JPH0273924A - 焼結機の酸素富化操業方法 - Google Patents
焼結機の酸素富化操業方法Info
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- JPH0273924A JPH0273924A JP22457088A JP22457088A JPH0273924A JP H0273924 A JPH0273924 A JP H0273924A JP 22457088 A JP22457088 A JP 22457088A JP 22457088 A JP22457088 A JP 22457088A JP H0273924 A JPH0273924 A JP H0273924A
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- sintering
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Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は焼結機の酸素富化操業方法に関し、詳しくは必
要最小限度の酸素を効率良く供給して焼結鉱の生産性及
び成品歩留を向上させる酸素富化操業方法に関する。
要最小限度の酸素を効率良く供給して焼結鉱の生産性及
び成品歩留を向上させる酸素富化操業方法に関する。
（従来の技術）
ドワイトロイド式焼結機では粉鉱石に粉コークスを添加
混合し、粉コークスに着火後空気を下方に吸引し、粉コ
ークスを燃焼させ焼き固めて焼結鉱を製造している。こ
の吸引される空気に酸素を富化し、高酸素濃度の気体に
て焼結する方法は既に公知であり、例えば特開昭６２−
１４９８２４号公報に開示される様に、燃焼用酸素の導
入量を酸素利用効率によって制御する方法がある。これ
は燃焼用酸素の導入流量と排ガス総流量との比が０．１
５未満になるように酸素導入量を制御することで焼結鉱
の生産性の向上を図ったものである。
混合し、粉コークスに着火後空気を下方に吸引し、粉コ
ークスを燃焼させ焼き固めて焼結鉱を製造している。こ
の吸引される空気に酸素を富化し、高酸素濃度の気体に
て焼結する方法は既に公知であり、例えば特開昭６２−
１４９８２４号公報に開示される様に、燃焼用酸素の導
入量を酸素利用効率によって制御する方法がある。これ
は燃焼用酸素の導入流量と排ガス総流量との比が０．１
５未満になるように酸素導入量を制御することで焼結鉱
の生産性の向上を図ったものである。
（発明が解決しようとする課題）
この方法は、焼結バレット内原料の当該ゾーンに係わる
酸素比を０．１５未満にすることから、高温の燃焼域が
形成されて焼結の生産性が大巾に向上する。しかしなが
ら第１図に示すように、生産性の向上とともに焼結のた
めの温度と時間が不足するために逆に成品歩留りが低下
する。
酸素比を０．１５未満にすることから、高温の燃焼域が
形成されて焼結の生産性が大巾に向上する。しかしなが
ら第１図に示すように、生産性の向上とともに焼結のた
めの温度と時間が不足するために逆に成品歩留りが低下
する。
また各焼結ゾーンに酸素を富化するために、酸素原単位
が高くコスト高となるなどの欠点がある。
が高くコスト高となるなどの欠点がある。
本発明はこれらの欠点を解決するためになされたもので
、生産性はもちろんのこと、焼結の歩留りをも大幅に向
上出来る焼結の操業方法を提供する。
、生産性はもちろんのこと、焼結の歩留りをも大幅に向
上出来る焼結の操業方法を提供する。
（課題を解決するための手段）
本発明者らは、高酸素濃度気体を吸引し焼結することに
ついて種々の実験を行なった結果、焼成初期段階のパレ
ット原料層の上部層が焼結する間に３５％以上の高酸素
濃度気体を吸引すること、およびこの酸素を焼結層上層
部にのみ供給することにより、焼結歩留りと生産性とが
向上することを知得した。高酸素濃度気体の吸引タイミ
ングは原料層への着火時点が最も良く、これより後では
歩留向上量も少なくなる。
ついて種々の実験を行なった結果、焼成初期段階のパレ
ット原料層の上部層が焼結する間に３５％以上の高酸素
濃度気体を吸引すること、およびこの酸素を焼結層上層
部にのみ供給することにより、焼結歩留りと生産性とが
向上することを知得した。高酸素濃度気体の吸引タイミ
ングは原料層への着火時点が最も良く、これより後では
歩留向上量も少なくなる。
ここで焼結原料の上部層とは、表層から下方に１５０
ｍｍまでを表わし、好ましくは１００ ｒａｍ以下が最
も良く、富化れる酸素濃度も好ましくは４０〜５０％が
良い。
ｍｍまでを表わし、好ましくは１００ ｒａｍ以下が最
も良く、富化れる酸素濃度も好ましくは４０〜５０％が
良い。
第２図に上層１００鵬、中層２００ ｍｍ、下層２００
ｍｍの各層が焼成されている時に、３５％の高酸素濃
度気体を吸引した場合の層全体の歩留向上量を示した。
ｍｍの各層が焼成されている時に、３５％の高酸素濃
度気体を吸引した場合の層全体の歩留向上量を示した。
第２図から明らかなように、高酸素濃度の吸引タイミン
グは上層１００閣焼成時が良く、中層２００ｍｍ、下Ｎ
２０ＩＩＩＩ［ｌではほとんど歩留向上はないことがわ
かる。この理由としては、通常の焼結法では中層、下層
の歩留が８０％以上あるのに対して、上層歩留が６０％
と低く、中、下層では酸素富化作用が殆ど発現しない。
グは上層１００閣焼成時が良く、中層２００ｍｍ、下Ｎ
２０ＩＩＩＩ［ｌではほとんど歩留向上はないことがわ
