JPH028270A - ソルダーレジストインキ組成物 - Google Patents

ソルダーレジストインキ組成物

Info

Publication number
JPH028270A
JPH028270A JP63158185A JP15818588A JPH028270A JP H028270 A JPH028270 A JP H028270A JP 63158185 A JP63158185 A JP 63158185A JP 15818588 A JP15818588 A JP 15818588A JP H028270 A JPH028270 A JP H028270A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reacting
type epoxy
resin
epoxy resin
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63158185A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiharu Nakagawa
中川 敏治
Yuji Nakaizumi
中泉 裕司
Hirosuke Wada
和田 裕助
Masataka Miyamura
雅隆 宮村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP63158185A priority Critical patent/JPH028270A/ja
Publication of JPH028270A publication Critical patent/JPH028270A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、印刷配線基板に適用されるアルカリ現像方式
のソルダーレジストインキ組成物に関し、特に水溶性フ
ラックスの使用にも充分耐えるように散着した組成物に
関する。
(従来の技術) 印刷配線基板では回路を保護し、また部品を基板上に半
田付けする際に半田が目的部位以外に付着するのを防止
するために、ソルダーレジストインキによる保護膜パタ
ーンを基板表面に形成している。
上記の保護膜パターンを形成する方法としては、ソルダ
ーインク組成物をスクリーン印刷する方法が従来使用さ
れている。しかし、印刷配線基板の回路が高密度化され
るに伴い、より微細な保護膜パターンを形成できる写真
蝕刻法が検討され、そのために必要な光硬化性のソルダ
ーレジストインキが開発されている。即ち、写真蝕刻法
による保護膜パターンの形成においては、印刷配線基板
の表面に光硬化性のソルダーインキ組成物を塗布した後
、所望のパターン状に光照射を行なうことKより露光部
分のソルダーレジストを硬化させる。
次いで現像液により未露光部を溶解し、除去することに
より所望形状の保護膜パターンを形成する。
ところで、アルカリ水溶液を現像液とするソルダーレジ
ストインキ組成物として、タレゾールノボラック型エポ
キシ樹脂またはフェノールノざラック型エポキシ樹脂の
何れかのみを主成分としたものが提案されている(特開
昭61−243869号)。
しかし、上記従来の組成からなるソルダーレジスト膜は
、これが被覆された印刷配線基板に電気部品をはんだづ
けするために使用する水溶性フラックスにより白化変色
、及び印刷配線基板との密着性の低下を招くという問題
点を有していた。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記問題点に多してなされたものであり、特
にはんだ耐熱性に優れ、かつ水溶性フラックスの使用に
も充分耐えるアルカリ現像方式の光硬化性ソルダーレジ
スト組成物を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、アルカリ現像方式のソルダーレジストの上記
問題点を解決するために、メルカプト基、ヒドロキシ基
、もしくはアミノ基を少なくとも1つ長鎖にもつ化学構
造のシランカップリング剤及びチタネート系カップリン
グ剤の少なくとも一方を含有させることを特徴とする。
すなわち本発明は、 下記(I)、 (II)、 (I)の群より選ばれた光
硬化性樹脂と、 無機充填剤と、 メルカプト基、ヒドロキシ基もしくはアミノ基を少なく
