JPH027722A - 光中継システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 予備回線を有する光中継システムに関し、実装スペース
の小さい簡素な構成によりループバック機能およびトラ
ンスポーズ機能を備え、信頼性も高くすることを目的と
し、 １つの予備回線と複数の現用回線とを有し、端局間で前
記現用回線の数より多い複数の中継器を介して双方向に
光信号を伝送する光中継システムにおいて、前記中継器
の各々において、前記予備回線と複数の現用回線とから
なるｎ＋１の回線の各回線は、ループバック機能を有す
るもの以外は、該ｎ＋ｌの回線のうちの他の回線との間
で双方向にトランスポジション機能を有し、且つ、該ト
ランスポジション機能を有する回線の組み合わせ、およ
び前記ループバック機能を有する回線の配置は、全ての
中継器の全ての回線から該トランスポジション機能を用
いて何れかの中継器の前記ループバック機能を有する回
線に到達可能であるように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、予備回線を有する光中継システムに関する。

光海底伝送方式のような高信頼度の要求されるシステム
においては、現用システムの他に予備システムを有する
ものが提案されている。

特に、光海底伝送路の中継器にループバック機能ととも
にトランスポーズ機能、すなわち、現用回線から予備回
線、あるいは、他の現用回線への乗り換え機能を備える
システムが提案されている。

しかしながら、従来、提案されている、光海底伝送路の
中継器にループバック機能とともにトランスポーズ機能
を備える光中継システムにおいては、中継器において大
掛かりなハードウェアを実装する必要がある上に、信頼
性にも問題があった。

そのため、ループバック機能とともにトランスポーズ機
能を備え、簡素な構成で、且つ、信頼性の高い光中継シ
ステムを実現する技術が要望されていた。

〔従来の技術、および発明が解決しようとする課題〕

光海底伝送路の中継器にループバック機能とともにトラ
ンスポーズ機能、すなわち、現用回線から予備回線への
乗り換え機能を備えるシステムとしては、従来、Ｃ，Ｄ
、Ａｎｄｅｒｓｏｎ　ｅｔ　ａｌ、“Ｔｈｅ　Ｓｌ、５
ｕｐｅｒｖｉｓｏｒｙ　Ｓｙｓｔｅｍ″Ｊｏｕｒｎａｌ
　ｏｆ　Ｌｉｇｈｔ　ＷａｖｅＴｅｃｈｎｏｌｏｇｙ、
　ＬＴ−２，ＮＯ，６（１９８４）　ｐｐ９９１〜９９
７に記載されているような、多数のラッチング・リレー
を使用して、ループバックおよびトランスポジション回
路を構成し、現用回線２＋予備回線１の冗長構成を実現
する技術が示されているが、回路が複雑である上に、機
械的リレーを使用しているために、実装スペースも大き
く、且つ、機械的リレーの使用による信頼度上の問題も
あった。

本発明は上記の問題点に泥み、なされたもので、実装ス
ペースの小さい簡素な構成によりループバック機能およ
びトランスポーズ機能を備え、信頼性の高い光中継シス
テムを提供することを目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明の第１および第２の形態を示す基本構成
図である。本図において、１０は予備回線、１１．１２
、・・・１．、は現用回線、２１０２□、・・・２１は
中継器、３はループバック接続部、そして、４はトラン
スポジション接続部である。

■。、１．、１２、・・・１０は、予備回線１０と複数
ｎの現用回線１１０１２、・・・１．、とを有し、端局
間で前記現用回線ＩＩ、■□、・・・１０の数より多い
複数ｍの中継器２１０２□、・・・２．を介して双方向
に光信号を伝送する光中継システムを示すものである。

本発明の第１の形態により、前記中継器２、。

２□、・・・２．の各々において、前記予備回線１０と
複数ｎの現用回線１１．１２、・・・１．とからなるｎ
＋１の回線１０、　１．、１２、・・・１１の各回線は
、ループバック機能を有するもの以外は、該ｎ＋ｌの回
線１０、１．．１２、・・・１７のうちの他の回線との
間で双方向に乗り換え可能に接続し得（すなわち、トラ
ンスポジション機能を有し）、且つ、該乗り換え可能な
接続の（すなわち、トランスポジション機能を有する）
組み合わせ、および前記ループバック機能を有する回線
の配置は、全ての中継器２．。

