JPH0273470A - 画像処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、タッチセンサパネルを有するＣＲＴディスプ
レイ等に使用される画像処理装置に関する。

（従来の技術） タッチセンサパネルを有するＣＲＴディスプレイ上には
、通常、図形等の表示画像とともにタッチセンサパネル
の入力有効領域いわゆるタッチ区画を表示させるが、従
来、このタッチ区画表示は画像表示とは全く別系統で制
御されており、表示画像に対する入力有効領域の大まか
なエリアをタッチ区画として常時表示していた。したが
って、通常は表示画像によってタッチ区画が決定される
にもかかわらず、大まかなタッチ区画しか表示できなか
ったため、表示画像に対する実際のタッチ区画とディス
プレイ上のタッチ区画とが一致しない不具合があった。

このため、特に実際のタッチ区画が小さかったり入力の
異なるタッチ区画が隣接している場合等は、オペレータ
がタッチ区画以外のエリアを入力しようとしたり、他の
タッチ区画を誤入力してしまう等の操作ミスが発生し易
かった。

また、上述したように表示画像とは無関係に大まかなタ
ッチ区画が常時表示されるので、タッチセンサパネルに
よる入力が不要な表示画像に対してもタッチ区画が表示
されており、特にタッチ区画表示に重複する部分を有す
る画像は表示できても見に＜＜、この種のディスプレイ
に表示させるのは不適切であった。

（発明が解決しようとする課題） このように、従来のタッチセンサパネルを有するＣＲＴ
ディスプレイにおいては、表示画像とは別系統の制御で
タッチ区画が常時表示されていたため、表示画像に対す
る実際のタッチ区画とディスプレイ上のタッチ区画とが
一致せず、操作ミスを生じ易い上、タッチ区画表示によ
って表示画像が見にくくなり画像が規制される問題があ
った。

本発明は、このような事情に基いてなされたものであり
、その目的とするところは、タッチセンサパネルを有す
るディスプレイに表示画像に対応するタッチ区画を選択
的に表示でき、タッチセンサパネルの操作性向上をはか
り得る上、タッチ区画による規制のない見易い画像を表
示できる画像処理装置を提供することにある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は、上記課題を解決し目的を達成するために、タ
ッチセンサパネルを有するディスプレイに画像表示を行
なう画像処理装置において、タッチセンサパネルの入力
有効領域を示すタッチ区画データを１フレーム分の表示
画像データとともにビクセル単位で記憶するフレームメ
モリと、このフレームメモリに記憶された表示画像デー
タに伴う画像とタッチ区画データに伴う画像とを重ねて
ディスプレイ上に表示させる表示制御手段と、入力有効
領域の表示を禁止するか許可するかを選択する選択手段
と、この選択手段により表示禁止が選択された場合には
タッチ区画データによる画像を無色で表示し、表示許可
が選択された場合には同画像を有色で表示する表示色制
御手段とを備えたものである。

（作用） このような手段を講じた画像処理装置であれば、入力有
効領域の表示禁止が選択された場合には表示画像データ
に伴う画像に重ねて表示されるタッチ区画データによる
画像が無色で表示されるので、結果的に、ディスプレイ
上には表示画像データに伴う画像のみが表示されタッチ
センサパネルの入力有効領域は表示されない。これに対
し、表示許可が選択された場合にはタッチ区画データに
伴う画像が有色で表示されるので、結果的に、ディスプ
レイ上には表示画像データに伴う画像とタッチセンサパ
ネルの入力有効領域とが重なって表示される。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明する
。

第１図は本実施例の画像処理装置全体の概略構成を示す
ブロック図であって、図中１０はタッチセンサパネルを
有するＣＲＴディスプレイである。

１１は上記ＣＲＴディスプレイ１０に表示される画像デ
ータおよびタッチ区画データを出力する制御部本体とし
てのＣＰＵ　（中央処理装置）、１２は上記ＣＲＴディ
スプレイ１０の１画面分のデータをビクセル単位で記憶
するフレームメモリであって、このＣＰＵＩ　１とフレ
ームメモリ１２との間にＣＰＵＩＩからのデータを処理
しフレームメモリ１２を制御するグラフィックコントロ
ーラ１３が介在されている。１４はカラー変換器であっ
て、前記フレームメモリ１２がら出力されるビクセル単
位のデータを赤、緑、青の各色データ（ディジタル値）
に変換して出力するものであり、出力された色データは
該当する各Ｄ／Ａ変換器１５１，１５２，１５３にてア
ナログの映像信号に変換された後、ＣＲＴディスプレイ
１ｏへ出力される。１６はタッチ区画をＣＲＴディスプ
レイ１０上に表示させるか否かを選択するための区画許
可／禁止入力部であって、この許可／禁止信号は判断部
１７へ出力される。判断部１７は上記入力部１６から許
可信号が入力されたとき前記フレームメモリ１２から出
力されるビクセル単位のタッチ区画データをカラー変換
器１４へ導入し、禁止信号が入力されたとき当該タッチ
区画データのカラー変換器１４への導入を阻止するもの
である。

