JPH0275555A - スプライサー - Google Patents

スプライサー

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JPH0275555A
JPH0275555A JP22509688A JP22509688A JPH0275555A JP H0275555 A JPH0275555 A JP H0275555A JP 22509688 A JP22509688 A JP 22509688A JP 22509688 A JP22509688 A JP 22509688A JP H0275555 A JPH0275555 A JP H0275555A
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JP
Japan
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paper
old
web
roll
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JP22509688A
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Inventor
Fukutaro Hattori
服部 福太郎
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Isowa Industry Co Ltd
Original Assignee
Isowa Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ミルロールスタンドに装填された原紙ロー
ルから繰出されて供給中の旧原紙に、別の原紙ロールか
ら引き出された新原紙を紙継ぎするに際し、旧原紙の原
紙ロールと新原紙の原紙ロールとの相対的な位置関係に
拘ることなく、紙継ぎを行ない得るスプライサ−に関す
るものである。
従来技術 中芯紙に所要ピッチの波形を付与し、この波形段頂部と
ライナとを糊付は接着して片面段ボールシートを製造し
、更にこの片面段ボールシートにバックライナを貼合わ
せることにより、両面段ボールシートを製造するコルゲ
ートマシンが広く普及している。このコルゲートマシン
は、片面段ボールシートを製造するシングルフエーサお
よび得られた片面段ボールシートにバックライナを貼合
わせるダブルフェーサが重要な装置として使用される。
更にその付帯設備として、中芯紙やライナその他バック
ライナ等のウェブ(これらのウェブを以下「原紙」とい
う)を、前記シングルフェーサやダブルフェーサに供給
する原紙供給装置が不可欠となっている。
この原紙は、中芯となる紙管に巻装した所定直径のロー
ル(以下「原紙ロール」という)の状態で原紙供給装置
に装填され、ここで原紙の繰出し供給が行なわれる。ま
た、原紙供給装置の上方には、コルゲートマシンの稼働
中に生ずるオーダ変更に伴い、繰出し供給されている旧
原紙から新原紙への紙継ぎを自動的に行なうスプライサ
−が配設され、コルゲートマシンの連続運転をなし得る
よう構成されている。
本発明は、コルゲートマシンにおいて、原紙供給装置と
共に設置されるスプライサ−に関するので、先ず原紙供
給装置の概略構成につき説明する。
コルゲートマシンに使用される原紙供給装置としては、
第6図に示す所謂スイングアーム式のミルロールスタン
ドが広く知られている。このミルロールスタンド10は
、水平な回動軸12,14に夫々スプライン結合される
左右一対のスイングアーム16,16(一方のみ図示す
る)を2基有し、各アーム16.16の先端に対向的に
配設したセンターブロック(図示せず)により、原紙ロ
ール18を回転可能に保持するよう構成されている。そ
して。
一方のスイングアーム16,16に装填した原紙ロール
18から繰出した原紙を、図示しないコルゲートマシン
の所要個所に供給し、他方のスイングアーム16,16
に装填した原紙ロール18は、紙継ぎを待機するよう構
成しである。またミルロールスタンド10を挟む左右の
工場敷地面には、原紙ロール18の搬入および搬出を行
なうための台車20が走行自在に配設されている。
このように構成したミルロールスタンド10の上方には
、旧原紙と新原紙との紙継ぎを行なうスプライサ−22
が配設されている。このスプライサ−22は、前記回動
軸12と平行な方向に離間する一対のフレーム24.2
4(一方のみ図示する)間に、紙継ぎ装置26と切断装