２□、・・・２、の全ての回線から上記トランスポジシ
ョン機能を用いて何れかの中継器の前記ループパンク機
能を有する回線に到達可能であるように構成される。

さらに、本発明の第２の形態により、前記ｎ＋１の回線
１０、ｉｔ、１２、・・・１．、の各々は、前記中継器
の該ｎ＋１の連続するものの間において、少なくとも１
回は前記ループバック機能を有し、該ループバック機能
、および前記トランスポジション機能を有する回線の組
み合わせは、該ｆｉ＋ｌの連続する中継器の周期で周期
的に配置される。

〔作　用〕

本発明の第１の形態によれば、前述の従来の構成におけ
るように、１つの中継器内に、全ての回線のループバッ
ク機能およびトランスポジション機能を実現する構成を
実装するのでなく、１つの中継器内では、各回線につい
ては、ループバック機能のみを有するか、あるいは、他
の１つの回線へのトランスポジション機能のみを有する
ようにしている。

従来、１つの中継器内に、各回線についてループバック
機能を有するものは、コンパクトな構成により信頼性の
高いものが実現されており、ループバック機能とトラン
スポジション機能との違いは、その回線の１方向の光伝
送路を、同一回線の反対方向の光伝送路に接続可能にす
るか、他の回線の同一方向の光伝送路に接続可能にする
かの違いであるので、本発明の第１の形態は、中ｍｈ内
の幾つかの回線において、従来のループバック機能のた
めに同一回線の反対方向の光伝送路にのみ接続可能にす
るように形成されていた布線を、他の回線の同一方向の
光伝送路に接続可能にするような布線に接続し直すだけ
で実現される。したがって、従来の、１つの中継器内の
各回線についてループバック機能を有するものと同様に
、コンパクトな構成により信頼性の高いものが実現され
る。

また、乗り換え可能な接続の（すなわち、トランスポジ
ション機能を有する）組み合わせ、および前記ループバ
ック機能を有する回線の配置は、全ての中継器２１０２
□、・・・２１の全ての回線から何れかの中継器の前記
ループバック機能を有する回線に到達可能であるように
構成されるので、各回線は、ループバック機能を有しな
い中継器においても、トランスポジション機能を経由す
ることにより、何れかの中継器の前記ループバック機能
を有する回線に到達可能である。したがって、ここで、
折り返すことにより、前記回線の、ループバック機能を
有しない中継器の位置におけるループバック試験が実施
可能である、 また、ループバック機能を存する中継器以外の中継器に
おいては、各回線は他の回線へのトランスポジションａ
ｔａを有しているので、該ループバック機能を有する中
継器以外では、中継器毎に回線のトランスポジションが
可能である。

さらに、本発明の第２の形態によれば、前記ｎ＋１の回
線１０、１．．１２、・・・１７の各々は、前記中継器
の該ｎ＋ｌの連続するものの間において、少なくとも１
回は前記ループバック機能を有し、該ループバック機能
、および前記他の回線との間で双方向に乗り換え可能な
接続（トランスポジション機能）は、該ｎ＋１の連続す
る中継器の周期で周期的に配置されるので、前記のよう
に、ループバック機能を有しない中継器からトランスポ
ジション機能を経由して何れかの中継器の前記ループバ
ック機能を有する回線に到達可能することによりループ
バックを行なう際のトランスポジション機能の経由の範
囲が、該ｎ＋ｌの連続する中継器の範囲内に収まる。し
たがって、該トランスポジション機能の経由によるルー
プバックが、該経由する他の回線における障害等によっ
て不可能になる確率も小さくなり、且つ、切替の制御も
簡素化される。

