JPH0283871A - トランスデューサ支持装置および回転円板型記録装置 - Google Patents

トランスデューサ支持装置および回転円板型記録装置

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JPH0283871A
JPH0283871A JP63235290A JP23529088A JPH0283871A JP H0283871 A JPH0283871 A JP H0283871A JP 63235290 A JP63235290 A JP 63235290A JP 23529088 A JP23529088 A JP 23529088A JP H0283871 A JPH0283871 A JP H0283871A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は回転形記憶装置のトランスデユーサ支持装置に
係り、特にトランスデユーサの浮上量が小さく、シーク
速度の大きい高密度記憶装置に好適なトランスデユーサ
支持装置に関する。
〔従来の技術〕
回転形記憶装置は、たとえば特公昭58−22827号
公報に開示されているように1回転する記憶媒体と、こ
の記憶媒体に対して浮上した状態で情報の読み書きをす
るトランスデユーサと、該トランスデユーサを支持する
トランスデユーサ支持装置と、該トランスデユーサを前
記記憶媒体の希望する任意の半径位置にアクセスし、か
つそこに保持するアクセス機構とを具備している。そし
て、前記トランスデユーサ支持装置は、低可撓性横粋に
よって連結される2つの外側可撓性指部を形成する矩形
切欠部と、前記横枠から前記切欠部へ向けて延設される
可撓体中央舌状部とを有する柔構造支持体と、前記柔構
造支持体を支持する弾性部と荷重用ビーム部とを有する
剛構造支持体とこの剛構造支持体と前記柔構造支持体の
中央舌状部との間に配設さ九た荷重用突起部とを具備し
て剛性アームを介して前記アクセス機構に結合され。
前記中央舌状部にトランスデユーサを搭載したエア・ベ
アリング・スライダ(以下スライダという)が取付けら
れている。
前記荷重用ビームには、支持装置長手方向の両側端部に
前記支持装置長手方向に平行なフランジ要素が設けられ
、横断面はコの字形状をなしている。上記剛構造支持体
と、これに接合された柔構造支持体とをまとめて支持ば
ねという。
トランスデユーサを回転する記憶媒体の任意の半径位置
にアクセスするシーク時には、アクセス機構から記憶媒
体の半径方向の駆動力がトランスデューサ支持装置に加
えられる。該駆動力によって、トランスデユーサ支持装
置は加速・等速保持並びに減速される。
また、アクセス機構の構造に起因した加振力がシーク時
に発生し、シータ方向の力を含むこの加振力が剛性アー
ムを介して、トランスデユーサ支持装置に入ってくる。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述した従来のトランスデユーサ支持装置では以下に述
べるように、シーク時、前述の駆動力やアクセス機構に
起因する加振力が加えられたときトランスデユーサ支持
装置がその構造体の固有振動モードで振動し、スライダ
の浮上風変動が発生する点について配慮されていなかっ
た。
すなわち、従来は浮上量の時間的変化を高速で精密に測
定する手段、したがって、さらにスライダの左右の浮上
面の前後の浮上量の時間的変化を同時に測定してスライ
ダのピッチングおよびローリング運動を見出す手段がな
かったために、前記の現象に対する十分な配慮ができな
かったのである。なおここでいう高速で精密な浮上風変
動の測定とは、たとえば0.2ms以内に発生する0、
01μm程度の浮上風変動を0.05m5乃至0.1m
s及び0.001μm以上の分解能で測定することを言
っている。
従来、シーク時の浮上量変動低減に対する配慮が不足し
ていた第2の理由は、浮上量がシーク時の見積り変動量
に比較するとまだ十分大きかったためである。すなわち
、従来の浮上量は0.4μm乃至1μmあったのに対し
、浮上量変動量は0.01μm乃至0.03μmと考え
られていたため1重大な障害要因とは考えられなかった
のである。ところが、最近記憶密度が高密度化するに伴
って浮上量を0.2μm乃至0.3μmと微小化するこ