前記フレームメモリ１２は、第２図に示すように、５枚
のビットブレーン１２ａ〜１２ｅを有し、そのうち１枚
のビットプレーン１２ａをタッチ区画データ用とし、他
の４枚のビットブレーン１２ｂ〜１２ｅを画像データ用
としている。そして、ＣＲＴディスプレイ１ｏの１画面
を構成する２面のサーフェス１２ｆ、１２ｇのうち一方
のサーフェス１２ｆに画像データ用ビットブレーン１２
ｂ〜１２　ｅを割付け、他方のサーフェス１２ｇにタッ
チ区画データ用ビットブレーン１２ａを割付けている。

したがって、一方のサーフェス１２ｆに表示される画像
は４とットデータの組合せにより１６色の選択が可能で
あり、他方のサーフェス１２ｆに表示されるタッチ区画
は１ビツトデータにより２色の選択が可能である。そし
て、この場合においてタッチ区画は有色と無色の２色を
選択する。なお、画像データの割付けられたサーフェス
１２ｆよりもタッチ区画の割付けられたサーフェス１２
ｇの方が優先度が高い。

しかして、グラフィックコントローラ１３の制御により
５枚のビットブレーン１２ａ〜１２ｅ上における該当ビ
クセルのビットデータ（ハイレベルまたはローレベル）
が順次所定のタイミングでスキャンされ、タッチ区画デ
ータ用ビットブレーン１２ａからの１ビツトデータは判
断部１７を介してカラー変換器１４へ出力され、画像デ
ータ用ビットプレーン１２ｂ〜１２ｅからの４ビツトデ
ータは直接カラー変換器１４へ出力される。ただし、判
断部１７においては入力部１６から許可信号が入力され
た場合は前記フレームメモリ１２からの１とットデータ
がそのままカラー変換器１４へ出力されるが、禁止信号
が入力された場合は当該ビットデータのカラー変換器１
４への導入が阻止されて出力はローレベルとなる。

カラー変換器１４には、第３図に示すように、５桁（２
進数）のテーブルアドレス１．４　ａに対応して各４ビ
ツトの赤データ、緑データ及び青データがそれぞれ設定
された色テーブル１４ｂ。

１４ｃ、１４ｄからなるカラーマツプメモリ１４１が設
けられている。そして、このカラー変換器１４は、画像
データ用ビットプレーン１２ｂ〜１２ｅからの４ビツト
データをテーブルアドレスの２０〜２３桁とし、判断部
１７を介して与えられる１とットデータをテーブルアド
レスの２４桁としてテーブルアドレスを決定し、このア
ドレスに対応する各色テーブル１４ｂ、１４ｃ。

１４ｄの色データをそれぞれ読出して該当するＤ／Ａ変
換器１５１，１５２，１５３へ出力する。

したがって、カラーマツプメモリ１４１においてテーブ
ルアドレス［０００００１〜［０１１１１］には画像デ
ータにより選択される１６色の色データが設定されてお
り、テーブルアドレス［１００００１〜［１１１１１１
にはタッチ区画データを有色表示するときの色データが
設定されている。

このように構成された本実施例においては、ＣＰＵＩ　
１から１フレーム分の画像データが出力されるとともに
タッチ区画データが出力されると、グラフィックコント
ローラ１３の制御により画像データが４枚のビットプレ
ーン１２ｂ〜１２ｄにビクセル単位で記憶されるととも
に、タッチ区画データがビットブレーン１２ａに同じく
ビクセル単位で記憶される。この状態で、各ビットブレ
ーン１２ａ〜１２ｅから順次１ビクセルずつデータが取
出されてカラー変換器１４へ出力されるが、このとき判
断部１７に対して区画許可／禁止入力部１６より禁止信
号が入力されていると、タッチ区画データ用ビットブレ
ーン１２ａからのビットデータのカラー変換器１４への
導入が阻止される。

その結果、カラー変換器１４においては画像データ表示
用ビットブレーン１２ｂ〜１２ｄからの４とットデータ
によってカラーマツプメモリ１４１のアドレス［０００
００１〜［０１１１１］が選択される。

すなわち、サーフェス１２ｆには選択されたアドレスに
対応する色データによって合成された色で画像が表示さ
れ、サーフェス１２ｇにはタッチ区画が無色で表示され
る。したがって、ＣＲＴディスプレイ１０の画面には第
４図に示すように画像のみがカラー表示され、タッチ区
画は表示されない。

一方、判断部１７に対して区画許可／禁止入力部１６よ
り許可信号が入力されていると、タッチ区画データ用ビ
ットブレーン１２ａからのビットデータがそのままカラ
ー変換器１４へ導入される。

