JPH0275357A - 固体物質の分散、粉砕または解膠および選別方法並びに選別ジェット粉砕機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、固体物質の分散、粉砕または解膠および選別
の方法と、上述の処理方法実施のための選別ジェット粉
砕機に係るものである。

（従来技術ならびに発明が解決しようとする問題点） 上述の処理方法に対しては、処理技術において多くの公
知方法または装置９機械的設備が考えられてきている。

利用される方法または装置の選択は、各種の基準２例え
ば固体物質の粒子径および物性に従って行なわれる。

公知の方法または装置は、専門文献または企業の資料の
中で詳細に記述されている。

従って、専門書バラク／ミュラー（Ｖａｕｃｋ　／Ｍｔ
ｌｌｌｅｒ）　、　　”化学処理技術の基本操作法”（
Ｇｒｕｎｄｏｐｅｒａｔｉｏｎ　　ｃｈｅｍｉｓｃｈｅ
ｒ　　Ｖｅｒｆａｈｒｅｎｓｔｅｃｈｎｉｋ）、６版、
”粉砕”の章に９次のように述べられている： ａ）閉じられた循環系による固体物質の粉砕（２２８頁
）、および ｂ）ボールミル、ハンマーミルおよび遠心粉砕。

ジェット粉砕等による固体物質の粉砕（２４７頁以下） 同上専門書中の１分級″という章には、各種のスパイラ
ル選別機が記載されている（２９７頁以下を参照）。

アルピネ社、アウスプルグ（Ｆｉｒｍａ　Ａｌｐｉｎｅ
　ＡＧ。

Ａｕｓｂｕｒｇ　）のパンフレッ　ト２３／１ｄ中には
１選別粉砕機が記述されており、それによれば粗砕製品
または最終製品の粉砕と選別の両性能が１台の機械で達
成されるとされている。しかしながら、これまで記載さ
れている実用的な方法または装置は各種の欠点を有して
おり３例えば粗雑な粉砕品の部分が多く従って損失分が
多くなるか、または粉砕時の必要エネルギーが大きすぎ
るので、易分散性製品に損傷を与えることになるか、ま
たは爆発の可能性のある製品の場合には高価な不活性ガ
ス゛雰囲気を必要とするか、同じように高価な衝撃圧に
安全な装置を必要とする等の欠点をがかえている。

（発明の目的ならびに問題点を解決するための手段） 従って、固体物質の分散、粉砕または解膠および選別に
おける以下の技術的および経済的要求を充足する指令が
、与えられた。

１、製品に損傷を与えることなしに、容易に分散性のあ
る部分になるように選択粉砕すること２、分散室内の固
体物質滞留時間および物性要求により得られる影響から
、゛連続的に、フントロールできるように分散が困難な
成分または異物を分散室から排除できること ３、爆発の危険を避けるために１回転部分を無くすこと
である。

この使命は本発明方法により、上記概念における要求１
でいわれている処理方法の実施のために特定の装置（選
別ジェット粉砕機）が使用されることで解決されており
、この選別ジェット粉砕機ではジェット粉砕機とスパイ
ラル選別機が組合ゎされているものである。

更に本発明方法および選別ジェット粉砕機の処理方法実
施のための特徴は、下記諸要求の対象となっていること
である。

（発明の構成） 本発明方法による選別ジェット粉砕機は１図面によって
示されており、下記のようにまたは作業方法に従って構
造的に説明されている：原料生成物輸送路１は、同生成
物ホッパーがらインジェクターガス３によって分散室４
に入る。

この分散室は、蓋５．粉砕リング６および基礎板７で境
界を作られている。粉砕ガス８は同時にまた選別ガスで
あり１分配室９および粉砕リング中に設けられたノズル
１０を通って分散室に導かれ。

そこで設計、ガス量およびノズル形状に従って。

目標の固体物質粉砕要求、滞留時間および分級程度に応
する仕様で作用する。滞留時間および分級程度は、更に
二次ガスの供給によってより広い範囲に変化させること
ができ、この二次ガスは円錐１２で分割され同心スリッ
ト１３を通って流入するものである。粗砕製品または難
分散性固体物質１４は、スリットを通って分散室を離れ
て、粗砕製品受器１５中に排出される。微細製品または
易分散性固体物質１６は、排気流と一緒に分散室を離れ
て微粉砕製品−排気出口１８を通って回収される。微粉
砕製品と排気は、これに続く公知の分離回収装置で分離
回収される。

本発明方法により本発明方法の選別ジェット粉砕機を使
用することによって、目的とする固体物質の滞留時間お
よび物性要求は、コントロールできる二次ガス流のスリ
ットを通じての供給によって制御されることができる。