とが必要になり、一方でアクセス時間短縮のためにシー
ク加速度が大になり、シーク時の浮上風変動が従来より
も大きくなることが予想されるようになったことから、
シーク時の浮上量の変動について十分な配慮が必要にな
ったのである。
次にシーク時の浮上風変動の発生原因についてはじめに
荷重用ビームの中心軸とスライダ浮上レール中心線が直
角のタイプのトランスデユーサについて述べる。
シーク時5アクセス機構から半径方向の駆動力が剛性ア
ーム部を介してトランスデユーサ支持装置に加えられる
。同時にアクセス機構の走行面などの可動接触部などか
ら駆動方向以外の方向の加振力も含む加振力が発生し、
前記駆動力と同様に剛性アーム部を介してトランスデユ
ーサ支持装置に加わる。この両者の力は、アクセス機構
および剛性アーム部の固有振動モードを励振するため、
剛性アーム部のトランスデユーサ支持装置の取付部から
トランスデユーサ支持装置にシータ方向の加振力の他に
その直角方向の2軸、および回転などさまざまな方向の
加振力が加わることになる。
その結果、トランスデユーサ支持装置の固有振動モード
を励振しトランスデユーサ支持装置が振動するため、ス
ライダが浮上量変動を引き起こすわけであるが、このト
ランスデユーサの固有振動モードのうち、面外曲げ及び
面外のねしり振動モードは従来から知られ対策が検討さ
れているが、シーク時にはそれ以外に面内曲げモードが
励振され、シーク時に大きな浮上量変動を引き起こすこ
とが判明した。このモードは、トランスデユーサ支持装
置の先端(スライダを取付けた側)が媒体面と平行に振
動するモードである。
特に、従来のトランスデユーサ支持装置の剛構造支持体
は薄肉材が使われ、荷重ビーム部の横断面は溝形断面に
なっている。この薄肉の溝形断面のせん断中心は、溝形
断面の溝底の外のずっと離れた位置になる。したがって
前述した面内曲げモードで振動すると、剛構造支持体は
、ねじれを伴って振動することになり、柔構造支持体に
、振動方向の力とねじれのモーメン1〜が加わる。この
結果この加振力がスライダをピッチング運動させ、大き
な浮上量変動を引きおこす。
従来のトランスデユーサ支持装置には前述したように、
剛構造支持体の面内振動モードに対する横断面のせん断
中心位置が、剛構造支持体から大きく離れていることに
対する配慮が不十分で、シ一り時の浮上量の変動が大き
い問題があった。
一方、荷重用ビームの中心軸とスライダ浮上レール中心
線が平行なインラインタイプのトランスデユーサ支持装
置においてはシーク時のアクセス機構からの半径方向の
駆動力が直接前述した剛構造支持体の面内曲げモードを
励振するため、せん断中心は同じでも加振力が大きいた
めに、せん断中心によるねじれは大きく現われ、スライ
ダは大きな浮上量変動を起こす。インラインタイプの場
合、スライダはローリング運動を起こし、浮上量変動と
同時にオフトラック方向のずれも問題となる。
本発明の課題は、シーク時におけるトランスデユーサ搭
載手段の浮上量変動を減少し、トランスデユーサ搭載手
段と記憶媒体の接触の可能性を低減するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題は、弾性部と該弾性部に連なる荷重ビーム部
とを有する剛構造支持体と、前記荷重ビム部に重わ接合
された柔構造支持体と5前記柔構造支持体に取付けられ
たトランスデユーサ搭載手段と、を備えたトランスデユ
ーサ支持装置に、前記剛構造支持体と前記柔構造支持体
が接合された構造の少なくとも一部分に、前記剛構造支
持体の長手方向に垂直な断面における剪断中心と前記構
造支持体の重ね接合面の距離を低下させる手段を備える
ことにより達成される。
剪断中心と重ね接合面の距離を低下させる手段が、柔構
造支持体に設けられた溝形断面部材である請求項1に記
載のトランスデユーサ支持装置としてもよく、剪断中心
と重ね接合面の距離を低下させる手段が、剛構造支持体
に設けられた溝形断面部材である請求項1に記載のトラ
ンスデユーサ支持装置としてもよい。
また、溝形断面部材が1曲げ加工により接合部と一体に
形成されている請求項2に記載のトランスデユーサ支持
装置としてもよい。
また、剛構造支持体の長手方向に沿う両側端に設けられ
たフランジ部の高さを変化させて剪断中心と重ね接合面
の距離を低下させる手段とした請求項1に記載のトラン
