JPH0276961A - 可変径プーリ変速装置 - Google Patents

可変径プーリ変速装置

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JPH0276961A
JPH0276961A JP1138975A JP13897589A JPH0276961A JP H0276961 A JPH0276961 A JP H0276961A JP 1138975 A JP1138975 A JP 1138975A JP 13897589 A JP13897589 A JP 13897589A JP H0276961 A JPH0276961 A JP H0276961A
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ピエール パテン
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H9/00Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members
    • F16H9/02Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion
    • F16H9/04Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes
    • F16H9/10Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes engaging a pulley provided with radially-actuatable elements carrying the belt
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H55/00Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
    • F16H55/32Friction members
    • F16H55/52Pulleys or friction discs of adjustable construction
    • F16H55/54Pulleys or friction discs of adjustable construction of which the bearing parts are radially adjustable

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、1段または2段の可変径プーリに間するもの
で、かつ、2段プーリを備えた可変径プーリ変速装置に
間するものである。
(従来の技術) 連続変速装置は、可変径プーリと呼ばれるものであって
、この型式としては数種類がある。簡単なものは平行な
軸上にある2つのプーリを使用し、■ベルトで連結した
ものである。このプーリに張設されたベルトの変位は速
度比を調節する。しかしながら、これらのプーリは幾つ
かの欠点を有する。そのうち最も重要なものは、ベルト
の厚みによるものであり、これは摩擦が原因で塑性ヒス
テリシス特性を損ない、さらに、回転半径および長手方
向の滑りによるものである。
また、この他にプーリが平ベルト、チェーン、またはケ
ーブル用の回転部材により構成されたものがある。ベル
トはプーリの外周に巻回され、そして、プーリの回転軸
からの距離が調節可能とな7ている。これらの参考文献
としてはフランス特許、第1490170号、および第
2123920号がある。このうち、はじめのものは回
転部材が径方向板であって、これにベルトが巻回され、
その面には密着を良くするために溝が施されている。f
Il!のものは回転軸に平行な小径の横方向ロッドを使
用し、これが径方向溝内を摺動する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、ベルトは小さい面、例えば、各ロッドの
母面に架かっているだけなので、接線方向の滑りの影響
は運転時に避けられないものとなっている。こういうこ
とから、はじめの特許はベルトを押さえるためのクリッ
プを備えている。しかし、これは非常に複雑なプーリ構
造となっている。また、回転部材の狭い面による他の欠
点としては、回転部材が多角形であるための影響を受け
