JPH0273545A - フォーマット入り光メモリー用ガラスマスターの製造方法 - Google Patents

フォーマット入り光メモリー用ガラスマスターの製造方法

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Publication number
JPH0273545A
JPH0273545A JP22570388A JP22570388A JPH0273545A JP H0273545 A JPH0273545 A JP H0273545A JP 22570388 A JP22570388 A JP 22570388A JP 22570388 A JP22570388 A JP 22570388A JP H0273545 A JPH0273545 A JP H0273545A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
photoresist
glass master
metal thin
film layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP22570388A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Kanai
正夫 金井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Publication of JPH0273545A publication Critical patent/JPH0273545A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明はフォーマット入り光メモリー用ガラスマスター
の製造方法に関する。
〔従来の技術1 従来のフォーマット入り光メモリー用ガラスマスターの
製造方法は、まず外径φ200mm、内径ψ10mm、
厚みammの鏡面に磨かれたガラス原盤1を用意する。
上記ガラス原盤1にホトレジストをコートする前にHM
DS (ヘキサメチレンシイシラザン)の蒸気中にガラ
ス原盤1をさらし、ガラス原盤表面にSiカップリング
処理をする。このSiカップリング処理の目的は次工程
でのホトレジスト膜2とガラス表面との密着性を向上さ
せるためである0次に、スピン方式でホトレジストを所
定の厚みにコートする。
フォーマット入り光メモリー用の場合の厚みは1400
人が一般的である。
使用するホトレジストは分解能の点でポジレジストが望
ましく、ヘキスト社のA21350を用いた。
次に、専用のレーザー力ツテングM/Cを用いて、フオ
マット信号をカツテングするビームと空ミゾをカツテン
グするビームを同時に照射し露光する。上記露光におい
て、フォーマット信号をカッテングするビームはホトレ
ジストの厚みを透過するまで露光するが、空ミゾをカツ
テングするビームはホトレジストの厚みのイまで露光す
るようにする。
次に、所定の現像液を用いて露光部分を化学的に溶解す
るとガラス原盤1にホトレジストでピット(フォーマッ
ト信号)と空ミゾが形成されたガラスマスターが出来る
上記、現像工程において、フォーマット信号を表わすピ
ットの深さはホトレジストの厚み方向にガラス表面に貫
通するまでに、空ミゾの深さはホトレジストの厚み方向
に対して%の深さになるような条件現像する。
以上の如く、ガラスマスターが完成された訳であるが、
ガラスマスターからスタンバを完成するまでの工程を以
下に示す。
上記ガラスマスターにNi電鋳をするために必要となる
Niの金属薄膜を形成する。Ni薄膜は蒸着又はスパッ
ク法で行なうのが一般的である。
厚みは1000人位が適当である。
次に、Ni電鋳メツキを行ない、厚み300μmmのN
i電鋳層を形成する。
次に、Ni電電鋳鋳金ガラス原盤からはがし、Ni電鋳
層に付着しているレジスト層を化学的に溶解し洗浄乾燥
するとガラスマスターに形成されたピット及びグルーブ
が転写されたNi電鋳層が出来る。
次に、所望の形状に内外径加工し、裏面をポリッシュす
るとスタンバが完成する。
[発明が解決しようとする課題] 上記の従来のフォーマット入り光メモリー用ガラスマス
ターの製造方法は空ミゾの深さを記録エリア全面にわた
って精度良く制御することは非常に難しい。
空ミゾの深さはホトレジスト層の厚み方向に対して中間
の位置で制御しなければならないからである。フォーマ
ット信号を表わすピットはホトレジストの厚み方向に対
してガラス原盤に貫通しているので、過剰露光、過剰現
像の条件でも深さは変化しないが、空ミゾの場合の深さ
はホトレジストの中間で制御しなければならないので露
光及び現像の過剰および不足は深さの精度に直接影響し
てくるからである。
本発明の目的は、同一記録エリア内で深さの異なる信号
が2種類あるフォーマット入り光メモリー用ガラスマス
ターにおいて、それぞれの深さが記録エリア内のどの部
分でも非常に精度良く作れるフォーマット入り光メモリ
ー用ガラスマスターの製造方法を提供するものである。