置28とを備えたスプライスヘッド30が配設され、該
スプライスヘッド30を介して供給される旧原紙に新原
紙を紙継ぎするよう構成しである。なお、スプライサ−
22には、所定量の原紙を貯留する公知の貯留機構が内
蔵され、該機構内に貯留されている原紙を消費している
間に紙継ぎ作業を行なうことにより1紙消費機構への原
紙の供給を停止することなく紙継ぎを行ない得るよう構
成されている。
前記各フレーム24の長手方向中央に、側板32が垂下
して配設され1両側板32.32の離間方向と直交する
方向の中間位置に、切断装置28を構成する受は板34
が架設されている。この受は板34は、その左右の側面
に後述するナイフ36を突き当てることにより、原紙を
幅方向に亘って切断するべく機能する。また、側板32
の下方には1図に示す如く、受は板34を挟んで左右に
所定間隔離間してアイドラロール38.38が回転自在
に枢支されている。そして、ミルロールスタンド10に
装填された原紙ロール18から繰出された原紙は、左右
何れかのアイドラロール38に巻掛けられた後、受は板
34の左右何れかの側に通紙され、フレーム24.24
間に回転自在に枢支したアイドラロール40.40に巻
掛けられて前記貯留機構に供給される。
前記側板32.32には、第7図に示す如く、受は板3
4に干渉しない上方位置に1紙継ぎ装置26が配設され
ている。この紙継ぎ装置26は、受は板34の上方に延
在する中心線を挟んで左右に所定間隔離間して対向的に
配設した一対のニップバー42.42で構成され、両ニ
ップバー42゜42間に原紙が通紙されている。このニ
ップバー42は、原紙の幅方向に延在し、相互に離間す
る側に配設したシリンダ44を同期的に付勢することに
より、相互に近接および離間方向に平行移動する。そし
て、ニップバー42.42を近接させで。
その対向する端部を当接させることにより、両ニップパ
ー42.42間に通紙されている旧原紙OWと新原紙N
Wとの紙継ぎを行なう、なお、ニツプバー42は9例え
ば真空吸着装置を内蔵し、他方のニップバー42との対
向面に新原紙NWの先端を吸着保持し得るよう構成され
ている。
また、各ニップバー42には、下方に所定間隔離間して
前記受は板34と対向する押え部材46が配設され、ニ
ップバー42.42を相互に近接した際に、該押え部材
46と受は板34の間に原紙を挟持するよう構成しであ
る。すなわち、原紙の紙継ぎに際し、旧原紙oWは上下
方向(原紙の供給方向)に離間する2点間で挟持されて
、緊張状態で保持される。
前記受は板34を挟んで両側には、夫々ニップバー42
と押え部材46との間に切断装置28を構成するナイフ
36が原紙の幅方向に延在して、そのナイフ先端を前記
受は板34に指向させている。このナイフ36には、該
ナイフ36と対向する受は板34と離間する端部に、シ
リンダ・48が配設されている。また、受は板34のナ
イフ36と対向する側面に、原紙の幅方向に延在する長
溝34aが穿設され、シリンダ48を付勢してそのピス
トンロッド48aを延出させることにより、ナイフ36
は長溝34a中に臨んで原紙の切断が行なわれる。
このように構成したスプライサ−22により、例えばミ
ルロールスタンド10の左側のスイングアーム16,1
6に装填した原紙ロール18から繰出される旧原紙OW
から、右側のスイングアーム16.16に装填した原紙
ロール18から引き出される新原紙NWに紙継ぎを行な
う場合につき説明する。第6図に示す如く、左側のスイ
ングアーム16.16に装填された原紙ロール18から
繰出された原紙OWは、左側のアイドラロール38に巻
掛けられて、受は板34の左側に通紙されてアイドラロ
ール40を介して貯留機構を通過して図示しない紙消費
機構に供給されている。そこで、先ず右側の原紙ロール
18から引き出した新原紙NWの先端を、受は板34の
右側に通紙して、前記右側のニップバー42に吸着保持
させる。なお、該新原紙NWにおける左側のニップバー
42に対向する面には、予め両面貼着テープ等が貼着け
られる。
そして、オーダチェンジの指令が発せられると、前記ス
イングアームL 6,16に配設した制動手段が働き、
原紙ロール18の回転を停止させる。これにより、スプ
ライスヘッド30を通過する旧原紙OWの供給が停止す
るが、このときは、前記貯留機構に貯留されている旧原
紙OWが消費されるので、紙消費機構への原紙の供給は
中断されない。
スプライスヘッド30内の旧原紙OWの走行が停止する
と、前記一対のニップバー42.42は、第8図に示す
如く、前記シリンダ44.44が同期的に付勢されて、