その結果、カラー変換器１４においてはタッチ区画デー
タ用ビットブレーン１２ａからの１ビツトデータと画像
データ表示用ビットブレーン１２ｂ〜１２ｄからの４ビ
ツトデータとによってカラーマツプメモリ１４】のアド
レス［０００００］〜［１１１１１１が選択される。す
なわち、サーフェス１２ｆには選択されたアドレスに対
応する色データによって合成された色で画像が表示され
、サーフェス１２ｇにはタッチ区画がカラーマツプメモ
リ１４１におけるアドレス［１００００３〜［１１１１
１］で設定された色で表示される。したがって、ＣＲＴ
ディスプレイ１０の画面には第５図に示すように画像と
タッチ区画（ハツチング部）とが重なって表示される。

このとき、画像とタッチ区画とが重複する部分の表示色
は、優先度の高いサーフェス１２ｇの図形の色とするオ
ペイクモード。

重複部分を加色混合した色とする加色混合モード。

ｆｆｌ？Ｕ部分を減色混合した色とする減色混合モード
の各モードのうち指定されたモードにしたがって決定さ
れる。

かくして、区画許可／禁止入力部１６を介してタッチ区
画表示を要求することにより、サーフェス１２ｇに無色
で表示されているタッチ区画が瞬時に有色となり、表示
画像に重なってＣＲＴディスプレイ１０の画面に表示さ
れる。その後、タッチ区画表示の要求を解除すると、サ
ーフェス１２ｇのタッチ区画が無色となり、ＣＲＴディ
スプレイ１０の画面には表示画像のみが表示される。

このように、本実施例によれば、区画許可／禁止入力部
１６にて入力の切換えを行なうことにより、ＣＲＴディ
スプレイ１ｏの画面上にタッチ区画を表示させるか否か
を選択できる。しがち、このタッチ区画は表示画像とピ
クセル単位で合せたものであり、表示画像に応じて決定
されたタッチ区画である。したがって、たとえタッチ区
画が小さかったり、他の入力のタッチ区画と隣接してい
る場合でも、オペレータが誤って所望以外のタッチ区画
を操作してしまう入力ミスが防止でき、操作性の向上を
はかり得る。また、タッチ区画を表示画像と対応させて
表示できるのは勿論のこと、タッチ区画の表示が不要な
表示画像に対しては表示画像のみを画面上に表示できる
ので、表示画像がタッチ区画表示によって規制されるこ
とはなく、常に見易い状態で画像を表示することができ
る。

また、表示画像に対して拡大、縮小１回転等の画像処理
を施す場合、従来は画像とタッチ区画とがそれぞれ別系
統で集り御されていたため画像を処理した後にタッチ区
画を再描画しなければならなかったが、本実施例ではタ
ッチ区画も１面の図形として取扱っているので、画像を
処理すると同時にタッチ区画も同様の処理が施される。

したがって、タッチ区画の表示に対して特別な処理が不
要となる。

なお、前記実施例ではタッチ区画データに対するビット
ブレーンを１枚としたが、２枚以上であっても可能であ
り、２枚以上の場合には画面にタッチ区画を２色以上で
表示させることが可能となる。

［発明の効果コ 以上詳述したように、本発明によれば、タッチセンサパ
ネルを有するディスプレイに表示画像に対応するタッチ
区画を選択的に表示でき、タッチセンサパネルの操作性
向上をはかり得る上、タッチ区画による規制のない見易
い画像を表示できる画像処理装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示す図であって、第１図は全体
構成の概略ブロック図、第２図はフレームメモリの詳細
図、第３図はカラー変換器におけるカラーマツプメモリ
を示す図、第４図はタッチ区画を表示しないときの画像
の一表示例を示す図、第５図はタッチ区画を画像に重ね
て表示させた場合の一表示例を示す図である。 １０・・・ＣＲＴディスプレイ、１１・・・ＣＰＵ。 １２・・・フレームメモリ、１２ａ〜１２ｅ・・・ビッ
トブレーン、１２ｆ、１２ｇ・・・サーフェス、１３・
・・グラフィックコントローラ、１４・・・カラー変換
器、１４１・・・カラーマツプメモリ、１５１〜１５３
・・・Ｄ／Ａ変換器、１６・・・区画許可／禁止入力部
、１７・・・判断部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. タッチセンサパネルを有するディスプレイに画像表示を
   行なう画像処理装置において、前記タッチセンサパネル
   の入力有効領域を示すタッチ区画データを１フレーム分
   の表示画像データとともにピクセル単位で記憶するフレ
   ームメモリと、このフレームメモリに記憶された表示画
   像データに伴う画像とタッチ区画データに伴う画像とを
   重ねて前記ディスプレイ上に表示させる表示制御手段と
   、前記入力有効領域の表示を禁止するか許可するかを選
   択する選択手段と、この選択手段により表示禁止が選択
   された場合には前記タッチ区画データによる画像を無色
   で表示し、表示許可が選択された場合には同画像を有色
   で表示する表示色制御手段とを具備したことを特徴する
   画像処理装置。