JPH02715A - 弗素含有1‐アリールアルコキシ‐トリス(ジアルキルアミノ)‐ホスホニウム塩、その製造方法およびその用途 - Google Patents

弗素含有1‐アリールアルコキシ‐トリス(ジアルキルアミノ)‐ホスホニウム塩、その製造方法およびその用途

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JPH02715A
JPH02715A JP1006079A JP607989A JPH02715A JP H02715 A JPH02715 A JP H02715A JP 1006079 A JP1006079 A JP 1006079A JP 607989 A JP607989 A JP 607989A JP H02715 A JPH02715 A JP H02715A
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Guenter Siegemund
ギユンター・ジーゲムント
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アクセル・シユーマン
Ingo Ruppert
インゴー・ルッペルト
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    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07BGENERAL METHODS OF ORGANIC CHEMISTRY; APPARATUS THEREFOR
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    • C07C17/093Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
    • C07C17/361Preparation of halogenated hydrocarbons by reactions involving a decrease in the number of carbon atoms

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 f発明の技術分野1 本発明は、−形式(I) で表される1−アリールアルコキシ−トリス (ジアル
キルアミノ)−ホスホニウム塩並びにその製造方法およ
び、部分的弗化した側鎖を持つ芳香族化合物をもたらす
他の反応に関する。
原料化合物としては、トリフルオルメチルハロゲニドお
よび亜燐酸トリアミドとの反応によって上記式(1)の
ホスホニウム塩に転化される芳香族アルデヒド類または
ケトン類を用いる。
(従来技術及び発明が解決しようとする問題点1アルコ
キシ−トリス (ジアルキルアミノ)ホスホニウム塩が
相応するアルコールと反応性ハロゲン化−トリス (ジ
アルキルアミノ)ホスホニウム塩との反応によって製造
されることは公知である(Synthesis 197
9.951−2 )。
トリフルオルメチル基をカルボニル化合物に与えること
によって式(1)のホスホニウム塩を基礎とするアルコ
ールであるトリフルオルメチル置換されたカルビノール
類を製造することは大変興味が持たれており且つ沢山の
反応において実験されている。この場合一般に相応する
トリフルオルメチルハロゲニドと金属、例えばマグネシ
ウム、亜鉛、マンガン等とから製造される卑金属の有機
金属化合物が使用される。この場合、一般に費用のか−
る製法および最初に製造すべき有機金属化合物の不安定
性に欠点があり、このことが公表されている結がの悪い
再現性であることでもはっきりしている(Tetrah
edron Lett、26、第5246〜5246頁
、特に第5245頁、脚注4)。
[発明の構成] 本発明の対象は、式(I)の化合物□但し、式中、R1