〔課題を解決するための手段1 本発明のフォーマット入り光メモリー用ガラスマスター
の製造方法は、ガラス原盤に種類の異なる金属薄膜層を
所望の厚みに2層形成し、その上にホトレジストを塗布
し、案内溝となるグルーブ部分を露光・現像し、ホトレ
ジストをマスクにして第2層目の金属薄膜層のみをエツ
チングし、次にホトレジストを剥離して再びホトレジス
トを塗布し、フォーマット信号を表わすピット形成のた
めの露光は該第2層の金属薄膜層に形成されたグルーブ
を位置検出して露光・現像し、ホトレジストをマスクに
して第2層と第1層の金属薄膜層を順次エツチングし、
次にホトレジストを剥離することを特徴とする。
[実 施 例] 外径$200mm、内径φ10mm、厚み6mmの鏡面
に磨かれたガラス原盤lを用意する。
上記、ガラス原盤lに金属薄膜層(I)2のCr、金属
薄膜層(II)3のAgの順に薄膜を形成する。金属薄
膜の形成方法は蒸着法、スパッタ法のドライ方式が望ま
しい、Cr及びAgの厚みはそれぞれ700±50人で
ある。
次に、金属薄膜上にホトレジスト4を処定の厚みに塗布
する。塗布する方法はスピンコード方式が−船釣である
。厚みは2000±500人が望ましい、使用するホト
レジスト4はポジタイプものが解像性、マスキング性の
点から望ましい。ポジタイプレジストとして市販ヘキス
ト社AZ−1350が適当である8次に、専用のカツテ
ングM/Cを用いて、案内溝となるグルーブ部分を露光
する。グルーブは巾0.5μmm、ピッチ1.6μmm
でスパイラルまたは同心円が一般的である。
次に、始走の現像液を用いて露光部分を化学的に溶解す
るとガラス原盤の金属薄膜上に塗布されたホトレジスト
4にグルーブが形成されたものになる。次に、上記ホト
レジスト4をマスクにして、金属薄膜層が露出している
金属薄膜層(II)3のAg薄膜層をエツチングする。
この場合、金属薄膜層(11)3のAg薄膜層のみをエ
ツチングし、金属薄膜1(I)2Cr薄膜層をエツチン
グしない選択エツチングすることが重要である。
Ag薄膜層のみをエツチングし、Cr薄膜膜層をエツチ
ングしない選択エツチング法としては次のものが適して
いる。
化学的な湿式法によるものとして、HzOz−NH,O
H系のAgエツチング液を用いる。このエツチング液は
Agはエツチングするが第1層のCr薄膜層は殆どエツ
チングしない。
ドライ方式によるエツチングとしてはイオンビームエツ
チングによる逆スパツタが適している。
CrとAgのイオンビームエツチングによるエツチング
速度はCrがAgに較べておよそ1/10であるので選
択エツチングが可能になる。
次に、ホトレジスト4を専用の剥離液で剥離し、再びホ
トレジスト4をコートする。厚みは2000±500人
が適当である。
次に、フォーマット信号を表わすピット形成のための露
光を専用のカッテングM/Cを用いて行なう、このピッ
ト形成のための露光するときに重要なことはすでに金属
薄膜層(II)のAg薄膜層に形成されたグルーブとグ
ルーブの間にO,1μmm以下の精度でピットを形成す
ることが重要である。
上記精度の達成は、すでに金属薄膜層(11)のAg薄
膜層に形成されたグルーブの位置検出してピットの露光
をすることにより達成される。
次に、始走の現像液を用いて露光部分を化学的に溶解す
るとガラス原盤1の金属薄膜上に塗布されたホトレジス
ト4にピットが形成されたものになる。
次に、上記ホトレジストをマスクにして金属薄膜層(I
I )のAg薄膜層及び金属薄膜層(I) Cr薄膜層
をエツチングする。Ag薄膜層及びCr薄膜層をエツチ
ングする方法としては次のものが適している。
Agのエツチングは化学的な湿式法によるものとしては
、前述のH,O□−NH40H系のAgエツチング液を
用いる。Crのエツチングは硝酸第2セリウムアンモン
ー過塩素酸カリウム系が適している。このエツチング液
はホトレジスト、ガラスを浸さずクロムのみエツチング
出来るからである。
ドライ方式によるエツチングとしではイオンビームエツ
チングによる逆スパツタが適している。
ピット形成のエツチングが終了したら、次にホトレジス
ト4を専用の剥離液で剥離すると本発明のガラス原盤l
の金属薄膜層に深さの異なる2種類の信号が精度よく形
成されたフォーマット入り光メモリー用ガラスマスター
が得られる。
上記実施態様は金属薄膜層(I)にCr、金属薄膜層(
II)にAgを用いた場合であるがCr及びAgの合金
でも本発明の目的は達成される。
また、その他に金属薄膜層(I)にはNi、Goなどの
単金属及び合金が、金属薄膜層(II)にはAu、Cu
なとの単金属及び合金を採用することができる。上記ガ
ラスマスターからスタンパを完成するまでの工程を以下
に示す。
上記ガラスマスターにNi電鋳するために必要となるN
iの金属薄膜を形成する。Ni薄膜は蒸着又はスパッタ
法で行なうのが一般的である。厚みは1000人位が適
当である。
次に、Ni電鋳メツキを行ない、厚み300μmmのN
i電鋳層を形成する。
次に、Ni!鋳層耐層ラス原盤からはがし、Ni[耐層