とも1つ長鎖にもつ化学構造のシランカップリング剤又
はチタネート系カップリング剤の少なくとも一方とを含
有してなることを特徴とするソルダーレジストインキ組
成物である。
(1)  クレゾールノボラック型エポキシ樹脂の1エ
ポキシ当fliK対して0.9〜1.0当量の比率でア
クリル酸およびメタクリル酸の少なくとも一方を反応せ
しめ、この生成物に対して0.7〜1.0当量の比率で
ジカルボン酸無水物を反応せしめて得られる光硬化性樹
脂。
(II)  クレゾールノボラック型エポキシ樹脂に不
飽和モノカルボン酸を反応させ、この生成物に更に多塩
基酸無水物を反応せしめて得られる光硬化性樹脂と、フ
ェノールノボラック型エポキシ樹脂に不飽和モノカルボ
ン酸を反応せしめ、この生成物に更に多塩基酸無水物を
反応せしめて得られる光硬化性樹脂とからなる光硬化性
樹脂。
(1)  クレゾールノビラック型エポキシ樹脂または
フェノールノボラック型エポキシ樹脂に不飽和モノカル
ボン酸を反応させ、この生成物に更に多塩基酸無水物を
反応せしめて得られる光硬化性樹脂と、ビスフェノール
Aノボラック型エポキシ樹脂または脂環式オキシランノ
ボラック型エポキシ樹脂に不飽和モノカルボン酸を反応
せしめ、この生成物に更に多塩基酸無水物を反応せしめ
て得られる光硬化性樹脂とからなる光硬化性樹脂。
本発明で用いるシランカップリング剤としては、r−メ
ルカプトプロピルトリメトキシシラン、r−アミノプロ
ピルトリエトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−
r−アミノプロピルトリメトキシシラン、r−ウレイド
プロピルトリエトキシシラン等を挙げることができる。
又、前記チタネート系カップリング剤としては、例えば
ビス(トリエタノールアミン)ジイソプロピルチタネー
ト、ビス(トリエタノールアミン)ジブチルチタネート
、ビス(トリエタノールアミン)ジメチルチタネート、
ジイソプロピル−4−アミノベンゾイルチタネート、等
を挙げることができる。これらのカップリング剤は2種
以上を併用しても良い。その配合量は、ソルダーレジス
ト組成物に含有させる無機充填剤に対して0.2〜5w
t%好ましくは0、5〜2wt%である。また、無機充
填剤を予しめこれらカップリング剤で波腹しておくより
も、ソルダーレジスト調製のための混練時にカップリン
グ剤を添加する方が、表面処理効果が大きい。
本発明のアルカリ現像方式のシルダーレジスト組成物を
構成する成分としては前述した光硬化性樹脂及び無機充
填剤に加えて光重合開始剤、有機溶剤等があげられ、そ
の他必要に応じて光重合性モノマー、熱硬化剤、難燃性
付与剤、染料、顔料、消泡剤、レベリング剤、重合禁止
剤、密着性付与剤等を配合することができる。
また、前述した本発明に係る光硬化性樹脂は、1ざラッ
ク型エポキシ樹脂の1エポキシ当JIkIC対して0.
7〜1.2当量の不飽和モノカルメン酸を反応せしめ、
この生成物に対して、0.5〜1.0当量の多塩基酸無
水物を反応せしめて得られる。
この不飽和モノカルピン酸としては、アクリル酸、メタ
クリル酸が、またジカルボン酸、多塩基酸無水物として
は、無水マレイン酸、無水コハク酸、無水イタフン酸、
無水フタル酸、無水クレロンド酸、無水テトラヒドロ7
タル酸、メチルへキサヒドロ無水7タル酸、無水トリメ
リット酸、無水ピロメリット酸、ベンゾフェノンテトラ
カルボン酸無水物等が挙げられる。
さらに、必要に応じて加えることが出来る光重合性モノ
マーとしては下記のものが挙げられる。
第一群は、とドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシ
プロピルアクリレート、N−ビニルピロリドン、アクリ
ロイルモルホリン、メトキシテトラエチレングリコール
アクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレー)
、N、N−ジメチルアクリルアミド、N−メチロールア
クリルアミド−N、N−ジメチルアミノプロピルアクリ
ルアミド、及び上記のアクリレートに対応するメタクリ
レートの水溶性七ツマ−である。第二群は、ジエチレン
グリコールジアクリレート、トリエチレングリコールシ
ア久リレート、プロピレングリコールジアクリレート、
