JPH026913Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH026913Y2 JPH026913Y2 JP1981193896U JP19389681U JPH026913Y2 JP H026913 Y2 JPH026913 Y2 JP H026913Y2 JP 1981193896 U JP1981193896 U JP 1981193896U JP 19389681 U JP19389681 U JP 19389681U JP H026913 Y2 JPH026913 Y2 JP H026913Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- core
- knife
- handle
- preventing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 13
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 13
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 4
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 4
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 4
- 208000014674 injury Diseases 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Knives (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は刃部交換可能なナイフに関するもので
ある。
ある。
従来技術
従来、刃部交換可能なナイフは種々考案されて
いるが、これらのナイフはいずれも刃部を着脱す
る場合に操作レバーを操作する必要があり、その
着脱作業は面倒なものであつて怪我をするおそれ
もあつた。又、前記ナイフは操作レバーを必要と
するため、その構造が複雑となつて製作が難しく
なり、ひいてはコスト高となる欠陥があつた。
いるが、これらのナイフはいずれも刃部を着脱す
る場合に操作レバーを操作する必要があり、その
着脱作業は面倒なものであつて怪我をするおそれ
もあつた。又、前記ナイフは操作レバーを必要と
するため、その構造が複雑となつて製作が難しく
なり、ひいてはコスト高となる欠陥があつた。
目 的
本考案は前記欠陥を解消するためになされたも
のであつて、その目的は構造が簡素であつて容易
かつ安価に製作することができ、又、怪我をする
おそれもなく刃部の着脱を容易かつ安全に行うこ
とができる刃部交換可能なナイフを提供すること
にある。
のであつて、その目的は構造が簡素であつて容易
かつ安価に製作することができ、又、怪我をする
おそれもなく刃部の着脱を容易かつ安全に行うこ
とができる刃部交換可能なナイフを提供すること
にある。
実施例
以下、本考案を具体化した一実施例を第1〜3
図に基づいて説明すると、1は柄部であつて、内
側板2と一対の外側板3とを複数のピン4により
かしめ着して構成されている。内側板2の先端部
には後述する刃部9の中子10を挿入する挿入凹
部5が形成されており、同凹部5の内端部には半
円弧部5aが設けられ、その直下には取付凹部5
bが挿入凹部5に連通して設けられている。又、
内側板2の先端上部は一対の外側板3の先端より
も前方へ突出して形成されており、この突出部下
側には係合凸部2aが形成されている。
図に基づいて説明すると、1は柄部であつて、内
側板2と一対の外側板3とを複数のピン4により
かしめ着して構成されている。内側板2の先端部
には後述する刃部9の中子10を挿入する挿入凹
部5が形成されており、同凹部5の内端部には半
円弧部5aが設けられ、その直下には取付凹部5
bが挿入凹部5に連通して設けられている。又、
内側板2の先端上部は一対の外側板3の先端より
も前方へ突出して形成されており、この突出部下
側には係合凸部2aが形成されている。
6は内側板2の取付凹部5bに対し、挿入凹部
5の下部に若干傾斜して配置されるように止着さ
れた板バネであつて、その係止突部6aにより同
板バネ6が内側板2から離脱しないようになつて
おり、又、その前端部が上方に向かつて凸状に湾
曲形成されている。
5の下部に若干傾斜して配置されるように止着さ
