JPH0272081A - 浮屋根式タンクのシール装置の圧縮取付方法 - Google Patents

浮屋根式タンクのシール装置の圧縮取付方法

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JPH0272081A
JPH0272081A JP63223132A JP22313288A JPH0272081A JP H0272081 A JPH0272081 A JP H0272081A JP 63223132 A JP63223132 A JP 63223132A JP 22313288 A JP22313288 A JP 22313288A JP H0272081 A JPH0272081 A JP H0272081A
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JP
Japan
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seal
plate
floating roof
hold
split
Prior art date
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Application number
JP63223132A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Fujiwara
敏明 藤原
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ISHIKAWAJIMA TANK KENSETSU KK
IHI Corp
Original Assignee
ISHIKAWAJIMA TANK KENSETSU KK
IHI Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 この発明は、浮屋根式タンクのシール装置の圧縮取付方
法に関し、弾性シール材として用いられるポリウレタン
フォーム等を簡単に圧縮して装着できるようにしたもの
である。
[従来の技術] 原油や石油製品等の揮発性のある液体の大量貯蔵には、
ペーパーの発生を抑えることができる浮屋根式タンクが
一般に使用されている。
この浮屋根式タンクは、第4図に概略構造を示すように
、地面に設置したコンクリートなどの基礎上に底板1を
敷設し、この底板1の外縁部に側板2を溶接しながら積
み上げて上部が開口したタンク本体3を構築し、このタ
ンク本体3内に貯蔵液上に浮かべられる浮屋根4を装着
するようになっており、この浮屋根4の外周部のシール
スペース5にシール装置6を取付けて雨水などの浸入を
防止するとともに、ベーパーの放出を抑制する。
このような浮屋根式タンクで従来から用いられているシ
ール装置6は、第4図中に拡大して示すように、ポリウ
レタンフォーム7のまわりにエンベロープ(ナイロン布
にポリウレタンエラストマ等をコートしたもの)8を被
せた構造のもので、ポリウレタンフォーム7の弾力を利
用してシールするようにしている。
し発明が解決しようとする課題] このようなシール装置6を取付けるには、通常シールス
ペース5の幅の2倍程度のポリウレタンフォーム7を何
等かの方法で圧縮してシールスペース5の錨より小さく
して装入しなければならない。
そこで、従来から行われているポリウレタンフォーム7
の圧縮方法は、ポリウレタンフォーム7を予め環状に連
結した後、これをエンベロープ8で包み、一定の間隔ご
とにひもで縛って圧縮するようにしたり、あるいは周方
向に分割した状態のポリウレタンフォーム7をビニール
等の袋に入れ、外部から力をかけるとともに内部の空気
を真空吸引して圧縮する方法などが採用されていた。
ところが、環状に連結したのち圧縮する方法では、圧縮
後のシールスペース5への装着がたいへんとなるという
問題があり、真空吸引して圧縮する方法の場合には、真
空吸引装置が必要で動力源も必要となるという問題があ
る。
この発明は、かかる従来技術の問題点に蛍みてなされた
もので、浮屋根の周方向に分割されたシール装置を用い
、これを簡単に圧縮して装着できる浮屋根式タンクのシ
ール装置の圧縮取付方法を提供しようとするものである
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するなめこの発明の浮屋根式タンクのシ
ール装置の圧縮取付方法は、タンク側板内周と浮屋根外
周との環状のシールスペースに周方向に分割された取付
板の内外周に弾性シール材が取付けられた分割シール装
置を取付けるに際し、分割シール装置の取付板下端部に
形成された停止部に押え板の下端を係止して弾性シール
材を圧縮した後、この押え板の上端部を取付板に仮固定
し、次いで圧縮状態のままシールスペースに装入して浮
屋根に取付け、こののち仮固定した押え板を抜き収って
弾性シール材を膨脹させるようにしたことを特徴とする
ものである。
[作用] この浮屋根式タンクのシール装置の圧縮取付方法によれ
ば、シールスペースの周方向に分割した取付板にウレタ
ンフオーム等の弾性シール材が取付けられた分割シール
装置の取付板の下端部にアングル等を溶接して係止部と
しておき、この係止部に木製や金属製などの押え板を差
し込み、てこの原理で押え板を押し付けてウレタンフオ
ームを圧縮するようにし、圧縮状態の押え板をフック等
