JPH02753Y2 - - Google Patents

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JPH02753Y2
JPH02753Y2 JP2725283U JP2725283U JPH02753Y2 JP H02753 Y2 JPH02753 Y2 JP H02753Y2 JP 2725283 U JP2725283 U JP 2725283U JP 2725283 U JP2725283 U JP 2725283U JP H02753 Y2 JPH02753 Y2 JP H02753Y2
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JP
Japan
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photosensitive drum
drum
developing roller
photoreceptor
photoreceptor drum
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JP2725283U
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JPS59134155U (ja
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案は乾式−成分磁性トナーを用い、現像
ローラにより感光体ドラム上に形成された静電潜
像を現像する電子写真複写装置に関する。
従来技術 乾式−成分磁性トナーを用いて現像ローラによ
り感光体ドラム上に形成された静電潜像を現像す
る電子写真複写装置においては、剛体の現像ロー
ラ上に薄層、好ましくはトナー粒子が一層になつ
た状態の現像剤層を形成し、この現像ローラを感
光体ドラムに接触もしくは極く近接させて配置
し、上記現像剤層を感光体ドラムに接触又は近接
する現像位置に搬送して感光体上の静電潜像にト
ナーを吸着させることによつてトナー像が形成さ
れ、現像が行なわれる。この場合、トナー粒子の
径は5〜10μmであるので、現像ローラ上の現像
剤層はトナー粒子一層とした場合は非常に薄層と
なる。又、高品質の画像を得る為には、上記のト
ナー層が感光体表面に近い程よく、好ましくわ、
トナー層が感光体表面に接していることが望まれ
る。
しかしながら、従来、感光体ドラムは現像ロー
ラとともに剛体として形成されているため感光体
ドラム、ローラの加工上から来る偏心および組付
上から生ずる取付位置のバラツキ等により、現像
ローラ上のトナー層が常に感光体ドラム表面に接
するようにすることは至難であつた。
目 的 本考案は、従来の乾式−成分磁性トナーを用
い、現像ローラにより感光体ドラム上の潜像を現
像する電子写真複写機の上述の問題点にかんが
み、感光体ドラム、現像ローラの加工上及び組付
上から生ずる偏心、バラツキ等を吸収して、トナ
ー層が常に感光体ドラム面に接触した状態を保つ
ことの可能な、簡単な構成で加工、組付けの容易
な電子写真複写機を提供することを目的とする。
構 成 この目的は、本考案にもとづき、感光体ドラム
を現像ローラと接触した時に偏心等によつて生ず
る押圧力により容易に弾性変形する程度の金属製
薄肉円筒体として構成するとともに、現像ローラ
を上記感光体ドラムにその弾性変形限度内で常に
圧接する位置に配置することによつて達成され
る。
なお、感光体ドラムを極く薄肉で外力によつて
部分的に変形可能な円筒体として形成し、転写紙
剥離位置で小さな曲率半径に変形させて転写紙を
剥離し易くするようにした電子写真複写装置が提
案されているが、この場合は感光体ドラムの内部
に感光体表面を部分的に小さな曲率半径で円筒面
より突出させる例えばローラ等の変形手段を設け
ている。このような構成では、たとえばこの変形
手段を現像ローラと対向する位置に設けたとして
も、この変形手段及び現像ローラの加工上の偏
心、組付上のバラツキは吸収することが出来ず、
本考案の目的は達成されないばかりか、構成が複
雑になる欠点がある。
以下、本考案を図面に示す実施例にもとづき詳
細に説明する。
第1図は、本考案の複写機の感光体ドラムと現
像ローラの相対位置を示す概念図であつて、薄肉
円筒として作られた感光体ドラム1と剛体として
作られた現像ローラ2とは薄層のトナー層3を介
して接触状態を保つて回転するように配置され
る。
第2図及び第3図は夫々感光体ドラム1と現像
ローラ2との接触部を拡大して示す図である。第
2図の場合は感光体ドラム1は現像ローラ2に押
圧された部分だけが凹入するように弾性変形して
いる。第3図の場合は、感光体ドラム1は現像ロ
