JPH0278645A - 2−シクロペンテノン類の製造法 - Google Patents

2−シクロペンテノン類の製造法

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JPH0278645A
JPH0278645A JP63231055A JP23105588A JPH0278645A JP H0278645 A JPH0278645 A JP H0278645A JP 63231055 A JP63231055 A JP 63231055A JP 23105588 A JP23105588 A JP 23105588A JP H0278645 A JPH0278645 A JP H0278645A
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正好 南井
Yuji Ueda
裕治 植田
Seiichi Kai
甲斐 靜一
Takayuki Azumai
隆行 東井
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  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、−船人(!) (式中、Rは水素原子または炭素数1〜6のアルキル基
を示す。mは0または1であり、nは4〜.8の整数で
ある。) で示される2−シクロベンテノン類の製造法に関する。
〈従来の技術〉 上記−船人(I)で示される2−シクロベンテノン類は
医、農薬等の中間体、とりわけプロスタグランジン中間
体として極めて重要である。
従来より、このような2−シクロベンテノン類の製造法
としては種々の方法が知られており、たとえば以下に示
される方法が例示される。
■ J、O,C,45、4702(1980)@  5
ynthesis  199〜200  (1981)
しかしながら、これらの方法はいずれも出発原料が高価
である、高価な試薬を必要とする、反応工程が長い等の
問題があり、工業的な製造法としてはかならずしも満足
のいくものではない。
〈発明が#決しようとする課題〉 このようなことから、本発明者らはかかる問題点を解決
し、工業的有利に一般式(1)で示される2−シクロペ
ンテノン類を製造すべく検討の、vi果、本発明に至っ
た。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、−船人filおよび(り (■)(わ (式中、R,mおよびnは前記と同じ意味を有する。) で示されるシクロベンテノン類の混合物か、または、−
船人(U)で示される4−シクロベンテノン類を、1.
8−ジアザ−ビシクロ(5,4,03ウンデセン(以下
、DBUと略記する)もしくはこの有機酸塩の存在下に
加熱するか、またはパラジウム触媒およびアルコールの
存在下に転位させることによる一般式(1)で示される
2−シクロベンテノン類の製造法である。
本発明における転位反応で触媒としてDBUもしくはD
BU有機酸塩を用いる場合には、その使用量は4−シク
ロベンテノン類またはシクロベンテノン類の混合物に対
して通常0.0005〜1021倍、好ましくは0.0
01〜5重量倍である。
ここで、DBUをその有機酸塩として用いる場合、有機
酸としては、例えばフェノール、クレゾール等のOH基
を有する芳香族化合物、もしくはオレイン酸、オクチル
酸等の脂肪族酸が例示される。
この反応は無溶媒で実施されるが、溶媒を使用すること
もできる。
溶媒を使用する場合、反応にさしつかえなければ特に限
定されることなく使用でき、たとえばデカノール、イソ
プロピルアルコール、テトラヒドロフラン、ジ−n−ブ
チルエーテル、ジオキサン、ベンゼン、トルエン、キシ
レン、クロルベンゼン、メチルイソブチルケトンなどア
ルコール、エーテル、ケトン、脂肪族もしくは芳香族炭
化水素等の単独または混合物が例示される。
溶媒を使用する場合、その使用量は特に制限されないが
一般には4−シクロベンテノン類またはシクロベンテノ
ン類の混合物に対して0.1〜20重量倍である。
反応温度は20〜220℃であるが、好ましくは60〜
200℃である。
次に、転位反応でパラジウム触媒とアルコールを用いる
場合について説明する。
ここで用いられるパラジウム触媒としては、次に示すパ
ラジウム塩が例示される。
塩化パラジウム、臭化パラジウム、酢酸パラジウム等。
上記のパラジウム触媒の使用量は、シクロベンテノン類
((■)と(I)の混合物または(I[)単独)に対し
て通常0.05〜80モルパーセント、好ましくは0.