スデユーサ支持装置としてもよい。
また、溝形断面部材に、該溝形のフランジ間の幅が変化
する部分と一定の部分とが設けられている請求項3に記
載のトランスデユーサ支持装置としてもよい。
さらに、請求項1乃至6に記載のトランスデユーサ支持
装置が装着されている回転円板形記録装置としてもよい
弾性部と該弾性部に連なる荷重ビーム部とを有する剛構
造支持体と、前記荷重ビーム部に重ね接合さ九た柔構造
支持体とを備えたトランスデユーサ用の支持ばねの重ね
接合部の前記重ね接合部の荷重ビーム部および柔構造支
持体に溝形断面部材を備えてもよい。
〔作用〕
剛構造支持体の柔構造支持体接合部には、シーク時、シ
ーク加速度により、剛構造支持体の面内曲げモードの振
動が励振され、ねじれによる回転モーメントが他の力と
同時に作用する。このねじれに起因する回転モーメント
は、剛構造支持体の中心軸に対する横断面のせん断中心
と接合面との距離に比例しており、せん断中心を接合面
に近ずけることにより、ねじれを防止し、回転モーメン
トを小さく押さえることができる。
これにより、シーク時のスライダの浮」1量変動が軽減
される。
溝形断面をなす剛構造支持体と同様に溝型断面をなす柔
構造支持体が重ね接合されると、それぞれの支持体のせ
ん断中心が接合面に対して、反対側になるため、互いに
打ち消し合い、組み合わされた構造のせん断中心は、そ
れぞれのせん断中心よりも接合面に近ずく。
溝形断面の構造の場合、せん断中心と溝形の背面の距離
は溝形のフランジ部の高さがひくい程、かつ、フランジ
間の幅が小さい程、小さくなる。
溝形断面の剛構造支持体においては、そのフランジの高
さの減少およびまたはフランジ間の幅の減少により、せ
ん断中心と接合面となる溝形背面の距離が小さくなる。
〔実施例〕
以下1本発明の実施例を図により説明する。第1図は本
発明を適用したトランスデユーサ支持装置の第1の実施
例の側面図で、回転形記憶装置に取り付けられた状態を
示している。記憶媒体1は、図の右方の図示されていな
い軸に取付けられていて回転可能となっている。トラン
スデユーサ2はトランスデユーサ搭載手段であるエア・
ベアリング・スライダ(以下スライダという)3に搭載
されており、該スライダ3は柔構造支持体4に取付けら
れている6柔構造支持体4は、さらに剛構造支持体5に
重ね接合されている。柔構造支持体4と剛構造支持体と
で、支持ばねを形成している。
剛構造支持体5は弾性部6と荷重ビーム部7とを有し、
弾性部6の他端の結合部8でガイドアーム9にねじ10
で締結されている。荷重ビーム部7の長手方向に沿う両
側端部には、フランジ部が形成されている。スライダ3
は浮上面11を有し回転する記憶媒体1と浮上面11と
の間に形成されるエア膜のベアリング作用によって浮上
する。
〜12− 浮上面11には、剛構造支持体5の長手方向中心軸と垂
直をなす方向に浮上レールが形成されている。前記柔構
造支持体4のスライダ取付部と剛構造支持体5との間に
は荷重用突起部12が配設されている。
第2図および第3図は、前記柔構造支持体4の平面図お
よび側面図である。剛構造支持体との接合部13には、
接合のためのスポット溶接点14が示されている。前記
接合部に連続する平行な2枚の短冊形部からなる可撓性
指部15は、該指部15の前記接合部と反対側の端にそ
れぞれ設けられた段部17、該段部17相互を結合する
横枠16を介してスライダ3が取付けられる取付部18
に連接しており、スライダ3にローリング方向とピッチ
ング方向の自由度を与えている。前述の接合部13の両
側端部は折り曲げられてフランジ部21となり、溝形断
面部材20を形成している。
第4図は、本実施例の動作を説明するための図で第1図
のIV−IV線に沿う断面図である。シーク時、剛構造
支持体5が面内曲げモードで振動すると、柔構造支持体
4の接合部13にはせん断力Fが作用する。はじめに剛
構造支持体5のせん断中心S、と接合部13の距離e工
は(1)式で与えられる。
ここで、rlは断面二次モーメントである。
I、:(1/2)bitlh、”+(1/12)t□h
13せん断中心S、は、せん断力がこの点を通っである
対象物に作用した時当該対象物にねじれを発生しない点
であり、剛構造支持体5のそれは接合部13からe□だ
け離れている。云いかえると、接合部13にせん断力F
