JPH0284484A - 自動車等の塗装下地処理剤 - Google Patents
自動車等の塗装下地処理剤Info
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- JPH0284484A JPH0284484A JP23546888A JP23546888A JPH0284484A JP H0284484 A JPH0284484 A JP H0284484A JP 23546888 A JP23546888 A JP 23546888A JP 23546888 A JP23546888 A JP 23546888A JP H0284484 A JPH0284484 A JP H0284484A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は自動車を修理する際の塗装下地処理に関するも
ので、適度の粒径と脆弱剥離性を有するけいそう土粒子
等を洗浄研磨材として採用する。
ので、適度の粒径と脆弱剥離性を有するけいそう土粒子
等を洗浄研磨材として採用する。
（従来の技術）
従来の塗装下地処理は、ペーパーサウンドによる塗膜の
汚れや塗膜表面への擦過傷痕の刻設、コン・ぐランドに
よる塗膜の洗浄、シンナーによる脱脂処理、そしてシリ
コーンオフ剤による一層の脱脂という行程が普通である
。この作業は根気と経験が必要とされ、特にタッチアッ
プ処理（局所的に新盆装）では旧盆装面と新盆装面の境
界領域（ぼかし領域）に細心の注意が払われる。
汚れや塗膜表面への擦過傷痕の刻設、コン・ぐランドに
よる塗膜の洗浄、シンナーによる脱脂処理、そしてシリ
コーンオフ剤による一層の脱脂という行程が普通である
。この作業は根気と経験が必要とされ、特にタッチアッ
プ処理（局所的に新盆装）では旧盆装面と新盆装面の境
界領域（ぼかし領域）に細心の注意が払われる。
（発明の解決すべき課題）
シンナー等の有機溶剤は揮発性のため作業環境を悪化さ
せる許シか、塗膜の汚れや油成分を単に希釈するだけで
、脱脂作用は本来が不充分なものである。この有機溶剤
を廃し、代りに研磨剤で塗膜の洗浄・研磨を行うべく、
種々の研磨剤が検討されたが、塗膜を必要以上に傷つけ
易く、下地処理には不適であった。本発明は、けいそう
土粒子（珪酸塩）や炭酸カルシウム粒子を研磨剤に利用
することで、下地処理に充分使用しえることを知得しだ
もので、以下図面に基づいて詳しく説明する。
せる許シか、塗膜の汚れや油成分を単に希釈するだけで
、脱脂作用は本来が不充分なものである。この有機溶剤
を廃し、代りに研磨剤で塗膜の洗浄・研磨を行うべく、
種々の研磨剤が検討されたが、塗膜を必要以上に傷つけ
易く、下地処理には不適であった。本発明は、けいそう
土粒子（珪酸塩）や炭酸カルシウム粒子を研磨剤に利用
することで、下地処理に充分使用しえることを知得しだ
もので、以下図面に基づいて詳しく説明する。
（課題を解決する手段）
平均粒径が５Ｑ７ｚｍ以下で塗装下地の塗膜等にこすら
れると分断せず単に粒径が縮小（脆弱剥離性）するけい
そう土粒子（珪酸塩）や炭酸カルシウム粒子からなる研
磨剤と、直鎖アルキルベンゼンスルホネートと脂肪酸プ
ルカッ−ルアミドからなる界面活性剤と、硫酸パン士と
キレート形成剤からなる安定剤と、リン酸塩と、水とを
配合して塗装下地処理剤を調合する。研磨剤の平均粒径
が１０μｍ前後のノ・−ドタイプと、４１ｔｍ前後のソ
フトタイプを標準品とする。
れると分断せず単に粒径が縮小（脆弱剥離性）するけい
そう土粒子（珪酸塩）や炭酸カルシウム粒子からなる研
磨剤と、直鎖アルキルベンゼンスルホネートと脂肪酸プ
ルカッ−ルアミドからなる界面活性剤と、硫酸パン士と
キレート形成剤からなる安定剤と、リン酸塩と、水とを
配合して塗装下地処理剤を調合する。研磨剤の平均粒径
が１０μｍ前後のノ・−ドタイプと、４１ｔｍ前後のソ
フトタイプを標準品とする。
（作 用）
下地処理剤を含浸したウェスを塗装下地面にこすりつけ
ると、界面活性剤の働きと、多孔質のけいそう土粒子の
研磨作用により、塗膜表面の汚れや油を剥離し、適度の
擦過傷痕（スリキズ）をその表面に刻設する。平均粒径
が５０μｍ以下の多孔質からなるけいそう土粒子は、そ
れ自身が適度の脆弱剥離性を有し、塗膜から受ける反力
で次第に表面が削りとられ粒径を縮小するため、逆に塗
膜は従来の研磨剤のように削り過ぎられることなく、そ
の表面を清浄化される。また、多孔質のけいそう土粒子
は多量の水分を内包するため、塗膜とのあいだで水の潤
滑作用が円滑に行なわれ、適度の研磨効果が発揮される
。平均粒径が１０μｍ前後のハードタイプは下地処理の
洗浄・研磨に利用され、４Ｂｍ前後のソフトタイプは塗
装仕上面の洗浄に利用される。
ると、界面活性剤の働きと、多孔質のけいそう土粒子の
研磨作用により、塗膜表面の汚れや油を剥離し、適度の
擦過傷痕（スリキズ）をその表面に刻設する。平均粒径
が５０μｍ以下の多孔質からなるけいそう土粒子は、そ