で取付板に仮に固定して圧縮状態を保持しておき、シー
ルスペースに装着して浮屋根に固定した後、押え板を抜
き取るようにすることで、簡単に圧縮して取付けること
ができるようにしている。
したがって、同等動力を必要とせず、少人数で短時間に
シール装置の取付けができる。
[実施例コ 以下、この発明の一実施例を図面を参照しながら詳細に
説明する。
第1図〜第3図はこの発明の浮屋根式タンクのシール装
置の圧縮取付方法の一実施例にかかり、第1図は取付工
程の説明図、第2図及び第3図はそれぞれ分割シール装
置の斜視図である。
この浮屋根式タンクのシール装置の圧縮取付方法が適用
されるシール装置10は、例えば第2図及び第3図に示
す2種類の分割シール装置11゜12が使用され、これ
らを嵌合部13で連結して環状にするものである。各分
割シール装置11゜12では、連結用の嵌合部13の構
造が異なっており、分割シール装置11は、嵌合部13
が嵌合受部13aとされ、分割シール装置12は嵌合部
13が嵌合突部13bとされており、他の部分の構成は
同一である。
この分割シール装置11.12は、鉄板などで作られた
取付板14を備え、この取付板14に軽量化のため大き
な孔14aがあけられるとともに、上縁部にボルト孔1
5があけられ、浮屋根4のリムにボルト止めできるよう
になっている。
この取付板14の中間部の表裏両側には、弾性シール材
としてのポリウレタン16.17が取付けられており、
浮屋根4のリム側か薄く、タンク本体3の側板2側が厚
く、全体の厚さがシールスペース5より相当厚くされ、
例えば2倍程度としである。
そして、分割シール装置11では、第2図に示すように
、取付板14の下端部に取付板14の幅と同一長さのバ
イブ18が取付けられ、両端部の上側が切欠かれて嵌合
受部13aとなっている。
この嵌合受部13aの上方のポリウレタン17にコ字状
のm 17 aが上下方向に形成され、この溝17’a
内に鉄板などでL字状に形成されたガイドプレート1つ
が取付板14に取付けられ、これらガイドプレート19
と取付板14とでコ字状の溝になっている。
一方、嵌合突部13bが形成される分割シール装置12
では、第3図に示すように、取付板14の下端部に取付
板14の幅と同一の長さのパイプ20が取付けられ、こ
の両側に突き出すように直方体状の突起が形成されて嵌
合突部13bとなっている。
このため分割シール装置12では、その幅方向から嵌合
突部13bが突き出す形状になっている。
したがって、この嵌合受部13aが設けられた分割シー
ル装置11に嵌合突部13bが設けられた分割シール装
置12をガイドプレート19に沿って上から挿入して嵌
合受部13aに嵌合突部13b′F!−[&i合するこ
とで、隣接する分割シール装置11.12の取付板14
及びポリウレタン16゜17を連結状態にできる。
そして、浮屋根4のリムへの取付けに当たっては、それ
ぞれの分割シール装置11.12のポリウレタン17を
単独で圧縮し、予めシールスペース5に取付けであるエ
ンベロープ21で包むようにして固定するようにする。
このため各分割シール装置11.12には、ポリウレタ
ン17の下側の取付板14上にアングル材などで作られ
た係止部22が溶接され、上側が開口するようになって
いる。この係止部22は、図示例のように取付板14の
幅方向に全幅(分割シール装置11では、嵌合受部13
aの部分は除かれている)に渡って取付ける場合のほか
、間隔をあけて複数に分割して取付けるようにしても良
い。 次に、これら分割シール装置11.12を能率良
く取り付けることができる具体的な圧縮取付方法につい
て、第1図に基づいて説明する。
よす、各分割シール装置11.12を厚い方のポリウレ
タン17及び係止部22を上にして水平状態にする(第
1図(a>参照)。
こののち、同図(b)に示すように、ポリウレタン17
とほぼ同じ大きさの金属製ないし木製の押え板23を用
意し、この押え板23の一端部を係止部22に差し込ん
だ後、人力によってこの係止部22を支点とし、てこの
原理でポリウレタン17を圧縮する。
そして、圧縮した後、押え板23の他端部をフック24
を用いて取付板14に引っ掛けて圧縮状態を保持する(
同図(c)参照)。
こうして圧縮状態が保持された分割シール装置11.1
2は同図(d)に示すように、シールスペース5に予め
取付けであるエンベロープ21の間に装入されて浮屋根
4のリムに取付けられる。
この場合、嵌合受部13aが形成された分割シール装置
11を嵌合突部13bが形成された分割シール装置12
の幅分の間隔をあけて一つおきに取付けたのち、嵌合受
部13aが設けられた分割シール装置11の間に嵌合突
部13bが設けられた分割シール装置12をガイドプレ
ート1つに沿って嵌合突部13bを滑らせながら押し下
げて行き、嵌合受部13a内に嵌合突部13bを入れる
ようにした後、ボルト孔15にボルトを入れて浮屋根4
のリムに固定するようにすれば、各分割シール装置11
.12の位置決めや連結が簡単にできる。
次に、シールスペース5内に入れられて浮屋根4のリム
に取り付けられた各分割シール装置1112は、同図(
e)に示すように、フック24が外され、押え板23が
引き抜かれる。
すると、各分割シール装置11.12のポリウレタ′1
6・ 17が膨らんだ状態となり、シールスペース5を
完全にシールする。
こうして浮屋根4の全周に渡って分割シール装置11.