−R5は互いに同じでも異なっていてもよく、水素原子
、炭素原子数1〜6のベルフルオル化されていてもよい
アルキル基、炭素原子数1〜6、特に1〜3のアルコキ
シ基または炭素原子数1〜6、特に1〜3のアルキルチ
オン基並びにハロゲン原子(弗素−1塩素−2臭素また
は沃素原子)を意味し、但しR1−R5の内の3つより
多く無いものが水素原子以外の意味を有し、 Yは水素原子または炭素原子数1〜6のベルフルオルア
ルキル基C,F、%1を意味し、Xは臭素原子または沃
素原子でありそしてAfikyl は炭素原子数1〜3
のアルキル基である−で表される化合物である。
芳香族環には好ましくはR1−R5の内の最高二つが水
素原子以外の意味の基が結合している。
アルキル−、アルコキシ−およびアルキルチオ置換基は
直鎖状でも分枝状でもよく、好ましくは一緒に成って最
高6つ、特に最高4つの炭素原子を含有している。
本発明の対象は、上記の化合物を製造する簡単な一段階
法でもある。これはトリフルオルメチル基を芳香族カル
ボニル化合物に与えることによって、上記の有機金属化
合物の製造および使用が回避されそして一般式(II) [式中、R1−R5およびYは上述の意味を有する。〕
で表されるカルボニル化合物を一般式(I[[)%式%
) [式中、Xは臭素原子または沃素原子である。1で表さ
れるトリフルオルメチルハロゲン化物および一般式(I
V) P(N[八ff1kyl] □>2         
       (IV)で表される亜すン酸トリスージ
アルキルアミド□トリス(ジアルキルアミノ)ホスファ
ンとも呼ぶ  と反応させて式(I)(上記)のホスホ
ニウム塩とすることを特徴とする、上記ホスホニウム塩
の製造方法である。このホスホニウム塩は合成にとって
非常に有用な中間生成物でありそして□後記するように
  部分的に弗化された側鎖を持つ芳香族化合物に転化
できる。
この側鎖はこれとは別にしばしば他のルートで困難であ
るが製造できる。
本発明の方法は、簡単さに長所があるだけでなく原料が
良好に容易に製造でき且つホスホニウム塩が例外なく良
好な枚重で得られることにも長所である。トリフルオル
メチル基をカルボニル化合物に与える為にこの場合には
、トリフルオルメチル沃化物に比べ毒性が少なく且つ安
価であるトリフルオルメチル臭化物を有利にも使用でき
ることである。
芳香族カルボニル化合物(II)としてはアルデヒド類
(y=水素原子)またはアリールペルフルオルアルキル
ケトンI [v=ベルフルオルアルキル基CnF2□。
、 (n=1〜6)1 を使用することができる。芳香
族カルボニル化合物は無置換でもまたは、水素以外の意
味を持つ一つ以上の互いに同じまたは異なるR1−R5
基を有していてもよい。亜燐酸トリスジアルキルアミド
(TV)は例えばトリスジメチルアミノホスファン、ト
リスジエチルアミノホスファンおよびトリスジプロピル
−あるいは−イソプロピルアミノホスファンが適する。
特にトリスジエチルアミノホスファンP (N [C1
12CI+312) 3を用いるのが有利である。
この化合物は、三塩化リンとジエチルアミンとをこれら
反応成分に対して不活性の溶剤、例えば脂肪族−1脂環
式−または芳香族炭化水素または炭化水素混合物中で反
応させることによって、非常い節単に高収率で製造する
ことができる。ジアルキルアミノ基は同じまたは異なる
アルキル基を含有していてもよい。
芳香族アルデヒド類またはケトンl (II) とトリ
フルオルメチルハロゲニド(III)および亜リン酸ト
リスジアルキルアミド(IV) と反応させる際に最初
に式(Vl)の付加物を形成する:この化合物の存在お
よび構造式(VI)の表示は観察した反応挙動から納得
できる。か−る化合物は、カルボン酸ハロゲニド反応し
てエステルを形成するその反応性の点でおよびプロトン
酸の添加によって遊離アルコールに転化する点でも式(
1)の化合物と相違している。本発明の化合物(1)は
この反応をし難い。最初に生じる式(Vl)の付加物は