〔実施例〕

第２図は本発明の第１の実施例の構成図である。

第２図において、■。は予備回線、１１．１２は現用回
線、３．３□、３３はループバック接続部、そして、４
．４□、４３はトランスポジション接続部である。

第２図に示されるのは、第１および第２の現用回線ＩＩ
、　１２と予備回線１０とを有する光中継システムであ
って、第１の現用回線１１がループバック機能を有し、
第２の現用回線１２と予備回線１０とがトランスポジシ
ョン機能を有する第１の中継器と、予備口！ｌａｌ。が
ループバック機能を有し、第１の現用回線１．と第２の
現用回線１２とがトランスポジション機能を有する第２
の中継器と、第２の現用回線１２がループバック機能を
有し、第１の現用回線１１　と予備回線１０とがトラン
スポジション機能を有する第３の中継器とを、周期的に
配置するものである。

この本発明の第１の実施例は、前述の本発明の第１およ
び第２の形態を実現するものである。

第２図の構成において、ある回線が、該回線についてト
ランスポジション機能を有する中継器でにおいてループ
バックを行なう手順は、以下のとおりとなる。すなわち
、例えば、第１の現用回線１、が、第２図の第２の中継
器と第３の中継器との間の“Ａ”における回線断を検出
しようとするには、まず、第２の中継器のトランスポジ
ション機能によって第２の現用回線１２にトランスポー
ズし、該第２の現用回線１２の第３の中継器のループバ
ック機能によってループバックを行ない、これを、再び
第２の中ｍ器のトランスポジション機能によって第１の
現用回線１１にトランスポーズして該第１の現用回線ｌ
、に接続される端局にて回線断検出を行なえばよい。こ
のように、各回線はループバック機能を有さず、トラン
スポジション機能のみを有する中継器においても、ルー
プバックを行なうことができる。

第３図は本発明の第２の実施例の構成図である。

第３図に示されるのも、第１および第２の現用回線１１
０１２と予備回線１０とを有する光中継システムであっ
て、第１の現用回線１．がループバック機能を有し、第
２の現用回線１２と予備回線１０とがトランスポジショ
ン機能を有する第１の中継器と、第２の現用回線１ｚが
ループバック機能を有し、第１の現用図′ｇＡｔ＋　と
予備回線１０とがトランスポジション機能を有する第２
の中継器とを交互に配置する構成を有するものである。

上記の本発明の第２の実施例は本発明の第１の形態を実
現している。本発明の第２の実施例においては、予備回
線１０にはループバック機能が設けられていないが、本
発明の第１の形態により、トランスポジション機能を経
由することにより予備回線１０のループバックを行なう
ことが可能であることは、前記第１の実施例の説明と同
様である。

次に、上記の第２図および第３図に示されるループバッ
ク接続部３５，３□、３３、および、トランスポジショ
ン接続部４１０４□、４３の構成について説明する。

第５図は、前述のような、従来の中継器において各回線
毎に備えられているループバ、７り接続のための構成を
示すもので、この構成は、そのまま、上記の第２図およ
び第３図のループバック接続部３１．３□、３３として
使用される。

第５図において、５は受信回路、６は制御命令受信回路
、７はスイッチ制御回路、８はスイッチ回路、そして、
９は送信回路であり、これらが１つの回線の一方向（上
り）の光伝送路に備えられるループバック接続回路（第
２図および第３図に“］、Ｂ”で示されるものに対応す
る）を構成する。

同様に、該回線の反対方向（下り）の光伝送路に備えら
れるループバック接続回路は、受信回路１５、制御命令
受信回路１６、スイッチ制御回路１７、スイッチ回路１
８、および送信回路１９を備えてなる。

各方向の光伝送路において、受信回路５，１５は光信号
を受信し、送信回路９，１９は該受信した光信号を再生
し送信し、スイッチ回路８．１８は、該各方向の光伝送
路を自らの光伝送路と他の光伝送路との間で切り換え、
制御命令受信回路６゜１６は、該光信号に重畳された切
替制御命令を復調し解読し、スイッチ制御回路７，１７
は、該解読した切替制御命令に基づいてそれぞれ対応す
るスイッチ回路８．１８を制御する。

