JPH028409A - 水面浮遊物の除去装置 - Google Patents

水面浮遊物の除去装置

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JPH028409A
JPH028409A JP15625288A JP15625288A JPH028409A JP H028409 A JPH028409 A JP H028409A JP 15625288 A JP15625288 A JP 15625288A JP 15625288 A JP15625288 A JP 15625288A JP H028409 A JPH028409 A JP H028409A
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float
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jellyfish
water surface
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JP15625288A
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JPH0423048B2 (ja
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Yoshinao Tomizuka
冨塚 義尚
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TOZUKA SEISAKUSHO KK
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TOZUKA SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は水面に浮遊するクラゲや廃油、藻などを除去す
る装置に関するものである。
(従来の技術) 一般に定置網で魚を取る場合、例えば第6図に示すよう
に、海岸から垣根のように一方を開口した垣網/を沖に
張シ出して魚の通路を遮断し、これに沿って魚をかこい
網コに誘導し、数綬の船3で網ダを四方から巻き上げて
、魚をとることが行われズいる。
この定置網漁で、網yを巻き上げて行くときに、多数の
クラゲが浮遊し、このクラゲを取シ除いてから網夕にと
らえられた魚を船3の上にすくい上げている。
この場合、従来は網りを巻き上げてクラゲが浮上してき
たら、網ダの一部を開いてクラゲを逃がしていた。
しかしながらクラゲは、かこい網コの中に逃がすので逃
げ場なく、何回も漁を繰シ返しているうちに、次第にク
ラゲが多くなり、その除去に手間がかかるばかりでなく
、酸欠によって魚があばれるなど定置網漁における大き
な問題であった。
このため、本発明者は、船の上に吸上げポンプを取付け
、船の上からポンプに接続した吸上げホースで、水面に
浮上してきたクラゲを吸弓し、排水ホースで、かこい網
の外側まで導いて排除する装置を開発して実験を行った
しかしながら、この方法では波のうねりによって船や海
面がゆれるので、吸引ホースの先端をクラゲが浮いてい
る海面近くに挿入することが難しく、海水を多量に吸上
げてしまい、除去効果が悪かった。
また船上から吸上げホースを操作するので、海水を吸上
げて重くなり、操作性が悪い上、吸上げポンプも大型化
しないと大量の海水を吸上げることができず、実用化は
難しかった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明はかかる点に鑑みなされたもので、装置を水面に
浮遊させ、排水ホースも水中を通すので、モーターの動
力も少なく、装置も小型で、水面に浮遊しているクラゲ
や廃油、藻などを確実に吸引除去することができる水面
浮遊物の除去装置を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明はフロートにモーターを取付け、このモーターの
回転軸をフロートの下部に取付けたケーシング内に突設
すると共に、このケーシングの周側面に吸込口を開口し
、この吸込口の下方の前記回転軸の先端に回転羽根を接
続し、且つ回転羽根の下方に、排出ホースに接続する排
出口を設けたことを特徴とするものである。
更に本発明は、回転羽根にカッターを形成したものでも
良い。
(作 用) 装置を水面に投入すると、フロートによシ装置が水面に
浮かび、排水ホースは所定のpfIまで水中を通して導
いておく。
この状態でモーターを回転させると、回転羽根が回転し
、水面近傍に浮遊しているクラゲや廃油、藻などをハウ
ジングの側面に形成した吸込口から水と共に吸込み、下
方に送って下部の排出口から水中に浮かばせた排水ホー
スを通って排出される。
この場合、回転羽根にカッターを形成すればクラゲなど
をスライスして排出し、繁殖を抑えることができる。
また水面に浮かばせ、横方向から水を吸込んで下方に送
るので、始動時の呼び水も不要で七ターも小型のもので
十分である。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第5図を参照して
詳細に説明する。
図において5はフロートで、ステンレス板で中空コマ状
に形成され、上部に点検蓋乙が取付けられている。
このフロートsの内部には油圧モーター7が下向きに取
付けられ、油圧ホース8を介して図示しない船上の油圧
ポンプに接続されている。
フロートSの下部には第2図に示すように円筒状のハウ
ジンゲタが接続され、この上部に70−ト5の底部を塞
ぐモーター7ランジ/θが接合され、ここに油圧モータ
ー7が取付けられている。
ハウジンゲタの中央部には、上部がモーターフランジ1
0に接続する軸受//が取付けられここにモーター70
回転軸/2が挿着されている。
第4図に示すように取付けられている。
またこの回転羽根/lIを囲むハウジンゲタの外周には
上面が下方に向って傾斜したカサ状のツバ部/Sが接合
されている。
また回転羽根/IIの取付部よυ上方のハウジンゲタの
局面には4ケ所の吸込口/乙・・・が開口され、この吸
込口/乙の外側のフロートSとツバ部/Sとの間に第3
図に示すように湾曲した4枚の案内羽根/7・・・が取
付けられ装置の回転を防止するようになっている。
また前記回転羽根/lの下部には渦の発生を防止する複
数枚の靜Bigが固定されている。
更にこの静翼/gの下方のハウジング9の側面には排出
口/9が開口され、ここに排水ホース20が接続される
ようになっている なお図においてaノはスタンドで、陸上や船の上に置い
ておく場合に装置を支持するものである。また22はフ
ロートSの上面に接続したロープである。
次に上記装置の使用方法を説明すると、例えば定置網漁