12を収付けて行くことで、各分割シール装置11.1
2か嵌合部13で連結された状態になり、環状のシール
装置が形成される。
このように停止部22を備えた分割シール装置11.1
2を用い、この係止部22に押え板を入れて圧縮状態と
して装入後、押え板23を抜き取ってポリウレタン16
.17を膨らますようにしているので、従来のように全
体を環状にした後、圧縮する場合に比べ、非常に簡単な
作業となるとともに、真空吸引法に比べ、同等動力源を
必要とせず、少ない作業者だけで分割シール装置11゜
12を短時間に取付けることができる。
尚、上記実施例では、パイプを利用した嵌合受部と嵌合
突部で構成された嵌合部を備えた分割シール装置を用い
るようにしたが、これに限らず、嵌合部の無いものや他
の形状の嵌合部を備えたものを取付対象とすることもで
きる。
また、同一形状の分割シール装置を用いる場合には、一
つおきに取付けることなく、対角位置から順次取付ける
ようにしても良く、取付順序は任意に選択すれば良い。
さらに、弾性シール林はポリウレタンに限るものでない
[発明の効果] 以上、一実施例とともに具体的に説明したようにこの発
明の浮屋根式タンクのシール装置の圧縮取付方法によれ
ば、シールスペースの周方向に分割した取付板に弾性シ
ール材が取付けられた分割シール装置の取付板の下端部
に係止部を設け、この係止部に押え板を差し込み、てこ
の原理で押え板を押し付けて弾性シール材を圧縮するよ
うにし、圧縮状態の押え板を取付板に仮に固定して圧縮
状態を保持しておき、シールスペースに装着して浮屋根
に固定した後、押え板を抜き取るようにしたので、分割
シール装置を簡単に圧縮して取付けることができる。
したがって、同等動力を必要とせず、少人数で短時間に
シール装置の取付けができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの発明の浮屋根式タンクのシール装
置の圧縮取付方法の一実施例にかかり、第1図は取付工
程の説明図、第2図及び第3図はそれぞれ分割シール装
置の斜視図、第4図は浮屋根式タンクのシール装置の説
明図である。 1:底板、2:側板、3:タンク本体、4:浮屋根、5
:シールスペース、6:シール装置、10=浮屋根式タ
ンクのシール装置、11,12:分割シ2−ル装置、1
3:嵌合部、13a:嵌合受部、13b:嵌合突部、1
4:取付板、14a:孔、15:ボルト孔、16.17
:ポリウレタン、17a:溝、18.20+パイプ、1
つニガイドプレート、21:エンベローブ、22:係止
部、23:押え板、24:フヅク。 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. タンク側板内周と浮屋根外周との環状のシールスペース
    に周方向に分割された取付板の内外周に弾性シール材が
    取付けられた分割シール装置を取付けるに際し、分割シ
    ール装置の取付板下端部に形成された係止部に押え板の
    下端を係止して弾性シール材を圧縮した後、この押え板
    の上端部を取付板に仮固定し、次いで圧縮状態のままシ
    ールスペースに装入して浮屋根に取付け、こののち仮固
    定した押え板を抜き取って弾性シール材を膨脹させるよ
    うにしたことを特徴とする浮屋根式タンクのシール装置
    の圧縮取付方法。
JP63223132A 1988-09-06 1988-09-06 浮屋根式タンクのシール装置の圧縮取付方法 Pending JPH0272081A (ja)

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