反応混合物状態で、基礎と成るアルコールの種類次第で
−60°C〜+20°Cの転移温度以上で発熱転位反応
して本発明のアリールアルコキシ−トリス (ジアルキ
ルアミノ)ホスホニウム塩(1)となる。
カルボニル化合物とトリフルオルメチルハロゲニドおよ
び亜燐酸トリスジアルキルアミドとの反応は一般に約−
100〜+50°C1特に−80〜+20°Cの温度で
実施する。反応性の非常に低いカルボニル化合物の場合
には、迅速な転化を達成する為に、−40°Cより高い
温度、例えば+50°Cまでの温度で実施するのが有利
である。反応時間は知られているようにその他の条件、
特に反応温度に左右される。この反応は一般に二三分乃
至数時間の時間で終了する。
反応は一般に過剰圧を用いずに実施する。しかし、中で
もトリフルオルメチルハロゲニトの(大気圧での)沸点
以上で実施する場合には、高圧で実施するのが合目的的
である。従って、その際実地においては少なくとも固有
圧で実施する。
本発明の方法は水工存在の条件のもとで、反応成分に対
して不活性の溶剤または希釈剤の存在下に実施するのが
有利である。か−る溶剤または希釈剤としては殊に非プ
ロトン液を使用するのが有利である。例えばハロゲン化
炭化水素、例えばメチレンクロライド、四塩化エタン;
ニトリル、例えばアセトニトリルまたはその類似物、例
えば酪酸ニトリルまたはベンゾニトリル;エステル、例
えばジエチルカルボナートまたはエチレンカルボナート
;およびエーテル、例えばテトラヒドロフランまたはジ
メトキシエタンを用いる。溶剤はできるだけ水不含の状
態にあるべきである。
反応の全期間の間、例えば攪拌によって反応混合物を充
分に混合することに注意しそして適当な溶剤を選択する
ことによって反応生成物を溶液状態に保持するのが有利
である。
三成分の種類および一緒にする順序には臨界がない。本
発明の方法は例えば、溶剤、カルボニル化合物および別
の成分を最初に導入しそして第三成分を配量供給するよ
うにして実施することができる。三成分全部を同時に一
緒にしてもよい。別の反応成分は一般に、カルボニル化
合物(II)に対して少なくとも当量、しばしば過剰量
、例えば25χまでの過剰量で使用する。
後処理は例えば、反応混合物を減圧下に溶剤を除きそし
て得られる残渣を再結晶処理するようにして実施する。
ホスホニウム塩を単離する為には、最初に副生成物およ
び一部の溶剤を非極性溶剤、例えばヘキサンの如き炭化
水素にて反応混合物を抽出処理することによって有利に
除くこともできる。この操作の場合には、実質的にホス
ホニウム塩(1)を含有する下側の層が既に固体として
しばしば生じる。
本発明のホスホニウム塩は全く安定で、加水分解安定性
固体であり、水および極性溶剤に良好に溶解する。更に
このものは、−段階で容易に他の興味ある、部分弗化側
鎖を持つ芳香族化合物に転化される合成上非常に有用な
化合物である。例えば、ホスホニウム塩N)を加熱した
場合にはカルボニル炭素原子の所の炭素−酸素結合の放
出が行われ、そしてハロゲニドーイオンによる置換のも
とに亜燐酸トリアミドP(0)(N[Δ1 k3+l]
 2) 3の分子が放出される。この場合、α−位の弗
化側鎖に臭素原子または沃素原子を持つ一般式(V) [式中、R1−R5およびYは上述の意味を存する。]
で表される公知の芳香族化合物が生じる。この放出は多
くの場合はぼ定量的に進行する。この目的の為にホスホ
ニウム塩は無溶媒の状態でまたは不活性溶剤中で、例え
ば少なくともホスホニウム塩の溶融温度の沸点を持つ溶
剤、例えばメチルイソブチルケトン、テトラヒドロナフ
タリン中で一般に融点より上の温度に加熱する。
溶剤を用いる場合には転化反応を既に融点より下の温度
で開始する。個々のホスホニウム塩、例えば実施例5の
生成物の場合には全く低い沸点の溶剤、例えばアセトン
も用いることができる。反応条件には臨界がない。両方
の反応生成物は蒸発によて容易に分離される。