かる。この理由としては、通常の焼結法では中層、下層
の歩留が８０％以上あるのに対して、上層歩留が６０％
と低く、中、下層では酸素富化作用が殆ど発現しない。
また第３図に上層１００ ｍｍ焼成時の吸引気体中の酸
素濃度と歩留向上量の関係について示した。図から明ら
かなように、吸上気体中の酸素濃度が３５％以上では歩
留向上量も多く、３５％未満では歩留向上量が減少しで
いる。
素濃度と歩留向上量の関係について示した。図から明ら
かなように、吸上気体中の酸素濃度が３５％以上では歩
留向上量も多く、３５％未満では歩留向上量が減少しで
いる。
通常酸素コストが高価であること、また第２図第３図の
結果を合わせて下記の如く考察することが出来る。即ち
焼結鉱の成品歩留向上を目的とした場合、高酸素濃度気
体の吸引タイミングは、通常歩留の低い上層部（表層か
ら下方にＯ〜１５０ ｍｍ）が焼成している間が良い。
結果を合わせて下記の如く考察することが出来る。即ち
焼結鉱の成品歩留向上を目的とした場合、高酸素濃度気
体の吸引タイミングは、通常歩留の低い上層部（表層か
ら下方にＯ〜１５０ ｍｍ）が焼成している間が良い。
また吸引気体中酸素濃度は３５％以上にすることが良い
。
。
（実施例）
本発明の実施例について以下説明する。
第４図は本発明を実施するための焼結機の略側面図であ
り、図において１は主排風機、２は主排気煙道、３は風
箱、４は焼結ヘッド、５は点火炉６はバーナ、７は装入
ホッパー、８ば酸素濃度計９は演算器、１０は酸素流量
調整弁、１１は酸素流量計、１２は酸素吹込フードであ
り、この酸素吹込フード１２の長さは、原料層の上層部
（０〜１５０ａｎｎ）が焼成終了する地点の焼結ベツド
４長さまでとし、複数個に分割しても良い。
り、図において１は主排風機、２は主排気煙道、３は風
箱、４は焼結ヘッド、５は点火炉６はバーナ、７は装入
ホッパー、８ば酸素濃度計９は演算器、１０は酸素流量
調整弁、１１は酸素流量計、１２は酸素吹込フードであ
り、この酸素吹込フード１２の長さは、原料層の上層部
（０〜１５０ａｎｎ）が焼成終了する地点の焼結ベツド
４長さまでとし、複数個に分割しても良い。
酸素は点火炉５内と、酸素吹込フード１２に流入させる
。この場合の酸素吹込量は、酸素濃度計８が一定値（例
えば３５％）になるように演算器９を介して流量調整弁
１０によって調整される。
。この場合の酸素吹込量は、酸素濃度計８が一定値（例
えば３５％）になるように演算器９を介して流量調整弁
１０によって調整される。
第４図に示した焼結機を用いて操業した結果を表１に示
す。
す。
通常操業（大気吸引）による成品歩留は８０％であった
が、これに対して３５％酸素濃度気体吸引では、成品歩
留り８４％と大巾に向上し、しかも生産性も向上してい
る。
が、これに対して３５％酸素濃度気体吸引では、成品歩
留り８４％と大巾に向上し、しかも生産性も向上してい
る。
（発明の効果）
以上説明した如く本発明の酸素富化操業方法を用いるこ
とにより、成品歩留りを大巾に向上させることができる
とともに、生産性をも向上することができる。また従来
の酸素富化方法に比較して酸素原単位も少なく、極めて
経済的な焼結機の操業方法である。
とにより、成品歩留りを大巾に向上させることができる
とともに、生産性をも向上することができる。また従来
の酸素富化方法に比較して酸素原単位も少なく、極めて
経済的な焼結機の操業方法である。
第１図は高酸素濃度気体使用による焼結結果の生産性と
成品歩留の関係を示すグラフ、第２図は高酸素濃度気体
吸引タイミングと成品歩留向上量の関係を示すグラフ、
第３図は吸引気体中酸素濃度と成品歩留向上量の関係を
示すグラフ、第４図は本発明を実施するだめの焼結機の
略側面図である。 １・・・主排風機、２・・・主排気煙道、３・・・風箱
、・・・焼結ヘッド、５・・・点火段、６・・・バーナ
ー、・・・装入ホッパー、８−酸素濃度計、９・・・演
算器、０・・・酸素流量調整弁、１１・・・酸素流量計
、２・・・酸素吹込フード 代理人 弁理士 秋 沢 政 光 他１名 飢晴帽込訓８ 椿〕セ昌晴ダ 自発手続補正書 昭和６３年１０月１３日 特許庁長官 殿 １パ＼１、事
件の表示 特願昭６３−第２２４５７０号 ２、発明の名称 焼結機の酸素富化操業方法 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代田区大手町２丁目６番３号名称（６
６５）新日本製鐵株式会社 ４、代 理 人 ７、補正の内容 （１） 明細書第３頁第１３行の「富化れる」を「富
化する」と補正する。 （２）同第３頁第２０行の「下層２ｏＩＩ１ｍ」ヲ「下
層２００１１１１１１．１と補正スル。
成品歩留の関係を示すグラフ、第２図は高酸素濃度気体
吸引タイミングと成品歩留向上量の関係を示すグラフ、
第３図は吸引気体中酸素濃度と成品歩留向上量の関係を
示すグラフ、第４図は本発明を実施するだめの焼結機の
略側面図である。 １・・・主排風機、２・・・主排気煙道、３・・・風箱
、・・・焼結ヘッド、５・・・点火段、６・・・バーナ
ー、・・・装入ホッパー、８−酸素濃度計、９・・・演
算器、０・・・酸素流量調整弁、１１・・・酸素流量計
、２・・・酸素吹込フード 代理人 弁理士 秋 沢 政 光 他１名 飢晴帽込訓８ 椿〕セ昌晴ダ 自発手続補正書 昭和６３年１０月１３日 特許庁長官 殿 １パ＼１、事
件の表示 特願昭６３−第２２４５７０号 ２、発明の名称 焼結機の酸素富化操業方法 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代田区大手町２丁目６番３号名称（６
