JPH0276971A - グランドパッキン及びその製造法 - Google Patents

グランドパッキン及びその製造法

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JPH0276971A
JPH0276971A JP22440988A JP22440988A JPH0276971A JP H0276971 A JPH0276971 A JP H0276971A JP 22440988 A JP22440988 A JP 22440988A JP 22440988 A JP22440988 A JP 22440988A JP H0276971 A JPH0276971 A JP H0276971A
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JP
Japan
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corrugated
expanded graphite
expansion graphite
graphite powder
gland packing
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JP22440988A
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Junichi Aizawa
淳一 相沢
Hiroshi Shirata
白田 寛
Takeshi Ishikawa
猛 石川
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は原子炉等に用いられ、仕切弁等の弁棒をシール
するグランドパツキン及びその製造法に関する。
(従来の技術) 従来のこの穐のグランドパツキンC以下GPと略記する
)は、第5図に示すように石綿、黒鉛等とシール性を付
与する油脂との混合物2を石綿紙を袋編みした編組体l
で包んだもの、第6図の断面図に示、すテープ状の膨張
黒鉛シート(膨張黒鉛テープ)3の巻回物を成形したも
の、環状の膨張黒鉛シート3′を複数枚積重ねて成形し
たもの(第7図)などが知られている。
第4図はGPの使用法を示す断面図で、弁棒13の上部
からG、P 1 Gを嵌入しく図の場合は6個)バッキ
ングボックス11内に収納する。次いでグランド12で
GPIOを上部から押え、更にね・じ16を廻してGP
IGを圧縮し、下方の隙間17から水のような流体が弁
棒13に沿って洩れ出るのを防ぐ。機械が稼動すると弁
棒13は矢印のように上下してGPIGの内周面と摺動
する。
通常は石綿等の繊維入#)GPと膨張魚船単独のGPと
を組合せて使用し、シール性を保持する。
(発明が解決しようとする課題) しかじながら、油脂を含むGPは100℃以上の高温で
は油脂が滲出してシール性が低下する欠点があり、膨張
黒鉛を用い九〇P(通常グラフアイ)GPという)は高
温でのシール性は優れているが、第6図に示す巻回方式
のものは弁棒等へ黒鉛が付着し易いことから若干摺動抵
抗が大きく。
第7図に示す積層方式のものは可撓性が乏しい欠点があ
る。GPは第2図に示すような切り込み6を入れ九もの
がよく用いられ、使用に際して切り込み6の左側端部7
及び右側端部8を手で上下に広げて弁棒等に通すもので
ある。このとき切り込み6の1801f反対側の点9の
近傍が支点のようになって捩られるが、可撓性が乏しい
と眉間剥離を起し九り、折れたりする。このため積層方
式のものは、リングを二分割にして組合せて使用してお
り、GPの挿入、取り外しなどの施工性が劣る。
本発明は上記したような問題を解決し、摺動抵抗が小さ
く、可撓性に優れたグラフアイ)GP及びその製造法を
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは種々の角度から鋭意検討の結果。
平板の膨張黒鉛シートを積層成形するGPに代えて、波
形に形成した膨張黒鉛シートを積層成形したGPを用い
れば、波形の部分で変形の応力が吸収され、可撓性及び
シール性が著しく改良されることを見出し1本発明を完
成するに到った。
本発明は、同心円状に波形を有する環状の膨張黒鉛シー
トの積層物を含む成形体からなるGP。
及び金型の環状空間に、底部に膨張黒鉛粉又はその成形
体を敷き、その上に同心円状に波形を有する環状の膨張
黒鉛シートを複数枚積重ね、更にその上部に膨張黒鉛粉
又はその成形体を載せて、環状の上バンチで加圧成形し
て一体化することを特徴とするGPの製造法に関する。
本発明において、同心円状に波形を有する環状の膨張黒
鉛シート(以下、波形環と呼ぶ)は2例えばダイス、中
子及び上面に同心円状に波形を有する下パンチからなる
金型の環状空間に膨張黒鉛粉を充填し、下面に前記下パ
ンチの波形の山又は谷に合致する谷又は山からなる波形
を同心円状に設けた環状の上パンチと前記下パンチとで
膨張黒鉛粉を圧縮成形して得られる。膨張黒鉛粉の代υ
に平板の膨張黒鉛シートを環状に打抜いたものを上記金
型で成形したものでもよい。上記の下パンチ及び中子は
一体のものでも組合せて使用するものでもよい。波形環
の山の数又は谷の数は1個でも複数個でもよく、そのピ
ッチも特に制限はない。
谷の頂部の曲率半径は0.5 mi以上が好ましい。小
さいと波形環に亀裂が入り易くなる。尚、膨張黒鉛粉は
天然黒鉛、熱分解黒鉛、キツシエ黒鉛等の黒鉛の粉末を
濃硫酸と濃硝酸、塩素酸カリウム。
過マンガン酸カリウム等の酸化剤との混液に浸漬した後
水洗し9次いで約1000℃に急熱して黒鉛層間(C軸
方向)を拡張したものであり、これをロール掛は等によ
りシート状に形成したものが平板の膨張黒鉛シートであ