が作用すると、剛構造支持体5は、せん断力Fによって
e工の大きさだけねじられ、回転モーメントを受けるこ
とになる。
次に柔構造支持体4に溝形断面部材20が設けられると
、溝形断面部材20のせん断中心S2と接合部]3の距
JIie xは同様に(2)式で与えられる。
e、: t2b22 h2”/ 4 Is     −
’=  (2)せん断中心S2は、接合部13をはさん
でせん断中心S1の反対側に位置し、柔構造支持体4は
、せん断力Fによって、剛構造支持体5のそれと逆方向
にねじられようとする。したがって、溝形断面部材20
は、剛構造支持体5のねじれを軽減させるように働く。
溝形断面部材2oが、せん断中心と接合面の距離を低下
させる手段をなしている。
つまり、剛構造支持体4と溝形断面部材2oを接合した
全体のせん断中心Sは(1)(2)の各パラメータを適
切に選ぶことにより、接合部13に近ずけることができ
る。本実施例においては、e□の値が従来の約0.3m
mから約0.1i+mに低減された。
その結果、ねじれが軽減され、ねじれによる回転モーメ
ントが小さく押さえられ、スライダの4L景変動が小さ
く押さえられた。溝形断面部材2゜を設けることにより
、剛構造支持体5の剛性を向上させることができ1面外
の曲げ、ねじり及び面内曲げの1次、2次のモードを高
周波数側に持っていくことができる。第1図でスライダ
3を、その浮上レールの中心線が剛構造支持体5の長手
方向中心軸と垂直をなす方向に取付けた場合につぃ=1
5− て示したが、スライダ3の浮上レールの中心線を剛構造
支持体5の長手方向中心軸と平行に取付けるインライン
タイプのトランスデユーサ支持装置の場合でも同様であ
る。
また、本実施例では、フランジ部21での空気流の剥離
の乱れによる加振力が相殺されるように働き、風乱によ
る浮上量変動は小さく押えられる。
第5図は、本発明の第2の実施例におけるトランスデユ
ーサ支持装置の一部を示す側面図、第6図はその平面図
である。以下の図面では、第1〜4図に示した例と同様
の部材には同一符号を付し説明を省略した。
本実施例においては、剛構造支持体5に柔構造支持体4
が接合され、さらに、フランジ部21を持つ溝形断面部
材20が、柔構造支持体4を剛構造支持体5との間にサ
ンドインチ状に挾んで、スポット溶接などで接合されて
いる。溝形断面部材20が柔構造支持体と別部材である
ため、該溝形断面部材の板厚、形状などを任意に決めら
れる利貞があり、第1の実施例と同様の効果がある。
第7図に本発明をインライン形のトランスデユーサ支持
装置に適用した第3の実施例を示す。本実施例において
は、柔構造支持体4の接合部13を形成する溝形断面部
材20が、剛構造支持体5の中心軸に沿って弾性部6方
向に延長されており、第1の実施例による前記効果と同
様の効果が得られるとともに、剛構造支持体5は、第1
の実施例の場合よりも高剛性化される9特に面外曲げ、
ねじれ9面内曲げの2次のモードの固有振動数の増大が
可能となる。また、接合部13の面積が大きくなるので
、スポット溶接などによる剛構造支持体との結合部をふ
やすことにより、両材料間の摩擦減衰による制振効果が
得られる。本実施例では、トランスデユーサ支持装置の
高さを低くする結合部8が剛構造支持体5の上に設けら
れているが。
通常の場合にも、同様に適用できる。
第8図は、本発明の第4の実施例を示す柔構造支持体4
の平面図、第9図はその側面図である。
本実施例は、柔構造支持体4の剛構造支持体5への接合
部13に設けられた溝形断面部材20の柔構造支持体4
の長手方向に垂直方向の幅を可撓性指部15側をせまく
した例である。図には示されていないが、柔構造支持体
4が接合部13を介して接合される剛構造支持体5の荷
重ビーム部7が、先端の柔構造支持体4の接合部13側
でせまくなっている。先にせん断中心と接合部に加わる
力の関係を接合部13の横断面で説明したが接合部での
ねじれは、厳密には剛構造支持体のアクセス機構側の根
元から接合部13までのねじれの総和としてあられれる
。剛構造支持体5は薄肉構造であり、工、は高次の項を
省略して。
1      x    t□h: I、=−blt、h、 +  12 としてよいから、剪断中心のずれ量e1は(1)式を変
形して。
となる、elは、フランジ間の距離b1とフランジ高さ
h工で決まり、荷重ビーム部7では場所により変化する