ることである。即ち、ベルトが回転部材の閏で直線的で
あり、回転部材に小さい曲率半径を持つことになり、回
転部材に架けられたベルトの長さがわずかに変化するこ
とになるので、ベルトに不規則な応力が生じる。
さらに、このようなプーリは、回転部材が高い遠心力を
持つことになるので、高速回転に向いていない、このた
めに回転数の設定に問題を生ずる。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであ
り、高速回転状態においても滑りを抑ル1することがで
き、かつ安定した運転状態を得ることができる可変径プ
ーリ変速装置を提、供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本発明は、シャフトの周り
を回転し、共通調整機構が動作中にシャフト側に近づけ
たり遠ざけたりするための複数の変位動作部材を備え、
全ての変位動作部材は、この変位動作部材を案内するた
めの案内機構と共にシャフトから等距離に配されてなる
可変径プーリ装置において、共通調整機構は可変径プー
リ装置に並設されたディスクであって可変径プーリ装置
と協動しながら回転し、かつ複数のロッドが設けられ、
その一端が変位動作部材に回動自在に連結され、その他
端が平衡錘に支持され、ロッドの中間点がディスク上の
ピボットにより軸支され、このとポットはシャフトを中
心とした同心円上にあることを特徴とする構成である。
本発明の主な特徴は、変位動作部材に作用する遠心力と
機械的に平衡を保つ平衡錘機構を有することである。そ
して、変位動作部材として比較的長い外周の曲面部材の
ものを選択することが可能であり、したがって、プーリ
の調節不足による障害を引き起こすような重い変位動作
部材を使用することなしに、ベルトまたはそのような部
材を大きな外表面に架けることができる。
これによってプーリ上におけるベルトの接線方向のいか
なる滑りも防止できる。また、変位動作部材が多角形で
あるための影響を克服することができ、特に最適な構造
のものでは、曲面部材が弓形凸状回転面を有するので、
ベルトの曲率半径が弓形凸状回転面の曲率半径よりも小
さくなるようなことはなく、したがって、ベルトは少な
い応力変化を受けることになる。
また、利点として、平衡錘は共通の回転軸を有し、第1
のプーリと協動する第2のプーリとしての変位動作部材
である。これによって、2つの平行なプーリを朝み合わ
せた2段プーリが構成され、それぞれの直径は互いに反
対に変化する。即ち、一方のプーリが拡張すると、他方
のプーリは縮小する。さらに、一方のそれぞれのプーリ
の変位動作部材が他のプーリの変位動作部材と協動する
というように、同じように構成された2段プーリの変位
動作部材としての利点がある。この2つの変位動作部材
は、その端祁中心が回動可能に連結された対称ロッドの
端部に配され、この2つの変位動作部材はプーリの回転
軸に対して90°の角度をなしているので、遠心力は常
に平衡を保ち、2段プーリは、いかなる状態であっても
安定した平衡状態を保つ。
このような2段プーリが、連続変速機に朝み込まれてい
る。即ち、2つの可変径プーリのうちの1つが、予め定
められた直径の主プーリにベルトにより連結されている
。また、他の可変径プーリは予め定められた直径の従プ
ーリにベルトにより連結されている・ この変化速度比
は、第2のプーリに作用するトルクとして調節されるか
、または自動的に変化する。
本発明の他の特徴は、平衡錘が第2のプーリに絹み合わ
され、これが変位動作部材として可変径プーリをなす2
段プーリによって構成されていることである。この2つ
のプーリは互いに平行な面に配され、共通のシャフトの
周りを回転する。第2のプーリの変位動作部材はシャフ
トから等距離の半径方向に変位するものである。これは
ロッドが回動自在に連結されたものであって、第・2の
案内機構により案内される。ロッドと協動する変位動作
部材はシャフトに対して90°の角度をなすそれらの間
に形成されている。そして、2つの案内機構は一体とな
っている。
(作 用) 上記のような構成の可変径プーリ変速装置は、曲面部材
(4)がロッド(7)の設定に応じて変位を行わせる案
内機構(3)を有し、これはピボット(9)から対称に
延び、かつ反対側に平衡錘を支持している0曲面部材(
4)はベルトの密着ヲ良くするために弓形曲面となって
いる。平衡錘は、曲面部材が2つの同心プーリからなる