トリプロピレングリコールジアクリレート、ポリプロピ
レングリコールジアクリレート、フェノキシエチルアク
リレート、テトラヒドロフルフリルアクリレート、シク
ロヘキシルアクリレート、トリメチロールプロパンジア
クリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート
、グリセリンジグリシジルエーテルジアクリレート、ペ
ンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリ
トールテトラアクリレート等のアクリレート、及びこれ
に対応するメタクリレート等である。その配合比は、前
記光硬化性樹脂の合計量100重量部に対し、1〜20
重量部当量が好ましい。
光重合開始剤は、光照射によって前記光硬化性樹脂を硬
化させるために配合される成分である。
この光重合開始剤としては、一般にアクリレートの光重
合開始剤として知られているラジカル開始剤が用いられ
る。かかる光重合開始剤は光照射によってラジカルを生
成する。このラジカルにより前記光硬化性樹脂中に含ま
れる不飽和結合や前記光重合性モノマーが重合反応また
は架橋反応を行ない、これによってソルダーレジスト組
成物は硬化する。この光重合開始剤の配合割合は、前記
光硬化性樹脂と光重合性モノマーの合計1klOO重量
部に対して1〜15重量部、好ましくは3〜8重量部に
することが望ましい。この理由は、その配合割合が1重
量部未満の場合は光硬化性が劣り、15重量部を越える
場合は硬化後のソルダーレジストの耐熱性、耐湿性およ
び電気特性が劣るおそれがあるからである。上記光重合
開始剤の具体例としてはビスアセチル、アセトフェノン
、ペンゾフェノン、ベンジル、ベンゾインイソブチルエ
ーテル、ベンジルジメチルケタール、(1−ヒドロキシ
シクロヘキシル)フェニルケトン、(1−ヒドロキシ−
1−メチルエチル)フェニルケトン、p−イソプロピル
−α−ヒドロキシイソブチルフェノン等のカルボニル化
合物が挙げられる。また、ジエチルチオキサントン、エ
チルアントラキノン等のケトン類とビス(ジメチルアミ
ノ)ベンゾフェノン、エチル(ジメチルアミン)ベンゾ
エート、ベンジルジメチルアミン、トリエタノールアミ
ン等のアミン類との複合系光重合開始剤を挙げることが
できる。これらは、単独または二種以上の混合物として
使用できる。
有機溶媒はレジストインキの粘度を低下させ、塗布性を
良好にするために用いる。その配合量は特に制限を受け
ないが、塗布時の作業性を向上させる観点から、前記光
硬化性樹脂と光重合性モノマーの合計量100重量部に
対して10〜70重量部の範囲とすることが望ましい。
かかる有機溶媒としては、例えばトルエン、キシレン、
等の芳% 族炭化水素、メタノール、イソプロピルアル
コール、エチレングリコールモツプチルエーテル、エチ
レングリコールモノメチルエーテル等のアルコ−pvW
J、酢酸エチル、酢酸ブチル、2エトキシエチルアセテ
ート等のエステル−W、1.4−ジオ午サン、テトラヒ
Fロフラン、ジエチレングリコールジメチルエーテル等
のエーテル類、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン等のケトン類、シクロヘキサノン、シクロヘキサ
ノール等の脂環式化合物、石油エーテル、石油ナフサ等
の石油系溶剤等を挙げることができる。
無機充填剤はレジストインキの半田耐熱性、密着性およ
び表面硬度等の緒特性を向上させるために用いられる。
その配合比率は、前記光硬化性樹脂と光重合性モノマー
の合計量100重量部に対して10〜60重臘部、より
好ましくは15〜50ffi鰍部の範囲とするのが望ま
しい。この理由は、10重量部未満では無機充填剤の配
合効果を充分に達成できず、かといって60重量部を越
えるとソルダーレジストの光硬化性が劣るおそれがある
カラテある。かかる無機充填剤としては、例えばシリカ
、タルク、水和アルミナ等を挙げることができる。
次に1本発明のソルダーレジストインキ組成物を用いて
印刷配線基板にソルダーレジストパターンを形成する方
法を説明する。
まず、印刷配線基板上に本発明のソルダーレジストイン
キ組成物を塗布した後、50〜100’C。
好ましくは60〜90°Cで乾燥し、有機溶媒を揮散さ
せてソルダーレジスト膜を形成する。続いて、このソル
