JPH0281598A - データ入力切換回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ、産業上の利用分野 本発明は、２つのデータ入力端子に供給されるデータの
うちの一方を優先して出力するで一タ人力切換＠路に関
する。

Ｂ９発明の１既要 本発明は、２つのデータ入力端子にデータが供給される
データ入力切換回路において、入力切換用のトランジス
タと入力バンファ用のトランジスタとを備えた簡単な構
成の回路によって、上記各データ入力端子に供給される
データのうちの一方を優先して出力することができるよ
うにしたものである。

Ｃ０従来の技術 従来、例えば同一メーカーのコンポーネントオーディオ
システム（Ｃｏｍｐｏｎｅｎｔ　ａｕｄｉｏ　ｓｙｓｔ
ｅｍ）は、それを構成するチューナー装置やアンプ装置
等の機能の異なる複数の装置の制？Ｉｎ部を接続して各
装面間で互いに制御データを送受することによって個々
の機能が連動するようになされている。また、このよう
な装置は、それぞれリモートコントロール信号の受光部
を備え、上記リモートコントロール信号に応した制御デ
ータも互いに送受するようになっており、例えば表示部
の明るさを互いに連動して変化させる等の動作を行うよ
うになっている。

このような動作は、例えば第３図に示す電気装置（ａ）
に対する電気装置（ｂ）の接続により実現される。ずな
わら、この第３図において、上記電気装置（ａ）および
電気装置（ｂ）では、それぞれ受光部（１２ａ）　、　
（１２ｂ）の制御データ出力端子（Ｄａ）　、　（Ｄｂ
）乙こ得られる、図示しない送信装置からのリモートコ
ントロール信号（Ｒ）に応じた制御データが、上記電気
装置（ａ）に設りられた各入力ハッファ（ｌｌａ）（ｌ
ｌｂ）を介して制御部（１３ａ）に供給され、この制御
部（１３ａ）が上記制御データに応して図示しない表示
部等を制御するようになっている。

ところが、上記電気装置（ａ）には、上記各受光部（１
２ａ）　、　（１２ｂ）からの制御データがそれぞれ伝
送系の長さや回路素子の違いにより時間差を有して上記
制御部（１３ａ）に到達するので」−記制御部（１３ａ
）が誤動作する虞れがあった。そこで、上記電気装置（
ａ）は、上記電気装置（ｂ）と接続しているときには、
上記電気装置（ｂ）からの制御データを優先して上記制
御部（１３ａ）が受は付けるようにプログラムによりデ
ータ人力切換を行なっていた。

Ｄ１発明が解決しようとする課題 ところで、上述の電気装置（ａ）のように従来この種の
装置は、上記制御部（１３ａ）に各制御データが供給さ
れるように構成されていた。そして、これら制御データ
のデータ入力切換を上記制御ｎ部（１３８）のプログラ
ムにより行なうようになっていた。

このため、従来この種の装置は、上記制御部（１３ａ＞
が大規模且つ複雑になるために、高価になってしまうと
いう欠点があった。

また、上述のように上記電気装置（ａ）が電気装置（ｂ
）と接続しているときに上記電気装置（ｂ）からの制御
データを優先して上記制御部（１３ａ）が受は付けるよ
うにする構成を、例えば手動の切換スイッチで実現した
のでは操作が煩雑になり、また、電界効果トランジスタ
（ＦＥＴ）等を用いた切換回路で実現したのでは複数の
Ｔｉ源が必要になり回路が複雑になるので実用的とはい
えないという問題点があった。

そこで、本発明は、上述の如き実情に漏みて提案された
ものであり、第１および第２のデータ入力端子に供給さ
れるデータのうちの一方を優先して出力することができ
る簡単且つ新規な構成のデータ人力切換回路を提供する
ことを目的とするものである。

巳１課題を解決するだめの手段 本発明に係るデータ入力切換回路は、上述の目的を達成
するために、第１および第２のデータ入力端子と、外部
接続用の制御端子および接地端子と、上記制御端子にベ
ースが接続された入力切換用のトランジスタと、ベース
が上記第１のデータ入力端子に接続されているとともに
上記入力切換用のトランジスタを介して上記第２のデー
タ入力端子に接続された入力バノファ用のトランジスタ
とを備え、上記入力切換用のトランジスタのベースを電
源ラインに抵抗を介して接続し、上記人力ハノファ用の
トランジスタのベースを上記接地端子の接続された接地
ラインに抵抗を介して接続するとともに上記電源ライン
に抵抗を介して接続してなることを特徴とする。

