JPH026986B2 - - Google Patents
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- JPH026986B2 JPH026986B2 JP21287981A JP21287981A JPH026986B2 JP H026986 B2 JPH026986 B2 JP H026986B2 JP 21287981 A JP21287981 A JP 21287981A JP 21287981 A JP21287981 A JP 21287981A JP H026986 B2 JPH026986 B2 JP H026986B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電磁振動式圧縮機を用いる冷凍装置の
改良に関する。
改良に関する。
一般に電磁振動式圧縮機はピストン等の振動重
量と共振バネ及び冷凍装置の運転される外気温度
の負荷条件すなわち吐出、吸込ガス圧力の負荷状
態で決まる機械的な共振系を電源周波数に近い条
件で設定することで共振状態を作りピストンを往
復振動させるものである。しかしながら外気温度
により吐出、吸込ガス圧の負荷状態がかわるため
に機械的な共振系は、これにつれて変化し電源周
波数との間にズレが生じ、すべての外気温度に対
して常に良好な共振状態を維持出来ない。
量と共振バネ及び冷凍装置の運転される外気温度
の負荷条件すなわち吐出、吸込ガス圧力の負荷状
態で決まる機械的な共振系を電源周波数に近い条
件で設定することで共振状態を作りピストンを往
復振動させるものである。しかしながら外気温度
により吐出、吸込ガス圧の負荷状態がかわるため
に機械的な共振系は、これにつれて変化し電源周
波数との間にズレが生じ、すべての外気温度に対
して常に良好な共振状態を維持出来ない。
例えば冷凍装置の機能を夏季に合わして高外気
温度の機械的な共振系を電源周波数にほぼ一致さ
せて共振設計した場合、冬季における低外気温時
に共振状態は悪く、ピストンストロークの減少に
より能力が減少し、効率も悪くなる。
温度の機械的な共振系を電源周波数にほぼ一致さ
せて共振設計した場合、冬季における低外気温時
に共振状態は悪く、ピストンストロークの減少に
より能力が減少し、効率も悪くなる。
構成及び作用の明確化を図るため従来例を始め
に説明する。従来の一般的な冷凍装置は第8図に
示す如く、圧縮機A、コンデンサB、減圧器C、
エバポレータDを順次連結して周知の冷凍サイク
ルを構成しており、圧縮機Aの機械的共振系はピ
ストンの振動重量と共振バネ及び圧縮機Aに負荷
される圧力、すなわちコンデンサBの圧力とエバ
ポレータDの圧力で決定される。
に説明する。従来の一般的な冷凍装置は第8図に
示す如く、圧縮機A、コンデンサB、減圧器C、
エバポレータDを順次連結して周知の冷凍サイク
ルを構成しており、圧縮機Aの機械的共振系はピ
ストンの振動重量と共振バネ及び圧縮機Aに負荷
される圧力、すなわちコンデンサBの圧力とエバ
ポレータDの圧力で決定される。
第9図はコンデンサBの圧力の変化による圧縮
機Aの共振周波数の変化を示し、又、第10図は
外気温度の変化による圧縮機Aの共振周波数の変
化を示している。即ち第9図より、コンデンサB
の圧力の増加につれて共振周波数が増加すること
が分かる。これは冷凍装置、たとえば冷蔵庫に用
いた場合に起動後定常状態に到達するまでに共振
周波数が大巾に変化することを意味している。ま
た、外気温度によつてコンデンサBの圧力が変化
し、低外気温程、コンデンサBの圧力が低くなる
ので、第10図に示すように低外気温時程、共振
周波数が小さくなる。さらに外気温度により共振
周波数が変化することにより、圧縮機Aのストロ
ーク及び冷凍能力は第11図に示す如く外気温度
が低くなると小さくなる傾向を示す。尚、高外気
温時に過大ストロークとならないようにたとえば
一般的な使用外気温の上限値40℃に圧縮機Aの共
振周波数がほぼ電源周波数(60Hz)になる様に設
定するとストローク(第11図)及び冷凍能力
(第12図)と同様に効率も第13図に示す如く、
圧縮機Aの共振周波数と電源周波数(60Hz)との
ズレが生じ低外気温度になるほど悪くなる傾向と
なる。よつて、圧縮機Aを備えた従来の冷蔵庫で