ダーレジスト膜にネガマスクを通してパターン状に光を
照射し、鎮光部分のみを選択的に硬化させる。照射光と
しては、通常、波長が180〜7QQnm、好ましくは
250〜4QQnmのものを使用できる。次いで、露光
後のソルダーレジスト膜をアルカリ水溶液を用いて現像
処理し、未露光部を溶解除去することにより所望のパタ
ーンを形成する。その後、加熱および/または光照射に
よって硬化反応を完結させ、保護膜として機能し得るソ
ルダーレジストパターンとする。このときの加熱温度は
、通常は50〜220°C1好ましくは100〜200
0Cである。
(作用) 本発明においては、前記シランカップリング剤、又はチ
タネート系カップリング剤を配合することによって、無
機質充填剤の表面を化学的結合しながら被覆し、かつ、
光硬化性樹脂の残存エポキシ基や付加された不飽和基と
も化学的に結合するため、ツル・ダーレジスト組成物中
に分散された無機充填剤とベースレジンの界面が強固に
密着される。
その結果、印刷後のレベリング性を向上できる。
また、電気部品をソルダーレジスト膜が被覆された印刷
配線基板にはんだ付けする際、水溶性フラックスを用い
てもソルダーレジスト膜の剥離等を招くことなく電気部
品を印刷配線板に良好に実装できる。
(実施例) く光硬化性樹脂の合成〉 まず本発明に係る光硬化性樹脂の樹脂溶液(a−1)を
以下のようにして合成した。
エポキシ当量220のクレゾールノざラック型エポキシ
樹脂(商品名「エピクロンN−690J。
大日本インキ株式会社製)500部と、トルエン100
部とを100°Cに加熱して溶解させた。続いて、酸化
防止剤としてp−メトキシフェノールを2部と、塩基触
媒としてトリフェニルホスフィン5部とを加えて溶解さ
せた。この溶液中に空気を送り込みながら温度を95°
CK維持し、アクリル酸165部(2,292当量)を
加えて5時間反応させた。
次いで、ジオキサン100部に溶解した無水マレイン酸
230部(2,347当量)を加え、90’Cで6時間
反応させた。続いて2−エトキシエチルアセテート25
0部を加え、ジオキサン、トルエンを減圧留去した後、
室温まで冷却することにより光硬化性樹脂の約7gwt
%溶液(a−1)を得た。次に本発明に係る光硬化性樹
脂の樹脂溶液として、(a−2)を以下のようにして合
成した。
まず、工lキシ当蓋212のクレゾールノボララック型
エポキシ樹脂(商品名「エピクロンN−673J、大日
本インキ株式会社製)300部と、1.4−ジオキサン
100部とを100’CK加熱して溶解させた。続いて
、p−メトキシフェノールを3部と、トリフェニルホス
フィン4部とを加えて溶解させた。この溶液中に空気を
送り込みながら温度を90°CK維持し、アクリル酸1
00部(1,375当量)を加えて4時間反応させた。
次いで、ジオキサン100部に溶解した無水マレイン酸
230部(2,347当量)を加え、90’Cで5時間
反応させた。続いて2−エトキシエチルアセテート25
0部を加え、l、4ジオキサンを減圧留去した後室温ま
で冷却することKより光硬化性樹脂の約72wt%溶液
(a−2)を得た。
また、光硬化性樹脂の溶液(b−1)を以下のようKし
て合成した。
まず、工メキシ当量172の7二/−ルツボラック型エ
ボギシ樹脂(商品名「エピコー) 1 s 2J*油化
シェル株式会社製)450部と、トルエン100部とを
100°CK加熱して溶解させた。続いて、酸化防止剤
としてp−メトキシフェノールを2部と、塩基性触媒と
してトリフェニルホスフィン5部とを加えて溶解させた
。この溶液中に空気を送り込みながら温度を956CK
維持し、アクリル酸165部(2,292当ff1)を
加えて5時間反応させた。
次いで、ジオキサン100部に溶解した無水マレイン酸
230部(2,347当量)を加え、90°Cで6時間
反応させた。続いて2−エトキシエチルアセテート25
0部を加え、トルエン、ジオキサンを減圧留去した後、
室温まで冷却することにより光硬化性樹脂の約77wt
%溶液(b−1)を得たO 次に、光硬化性樹脂の樹脂溶液として(b−2)を以下
の様にして合成した。
まず、エポキシ当量210のビスフェノールAノボラッ
ク型エポキシ樹脂(商品名「エピコート15?J、油化
シェル株式金社製)5501%と、トルエン100部と
を100OCK加熱して溶解させた。続いて、酸化防止