第５図に示されるループバック接続部においては、前記
スイッチ回路８，１８の端子間は、同一中継器の同一回
線の双方向の光伝送路間を互いに接続するように構成さ
れる。

第４図は、第２図および第３図のトランスポジション接
続部４１０４□、４３の構成を示すものである。

第４図の構成においては、１つの中継器内の異なる２つ
の回線の同一方向の光伝送路の各々に、従来、前記の第
５図のような構成を実現するために備えられていた、前
記のループバック接続回路（第２図および第３図の“Ｌ
Ｂ”）の構成を互いに（スイッチ回路８，２８の端子間
の接続により）接続することにより、トランスポジショ
ン機能を有するトランスポジション接続部４１０４□、
４３を実現している。

すな打ち、本実施例においては、第２図および第３図の
ループバック接続回路“■、Ｂ”と、トランスポジショ
ン接続回路“ＴＰ”とは全く同一の構成を有するもので
、１つの中継器内の異なる２つの回線の同一方向の光伝
送路が備える該接続回路同士を接続すれば、第４図のト
ランスポジション接続部４３，４□、４３が構成され、
同一中継器の同一回線の双方向の光伝送路が備える該接
続回路同士を互いに接続すれば、第５図のループバック
接続部３１０３□、３３が構成される。

なお、第４図および第５図の構成における、スイッチ回
路８，１８．２８の構成例は、第６図に示されている。

すなわち、制御入力に応じて、入力１と人力２の２つの
端子からの信号のうち、方が選択されて出力側に伝送さ
れる。

第７図は本発明の１変形例を示す構成図である。

第７図に示されるのも、第１および第２の現用回線１２
，１２と予備回線１０とを有する光中継システムであっ
て、第１の現用回線１１、第２の現用回線１２および予
備回線１０が全てループバック機能を有する第１の中継
器３０と、第１の現用回線１１から、第２の現用回線１
２へ、第２の現用回線１２から予備回線１０へ、そして
、予備回線１０から第１の現用回線１．へ、それぞれト
ランスポジション機能を有する第２の中継器４０とを、
交互に配置する構成を有するものである。

