JPH0281770A - トラクターの操向機構 - Google Patents

トラクターの操向機構

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JPH0281770A
JPH0281770A JP23441888A JP23441888A JPH0281770A JP H0281770 A JPH0281770 A JP H0281770A JP 23441888 A JP23441888 A JP 23441888A JP 23441888 A JP23441888 A JP 23441888A JP H0281770 A JPH0281770 A JP H0281770A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
front axle
hydraulic cylinder
cylinder
steering hydraulic
bevel gear
Prior art date
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Pending
Application number
JP23441888A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Hasebe
健 長谷部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Diesel Engine Co Ltd filed Critical Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は一般にパワーステアリングと呼ばれる油圧式操
向装置の、操向油圧シリンダの支持機構に関するもので
ある。
(ロ)従来技術 従来からトラクターにおいてパワーステアリング機構に
関する技術は公知とされているのである。
しかし従来の技術においては、ステアリングハンドルの
操作によりバルブを切換られて伸縮される操向油圧シリ
ンダの一端を、フロントアクスルブラケットに支持し、
他端をフロントアクスルの一部に枢支していたのである
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし該従来の如く操向油圧シリンダを、フロントアク
スルブラケットとフロントアクスルの間に介装して伸縮
する構成の場合には、一方のフロントアクスルブラケッ
トはトラクターの機体に固定であり、他方のフロントア
クスルはフロントアクスルブラケットに対して、センサ
ービンにより左右端を上下に揺動回動可能に枢支してい
るので、フロントアクスルが路面の凹凸により上下動す
ると操向油圧シリンダの内圧が変化してしまい、瞬間的
に高圧が発生するので、リリーフバルブより高圧を抜い
て、シリンダ内の圧油をタンクも戻す必要があったので
ある。
本発明はこのような不具合いの発生を無くしたものであ
る。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成す
る為の構成を説明すると。
フロントアクスルを機体に対して左右揺動可能に構成し
、操向油圧シリンダの伸縮により車輪の操向回動を行う
構成において、操向油圧シリンダの一端を車輪側に、他
端をフロントアクスル側に枢支したものである。
(ホ)実施例 本発明の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の図
面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は、本発明のトラクターの全体平面図、第2図は
フロントアクスル2と操向油圧シリンダSとの位置関係
を示す平面図、第3図は同じくフロントアクスル2の部
分の前面断面図、第4図はフロントアクスル2の側面断
面図、第5図はフロントアクスル2の右端フランジ部2
c部の側面図、第6図・第7図・第8図・第9図はデフ
ケース蓋1の平面断面図・側面断面図・後面図・後面断
面図、第10図・第11図は操向油圧シリンダSの断面
図である。
第1図においてステアリングハンドルAの部分に操向バ
ルブが配置されており、該ステアリングハンドルAの回
転により、該操向バルブが切り替わるのである。
そしてエンジンの側部に設けられた油圧ポンプよりの圧
油が、操向バルブにより制御されて操向油圧シリンダS
に供給される。
従来の技術においては、操向油圧シリンダSの一端をフ
ロントアクスルブラケット24に枢支し、他端をフロン
トアクスルやナックルアームに枢支していたのであるが
、本発明においては操向油圧シリンダSの一端をフロン
トアクスル2のデフケース蓋1の部分に枢支したもので
ある。
そして操向油圧シリンダSの他端は、フロントアクスル
2の両端に設けられた回動ベベルギアケース16のナッ
クルアーム16bに枢支したものである。
さらに該回動ベベルギアケース16より突出構成された
タイロッドアーム16aより、タイロッド23を介して
、左端の回動ベベルギアケース20のタイロッドアーム
20aに連結している。
第2図・第3図において詳細に説明すると。
フロントアクスル2は左右の中心位置上部にセンターピ
ン嵌入筒2aを構成し、更に左右中心位置より左側に距
離aだけ偏心配置してフロントデフケース部2bを構成
している。
該フロントデフケース部2bの後面の開口部にはデフケ
ース蓋1が閉塞可能に構成され、該デフケース蓋1には
デフギア装置りの軸受リング1c・1dが突出構成され
、該軸受リング1c−1dの部分はフロントデフケース
部2b内に突入し、デフギア装置りを軸受支持している
また該デフケース蓋1は、フロントデフケース部2bの
後面に対して固定するフランジ部1eより、後方に突出
してピニオン軸12の支持筒1fを構成している。