2段プーリな構成するようにしている。このようにして
・2つのプーリの径が互いに反対方向に変化して曲面部
材(4)に生ずる遠心力の平衡を保つようにしている。
(実施例) 以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図は可変径プーリを示しており、この可変径プーリは係
止されたシャフト2.の周りを回転するハブ1を有する
ものである。このハブlには等角度で6本の径方向の腕
部材が符号3aないし3fで示すように形成されている
0円周の一部をなす曲面部材4aないし4fには、それ
ぞれの筒体5aないし5fが固着され、それぞれが腕部
材3aないし3rを摺動する。これらの筒体6aないし
5fは突出棒8aないし8bをそれぞれ有し、これらに
ロッド7aないし7fの一端が回動自在に軸支されてい
る。これらの他端はビボッ)9aないし9fに回動自在
に軸支されている。それぞれのビボッ)9aないし9f
はディスク10に固定されいる。そして、ディスク10
の部分で固定ボルト15により、ハブlのラグ17のと
ころに形成された弓形溝16の部分を固定することによ
り、ディスク!Oはハブ1の周りを回転する。また、ピ
ボット9aないし9fはシャフト2の半径方向の中心軸
上に配されている。
ロッド7aないし7fはピボット9aないし9fからデ
ィスク10上の他の部分に延びており、これは第2a図
、および第2b図に示すように平衡錘を支持している。
このように、腕部材3aないし3fと協動するディスク
10の回転により、ロッド7aないし7fの回転と、曲
面部材4aないし4fの半径方向の変位とをもたらすこ
とが明白になる。この回転は上記のような構造によって
確実に再現されるので、全ての曲面部材4aないし4f
はシャフト2から等距離にある。
したがって、可変径プーリの最小直径は、曲面部材4a
ないし4fの全てが隣接した時であり、最大直径は、ロ
ッド7aないし7fが腕部材3aないし3fとそれぞれ
平行になった時である。
第1図において、第1の状態が実線によって示され、第
2の状態が数種の破線で示されている。
また、第1、および第2の間の状態も可能であることは
言うまでもない。
曲面部材4aないし4fは円周のうちの一部をなして重
要な長さを有し、かつ凸状外表面のような曲面であって
、好ましくは、円周弓形状をなすものである。したがっ
て、可変径プーリと予め定められた直径のプーリ18と
の間の力、即ち、力の伝達のためにベルト11が曲面の
全体に接触することになる0曲面部材4aないし4fの
曲率半径は、好ましくは、可変径プーリが最小径のもの
である0例えば、曲面部材4aが他と隣接したときのそ
の外表面は円筒の外表面となる。しかし、曲面部材4a
ないし4fとベルト11との間の良好な接触は、可変径
プーリの直径が変化した場合の他の直径においても得ら
れるものであるから、ベルト11の良好な密着が確保で
きるようになる。
ベルト11がもたらす曲率半径は、少なくとも曲面部材
4aないし4fの曲率半径に等しいままであるから、こ
の結果、多角形であるための影響は著しく抑制できる。
この多角形の影響を計算によって示すならば、ベルトの
偏りによる長さの変化は、6つの曲面部材4aないし4
fの場合に約士0.2xを示し、16個の曲面部材の場
合に約±0.012である。したがって、ベルト110
周期的な応力の変化は無視できる。
次に、第2a図、および第2b図について説明する。そ
れぞれのロッド7aないし7fはビボッ)9aないし9
fを境にして互いに連結している2つの部分を有する。
第1の部分71aないし71fは曲面部材4aないし4
fに連結され、さらに、ディスク10の反対側の第2の
部分72&ないし72fに連結されている。このディス
ク10の反対側には第1の部分71aないし71fが延
びており、これらの端部には第2の曲面部材42aない
し42fが回動自在に連結されている0曲面部材4aと
曲面部材42aは、好ましくはシャフト2に間して垂直
の半径上を動く。
本発明の最も一般的な構成において、第2の部分72a
ないし72Fは、ピボット9aないし9fに作用する遠
心力のために、回転モーメントの平衡を保つように平衡
錘を支持する。そして、平衡錘としての役目をする第2
の曲面部材42aないし42fは重要なものとなってい
る0、即ち、これは共通のシャフト2に形成された2つ
のプーリで構成された2段プーリを有し、この2段プー