その対向する先端を当接させる。
右側のニップバー42には1両面貼着テープが貼着され
た新原紙NWが吸着保持されているので、旧原紙oWに
新原紙NWが貼着される。
また、8押え部材46.46が受は板34の側面に当接
して、旧原紙OWおよび新原紙NWを挟持し、従って旧
原紙OWは、ニップバー42と押え部材46との間にお
いて緊張状態に保持される。
このとき、受は板34と旧原紙OWを挟んで対向するナ
イフ36のシリンダ48が付勢されて、ナイフ36を受
は板34の長溝34a中に臨ませる。
前述した如く、旧原紙OWは緊張状態で保持されている
ので、肖該旧原紙OWは幅方向に容易に切断される。こ
れにより、前記両ニップバー42゜42を離間すると共
、スイングアーム16,16の制動手段を解除すれば、
余りの旧原紙OWが消費されるのに引き続いて新原紙N
Wは紙消費機構に供給される。
発明が解決しようとする課題 前述したスプライサ−22では、先に説明した如く、受
は板34とナイフ36との間に旧原紙OWを緊張状態に
位置させ、原紙の幅方向に延在するナイフ36を受は板
34に当接させることにより、該旧原紙OWを幅方向に
亘って切断するよう構成されている。従って、旧原紙o
Wと新原紙NWとは、必ず受は板34を挟んで左右別々
に通紙する必要があった。
ところで、現今の如く、頻繁な小ロツト生産に伴うオー
ダ変更に対応する必要がある段ボールの製造業界では、
その原紙ロール交換時におけるサイクルタイムの短縮化
が極めて重要な課題となっている。これを解決するため
には、コルゲートマシンに複数のミルロールスタンドを
設置することが考えられるが、従来のスプライサ−では
、旧原紙に紙継ぎできる新原紙の原紙ロールの装填位置
が定まっているため、原紙ロールから繰出される原紙を
、装填位置に関係なく紙継ぎできない不都合があった。
すなわち、例えば第6図に示す如く、スプライスヘッド
30における受は板34の左側に旧原紙OWが通紙され
ている場合には、新原紙NWは受は板34の右側を通紙
゛させなければならない、従って、旧原紙OWの原紙ロ
ール18の装填位置より、右側に位置している原紙ロー
ル18からの新原紙NWの紙継ぎ準備は行な得るが、左
側に位置している原紙ロール18からは新原紙NWの紙
継ぎ準備をなし得なかった。このように、使用中の旧原
紙oWに紙継ぎの行ない得る新原紙NWの原紙ロール1
8の装填位置は、旧原紙OWの受は板34に対する通紙
位置に左右される難点が指摘される。従って、仮に従来
のスプライサ−を使用して複数のミルロールスタンド1
0の原紙の紙継ぎを行なう場合は、予め原紙ロールの使
用順序に基づいて、その装填位置を決めなければならな
いと云う煩雑な準備作業が必要となる。
発明の目的 この発明は、前述したスプライサ−に内在している前記
欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたもの
であって、旧原紙が繰出される原紙ロールの装填位置に
対して、左右何れの方向からでも新原紙の紙継ぎ準備を
行ない得る新規なスプライサ−を提供することを目的と
する。
課題を解決するための手段 前記課題を克服し、所期の目的を達成するため本発明は
、ミルロールスタンドに装填した原紙ロールから繰出さ
れて紙消費機構に供給される原紙の供給経路に配設され
、該原紙を挟んで対向する一対のニップバーを相互に近
接させることにより。
繰出し供給中の旧原紙と待機中の新原紙との紙継ぎを行
なうスプライサ−において、前記各ニップバーの下方に
、相互に反対方向に回転する一対の円盤状切断刃を備え
た切断装置を、原紙の幅方向に移動自在に配設したこと
を特徴とする。
実施例 次に、本発明に係るスプライサ−につき、好適な実施例
を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。第1
図は、本発明の好適な実施例に係るスプライサ−の要部
を概略的に示す斜視図、第2図はスプライサ−のスプラ
イスヘッドを示す正面断面図である。
図に示す如く、スプライサ−22のフレーム24.24
には、夫々左側板50と右側板52とが左右に所定間隔
離間して垂下配設されている。原紙の幅方向に対向して
対をなす左側板50.50間には、その下部にアイドラ
ロール38が回転自在に枢支されると共に、上部には紙
継ぎ装W26を構成するニップバー42が配設されてい
る。また、右側板52.52にもアイドラロール38が
回転自在に枢支されると共に、前記ニップバー42と対
向的にニップバー42が配設され、両ニップバー42.