本発明の要部である操向油圧シリンダSの一端を枢支す
る枢支フランジ1aは、該支持筒1fより更に左側へ突
出されているのである。
そして該操向油圧シリンダSの他端が枢支される固定ベ
ベルギアケース゛3は、フロントアクスル2の右端に固
設されているのである。このように枢支フランジ1aの
位置を左に偏心し、他端を固定する固定ベベルギアケー
ス3を逆の側とすることにより、長い操向油圧シリンダ
Sでも介装可能としているのである。
第2図においてフロントアクスル2の右端の右端フラン
ジ部2cに固定ベベルギアケース3のフランジ3cが固
定されており、該右端フランジ部2Cの部分は、操向油
圧シリンダSの操向伸縮動作により干渉する恐れがある
ので、第5図の如く、操向油圧シリンダSとの干渉位置
に切込凹部2dを構成しているのである。同じくフラン
ジ3cの部分にも切込凹部を構成しているのである。
第3図において図示するごとく、デフギア装置りより右
側へはアクスル軸14を延設し、該アクスル軸14はキ
ングピン21上のベベルギアを介して右車軸19を駆動
している。
該キングピン21は上部を固定ベベルギアケース3に軸
受支持し、下部は回動ベベルギアケース16に軸受支持
している。
該回動ベベルギアケース16にタイロッドアーム16a
とナックルアーム16bが構成され、ナックルアーム1
6bに操向油圧シリンダSの他端が枢支されているので
ある。
またデフギア装置りより左側へはアクスル軸15が延設
され、キングピン22のベベルギアを介して左車軸20
を駆動している。
キングピン22は上部を固定ベベルギアケース18に軸
受支持し、下部を回動ベベルギアケース17に軸受支持
している。回動ベベルギアケース17にはタイロッドア
ーム17aが突出され、タイロッドアーム16aとの間
にタイロッド23が介装されている。
次に第4図において図示する如く、ミッションケースよ
り前輪駆動軸11が延長され、該前輪駆動軸11の前端
にはジヨイントを介してピニオン軸12が連結されてい
る。該ピニオン軸12の前端のピニオン12aによりデ
フギア装置りのリングギアを駆動している。
10はジヨイントカバーである。
本発明は該ジヨイントカバー10の前端を固定し、ピニ
オン軸12を軸受支持する支持筒1fの部分より枢支フ
ランジ1aを突出し、該枢支フランジ1aに設けたピン
孔tbに、操向油圧シリンダSの一端を枢支するもので
ある。
(へ)他の実施例 第6図・第7図・第8図・第9図においては、このデフ
ケース蓋1の構成を詳細に示している。
第10図・第11図においては、操向油圧シリンダSの
拡大断面図が開示されているが、操向油圧シリンダSは
シリンダ5とピストン4により構成されており、該ピス
トン4が摺動する摺動シール体26の固定を、押し込み
方向はC形止め輪27により行い、出方向への固定を丸
止め輪28をシリンダ5の内側の溝に嵌入することによ
り行っているのである。
このように摺動シール体26の押し込み側と出側の固定
を、それぞれC形止め輪27と丸止め輪28により行っ
ているので、従来の如く、押し込み方向は段部で受けて
、出方向はリングで固定する構成に比較して脱着はリン
グ鋏み1つで行えるので簡単に組み立て・分解が出来る
のである。
また従来の如く摺動シール体を螺装部で固定する場合に
比較して、操向油圧シリンダSの長さを短く構成するこ
とが出来たものである。
このように操向油圧シリンダSをC形止め輪27と丸止
め輪28により短くすることにより、操向油圧シリンダ
Sを回動ベベルギアケース16とデフケースM1の間に
介装することが出来たものである。
(ト)発明の効果 本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。
第1に、操向油圧シリンダSがフロントアクスル2と共
に上下に揺動するので、フロントアクスル2のセンター
ピンを中心とする端部の上下揺動に対して、操向油圧シ
リンダSに外的な力が作用することがなく、操向油圧シ
リンダS内の油圧が急激に変化する為に従来設けられて
いたオーバーロードリリーフパルプが不要となり、また
操向油圧シリンダSの耐久性を向上することが出来たも
のである。
第2に、操向油圧シリンダSが機体の前方にあるので、
エンジンのオイルパンと干渉することがな(なり、エン
ジンを更に前方に寄せることができ、トラクターの腹部
にモア装置を装着する為のスペースを確保することが出
来たものである。
第3に、フロントアクスル2の上下揺動に際しても操向
油圧シリンダSに悪影響を与えることがないので、フロ
ントアクスル2の揺動角を大きく構成すること、ができ
、モア装置により傾斜地の刈取作業が可能となったもの
である。
第4に、操向油圧シリンダSがフロントアクスル2の後
部に略同じ高さで配置されるので、圃場面から障害物が
突出している場合にも、まずフロントアクスル2により
障害物を排除することが出来るので、操向油圧シリンダ
Sの保護体をフロントアクスル2が兼用するものである
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のトラクターの全体平面図、第2図は
フロントアクスル2と操向油圧シリンダSとの位置関係
を示す平面図、第3図は同じくフロントアクスル2の部
分の前面断面図、第4図はフロントアクスル2の側面断
面図、第5図はフロントアクスル2の右端フランジ部2
0部の側面図、第6図・第7図・第8図・第9図はデフ
ケース蓋lの平面断面図・側面断面図・後面図・後面断
面図、第10図・第11図は操向油圧シリンダSの断面
図である。 S・・・操向油圧シリンダ ト・・デフケース蓋 la・・・枢支フランジ 2・・・・フロントアクスル 3・・・・固定ベベルギアケース 16・・・回動ベベルギアケース 16a・・・タイロッドアーム 16b・・・ナックルアーム 出願人 ヤンマーディーゼル株式会社 代理人 弁理士 矢 野 寿一部 第 図 a

