JPH028238Y2 - - Google Patents

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JPH028238Y2
JPH028238Y2 JP1984076611U JP7661184U JPH028238Y2 JP H028238 Y2 JPH028238 Y2 JP H028238Y2 JP 1984076611 U JP1984076611 U JP 1984076611U JP 7661184 U JP7661184 U JP 7661184U JP H028238 Y2 JPH028238 Y2 JP H028238Y2
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JP
Japan
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chronograph
hand
clock
minute
train
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JP1984076611U
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JPS60189886U (ja
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  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、経過時間等を測定できるクロノグラ
フ機構を備えた水晶時計に関するものである。
[従来の技術とその問題点] 従来のクロノグラフ付き水晶時計において、時
計機構とクロノグラフ機構とを別々のモータによ
つて駆動するようにしたものがある(例えば、特
開昭55−7662号公報または実開昭56−13785号公
報)。しかし、これら公知のクロノグラフ付き水
晶時計は、時計輪列とクロノグラフ輪列のいずれ
もが、下板と中板の間および中板と上板の間の両
方に展開されていた。このために、組立および検
査が面倒であつた。また、従来のものは、時刻表
示用の指針とクロノグラフ用の指針の全てを同軸
に構成したものではなかつたために、経過時間等
が読取り難い問題もあつた。
[目的] そこで本考案は、組立および検査が行ない易い
く、また経過時間等の読取りも容易であるクロノ
グラフ付き時計を提供することを目的とするもの
である。
[目的を達成するための手段] 上記目的を達成するために、本考案に係るクロ
ノグラフ付き時計は、下板と中板との間および中
板と上板との間の一方に時計機構が、その他方に
クロノグラフ機構が、それぞれ展開配置してあ
り、時針、分針、クロノグラフ分針およびクロノ
グラフ秒針が、同軸の中4針に構成してある。
[実施例] 第1〜3図において、時計ケース1は、上板2
および下いた2′から構成され、中間に所定間隔
を保つて中板3が設けてある。下板2′と中板3
との間には時計機構4が設けてあり、上ケース2
と中板3との間にはクロノグラフ機構5が設けて
ある。
そこで時計機構4について説明する。
時計機構4の時計用モータ6は、励磁コイル6
a、ステータ6b、ロータ6cによつて構成され
ている。時計輪列7は、駆動車7a,7b、分針
車7c、日の裏車7d、時針車7eより構成され
ている。分針車7cおよび時針車7eにはそれぞ
れ分針8aおよび時針8bが取り付けてある。上
板2および下板2′には針回し軸9が軸方向に移
動自在に取付けてあり、中程には針回し車9aが
取り付けてある。針回し車9aは二つのアイドラ
10を介して日の裏車7aに噛合可能である。分
針車7cには周知のスリツプ機構が設けてあり、
針回し時の回転力が時計用モータ6に及ぶことを
防いでいる。針回し軸9は軸方向の移動はクリツ
ク機構によつて規制されている。
つぎにクロノグラフ機構について説明する。
クロノグラフ機構5のクロノグラフ用モータ1
2は、励磁コイル12a、ステータ12b、ロー
タ12cから構成されている。クロノグラフ用モ
ータ12によつて駆動されるクロノグラフ輪列1
3は、駆動車13a,13b、秒針車13c、中
間車13dおよび分針車13eより構成されてい
る。秒針車13cは秒針軸13fにスリツプバネ
14を用いたスリツプ機構を介して支持されてい
る。秒針軸13fには秒針カナと一体に形成され
た秒ハートカム15aが固着されている。分針車
13eは分針パイプ13gにスリツプ機構を介し
て支持されており、分針ハイプ13gには分ハー
トカム15bが固着されている。秒針軸13fお
よび分針パイプ13gにはそれぞれクロノグラフ
秒針16aおよびクロノグラフ分針16bが取り
付けられている。
クロノグラフ秒針16aおよびクロノグラフ分
針16bを復帰させる帰零機構について説明す
る。
上板2および下板2′にはセツト軸17が軸方
向に進退自在に配設してあり、中央部に円錘カム
17aが固定され、戻しバネ17bにより下ケー
ス3の方向に付勢されている。中板3には切換レ
バー18が摺動自在に配設してあり、戻しバネ1
8aによりその一端は円錘カム17aに弾接して
いる。円板3には切換カム19が回転自在に取付
けられており、外周の爪部に切換レバー18の爪
部18bが係合している。このため切換レバー1
8の1行程により切換カム19は1爪分回転され
る。切換カム19には外周に5ケ所の凹部19a
が形成してある。切換カム19に接近して、中板
3には軸20を介して復帰レバー21が回転自在
に配設してある。復帰レバー21は、戻しバネ2
2によりその係合部21aが切換カム19に弾接
している。復帰レバー21の作動部21bは秒ハ
ートカム15aおよび分ハートカム15bに係合
可能である。復帰レバー21の下方にはスタート
レバー23が軸20を中心として回転自在に配設
してあり、作動部23aがプリント基板(図示せ
ず。)上のスタート接片24と対接することによ
り時計方向に付勢され、係合部23bが切換カム
19に弾接している。中板3にはクリツクバネ2
5がねじ止めされ、切換カム19の外周の爪部に
弾接して切換カム19をクリツク止めしている。
スタート接片24は接片26と対接可能であり、
両接片が開いたときクロノグラフ用モータ12が
回転するように設定されている。下板3には第3
図示のように文字板27がねじ止めされる。
つぎに動作について説明する。
時計機構4は時計用モータ6の回転が時計輪列
7により伝達され、分針8a、時針8bにより時
刻を表示する。調時を行なうときは、針回し軸9
を手前に引き、針回し車9aをアイドラ10に噛
合させて行なう。
クロノグラフ機構5により経過時間を測定する