1〜20モルパーセントの範囲である。
アルコールはメタノール、エタノール、プロパノール等
が例示される。その使用量は、シクロベンテノン類((
■)と(I+の混合物または(I[)単独1に対して通
常0.1〜20!j1倍であるが、勿論これ以上の使用
量でもさしつかえない。
この反応は、上記アルコールを溶媒として使用し、実施
できるが、上記アルコールに加え、以下のような溶媒を
使用することもできる。
水、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチルエーテル
、アセトン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、ジクロ
ルメタン、クロロホルム、トルエン、ヘキサン、ジメチ
ルホルムアミド、N−メチルピロリドン等の脂肪族もし
くは芳香族炭化水素、エーテル、ケトン、エステル、ハ
ロゲン化炭化水素等の反応に不活性な溶媒の単独または
混合物が使用され、その使用量については特に制限され
ない。
反応温度は通常、−20〜180℃、好ましくは一10
〜120℃である。
反応時間は特に制限されない。
反応終了後、通常の分離手段、抽出、分液、洗浄、濃縮
等の操作により目的の2−シクロベンテノン類(I)を
収率よく得ることができ、これは必要に応じて蒸留、カ
ラムクロマトグラフィー等により精製することができる
シクロベンテノン類の混合物(n)および(りは、−船
人(m)および(5) (I[)           勤 (式中、R%mおよびnは前記と同じ意味を有する) で示されるヒドロキシシクロペンタノン類の混合物を脱
水することによりおこなわれる。脱水反応は、通常酸触
媒を用いておこなわれるが、単に加熱することによって
も実施される。
酸触媒としては、トルエンスルホン酸、メタンスルホン
酸、酢酸、プロピオン酸、酸性樹脂、リン酸、ポリリン
酸、塩酸、硫酸、酸性亜硫酸カリのごとき、有機・無機
の通常、脱水反応に使用される触媒類が例示され、その
使用量はヒドロキシシクロペンタノン類の混合物に対し
て、0.01モル〜10モルパーセントの範囲で使用さ
れるが、勿論、その範囲外でも使用可能である。
反応は通常溶媒中で実施され、かかる溶媒としては、先
にあげた転位反応で用いられる溶媒と同じものが使用さ
れる。
この脱水反応は、反応の進行に伴って水が生成するが、
必要に応じ、系外に除去しながら実施することもでき、
かかる面からはトルエン、キシレン、クロルベンゼンの
ごとき水と共沸する溶媒の使用が好ましい。
反応温度は一10〜150℃、好ましくは10〜180
℃の範囲である。
反応時間は特に制限されない。
反応終了後、通常の分離手段、抽出、分液、濃縮等によ
りシクロベンテノン類の混合物(II)および(1)が
得られ、必要により蒸留、カラムクロマトグラフィー等
にて精製するξとができるが、次の転位反応へは、反応
混合物のまま使用することができる。もちろん、上記の
精製により得た4−シクロベンテノン類(ff)のみを
使用することもできる。
ヒドロキシシクロペンタノン類の混合物(m)および(
5)は−船人(V)および(ロ) (V)           (Vl)(式中、R,m
およびnは前記と同じ意味を有する。) で示されるヒドロキシシクロベンテノン類の混合物を還
元することによって得られる。還元は通常、還元触媒を
用い、接触水添により実施される。
還元触媒としては、通常の接触還元触媒、ラネーNi、
安定化Ni、酸化パラジウム、塩化パラジウム、パラジ
ウムブラック、パラジウム−炭素、白金−炭素、ロジウ
ム−炭素、ルテニウム−炭素があげられ、これらの触媒
の使用量は、原料であるヒドロキシシクロベンテノン類
の混合物に対して、0.05〜80!景倍、好ましくは
0.1〜20重量倍である。
この反応で使用される溶媒としては、通常還元反応に不
活性な溶媒が使用され、かかる溶媒としては、たとえば
水、メタノール、エタノール、ジオキサン、テトラヒド
ロフラン、N−メチルピロリドン、ジ−n−ブチルエー
テル、エーテル、酢酸エチル、酢酸n−プロピル、ベン
ゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサン
等のエーテル、エステル、アルコール、芳香族または脂
肪族炭化水素等の反応に不活性な溶媒の単独もしくは混
合物が例示される。かかる溶媒の使用量は特に制限され
ない。
反応温度は通常−80〜150℃、好ましくは一10〜
100℃である。
反応時間は特に制限されない。
反応終了後、触媒を炉別して除き、P液をamすれば混
合物@)および(財)を得ることができる。そして、次
の反応へは、反応混合物のまま使用することもできる。
一船人関および(ロ)で示されるヒドロキシシクロベン
テノン類の混合物は、−船人(至)(式中、R,mおよ
びnは前記と同じ意味を有する) で示されるフランカルビノール化合物を、水を主とする
溶媒中、反応液のpHを8.5〜6に維持しながら、触
媒の存在もしくは非存在下に転位することにより容易に
製造することができる。
この反応において、原料として用いられる一般式(ロ)
で示されるフランカルビノール化合物は、たとえば、フ
ランを原料とし、フリーデル−クラフト反応、還元反応
により合成することができる。
上記の転位反応において用いられる溶媒は水を主溶媒と
するものであって、水単独あるいは水に他の有機溶媒が
少量混入した水を主成分とする混合溶媒である。ここで
他の有機溶媒としては、たとえばエチレングリコール、
1.8−プロパンジオール、メタノール、エタノール、
ジオキサン、テトラヒドロフラン、DMF、DMSO,
酢酸エチル、酢酸、ジクロルメタン、トルエン、ジメチ
ルエーテル等の脂肪族もしくは芳香族炭化水素、アルコ
ール、脂肪酸、エーテル、エステル、ハロゲン化炭化水
素等の反応に不活性な溶媒があげられる。しかしながら
、一般には水にこれらの有機溶媒を共存させる有利さは
特にみられない。
この反応は触媒を必ずしも必要としないが、触媒を添加
することにより反応速度が向上し、反応率が増大するの
でその使用は有効である。
この反応で触媒を用いる場合、その触媒としては例えば
各種金属塩、有機第4級アンモニウム塩、界面活性剤、
アルコール等があげられる。
各種金属塩としては、例えばナトリウム、カリウム、マ
グネシウム、亜鉛、鉄、カルシウム、マンガン、コバル
ト、アルミニウーム等のリン酸塩、硫酸塩、塩化物、臭
化物、酸化塩、有機脂肪酸塩、有機スルホン酸塩等があ
げられ、有機第4級アンモニウム塩の例としては、テト
ラブチルアンモニウムプロミド、ベンジルトリメチルア
ンモニウムクロリド、トリカプリルメチルアンモニウム
クロリド、ドデシルトリメチルアンモニウムクロリド、
カプリルベンジルジメチルアンモニウムクロリド等があ
げられ、界面活性剤としては、高級脂肪酸塩、ポリオキ
シエチレンアルキルフェノールエーテル、高級脂肪族ア
ルコール等があげられ、アルコールとしては先に溶媒と
して例示したメタノール、エタノール、エチレングリコ
ールなどが触媒としても使用され、これらは単独または
混合物として使用される。
触媒を用いる場合、その使用量は通常−船人(ロ)で示
されるフランカルビノール化合物に対して1/200〜
5倍重量の範囲であるが、この範囲外でも適用可能であ
る。
ここで用いた触媒は、反応終了後、回収して再使用する
ことができる。
反応pHは8.5〜6の範囲が好ましいが、更に好まし
くは8,6〜5.5の範囲である。
かかるpHを維持するために使用される酸としては、た
とえば塩酸、硫酸、リン酸、ホウ酸、酢酸、プロピオン
酸、トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸等の通常の
無機酸、有機酸があげられ、アルカリとしてはたとえば
苛性ソーダ、炭酸カリ、炭酸水素ナトリウム、リン酸1
水素カリ、有機アミン類等の通常の無機塩基、有機塩基
があげられる。
あるいはまた、上記酸−塩基の組合せによる繰衝溶液が
あげられ、たとえばリン酸1水素カリ−リン酸、酢酸ソ
ーダー酢酸、酢酸ソーダーリン酸、フタル酸−炭酸カリ
、リン酸1水素カリ−塩酸、リン酸2水素カリ−炭酸水
