JPH0276575A - 微生物によるゴムの半連続式分解法 - Google Patents
微生物によるゴムの半連続式分解法Info
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
Landscapes
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、微生物を用いる廃棄物処理のための大量分解
装置及びその運転方法に関するものである。
装置及びその運転方法に関するものである。
〈従来例および問題点〉
一般に、廃ゴム製品は主として焼却又は埋立によって処
理されているが、グラスチック類と同様に高温で炉を傷
める等の問題点かあり、より合理的な処理技術の開発が
要望されている。
理されているが、グラスチック類と同様に高温で炉を傷
める等の問題点かあり、より合理的な処理技術の開発が
要望されている。
そこで、微生物による高効率処理方式か確立されれば、
自然の生態系における物質循環を活用した省エネルキー
的な無公害技術として有用なものと考えられる。
自然の生態系における物質循環を活用した省エネルキー
的な無公害技術として有用なものと考えられる。
このような状況において、従来、本発明者は微生物を利
用した天然ゴムの分解処理力法(特許11/(5B−1
82454号)を報告しているが、その方法は回分式で
あって、分解速度が遅く、且つ比較的少量のゴムに適す
るものであった。
用した天然ゴムの分解処理力法(特許11/(5B−1
82454号)を報告しているが、その方法は回分式で
あって、分解速度が遅く、且つ比較的少量のゴムに適す
るものであった。
〈発明が解決しようとする課題〉
従来、固形状の廃棄物の分解処理技術としては、高速堆
肥化法等の高速処理技術かあるか、このようなコンポス
ト化法においては、不均一固相系で反応が進行するため
に、運転管理が困難であり、また分解速度が遅いという
欠点がある。そこで、本発明者等は均一・攪拌の行なえ
る水系での処理であって、しかも高効率な大量処理方式
を開発したものである。従来このような形式の固形廃棄
物の生分解処理方式は知られていない。
肥化法等の高速処理技術かあるか、このようなコンポス
ト化法においては、不均一固相系で反応が進行するため
に、運転管理が困難であり、また分解速度が遅いという
欠点がある。そこで、本発明者等は均一・攪拌の行なえ
る水系での処理であって、しかも高効率な大量処理方式
を開発したものである。従来このような形式の固形廃棄
物の生分解処理方式は知られていない。
く課題を解決するための手段〉
本発明に係る分解法は、ゴム分解反応を行なう反応槽と
、その運転方法とからなる。
、その運転方法とからなる。
反応槽としては、通気および/又は攪拌装置を備えてい
ることが必要条件であるが、温度およびpHの制御装置
も有していることが望ましい。
ることが必要条件であるが、温度およびpHの制御装置
も有していることが望ましい。
例としては、微生物の培養用のジャー
ファーメンタ、りf気性水処理用のばっ気槽を使用する
ことができる。
ことができる。
一般的な運転条件としては、通常の好気的微生物の培養
方法あるいは生物的な水処理装置の運転方法に準するが
、ゴノ\以外のトj加的な栄養源として窒素およびリン
等を加大ることが必要である。また、反応槽の温度を3
0°C付近、+111を7付近に保1、シすることが望
ましい。
方法あるいは生物的な水処理装置の運転方法に準するが
、ゴノ\以外のトj加的な栄養源として窒素およびリン
等を加大ることが必要である。また、反応槽の温度を3
0°C付近、+111を7付近に保1、シすることが望
ましい。
ゴム分解微生物と1ノでは、従来報告済(特願昭50−
182454号)の微生物を種菌として使用することが
できる。
182454号)の微生物を種菌として使用することが
できる。
最も重要な運転条件としては、天然ゴム(合成インブレ
ンゴムを含む)の廃棄物を0.17g/豆、■ から0
.7g/皿、■ の負荷量で半連続的に反応槽に添加す
ることが必要である。このような半連続式の運転条件に
よってゴムの分解は最も効率的となり、添加したゴムは
ゴム手袋の場合は15Bから30[1間で100%分解
されるようになる。たたし、ゴム手袋中の縁巻き部等の
肉厚部分の分解速度はこれよりも若干遅くなる。
ンゴムを含む)の廃棄物を0.17g/豆、■ から0
.7g/皿、■ の負荷量で半連続的に反応槽に添加す
ることが必要である。このような半連続式の運転条件に
よってゴムの分解は最も効率的となり、添加したゴムは
ゴム手袋の場合は15Bから30[1間で100%分解
されるようになる。たたし、ゴム手袋中の縁巻き部等の
肉厚部分の分解速度はこれよりも若干遅くなる。
このような半連続式反応は、無殺菌条件下でも1分安定
して継続することができる。実際、長期間運転を続ける
ことによって、槽内ゴム分解効率も高く保持することが
できるだけでなく、槽内微生物群は凝集性を示すように
なり、固液分離も容易になる。
して継続することができる。実際、長期間運転を続ける
ことによって、槽内ゴム分解効率も高く保持することが
できるだけでなく、槽内微生物群は凝集性を示すように
なり、固液分離も容易になる。
このとき、上澄み液の溶在有機物濃度は低く保たれ、菌
体生成量も少なく、窒素等の付加的栄養源の必要量も少
なくて済むようになる。
体生成量も少なく、窒素等の付加的栄養源の必要量も少
なくて済むようになる。
次に、本発明を実施例により詳しく説明することとする
。
。
〈実施例1〉
NR−415八株(FERM−P7266 )の1白金
[1を、市販のゴム手袋の裁断片0.28を加えた表1