れ自身が適度の脆弱剥離性を有し、塗膜から受ける反力
で次第に表面が削りとられ粒径を縮小するため、逆に塗
膜は従来の研磨剤のように削り過ぎられることなく、そ
の表面を清浄化される。また、多孔質のけいそう土粒子
は多量の水分を内包するため、塗膜とのあいだで水の潤
滑作用が円滑に行なわれ、適度の研磨効果が発揮される
。平均粒径が１０μｍ前後のハードタイプは下地処理の
洗浄・研磨に利用され、４Ｂｍ前後のソフトタイプは塗
装仕上面の洗浄に利用される。
（実施例）
平均粒径が１０ｔｔｍ前後のけいそう土粒子（珪酸塩）
ｉ５０重ｉ％、直鎖アルキルペンスルホネートと脂肪酸
アルカノールアミドからなる界面活性剤を６重量％、硫
酸パン土とキレート形成剤（例えばグルコン酸ノーダ）
からなる安定剤を３重量％、そしてリン酸塩を０．７５
重量％、残部を水とする下地処理剤を調合する。ソフト
タイプは平均粒径が４μｍ前後のけいそう土粒子あるい
は炭酸カルシュウム粒子を研磨剤に使用するもので、そ
の他の配合割合は上記・・−ドタイプと同じである。研
磨剤やリン酸塩のアルコール不溶物質は３０〜７０重量
％、界面活性剤は５〜９重量％、安定剤は３〜６重量％
、残部は水の配合割合が好ましい。
ｉ５０重ｉ％、直鎖アルキルペンスルホネートと脂肪酸
アルカノールアミドからなる界面活性剤を６重量％、硫
酸パン土とキレート形成剤（例えばグルコン酸ノーダ）
からなる安定剤を３重量％、そしてリン酸塩を０．７５
重量％、残部を水とする下地処理剤を調合する。ソフト
タイプは平均粒径が４μｍ前後のけいそう土粒子あるい
は炭酸カルシュウム粒子を研磨剤に使用するもので、そ
の他の配合割合は上記・・−ドタイプと同じである。研
磨剤やリン酸塩のアルコール不溶物質は３０〜７０重量
％、界面活性剤は５〜９重量％、安定剤は３〜６重量％
、残部は水の配合割合が好ましい。
軽石のような微細な多孔質けいそう土粒子は、外力を受
けると分断することなく、その表面が削りとられ次第に
粒径を縮小するもので、従来の研磨剤のように塗膜を必
要以上に剥離・損傷する虞れはない。この下地処理剤を
含んだウェスを、自動車、電車、航空機の下地処理面に
擦りつけ、塗膜を洗浄・研磨する。けいそう土粒子が塗
膜に付着している汚れや油を剥離し、仕上げ塗料の付着
力を向上する擦過傷痕を刻設する。
けると分断することなく、その表面が削りとられ次第に
粒径を縮小するもので、従来の研磨剤のように塗膜を必
要以上に剥離・損傷する虞れはない。この下地処理剤を
含んだウェスを、自動車、電車、航空機の下地処理面に
擦りつけ、塗膜を洗浄・研磨する。けいそう土粒子が塗
膜に付着している汚れや油を剥離し、仕上げ塗料の付着
力を向上する擦過傷痕を刻設する。
この研磨を充分に済ませたのち、研磨面を水洗いして下
地処理剤等を洗い流す。
地処理剤等を洗い流す。
本発明の下地処理と従来の有機溶剤使用の処理方法との
比較を表（４）にて示す。樹脂研磨処理とは、自動車の
プラスチックバンパー等の樹脂製品の下地処理のことで
、本発明では５０μｍ以下のけいそう土粒子による処理
面への擦過傷痕が充分に形成されるために、新しい塗膜
の付着性は極めて強く、樹脂製品を折曲しても新しい塗
膜のきれつや剥離現象は発生しない。タッチアンプ処理
とは、例えば自動車のドアの一部（局所）のみ塗装し直
す場合であり、従来処理では局所周辺のボカシ領域処理
に高度の経験が要求されている。本発明の処理ではドア
全体を清浄・研磨して新しい塗膜を形成することが可能
になり、ポカン領域処理は不用になる。
比較を表（４）にて示す。樹脂研磨処理とは、自動車の
プラスチックバンパー等の樹脂製品の下地処理のことで
、本発明では５０μｍ以下のけいそう土粒子による処理
面への擦過傷痕が充分に形成されるために、新しい塗膜
の付着性は極めて強く、樹脂製品を折曲しても新しい塗
膜のきれつや剥離現象は発生しない。タッチアンプ処理
とは、例えば自動車のドアの一部（局所）のみ塗装し直
す場合であり、従来処理では局所周辺のボカシ領域処理
に高度の経験が要求されている。本発明の処理ではドア
全体を清浄・研磨して新しい塗膜を形成することが可能
になり、ポカン領域処理は不用になる。
表（４）
ワックス除去処理に有機溶剤（シンナー）を使用するこ
とは、単にワックスを薄くのばすだけであり、本当の意
味での除去にはならない。本発明の下地処理剤による清
浄・研磨で塗膜に付着していたワックスは剥離し、最後
の水洗いにより全て流される。この表（Ｎにより作業時
間は従来下地処理の所要時間の１／６〜１／１゜で済む
ことになり、作業効率は著るしく向上する。
とは、単にワックスを薄くのばすだけであり、本当の意
味での除去にはならない。本発明の下地処理剤による清
浄・研磨で塗膜に付着していたワックスは剥離し、最後
の水洗いにより全て流される。この表（Ｎにより作業時
間は従来下地処理の所要時間の１／６〜１／１゜で済む
ことになり、作業効率は著るしく向上する。
（効果）
要するに、本発明は平均粒径が５０ｔｔｍ以下のけいそ