ーラ2に押圧されて断面形状が破線で示す如く全
体として楕円形に近い形に変形している。これら
の変形のし方の違いは感光体ドラムの端部の形状
の差から生ずるものであつて、感光体ドラム1の
両端が変形に対して自由度がない場合は第2図の
如くなり、自由度がある場合は第3図の如くな
る。従つて、変形々状は感光体ドラムの端部形状
を考慮することにより選択が可能である。いづれ
の場合も変形量は感光体ドラム1、現像ローラ2
の偏心及び取付け位置のバラツキにより時々刻々
に変化するが感光体ドラムの弾性変形の範囲内で
両者が互いに離れることのないような位置に配置
することにより常に接触状態を得ることができ
る。
なお、第3図に示す如く変形する場合は感光体
ドラムは円周上の全域にわたつて曲率及び回転中
心からの半径が時々刻々に変化するので厳密に云
えば結像レンズから露光面迄の光路長が変化する
が、通常のレンズ光学系の場合焦点深度は0.5mm
前後もあり、又、レーザー等の回転多面鏡とF−
θレンズを用いた光学系では1〜2mm程度光路長
が変化してもビーム径が小さいので画像ボケに対
する影響は無視することができる。
又、感光体ドラムの両端の変形自由度のない場
合は、ドラムの両端付近では弾性変形を生じない
ので、感光体ドラムの全長を現像ローラよりその
分だけ長くする必要がある。
本考案による感光体ドラムの基板の材質として
は、アルミニウム、ニツケル、ステンレス鋼等の
一般的金属が適しており、弾性確保のため、その
肉厚は0.1〜0.2mm程度とすることが望ましい。
これらの材料の上に有機半導体あるいは無機半
導体等の光導電性物質の層を蒸着あるいはデイツ
ピングにより形成することにより感光体ドラムが
作られる。
以下に感光体ドラムの具体的な形状の実施例を
図面にもとづいて説明する。第4図、第5図及び
第6図に夫々示す実施例は感光体ドラムの両端の
自由度がなく、第2図に示す如く変形するもの、
第7図及び第8図に夫々示す実施例はドラムの両
端に変形自由度があり、第3図に示す如く変形す
るものである。
第4図に示す実施例では、感光体ドラム1は円
筒面1aと両端面1b,1cとは1体に接続され
て密閉缶状に形成されている。円筒面1aは前述
の如く現像ローラに押圧された場合これに追随し
て容易に弾性変形するように薄肉金属で作られて
いる。両端面1a,1cの中心には尖鋭な凹み4
が設けられており、感光体ドラム駆動回転軸5及
び従動軸6のフランジ5a,6aの中心に設けら
れた突起7の尖端で挾持することにより容易に回
転中心が出せるようになつている。さらに両端面
1b,1cには半径方向にのびる溝8が設けられ
ており、感光体ドラム駆動回転軸5及び従動軸6
のフランジ5a,6aに設けられた半径方向にの
びる突起9が係合可能となつている。従動軸6は
回転自在に機枠に軸支されていると共に例えばバ
ネにより感光体ドラム1を押圧する方向に付勢さ
れている。
したがつて、上記バネの力に抗して従動軸6の
フランジ6aを駆動軸5のフランジ5aと離間す
る方向に移動させて、その間に感光体ドラム1を
挿入し、端面の中心の凹み4及び放射状の溝8を
夫々対応するフランジ5a,6aの突起7,9の
位置に一致させ、バネの力により押圧することに
より上記の各凹みと突起は係合し、感光体ドラム
1に駆動回転軸の回転駆動力が伝達される。感光
体ドラム1を交換する場合は、従動軸側の押圧力
を解除することにより容易に取外すことができ
る。
なお、感光体ドラムは薄肉のため取扱い時に他
の物に当つて変形させるようなことが起らないよ
うに、密閉された内部に高圧窒素等を封入し、外
力に対する抵抗力を大きくし、操作性を向上させ
ることができる。上記の窒素ガス等は装置に装着
する時に抜き取つてもよいし、そのまゝ封入して
おいてもよい。
第5図に示す実施例では感光体ドラム1の一方
の端面を開放状態として成形加工したもので、図
の例では開放側に駆動軸5のフランジ5aを装着
し、反対側の端面1cは凹入させ従動軸6のフラ
ンジ6a外面に取付けた摩擦部材10を押し付け
て感光体ドラム1を固定するようにしている。
第6図に示す実施例では、感光体ドラム1は一
方の端1bは開放し、他端1cは中心にカラー1
1aを有する軸貫通孔11を設け、感光体ドラム
1に駆動軸5を貫通させ、開放端1bは軸5にね
じ12で固定されたフランジ13を嵌合させ、閉
鎖端1cはカラー11aを軸5に嵌合させて固定
し、感光体ドラムを回転駆動するようにしてい
る。
以上の第4図から第6図に示す実施例では感光
体ドラム1の両端はドラム素材の曲げあるいはフ
ランジの装着等により弾性変形は生じない。
第7図に示す実施例では、感光体ドラム1は薄
い金属円管として形成されており、中心線を貫通
する回転駆動軸5の外周面とドラム1の内面との
間を充填してゴム、発泡体等の柔軟な弾性体層1