素カリ、コノAり酸−炭酸水素ナトリウム等が例示され
る。
一般には、pH調整用に使用する酸あるいはアルカリは
塩酸、臭化水素酸等の強酸や苛性ソーダ、苛性カリ等の
強アルカリを避けるほうがより好ましい。
反応温度は0〜200℃で任意であるが、好ましくは2
0〜160℃である。
このようにして得られた反応混合物から、抽出、分肢、
濃縮、蒸留等の操作により、一般式(V)および(ロ)
で示されるヒドロキシシクロベンテノン類の混合物が収
率よく得られ、この混合物はそのまま次の還元反応に供
することができる。
〈発明の効果〉 かくして、本発明の方法によれば、目的とする一般式(
I)で示される2−シクロベンテノン類を工業的有利に
製造することができ、また、一般式(ロ)で示されるフ
ランカルビノール化合物から一般式(V)および(ロ)
で示されるヒドロキシシクロベンテノン類の混合物を得
る反応、次に該混合物を還元し、一般式(ロ)および(
5)で示されるヒドロキシシクロペンタノン類の混合物
を得る反応、さらに該ペンタノン類を脱水してシクロベ
ンテノン類の混合物(I)および(11)を得る反応さ
らに、この混合物を転位して、該混合物から−、般式(
りで示される2−シクロベンテノン類を得る反応工程を
結合することにより、フランカルビノール化合物から2
−シクロベンテノン類を工業的有利に製造することがで
きる。
〈実施例〉 以下、実施例により本発明を説明する。
実施例1 攪拌装置、温度計を装着した四ツ目フラスコに2−(1
−ヒドロキシ−7−メドキシカルボニルヘプチル)フラ
ン114ノおよび456(1’の水と8.82のリン酸
1水素カリとリン酸にてpH4,2に調整した緩衝水溶
液を仕込み、窒素気流下に100℃にて原料がなくなる
まで攪拌を続ける。
反応終了後、反応混合物を冷却し、メチルイソブチルケ
トン600n/にて2回抽出、分液し、得られた有機層
からメチルイソブチルケトンを留去して、8−ヒドロキ
シ−2−(6−メドキシカルボニルヘキシル)−4−シ
クロベンテノン(V−1)および4−ヒドロキシ−2−
(6−メドキシカルボニルヘキシル)−2−シクロベン
テノン(VI−1)をU合物として927得た(収率8
0.7%)。
上記混合物24ノにメタノール100Tnlおよびラネ
ーニッケル1.22を加え40〜50℃にて常圧水添す
る。反応終了に8時間を要する。反応終了後、触媒をP
別し、P液を濃縮する。
8−ヒドロキシ−2−(6−メドキシカルボニルヘキシ
ル)−4−シクロペンタノン(I−1)と4−ヒドロキ
シ−2−(6−メドキシカルボニルヘキシル)−2−シ
クロペンタノン(IV−1)の混合物を28.7F(収
率98.0%)得た。
次に、上記混合物12.15’、トルエン50−および
p−トルエンスルホン酸0.22を加え、減圧下、80
〜86℃にて1時間、共沸脱水する。反応終了後、反応
液を水、8%炭酸ソーダ水、水にて順次洗浄する。有機
層は減圧にて濃縮し、2−(6−メドキシカルボニルヘ
キシル)−2−シクロベンテノン(1−1)および2−
(6−メドキシカルボニルヘキシル)−4−シクロベン
テノンの(ff−1)の混合物10.96y(収率97
.9X)を得た。
次に、上記混合物10ノにDBUo、IPを加え、12
0℃にて5時間加熱攪拌する。反応終了後、反応混合物
にトルエン20−を加え、IN−塩酸水、水、8%炭酸
ソーダ水、水にて順次洗浄する。
有機層は減圧にて濃縮し、得られる残渣を蒸留する。2
−(6−メドキシカルボニルヘキシル)−2−シクロベ
ンテノン(1−1) 9.49 (収率94X)を得た
b、p、125〜180℃10.2〜0.8鵡H2実施
例2 実施例1で得た(V−1)および(、VI−1)の混合
物242をメタノール50m7と酢酸エテル5〇−に溶
解し、5%パラジウム−炭素1.22を加え、水素圧5
 kg / 3”にて40℃、4時間還元する。反応終
了後、触媒を戸別して除き、FIM、を濃縮すれば8−
ヒドロキシ−2−(6−メドキシカルボニルヘキシル)
−4−シクロペンタノン(1−2)と4−ヒドロキシ−
2−(6−メドキシカルボニルヘキシル)−2−シクロ
