実施例では、水を含んだ吸水性ポ
リマーはやはり一粒状物(10)の形態になされている
。別に布製の細長い袋(11)が用意され、この袋(1
1)に吸水性ポリマーの粒状物(10)が詰め込まれて
、袋(11)と吸水性ポリマーの粒状物(10〉とから
なる細長い充填物(12)が製作せれている。こうして
構成された複数本の充填物(12)が、千鳥状に配置さ
れて水冷器の通気部に充填されている。
実施例4 第4図において、この実施例では、水を含んだ吸水性ポ
リマーはやはり粒状物(13)の形態になされている。
別に細長い空胴部(14)を有する布製の支持片(15
)が用意され、この空胴部(14)に吸水性ポリマーの
粒状物(13)が詰め込まれている。こうして構成され
た複数枚の充填物(1B)が、粒状物(13)を詰め込
んだ空胴部(14)を千鳥状に配置させるように重ね合
わされて、水冷器の通気部に充填されている。
実施例5 第5図は、この発明による水冷器を用いた防毒マスクを
示すものである。同図(イ)のマスクは、吸収剤(18
)とフィルター(19)と水冷器(20)とを備えた吸
収かん(21)が、吸気弁(22)とマスク(23)と
排気弁(24)とを備えた面体(25)に、連結管(2
6)を介して接続されている隔離式の防毒マスクである
。同図(ロ)のマスクは、吸収かん(21)と面体(2
5)が、連結管(2B)を介さずに直接接続されている
直結式の防毒マスクである。
発明の効果 この発明による水冷器は、優れた保水力を有する含水ポ
リマーを水冷剤として使用したものであるので、高い水
冷効率を発揮することができる。したがって、本書冒頭
で説明したような高温空気による咽喉損傷の問題を効果
的に解消することができる。また、吸水性ポリマーに収
められた収蔵水は、同ポリマーの優れた保水力のために
ポリマ〜から離水することがなく、したがって水で有毒
ガス処理剤の作用を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示すもので、第1図は水冷剤
の断面図、第2図は水冷剤の斜視図、第3図(イ)およ
び(ロ)は水冷剤の縦断面図および横断面図、第4図は
水冷剤の斜視図、第5図(イ)および(ロ)はそれぞれ
この発明による水冷器を用いた防毒マスクを示す概略図
である。 (1)・・・吸水性ポリマーの粒状物、(2)・・・粒
状固形物、(3)・・・通気用の空間部、(4)・・・
混合物層、(5)・・・不織布、(6)・・・吸水性ポ
リマーの繊維、(7)・・・他種の繊維、(8)・・・
通気用の空間部、(9)・・・織布、(10)・・・吸
水性ポリマーの粒状物、(11)・・・袋、(12)・
・・細長い充填物、(13)・・・吸水性ポリマーの粒
状物、(14)・・・細長い空胴部、(15)・・布製
の支持片、(16)・・・充填物、(17)・・・充填
物。 以  上 特許出願人   日立造船 株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水を含んだ吸水性ポリマーよりなる水冷剤が通気部に充
    填されている防毒マスク用水冷器。
JP63238078A 1988-09-21 1988-09-21 防毒マスク用水冷器 Pending JPH0284968A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63238078A JPH0284968A (ja) 1988-09-21 1988-09-21 防毒マスク用水冷器

Applications Claiming Priority (1)

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JP63238078A JPH0284968A (ja) 1988-09-21 1988-09-21 防毒マスク用水冷器

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Publication Number Publication Date
JPH0284968A true JPH0284968A (ja) 1990-03-26

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ID=17024830

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63238078A Pending JPH0284968A (ja) 1988-09-21 1988-09-21 防毒マスク用水冷器

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JP (1) JPH0284968A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5519615B2 (ja) * 1972-01-17 1980-05-27
JPS5540840B2 (ja) * 1976-01-07 1980-10-20

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5519615B2 (ja) * 1972-01-17 1980-05-27
JPS5540840B2 (ja) * 1976-01-07 1980-10-20

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