う土粒子等からなる研磨剤と、界面活性剤と、水とから
なる洗浄研磨液（下地処理剤）を、ウェス等に含浸させ
、塗装下地面の塗膜にこのウェス等を擦シつけ、水によ
る潤滑作用と、けいそう土粒子表面の脆弱剥離性により
、塗膜に付着する汚れや油等を除去しつつ、適度の擦過
傷痕（スリキズ）を塗膜に刻設し、水洗いによシこれら
を流し去るため、理想的な清浄・研磨面を簡単に形成で
き、塗装作業の効率を著るしく向上させる。また、リン
酸塩は鉄等の下地面と反応してリン酸皮膜を形成し、サ
ビの発生防止や塗膜の付着性を向上させる。
う土粒子等からなる研磨剤と、界面活性剤と、水とから
なる洗浄研磨液（下地処理剤）を、ウェス等に含浸させ
、塗装下地面の塗膜にこのウェス等を擦シつけ、水によ
る潤滑作用と、けいそう土粒子表面の脆弱剥離性により
、塗膜に付着する汚れや油等を除去しつつ、適度の擦過
傷痕（スリキズ）を塗膜に刻設し、水洗いによシこれら
を流し去るため、理想的な清浄・研磨面を簡単に形成で
き、塗装作業の効率を著るしく向上させる。また、リン
酸塩は鉄等の下地面と反応してリン酸皮膜を形成し、サ
ビの発生防止や塗膜の付着性を向上させる。
Claims (2)
- （１）平均粒径が５０μｍ以下で塗装下地の塗膜等にこ
すられると分断せずに単に粒径が縮小する珪酸塩や炭酸
カルシュウムの研磨剤と、直鎖アルキルベンゼンスルホ
ネート等からなる界面活性剤と、硫酸パン土等の安定剤
と、リン酸塩と、水とからなる、自動車等の塗装下地処
理剤。 - （２）平均粒径が１０μｍまたは４μｍ前後の研磨剤を
４０〜６０重量％の割合とする、請求項１記載の自動車
等の塗装下地処理剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23546888A JPH0284484A (ja) | 1988-09-20 | 1988-09-20 | 自動車等の塗装下地処理剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23546888A JPH0284484A (ja) | 1988-09-20 | 1988-09-20 | 自動車等の塗装下地処理剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0284484A true JPH0284484A (ja) | 1990-03-26 |
Family
ID=16986534
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23546888A Pending JPH0284484A (ja) | 1988-09-20 | 1988-09-20 | 自動車等の塗装下地処理剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0284484A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0483879A (ja) * | 1990-07-24 | 1992-03-17 | Yamaguchi Kogyo:Kk | 自動車等のアルミ合金パネルの下地処理方法 |
| US5245734A (en) * | 1989-11-14 | 1993-09-21 | Battelle Memorial Institute | Multilayer piezoelectric actuator stack and method for its manufacture |
| US6815009B1 (en) * | 2002-12-06 | 2004-11-09 | Magic Auto Touch Up, Inc. | Automotive paint scratch repair process |
-
1988
- 1988-09-20 JP JP23546888A patent/JPH0284484A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5245734A (en) * | 1989-11-14 | 1993-09-21 | Battelle Memorial Institute | Multilayer piezoelectric actuator stack and method for its manufacture |
| JPH0483879A (ja) * | 1990-07-24 | 1992-03-17 | Yamaguchi Kogyo:Kk | 自動車等のアルミ合金パネルの下地処理方法 |
| US6815009B1 (en) * | 2002-12-06 | 2004-11-09 | Magic Auto Touch Up, Inc. | Automotive paint scratch repair process |
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