JPH0280487A - 炭素繊維強化炭素複合材料 - Google Patents

炭素繊維強化炭素複合材料

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JPH0280487A
JPH0280487A JP23103788A JP23103788A JPH0280487A JP H0280487 A JPH0280487 A JP H0280487A JP 23103788 A JP23103788 A JP 23103788A JP 23103788 A JP23103788 A JP 23103788A JP H0280487 A JPH0280487 A JP H0280487A
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JP
Japan
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carbon
carbon fiber
composite material
fibers
reinforced
Prior art date
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Pending
Application number
JP23103788A
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English (en)
Inventor
Masatake Sakagami
正剛 阪上
Koichi Iwata
岩田 幸一
Makoto Kawase
誠 川瀬
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、層間強度の向上した炭素繊維強化炭素複合材
料に関するものである。
「従来の技術」 積層タイプの炭素繊維強化炭素複合材料において層間強
度が弱いという問題があった。例えば航空機等の高負荷
ブレーキ摩擦材として炭素繊維強化炭素複合材料を用い
る場合、圧縮強度として最低147MPaが必要と言わ
れている。ところが積層タイプのそれは、居間強度が弱
いため、層間方向(積層方向より90°ずれた方向)の
負荷による圧縮強度が130MPH程度しかないという
問題があった。
そのため、層間強度を向上させるため、特願昭62−1
29147号に示されるように、異った形状の織布を積
層することが試みられたり、あるいは3次元織の織布を
用いたりしていた。
「発明が解決しようとする課題」 従来の技術、例えば上記のように形状の異った織布を積
層する場合、織布を織ることおよび積層の手順を考える
と量産には適しておらず経済的にも不利である。
3次元以上のn次元織の場合には、層間を持たないため
層間強度に対する問題は生じないが、経済的にみて、織
っていない長繊維あるいは、不織布、2次元織に比べは
るかに不利である。
[課題を解決するための手段」 上記に鑑み、本発明はこの様な問題点を解決するため開
発されたものである。
即ち本発明は、炭素繊維強化炭素複合材料の強化繊維で
ある炭素繊維が撚られていることを特徴とする炭素繊維
強化炭素複合材料である。
以下に詳細に本発明を例により説明する。
本発明にあっては、経済性からみて、織っていない長繊
維あるいは、不織布、2次元織を炭素繊維強化炭素複合
材料の強化繊維として用いる場合その素線束が撚っであ
るものを利用する。
撚っである素線束とは、0〜100mmの間に1回以上
の撚りが加えられているものを言う。
「作用」 撚っである炭素繊維束は、撚ってない炭素繊維束に比べ
て、素線零敗が同じでもかさ高いものとなっている。こ
れは炭素繊維が他の繊維に比べ高弾性であるため、撚ら
れた炭素繊維は、もとにもどろうとし、自然とばらける
ことに起因する。
したがって炭素繊維束の素線は互いに離れているため、
マトリックスが炭素繊維束に容易に入っていく。また、
繊維束自体が、ばらけているため隣接する炭素繊維束と
の境界がわからなくなり、隣接する炭素繊維がからみあ
う。したがって積層タイプの炭素繊維強化炭素複合材料
の層間の存在がわからなくなり、実際に層間強度が向上
する。
「実施例」 以下に本発明の実施例を比較例と共に述べる。
比較例1: <1)  3 o o o木炭素繊維束(撚られていな
い)を平織にしたプリプレグを35枚積層した成形体を
作製した(200℃で熱成形、圧力20に9/cd)。
(2)その後この成形体を不活性雰囲気で2000℃ま
で加圧焼成して’100mmXtlOmmの炭素繊維強
化炭素複合材料を得た( 1000℃までの昇温速度3
0℃/hその後2000℃まで100℃/h 、圧力5
00 Kq/ai )。
比較例2: (1)糸状の6000本炭素繊維束(撚られていない)
UT のプリプレグを巻き取り、  0150XIN050m
mのリング成形体を作製した(熟成形条件は比較例1と
同じ)。
(2)  この成形体を比較例1と同条件で加圧焼成し
、OUT$150mmX INyi50mmXti[]
mm(7)炭素繊維強化炭素複合材料を得た。
実施例1: 比較例1の撚っていない6000本炭素繊維束の代りに
2cmで1回撚っである炭素繊維束を用いた織布で、比
較例1と同条件で 100 mm X tlommの炭
素繊維強化炭素複合材料を得た。
実施例2: 比較例2の撚っていない6000本炭素繊維束の代りに
3ctnで1回撚っである炭素繊維束を用イテ、比1f
1例2 ト同条WテO−$150wXI% 50mm 
X ’ 10 mmの炭素繊維強化炭素複合材料を得た
比較例1.2、実施例1.2で得られた炭素繊維強化炭
素複合材料よりWlommXLlommXTIOmmの
サンプルを切出し、クロスヘツド速度0.5 mm /
minで層間方向の圧縮強度を測定し、第1表を得た。
なお本発明の炭素繊維強化炭素複合材料を用いた摩擦材
の外観斜視図を第1.2図に例示してG)る。
第1表 層間方向の圧縮強度 「発明の効果」 上述のように、本発明の撚った炭素繊維を用いた炭素繊
維強化炭素複合材料は、居間強度が向上した。
【図面の簡単な説明】 第1図、第2図は共に本発明の炭素繊維強化炭素複合材
料を用いた摩擦材の外観斜視図を夫々例示している。 (1)・・・摩擦材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炭素繊維強化炭素複合材料の強化繊維である炭素
    繊維が撚られていることを特徴とする炭素繊維強化炭素
    複合材料。
  2. (2)炭素繊維の形状が長繊維、不織布、織布であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の炭素繊
    維強化炭素複合材料。
JP23103788A 1988-09-15 1988-09-15 炭素繊維強化炭素複合材料 Pending JPH0280487A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0661591A2 (en) 1993-12-29 1995-07-05 Eastman Kodak Company Photographic elements containing loaded ultraviolet absorbing polymer latex
EP0695968A2 (en) 1994-08-01 1996-02-07 Eastman Kodak Company Viscosity reduction in a photographic melt

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JPS6314937A (ja) * 1986-07-03 1988-01-22 清水建設株式会社 鉄筋鉄骨複合柱
JPS63100062A (ja) * 1986-10-15 1988-05-02 東邦レーヨン株式会社 炭素繊維強化炭素複合材料の製造法

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