剤としてp−メトキシフェノールを2部と、塩基性触媒
としてト1J7エ二ルホスフイン5部とを加えて溶解さ
せた。この溶液中に空気を送り込みながら温度を95°
Cに維持し、アクリル酸165部(2,292当量)を
加えて5時間反応させた。
次いで、ジオキサン100部に溶解した無水マレイン酸
230部(2,347当量)を加え、90°Cで6時間
反応させた0続いて2−エトキシエチルアセテート25
0部を加え、ジオキサン、トルエンを減圧留去した後室
温まで冷却することにより光硬化性樹脂の約79wt%
溶液(b−2)を得た。
くソルダーレジストインクの調製〉 第1表に示したように1上記で得た光硬化性樹脂、溶液
(a−1)を150部と、エチレングリコールモノ−n
−ブチルエーテル15mとベンジルジメチルケタール4
部と、フタロシアニングリーン1,5部と、シリカ粉末
2部と、タルク30部と、カップリング剤の0.3部と
を混合した。この混合物を更にロールで混練することに
よりソルダーレジスト組成物(Nol、No2 )を得
た。
また、光硬化性樹脂溶液(a−1)150部の代わりに
、光硬化性樹脂(a−1)100部と、光硬化性樹脂(
b−1)50部とを含有させる以外、上記と同様の組成
のソルダーレジスト組成物(No3.No4 )を得た
。但し、カップリング剤としては、夫々γ−メルカプト
プロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリ
エトキシシランを用いた。また、比較例として、カップ
リング剤を含有しない以外は上記と同じソルダーレジス
ト組成物(比較例No1.No2)を得た。
(す、下余白) 一方第2表に示したように、上記で得た光硬化性樹脂溶
液(a−−2)を100部と、光硬化性樹脂溶液(b−
2)を50部と、エチレングリコールモノ−n−ブチル
エーテル15部と、ベンジルジメチルケタール4部と、
フタロシアニングリーン1.5部と、シリカ粉末2部と
、タルク3o部とカップリング剤0.3部とを混合した
。この混合物を更にロールで混練することにより、ソル
ダーレジストインキを組成物を得た。
カップリング剤としては、夫々r−メルカプトプロピル
トリメトキシシラン、γ−7ミノプロビルトリエトキシ
シラン、ビス(トリエタノールアミン)ジイソプロピル
チタネートを用いてソルダーレジストインキ組成物(N
o5〜No7)を得た。
また比較例としてカップリング剤を含有しない以外は、
上記と同じソルダーレジストインキ組成物(比較例No
 3)を得た。
これら各実施例および比較例において、次の試験を行な
った。即ち、夫々のソルダーレジストを用いて印刷配線
基板上に保護膜パターンを形成し、その際の仮乾燥時の
ベトッキおよび現像性を調べると共に、硬化膜パターン
について基盤目テープ剥離試験、耐熱性試験、鉛筆硬度
試験および絶縁性試験を行なった。これらの試験方法お
よび評価方法は以下の通りである。
仮乾燥時のベトッキ ソルダーレジストインキを塗布後、7 o’C。
30分の仮乾燥で溶媒を揮散させた後、指触により塗布
膜のベトッキを判断した。
現像性 露光の後に1%Na、CO,溶液で現像し、形成された
硬化膜パターンの状態から判断した。
基盤目テープ剥離 JISD−0202の試験法に準じ、試験片に基盤目状
のクロスカットを入れた後にセロファンテープによるピ
ーリングテストを行なった。結果は、試験後に剥離が生
じなかったサンプル数の全体に対する比率で表した。
耐熱性試験 260’Cの半田槽中に一回20秒間で合計3回フロー
した後、塗膜に生じた外観変化および接着性の変化を観
察した。
なお、フラックスはロジン系のものと、水溶性のものを
用いた。
光沢性 JI8  Z−8741に準拠し、光沢針MODELV
G−zPD (日本電色工業株式会社)を用い、ソルダ
ーレジスト硬化膜の光沢度(%)を測定したO鉛筆硬度
試験 JI8  K−5400の試験法に従い、鉛筆硬度試験
機を用いて加重IKgを加えたときに硬化膜パターンに
傷が付かない最も高い硬度を表示したO 絶縁性試験 ■IPC−8M−84Qmethod2.5a 23に
よる状態と、050°Cで相対湿度95外の雰囲気中で
7日間保持した後の電気抵抗とを測定した。
これらの評価結果をあわせて第1表、第2表に示す0 〔発明の効果〕 以上詳述したように1本発明のアルカリ現像タイプのソ