は、起動から定常状態となるまで、さらに定常状
態においても低外気温時には共振状態からズレて
いるため冷凍能力も小さく効率も悪いものであつ
た。
機Aの共振周波数の変化を示し、又、第10図は
外気温度の変化による圧縮機Aの共振周波数の変
化を示している。即ち第9図より、コンデンサB
の圧力の増加につれて共振周波数が増加すること
が分かる。これは冷凍装置、たとえば冷蔵庫に用
いた場合に起動後定常状態に到達するまでに共振
周波数が大巾に変化することを意味している。ま
た、外気温度によつてコンデンサBの圧力が変化
し、低外気温程、コンデンサBの圧力が低くなる
ので、第10図に示すように低外気温時程、共振
周波数が小さくなる。さらに外気温度により共振
周波数が変化することにより、圧縮機Aのストロ
ーク及び冷凍能力は第11図に示す如く外気温度
が低くなると小さくなる傾向を示す。尚、高外気
温時に過大ストロークとならないようにたとえば
一般的な使用外気温の上限値40℃に圧縮機Aの共
振周波数がほぼ電源周波数(60Hz)になる様に設
定するとストローク(第11図)及び冷凍能力
(第12図)と同様に効率も第13図に示す如く、
圧縮機Aの共振周波数と電源周波数(60Hz)との
ズレが生じ低外気温度になるほど悪くなる傾向と
なる。よつて、圧縮機Aを備えた従来の冷蔵庫で
は、起動から定常状態となるまで、さらに定常状
態においても低外気温時には共振状態からズレて
いるため冷凍能力も小さく効率も悪いものであつ
た。
本発明は以上の欠点に鑑みて低外気温での圧縮
機の機械的共振系の共振周波数が電源周波数から
ズレるのを防止して、十分な冷却性能を得、かつ
効果の良い運転が出来る電磁振動式圧縮機を備え
た冷凍装置を提供することを目的とするものであ
る。
機の機械的共振系の共振周波数が電源周波数から
ズレるのを防止して、十分な冷却性能を得、かつ
効果の良い運転が出来る電磁振動式圧縮機を備え
た冷凍装置を提供することを目的とするものであ
る。
本発明の一実施例を第1図〜第7図を用いて詳
細に説明する。
細に説明する。
1は電磁振動式圧縮機で、2は吐出圧力調整装
置(以下単に弁2という)、3はコンデンサ、4
は毛細管等の減圧装置、5は蒸発器であり、これ
らを順次環状に接続して冷凍サイクルを構成して
いる。
置(以下単に弁2という)、3はコンデンサ、4
は毛細管等の減圧装置、5は蒸発器であり、これ
らを順次環状に接続して冷凍サイクルを構成して
いる。
弁2はほぼカツプ状の2個のケース6a,6b
より外殻6を構成し、外殻6内はダイヤフラム7
により上方室8と下方室9に気密に分割してい
る。10は下方室9内に圧縮機1の吐出ガスを導
入する入口パイプ、11は出口パイプである。1
2はダイヤフラム7の略中略下面に固定したボー
ル弁12aと、出口パイプ11に連なる弁座12
bよりなる弁体である。一方上方室8にはダイヤ
フラム7上に設けたホルダー13を介してコイル
バネ14を配置している。コイルバネ14の上端
はネジ部15aを備えた調整キヤツプ15がケー
ス6aにねじ込まれており、またその中央には上
方室8と外気と連通する連通孔15bを設けてあ
る。従つて、ダイヤフラム7の上方室8側には大
気圧力とコイルバネ14の付勢力の双方が負荷さ
れている。
より外殻6を構成し、外殻6内はダイヤフラム7
により上方室8と下方室9に気密に分割してい
る。10は下方室9内に圧縮機1の吐出ガスを導
入する入口パイプ、11は出口パイプである。1
2はダイヤフラム7の略中略下面に固定したボー
ル弁12aと、出口パイプ11に連なる弁座12
bよりなる弁体である。一方上方室8にはダイヤ
フラム7上に設けたホルダー13を介してコイル
バネ14を配置している。コイルバネ14の上端
はネジ部15aを備えた調整キヤツプ15がケー
ス6aにねじ込まれており、またその中央には上
方室8と外気と連通する連通孔15bを設けてあ
る。従つて、ダイヤフラム7の上方室8側には大
気圧力とコイルバネ14の付勢力の双方が負荷さ
れている。
尚、振動式圧縮機自体の構造は本発明の要旨で
はないが、典型的な圧縮機1の構成を簡単に説明
する。1aはシリンダ1b内で摺動するピストン
であり、このピストン1a内には図示しないが吸
入路と吸入弁を備えてある。1cは巻線を有する
固定鉄心、1dはピストン1aに固着した可動鉄
