JPH0269296A - 隠し模様物 - Google Patents

隠し模様物

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JPH0269296A
JPH0269296A JP63220038A JP22003888A JPH0269296A JP H0269296 A JPH0269296 A JP H0269296A JP 63220038 A JP63220038 A JP 63220038A JP 22003888 A JP22003888 A JP 22003888A JP H0269296 A JPH0269296 A JP H0269296A
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JP
Japan
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color
hidden
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pattern
ink
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Pending
Application number
JP63220038A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Ogura
小倉 和彦
Toshiyuki Iwama
俊之 岩間
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TEIKOKU INK SEIZO KK
Teikoku Printing Inks Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
TEIKOKU INK SEIZO KK
Teikoku Printing Inks Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、下地に対して識別不能な隠し模様層を加熱
または加圧により発色させて、その模様を視認できるよ
うにした隠し模様物に関する。
[従来の技術とその課題] 購入したその場で当たり、はずれが確認できるスピード
宝くじや福引き券として、被印刷物上に形成された印刷
層上に、この印刷層を隠蔽して識別不能にする隠蔽層を
設けてなる隠し模様物が広く用いられている。
この隠し模様物は、第3図に示すように所定の図柄や文
字等の模様を示す印刷層2.2を紙等の被印刷物l上に
設け、さらにこの印刷層2.2を隠蔽して識別不能にす
る隠蔽層3.3を印刷層2.2上に設けて隠し模様4.
4とするもので、使用時に隠蔽層3.3を爪やコイン等
で削り落として印刷層2.2を表出させるようにしたも
のである。
ところがこのような隠し模様物の隠蔽層3は、樹脂膜内
にアルミニウム等の金属粉末を分散させたら、のなどで
あるため隠蔽層3の色が限定されると共に、印刷層2が
濃い色調や色相のインキによって形成されている場合に
は隠蔽が困難であるために、印刷層2の色調および色相
が限定されるという不都合があった。
また使用時に隠蔽層3を削り取るので、これの削り屑が
発生するという不都合があった。
この発明は上記課題を解決するためになされたもので、
色調および色相の選択が自由な印刷層を設けることが可
能で、かつ削り屑が発生しない隠し模様物を提供するこ
とを目的としている。
[課題を解決するための手段] この発明は、発色性染料を包含するマイクロカプセルと
、顕色剤を包含するマイクロカプセルとを含有するイン
キにより、下地に対して識別不能な隠し模様を形成した
ことを解決手段とした。
[作用] 発色性染料を包含するマイクロカプセルと、発色性染料
を発色させるための顕色剤を包含するマイクロカプセル
とを含有するインキにより隠し模様を形成し、たので1
、二の隠し模様を加圧または加熱するだけで容易に発色
させ模様を表出させることができる。
また隠蔽層を設ける必要がなくなるので印刷層の色調お
よび色相が限定されることがなくなる。
以下、この発明を実施例に沿って詳しく説明する。
第1図および第2図はいずれしこの発明の隠し模様物の
一実施例を示したものである。第1図に示したこの発明
の隠し模様物は、クラフト紙等の被印刷物1上に、発色
性染料を包含するマイクロカプセルと、発色性染料と反
応して発色させる顕色剤を包含するマイクロカプセルと
を含有するインキによって、下地から識別不能なように
印刷層2.2を形成して隠し模様4.4としたらのであ
る。下地から識別不能な隠し模様4は、その下地となる
被印刷物1と印刷層2とを同色にすることにより被印刷
物1上に形成された印刷層2の境界が視認できない状態
にするほか、被印刷物l上に非常に復雑な模様等を予め
形成しておき、この模様上に印刷層2を形成することに
よって印刷層2の文字や図柄等を視認不可能なようにし
た状態や印刷層2を透明にして下地を透視できるように
することで容易に形成することができる。第1図に示し
た実施例では、クラフト紙等からなるシート状の被印刷
物1上に被印刷物lと同色のインキを用いて印刷層2.
2を印刷することによって隠し模様4.4が形成されて
いる。このような隠し模様物にあっては、印刷層2と被
印刷物1とが同色となるので、隠し模様4.4が下地か