〔発明の効果〕

本発明によれば、実装スペースの小さい簡素な構成によ
り中継器にループバック機能およびトランスポーズ機能
を備え、信頼性も高くすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の基本構成図、 第２図は本発明の第１の実施例の構成図、第３図は本発
明の第２の実施例の構成図、第４図はトランスポジショ
ン接続部の構成図、第５図はループバック接続部の構成
図、第６図はスイッチ回路の構成例を示す図、第７図は
本発明の変形例を示す図である。 〔符号の説明〕 １１１２、〜１．．・・・現用回線、２．．２□、〜２
□・・・中継器、３．３．、３□、　３ｉ、３０・・・
ループバック接続部、４．４．、４□、４３．４０・・
・トランスポジション接続部、　５，１５．２５・・・
受信回路、６，１６゜２６・・・制御命令受信回路、７
，１７．２７・・・スイッチ制御回路、８，１８．２８
・・・スイッチ回路、９．１９．２９・・・送信回路。 １０へ 本発明の基本ｆｉ４成を示す図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、１つの予備回線（１＿０）と複数（ｎ）の現用回線
   （１＿１，１＿２，…１＿ｎ）とを有し、端局間で前記
   現用回線（１＿１，１＿２，…１＿ｎ）の数より多い複
   数（ｍ）の中継器（２＿１，２＿２，…２＿ｍ）を介し
   て双方向に光信号を伝送する光中継システムにおいて、 前記中継器（２＿１，２＿２，…２＿ｍ）の各々におい
   て、前記予備回線（１＿０）と複数（ｎ）の現用回線（
   １＿１，１＿２，…１＿ｎ）とからなるｎ＋１の回線（
   １＿０，１＿１，１＿２，…１＿ｎ）の各回線は、ルー
   プバック機能を有するもの以外は、該ｎ＋１の回線（１
   ＿０，１＿１，１＿２，…１＿ｎ）のうちの他の回線と
   の間で双方向にトランスポジション機能を有し、且つ、
   該トランスポジション機能を有する回線の組み合わせ、
   および前記ループバック機能を有する回線の配置は、全
   ての中継器（２＿１，２＿２，…２＿ｍ）の全ての回線
   から該トランスポジション機能を用いて何れかの中継器
   の前記ループバック機能を有する回線に到達可能である
   ようなものであることを特徴とする光中継システム。 ２、前記ｎ＋１の回線（１＿０，１＿１，１＿２，…１
   ＿ｎ）の各々は、前記中継器の該ｎ＋１の連続するもの
   の間において、少なくとも１回は前記ループバック機能
   を有し、該ループバック機能、および前記トランスポジ
   ション機能を有する回線の組み合わせは、該ｎ＋１の連
   続する中継器の周期で周期的に配置される請求項１記載
   の光中継システム。 ３、前記ｎ＋１の回線（１＿０，１＿１，１＿２，…１
   ＿ｎ）の各々は、前記中継器（２＿１，２＿２，…２＿
   ｍ）の各々においては、該各々の回線の各方向の光伝送
   路について、光信号を受信する受信回路（５，１５）と
   、該受信した光信号を再生し送信する送信回路（９，１
   ９）と、該各方向の光伝送路を自らの光伝送路と他の光
   伝送路との間で切り換えるスイッチ回路（８，１８）と
   、該光信号に重畳された切替制御命令を復調し解読する
   制御命令受信回路（６，１６）と、該解読した切替制御
   命令に基づいて該スイッチ回路（８，１８）を制御する
   スイッチ制御回路（７，１７）とを有し、前記ループバ
   ック機能は、同一中継器の同一回線の双方向の光伝送路
   間を接続するように前記スイッチ回路（８，１８）の端
   子間を接続することにより実現され、前記双方向にトラ
   ンスポジション機能は、同一中継器の異なる回線の同一
   方向の光伝送路間を接続するように前記スイッチ回路（
   ８，２８）の端子間を接続することにより実現されるも
   のである請求項１または２記載の光中継システム。 ４、第１および第２の現用回線（１＿１，１＿２）と予
   備回線（１＿０）とを有する光中継システムにおいて、
   第１の現用回線（１＿１）がループバック機能を有し、
   第２の現用回線（１＿２）と予備回線（１＿０）とがト
   ランスポジション機能を有する第１の中継器と、予備回
   線（１＿０）がループバック機能を有し、第１の現用回
   線（１＿１）と第２の現用回線（１＿２）とがトランス
   ポジション機能を有する第２の中継器と、第２の現用回
   線（１＿２）がループバック機能を有し、第１の現用回
   線（１＿１）と予備回線（１＿０）とがトランスポジシ
   ョン機能を有する第３の中継器とを、周期的に配置する
   ことを特徴とする光中継システム。 ５、第１および第２の現用回線（１＿１，１＿２）と予
   備回線（１＿０）とを有する光中継システムにおいて、
   第１の現用回線（１＿１）がループバック機能を有し、
   第２の現用回線（１＿２）と予備回線（１＿０）とがト
   ランスポジション機能を有する第１の中継器と、第２の
   現用回線（１＿２）がループバック機能を有し、第１の
   現用回線（１＿１）と予備回線（１＿０）とがトランス
   ポジション機能を有する第２の中継器とを交互に配置す
   ることを特徴とする光中継システム。 ６、第１および第２の現用回線（１＿１，１＿２）と予
   備回線（１＿０）とを有する光中継システムにおいて、
   第１の現用回線（１＿１）、第２の現用回線（１＿２）
   および予備回線（１＿０）が全てループバック機能を有
   する第１の中継器と、 第１の現用回線（１＿１）から、第２の現用回線（１＿
   ２）へ、第２の現用回線（１＿２）から予備回線（１＿
   ０）へ、そして、予備回線（１＿０）から第１の現用回
   線（１＿１）へ、それぞれトランスポジション機能を有
   する第２の中継器とを交互に配置することを特徴とする
   光中継システム。