心、1eは共振バネ、1fはバルブプレート、1
gはシリンダ1b内の圧力が所定値以上となると
開路する吐出弁、1hはシリンダヘツド、1iは
吐出管、1jは吸入管である。そしてこの圧縮機
1は周知のように磁気可変抵抗原理により固定鉄
心の巻線に通電されることで可動鉄心を引きつ
け、次に共振バネ1eに蓄わえられたエネルギー
により反発し、以下この繰返しにより振動するも
のである。
はないが、典型的な圧縮機1の構成を簡単に説明
する。1aはシリンダ1b内で摺動するピストン
であり、このピストン1a内には図示しないが吸
入路と吸入弁を備えてある。1cは巻線を有する
固定鉄心、1dはピストン1aに固着した可動鉄
心、1eは共振バネ、1fはバルブプレート、1
gはシリンダ1b内の圧力が所定値以上となると
開路する吐出弁、1hはシリンダヘツド、1iは
吐出管、1jは吸入管である。そしてこの圧縮機
1は周知のように磁気可変抵抗原理により固定鉄
心の巻線に通電されることで可動鉄心を引きつ
け、次に共振バネ1eに蓄わえられたエネルギー
により反発し、以下この繰返しにより振動するも
のである。
次に上記構成における作用を説明する。
圧縮機1から吐出されたガスは入口パイプ10
より弁2のダイアフラム7により上下に分割され
た下方室9に流入する。このとき弁体12は閉鎖
している。従つて下方室9を昇圧する。下方室9
はコンデンサ3に比して非常に小さいので瞬時に
昇圧される。この結果、下方室9の圧力すなわち
入口パイプ10の圧力はダイアフラム7を押し上
げる力として作用し、ダイアフラム7を押し下げ
ているコイルバネ14の力と調整キヤツプ15の
連通孔15bを通じてダイアフラム7の上部にか
かつている大気圧の和の力より大きくなつた時例
えば入口パイプ10圧力が9Kg/cm2Gの圧力に達
したときダイアフラム7が持ち上げられてボール
弁12aを弁座12bより離し、即ち弁12を開
路してコンデンサ3にガスが流れ、減圧器4、エ
バポレータ5と冷媒を循環して冷凍サイクルを構
成するものである。
より弁2のダイアフラム7により上下に分割され
た下方室9に流入する。このとき弁体12は閉鎖
している。従つて下方室9を昇圧する。下方室9
はコンデンサ3に比して非常に小さいので瞬時に
昇圧される。この結果、下方室9の圧力すなわち
入口パイプ10の圧力はダイアフラム7を押し上
げる力として作用し、ダイアフラム7を押し下げ
ているコイルバネ14の力と調整キヤツプ15の
連通孔15bを通じてダイアフラム7の上部にか
かつている大気圧の和の力より大きくなつた時例
えば入口パイプ10圧力が9Kg/cm2Gの圧力に達
したときダイアフラム7が持ち上げられてボール
弁12aを弁座12bより離し、即ち弁12を開
路してコンデンサ3にガスが流れ、減圧器4、エ
バポレータ5と冷媒を循環して冷凍サイクルを構
成するものである。
第2図は定常安定状態でのコンデンサ3の圧力
と入口パイプ10の圧力の関係を示すもので、コ
ンデンサ3圧力が弁2の作動圧力9Kg/cm2Gより
も低いときは、弁2は半開きの状態でその絞り作
用により、入口パイプ8の圧力はほぼ弁2の作動
圧力の9Kg/cm2Gであり、9Kg/cm2G以上では弁
体12は完全に開路しコンデンサ3の圧力と入口
パイプ10の圧力は略等しくなる。
と入口パイプ10の圧力の関係を示すもので、コ
ンデンサ3圧力が弁2の作動圧力9Kg/cm2Gより
も低いときは、弁2は半開きの状態でその絞り作
用により、入口パイプ8の圧力はほぼ弁2の作動
圧力の9Kg/cm2Gであり、9Kg/cm2G以上では弁
体12は完全に開路しコンデンサ3の圧力と入口
パイプ10の圧力は略等しくなる。
第3図はコンデンサ3の圧力と圧縮機1の共振
系の共振周波数の関係を示し、コンデンサ圧力が
弁2の作動圧力9Kg/cm2G以下のときはコンデン
サ3の圧力にかかわらずほぼ一定の共振周波数で
あり、コンデンサ3の圧力が作動圧力以上の場合
は、共振周波数が上昇する。
系の共振周波数の関係を示し、コンデンサ圧力が
弁2の作動圧力9Kg/cm2G以下のときはコンデン
サ3の圧力にかかわらずほぼ一定の共振周波数で
あり、コンデンサ3の圧力が作動圧力以上の場合
は、共振周波数が上昇する。
また、第4図は外気温度の変化による圧縮機1
の共振周波数の変化を示している。一般にコンデ