ら識別不能となり、被印刷物l上に印刷が全く施されて
いないように見える。この隠し模様4.4をコインや爪
等で加圧したり、ドライヤーやライター等で加熱すると
、隠し模様4.4となっている印刷層2.2のインク内
のマイクロカプセルが熱や圧力によって破壊される。こ
れによりマイクロカプセル内に包含されている発色性染
料と顕色剤とが互いに反応し、第2図に示したように隠
し模様4.4が発色して模様5.5が表出する。
この発明の隠し模様物は、所望の図柄や文字等の模様を
有する印刷層2を被印刷物l上に印刷することにより、
容易に製造することができる。
この発明で用いられる発色性染料は、顕色剤との呈色反
応性を有する電子供与性の存機化合物であり、この発色
性染料は特に限定されるものではないが、例えば以下の
ような化合物を好適に使用することができる。
■トリアリールメタン系化合物。
3.3−ビス(pジメチルアミノフェニル)−6−シメ
チルアミノフタリドすなイっちクリスタルバイオレフト
ラクトン、3.3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル
)−3−(1,2−ジメチルインドール−3−イル)フ
タリド等。
■ジフェニルメタン系化合物。
4.4−ビス−ジメチルアミノベンズヒドリンベンジル
エーテル、N−ハロフェニル−ロイコオーラミン等。
■キサンチン系化合物。
ローダミンB−アニリノラクタム、3−ジメチルアミノ
−7−メドキシフルオラン等。
■チ°アジン系化合物。
ベンゾイルロイコメチレンブルー、p−ニトロベンジル
ロイコメチレンブルー等。
■スピロ系化合物。
3−メチル−スピロ−ジナフトピラン、3−メヂルー(
3−メトキシ−ベンゾ)−スピロピラン等。
と上記化合物の混合物等である。
また、上記発色性染料を発色させる顕色剤は、電子受容
体化合物であり、これらは特に限定されるものではない
が、例えば以下のような化合物を好適に使用することが
できる。
■フェノール樹脂とその誘導体。
顕色剤に使用されるフェノール樹脂は、ノボラツク型で
あり、メチロール基を含有しない構造のもの、フェノー
ル性水酸居は反応していないもの等であり、好適に使用
されるものを例示すると、フェノールアセチレン重合物
、フェノール−アルデヒド重合物であるp−フェニルフ
ェノールホルマリン樹脂、p−クミルフェノールホルマ
リン樹脂、pter−ブチルフェノールホルマリン樹脂
、p−オクチルフェノールホルマリン樹脂またはこれら
の共縮合物である。
■芳香族カルボン酸とその誘導体。
芳香核−個につきカルボキシル基−個を有したものであ
り、たとえば、安息香酸、トルイル酸、サリチル酸、ク
レソチン酸、アナカルド酸、ナフトエ酸等であり、これ
らの誘導体としてはサリチル酸誘導体が好ましく、たと
えば3.5−ジーter−ブチルサリチル酸、3.5−
ジ(α−メチルベンジル)サリチル酸、3−シクロへキ
シル−5−(2,2−ジメチルベンジル)サリチル酸、
3−フェニル−5−(2,2−ジメチルベンジル)サリ
チル酸等のほか、ヒドロキシアリールカルボン酸エステ
ル、サリチル酸アルキルエステルなどが挙げられる。
■上記フェノール樹脂および芳香族カルボン酸の金属塩
たとえばカルシウム、マグネシウム、銅、鉄、アルミニ
ウムなどの金属塩として用いられ、特に亜鉛は好適に使
用される。
発・色性染料および顕色剤を溶解する溶媒としては天然
または合成油を単独または併合して用いることができる
。溶媒の具体例としては、綿実油、灯油、パラフィン、
ナフテン油、アルキル化ビフェニル、アルキル化ターフ
エル、塩素化パラフィン、アルキル化ナフタレンなどを
あげることができる。
これらの溶媒中に溶解された発色性染料と顕色剤とは、
メラミンホルムアルデヒド、ゼラチン、アラビアゴムな
どの壁物質で包囲されてマイクロカプセル化される。こ
のカプセルの製造方法については、米国特許28004
57号、同2800458号に記載された親水性コロイ
ドゾルのコアセルベーションを利用した方法、英国特許
867797号、同950443号、同989264号
、同109176号などに記載された界面重合法などを
利用することができる。
このマイクロカプセルをインキ内に分散させて、隠し模
様4を形成するインキとする。このインキは、発色性染
料を包含するマイクロカプセルを5〜20重量%、顕色
剤を包含するマイクロカーブセルを10〜30重量%、
酸化チタン等のインク顔料を5〜30重量%、ポリ塩化
ビニル等のバインダを10〜40重量%を、シクロヘキ
サノン等の溶媒中に混練したもの等を用いることができ
る。
このインキを用いて被印刷物l上に所望の図柄や文字等
の模様を印刷して隠し模様4を形成する。
被印刷物lとしてはインキによる印刷が可能なものであ
れば材料およびその形状は特に限定されないが、クラフ
ト紙やプラスチックシート等のシート状体等が好適であ
る。また印刷方法は被印刷物1および印刷インキの性状
によって適宜選択することができるが、フレキソ印刷や
シルクスクリーン印刷等の一般の印刷方法を好適に用い
ることができる。
このようにして製造された隠し模様物は、被印刷物l上
に、発色性染料を包含するマイクロカプセルと顕色剤を
包含するマイクロカプセルとを共に含Hするインキによ
って、下地と識別不能な隠し模様4を形成したものであ
るので、未使用時には被印刷物l上には全く印刷が施さ
