JPH027356Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH027356Y2 JPH027356Y2 JP1985004615U JP461585U JPH027356Y2 JP H027356 Y2 JPH027356 Y2 JP H027356Y2 JP 1985004615 U JP1985004615 U JP 1985004615U JP 461585 U JP461585 U JP 461585U JP H027356 Y2 JPH027356 Y2 JP H027356Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- pipe joint
- guide
- fitted
- expanding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は排水管等、特に比較的長尺の排水管等
の管体を現場接続するときに主に利用される管継
手に関する。
の管体を現場接続するときに主に利用される管継
手に関する。
第7図に例示したように、従来の管継手Aは、
中央部に仕切部1を有する筒状体よりなり、その
両端部2a,2bが二本の管体10,20に嵌め
込まれる構成となつている。このような管継手A
で比較的軽量の管体を接続するときは、管継手A
を手で持つてただ単に管継手Aの両端部2a,2
bに二本の管体10,20を各別に嵌め込めばよ
い。ところが、暗渠排水管として使用されるコル
ゲート管のような管体は、一般に現場接続される
上、一本の長さが4m程度もある比較的重い長尺
体であるので、その接続作業を手軽に行うことは
できない。このような場合は、従来、同図明示の
ように、予め所定の間隔をあけて配置されている
二本の管体10,20のうち、一方の管体10に
管継手Aの一方の端部2aを嵌め込んでから、他
方の管体20を矢印Xのように勢い良く引つ張り
寄せて管継手Aの他方の端部2bに挿し込んでい
た。
中央部に仕切部1を有する筒状体よりなり、その
両端部2a,2bが二本の管体10,20に嵌め
込まれる構成となつている。このような管継手A
で比較的軽量の管体を接続するときは、管継手A
を手で持つてただ単に管継手Aの両端部2a,2
bに二本の管体10,20を各別に嵌め込めばよ
い。ところが、暗渠排水管として使用されるコル
ゲート管のような管体は、一般に現場接続される
上、一本の長さが4m程度もある比較的重い長尺
体であるので、その接続作業を手軽に行うことは
できない。このような場合は、従来、同図明示の
ように、予め所定の間隔をあけて配置されている
二本の管体10,20のうち、一方の管体10に
管継手Aの一方の端部2aを嵌め込んでから、他
方の管体20を矢印Xのように勢い良く引つ張り
寄せて管継手Aの他方の端部2bに挿し込んでい
た。
しかし、同図から明らかなように、従来の管継
手Aは管体10,20に嵌め込まれる端部2a,
2bの口径が管体10,20の外周直径と同等か
それよりもやゝ大きい程度に定められていたの
で、管体20を勢い良く引き寄せたときに該管体
20が管継手Aの他方の端部2bにうまく嵌まり
込まないこともあり、そのことが作業能率を大き
く低下させる原因になつていた。
手Aは管体10,20に嵌め込まれる端部2a,
2bの口径が管体10,20の外周直径と同等か
それよりもやゝ大きい程度に定められていたの
で、管体20を勢い良く引き寄せたときに該管体
20が管継手Aの他方の端部2bにうまく嵌まり
込まないこともあり、そのことが作業能率を大き
く低下させる原因になつていた。
上記のように、従来は、管体、特に比較的重い
長尺の管体を現場接続するときに該管体を管継手
に嵌め込みにくいという問題点があつた。本考案
はこの点を解決するもので、軽量な管体の場合は
勿論、比較的重い長尺の管体であつても現場にお
いて容易に嵌め込むことのできる管継手を提供す
ることを目的とする。
長尺の管体を現場接続するときに該管体を管継手
に嵌め込みにくいという問題点があつた。本考案
はこの点を解決するもので、軽量な管体の場合は
勿論、比較的重い長尺の管体であつても現場にお
いて容易に嵌め込むことのできる管継手を提供す
ることを目的とする。
上記問題点を解決するため、本考案は、管体に
嵌め込まれる端部に外拡がり状のガイド部が設け
られてなる合成樹脂製の管継手であつて、上記ガ
イド部は、上記端部に延設された拡がり壁の等角
度おきの複数箇所に、その拡がり壁の根本部分に