６５）新日本製鐵株式会社 ４、代 理 人 ７、補正の内容 （１） 明細書第３頁第１３行の「富化れる」を「富
化する」と補正する。 （２）同第３頁第２０行の「下層２ｏＩＩ１ｍ」ヲ「下
層２００１１１１１１．１と補正スル。
Claims (1)
- 下方吸引のドワイトロイド式焼結機において、パレット
上原料の上部層が焼結する間に焼結層に吸引される燃焼
用空気中の酸素濃度を３５％以上に富化して焼結するこ
とを特徴とする焼結機の酸素富化操業方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22457088A JPH0273924A (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | 焼結機の酸素富化操業方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22457088A JPH0273924A (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | 焼結機の酸素富化操業方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0273924A true JPH0273924A (ja) | 1990-03-13 |
Family
ID=16815833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22457088A Pending JPH0273924A (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | 焼結機の酸素富化操業方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0273924A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998007891A1 (fr) * | 1996-08-16 | 1998-02-26 | Nippon Steel Corporation | Procede pour fabriquer des minerais frittes et machine a fritter les minerais |
| KR100419171B1 (ko) * | 1999-06-11 | 2004-02-14 | 주식회사 포스코 | 소결조업에 있어서 점화로 내부 융착광 생성 방지방법 |
| WO2014080450A1 (ja) | 2012-11-20 | 2014-05-30 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 焼結機の酸素－気体燃料供給装置 |
| JP2018503046A (ja) * | 2014-12-16 | 2018-02-01 | ポスコＰｏｓｃｏ | 焼結機及び焼結方法 |
| WO2021172254A1 (ja) | 2020-02-27 | 2021-09-02 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 焼結鉱の製造方法 |
-
1988
- 1988-09-09 JP JP22457088A patent/JPH0273924A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998007891A1 (fr) * | 1996-08-16 | 1998-02-26 | Nippon Steel Corporation | Procede pour fabriquer des minerais frittes et machine a fritter les minerais |
| CN1062913C (zh) * | 1996-08-16 | 2001-03-07 | 新日本制铁株式会社 | 生产烧结矿的方法及所用的烧结机 |
| KR100419171B1 (ko) * | 1999-06-11 | 2004-02-14 | 주식회사 포스코 | 소결조업에 있어서 점화로 내부 융착광 생성 방지방법 |
| WO2014080450A1 (ja) | 2012-11-20 | 2014-05-30 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 焼結機の酸素－気体燃料供給装置 |
| JP2018503046A (ja) * | 2014-12-16 | 2018-02-01 | ポスコＰｏｓｃｏ | 焼結機及び焼結方法 |
| WO2021172254A1 (ja) | 2020-02-27 | 2021-09-02 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 焼結鉱の製造方法 |
| KR20220126755A (ko) | 2020-02-27 | 2022-09-16 | 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 | 소결광의 제조 방법 |
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