リはハブlの回転と協動し、かつ、2段プーリはディス
ク10の両側に平行な面に形成されているものである。
第2のプーリは第1のプーリと同じ構造のもので、特に
、第2の径方向の腕部材32aないし32fを有するも
のである。これらの腕部材32aないし32fに沿って
第2の曲面部材42aないし42fが筒体を介して摺動
する。したがって、2つのプーリは一組となってディス
ク10の回転により同時に動作し、一方の直径diが増
加すると、他方の直径d2が続いて減少する。
最良の状態としては、ロッド7aないし7fの部分71
および72は対称であって、かつ、その長さはピボット
9を中心にした円周の半径に等しい、したがって、互い
に協動する曲面部材4、および42はシャフトと90−
 (第3図を参照)の角度をなして腕部材3およびa2
を摺動する。したがって、この構成はピボット9に作用
する回転慣性トルクを常に打ち消す。第35において、
曲面部材4がシャフト2から距@r1にある場合、およ
び、協動する曲面部材42がシャフト2から距離「2に
ある場合、mはそれぞれの曲面部材に共通の質量であり
、ωは回転速度であり、したがフて、それぞれの曲面部
材に作用する遠心力はmω2rl、およびmω2r2で
ある。ピボット9における遠心力の大きさは、腕部材3
および32からの距離に等しい、即ち、それぞれがr2
/2、および「l/2である。モーメントについては、
両方ともmω2(rlXr2/2.)に等しく、互いに
反対方向なので、互いに打ち消すことになる。
そして、同様のことが対称の部分71および72にも適
用される。
したがって、この2段プーリの全ての速度変化は安定し
た平衡状態にある。この結果、2段プーリは大きな利点
を有するものである。特に、ディスク10、およびハブ
1が自動変速機として、ボルト15のような固定部品を
必要としないで他の部分を自由に回転させることができ
る。
また、上記したものの他に、他の1段または2段のプー
リ、そして、その調節用の回転部材、および案内機構の
実現が可能である。この態様が第4図に示されている。
この場合の曲面部材4(または42)は、径方向の腕部
材に沿って摺動するものではなく、代わりに、ブーリロ
・ンドと称する第2のロッドの一端が回動自在に連結さ
れているものである。第2のロッドの1也端は、ハブl
と一体に、かつディスク10と平行のプーリディスク1
10に配されているピボット109に回動自在に連結さ
れている。プーリロッド107および第1のロッド7の
第1の部分71は同じ長さを有し、これらは共通の突出
棒8により曲面部材4に回動自在に連結されている。ま
た、プーリロッド107のピボット109の全ては、シ
ャフト2を中心にした円周上に配され、とボット9が配
された円周上と同じ径である。
曲面部材4は、シャフト2の方向に向いている部分11
3と共に取り付けられ、径方向溝114を有するもので
ある。ラグ115はその径方向溝114の中に配され、
第3のロッド116およ°び第4のロッド117の各一
端がラグ115に回動自在に連結されている。一方、そ
れらの他端は第1のロッド7およびプーリロッド107
のそれぞれの中間点118および119に回動自在に連
結されている。第3および第40ツド116.117の
好ましい構成は、曲面部材4の内側にある第1および第
2のロッド7および107の部分がひし形面を構成し、
部分113が対角線となることである。
ディスクIOがハブ1と共に回転すると、曲面部材4が
径方向、また所定の角度をもって移動するということに
なる。第3および第4のロッドI16.117は、部分
113を確実に径方向の位置に保ち、曲面部材4は円周
上に止どまる。そして、この装置はディスク10の面に
対して対称となっている。
2段プーリ自動変速機は第5図に示されている。
この変速機は予め定められた直径で、かつ予め定められ
た回転中心軸01.02を有する主プーリPiと、従プ
ーリP2とからなるものである。主プーリPIは第1の
ベルト111により2段プーリの第1のブー+Jp v
 iに連結されている。これに対して、従プーリP2は
第2のベルト112により可変プーリの第2のプーリP
V2に連結されている。可変プーリの位置は、伸縮自在
な2つの腕部材21.22のそれぞれの一端がシャフト
2に、それぞれの他端が主プーリP1および従プーリP
2のそれぞれの回転中心軸Of、02に回動自在に連結
されることにより調節される。伸縮自在な腕部材21.