の組成の培地0.2.D、に加えて、30゛Cて1ケ月
マクネヂックスターラ600rpmて攪拌培養した培養
液を種菌として用意する。
[1を、市販のゴム手袋の裁断片0.28を加えた表1
の組成の培地0.2.D、に加えて、30゛Cて1ケ月
マクネヂックスターラ600rpmて攪拌培養した培養
液を種菌として用意する。
別途、 5ユのジャーファーメンタに表1の培地3立を
入れたものを用意して、これにL記の種菌を加えたもの
を連続分解試験の出発培養液とする。
入れたものを用意して、これにL記の種菌を加えたもの
を連続分解試験の出発培養液とする。
ジャーの標準運転条件は、30°C1450〜50Or
pm、通気量4〜4.5.D、7分として、1)11は
2NのN a OIt溶液を用いて門17.0に保つよ
うにする。
pm、通気量4〜4.5.D、7分として、1)11は
2NのN a OIt溶液を用いて門17.0に保つよ
うにする。
」−記の出発培養液を含むジャーを標準運転条件で運転
しながら、5目毎に市販のゴム手袋の裁断片2.5gを
加えて、同時に培養液375mlを抜き取って新しい培
地375m1 と交換することを繰り返すことによフて
長期間半連続式の分解試験を継続した。
しながら、5目毎に市販のゴム手袋の裁断片2.5gを
加えて、同時に培養液375mlを抜き取って新しい培
地375m1 と交換することを繰り返すことによフて
長期間半連続式の分解試験を継続した。
その結果、ゴムも培地も全く殺菌処理を行なわないにも
拘らず、 150日間連続してゴム分解反応を行なわせ
ることができた。
拘らず、 150日間連続してゴム分解反応を行なわせ
ることができた。
半連続式の運転が定常状態に達した時点では、2.5g
のゴム片はジャーに投入してから15〜20日で完全に
分解するようになった。
のゴム片はジャーに投入してから15〜20日で完全に
分解するようになった。
ただし、ゴム手袋の縁巻の部分(全体の約7%)たけは
完全分解するまでに約90日を要した。
完全分解するまでに約90日を要した。
定常状態における培養液中の菌体濃度は、1.6〜2.
2 g/ユ(、菌体中の蛋白含量30〜36%)、水溶
性の有機炭素量は0.1g/立(水溶性の蛋白量は0.
06g/ n )であった。
2 g/ユ(、菌体中の蛋白含量30〜36%)、水溶
性の有機炭素量は0.1g/立(水溶性の蛋白量は0.
06g/ n )であった。
定常状態においてPl+調節に必要な2 N −N a
OHは、5日間で5.0〜6.0mlであったが、こ
れは約0.7gの硫安が窒素源として消費されたことに
相当する。
OHは、5日間で5.0〜6.0mlであったが、こ
れは約0.7gの硫安が窒素源として消費されたことに
相当する。
S E1間毎に2.5gのゴムを加えると同時に、37
51の培地を交換して定常状態になっていることを考慮
すると、2.5gのゴムと0.143の窒素が消費され
て、0.6〜0.8gの菌体と0.04gの水溶性有機
物が生成したものと考えられる。
51の培地を交換して定常状態になっていることを考慮
すると、2.5gのゴムと0.143の窒素が消費され
て、0.6〜0.8gの菌体と0.04gの水溶性有機
物が生成したものと考えられる。
これらの値は、ジャーによる殺菌条件、ト回分式のゴム
手袋の分解試験における値(2,5gのゴムに換算して
、消費窒素0.23g、生成菌体1.5g、水溶性有機
物0.3g)と比較して、相当小さくなっている。これ
は、無殺菌開放系で運転しているために、ゴム分解菌以
外の雑菌、原生動物等が相当数存在しているためと考え
られる。
手袋の分解試験における値(2,5gのゴムに換算して
、消費窒素0.23g、生成菌体1.5g、水溶性有機
物0.3g)と比較して、相当小さくなっている。これ
は、無殺菌開放系で運転しているために、ゴム分解菌以
外の雑菌、原生動物等が相当数存在しているためと考え
られる。
実際、培養液中にはNR−35八菌1〜2 x 108
/mlに対して、雑菌4〜7×lOa/m1、原生動物
2 X 10’ / mlが存在することが確かめられ
た。
/mlに対して、雑菌4〜7×lOa/m1、原生動物
2 X 10’ / mlが存在することが確かめられ
た。
また、定常状態においては、槽内微生物群は凝集性を示
すようになり、2時間静置することによって、菌体の約
8割は沈降することが認められた。
すようになり、2時間静置することによって、菌体の約
8割は沈降することが認められた。
一人一」−
(N114)25042.0g (又は4g)KH2P
O40,2g KH2PO40,7g Mg504・71120 0.1gNaC1O,1
g Gae1241120 0.01gFeSO45m
g Na2MoO4・21120 0.!1mgNa2
WO4・21120 0.5mgMnSO40,
5mg 蒸留水 In pH?、0 〈実施例2〉 」1記実施例1と同じ出発lH’H養液と標準運転条件
を用いて、ゴムの添加jlを2目Siiに2g。
O40,2g KH2PO40,7g Mg504・71120 0.1gNaC1O,1
g Gae1241120 0.01gFeSO45m
g Na2MoO4・21120 0.!1mgNa2
WO4・21120 0.5mgMnSO40,
5mg 蒸留水 In pH?、0 〈実施例2〉 」1記実施例1と同じ出発lH’H養液と標準運転条件
を用いて、ゴムの添加jlを2目Siiに2g。
又は5[」毎にlOgとした場合にも60 Ii1以上
安定してゴム分解処理を行なうことができた。
安定してゴム分解処理を行なうことができた。
このときの分解試験の結果を表2にまとめて示す。
−犬 2
〈効 果〉
本発明の方法は、特にゴム[袋笠の軟質て■1、つ比較