Ｆ１作用 本発明に係るデータ入力切換回路では、制御端子と接地
端子が外部接続されていないときには、入力切換用のト
ランジスタのベースにＩＨＨラインから正の電位が与え
られこのトランジスタをオン（ＯＮ）状態とする。この
ときに、第２のデータ入力端にハイ（Ｈ）の電位が生じ
ると上記トランジスタは動作しなくなるが、入力バノフ
ァ用のトランジスタのベースに上記電源ラインから正の
電位が与えられるので上記トランジスタはオン（０Ｎ）
状態となる。また、上記第２のデータ入力端にロー（Ｉ
、）の電位が生じると上記入力切換用のトランジスタを
介して上記入力ハンファ用のトランジスタのベースが接
地電位になるので、このトランジスタがオフ（ＯＦＦ）
状態となる。よって、このｙ−少入力切換回路では、制
御端子と接地端子が接続されていないときには、上記第
２のデータ入力端に供給される人力データに応じた出力
が上記人力バッファ用のトランジスタから得られる。

また、本発明に係るデータ入力切換回路では、上記制御
端子と接地端子が外部接続されているときには、上記入
力切換用のトランジスタのベースが接地電位となるので
、このトランジスタがオフ（ＯＦＦ）状態となる。よっ
て、上記第２のデータ入力端子に与えられる入力データ
は、上記ｌ・ランジスタから伝送されない。またこのと
きに、上記第１のデータ入力端子にハイ（ＩＩ）および
ロー（Ｌ）の電位が生しると、それに応じて上記入力バ
ンファ用のトランジスタのベースが正の電位および接地
電位になり、この１ランジスタをオン（ＯＮ）状態およ
びオフ（ＯＦＦ）状態にする。

よって、このデータ入力切換回路では、−Ｆ記制御端子
と接地端子が外部接続されているときには、上記第１の
データ入力端に供給される人力データに応じた出力が上
記入カハンファ用の［ランジスタから得られる。

Ｇ、実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。

第１図は、本実施例のデータ人力切換回路（＋）を備え
た一方の電気装置（Ａ）と、上記データ入力切換回路（
１）に接続される他方の電気装置（Ｂ）　　とを示すブ
ロック図である。なお、これら電気装置（Ａ）（ロ）は
、例えば、いわゆるコンポーネントオーディオシステム
（Ｃｏｍｐｏｎｅｎｔ　ａｕｄｉｏ　ｓｙｓＬｅｍ）を
構成するチューナー装置やアンプ装置等である。

上記第１図において、上記電気装置（Ａ）のデータ人力
切換回路（１）は、２つのデータ入力端子（ＤＩ）（Ｄ
２）、外部接続用の制御端子（Ｃ２）および接地端子（
Ｇ１）を備え、２つのトランジスタ（Ｔｒｌ）　１（Ｔ
ｒｚ）と５つの抵抗（１？、）、（ＲＺ）、（Ｒ３）、
（Ｒ４）、（Ｒ５）とにより次のように構成されている
。

ずなわら、上記データ人力１，１ＩＪＩＡ回路（１）は
、上記制御端子（Ｃ１）が入力切換用のトランシタであ
るＮＰＮ型の第１のトランジスタ（Ｔｒｙ）のベースに
接続され、上記第２のデータ入力端子（Ｄ２）が上記第
１　（Ｄ　Ｉ−ランジスタ（Ｔｒｌ）のエミッタ・コレ
クタ間と第１の抵ｂｔ（Ｒ＋）とを介して入力バッファ
用のトランシタであるＮＰＮ型の第２のトランジスタ（
Ｔｒｚ）のベースに接続され、上記第１のトランジスタ
（Ｔｒｌ）のベースが第２の抵抗（Ｒ２）を介して例え
ば＋５■の正の電位（Ｖｃｃ）を有する電源ラインに接
続され、」−記第１のデータ入力端子（Ｄｌ）が上記第
１のトランジスタ（Ｔｒ、）のコレクタに接続され、こ
の第１のトランジスタ（Ｔｒｌ）のコレクタが第３の抵
抗（Ｒ３）を介して」二記電源ラインに接続され、この
？ＨｆｉＨｆミラインの抵抗（Ｒ４）と上記第２のトラ
ンジスタ（Ｔｒｚ）のコレクタ・エミッタ間を介して接
地されるとともに、上記第２のトランジスタ（Ｔｒｚ）
のベースが第５の抵抗（Ｒ６）を介して上記接地および
接地端子（Ｇ１）に接続されてなっている。

