JPH0283288A - 肥料組成物 - Google Patents

肥料組成物

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JPH0283288A
JPH0283288A JP63236185A JP23618588A JPH0283288A JP H0283288 A JPH0283288 A JP H0283288A JP 63236185 A JP63236185 A JP 63236185A JP 23618588 A JP23618588 A JP 23618588A JP H0283288 A JPH0283288 A JP H0283288A
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Surimendi Hon
ホン スリメンディ
A Boribar C Rafael
ラファエル エー.ボリバル シー.
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、肥料の成分として有用なアンモニウム塩から
成り、通常ケーキングし易い含窒素物質に関する。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]肥料の
成分として有用なアンモニウム塩から成る含窒素物質の
ケーキングは、深刻な問題である。
ケーキングは、工場における多量の含窒素物質の取り扱
いを困難にするとともに、ユーザーが肥料として使用す
る場合にかなりの支障をきたす。従って、例えば、圧縮
された袋詰めの肥料を市販できるようにするためには、
さらに別の取り扱いが必要となる。
このケーキングは、例えば、粒子間の接触点で固体結合
が形成される架橋結晶の形成によって起こる。また、ケ
ーキングは、毛細管付着又は粒子間の結合によっても起
こり、この付着又は結合を破壊するには、かなりの力が
必要となる。本質的に、凝集力は、貯蔵状態及び他の変
数に基づいて変化するが、どのような場合でも、ケーキ
ングには、有効な溶液を長年捜し求めてきたという深刻
な問題がある。
この問題を解決するための幾つかの方法が提案されてい
る。一般に、これらの方法には、窒素組成物に添加物を
使用することが含まれる。典型的な添加物には、例えば
、タルク、カオリン、ケイソウ土のような、肥料を実質
的に一様に覆うことが出来る微粉末が含まれる。また、
ポリキシレン等の非イオン界面活性剤、アルキルアリー
ルスルホン酸塩、特にベンゼン及びナフタレンから誘導
されるスルホン酸塩等の陰イオン界面活性剤のような活
性剤も、添加物としてしばしば使用されている。また、
陽イオン界面活性剤、特に長鎖脂肪酸から誘導されるア
ミンが使用される場合もある。
これらの添加物は、肥料粒子の回りに疎水性の膜を形成
すると同時に、粒間溶液の表面張力を減少させ、接触角
を低下させ、それによって、ケーキングの問題に何益な
効果を与えている。さらに、添加物には、パラフィンロ
ウ、ポリオレフィンロウ、鉱油のような、肥料粒子の回
りに疎水性の膜を形成し易い化合物も含まれる。しかし
ながら、従来使用されている組成物は、ケーキングの問
題を除去するのに十分効果的であるとは言えないことが
わかった。さらに、これらの添加物の多くは肥料組成物
に好ましいものではなく、好ましい添加物であったとし
ても、それは高価であるとともに、多量に使用しなけれ
ばならないという間厘点があった。
従って、本発明は、流動可能に維持することが出来ると
ともに、長期間の貯蔵にさえもケーキングに耐えるアン
チケーキング組成物を提供することを主目的とする。
また、本発明は、肥料の成分として有用なアンモニウム
塩から成り、通常ケーキングし易い含窒素物質、特に硫
酸ナトリウムに使用するための、上記アンチケーキング
組成物を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、比較的安い添加物を比較的少量使用
することによってケーキングに耐えることができ、市販
規模の使用において容易かつ経済的に使用出来る上記ア
ンチケーキング組成物を提供することを目的とする。
[理屈を達成するための手段] 本発明によれば、上記目的及び本発明の利点を容易に達
成することができ、また、流動可能に維持することが出
来るとともに、長期間の貯蔵にさえもケーキングに耐え
るアンチケーキング組成物を提供することか出来る。
本発明による組成物は、肥料の成分として有用なアンモ
ニウム塩から成り、通常ケーキングし易い含窒素物質と
、含窒素物質の通常のケーキングの傾向を減少させるの
に十分な量の少なくとも1つの硫酸塩から成るアンチケ
ーキング試薬との混合物によって構成される。上記アン
チケーキング試薬は、化学式R−0−S O3−Xによ
って表示され、ここで、Rは8乃至20の炭素原子を含
むアルキル基であり、Xはナトリウム、カリウム、アン
モニウム及びNH4−+1(CH,−CH,0H)n(
nはI乃至3の整数)のいずれかである。
本発明の組成物は、驚くほどアンチケーキングに効果が