的薄手の天然ゴム製品に適する人lit分解り法である
か、無殺菌開放系で長期間運転してもゴム分解活P1を
高く紐持てきることから、管理の容易な生物的分解処理
力法とl)で広く利用されることが期待される。
的薄手の天然ゴム製品に適する人lit分解り法である
か、無殺菌開放系で長期間運転してもゴム分解活P1を
高く紐持てきることから、管理の容易な生物的分解処理
力法とl)で広く利用されることが期待される。
Claims (1)
- ノカルディア属又はロドコッカス属に属し、イソプレン
系ゴム分解能を有する微生物を用いてイソプレン系ゴム
を無殺菌条件下で半連続的に添加分解することを特徴と
するゴムの分解法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63228844A JPH0276575A (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 微生物によるゴムの半連続式分解法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63228844A JPH0276575A (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 微生物によるゴムの半連続式分解法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0276575A true JPH0276575A (ja) | 1990-03-15 |
JPH0460634B2 JPH0460634B2 (ja) | 1992-09-28 |
Family
ID=16882753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63228844A Granted JPH0276575A (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 微生物によるゴムの半連続式分解法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0276575A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5854058A (en) * | 1996-01-23 | 1998-12-29 | Director-General Of Agency Of Industrial Science And Technology | Method of decomposing hard type rubber products |
JP2006522198A (ja) * | 2003-04-01 | 2006-09-28 | クリスタロ・ホールディングス・インコーポレイテッド | 硫黄−加硫処理されたゴム粒子の表面活性化方法および/または脱硫方法 |
JP2009247241A (ja) * | 2008-04-02 | 2009-10-29 | Bridgestone Corp | ポリイソプレン系ゴムの分解能を有する新規微生物及びゴム組成物の分解方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6072934A (ja) * | 1983-09-30 | 1985-04-25 | Agency Of Ind Science & Technol | 微生物によるゴムの分解法 |
-
1988
- 1988-09-14 JP JP63228844A patent/JPH0276575A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6072934A (ja) * | 1983-09-30 | 1985-04-25 | Agency Of Ind Science & Technol | 微生物によるゴムの分解法 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5854058A (en) * | 1996-01-23 | 1998-12-29 | Director-General Of Agency Of Industrial Science And Technology | Method of decomposing hard type rubber products |
JP2006522198A (ja) * | 2003-04-01 | 2006-09-28 | クリスタロ・ホールディングス・インコーポレイテッド | 硫黄−加硫処理されたゴム粒子の表面活性化方法および/または脱硫方法 |
US7749747B2 (en) | 2003-04-01 | 2010-07-06 | Cristallo Holdings, Inc. | Process for surface activation and/or devulcanisation of sulfur-vulcanized rubber particles |
JP2009247241A (ja) * | 2008-04-02 | 2009-10-29 | Bridgestone Corp | ポリイソプレン系ゴムの分解能を有する新規微生物及びゴム組成物の分解方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0460634B2 (ja) | 1992-09-28 |
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