JPH0270867A

JPH0270867A - トイレの掃除設備収容構造

Info

Publication number: JPH0270867A
Application number: JP22202188A
Authority: JP
Inventors: Kaoru Nogami; 野上　薫; Hidekazu Ariyoshi; 有吉　英和
Original assignee: Toto Ltd
Current assignee: Toto Ltd
Priority date: 1988-09-05
Filing date: 1988-09-05
Publication date: 1990-03-09
Anticipated expiration: 2013-03-09
Also published as: JP2723920B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は互いに分離された男子用のトイレスペースと女
子用のトイレスペースを備えるトイレの掃除設備の収容
構造に関する。

（従来の技術）トイレに掃除設備は着きもので２通常、床面や衛生機器
を清掃する為の清掃用具と、これを洗浄する為の流しと
から成り、体裁を重んじるような場所では、特別にスペ
ースを確保して、こ−に収容し、人目に直接触れないよ
うにすることが一般化している。

ところで、こうした掃除設備は、男子トイレと女子トイ
レ間でそれ程差があるものではなく、共用できるものが
多い。

然るに、清掃の対象となるトイレスペースが男子用と女
子用に分けられている場合、従来は、男女各側に、夫々
、専用の出入口が付いたサブスペースを画成し、双方の
サブスペースに掃除設備を収容していた。

（発明が解決しようとする課題）この為、たとえ清掃用具の共用化を図ったとしても、流
し設備と収容スペースが、どうしても二重となり、コス
ト的に好ましくなかった。

この点、男女いずれか一方のトイレスペースのみに掃除
設備の収容スペースを設けるようにすれば、設備とスペ
ースの共用化は達成できるが、その場合、洗浄前の掃除
用具を手に持って、両トイレスペース間を外層りに往き
来することになり、体裁が悪く、コスト以前の問題とし
て、受は容れ難い。

本発明は斯かる従来のトイレの掃除設備構収容構造にお
ける問題点を有効に解決すべく為されたもので、その目
的とする処は、掃除用の設備と収容スペースの共用化を
体裁良く行なうことのできるトイレの掃除設備構収容構
造を提供するにある。

（ａ題を解決するための手段）上記目的を達成すべく本発明は、男子用のトイレスペー
スに通じる出入口と女子用のトイレスペースに通じる出
入口とを併せ持つサブスペースを画成し、こ−に掃除用
の設備を収容しておくようにした。

（作用）上記手段によれば、同じ収容スペースが男女いずれのト
イレスペースにも通じていることになり、外側に廻らす
とも済む。

（実施例）以下、本発明の幾つかの実施例に付き、添付図面に基い
て詳細な説明を行なう。

先ず、第１図を参照して、第一の実施例に係るトイレの
掃除設備構収容構造を説明する。

第１図はトイレの状面である。

図中、Ｔ１はトイレの全体を表し、トイレＴＩは、所芋
の屋内空間Ｓｉ中に壁パネルを建並べてトイレ主体とし
ての周壁Ｗ１を巡らすことにより略長方形状のトイレス
ペースＳｔを囲繞画成し、更に、周壁Ｗ１の前後の平壁
Ｗ　ｉｆ　、　Ｗ　ｌｒ中央部間に、ブースパネルを平
面視略「羊」の字状に組並べ交差せしめて間仕切ブース
Ｂ１を介設することにより、同スペースＳｔを、正面右
手の男子用トイレスペースＳｗｌと、左手の女子用トイ
レスペースＳｗＩ、それに正面側中程のサブスペースＳ
ｋｌに仕切り分け、夫々、防水下地タイル仕上げの床Ｆ
　ｔ＋ｓ　、　Ｆ　ｔｗ　、　Ｆ　ｔｋを張り、不図示
の組天井を吊設して構成した所謂壁式のプレファブルー
ムになっている。

間仕切ブースＢ１は、建材高さが略天井レベルに達する
丈寸法のパネルで構成され、奥の平壁Ｗｌｒより手前に
延びるセンターブースＢｌｌと、これに交差して右と左
に延出する控ブースＢ１２〜Ｂ１７と、一番手前の控ブ
ースＢＩＢ、Ｂ１７に交差して正面平１！１Ｗｌｆとの
間を結ぶサブスペース画成ブース１０．１１から成る。