れていないように・見えるが、隠し模様4の部分を加圧
または加熱すると、マイクロカプセルが破壊され、模様
5が表出する。模様5はマイクロカプセルが破壊される
ことによって表出するものであるので、その際に削り屑
等が発生することがなく、非常に清潔である。また隠蔽
層3が不要となり、印刷層2のインキとして濃い色調お
よび色相のらのをも選択することができ、印刷層2の色
調および色相が限定されることがなくなる。
さらにこの発明の隠し模様物にあっては、未使用時には
被印刷物1のどの部分に陽し模様4か形成されているか
が識別できないので、加熱および加圧によって模様5が
表出する際の意外性を楽しむことができる。
[実験例] (実験例り 発色性染料としてクリスタルバイオレットラクトンを2
0部、アルキルナフタレン80部中に溶解したのち、顕
色剤としてサリチル酸アルキルエステル100部、それ
ぞれマイクロカプセル化した。マイクロカプセル化する
には、界面正合法を用いて、壁物質をメラミンホルムア
ルデヒドとした。発色性染料を包含するマイクロカプセ
ル10部と顕色剤を包含するマイクロカプセル20部と
、酸化チタン10部とを、シクロへキサノン40部と共
にポリ塩化ビニル20部中に混練して白色インキを得た
。このインキを用いて白色クラフト紙とにフレキソ印刷
によって隠し模様を形成して隠し模様物とした。
このようにして得られた隠し模様物は、白色のクラフト
紙上に白色のインキによって隠し模様か形成されている
ので、隠し模様の識別は不可能であった。
次にこの隠し模様物の全面を爪でこすり、圧力を加えた
ところ、隠し模様中のマイクロカプセルが破壊されて黒
色の図柄がはっきりと表出し、その意外性を楽しむこと
ができた。
(実験例2) 実験例1で製造した隠し模様物の表面全体をライターで
弱く加熱したところ、隠し模様中のマイクロ、カプセル
が破壊され、実験例1と同様に黒色の図柄がはっきりと
表出し、その意外性を楽しむことができた。
[発明の効果J 以上説明したように、この発明の隠し模様物は、発色性
染料を包含するマイクロカプセルと、顕色剤を包含する
マイクロカプセルとを含有するインキにより、下地に対
して識別不能な隠し模様を設けたものであり、使用時に
熱あるいは圧力を施すことにより隠し模様を表出させる
ものであるので、従来品のように隠し模様を隠蔽してい
る隠蔽層を除去する必要がないので、削り屑が発生せず
に清潔である。
また隠し模様を隠蔽する隠蔽層を設ける必要がないので
、印刷層を形成する際に用いるインキの色調および色相
が限定されなくなり、種々の色調および色相の隠し模様
を形成することができる。
さらに隠し模様は下地に対して識別不能なように形成さ
れていので、未使用時には隠し模様がどの部分に形成さ
れているから不明であり、使用時に初めてその存在が確
認できるので、意外性を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はいずれもこの発明の隠し模様物の
一実飄例を示したしので、第1図はその未使用時の状態
を示した概略構成図、第2図は使用後の状態を示した概
略構成図、第3図は従来の隠し模様物を示した概略構成
図である。 2・・・印刷層、 4・・・隠し模様。 第1図 第2図 第3図 出願人 帝国インキ製造株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 発色性染料を包含するマイクロカプセルと、顕色剤を包
    含するマイクロカプセルとを含有するインキにより、下
    地に対して識別不能な隠し模様を形成したことを特徴と
    する隠し模様物
JP63220038A 1988-09-02 1988-09-02 隠し模様物 Pending JPH0269296A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63220038A JPH0269296A (ja) 1988-09-02 1988-09-02 隠し模様物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63220038A JPH0269296A (ja) 1988-09-02 1988-09-02 隠し模様物

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JPH0269296A true JPH0269296A (ja) 1990-03-08

Family

ID=16744951

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JP63220038A Pending JPH0269296A (ja) 1988-09-02 1988-09-02 隠し模様物

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5943175B2 (ja) * 1980-10-09 1984-10-20 昭之 住友 義歯用レジン床の形成方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5943175B2 (ja) * 1980-10-09 1984-10-20 昭之 住友 義歯用レジン床の形成方法

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