こうして得られたハロゲニド(V)は別の段階で式(V
)(Xが水素を意味する)の相応するα水素−ペルフル
オルアルキル−芳香族化合物に容易に還元できる。この
還元反応は貴金属触媒、例えば白金を活性炭に担持させ
た担持触媒の上ですいぞと反応させることによってまた
は単にハロゲニド(V)と有機系の水素放出性化合物、
例えば反応性アルキル芳香族化合物、例えばテトラヒド
ロナフタリンまたはジフェニルメタンと熱反応させるこ
とによって行うことができる。この目的の為には、被還
元化合物をアルキル芳香族化合物と一諸に一般に160
〜220°Cの温度に加熱する。この還元反応は、か\
る反応条件のもとでハロゲニド(V)への転化が迅速に
行われるので、ホスホニウム(1)から出発する一つの
段階で実施することができる。
反応生成物は例えば蒸留によって単離できる。
この反応順序が、弗化側鎖を持つ構造式(V)の芳香族
化合物への有利なルートを提供する。
この化合物は、従来には多大な費用が掛かる多段階の合
成法でしか製造できなかった興味のある中間生成物であ
る。
実施例1〜7の化合物の構造およびその最も重要な物理
的データを後記表に掲載する。実施例において再結晶処
理の為に溶剤混合物を用いた場合には、l:1の容量比
を使用したが、最適さ、枚重に関しての最適さはこの比
を変更することによって達成することも可能であり得る
1〜7 ((I  の  人  : U 丸底フラスコ中で湿分の排除下に約−70°Cで、
26.5g(0,25mol)のベンズアルデヒドを1
50 mlのCIhCff1zに溶解した溶液中に41
g(0,27mof)のトリフルオルメチルブロマイド
を導入凝縮させる。次いで30分の間に66.7g(0
,27mol)の亜燐酸トリスジエチルアミドを撹拌下
に配量供給する。−70°Cで4時間の後にアルデヒド
はIR−スペクトロスコピーによると転化されている。
次いで反応混合物をゆっくり室温に加温しそして溶剤を
減圧下に蒸発させる。粗生成物をメチル−t−ブチルエ
ーテル/酢酸エチルエステルにて再結晶処理した後に、
129°Cの融点を持つ97.2g(77χの枚重)の
(1−フェニル−2,2,2トリフルオルエトキシ)−
トリス (ジエチルアミノ)ホスホニウム−ブロマイド
の無色の結晶が得られる。
幻−丸底フラスコ中で攪拌および湿分の排除下に約O″
Cで、39.6g(0,25mol)の2−クロロ−6
フルオルベンズアルデヒドを150 dの酪酸ニトリル
に溶解した溶液中に61.7g(0,25mol)の亜
燐酸トリスジエチルアミドを添加する。次いで20〜2
5°Cで42.5g(0,28mol)のトリフルオル
メチルブロマイドを、消費される速度で溶液中に導入す
る。約4時間後に反応が完了する。反応混合物を各20
0mff1のヘキサンで二回抽出処理する。抽出残渣か
ら減圧下に残留溶剤を除く。得られる残渣(123g)
をテトラヒドロフランで再結晶処理した後に、123〜
124°Cの融点を持つ無色の吸湿性結晶の状態で10
4 g(75χの牧率)の[1−(2−クロロ−6−フ
ルオルフェニル)−2,2,2−トリフルオルエトキシ
1−トリス(ジエチルアミノ)ホスホニウムブロマイド
が得られる。
井 丸底フラスコ中で湿分の排除下に約−70°Cで、
34.3g(0,25mol)のω、  ω、  ω−
トリフ/L/オルアセトフェノンを150dのCIl□
C12に溶解した溶液中に41g(0,27mol)の
トリフルオルメチルブロマイドを導入凝縮させる。次い
でこの温度のもとで良好に攪拌しながら66.7g(0
,27mol)の亜燐酸トリスジエチルアミドを1時間
の間に部用する。更に6時間の後に反応混合物をゆっく
り室温に加温しそして各200m1のヘキサンで二回抽
出処理する。抽出残渣から減圧下に残留溶剤を除く。得
られる残渣(161g)をテトラヒドロフラン/アセト
ンにて再結晶処理した後に、168°C(7)融点を持
ツ121g(8!V#)牧率)ノ11−フェニル−2,