男子用のトイレスペースＳ１は、正面の出入口Ｅｍより
見て右手の周壁Ｗｌ沿いに、洗面カウンター付゛配管ユ
ニツ）Ｕｗと小便器付配管ユニツ）Ｕｓを設置し、間を
スクリーンＳｃで仕切って。

手洗場と小便所を得る一方、上記控ブースＢ１２゜Ｂ１
４．ＢｌＧの先端間にドア付ブースＢｄ・・・を建付け
てコンパートメントＣｍ・・・を画成し、夫々、大便器
付配管ユニットＵｄ・・・を据付け、大便所とする。

女子用トイレスペースＳｗｌは、正面出入口Ｅｗの左手
に洗面カウンター付配管ユニットＵｗを設けて手洗場を
得ると共に、上記同様、控ブースＢ１３．Ｂ１５．Ｂ１
７とドア付ブースＢｄ・・・でコンバートメン）Ｃｗ・
・・を画成し、大便器付配管ユニッ）Ｕｄ・・・を収設
して大便所となす。

本実施例では１以上において、サブスペースＳｋｉを画
成するブース１０．１１の一方１０に、男子用トイレス
ペースＳ＋ｓｌへ通じる出入口１０ａを、また他方１１
に、女子用トイレスペースＳｗｌへ通じる出入口１１ａ
を設けて、夫々、施錠可能な常閉のドア１２．１３を建
付けると共に、前記控ブースＢ１６．Ｂ１７沿いに流し
１４付配管二二ット１５を設置して、同スペースＳｋｌ
を掃除設備の収容場所に充てへおり、この為、掃除用の
設備及びスペースの共用化が可能なのみか、逐一、トイ
レ出入口Ｅｍ　、Ｅｗを通って外廻りをする必要がない
。

こへで、第２図乃至第４図を参照して、第二乃至第四の
実施例に係るトイレの掃除設備構収容構造を説明する。

第２図乃至第４図は、夫々、トイレの状面で、前記第一
実施例と同様な部分は同じ参照番号で表されている。

第２図のトイレＴ２は、支柱材の主体架橋を壁パネルで
被覆して周壁Ｗ２を形成し、その内部を１周壁Ｗ２前後
の平壁Ｗ２ｆ、Ｗ２ｒ中央部間に建て渡した間仕切ブー
スＢ２で、正面左側の男子用トイレスペースＳｍ２と、
右側の女子用トイレスペースＳｗ２に区分し、前者Ｓｍ
２の場合１間仕切ブースＢ２の左側面に、また後者Ｓｗ
２では、周壁Ｗ２の右平壁に、夫々、仕切ブースＢｐ・
・・を交差せしめ、ドア付ブースＢｄ・・・を取付けて
、大便所コンバートメン）Ｃｍ・・・、Ｃｗ・・・を画
成した構造の架橋式プレファブルームとなっている。

そして、男子用トイレスペースＳ＋ｓ２の奥の平壁Ｗ　
２　ｒと、その対隣壁をなす仕切ブースＢＰとの間に、
更に仕切ブース２０を建て、これに対面する間仕切ブー
スＢ２の奥の部分２１との協働によりサブスペースＳｋ
２を画成し、以って、その左右の壁面２０．２１に、男
女各側のトイレスペースＳｍ２，５ｗ２へ通じる出入口
２０ａ、２１ａを形成して、夫々、常閉のドア１２．１
３を取付けると共に、流し１４付配管ユニツト１５を収
設することにより、掃除設備室を得ている。

第３図のトイレＴ３は、所与の屋内空間Ｓｔを画成する
業体壁ｗｂ沿いに周壁Ｗ３を巡らして、壁式プレファブ
ルームを構成し、これに図示のトイレ設備を施したもの
で、躯体壁ｗｂの室内側突出部ｗｂ＋に対応して出来た
周壁Ｗ３の室内側迂回部Ｗ３ｕにより、男子用トイレス
ペース５１１３と女子用トイレスペースＳｗ３の大便所
間が区画され、周壁Ｗ３の正面平壁Ｗ３Ｆと、迂回部Ｗ
３ｕ先端の端面及びこれと路面−な仕切ブースＢｐ、Ｂ
ｐにより画成された両トイレスペースＳｍ３．Ｓｗ３の
手洗場間が、平面視略長方形状のサブスペースＳｋ３を
内包するルームユニット３０で仕切られている。