達する所定幅の切欠部を形成することにより舌片
状に形成されており、かつ弾力性を有することを
特徴とする。
嵌め込まれる端部に外拡がり状のガイド部が設け
られてなる合成樹脂製の管継手であつて、上記ガ
イド部は、上記端部に延設された拡がり壁の等角
度おきの複数箇所に、その拡がり壁の根本部分に
達する所定幅の切欠部を形成することにより舌片
状に形成されており、かつ弾力性を有することを
特徴とする。
上記手段によると、管継手に引き寄せられた管
体が管継手のガイド部に案内されて容易にその端
部に嵌まり込む。従つて、管体の接続を能率よく
行えるようになる。また、上記ガイド部は、管体
に嵌め込まれる端部に延設された拡がり壁の根本
部分に達する所定幅の切欠部を形成することによ
り舌片状に形成されており、しかも弾力性を有す
るため、ガイド部はそれらが互いに干渉すること
なく内向きに容易に変形し、しかもそれらを根本
部分で変形させて管継手の全長部分の各部にほぼ
同じ外形寸法を持たせることができる。
体が管継手のガイド部に案内されて容易にその端
部に嵌まり込む。従つて、管体の接続を能率よく
行えるようになる。また、上記ガイド部は、管体
に嵌め込まれる端部に延設された拡がり壁の根本
部分に達する所定幅の切欠部を形成することによ
り舌片状に形成されており、しかも弾力性を有す
るため、ガイド部はそれらが互いに干渉すること
なく内向きに容易に変形し、しかもそれらを根本
部分で変形させて管継手の全長部分の各部にほぼ
同じ外形寸法を持たせることができる。
第1図に例示した管継手Aは従来のもの(第7
図参照)と同様に中央部に仕切部1を有すると共
にその一方の端部2aと他方の端部2bが図外の
管体に嵌め込まれる筒状体よりなる。この筒状体
は所定の複数箇所に内向き突部3と外向き突部4
とを備え、また、他方の端部2bに外拡がり状の
ガイド部5を有する。この実施例のガイド部5は
第2図から明らかなように管継手Aの端部2bに
延設された拡がり壁の等角度おきの複数箇所に、
その拡がり壁の根本部分にする所定幅の切欠部6
を形成することにより舌片状に形成されており、
しかも管継手Aが合成樹脂で形成されているため
に合成樹脂に特有の弾力性を有するものである。
図参照)と同様に中央部に仕切部1を有すると共
にその一方の端部2aと他方の端部2bが図外の
管体に嵌め込まれる筒状体よりなる。この筒状体
は所定の複数箇所に内向き突部3と外向き突部4
とを備え、また、他方の端部2bに外拡がり状の
ガイド部5を有する。この実施例のガイド部5は
第2図から明らかなように管継手Aの端部2bに
延設された拡がり壁の等角度おきの複数箇所に、
その拡がり壁の根本部分にする所定幅の切欠部6
を形成することにより舌片状に形成されており、
しかも管継手Aが合成樹脂で形成されているため
に合成樹脂に特有の弾力性を有するものである。
このような管継手を用いて二本の管体を接続す
るときは、例えば第4図のように、一方の端部2
aを管体10に嵌め込んだ後、この管体10に接
続される管体20を勢い良く引つ張り寄せて他方
の端部2bに嵌め込む。このようにすると、管体
20がガイド部5に案内されて他方の端部2bに
容易に嵌まり込む。
るときは、例えば第4図のように、一方の端部2
aを管体10に嵌め込んだ後、この管体10に接
続される管体20を勢い良く引つ張り寄せて他方
の端部2bに嵌め込む。このようにすると、管体
20がガイド部5に案内されて他方の端部2bに
容易に嵌まり込む。
第5図は管体10,20としてのコルゲート管
を管継手Aによつて接続した場合を示している。
同図から明らかなように、管継手Aの両端部2
a,2bに嵌め込まれたコルゲート管はその山部
11,21に管継手Aの内向き突部3が係合され
て抜け防止される。なお、管継手A及びコルゲー
ト管は通常合成樹脂製であり、しかも上記内向き
突部3は滑らかな傾斜面31を有するから、管継
手Aの端部2a,2bにコルゲート管を嵌め込む
ときにはその両者が弾性変形してコルゲート管の
山部11,21が内向き突部3を容易に乗り越え
る。また、管継手Aの外向き突部4は管継手Aを
手で持つてコルゲート管を管継手Aに引つ張り寄
せるときの滑り止めとして役立つ。
を管継手Aによつて接続した場合を示している。
同図から明らかなように、管継手Aの両端部2
a,2bに嵌め込まれたコルゲート管はその山部
11,21に管継手Aの内向き突部3が係合され
て抜け防止される。なお、管継手A及びコルゲー
ト管は通常合成樹脂製であり、しかも上記内向き