ルダーレジストインキ組成物の硬化膜は、耐熱性、硬度
及び電気特性に優れており、特に、水溶性フラックスの
使用に充分耐え、白色変色密着性の低下など見られず、
また、表面の光沢性にも優れたものとなる。
代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同      松  山  光 之

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記( I ),(II),(III)の群より選ばれた光硬化
    性樹脂と、 無機充填剤と、 メルカプト基、ヒドロキシ基もしくはアミノ基を少なく
    とも1つ長鎖にもつ化学構造のシランカップリング剤又
    はチタネート系カップリング剤の少なくとも一方とを含
    有してなることを特徴とするソルダーレジストインキ組
    成物。 〔( I )クレゾールノボラック型エポキシ樹脂の1エ
    ポキシ当量に対して0.9〜1.0当量の比率でアクリ
    ル酸およびメタクリル酸の少なくとも一方を反応せしめ
    、この生成物に対して0.7〜1.0当量の比率でジカ
    ルボン酸無水物を反応せしめて得られる光硬化性樹脂。 (II)クレゾールノボラック型エポキシ樹脂に不飽和モ
    ノカルボン酸を反応させ、この生成物に更に多塩基酸無
    水物を反応せしめて得られる樹脂と、フェノールノボラ
    ック型エポ キシ樹脂に不飽和モノカルボン酸を反応せしめ、この生
    成物に更に多塩基酸無水物を反応せしめて得られる樹脂
    とからなる光硬化性樹 脂。 (III)クレゾールノボラック型エポキシ樹脂またはフ
    ェノールノボラック型エポキシ樹脂に不飽和モノカルボ
    ン酸を反応させ、この生成物に更に多塩基酸無水物を反
    応せしめて得られる樹脂と、ビスフェノールAノボラッ
    ク型 エポキシ樹脂または脂環式オキシランノボラック型エポ
    キシ樹脂に不飽和モノカルボン酸を反応せしめ、この生
    成物に更に多塩基酸無水物を反応せしめて得られる樹脂
    とからなる 光硬化性樹脂。〕
JP63158185A 1988-06-28 1988-06-28 ソルダーレジストインキ組成物 Pending JPH028270A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63158185A JPH028270A (ja) 1988-06-28 1988-06-28 ソルダーレジストインキ組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63158185A JPH028270A (ja) 1988-06-28 1988-06-28 ソルダーレジストインキ組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH028270A true JPH028270A (ja) 1990-01-11

Family

ID=15666127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63158185A Pending JPH028270A (ja) 1988-06-28 1988-06-28 ソルダーレジストインキ組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH028270A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008198922A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd プリント配線板の製造方法
US7537974B2 (en) 2005-02-03 2009-05-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Photoresist composition, method for forming film pattern using the same, and method for manufacturing thin film transistor array panel using the same