に付着しているレジスト層を化学的に溶解し、洗浄乾燥
するとガラスマスターに形成されたピット及びグルーブ
が転写されたNi電鋳層が出来る。
次に、所望の形状に内径及び外径を加工し、裏面をポリ
ッシュするとスタンバが完成する。
[発明の効果1 以上述べたように、本発明のフォーマット入り光メモリ
ー用ガラスマスターの製造方法はガラス原盤1に種類の
異なる金属薄膜層を所望の厚みに2層形成し、その上に
ホトレジストを塗布し、案内溝となるグルーブ部分を露
光・現像し、ホトレジストをマスクにして金属薄膜層(
II )のみをエツチングし、次にホトレジスト4を剥
離して再びホトレジスト4を塗布し、フォーマット信号
を表わすピット形成のための露光は該金属薄膜層(II
 )に形成されたグルーブを位置検出して露光・現像し
、ホトレジストをマスクにして金属薄膜Fl(II)と
金属薄膜層(I)を順次エツチングし、次にホトレジス
トを剥離することにより、同一記録エリア内で深さの異
なる信号が2種類あるフォーマット入り光メモリー用ガ
ラスマスターにおいて、それぞれの深さが記録エリア内
のどの部分でも非常に精度良く作れるフォーマット入り
光メモリー用ガラスマスターの製造方法を提供するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d)は本発明のフォーマット入り光メ
モリー用ガラスマスターの製造方法の製造工程を示す工
程程断面図であり、第2図(a)〜(C)は従来のフォ
ーマット入り光メモリー用ガラスマスターの製造方法の
製造工程を示す工程断面図である。 以上 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人 弁理士 鈴 木 喜三部(他1名)(久) 〔ユ) (卸 (Cン (dン 第1圓 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)ガラス原盤に種類の異なる金属薄膜層を所望の厚み
    に2層形成し、その上にホトレジストを塗布し、案内溝
    となるグルーブ部分を露光・現像し、ホトレジストをマ
    スクにして第2層目の金属薄膜層のみをエッチングし、
    次にホトレジストを剥離して再びホトレジストを塗布し
    、フォーマット信号を表わすピット形成のための露光は
    該第2層の金属薄膜層に形成されたグルーブを位置検出
    して露光・現像し、ホトレジストをマスクにして第2層
    と第1層の金属薄膜層を順次エッチングし、次にホトレ
    ジストを剥離することを特徴とするフォーマット入り光
    メモリー用ガラスマスターの製造方法。
JP22570388A 1988-09-09 1988-09-09 フォーマット入り光メモリー用ガラスマスターの製造方法 Pending JPH0273545A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5286583A (en) * 1990-11-30 1994-02-15 Sharp Kabushiki Kaisha Method of manufacturing a photomask for an optical memory
NL1016779C2 (nl) * 2000-12-02 2002-06-04 Cornelis Johannes Maria V Rijn Matrijs, werkwijze voor het vervaardigen van precisieproducten met behulp van een matrijs, alsmede precisieproducten, in het bijzonder microzeven en membraanfilters, vervaardigd met een dergelijke matrijs.

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5286583A (en) * 1990-11-30 1994-02-15 Sharp Kabushiki Kaisha Method of manufacturing a photomask for an optical memory
NL1016779C2 (nl) * 2000-12-02 2002-06-04 Cornelis Johannes Maria V Rijn Matrijs, werkwijze voor het vervaardigen van precisieproducten met behulp van een matrijs, alsmede precisieproducten, in het bijzonder microzeven en membraanfilters, vervaardigd met een dergelijke matrijs.

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