あることがわかった。また、本発明の組成物は、市販規
模において製造し易くかつ経済的である。さらに、本発
明の添加物は、基礎構成物に不利な影響を与えることな
く、長期間貯蔵した後においても少量で効果がある。
[実施例] 本発明の組成物は、実質的に肥料の成分として有用なア
ンモニウム塩から成る基礎含窒素物質に、アンチケーキ
ング試薬を混合することによって容易に製造出来る。十
分な混合物が得られる限り、これらの物質を混合する方
法を容易に利用することが出来る。例えば、単純に肥料
成分の入った振動器に所望の量の添加物を導入し、混合
物を撹拌することによって、これらの成分を完全な混合
物にすることが出来る。また、十分な混合物とするため
に、回転ドラムを使用することも出来る。
本発明のアンチケーキング組成物に特に効果的に使用出
来る肥料組成物は、硫酸アンモニウムであることがわか
った。また、硝酸アンモニウムのような他のアンモニウ
ム塩も効果的に使用出来る。
さらに、不活性の添加物、担体又は従来の他の成分も使
用することが出来る。肥料組成物には、このような塩の
混合物を含むことも出来る。
本発明のアンチケーキング添加物の使用量は、0005
乃至5重量%、好ましくは0.Ol乃至1重量%であり
、0.03乃至1重量%が最適である。本発明の驚くべ
き発見は、このような少量の添加物を有する組成物が、
効果的なアンチケーキング作用を示すことである。
上述したように、硫酸塩アンチケーキング試薬は、式R
−0−5Off−Xで示され、ココテ、Rハ8乃至20
の炭素原子を含むアルキル基であり、Xはナトリウム、
カリウム、アンモニウム及びN H、、(CH2−CH
20H) n(nは1乃至3の整数)のいずれかである
典型的なアンチケーキング作用には、一般式%式% (Rは8乃至20の炭素原子を含むアルキル基)で示す
アルキル硫酸ナトリウム、アルキル硝酸カリウム、及び
これらの混合物から選択された物質が含まれる。
硫酸塩アンチケーキング試薬として、一般式%式% (Rは8乃至20の炭素原子を含むアルキル基)で示さ
れるアルキル硫酸アンモニウムを使用することも出来る
さらに、一般式 %式%) (Rは8乃至20の炭素原子を含むアルキル基、nは1
乃至3の整数) で示されるアルキル硫酸モノエタノールアンモニウム、
アルキル硫酸ジェタノールアンモニウム、アルキル硫酸
トリエタノールアンモニウム、及びこれらの混合物を使
用することも出来る。
に述したように、本発明によれば、アンチケーキング物
質として、一般に、直鎖アルコールから生成される8乃
至20の炭素原子を含む長鎖アルキル基を使用する。例
えば、効果的なアルキル基としては、オクチル、ノニル
、デシル、ウンデシル、ドデシルなどが含まれる。特に
好ましい添加物は、う1クリンアルコールから生成した
ドブノル硫酸トリエタノールアンモニウム、12乃至1
8の炭素原子を含む直鎖脂肪アルコールから生成したア
ルキル硫酸ナトリウム、及び12乃至!8の炭素原子を
含む直鎖脂肪アルコールから生成したアルキル硫酸アン
モニウムである。
上述したように、本発明のアンチケーキング添加物の使
用量は少量であり、基礎組成物のケーキング作用を減少
させるために、このように少量でも特に効果的であるこ
とがわかった。また、使用量が少なくても、ケーキング
を防ぐのに有効であると同時に、肥料組成物の所望の窒
素分析を効果的に行うことが出来る。さらに、混合物の
条件は、密接な添加物の混合物が得られる限り、特に重
要ではない。従って、例えば、単純に基礎組成物に添加
物を噴霧して、これらの物質を完全に混合することも出
来る。
本発明の上記利点を、以下の例によって説明する。
五−二 以下のように6つの異なった添加物を用念した。
hlaf;sm  A  ノニルフェノールl moc
当たり4 mof2のエチレンオキサイドで、ノニルフ
ェノールをエトキシル化して、エトキシノニルフェノー
ル(ethoxylated nonyl pheno
l)を生成した。
比較添加物B ノニルフェノール1 nof7当たり9
mo12のエチレンオキサイドで、ノニルフェノールを
エトキシル化して、エトキシノニルフェノールを生成し
た。
JtG血j][I  C20’Cで1.050+O,O
IOの密度を有するとともに、1%蒸留水溶液において
p H7、0±0.5を有し、商標G A L ORY
 Lとして市販されている淡黄色の透明な液体の陰イオ
ン界面活性剤の混合物の錯体。
ル]ワ弘遭目λD−ラウリンアルコールから生成シたド
デシル硫酸トリエタノールアンモニウムを、40%水溶
液として使用した。
ル]わ昼力ロ箋上−12乃至18の炭素原子を含む直鎖
脂肪アルコールから生成したアルキル硫酸ナトリウムを
、30%水溶液として使用した。
皮惟凰延扛二 I2乃至18の炭素原子を含む直鎖脂肪
アルコールから生成したアルキル硫酸アンモニウムを、
25%水溶液として使用した。
乱−1 下記の表Iに示す所望の量の上記添加物を、ふるい分け
(メッツュ10)及び均質化した300gの硫酸アンモ
ニウムに注入し、振動器を用いて添加物と基礎硫酸アン
モニウム組成物とを完全に混合した。混合操作は5分間