このうち、上記第２のデータ入力端子（Ｌ）は、上記電
気装置（八）に用いられるリモートコントロール信号受
光部（２Ａ）の信号出力端子（ＯＡ）に接続されている
。また、上記第１のデータ入力端子（０，）は、上記電
気装置（Ｒ）に用いられるリモートコントロール信号受
光部（２Ｂ）の信号出力端子（ＤＢ）に接続されるよう
になっており、この接続と同時に上記制御端子（Ｃ４）
および接地端子（Ｇｌ）は、上記リモートコントロール
信号受光部（２Ｂ）の接地端子（Ｃ８）に共通に外部接
続されるようになっている。

また、上記第２のトランジスタ（Ｔｒｚ）は、コレクタ
がデータ出力端子（Ｄｏｕｒ）を介して上記電気装置（
八）の制？ｆｆ１１部（３八）に接続されており、この
制御部（３Ａ）へ供給される信号の人力ハノファとして
用いられているものである。

なお、上記各リモートコントロール信号受光部（２Ａ）
　、　（２１１）は、図示しない送信装置からの赤外線
によるリモート、二１ントロール信号（Ｒ）をフォトダ
イオード等にて受光して、それに応した信号を生成して
上記各信号出力端子（ＤＡ）　、　（ＤＢ）から出力す
るようになっている。

このように構成されている上記データ人力切換回路（１
）は、上記各端子（Ｄ＋）、　（ＣＩ）、　（Ｇ、）が
上記電気装：η（Ｂ）に接続されていないときには、次
のように動作する。

すなわち、このデータ人力切換回路（１）は、上記各端
子（Ｄ、）、（Ｃ，）、（Ｇ、）に上記上記電気装置（
Ｂ）が接続されていないときには、第２図にｂにて示す
ように上記第１のトランジスタ（Ｔｒｙ）のベースに上
記電源ラインから上記第２の抵抗（Ｒ２）を介して正の
電位が与えられるので、■−二記ランジスタ（Ｔｒｌ）
がｊン（ＯＮ）状態となる。

このときに、上記第２のデータ入力端子（Ｄ２）に第２
図にａにて示す入力データのハイ（１１）の電位（Ｖｃ
ｃ）が与えられると、上記第１のトランジスタ（Ｔｒｙ
）は、ベース・エミッタ間の電位差がほぼなくなるので
動作しなくなる。しかし、上記第２のトランジスタ（Ｔ
ｒｚ）は、第２図にＣにて示すように、上記第１、第３
および第５の抵抗（Ｒ，）、　（ｌｈ）（Ｒ９）により
分割されて」１記電源ラインからベースに与えられる正
の電位によりオン（ＯＮ）状態になるので、上記出力端
子（Ｄｏｕｒ）を接地して第２図にｄにて示すように出
力データを接地電位にする。

また、上記第２のデータ入力端子（Ｄ７）に人力データ
のロー（Ｌ）の電位（０）が与えられると、上記第１の
トランジスタ（Ｔｒ、）を介して上記第２のトランジス
タ（Ｔｒ２）のベースがほぼ接地電位になるので、この
第２のトランジスタ（Ｔｒｚ）がオフ（ＯＦＦ）状態と
なり、上記出力端子（ＤＯＩＩＴ）の出力データをハイ
（１１）の電位（Ｖｃｃ）にする。

よって、上記データ人力ｌ、ｌＪ換回路（１）は、上記
電気装置（Ｂ）に接続されていないときには、上記第２
のデータ入力端子（Ｄ２）に与えられる入力データの反
転データが」二記データ出力端Ｔ−（Ｄｏｕｒ）に得ら
れる。

また、上記データ入力切換回路（１）は、上記各端子（
Ｄ＋）、（ＣＩ）、　（Ｇ＋）が上記電気装置（Ｉｌ）
に接続されいるときには、次のように動作する。

すなわち、このデータ入力切換回路（１）は、上記各端
子（Ｄ、）、　（Ｃ，）、　（Ｇｌ）に上記電気装置（
Ｂ）が接続されているときには、上記第１のトランジス
タ（Ｔｒｙ）のベースが］二記制御端子（ＣＩ）と上記
接地端子（Ｇ１）との外部接続により接地電位になるの
で、このトランジスタ（Ｔｒｙ）がオフ（ＯＦＦ）状態
になる。