突部3は滑らかな傾斜面31を有するから、管継
手Aの端部2a,2bにコルゲート管を嵌め込む
ときにはその両者が弾性変形してコルゲート管の
山部11,21が内向き突部3を容易に乗り越え
る。また、管継手Aの外向き突部4は管継手Aを
手で持つてコルゲート管を管継手Aに引つ張り寄
せるときの滑り止めとして役立つ。
第3図はガイド部5の変形例を示している。同
図のガイド部5は管継手Aの端部、例えば端部2
bの複数箇所に舌片を外拡がり状に突出させてな
る。このガイド部5も拡がり壁の根本部分に達す
る所定幅の切欠部を形成することにより舌片状に
形成されており、しかも弾力性を有するものであ
る。これによつても上記の場合と遜色の無い作用
が発揮される。
図のガイド部5は管継手Aの端部、例えば端部2
bの複数箇所に舌片を外拡がり状に突出させてな
る。このガイド部5も拡がり壁の根本部分に達す
る所定幅の切欠部を形成することにより舌片状に
形成されており、しかも弾力性を有するものであ
る。これによつても上記の場合と遜色の無い作用
が発揮される。
なお、本考案の管継手において、ガイド部を管
継手の両端部に設けておいてもよい。
継手の両端部に設けておいてもよい。
ところで、管体を現場接続するときは、管継手
の一方の端部を管体に嵌め込み、この両者を一体
化して現場まで段積みして輸送する。この場合、
第6a図のように管継手Aのガイド部5が重なり
合うと管体10の傾斜が上部のものほど急にな
り、荷崩れを生じやすい状態となる。この点に関
し、上述した二例のように、ガイド部5に切欠部
6を形成してガイド部5を舌片によつて形成して
おくと(第1乃至3図参照)、第6b図のように、
ガイド部5が重なり合つた部分で容易にいびつに
変形するので、そのような状態になりにくくな
る。従つて、ガイド部5を上例のように構成する
ことは、輸送の安全を確保する上で有益である。
の一方の端部を管体に嵌め込み、この両者を一体
化して現場まで段積みして輸送する。この場合、
第6a図のように管継手Aのガイド部5が重なり
合うと管体10の傾斜が上部のものほど急にな
り、荷崩れを生じやすい状態となる。この点に関
し、上述した二例のように、ガイド部5に切欠部
6を形成してガイド部5を舌片によつて形成して
おくと(第1乃至3図参照)、第6b図のように、
ガイド部5が重なり合つた部分で容易にいびつに
変形するので、そのような状態になりにくくな
る。従つて、ガイド部5を上例のように構成する
ことは、輸送の安全を確保する上で有益である。
上記から明らかなように、本考案の管継手によ
ると、比較的重い長尺の管体を容易に現場接続で
きるようになるので、その作業能率が向上する。
また、本考案の管継手は、外拡がり状のガイド部
が、管体に嵌め込まれる端部に延設された拡がり
壁の等角度おきの複数箇所に、その拡がり壁の根
本部分に達する所定幅の切欠部を形成することに
より舌片状に形成されており、かつ弾力性を有す
るものであるから、輸送時などに同じ向きにして
複数段に積み上げた場合、上記ガイド部をその根
本部分で内向きに変形させて管継手の全長部分の
各部をほぼ同じ外形寸法にし上下方向の隙間を生
じさせずに無理なく積み上げることが可能にな
る。そのため荷崩れが生じにくく、輸送の安全性
が確保される。
ると、比較的重い長尺の管体を容易に現場接続で
きるようになるので、その作業能率が向上する。
また、本考案の管継手は、外拡がり状のガイド部
が、管体に嵌め込まれる端部に延設された拡がり
壁の等角度おきの複数箇所に、その拡がり壁の根
本部分に達する所定幅の切欠部を形成することに
より舌片状に形成されており、かつ弾力性を有す
るものであるから、輸送時などに同じ向きにして
複数段に積み上げた場合、上記ガイド部をその根
本部分で内向きに変形させて管継手の全長部分の
各部をほぼ同じ外形寸法にし上下方向の隙間を生
じさせずに無理なく積み上げることが可能にな
る。そのため荷崩れが生じにくく、輸送の安全性
が確保される。
すなわち、本考案の管継手では、ガイド部が互
いに干渉することなく根本部分で内向きに変形し
て管継手の全長部分の各部をほぼ同じ外形寸法に
なし得る機能を有しているため、ガイド部を含む
管継手の全体を薄肉にすることによつて材料コス
トを下げても、そのガイド部に、管体接続時に管
体を呼び込むためのガイドとしての機能と、輸送
時にそれらを上下方向に隙間なく密にかつ安定し
た状態に積み上げられる機能との両方を具備させ
ることができるという効果がある。