行い、さらに、手操作による撹拌を行って、完全に混合
した。
添加物を適用した硫酸アンモニウム肥料ケークの強度の
減少率についての添加物を加えていない生成物と比較し
た結果を下記の表■に示す。表■から、肥料ケークの強
度の減少率が高い、即ちアンチケーキング効果が大きい
ことがわかる。この例では、肥料ケークは、基礎混合物
に1.1kg/cmJI 5.6ps i)の圧力を4
日間加えることによって形成した。
表  I 硫酸アンモニウムの強度の減少率 濃度(%) 医星扛     0.03    0.IA     
   25     28B        38  
   52C2859 D        92    100※E     
   90    100※F        85 
    94※ケークは形成されなかった。
本発明の添加物、即ち、添加物り、E及びFの場合、ア
ンチケーキング効果がかなり向上していることがわかる
例  3 添加物り、E及びFを濃度0.03%及び0.1%含む
硫酸アンモニウム肥料の市販サイズの袋詰めを製造した
。添加物を含む袋を15個のダミー袋の下に配置するよ
うにして袋を重ね合わせて、1力月及び6力月間、添加
物を含む市販サイズの袋詰めについての試験を行った。
比較例として、添加物を含まない同様の硫酸アンモニウ
ム袋について、同様に試験した。
試験期間が終了した後、袋を約3フイートの高さから落
とし、生成物をふるい分けた。添加物を含まない硫酸ア
ンモニウム袋では、1力月及び6力月間貯蔵したものに
ついて、172インチ以上の塊をそれぞれ13%及び7
4%を有することがわかった。特に6力月貯蔵したもの
については、これらの塊は破壊するのが困難であり、容
認できないケーキング作用を示した。
一方、添加物を含む袋詰めの生成物は、o、03%の添
加物しか含まないものを6力月貯蔵した後のものであっ
ても、ケーキング作用を示さず、すべての肥料を全体的
に流動可能に維持することが出来た。
[発明の効果コ 上述したように、本発明によれば、実質的に肥料の成分
として有用なアンモニウム塩から成り、通常ケーキング
し易い含窒素物質に、一般式%式%) (Rは12乃至18の炭素原子を含むアルキル基、nは
I乃至3の整数)で示されるアンチケーキング試薬を混
合することによって、アンチケーキング試薬が少量でも
効果的にケーキングを防1ヒすることが出来る。また、
本発明によれば、含窒素物質を長期間に渡って貯蔵した
場合にも、ケーキングを効果的に防止することが出来る
。さらに、本発明によるアンチケーキング試薬は、比較
的安価であり、少量でアンチケーキング作用を発揮出来
るので、経済的にも有利である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)実質的に肥料の成分として有用なアンモニウム塩
    から成るとともに通常ケーキングし易い含窒素物質と、
    前記含窒素物質の通常のケーキング作用を減少させるの
    に十分な量のアンチケーキング試薬とから成る肥料組成
    物であって、前記アンチケーキング試薬は、実質的に一
    般式 R−O−SO_3−NH_4_−_n(CH_2−CH
    _2OH)_n(式中、Rは12乃至18の炭素原子を
    含むアルキル基、nは1乃至3の整数) で示される少なくとも1つの硫酸塩から成ることを特徴
    とする肥料組成物。
  2. (2)前記含窒素物質が硫酸アンモニウムであることを
    特徴とする、請求項1項記載の組成物。
  3. (3)前記アンチケーキング試薬の使用量が、0.00
    5乃至5重量%であることを特徴とする、請求項1項記
    載の組成物。
  4. (4)前記アンチケーキング試薬の使用量が、0.01
    乃至1重量%であることを特徴とする、請求項1項記載
    の組成物。
JP63236185A 1988-09-20 1988-09-20 肥料組成物 Granted JPH0283288A (ja)

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JPH0343235B2 JPH0343235B2 (ja) 1991-07-01

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60171289A (ja) * 1984-02-17 1985-09-04 花王株式会社 肥料の固結防止剤
JPS62275084A (ja) * 1986-05-21 1987-11-30 花王株式会社 肥料の固結防止剤

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60171289A (ja) * 1984-02-17 1985-09-04 花王株式会社 肥料の固結防止剤
JPS62275084A (ja) * 1986-05-21 1987-11-30 花王株式会社 肥料の固結防止剤

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