22は、回転中心軸o1、o2に軸支されている軸支部
分21a、22aと、圧縮スプリング23.24が収納
されている筒部材21b、22bの終端部との間に形成
されている。
スプリングは筒部材21b、22bの内部から外側方向
に摺動するロッド21c、22cの一端に力を加えてい
る。摺動するロッド21c、22cの他端はシャフト2
に回動自在に連結されている。
このように、伸縮自在な腕部材21.22はそれぞれの
ベルト111.112に囲まれて、各ベルト111,1
12はスプリング23.24により張設されている。こ
のような動作により、この装置に作用する力によって安
定した状態が得られる。
ここでFl、F2をそれぞれのスプリング23.24の
力とし、A1、A2を可変径プーリとしての第1および
第2のプーリPV1、PV2に架けられたベルト111
.112の接触角度とし、rLr2を第1および第2の
プーリPV1、PV2のそれぞれの半径とした場合、こ
の安定状態は概ねFl/F2=A2r 1/Al t2
によって表すことができる。この結果、第1および第2
のブ−リPV1、PV2のそれぞれの半径は、特に、ス
プリング23.24の剛性と力に基づいて決められるも
のである。
また、この変速機は自動的に速度調節を行うことがわか
る0例えば、従プーリP2のトルクが増加した場合には
、第2のベルト112は、さらに張力が増加し、第2の
プーリPV2の曲面部材42に非対称な求心力が作用す
ることになる。この結果、その半径「2が減少する。そ
して、第1のプーリPVIの半径は相対的に増加する。
この例の場合、可変プーリの状態はシャフト2の位置の
変位に追従するので、可変プーリが主プーリP1の方向
に近づくように、そして、従プーリP2から離れる方向
に移動する。
また、スプリング23の力Flは増加し、スプリング2
4の力F2は減少するので、上記した関係式が成り立つ
ことになる。したがって、この装置は新たな安定した平
衡状態を得ることができる。
第6図(こ示す装置は少し異なったものである。
これは関節形変速機である。即ち、可変径プーリとして
の第1および第2のプーリPV1、PV2によって生ず
る速度比は、運転する作業者により設定される。したが
って、シャフト2の支持部材が少し異なった装置となっ
ている。
滑り部28は、主プーリPIと従プーリP2とのそれぞ
れの回転中心軸01.020間に延びている。これは、
第6図に示したのと同じ構造の伸縮自在の腕部材25を
有する摺動筒体27を摺動自在に支持し、特に、腕部材
26は圧縮スプリング26を有するものである。
シャフト2は伸縮自在の腕部材25の端部に配されてお
り、腕部材25の基端部にはネジ部30が係合している
。このネジ部30は滑り部28と平行にネジ棒29に係
合している。ネジ棒28の回転はサーボモータ33によ
り行われる。伸縮自在の腕部材25は両ベルト111,
112の張力を調節する。
変化速度比を変更する場合は、サーボモータ33を回転
させて伸縮自在の腕部材25とシャフト2を変位させる
。そして、ベルトの一方の張力を増加させると、第1ま
たは第2の1−リPV1、Pv2の径が減少し、また、
いずれかの径が相対的に増加する。そして、伸縮自在の
腕部材26の長さは、両方のベルトの張力をこの装置が
安定な状態になるまで調節される。
第7図には他の関節形変速機を示している。サーボモー
タ33はネジ棒39を回転させる。このネジ棒39は可
変プーリの回転軸に平行な回転軸を有する歯車38に噛
み合っている。
歯車38は案内ロッド37まで延びている径方向のネジ
部36を有する伸縮自在の部分を支持している。ナツト
35はネジ部36と協動して、歯車38と端部がシャフ
ト2を支持している径方向の腕部材34を互いに近づけ
たり遠ざけたりする。
このように、サーボモータ33、ネジ棒39、および歯
車38は、シャフト2および可変径プーリとしての第1
および第2のプーリPv1、PV2に変位を生じさせ、
さらに、その径を変化させる。
この伸縮自在な装置はスプリングがないのが特徴である
。したがって、装置を安定した運転状態にするためにシ
ャフト2の移動する点は、円中心軸r1の上にある。こ
の中心点はベルト111.112の長さと主プーリP1
および従プーリP2のそれぞれの直径によるものである
。歯車38の軸は円中心軸rlの上にある。ナツト35
はベルト111.112の張力を調節するためだけに使
用される。
最後に第8図についての説明をする。これはサイクロイ
ドクレーンの組合せとして速度が零から変化する動力を
得ることを可能とする変速機を示している。主プーリp
H従プーリP2、そして可変径2段プーリとしての第1
および第2のプーリpvi、  およびPV2には、従
プーリP2と同軸の補助プーリP3が追加されている。