が、柔構造支持体の溝形断面部材20の幅に荷重ビーム
部7の幅の変化と同様の幅の変化をもたせることにより
、せん断中心のずれ量を、接合部13先端から根元側ま
で同程度の小さなずれに押さえることができる。
第10図、第11図は本発明の第5の実施例を示す平面
図及び、側面図である。本実施例は、前記第4の実施例
の場合のように、せん断中心とのずれ量e1が位置によ
って変化する荷重ビーム部に接合される溝形断面部材2
oのせん断中心とのずれ量を、荷重ビーム部のe工の変
化に合わせて変化させ、両者の合成された形でのせん断
中心とのずれ量を小さくする手段として溝形断面部材2
0のフランジ部21の高さを変化させたものである。本
実施例によっても、前記第4の実施例と同様の効果が得
られる。
第12図は1本実施例の第6の実施例を示す、トランス
デユーサ支持装置の斜視図である。本実施例は、柔構造
支持体4の接合部13での横断面のせん断中心を接合部
13に近ずける手段として、剛構造支持体5の荷重ビー
ム部7のフランジ部のうち、接合部13を含む領域のフ
ランジ部の高さbをそれ以外の領域の高さaに対しb 
< aとした切欠き部22を設けた例である。(3)式
よりわかるようにせん断中心の接合部からのずれelは
フランジ高さを低くしても小さくなるため、第1の実施
例と同様の効果があり、切欠きが一部分であるため、剛
構造支持体5の振動特性をほとんど損なわない。
第13図は、本発明の第7の実施例を示すトランスデユ
ーサ支持装置の斜視図である1本実施例は、柔構造支持
体4の接合部13での横断面のせん断中心を接合部13
に近ずける手段として、剛構造支持体5の荷重ビーム部
7のフランジ部のうち、接合部13を含む領域のフラン
ジ部をjだけ外側に折り曲げ、実質高さbをそれ以外の
領域のフランジ高さaに対しb < aとした折り曲げ
部23を設けた例である。切り欠きを設ける方法と同様
の効果があり、この部分のねじり剛性を高めることがで
き、実際の変形を小さく押えることができ、浮上量変動
を軽減できる。
第14図は、本発明の第8の実施例を示すトランスデユ
ーサ支持装置の斜視図である。本実施例は、前記第7の
実施例において外側に折り曲げられたフランジ部を、内
側にjの幅だけ折り曲げた例で、前記第7の実施例によ
り得られる効果と。
同様の効果が得られる。
第15図は1本発明の第9の実施例を示すトランスデユ
ーサ支持装置の斜視図である。本実施例は、剛構造支持
体5の荷重ビーム部7を、両側端のフランジ部間の帽が
弾性部6との接続部におけるCから漸減する弾性部6側
の部分と、柔構造支持体4との接合部13を含む先端領
域で、前記幅がほぼ一定値dである部分とより構成し、
かつ幅漸減部のフランジ高さaを、幅−室部の高さbよ
り高くしである。
フランジ高さbを小さくすることによりせん断中心は接
合部13に近すき、剛構造支持体5のねじり剛性の低下
はフランジ間距離dを従来より大きくすることにより補
われ、シーク時の浮上量変動低減の効果がある。
たとえば、フランジ高さを1/2にし、接合部13での
フランジ間距離dを従来形の30%増すと、スライダの
ピッチング浮上量変動はおよそ1/8程度に小さくする
ことができる。
第16図は1本発明の第10の実施例を示す斜視図であ
る0本実施例は、柔構造支持体4の接合部13のスライ
ダ3側の部分にのみ、フランジ部21を設けたものであ
り、弾性ビーム部側の部分にはフランジは設けられてい
ない0本実施例は、ねじり剛性が比較的大きく、弾性ビ
ーム部寄りの剛構造支持体に接合される接合部13の部
分の柔構造支持体のフランジを省略したものである。
第17図は1本発明の第11の実施例を示し、本発明に
係るトランスデユーサ支持装置が装着されたインライン
型回転円板記憶装置の一部破砕斜視図で、キャリッジ3
3に連接された剛構造支持体5、該剛構造支持体5に装
着された本発明に係る柔構造支持体4およびスライダ3
を示している。
本実施例によれば、スライダ浮上量変動が少ないので、
スライダ浮上量を、小さくすることが可能となり、記憶
媒体の高密度記憶を実現できた。
第18図は、本発明の第12の実施例を示し、本発明に
係るトランスデユーサ支持装置が装着されたリニア型回
転円板記憶装置の平面断面図である。キャリッジ33に
ガイドビーム9が結合され。