ペンタノン(IV−2)の混合物を28.6y(収率9
7.5%)得た。
次に、上記混合物12.19をトルエン50ffI/に
溶解し、加熱攪拌する。反応中、副生ずる水は共沸にて
除く。以下、実施例1に準じて後処理、精製し、2−(
6−メドキシカルボニルヘキシル)−2−シクロベンテ
ノン(1−2)および2−(6−メドキシカルボニルヘ
キシル)−4−シクロベンテノン(n−2)の混合物1
1.02F(収率98.8%)を得た。
次に、上記混合物107をメタノール80−に溶解し、
塩化パラジウム0.52を加え、20〜80℃にて6時
間攪拌する。反応液を氷水中にあけ、トルエン50−に
て抽出する。有機層は水洗いののち、siする。残渣は
さらに蒸留にて精製し、目的とする2−(6−メドキシ
カルボニルヘキシル)−2−シクロベンテノン(f−2
)9.11(収率91%)を得た。
実施例8 実施例1で用いたと同様のフラスコに2−(1−ヒドロ
キシ−7−ニトキシカルボニルへブチル)フラン18ノ
および水720yを仕込み、反応系のpHを4.2〜4
.5に調整しながら100℃にて原料がなくなるまで攪
拌を続ける。以下、実施例1と同様に後処理して8−ヒ
ドロキシ−2−(6−ニトキシカルボニルヘキシル)−
4−シクロベンテノン(V−8)および4−ヒドロキシ
−2−(6−ニトキシカルボニルヘキシル)−2−シク
ロベンテノン(Vl−8)を混合物として14.862
得た(収率79.8%)。
この混合物122にトルエン40−およびラネーニッケ
ル0.6yを加え、90〜100℃、水素圧5 &97
 cI+!にて2時間還元する。
触媒を戸別すれば8−ヒドロキシ−2−(6−ニトキシ
カルボニルヘキシル)−4−シクロペンタノン(1−8
)と4−ヒドロキシ−2−(6−ニトキシカルボニルヘ
キシル)−2−シクロペンタノン(ff−8)の混合物
のトルエン溶液419を得る。(1−8)および(fV
−8)の生成量は11.61y(収率96%)である。
次に、上記トルエン溶液88ノに、酸性亜硫酸カリ0.
2yを加え、減圧下、80〜85℃にて共沸脱水する。
反応終了後、反応混合物を水洗いし、有機層を分液する
。次に、有機層を約172まで濃縮すれば、2−(6−
ニトキシカルボニルヘキシル)−2−シクロベンテノン
(I−8)および2−(6−ニトキシカルボニルヘキシ
ル)−4−シクロベンテノン(n−a)の混合物のトル
エン溶H,18グを得る。(1−8)および(n−a)
の混合物は9.82F(収率98.2%)であった。
上記トルエン溶液152にDBUo、16Fを加え、6
時間加熱攪拌する。反応終了後、反応液を冷却し、IN
−塩酸水、水、8X炭酸ソーダ水、水にて順次洗浄する
。有機層は、さらに濃縮、蒸留し、目的とする2−(6
−ニトキシカルボニルヘキシル)−2−シクロベンテノ
ン7、859を得た(収率9B、5%)。
b、p、140〜146℃10.4閣H2実施例4 攪拌装置および温度計を装着した4ツロフラスコにα−
(7−ヒドロキシへブチル)フルフリルアルコール42
.59<0.2モル)、これに対して40倍iM部(1
7009)の水および1000倍重量部(1,49)の
リン酸1水素カリウムとリン酸にてp H4,2に調整
した緩衝水溶液を仕込み、窒素雰囲気下に100℃にて
原料がなくなるまで加熱攪拌を続ける。
反応終了後、反応混合物を冷却し、メチルイソブチルケ
トン800yにて2回抽出、分液し、得られた有機層か
らメチルイソブチルケトンを留去して8−ヒドロキシ−
2−(7−ヒトロキシヘブテル)−4−シクロベンテノ
ン(V−4)と4−ヒドロキシ−2−(7−ヒドロキシ
へブチル)−2−シクロベンテノン(■−4)の混合物
81.42(収率74%)を得た。
次に、上記混合物21.2F、メタノール10〇−およ
びラネーニッケル2.12を加え、40℃にて4時間、
常圧水添する。反応終了後、触媒を戸別し、P液を濃縮
する。8−ヒドロキシ−2−(7−ヒトロキシヘブテル
)−4−シクロペンタノン(I[[−4)と4−ヒドロ
キシ−2−(7−ヒドロキシへブチル)−2−シクロペ
ンタノン(IV−4)の混合物20.7F(収率96.