これは小径の衛星装置を構成しており、さらに、2つの
衛星プーリ51が従プーリP2の内周面(衛星通路の輪
を形成している)と、補助プーリP3の外周面との間に
接している。この衛星プーリ51は軸02の周りを回転
する衛星支持部材50の端部のところで回転するように
なっている。さらに、補助プーリP3は、交差した第3
のベルト113により主プーリP1と連結されている。
このようにして、従プーリP2と補助プーリP3は、互
いに反対方向に回転する。
このように異なった径のプーリの採用にしたがって、こ
の装置の場合、衛星支持部材50の回転は互いに反対方
向に回転する第1および第2のプーリPV1、PV2の
それぞれの回転速度と比較して低速度である。この装置
は、特に、衛星支持部材50が静止しているので、予め
定められた状態に調節することができる。
(発明の効果) このようなことから、本発明によるプーリg1置は多く
の利点をもたらすものである。まず、高速回転において
もベルトが滑ることなく満足すべき運転が行われ、この
2段プーリは自動、または自動ではない異なった多くの
構造の変速機に組み込むことができる。また、平ベルト
の他にこれに相当する溝ベルト等も使用することができ
る。そして、本発明の範囲を越えることなく、多くの異
なった装置の実現が可能である。また、変速機の伸縮自
在のスプリングは電気的、機械的、また空気圧を利用し
た機構のものに代えることができ、このH置はサーボ機
構の変速制御装置にも使用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の可変径プーリv1置を示す構成図、第
2図(a)および第2図(b)は2つの可変径プーリを
構成した2段プーリの正面図と側面図、第3図は第2図
(a)において2つのプーリに生じた遠心力が平衡して
いることを示す説明図、第4図は他の2段プーリを示す
側面図、第5図は2段プーリを使用している自動変速機
を示す側面図、第6図は調節用変速機を示す構成図、第
7図は他の調節用変速機を示す構成図、第8図は変速機
としての応用を示す構成図である。 l:ハブ、2:シャフト、3 a 〜3 f :案内部
材(腕部材)、4a〜4f:変位動作部材(曲面部材)
、5a〜5f:筒体、7a〜〜7f:ロッド、8 a〜
8 f : 突出棒、9a〜9f: ピボット、10:
ディスク、1Mベルト。 トレ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シャフト(2)の周りを回転し、共通調整機構(1
    0、7)が動作中に前記シャフト側に近かづけたり遠ざ
    けたりするための複数の変位動作部材(4)を備え、前
    記全ての変位動作部材は、前記変位動作部材を案内する
    ための案内機構(3)と共に前記シャフトから等距離に
    配されてなる可変径プーリ装置において、 前記共通調整機構は前記可変径プーリ装置に並設された
    ディスク(10)であって前記可変径プーリ装置と協動
    しながら回転し、かつ複数のロッド(7)が設けられ、
    その一端が前記変位動作部材に回動自在に連結され、そ
    の他端が平衡錘に支持され、前記ロッドの中間点が前記
    ディスク上のピボット(9)により軸支され、前記ピボ
    ットは前記シャフトを中心とした同心円上にあることを
    特徴とする可変径プーリ変速装置。 2、前記変位動作部材は、外表面を有する複数の曲面部
    材であって、凸曲面のような円弧状をないし、この各外
    表面はベルト(11)のような力伝達部材を支えること
    を特徴とする請求項1に記載のプーリ装置。 3、前記複数の曲面部材は、引き込み位置に対して変位
    自在で、互いに隣接し、かつ各外表面は回転するときの
    円筒表面を形成することを特徴とする請求項2に記載の
    プーリ装置。 4、前記案内機構は、前記変位動作部材を摺動させる径
    方向の腕部材(5)により構成されていることを特徴と
    する請求項1に記載のプーリ装置。 5、前記案内機構は、プーリディスク(110)にプー
    リピボット(109)を設け、これがプーリロッド(1
    07)を回動自在に連結したものであり、各プーリロッ
    ドはそれぞれ変位動作部材(4)に回動自在に連結され
    、前記プーリピボットの全ては前記シャフトを中心にし
    た同心円上に配され、前記共通調整機構のピボットが配
    された円周と同じ径のものであり、さらに、前記変位動
    作部材は、前記シャフトの方向に向いた部分(113)
    と、径方向溝(114)とを支持し、第3のロッド(1
    16)および第4のロッド(117)の端部が連結され