で網を絞って巻き上げてきたとき、第5図に示すように
海面コ3に、クラゲ2’lが浮き上ってくる。
このとき、ロープ22,2.2を持って除去装置を投入
すると、フロートSによって海面23に浮く、また排水
ホース20には、予め適宜の間隔でフロート、25を接
続しておき、排水ホース20を海中に浮かばせた状態で
その先端をかこい網−〇外側に引き出しておく。
この状態で船上の油圧ポンプを作動させると油圧ホース
Sを通して油圧が送られ、油圧モーター7が回転し、回
転羽根/lも同時に回転する。
この結果、吸込口/6から海面近傍の海水がハウジンゲ
タ内に吸込まれ、下側に流れて排出口/9から排水ホー
ス20に導かれる。
海面23に浮遊しているクラゲ241は、海水と共に吸
込口/乙からハウジンゲタ内に吸込まれ、回転羽根/l
Iのカッター/夕によシ細くスライスされ、排水ホース
−〇を通ってかこい網コの外側に排出される。
また案内羽根/7は回転羽根/lの回転方向と反対に湾
曲しているので装置の回転が防止され、また回転羽lA
11Iの下方に設けた靜iitigによって渦の発生が
防止される。
このようにしてロープココを引張υながら移動させて行
くことによυ、海面コ3に浮上したクラゲ2’lを効率
良く除去でき、しかもカット73によりスライスしてし
まうのでクラゲJ+の繁殖も防止することができる。
また本発明は波のうねりがあっても、常に海面23に浮
いており、しかも船上からはロープ2−で引張って操作
するだけであるので、効率良くクラゲJ4を捕集するこ
とができる。
また通常のポンプは水を下から上方に吸上げるために使
用するので吸上げ量に応じて大型のものを使用し、呼び
水も必要であるが、本発明では、海面コ3の海水を横方
向から吸込んで下方に送シ、しかも排水ホース−〇は海
中に浮かせであるので呼び水も不要で、高低差がなく、
油圧モーター7は出力の小さな小型のもので充分である
また使用するモーターは油圧モーター7に限らず電動モ
ーターを用いても良い− なお上記実施例ではカサ状のツバ部15の上面を外側に
向って下方に傾斜させたものについて示したが、上方に
向けて海面コ3の海水を効率良く吸込む形状にしても良
い。
また上記説明ではクラゲ2’lを除去する場合について
示したが、池に発生する藻の除去や、海面に流出した廃
油の捕集にも利用でき、この場合には回転羽根にカッタ
ーを設けていなくても良い。
(発明の効果) 以上説明した如く、本発明に係る水面浮遊物の除去装置
によれば、装置を水面に浮遊させ、排水ホースも水中を
通すので、モーターの動力も少なく装置も小型で、水面
に浮遊しているクラゲや廃油、藻などを確実に吸引除去
することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は除去装置の斜視図、第2図はその縦断正面図、第
3図は吸込口の横断平面図第4図は回転羽根の拡大平面
図、第5図は使用状態を示す説明図、第6図は定置網漁
を示す説明図である。 /・・・垣 網 3・・・船 左・・・フロート デ・・・ハウジング /3・・・カッター /乙・・・吸引口 20・・・排水ホース λ・・・かこい網 l・・・網 7・・・油圧モーター /コ・・・回転軸 /l・・・回転羽根 /9・・・排出口 2.2・・・ロープ コ3・・・海 面 −り・・・クラゲ C)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フロートにモーターを取付け、このモーターの回
    転軸をフロートの下部に取付けたケーシング内に突設す
    ると共に、このケーシングの周側面に吸込口を開口し、
    この吸込口の下方の前記回転軸の先端に回転羽根を接続
    し、且つ回転羽根の下方に、排出ホースに接続する排出
    口を設けたことを特徴とする水面浮遊物の除去装置。
  2. (2)回転羽根にカッターが形成されていることを特徴
    とする請求項1記載の水面浮遊物の除去装置。
JP15625288A 1988-06-24 1988-06-24 水面浮遊物の除去装置 Granted JPH028409A (ja)

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JP15625288A JPH028409A (ja) 1988-06-24 1988-06-24 水面浮遊物の除去装置

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JP15625288A JPH028409A (ja) 1988-06-24 1988-06-24 水面浮遊物の除去装置

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Publication Number Publication Date
JPH028409A true JPH028409A (ja) 1990-01-11
JPH0423048B2 JPH0423048B2 (ja) 1992-04-21

Family

ID=15623719

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JP15625288A Granted JPH028409A (ja) 1988-06-24 1988-06-24 水面浮遊物の除去装置

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Cited By (2)

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JP2008175014A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Chugoku Electric Power Co Inc:The 懸濁物質除去装置
JP2008296110A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Tohatsu Corp クラゲ除去方法及び装置

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Family Cites Families (1)

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JPS5853294B2 (ja) * 1974-08-21 1983-11-28 ミノルタ株式会社 ソクコウカイロ

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JPH0423048B2 (ja) 1992-04-21

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