5%)を得た。
次に、上記混合物10.49.ベンゼン80rnlおよ
び硫酸0.12を加え、共沸脱水下に1時間反応する。
反応終了後、反応液を水、8%炭酸ソーダ水、水にて順
次洗浄する。
得られる有機ノmを濃縮すれば、2−(7−ヒトロペン
テノン(n−4)の混合物9.479(収率96.5X
)を得た。
次に、上記混合物9yにD B U 0.2 Fを加え
、110〜120℃にて8時間攪拌する。反応終了後、
反応混合物にメチルイソブチルケトン20m/を加え、
以下、実施例1に準じて後処理、精製する。2−(7−
ヒドロキシへブチル)−2−シクロベンテノン8.28
F(収率92%)を得た。
b、9.185〜140℃70.1〜0.2鴫Hp実施
例5 実施例4で用いたと同様のフラスコに水17002およ
びリン酸1水素カリウム1.4yを仕込み、リン酸にて
I) H4,2に調整する。窒素雰囲気下、100℃に
てα−(5−ヒドロキシペンチル)フルフリルアルコー
ル42.5y(0,28モル)を10時間を要して滴下
する。滴下終了後、さらに5時間反応を続ける。
反応終了後、実施例4に準じて後処理、精製して8−ヒ
ドロキシ−2−(5−ヒドロキシペンチル)−4−シク
ロベンテノン(V−5)と4−ヒドロキシ−2−(5−
ヒドロキシペンチル)−2−シクロベンテノン(Vl−
5)の混合1fllJB4.49(収率81%)を得た
上記混合物18.4F、メタノール70−および5%パ
ラジウム−炭素1yを水素圧5 kg / C1l”、
40℃、8時間の条件にて還元する。以下、触媒を炉別
して除き、P液を濃縮する。8−ヒドロキシ−2−(5
−ヒドロキシペンチル)−4−シクロペンタノン(II
I−5)と4−ヒドロキシ−2−(5−ヒドロキシペン
チル)−2−シクロペンタノン(IV−5)の混合物1
7.86F(収率96%)を得た。
次に、上記ペンタノンの混合物9.8y、トルエン80
−およびトルエンスルホン酸0.12を加え、80〜8
5℃にて減圧共沸脱水を行う。反応終了後、実施例4に
準じて後処理、精製する。2−(ω−ヒドロキシペンチ
ル)−2−シクロベンテノン(1−5)および2−(5
−ヒドロキシペンチル)−4−シクロベンテノン(II
−5)の混合物8.15F(収率97%)を得た。
次に、上記混合物8y、メタノール20−および塩化パ
ラジウム0.4yを80〜40℃にて8時間攪拌する。
以下、実施例2に準じて後処理、精製すれば目的とする
2−(6−ヒドロキシペンチル)−2−シクロベンテノ
ン(t−5)7.86F(収率92%)を得る。
実施例6 攪拌装置、温度計を装置した4ツロフラスコにα−(4
−メトキシカルボニルブチル)フルフリルアルコール5
7.0 y(0,268モル)、これに対して50倍重
量部(28501の水および1/10倍重重部(5,7
1の酢酸ナトリウムと酢酸にてp H4,5にに、J整
した綴衝水溶液を仕込み、窒素雰囲気下に100℃にて
原料がなくなるまで加a撹拌を続ける。
反応終了後、反応混合物を冷却し、メチルイソブチルケ
トン500)にて2回抽出、分液し、得られた有機I−
からメチルイソブチルケトンを留去して3−ヒドロキシ
−2−(4−メトキシカルボニルブチル)−4−シクロ
ベンテノン(V−6)と4−ヒドロキシ−2−(4−メ
トキシカルボニルブチル)−2−シクロベンテノン(V
I−6)の混合物を48.6S’(収率76.5X)得
た。
次に、上記混合物21.2fIにメタノール10〇−お
よびラネーニッケル1.2yを加え、40〜50℃にて
常圧水添する。反応終了後、電媒をP別し、iPHを濃
縮すれば、8−ヒドロキシ−2−(4−メトキシカルボ
ニルブチル)−4−シクロペンタノン(!1I−6)と
4−ヒドロキシ−2−(4−メトキシカルボニルブチル
)−2−シクロペンタノ■v ン(■−6)を得る。収量20.8F(収率97.8%
)次に、上記混合物10.79、トルエン50−および
トルエンスルホンfj10.19を加え、80〜85℃
にて、1時間、識圧下に共沸脱水を行う。
以下、実施例1に準じて後処理、精製し、2−(4−メ
トキシカルボニルブチル)−2−シクロベンテノン(1
−6)および2−(4−メトキシカルボニルブチル)−
4−シクロベンテノン(■−6)の混合物9.55P(
収率97.5%)を得る。
次に、上記混合物9ノにD B U O,29を加え、
120℃にて8時間、加熱攪拌する。反応終了後、実施