42は相互に近接および離間移動可能に構成されている
なお、前記スプライスヘッド30は、第3図に示す如く
、前記両側板50.52の上方に臨んで原紙ロールの幅
方向に延在する一対のアイドラロール40.40を備え
、前記側板50(52)に配設したアイドラロール38
に巻掛けられた原紙は、−対のニップバー42.42間
に通紙された後、アイドラミール40を介して前記貯留
機端に供給される。また、ニップバー42は、対向する
ニップバー42との対向面に、吸着機構等を介して原紙
の先端を保持し得るよう構成されている。従って、ニッ
プバー42.42に配設した図示しないシリンダを、ニ
ップバー42.42を相互に近接する方向に同期的に圧
力付勢することによって、両ニップバー42.42間に
通紙されている旧原紙OWと。
ニップバー42に保持している新原紙NWとは圧接され
る。
前記右側板52に配設したニップバー42とアイドラロ
ール38との間には、第1図に概略的に示すように、原
紙の幅方向に移動可能な切断装置28が配設されている
。なお、この切断装置28は左側板50にも配設され、
その構成は左右対称であるので、右側板52に配設した
装置についてのみ説明する。
第1図に示す如く、前記右側板52.52間に、取付板
54が垂直に架設され、該取付板54の他方の取付板5
4を指向する垂直面に、上下に所定間隔離間して一対の
ガイドレール56.56が平行に配設されている。この
ガイドレール56.56は、原紙の幅方向の全長よりも
長尺な寸法に設定され。
その対向面には夫々T型溝56aが穿設されている。各
ガイドレール56には、L型ブラケット58が、該レー
ル56の延在方向と直交する第1アーム58aに配設し
たスライダ60を介して摺動自在に配設され、第1アー
ム58aから直角に折曲した第2アーム58bをガイド
レール56と平行に延在させている。
上下に対向するL型ブラケット58.58の折曲部には
、固定軸62が垂直に配設され、この固定軸62に歯車
64が回転自在に軸支されている。
前記取付板54に配設した両ガイドレール56゜56の
間には、ガイドレール56と平行に延在するラック66
が配設され、このラック66に歯車64が噛合するよう
設定されている。また、L型ブラケット58.58のガ
イドレール56と平行に延在する第2アーム58b、5
8bの先端には、前記固定軸62と平行な固定軸68が
垂直に配設され、この固定軸68に円盤状の第1切断刃
70が回転自在に軸支されている。なお、固定軸62に
72が配設され、該第1ゴムローラ72と、固定軸68
に第1切断刃70と一体的に回転可能に軸支した第2ゴ
ムローラ74とが周接し、歯車64の回転に伴って第1
切断刃70を回転するよう構成しである。
前記固定軸62には、第1図に示す如く、L型に形成し
たナイフブラケット76の第1アーム76aが固定され
、この第1アーム76aから直角に折曲した第2アーム
76bは、前記固定軸68を挟んで取付板54と反対側
において、L型ブラケット58の第2アーム58aと平
行に延在している。ナイフブラケット76の第2アーム
76b先端上面に、固定軸78が立設され、この固定軸
78の上端に図に示す如く1円盤状の第2切断刃80が
回転自在に軸支されている。この第2切断刃80と前記
第1切断刃70とは、半径方向に若干型なると共に、対
向する上下の面において触接するよう設定されている。
また、固定軸78には、第4図に示す如く、第2切断刃
80の下方において、該切断刃80と一体的に回転可能
な第4ゴムローラ84が軸支され。
この第4ゴムローラ84は、ナイフブラケット76の折
曲部に回転自在に軸支された第3ゴムローラ82に周接
している。更に、第3ゴムローラ82は、第1ゴムロー
ラ72と周接しており、従って前記歯車64を回転駆動
させることにより。
前記ゴムローラ列を介して前記一対の切断刃70゜80
は相互に反対方向に回転する。
前記側板52.52の外方には、一対のプーリ86.8
8が回転可能に配設され1両プーリ86゜88にワイヤ
90が巻掛けられている。このワイヤ90は、前記固定
軸68に突設した突片92に固定されており、一方のプ
ーリ86に配設したモータ94を駆動することにより、
当該切断装置28はガイドレール56.56に案内され
つつ往復移動する。そして、切断装置28が移動すると
前記取付板54に配設したラック66に噛合する歯車6
4が回転駆動され、前記ゴムローラ列を介して両切断刃
70.80が回転して原紙を切断する。
なお、切断装置i28を移動させる手段としては、前述
した機構に限らず、例えばシリンダチューブに移動子を
摺動自在に配設した、いわゆるロッドレスシリンダやそ
の他各種の機構が採用可能である。
紙継ぎ装置26および切断袋ff28を備えたスプライ
スヘッド30は、図示しない機構によりフレーム24の
長手方向に移動自在に配設され、後述する如く、複数の
ミルロールスタンド10の任意の位置に移動して紙継ぎ
を容易に行ない得るよう構成されている(第5図参照)
また、切断袋f!28とアイドラロール38との間には
、原紙の幅方向に延在する真空チャンバー96が配設さ
れ、この真空チャンバー96は、原紙の紙継ぎに際し、
該チャンバー96で原紙を吸着保持すことにより、第3
図に示す如く、切断装置28の走行位置に臨む原紙を緊
張させるべく機能する。なお、ニップバー42と真空チ
ャンバー96との間で緊張保持される旧原紙oWは、切
断装置28における両切断刃70.80の切断作用位置
に臨むよう予め設定されている。
ここで、前記両切断刃70.80と一体的に回転するよ
う配設した第2ゴムローラ74および第4ゴムローラ8
4を、相互に周接するよう配設し、歯車64の動力伝達
を第2ゴムローラ78および第3ゴムローラ84を介し
て行なうようにしてもよい、この場合、切断刃70.8
0で切断される原紙は、第2ゴムローラ78と第3ゴム
ローラ84とにより挟持されるので、前記真空チャンバ
ー96を省略することができる。更に、両切断刃70.