4が形成されている。
第8図に示す実施例では、感光体ドラム1は薄
い金属円管1の内面と管状芯材15の外周面との
間に弾性体層14を形成して構成され、芯材15
の両端を駆動軸5のフランジ5aと従動軸6のフ
ランジ6aとで挾持して保持し、駆動力を伝達す
るようになつている。
上記の2つの例では弾性体層14を軸5又は芯
材15に形成後、感光層を形成後の感光体ドラム
1を装着させてもよいし、あるいは感光体ドラム
素材(例えばアルミニウム、ニツケル、ステンレ
ス鋼)と弾性体層14、軸5又は芯材15を一体
化した後に感光層を蒸着、デイツピング等により
形成して感光体ドラムとしてもよい。
効 果 以上の如く、本考案によれば、現像ローラ及び
感光体ドラムの加工上の偏心、組付け上の取付位
置のバラツキが吸収されて常に現像ローラ上の現
像剤薄層が感光体表面と均一に接触するので、画
像品質の向上に効果がある。しかも、感光体ドラ
ムは薄肉であるため軽量であり安価に製作するこ
とが出来、使い捨てが可能となり、使用者による
交換も可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の複写機の感光体ドラムと現像
ローラとの相対位置を示す概念図、第2図及び第
3図は夫々その感光体ドラムと現像ローラとの接
触部近傍を拡大して示す断面図、第4図乃至第8
図は夫々本考案による感光体ドラムの実施例を示
す一部断面を含む側面図である。 1……感光体ドラム、1a……ドラム円筒面、
1b,1c……ドラム端面、2……現像ローラ、
5……軸、11……貫通孔、14……弾性材料
層、15……芯材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複写機本体に回転自在に支持される感光体ド
    ラムと、該感光体ドラムに接触して回転する現
    像ローラとを有し、上記感光体ドラムは上記現
    像ローラとの接触時に偏心等によつて生ずる押
    圧力により容易に弾性変形する程度の金属製薄
    肉円筒体から成り、上記現像ローラは上記感光
    体ドラムにその弾性変形限度内で常に圧接する
    位置に配置されたことを特徴とする電子写真複
    写装置。 (2) 上記の感光体ドラムが円筒面と両端面とを一
    体に接続して密閉缶状に形成されていることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記
    載の電子写真複写装置。 (3) 上記の感光体ドラムが円管状に形成され、剛
    性を有する軸又は芯材との間にゴム又は発泡体
    等の弾性材料の層を有することを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項に記載の電子写真
    複写装置。 (4) 上記の感光体ドラムの円筒面の両端が半径方
    向に弾性変形しない面又は部材を介して軸に支
    持されていることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の電子写真装置。
JP2725283U 1983-02-28 1983-02-28 電子写真複写装置 Granted JPS59134155U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2725283U JPS59134155U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 電子写真複写装置

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JP2725283U JPS59134155U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 電子写真複写装置

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Publication Number Publication Date
JPS59134155U JPS59134155U (ja) 1984-09-07
JPH02753Y2 true JPH02753Y2 (ja) 1990-01-10

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ID=30158149

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JPS59134155U (ja) 1984-09-07

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