ルームユニット３０は１前後の平ブース３１゜３２と、
男女各側のトイレスペースＳｍ３，３ｗ３に臨む出入口
３３ａ、３４ａ付の交差ブース３３゜３４から成り、平
ブース３１．３２の外面が周壁Ｗ３内面に当接している
。

本実施例では、このルームユニッ）３０の出入口３３ａ
、３４ａの内、男子側３３ａに、施錠可能な常開のドア
３５を、また女子側３４ａに、前記常閉ドア１３を建付
け、内部Ｓｋ３に流し１４付配管ユニツト１５を収設し
て掃除設備室としており、これによれば、男子用トイレ
スペースＳ麿３の清掃に際し、モツプ洗浄の都度ドア３
５を開閉する手間が省ける。

第４図の場合、架橋式プレファブトイレＴ４の周壁Ｗ４
を、略逆杓状の前壁部Ｗ４ｆと転倒「３」の字状の後壁
部Ｗ４ｒを対面させた平面視形状とし、前者Ｗ４ｆ中央
のＺ字状段差部Ｗ４ｚと後者Ｗ　４　ｒの室内側迂回部
Ｗ４ｕとの間の狭窄領域に略長方形状の支柱材ルームユ
ニツ）４０を介設して、図中左手の男子用トイレスペー
スＳｍ４と、右手の女子用トイレスペースＳｗ４に区画
し、夫々、周壁Ｗ４左右の平壁部に設けた出入口Ｅｍ、
Ｅｗで室外Ｓｉとの連絡を図る一方、ユニット４０を構
成する四面のブース４１〜４４の内、男子用トイレスペ
ースＳｍ４に臨む左ブース４３と女子用トイレスペース
Ｓｗ４に臨む右ブース４４に形成された出入口４３ａ、
４４ａに施錠可能な常開のドア４５゜４６を取付け、更
に流し１４付配管ユニツ）１５を収設して、ユニット内
部Ｓｋ４を掃除設備室に充て−いる。

この為、男女のトイレスペースＳ＋＊４．Ｓｗ４を清掃
するに当り、ユニット出入口４３ａ、４４ａを介した往
来が可能となり、トイレ出入口Ｅｍ。

Ｅｗを介した外廻りの経路に比し、距離が大幅に短縮さ
れる。

（発明の効果）以上の説明により明らかな如く、本発明によれば、トイ
レスペースが男子用と女子用に分けられたトイレの掃除
設備を収容する為の場所として、男女各側へ通じる出入
口を併せ持ったサブスペースを画成するようにしている
ので、掃除設備及び収容スペースの共用化が可能となり
、しかも、外廻りする必要がないので１体裁の悪い思い
をせずに済む。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例に係る掃除設備構収容構造を備え
るプレファブトイレに付き示したもので、第１図乃至第
４図は夫々第一乃至第四の実施例に係るトイレの状面で
ある。尚、図中、１０．１１はサブスペースを画成する為のブ
ース、１０ａ、ｌｌａは出入口、１２゜１３はドア、１
４は流し、１５は配管ユニット、Ｂｌは間仕切ブース、
Ｂｌ８．Ｂ１７は控ブース、Ｓｋｉは掃除設備室として
のサブスペース、Ｓｍｌは男子用トイレスペース、Ｓｗ
ｌは女子用トイレスペース、Ｔ１はトイレ、Ｗｌはトイ
レ周壁、Ｗｌｆはその正面平壁を表している。特許

Claims

【特許請求の範囲】

（１）男子用と女子用に分けられたトイレスペースと、
該トイレスペースを掃除する為の掃除設備とを備えて成
るトイレの掃除設備収容構造において、前記男子用のトイレスペースに通じる出入口と女子用の
トイレスペースに通じる出入口とを併せ持つサブスペー
スを画成し、該サブスペースに前記掃除設備を収容して
成るトイレの掃除設備収容構造。
（２）前記出入口に施錠自在なドアを建付けて成る請求
項１に記載のトイレの掃除設備収容構造。
（３）前記サブスペースをブースパネルで画成して成る
請求項１に記載のトイレの掃除設備構収容構造。
（４）前記掃除設備は流し付の配管ユニットから成る請
求項１に記載のトイレの掃除設備構収容構造。
（５）前記サブスペースを画成する壁体をユニット化し
て成る請求項１に記載のトイレの掃除設備構収容構造。