JP2014028938A (ja) * 2012-06-29 2014-02-13 Arakawa Chem Ind Co Ltd 印刷レジスト用活性エネルギー線硬化性樹脂組成物、これを用いたレジストパターンの形成方法、印刷レジスト積層体およびプリント配線基板

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7537974B2 (en) 2005-02-03 2009-05-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Photoresist composition, method for forming film pattern using the same, and method for manufacturing thin film transistor array panel using the same
JP2008198922A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd プリント配線板の製造方法
JP2014028938A (ja) * 2012-06-29 2014-02-13 Arakawa Chem Ind Co Ltd 印刷レジスト用活性エネルギー線硬化性樹脂組成物、これを用いたレジストパターンの形成方法、印刷レジスト積層体およびプリント配線基板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63258975A (ja) ソルダーレジストインキ組成物
US4970135A (en) Flame-retardant liquid photosensitive resin composition
JPH0268A (ja) ソルダ−レジスト組成物
JP5027458B2 (ja) 光硬化性・熱硬化性の一液型ソルダーレジスト組成物及びそれを用いたプリント配線板
EP0306273A2 (en) Alkaline developable liquid photoimageable solder resist ink composition
JP5425360B2 (ja) 光硬化性・熱硬化性の一液型ソルダーレジスト組成物及びそれを用いたプリント配線板
JP4768924B2 (ja) フォトソルダーレジストインク
JP2020166207A (ja) 硬化性樹脂組成物、ドライフィルム、硬化物およびプリント配線板
KR20060081361A (ko) 광 경화성ㆍ열 경화성의 일액형 솔더 레지스트 조성물 및그것을 사용한 인쇄 배선판
DE60220446T2 (de) Harzzusammensetzung
JP3771844B2 (ja) 感光性樹脂組成物、フォトソルダーレジストインク、プリント配線板及びドライフィルム
JP5739609B2 (ja) 感光性樹脂組成物、ソルダーレジスト用組成物及びプリント配線板
JPH028270A (ja) ソルダーレジストインキ組成物
JP2003270786A (ja) 感光性樹脂組成物、フォトソルダーレジストインク、プリント配線板、フレキシブルプリント配線板及びドライフィルム
KR100199439B1 (ko) Uv반응성 고분자바인더를 함유하는 액상 광중합성 솔더마스크 조성물
JP2004264773A (ja) 感光性樹脂組成物、その硬化物及びプリント配線板
JP5878913B2 (ja) 感光性樹脂組成物、ソルダーレジスト用組成物、プリント配線板、及び感光性樹脂組成物の製造方法
JPS58221841A (ja) 光硬化型樹脂組成物
JP2021033125A (ja) めっきレジスト用硬化性組成物
JPS62226145A (ja) ソルダ−レジスト
JP6055029B2 (ja) 感光性樹脂組成物、ソルダーレジスト用組成物及びプリント配線板
TWI815304B (zh) 感光性樹脂組成物、乾膜、阻焊劑及印刷線路板
JPS61283646A (ja) 活性エネルギ−線硬化型樹脂組成物
JP3413093B2 (ja) ソルダーフォトレジストインキ組成物及び該組成物を用いたプリント配線基板
WO2022089228A1 (zh) 固化性树脂组合物、及其形成的阻焊膜、层间绝缘材料和印刷电路板