ときは、第3図のリセツト状態よりセツト軸17
を押し込む。これによりセツト軸17の円錘カム
17aが切換レバー18を摺動させ、爪部18b
が切換カム19を1爪分反時計方向に回転させ
る。この状態が第4図示の状態であり、切換カム
19の回転により復帰レバー21は係合部21a
が凹部19aより抜け出し、時計方向に揺動する
ことにより作動部21bが秒ハートカム15a、
分ハートカム15bより離れる。それと同時にス
タートレバー23は係合部23bが切換カム19
の凹部19aに落ち込むことにより時計方向に揺
動し、スタート接片24は接片26より離れ、ク
ロノグラフ機構5が作動する。すなわちクロノグ
ラフ用モータ12が回転し、クロノグラフ輪列1
3により伝達され、クロノグラフ秒針16aおよ
びクロノグラフ分針16bが回転され、経過時間
が計測される。セツト軸17の押圧を解くとセツ
ト軸17は元位置に戻り、切換レバー18も復帰
する。
経過時間を読取るためクロノグラフ機構5を停
止するときは、セツト軸17を押し込み、第5図
示のようにストツプ状態とする。すなわち、セツ
ト軸17の押し込みにより切換レバー18が摺動
し、切換カム19が1爪分反時計方向に回転す
る。これによりスタートレバー23は、係合部2
3bが凹部19aより抜け出して反時計方向に揺
動し、スタート接片24を接片26に接触させ、
クロノグラフ用モータ12を停止させる。そして
この停止状態でクロノグラフ秒針16aおよびク
ロノグラフ分針16bニより経過時間を読み取
る。
セツト軸17を復帰させたあとでセツト軸を押
し込むと、第3図示のリセツト状態に戻る。すな
わち、復帰レバー21の係合部21aが切換カム
19の凹部19aに落ち込み、復帰レバー21が
反時計方向に揺動して作動部21bが秒ハートカ
ム15a、分ハートカム15bを押圧し、クロノ
グラフ秒針16a、クロノグラフ分針16bを零
復帰させる。
[効果] 本考案によれば、クロノグラフ機構と時計機構
は中板を境にして完全に分離して輪列展開してあ
るために、組立時に歯車の誤挿入が起きる危険性
が少なく、組立が容易に行なえる。また、時計輪
列およびクロノグラフ輪列の歯車の噛合い検査な
ども組立の途中で別々に行なうことが可能とな
る。さらに、時刻表示用の指針とクロノグラフ用
の指針の全てを同軸の中4針に構成しているか
ら、クロノグラフの読取りが容易である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は時計
機構の正面図、第2図はクロノグラフ機構の正面
図、第3図は時計機構およびクロノグラフ機構の
輪列展開を示す拡大断面図、第4図および第5図
は動作状態の説明図である。 4……時計機構、5……クロノグラフ機構、6
……時計用モータ、7……時計輪列、8a……分
針、8b……時針、12……クロノグラフ用モー
タ、13……クロノグラフ輪列、15a……秒ハ
ートカム、15b……分ハートカム、16a……
クロノグラフ秒針、16b……クロノグラフ分
針、17……カツト軸、18……切換レバー、1
9……切換カム、21……復帰レバー、23……
スタートレバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 時計用モータと、この時計用モータによつて駆
    動される時計輪列と、この時計輪列によつて駆動
    される時刻表示用の時針および分針とからなる時
    計機構と、クロノグラフ用モータと、帰零機構を
    含みかつ上記クロノグラフ用モータによつて駆動
    されるとクロノグラフ輪列と、このクロノグラフ
    輪列によつて駆動されるクロノグラフ分針および
    クロノグラフ秒針とからなるクロノグラフ機構と
    を含み、 下板と中板との間および中板と上板との間の一
    方に上記時計機構が、その他方に上記クロノグラ
    フ機構が、それぞれ配置してあり、 上記時針、上記分針、上記クロノグラフ分針お
    よび上記クロノグラフ秒針が、同軸の中4針に構
    成してある ことを特徴とするクロノグラフ付き水晶時計。
JP7661184U 1984-05-25 1984-05-25 クロノグラフ付き水晶時計 Granted JPS60189886U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7661184U JPS60189886U (ja) 1984-05-25 1984-05-25 クロノグラフ付き水晶時計

Applications Claiming Priority (1)

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JP7661184U JPS60189886U (ja) 1984-05-25 1984-05-25 クロノグラフ付き水晶時計

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Publication Number Publication Date
JPS60189886U JPS60189886U (ja) 1985-12-16
JPH028238Y2 true JPH028238Y2 (ja) 1990-02-27

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ID=30618909

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JP7661184U Granted JPS60189886U (ja) 1984-05-25 1984-05-25 クロノグラフ付き水晶時計

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1031896B1 (en) * 1998-09-10 2004-06-09 Seiko Epson Corporation Clocking device
JP5170172B2 (ja) * 2010-06-24 2013-03-27 カシオ計算機株式会社 多針付電子機器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS557622A (en) * 1978-07-03 1980-01-19 Automob Antipollut & Saf Res Center Diagnosis unit for wiring failure
JPS5613785B2 (ja) * 1975-07-05 1981-03-31

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