2,2−トリフルオル−1−(+−リフルオルメチル)
−エトキシ1−トリス (ジエチルアミノ)ホスホニウ
ム−ブロマイドが無色の結晶の状態で得られる。
後記表に記載した実施例4〜7に従う化合物も実施例3
の方法によって製造する。
8〜11((V)の人): 旺 蒸留装置中で50g(0,1mol)の(1−フェ
ニル2.2.2− トリフルオルエトキシ)−トリス 
(ジエチルアミノ)−ホスホニウムブロマイド(実施例
1に従って製造される)を溶融しそして短時間140°
Cに加熱する。続(蒸留の際に、23.5g (99χ
の収率)の(1−ブロモ−2,2,2−)リアルオルエ
チレン)−ベンゼン(沸点68°C/15mbar)並
びに追加的生成物として24.9g(収率95χ)の燐
酸トリスジエチルアミドが得られる。
■ 丸底フラスコ中で、53.2g(0,1mol)の
[1(4−メトキシフェニル)−2,2,2−トリフル
オルエ1−キシ1−トリス−(ジエチルアミン)ホスホ
ニウムブロマイド(実施例5の生成物)を80臘のメチ
ルイソブチルケトンに溶解した溶液を還流下に10分間
加熱する。続く蒸留の際に22.2g(83χの収率)
の1−(1−ブロモ−2,2,2−トリフルオルエチル
)−4−メトキシベンゼン(沸点108〜110’C/
8 mbar)が得られる。
1銀−蒸留装置中で実施例1に従う50g(0,1mo
+)の(1−フェニル−2,2,2−1−リアルオルエ
トキシ)−トリス (ジエチルアミノ)−ホスホニウム
ブロマイド(実施例1に従って製造される)および40
g(0,3mol)のテトラヒドロナフタリンより成る
混合物を2時間約200°Cに加熱する。約1時間後に
反応生成物をゆっくり小さいカラムに通して蒸留し、そ
の際カラムヘッドでの沸点は140°Cを超えて上界さ
せない。残留生成物を反応終了後に40mbarのもと
で反応混合物から留去する。−緒にした留分を再度蒸留
した際に、(100mbarで)71〜72°Cの沸点
の10.2g (64χの収率)の(2,2,2−1−
リアルオルエチル)ベンゼンが得られる。
皿 蒸留装置中で実施例3に従う57g (0,1mo
l)の[1−フェニル−2,2,2−トリフルオル−]
−(トリフルオルメチル)−エトキシ1−トリス (ジ
アルキルアミノ)−ホスホニウムブロマイド(実施例1
に従って製造される)と40g(0,3mol)のテト
ラヒドロナフタリンより成る混合物を3時間約200°
Cに加熱する。約1時間後に反応生成物をゆっくり小さ
いカラムに通して蒸留し、その際カラムヘッドでの沸点
は160°Cを超えて上昇させない。得られる生成物を
反応終了後に20 mbarのもとて反応混合物から留
去する。−緒にした留分を再度蒸留した際に、(100
mbarで)83〜84°Cの沸点の12.8g (5
6χの収率)の1.1.1−3.3゜3−ヘキサフルオ
ル−2−フェニルプロバンカ得られる。
ffiコlリ− 本発明に従って用いられる原料の反応の際に、これを本
発明の化合物(1)と、カルボン酸ハロゲニドと反応し
てエステルを形成する反応性の点で相違する式(VI)
の塩状付加生成物が最初に生じる事実が、実施例3につ
いての以下の比較実験によって確認される: 実施例3における如く、同じ量のω、ω、ωトリフルオ
ルアセトフェノン、ClIC122、トリフルオルメチ
ルブロマイドおよび亜燐酸トリスジエチルアミドを一緒
にする。亜燐酸トリスジエチルアミドの添加終了後4時
間の間に35.1g(0,25mol)のヘンジイルク
ロライドを添加する。次いで更に約−70°Cで2時間
攪拌する。反応混合物を室温に加温した後に300雁の
ヘキサンを添加する。相分離の後に下の相を再度注意深
くヘキサンで抽出処理する。−緒にしたヘキサンの層を
濃縮し、減圧下に蒸発処理する。96〜97°C(0,
1mbar)の沸点を持つ32.5g(75χ)の1゜
1.1,3,3.3−へギザフルオル−2−フェニル−
プロピル−2−ヘンシェードが得られる。