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. フロントアクスルを機体に対して左右揺動可能に構成し
    、操向油圧シリンダの伸縮により車輪の操向回動を行う
    構成において、操向油圧シリンダの一端を車輪側に、他
    端をフロントアクスル側に枢支したことを特徴とするト
    ラクターの操向機構。
JP23441888A 1988-09-19 1988-09-19 トラクターの操向機構 Pending JPH0281770A (ja)

Priority Applications (1)

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JP23441888A JPH0281770A (ja) 1988-09-19 1988-09-19 トラクターの操向機構

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JP23441888A JPH0281770A (ja) 1988-09-19 1988-09-19 トラクターの操向機構

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JPH0281770A true JPH0281770A (ja) 1990-03-22

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0565071A (ja) * 1991-09-09 1993-03-19 Kubota Corp 油圧シリンダの取付構造
US5334539A (en) * 1993-01-29 1994-08-02 Iowa State University Research Foundation, Inc. Fabrication of poly(p-phenyleneacetylene) light-emitting diodes
JP2002316544A (ja) * 2001-04-20 2002-10-29 Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd アクスル装置
JP2013052771A (ja) * 2011-09-05 2013-03-21 Yanmar Co Ltd 農業用トラクタ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63199176A (ja) * 1987-02-13 1988-08-17 Kubota Ltd パワ−ステアリング装置

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