この二次ガス流が粗砕製品受器中への排出量をコントロ
ールでき、従って分散室内の分級程度をより粒径の大き
い値に変えることもできる。更に、粗砕製品または難分
散性部分を１幅の変り得る同心スリットを通して粗砕製
品受器中に連続的に引抜くことが可能である。連続操作
のために、この粗砕製品受器が、適当な排出装置のある
円錐形容器１例えばパケットホイール型排出器で交換さ
れることができる。かくして、粉砕ガス圧の変化、粉砕
リングを通る粉砕ガス流容量の変化およびノズルの各種
形状、即ち円型からスリットまでの形状変化と、更にま
た二次ガス供給量を多くしたり少なくしたり変化させる
こと等により、粉砕および選別が広範囲に変化させられ
ることができる。

本発明による選別ジェット粉砕機は、上述の特徴および
構造に限られるものでなく、処理技術的および構造上の
仕様の範囲において変化することができることは、自明
のことである。

本発明方法および本発明方法による選別ジェット粉砕機
については、以下に呈示する特徴が達成されているニ ー選別粉砕。

□−コントロールできる固体物質滞留時間および物性要
求。

一難粉砕性成分の集中化がなく、従って微粉化の悪化に
導くような非定常条件が皆無である。

−粗−砕製品、汚れ成分、難分散性成分が粉砕されずに
工程から排除されることができるので、低エネルギー費
で高い操業率が得られる。

−ガス圧およびガス流容量を変化させること、およびノ
ズル等の形状変化により最終製品品質を容易にコントロ
ールできる。

一可動部分または回転部分が無いので、！！！発可能性
原料で必要となる不活性雰囲気および衝撃安全性装置設
計のいずれも不要である。

−補給および中間排出を回避できるコンパクトな構造な
ので、設備費および精製コストが僅少である。

一粘着性および摩耗性原材料に対しても装置被覆加工が
簡単である。

一既存ジエツト粉砕機およびスパイラル選別機から低価
格で改造できる。

【図面の簡単な説明】

添附図面は本発明による選別ジェット粉砕機の簡略縦断
面図である。 なお０図示された主要部と符号との対応は以下の通りで
ある。 ２・・・・・・原料供給器、３・・・・・・インジェク
ターガス。 ４・・・・・・分散室、５・・・・・・蓋、６・・・・
・・粉砕リング、７・・・・・・基礎板、８・・・・・
・選別ガス、９・・・・・・分配室、　１０・・・・・
・ノズル、１１・・・・・・二次ガス、１２・・・・・
・円錐体。 １３・・・・・・同心スリット、１４・・・・・・粗砕
製品、１５・・・・・・受器、２０・・・・・・管。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）ジェット粉砕機とスパイラル選別機が組合わさっ
   た装置（選別ジェット粉砕機）を処理方法の実施に利用
   することを特徴とする、固体物質の分散、粉砕または解
   膠および選別方法。
2. （２）ジェット粉砕機とスパイラル選別機の組合わせか
   らなることを特徴とする、固体物質の分散、粉砕または
   解膠および選別のための選別ジェット粉砕機。
3. （３）連続的に、コントロールできるように分散が困難
   な成分または異物を排除できることを特徴とする、請求
   項（２）による選別ジェット粉砕機。
4. （４）請求項（２）または（３）による選別ジェット粉
   砕機であり、蓋（５）とノズル（１０）を備えた粉砕リ
   ング（６）および基礎板（７）で区切られた分散室（４
   ）において、−蓋に開口しているインジェクター管（１
   ７）は原料供給器（２）を具備し、かつインジェクター
   ガス（３）が導入されるようになっており、−蓋の中央
   に開口している管（１８）により、微細粉と排気を排出
   し、 −分散室の周りに配置されている分配室（９）により、
   粉砕ガスまたは選別ガス（８）を分配し、 −上記粉砕ガスまたは選別ガスを分配室に開口している
   管（１９）により導入し、 −基礎板にある同心スリット（１３）により、粗砕製品
   を排出或は二次ガスを供給せしめ、更に分散室に付いて
   いる粗砕製品（１４）の受器（１５）において、 −基礎板の下部で受器中にいり込んでいる、基礎板に適
   合する円錐体（１２）および −円錐の下方に位置し、その中央に末端を有する二次ガ
   ス（１１）用の管（２０） が備っている各要素から構成されていることを特徴とす
   る請求項２および３のいずれかによる選別ジェット粉砕
   機。