シ、粉及びシート共に公知のものを使用する。膨張黒鉛
粉のかさ密度及び膨張黒鉛シートの厚さは特に制限はな
いが、波形環を得るためのシートの厚さは0.1〜1.
0 aaが好ましい。第3図は波形環の例を示し、(a
)は平面図、(b)は+a)のA−に断面正面図であり
、1個の山の両側に2個の谷を同心円状に配したもので
ある。
GPは1通常、プレスに取付けたダイス、中子及び上面
が平面の下バンチからなる金型の環状空間に、まず底部
に膨張黒鉛粉を収納し、その上に波形環を複数枚積重ね
、更忙その上に膨張黒鉛粉を載せて、下面が平面の上パ
ンチと前記下パンチとで上記収納物を加圧成形一体化し
て得られ、環の断面が第1図に示すように波形環4の上
下を片側が波形の膨張黒鉛成形体(片側波形環)5で挾
んだものとされる。上記の製造法において膨張黒鉛粉の
代りにあらかじめ片側だけ波形に膨張黒鉛粉を成形して
おいた片側波形環を波形環の上下に配して成形してもよ
い。波形環同士及び/又は波形環と片側波形環とを柔軟
性を有する接着剤を用いて接着すれば剥離防止に一層効
果がある。波形環だけを積層成形して波形のGPとして
もよい。
(作用) GPを弁棒等に通す際に換られても、波形の部分で変形
の応力が吸収され9層間剥離や折損が防止される。
(実施例) 次に本発明の詳細な説明する。
実施例1 厚さα38mの膨張黒鉛シート(日立化成工業製、商品
名カーボフィット)を環状に打抜いた後。
プレスに取付けた内径48−のダイスと直径32−の中
子との間の環状空間に収納し、同心円状に波形を有する
環状の上パンチ及び下パンチ(上パンチの谷と下パンチ
の山とが一致する)により圧縮成形して全厚aan、外
径48ans内径32annの第3図に示す山と谷を有
する波形環を得た。尚。
波形環の谷の頂部はIRとした。次に上パンチ及び下パ
ンチを下面及び上面が平面のものに交換し。
金型内の環状空間にまずかさ密度0.002 g/cm
”の膨張黒鉛粉(日立化成工業製、HGP−7)29を
入れ9体積が半分になる程度に軽く成形し。
、次いで前記波形環を28枚入れ、更にその上に前記膨
張黒鉛粉2gを入れて、全圧3トンで加圧成形して厚さ
8−〇〇Pを得た。
比較例1 実施例1で用いたと同じ膨張黒鉛シートを外径48am
及び内径32amiに打抜いたものを33枚重ねて、実
施例1におけるGPの成形に用いたプレスで加圧成形し
、厚さ8−の断面が第7図に示すGPを得た。
比較例2 厚さ0.38amのカーボッイツトのテープを直径32
mmの中子に外径がほぼ48mmになるまで巻回し、こ
れを実施例1における成形に用いたプレスで加圧成形し
、実施例1と同一寸法のGPを得た。
実施例1.比較例1及び2で得られ九〇Pにダイヤモン
ドカッターを用いて第2図に示すような45度の切り込
み6を入れ、以下の試験を行った。
(1)可撓性試験 第2図における切シ込み6の左側端部7及び右側端部8
を手で上下に弁棒の径32mまで拡げる(GPを捩る)
試験を8個のGPKついて行ったところ、実施例1及び
比較例2のGPは異常がなかったが、比較例1のGPは
全部が眉間剥離を起した。
(2)摺動試験 第4図においてGPを同種の8個としてバッキングボッ
クスに組込み、グランドによる締付圧力6X300 k
s/an”及び400kg/aa”として弁棒を上下さ
せた場合の摩擦による抵抗(摺動抵抗)を第1表に示し
た。尚、弁棒への黒鉛粉の付着は、実施例1及び比較例
1のGPを使用した場合は殆んどなかったが、比較例2
のGPを使用した場合は付着が認められた。
3)圧縮率 (2)において6pを400kg/cm”に締付けた場
合の圧縮率も測定したのでこれを第1表に示す。圧縮率
は、圧縮前の厚みTI及び圧縮後の厚みTsの値から1
次式により算出した。
:4)水洩れ試験 第4図においてGPを同種の8個とし締付圧力を400
kl/■3として、弁棒が静止した状態で下方から水圧
をかけ、弁棒との隙間から水が洩れ始まるときの水圧を
測定した。試験結果を第1表に示す。
第1表かられかるように実施例1のGPは、弁棒を上下
する際の抵抗が比較例1の平板を積層したものと同じで
、比較例2の巻付は方式のものより優れ、圧縮率は比較
例よりも優れた適切な値を示し、水洩れ試験では予想外
の好結果が得られた。
これは圧縮によってGPが径方向によく伸びると共に復
元力を有するためと考えられる。
実施例2 実施例IKおける波形環の両側に接着剤(住友スリーエ
ム製、デザインボンド)を吹きつけ、以下実施例1と同
じ方法でGPを得た。このGPは可撓性試験において切
り込み端部を40−の間隔まで押し拡げても眉間剥離を
起さなかった。摺動抵抗、圧縮率及び水洩れ圧力は実施
例1のGPとほぼ同じ値を示した。
(発明の効果) 本発明によれば、可撓性に優れ、弁棒等が摺動する際の
抵抗が小さく、更に流体のシール性が予想外に良好なG
Pが得られ、圧力の小さい密封装置に対しては本発明の
GPだけで石綿繊維入りのGPと組合せなくとも使用可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のGPの一部切欠断面図、第2図は切シ
込みを入れ九〇Pの斜視図、ga図は本発明の実施例で
使用する波形環で(alは平面図、(b)は正面図、第
4図はGPの使用方法を説明する断面図、第5図は従来
のGPの一部切欠断面図、第6図は膨張黒鉛テープの巻
回物の一部切欠断面図。 第7図は従来の他のGPの一部切欠断面図である。 符号の説明 1・・・編組体     2・・・混合物3・・・膨張
黒鉛テープ 4・・・波形環5・・・片側波形環   
6・・・切り込み7・・・左側端部    8・・・右
側端部9・・・点      10・・・GPll・・
・バッキングボックス