ンサ3の圧力と外気温度は相関する即ち外気温度
の上昇によりコンデンサ3の圧力も上昇する。従
つて外気温度30℃というのは弁の作動圧力9Kg/
cm2G即ちコンデンサ3の圧力9Kg/cm2Gに相当し
(冷媒R−12を使用)、外気温度30℃以下では弁2
は絞り作用により共振周波数はほぼ一定となり、
それ以上では上昇する。
の共振周波数の変化を示している。一般にコンデ
ンサ3の圧力と外気温度は相関する即ち外気温度
の上昇によりコンデンサ3の圧力も上昇する。従
つて外気温度30℃というのは弁の作動圧力9Kg/
cm2G即ちコンデンサ3の圧力9Kg/cm2Gに相当し
(冷媒R−12を使用)、外気温度30℃以下では弁2
は絞り作用により共振周波数はほぼ一定となり、
それ以上では上昇する。
以上の作用を実際の冷蔵庫(冷凍装置)の運転
という点から説明すると以下のようになる。
という点から説明すると以下のようになる。
低外気温(例えば外気温度15℃)のときにおい
て、圧縮機1の運転が開始されると、その初期は
弁2が閉じており、入口パイプ10内の圧力は瞬
時に9Kg/cm2Gに達し、弁2が開路するが弁2の
絞り作用が働き、入口パイプ10内の圧力は9
Kg/cm2Gに維持され、コンデンサ3の圧力は外気
温度15℃に対応する冷媒の凝縮圧力約5〜6Kg/
cm2Gに保持され、冷凍サイクルを構成する。この
とき圧縮機1は、入口パイプ10内の圧力が9
Kg/cm2Gに保持されているので、凝縮圧力(コン
デンサ圧力)の9Kg/cm2Gに相当する外気温度30
℃のときと同じ条件下で運転されることとなり低
外気温度時のピストンストロークを弁2の存在に
より向上でき(第5図)、冷凍能力、効率の向上
を計れる(第6図、第7図)。
て、圧縮機1の運転が開始されると、その初期は
弁2が閉じており、入口パイプ10内の圧力は瞬
時に9Kg/cm2Gに達し、弁2が開路するが弁2の
絞り作用が働き、入口パイプ10内の圧力は9
Kg/cm2Gに維持され、コンデンサ3の圧力は外気
温度15℃に対応する冷媒の凝縮圧力約5〜6Kg/
cm2Gに保持され、冷凍サイクルを構成する。この
とき圧縮機1は、入口パイプ10内の圧力が9
Kg/cm2Gに保持されているので、凝縮圧力(コン
デンサ圧力)の9Kg/cm2Gに相当する外気温度30
℃のときと同じ条件下で運転されることとなり低
外気温度時のピストンストロークを弁2の存在に
より向上でき(第5図)、冷凍能力、効率の向上
を計れる(第6図、第7図)。
また高外気温時(例えば35℃)のときは、弁2
は完全に開路し、冷媒の凝縮圧力11〜12Kg/cm2G
と入口パイプ10内圧力は等しく、弁2の存在し
ない従来例と同様の作用をなすものである。
は完全に開路し、冷媒の凝縮圧力11〜12Kg/cm2G
と入口パイプ10内圧力は等しく、弁2の存在し
ない従来例と同様の作用をなすものである。
本発明は上記したように、電磁振動式圧縮機、
コンデンサ、減圧器、エバポレータ、並びに前記
コンデンサの上流側に配設され、かつ電磁振動式
圧縮機の吐出ガス圧力が所定値以上で開路する吐
出圧力調整装置とを有するもので、吐出圧力調整
装置は所定値以上で開弁し、弁の上流側をコンデ
ンサ圧力(冷媒凝縮圧力)が所定値以下のときで
もこれに係りなく一定値(所定値)に維持するの
で、外気温度により相関する凝縮圧力の所定値よ
りも低いとき、即ち低外気温度時においても、圧
縮機としては高外気温度時の状態を支えることと
なり、圧縮機共振系の共振周波数は設計周波数
(例えば電源周波数)に近似さすことができる。
従つて、低外気温時においても、ピストンストロ
ークの向上が計れ、冷凍能力、効率の改善を得ら
れるものである。
コンデンサ、減圧器、エバポレータ、並びに前記
コンデンサの上流側に配設され、かつ電磁振動式
圧縮機の吐出ガス圧力が所定値以上で開路する吐
出圧力調整装置とを有するもので、吐出圧力調整
装置は所定値以上で開弁し、弁の上流側をコンデ
ンサ圧力(冷媒凝縮圧力)が所定値以下のときで
もこれに係りなく一定値(所定値)に維持するの
で、外気温度により相関する凝縮圧力の所定値よ
りも低いとき、即ち低外気温度時においても、圧
縮機としては高外気温度時の状態を支えることと
なり、圧縮機共振系の共振周波数は設計周波数
(例えば電源周波数)に近似さすことができる。