該ガイドビーム9に、剛構造支持体5が連接され、該剛
構造支持体5の先端に柔構造支持体4、スライダ3が装
着されている。スライダ3は、ボイスコイルモータ35
に駆動されて、回転する円板記憶媒体1の半径方向に進
退する0本実施例によっても第11の実施例と同様の効
果が得られた。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、シーク動作時に
おけるトランスデユーサ支持装置に生ずるねじれが低減
されるので、トランスデユーサ搭載手段の浮上量変動が
少くなり、信頼性の高い装置が得られるとともに、設定
浮上量を小さくすることが可能となり、記憶媒体の記憶
を高密度化して、記憶容量を増大させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
一路 第1図は1本発明のトランスデユーサ支持装置の第1実
施例の側面図、第2図は第1図の柔構造支持体の詳細を
示す平面図、第3図は第2図の側面図、第4図は第1図
のIV−IV線に沿う断面図、第5図は本発明の第2の
実施例の側面図、第6図はその平面図、第7図は本発明
の第3の実施例の斜視図、第8図は、本発明の第4の実
施例を示す柔構造支持体の平面図、第9図はその側面図
、第10図は本発明の第5の実施例を示す平面図、第1
1図はその側面図、第12図は本発明の第6の実施例を
示す斜視図、第13図は本発明の第7の実施例を示す斜
視図、第14図は本発明の第8の実施例を示す斜視図、
第15図は本発明の第9の実施例を示す斜視図、第16
図は本発明の第10の実施例を示す斜視図、第17図は
本発明の第11の実施例を示す一部破砕斜視図であり、
第18図は、本発明の第12の実施例を示す平面図であ
る。 2・・・トランスデユーサ、3・・・トランスデユーサ
搭載手段(エア・ベアリング・スライダ)。 4・・・柔構造支持体、5・・・剛構造支持体。 6・・・弾性部、7・・・荷重ビーム部、20・・・溝
形断面部材、21・・・フランジ部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、弾性部と該弾性部に連なる荷重ビーム部とを有する
    剛構造支持体と、前記荷重ビーム部に重ね接合された柔
    構造支持体と、前記柔構造支持体に取付けられたトラン
    スデューサ搭載手段と、を備えたトランスデューサ支持
    装置において、前記剛構造支持体と前記柔構造支持体が
    接合された構造の少なくとも一部分に、前記剛構造支持
    体の長手方向に垂直な断面における剪断中心と前記構造
    支持体の重ね接合面の距離を低下させる手段を備えてい
    ることを特徴とするトランスデューサ支持装置。 2、剪断中心と重ね接合面の距離を低下させる手段が、
    柔構造支持体に設けられた溝形断面部材であることを特
    徴とする請求項1に記載のトランスデューサ支持装置。 3、剪断中心と重ね接合面の距離を低下させる手段が、
    剛構造支持体に設けられた溝形断面部材であることを特
    徴とする請求項1に記載のトランスデューサ支持装置。 4、溝形断面部材が、曲げ加工により接合部と一体に形
    成されていることを特徴とする請求項2に記載のトラン
    スデューサ支持装置。 5、剛構造支持体の長手方向に沿う両側端に設けられた
    フランジ部の高さを変化させて剪断中心と重ね接合面の
    距離を低下させる手段としたことを特徴とする請求項1
    に記載のトランスデューサ支持装置。 6、溝形断面部材に、該溝形のフランジ間の幅が変化す
    る部分と一定の部分とが設けられていることを特徴とす
    る請求項3に記載のトランスデューサ支持装置。 7、請求項1乃至6に記載のトランスデューサ支持装置
    が装着されていることを特徴とする回転円板形記録装置
    。 8、弾性部と該弾性部に連なる荷重ビーム部とを有する
    剛構造支持体と、前記荷重ビーム部に重ね接合された柔
    構造支持体とを備えたトランスデューサ用の支持ばねに
    おいて、前記重ね接合部の荷重ビーム部および柔構造支
    持体が溝形断面部材を備えていることを特徴とする支持
    ばね。
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