いに干渉することなく根本部分で内向きに変形し
て管継手の全長部分の各部をほぼ同じ外形寸法に
なし得る機能を有しているため、ガイド部を含む
管継手の全体を薄肉にすることによつて材料コス
トを下げても、そのガイド部に、管体接続時に管
体を呼び込むためのガイドとしての機能と、輸送
時にそれらを上下方向に隙間なく密にかつ安定し
た状態に積み上げられる機能との両方を具備させ
ることができるという効果がある。
第1図は本考案の実施例による管継手を示す一
部切欠側面図、第2図は上記管継手の正面図、第
3図はガイド部の変形例を示す部分斜視図、第4
図は管体の接続作業状態を示す側面図、第5図は
コルゲート管を接続した状態を示す断面図、第6
a図及び第6b図は輸送時の荷姿を示す概略部分
側面図、第7図は従来の管継手による接続作業状
態を示す一部切欠側面図である。 A……管継手、2a,2b……管継手の端部、
5……ガイド部。
部切欠側面図、第2図は上記管継手の正面図、第
3図はガイド部の変形例を示す部分斜視図、第4
図は管体の接続作業状態を示す側面図、第5図は
コルゲート管を接続した状態を示す断面図、第6
a図及び第6b図は輸送時の荷姿を示す概略部分
側面図、第7図は従来の管継手による接続作業状
態を示す一部切欠側面図である。 A……管継手、2a,2b……管継手の端部、
5……ガイド部。
Claims (1)
- 管体に嵌め込まれる端部に外拡がり状のガイド
部が設けられてなる合成樹脂製の管継手であつ
て、上記ガイド部は、上記端部に延設された拡が
り壁の等角度おきの複数箇所に、その拡がり壁の
根本部分に達する所定幅の切欠部を形成すること
により舌片状に形成されており、かつ弾力性を有
することを特徴とする管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985004615U JPH027356Y2 (ja) | 1985-01-16 | 1985-01-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985004615U JPH027356Y2 (ja) | 1985-01-16 | 1985-01-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61122491U JPS61122491U (ja) | 1986-08-01 |
JPH027356Y2 true JPH027356Y2 (ja) | 1990-02-21 |
Family
ID=30480357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985004615U Expired JPH027356Y2 (ja) | 1985-01-16 | 1985-01-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH027356Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2550933B (en) * | 2016-06-01 | 2019-01-16 | Taylor Kerr Couplings Ltd | Self-aligning pipe coupling |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5846301U (ja) * | 1981-09-25 | 1983-03-29 | 松下電工株式会社 | 脈拍センサ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58153789U (ja) * | 1982-04-08 | 1983-10-14 | 渡辺 恵秀 | ホ−ス接続金具 |
-
1985
- 1985-01-16 JP JP1985004615U patent/JPH027356Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5846301U (ja) * | 1981-09-25 | 1983-03-29 | 松下電工株式会社 | 脈拍センサ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61122491U (ja) | 1986-08-01 |
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