CII     P    ” I’−NMR[ppm
1(計算値) (計算値) (計算値) CF3測定値
  測定値  測定値 (55,18)  (2,89)   (32,74)
  −70,555,02,932,7 別の実験で、丸底フラスコ中で実施例3の11゜4g(
0,02mol)のホスホニウム塩および2.8g(0
,02mol)のヘンジイルクロライドを50m1のC
1hcp、中で撹拌する。還流下に2時間加熱した後で
さえ、両方の出発生成物は互いに変化なく存在している
。従って上述のエステルの形成はは認められない。
下記表中の記号を以下の意味を有する:EE =  酢
酸エチルエステル THF =テトラヒドロフラン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、R^1〜R^5は互いに同じでも異なっていて
    もよく、水素原子、炭素原子数1〜6のペルフルオル化
    されていてもよいアルキル基、ハロゲン原子、炭素原子
    数1〜6のアルコキシ基または炭素原子数1〜6のアル
    キルチオン基であるが、R^1〜R^5の内の3つより
    多く無いものが水素原子以外の意味を有し、 Yは水素原子または炭素原子数1〜6のペルフルオルア
    ルキル基C_nF_2_n_+_1を意味し、Xは臭素
    原子または沃素原子でありそして Alkylは炭素原子数1〜3のアルキル基である。] で表される1−アリールアルコキシ−トリス(ジアルキ
    ルアミノ)ホスホニウム塩。 2)芳香族環のR^1〜R^5の最高二つが水素原子以
    外の意味を有する請求項1に記載のホスホニウム塩。 3)芳香族環の所のアルキル−、アルコキシ−およびア
    ルキルチオ置換基が合わせて最高6個、特に最高4個の
    炭素原子を含有している請求項1または2に記載のホス
    ホニウム塩。 4)請求項1に記載の式( I )の1−アルキルアルコ
    キシ−トリス(ジアルキルアミノ)ホスホニウム塩を製
    造するに当たって、一般式(II)▲数式、化学式、表等
    があります▼(II) [式中、R^1〜R^5およびYは請求項1に記載の意
    味を有する。] で表される芳香族カルボニル化合物を一般式(III) CF_3X(III) [式中、Xは臭素原子または沃素原子である。]で表さ
    れるトリフルオルメチルハロゲニドおよび一般式(IV) P(N[Alkyl]_2)_3(IV) で表される亜リン酸トリス−ジアルキルアミドと反応さ
    せることを特徴とする、上記ホスホニウム塩の製造方法
    。 5)反応を約−100〜+50℃、特に−80〜+20
    ℃の温度で実施する請求項4に記載の方法。 6)反応を過剰圧の使用下に行う請求項4または5に記
    載の方法。 7)反応を大気圧より高い圧およびトリフルオルメチレ
    ルハロゲニドの(大気圧での)沸点より上にある温度で
    実施する請求項4または5に記載の方法。 8)反応を反応成分に対して不活性の溶剤または希釈剤
    の存在下に水分不存在の条件下に実施する請求項4〜7
    の何れか一つに記載の方法。 9)他の反応成分を、式(II)のカルボニル化合に対し
    少なくとも化学量論量で、最高25%までの過剰量で使
    用する請求項4〜8の何れか一つに記載の方法。 10)式( I )の1−アリールアルコキシ−トリス(
    ジアルキルアミノ)−ホスホニウム塩を一般式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中、式中、R^1〜R^5およ、XおよびYは請求
    項1に記載の意味を有するが、Xは水素原子であったも
    よい。] で表される部分的に弗化された側鎖を持つ芳香族化合物
    の製造に用いる方法。
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