よって、上記第２のデータ入力端子（Ｄ２）に与えられ
る入力データは、上記トランジスタ（Ｔｒｌ）より伝送
されない。またこのとき、上記第１のデータ入力端子（
Ｄｌ）に上記電気装置（ＩＩ）から入力データのハイ（
ＩＩ）の電位（Ｖｃｃ）およびロー（Ｌ）の電位（０）
が与えられると、それに応し′ζ上記第２のトランジス
タ（Ｔｒｙ）のベースが正の電位および接地電位になり
、上記人力データがハイ（Ｈ）のときに北記トランジス
タ（Ｔｒｚ）がオン（ＯＮ）状態となり、ロー（Ｌ　）
のときに上記トランジスタ（Ｔｒｚ）がオフ（ＯＦＦ）
状態となるので、上記データ出力端子（Ｄｏｏｒ）の出
力データを上記第２のトランジスタ（Ｔｒｚ）のオン（
ＯＮ）状態のときには接地電位にするとともにオフ（Ｏ
ＦＦ）状態のときにはハイ（１１）の電位（Ｖｃｃ）に
する。

よって、上記データ入力切換回路（１）は、上記各端子
（Ｄ、）、　（ＣＩ）、　（Ｇｌ）が上記電気装置（Ｂ
）に接続されているときには、上記第１のデータ入力端
子（Ｄ、）に与えられる入力データの反転データを」−
記データ出力端子（ＤＯＩＩＴ）から上記制御部へ供給
する。

このように、本実施例のデータ人力切換回路（］）よれ
ば、上述のように簡単な構成で、上記電気装置（Ａ）が
電気装置（Ｂ）と接続しているとき、すなわち、上記制
御端子（Ｃ１）と上記接地端子（Ｇ１）とが外部接続し
ているときに、」二記電気装置（ＩＩ）から上記第１の
データ入力端子（Ｄｌ）に与えられる入力データを優先
して上記制御部（３八）に供給する動作を実現すること
ができる。

よって、このデータ人力切換回路（１）を用いることに
より、上記電気装置（Ａ）は、煩雑や操作や複雑な回路
を要しなくとも確実にデータ人力切換を行うことができ
るとともに、上記制御部（３Ａ）を小規模で簡単なもの
にすることができるので安価にすることができる。

＋＋、発明の効果 本発明に係るデータ入力切換回路は、入力切換用のトラ
ンジスタ、人力ハノファ用のトランジスタおよび各抵抗
により構成され、これらが上述のように作用することに
より、制御端子と接地端子が接続されていないときには
、上記第２のデータ入力端に供給される入力データに応
じた出力が上記入力パンツγ用のトランジスタから得ら
れ、また、上記制御端子と接地端子が外部接続されてい
るときには、上記第１のデータ入力端に供給される入力
データに応した出力が上記入力バッファ用のトランジス
タから得られる。

よって、本発明によれば、第１および第２のデータ入力
端子に供給されるデータのうちの一方をイ３先して出力
することのできる簡単な構成の実用的なデータ入力切換
回路を実現することができる。

したがって、本発明に係るデータ人力切換回路を例えば
コンボ−忍ントオーディオシステムを構成する複数の装
置間の制御データのデータ入力切換回路に用いることに
より、煩雑や操作や複雑な回路を要しなくともデータ入
力切換を確実に行うことができるとともに制御部を小規
模で簡単なものにすることができるので各装置を安価に
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は発明に係るデータ入力切換回路の実施例の構成
を示すブロック図、第２図は上記データ入力切換回路に
電気装置（Ｂ）が接続されていないときの各部の波形を
示す波形図である。 第３図は従来例を説明するためのブロック図である。 １・・・データ入力切換回路 Ｄ＋、Ｄｚ　　・・・第１および第２のデータ入力端子
Ｃ８・・・制御端子 Ｇ、・・・接地端子

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 第１および第２のデータ入力端子と、 外部接続用の制御端子および接地端子と、 上記制御端子にベースが接続された入力切換用のトラン
   ジスタと、 ベースが上記第１のデータ入力端子に接続されていると
   ともに上記入力切換用のトランジスタを介して上記第２
   のデータ入力端子に接続された入力バッファ用のトラン
   ジスタとを備え、 上記入力切換用のトランジスタのベースを電源ラインに
   抵抗を介して接続し、 上記入力バッファ用のトランジスタのベースを上記接地
   端子の接続された接地ラインに抵抗を介して接続すると
   ともに上記電源ラインに抵抗を介して接続してなるデー
   タ入力切換回路。