80を挟んで上方に別のゴムローラを配設し。
該切断刃70.80の上下において原紙を挟持するよう
にすれば好適である。
実施例の作用 次に、このように構成した実施例に係るスプライサ−の
作用を、第5図(a)に示す如く、2基のミルロールス
タンドIOA、IOBの上方に配設した場合につき説明
する。先ず、各ミルロールスタンド10の各スイングア
ーム16,16に、夫々原紙ロール18が装填され、最
も左側に位置する原紙ロール18Aがスプライサ−22
を介して図示しない紙消費機構に供給されているものと
する。
紙継ぎ準備状態では、第2図に示すように、スプライサ
−22の左側のアイドラロール38を介して旧原紙OW
が、上部アイドラロール40に案内されつつ供給されて
いる。また、右側のニップバー42に、ミルロールスタ
ンドIOAの右側のスイングアーム16,16に装填し
た原紙ロール18Bの原紙先端が、対向するニップバー
42に指向する面に両面貼着テープを貼着した状態で吸
着保持されている。なお、切断装置128.28は。
何れも原紙の供給に支障がない前記取付板54の幅方向
一端に待機している。
次いで、原紙のオーダチェンジ指令がなされると、スプ
ライサ−22の貯留機構内に所定量の旧原紙OWが貯留
される。そして、スイングアーム16に配設した制動手
段が働いて、該スイングアーム16,16に装填されて
いる原紙ロール18Aの回転が停止する。なお、紙継ぎ
作業中は、前述した如く、貯留機構に貯留されている旧
原紙OWが消費されて、紙消費機構への原紙の供給が中
断することはない。
この状態で、前記ニップバー42.42に配設した両シ
リンダを同期的に圧力付勢して2両ニップバー42.4
2を相互に近接させてその対向面を当接させる0両ニッ
プバー42.42の間には、旧原紙OAが上下方向に延
在しており、また右側のニップバー42の対向面に新原
紙NWの先端が保持されているので、旧原紙OWに新原
紙NWの先端が両面貼着テープを介して貼着するiこの
とき。
左側の切断袋F!28の下方に配設した真空チャンバー
96により旧原紙OWを吸引し、第3図に示す如く、前
記ニップバー42との間で旧原紙OWを緊張状態に保持
する。
このように旧原紙OWを緊張保持した状態で、前記モー
タ94を所定方向に回転駆動すると、プーリ86,88
を介してワイヤ90が走行し、切断装置28を所定方向
に移動させる。前記取付板54に配設したラック66に
、切断装置28の歯車64が噛合しているので、該切断
袋!28の移動に伴って歯車64が回転する。この歯車
64の回転は、第4図に示す如く、前記ゴムローラ列を
介して一対の切断刃70.80に伝達されて、該切断刃
70.80は相互に反対方向に回転する。
すなわち、ニップバー42と真空チャンバー96との間
に緊張保持されている旧原紙OWは、切断装置t26の
移動に伴って回転する一対の切断刃70.80の協働作
用下に1幅方向に沿って切断される。そして、旧原紙O
Wの切断が完了した後、前記ニップバー42.42を離
間させることにより、原紙の紙継ぎが終了し、貯留機構
に貯留されていた旧原紙OWが消費された後、引き続き
新原紙NWの供給が行なわれる。
次に、第5図(b)に示す如く、使用中の原紙ロール1
8Bの旧原紙OWに、ミルロールスタンド10Bのスイ
ングアーム16,16に装填される原紙ロール18Gの
新原紙NWを紙継ぎする場合につき説明する。先ず、前
記スプライスヘッド30をフレーム24に対して右方向
に移動して、原紙ロール18Bと原紙ロール18Cとの
中間位置に停止させる。このとき、スプライスヘッド3
0中には、受は板は配設されていないので、第5図(b
)に二点鎖線で示す如く、右側のアイドラロール38を
介してスプライスヘッド3o中を通過している旧原紙O
Wは、該スプライスヘッド30の移動に伴って移動し、
左側のアイドラロール38に接触するに到る。
これにより、左側のアイドラロール38が空くので、原
紙ロール18Bの右側に位置している原紙ロール18C