従つて、低外気温時においても、ピストンストロ
ークの向上が計れ、冷凍能力、効率の改善を得ら
れるものである。
第1図は本発明の一実施例を示す振動式圧縮機
を備えた冷凍装置の部分拡大断面図を含む冷凍シ
ステム図、第2図は本発明と従来例におけるコン
デンサ圧力と入口パイプ圧力の関係を示す図、第
3図は同様にコンデンサ圧力と共振周波数の関係
を示す図、第4図は同様に外気温度と共振周波数
の関係を示す図、第5図、第6図、第7図は各々
外気温度とピストンストローク、冷凍能力、効率
の関係を示す図、第8図は従来の冷凍システム
図、第9図は従来例におけるコンデンサ圧力と共
振周波数の関係を示す図、第10図は従来例にお
ける外気温度と共振周波数の関係を示す図、第1
1図、第12図、第13図は第5図、第6図、第
7図に相当する従来例を示す図である。 1……電磁振動式圧縮機、3……コンデンサ、
4……減圧器、5……エバポレータ、2……吐出
圧力調整装置。
を備えた冷凍装置の部分拡大断面図を含む冷凍シ
ステム図、第2図は本発明と従来例におけるコン
デンサ圧力と入口パイプ圧力の関係を示す図、第
3図は同様にコンデンサ圧力と共振周波数の関係
を示す図、第4図は同様に外気温度と共振周波数
の関係を示す図、第5図、第6図、第7図は各々
外気温度とピストンストローク、冷凍能力、効率
の関係を示す図、第8図は従来の冷凍システム
図、第9図は従来例におけるコンデンサ圧力と共
振周波数の関係を示す図、第10図は従来例にお
ける外気温度と共振周波数の関係を示す図、第1
1図、第12図、第13図は第5図、第6図、第
7図に相当する従来例を示す図である。 1……電磁振動式圧縮機、3……コンデンサ、
4……減圧器、5……エバポレータ、2……吐出
圧力調整装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電磁振動式圧縮機、コンデンサ、減圧器、エ
バポレータ、並びに前記コンデンサの上流側に配
設され、かつ前記電磁振動式圧縮機の吐出ガス圧
力が所定値以上で開路する吐出圧力調整装置とを
有する電磁振動式圧縮機を備えた冷凍装置。 2 前記吐出圧力調整装置は、大気圧との差圧で
動作する大気差圧型のものである前記特許請求の
範囲第1項記載の電磁振動式圧縮機を備えた冷凍
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21287981A JPS58115265A (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | 電磁振動式圧縮機を備えた冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21287981A JPS58115265A (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | 電磁振動式圧縮機を備えた冷凍装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58115265A JPS58115265A (ja) | 1983-07-08 |
JPH026986B2 true JPH026986B2 (ja) | 1990-02-14 |
Family
ID=16629769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21287981A Granted JPS58115265A (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | 電磁振動式圧縮機を備えた冷凍装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58115265A (ja) |
-
1981
- 1981-12-28 JP JP21287981A patent/JPS58115265A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58115265A (ja) | 1983-07-08 |
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