例1に準じて後処理、精製すれば、2−(4−メトキシ
カルボニルブチル)−2−シクロベンテノン(1−6)
8.87ノ(収率98%)を得る。
(以下余白)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素原子または炭素数1〜6のアルキル基
    を示す。mは0または1であり、nは4〜8の整数であ
    る。) で示される4−シクロペンテノン類を、1,8−ジアザ
    −ビシクロ〔5,4,0〕ウンデセンもしくはこの有機
    酸塩の存在下に加熱するか、またはパラジウム触媒およ
    びアルコールの存在下に転位させることを特徴とする一
    般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R、mおよびnは前記と同じ意味を有する。) で示される2−シクロペンテノン類の製造法。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素原子または炭素数1〜6のアルキル基
    を示す。mは0または1を示し、nは4〜8の整数を示
    す。) で示されるシクロペンテノン類の混合物を、1,8−ジ
    アザ−ビシクロ〔5,4,0〕ウンデセンもしくはこの
    有機酸塩の存在下に加熱するか、またはパラジウム触媒
    およびアルコールの存在下に転位させることを特徴とす
    る一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R、mおよびnは前記と同じ意味を有する。) で示される2−シクロペンテノン類の製造法。
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼および▲数式、化学
    式、表等があります▼ (式中、Rは水素原子または炭素数1〜6のアルキル基
    を示す。mは0または1を示し、nは4〜8の整数を示
    す。) で示されるヒドロキシシクロペンタノン類の混合物を脱
    水して、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼および▲数式、化学
    式、表等があります▼ (式中、Rは水素原子または炭素数1〜6のアルキル基
    を示す。mは0または1を示し、nは4〜8の整数を示
    す。) で示されるシクロペンテノン類の混合物を得る請求項2
    に記載の2−シクロペンテノン類の製造法。
  4. (4)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼および▲数式、化学
    式、表等があります▼ (式中、Rは水素原子または炭素数1〜6のアルキル基
    を示す。mは0または1を示し、nは4〜8の整数を示
    す。) で示されるヒドロキシシクロペンテノン類の混合物を、
    還元して一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼および▲数式、化学
    式、表等があります▼ (式中、Rは水素原子または炭素数1〜6のアルキル基
    を示す。mは0または1を示し、nは4〜8の整数を示
    す。) で示されるヒドロキシシクロペンタノン類の混合物を得
    る請求項8に記載の2−シクロペンテノン類の製造法。
  5. (5)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素原子または炭素数1〜6のアルキル基
    を示す。mは0または1であり、nは4〜8の整数であ
    る。) で示されるフランカルビノール化合物を、水を主とする
    溶媒中、触媒の存在もしくは非存在下に転位して、一般
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼および▲数式、化学
    式、表等があります▼ (式中、Rは水素原子または炭素数1〜6のアルキル基
    を示す。mは0または1を示し、nは4〜8の整数を示
    す。) で示されるヒドロキシシクロペンテノン類の混合物を得
    る請求項4に記載の2−シクロペンテノン類の製造法。
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