の新原紙NWを、該アイドラロール38を介して右側の
ニップバー42に吸着保持させ得る。従って、前述した
と同様な順序で、旧原紙OWに対する新原紙NWの紙継
ぎを行なうことができる。また、第5図(b)に二点鎖
線で示す状態から、原紙ロール18Bの左側に位置する
原紙ロール18の新原紙を、スプライスヘッド30に紙
継ぎ準備できることは勿論である。
このように1本実施例に係るスプライサ−では、切断装
置を原紙の幅方向に移動させつつ原紙の切断を行ない得
るよう構成したことにより、従来のように旧原紙と新原
紙との間に受は板を介在させる必要がない、従って、現
在使用中の原紙ロールの装填位置に対して、左右何れの
方向からでも、次回使用予定の原紙ロールの原紙をスプ
ライサ−に紙継ぎ準備することができる。
発明の効果 以上に説明した如く、本発明に係るスプライサ−によれ
ば、切断装置を原紙の幅方向に移動させつつ原紙を切断
するよう構成したことにより、旧原紙が繰出される原紙
ロールの装填位置に対して。
次回使用予定の原紙ロールが左右何れの側に装填されて
いても、その新原紙を紙継ぎ準備することができる。従
って、複数のミルロールスタンドに対して、−基のスプ
ライサ−で迅速な紙継ぎを行なうことができ、しかも原
紙ロールの装填位置を予め設定すると云う煩雑な準備作
業を要しない等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好適な実施例に係るスプライサ−の要
部を概略的に示す斜視図、第2図は実施例に係るスプラ
イサ−のスプライスヘッドを示す正面断面図、第3図は
スプライスヘッドの紙継ぎ状態を示す正面断面図、第4
図は切断装置における切断刃の駆動の伝達経路を示す要
部断面図、第5図(a)および第5図(b)は、複数の
ミルロールスタンドの上方に配設した実施例に係るスプ
ライサ−により原紙の紙継ぎを行なった場合の動作を示
す説明図、第6図は従来技術に係るスプライサ−をミル
ロールスタンドの上方に配設した状態で示す縦断正面図
、第7図は第6図に示すスプライサ−のスプライスヘッ
ドを拡大して示す正面断面図、第8図は第7図に示すス
プライスヘッドの紙継ぎ状態を示す正面断面図である。 10・・・ミルロールスタンド 18・・・原紙ロール  28・・・切断装置42・・
・ニップバー  70・・・第1切断刃80・・・第2
切断刃  OW・・・旧原紙NW・・・新原紙 特許出願人      株式会社磯輪鉄工所FIG、2 80・・・第2切断刃 oW・・・旧原紙 NW・・・新原紙 FIG、3 FIG、6 フフ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕ミルロールスタンド(10)に装填した原紙ロー
    ル(18)から繰出されて紙消費機構に供給される原紙
    の供給経路に配設され、該原紙を挟んで対向する一対の
    ニップバー(42、42)を相互に近接させることによ
    り、繰出し供給中の旧原紙(OW)と待機中の新原紙(
    NW)との紙継ぎを行なうスプライサーにおいて、 前記各ニップバー(42)の下方に、相互に反対方向に
    回転する一対の円盤状切断刃(70、80)を備えた切
    断装置(28)を、原紙の幅方向に移動自在に配設した ことを特徴とするスプライサー。 〔2〕前記切断装置(28)には、原紙の幅方向に延在
    するラック(66)に噛合する歯車(64)が配設され
    、この歯車(64)と前記一対の円盤状切断刃(70、
    80)とが一体的に回転可能に配設され、切断装置(2
    8)を移動させることにより、前記ラック(66)と歯
    車(64)との噛合作用下に、一対の切断刃(70、8
    0)が回転するよう構成したことを特徴とする請求項1
    記載のスプライサー。
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