    ているラグ(115)が前記径方向溝内を摺動するよう
    に、前記第3および第4のロッドを前記共通調整機構、
    および前記案内機構のそれぞれの前記ロッドに回動自在
    に連結したことを特徴とする請求項1に記載のプーリ装
    置。 6、前記第3および第4のロッドは、前記径方向溝内を
    摺動する共通のラグを有し、これらのうちの少なくとも
    一箇所は回動自在に連結され、かつ4本のロッドでひし
    形状を形成していることを特徴とする請求項5に記載の
    プーリ装置。 7、前記平衡錘は、第2のプーリの変位動作部材(42
    )であり、2つのプーリが面において互いに平行で、共
    通のシャフト(2)の周りを回転し、前記2つのプーリ
    の前記変位動作部材は、径方向に変位可能で、前記シャ
    フトから同じ距離にあり、第2の案内機構によって案内
    されるように前記各ロッドが回動自在に連結され、前記
    2つの変位動作部材は前記シャフト(2)と90°の角
    度をなす前記ロッドと協動し、かつ前記2つの案内機構
    が一体であることを特徴とする請求項1に記載の2段プ
    ーリ装置。 8、回動自在に連結されたそれぞれの前記変位動作部材
    および前記ロッドは、前記プーリが回転して前記ピボッ
    ト(9)の周りに合成ゼロの回転モーメントの慣性遠心
    力が生じる時に予め定められた質量分布を有することを
    特徴とする請求項7に記載の2段プーリ装置。 9、前記ロッドは対称であって、かつ、それぞれの前記
    変位動作部材は同じ質量であることを特徴とする請求項
    8に記載の2段プーリ装置。 10、主プーリ(P1)および従プーリ(P2)を有す
    る2段プーリからなり、ベルト(111、112)のよ
    うな力伝達部材が前記主プーリと前記2段プーリのうち
    の一方との間に張設され、また、前記2段プーリのうち
    の他方と前記従プーリとの間に張設され、かつ、前記2
    段プーリとしての2つのプーリ(PV1、PV2)を構
    成する曲面部材の径方向変位の機能として変位可能に、
    前記2段プーリの前記シャフトに支持部材を設けたこと
    を特徴とする請求項7に記載の変速機。 11、前記支持部材は、前記ベルトに張力を持たせるた
    めのスプリング(23、24)からなることを特徴とす
    る請求項10に記載の変速機。 12、他の支持部材(34)は、前記ベルトの張力を調
    節するために調節可能であることを特徴とする請求項1
    0に記載の変速機。 13、前記支持部材は、スプリングを備えた二つの部分
    からなる伸縮自在な腕部材を有することを特徴とする請
    求項11に記載の変速機。 14、前記他の支持部材は、前記主プーリおよび従プー
    リの間の並進運動により変位可能であることを特徴とす
    る請求項10に記載の変速機。 15、前記他の支持部材は、回転により変位可能である
    ことを特徴とする請求項10に記載の変速機。 16、前記他の支持部材は、前記主プーリおよび従プー
    リのそれぞれの軸に軸支された2つの伸縮自在な腕部材
    (21、22)からなることを特徴とする請求項10に
    記載の変速機。 17、前記他の支持部材の変位は調節可能、また、固定
    的に設定可能であることを特徴とする請求項10に記載
    の変速機。 18、前記従プーリと同心で、かつ前記主プーリに対す
    るベルト(113)のような力伝達部材により連結され
    ている補助プーリ(P)から構成することにより、前記
    従プーリおよび補助プーリが互いに反対方向に回転して
    衛星プーリ(51)が前記従プーリおよび前記補助プー
    リの間を滑ることなく走行し、前記衛星プーリ(51)
    は前記従プーリおよび補助プーリの回転中心軸に軸支さ
    れた衛星支持部材(50)に支持されて回転することを
    特徴とする請求項10に記載の変速機。
JP1138975A 1988-05-31 1989-05-31 可変径プーリ変速装置 Expired - Lifetime JP2749874B2 (ja)

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FR887230 1988-05-31

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DE (1) DE68902871T2 (ja)
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