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、同心円状に波形を有する環状の膨張黒鉛シートの積
    層物を含む成形体からなるグランドパッキン。 2、金型の環状空間に、底部に膨張黒鉛粉又はその成形
    体を敷き、その上に同心円状に波形を有する環状の膨張
    黒鉛シートを複数枚積重ね、更にその上部に膨張黒鉛粉
    又はその成形体を載せて、環状の上パンチで加圧成形し
    て一体化することを特徴とするグランドパッキン及びそ
    の製造法。
JP22440988A 1988-09-09 1988-09-09 グランドパッキン及びその製造法 Granted JPH0276971A (ja)

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JP22440988A JPH0276971A (ja) 1988-09-09 1988-09-09 グランドパッキン及びその製造法

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JPH0276971A true JPH0276971A (ja) 1990-03-16
JPH0465265B2 JPH0465265B2 (ja) 1992-10-19

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5352976A (en) * 1992-01-31 1994-10-04 Tektronix, Inc. Multi-channel trigger dejitter

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60260332A (ja) * 1984-06-08 1985-12-23 ニチアス株式会社 中芯入り編組パツキンおよびその製造方法
JPS61197858A (ja) * 1985-02-28 1986-09-02 Nippon Valqua Ind Ltd 膨脹黒鉛製グランドパッキンの製造方法

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