れた板バネであつて、その係止突部6aにより同
板バネ6が内側板2から離脱しないようになつて
おり、又、その前端部が上方に向かつて凸状に湾
曲形成されている。
7は柄部1の先端部に対し、ピン8によりかし
め着された口金である。
め着された口金である。
9は前記柄部1に対して着脱可能に装着される
刃部であつて、前記挿入凹部5に挿入される中子
10には前記係合凸部2aにぴつたり係合される
係合凹部10aおよび前記半円弧部5aに係合さ
れる半円弧部の凸部10bが形成されているとと
もに、その下側には板バネ6の湾曲した前端部上
側と対応する係止凹部10cが形成されている。
又、刃部9の背には複数の溝からなる滑り止め部
9aが設けられている。
刃部であつて、前記挿入凹部5に挿入される中子
10には前記係合凸部2aにぴつたり係合される
係合凹部10aおよび前記半円弧部5aに係合さ
れる半円弧部の凸部10bが形成されているとと
もに、その下側には板バネ6の湾曲した前端部上
側と対応する係止凹部10cが形成されている。
又、刃部9の背には複数の溝からなる滑り止め部
9aが設けられている。
次に、前記のように構成した実施例について、
その作用を説明する。
その作用を説明する。
さて、柄部1に刃部9を装着するには、一方の
手で柄部1を把持するとともに、他方の手で刃部
6の背側を把持し、第2図に示すように、中子1
0を挿入凹部5内へ挿入し、柄部1の基端側へ向
かつて刃部9を押しつけると、中子10は板バネ
6の押圧力に抗して同バネ6を押し下げて挿入凹
部5内に進入する。さらに刃部9を押すと、凸部
10bが半円弧部5aに係合すると同時に、板バ
ネ6の湾曲部と係止凹部10cとが対応し、中子
10が板バネ6により半円弧状凸部10bを中心
に上方へ押圧回動される。これにより第3図に実
線で示すように、係合凸部2aと係合凹部10a
とが係合し、刃部9が柄部1に装着される。
手で柄部1を把持するとともに、他方の手で刃部
6の背側を把持し、第2図に示すように、中子1
0を挿入凹部5内へ挿入し、柄部1の基端側へ向
かつて刃部9を押しつけると、中子10は板バネ
6の押圧力に抗して同バネ6を押し下げて挿入凹
部5内に進入する。さらに刃部9を押すと、凸部
10bが半円弧部5aに係合すると同時に、板バ
ネ6の湾曲部と係止凹部10cとが対応し、中子
10が板バネ6により半円弧状凸部10bを中心
に上方へ押圧回動される。これにより第3図に実
線で示すように、係合凸部2aと係合凹部10a
とが係合し、刃部9が柄部1に装着される。
このとき、板バネ6により中子10上側が内側
板2に押接されるとともに、係合凸部2aと係合
凹部10a、及び半円弧部5aと凸部10bとが
それぞれぴつたり係合され、さらに、板バネ6の
湾曲部が係止凹部10cに対応係止されているの
で、刃部9は柄部1に対して安定して固定され
る。
板2に押接されるとともに、係合凸部2aと係合
凹部10a、及び半円弧部5aと凸部10bとが
それぞれぴつたり係合され、さらに、板バネ6の
湾曲部が係止凹部10cに対応係止されているの
で、刃部9は柄部1に対して安定して固定され
る。
上記のように柄部1に装着された刃部1を離脱
させるには、柄部1を一方の手で把持するととも
に、滑り止め部9aに同手の親指を当て、刃部9
を下方へ押圧すると、第3図に鎖線ですように、
板バネ6の押圧力に抗して刃部6が半円弧状凸部
10bを中心に下方へ傾動される。このとき、刃
部9は半円弧部5aと半円弧状の凸部10bとが
摺接しながら傾動されるので、その動作は滑らか
に行われる。そして、他方の手で刃部9の背側を
把持してその先端方向へ同刃部9を引張れば、刃
部9は柄部1から離脱される。
させるには、柄部1を一方の手で把持するととも
に、滑り止め部9aに同手の親指を当て、刃部9
を下方へ押圧すると、第3図に鎖線ですように、
板バネ6の押圧力に抗して刃部6が半円弧状凸部
10bを中心に下方へ傾動される。このとき、刃
部9は半円弧部5aと半円弧状の凸部10bとが
摺接しながら傾動されるので、その動作は滑らか
に行われる。そして、他方の手で刃部9の背側を
把持してその先端方向へ同刃部9を引張れば、刃
部9は柄部1から離脱される。
このように、本実施例のナイフは柄部1と刃部
9とを押付け合うだけのワンタツチ動作で刃部9
を柄部1に装着することができ、又、刃部9を押
し下げ、柄部1から同刃部9を引張るだけで刃部
9を柄部1から離脱させることができるので、刃
部9の着脱作業及び他の刃部との交換は怪我をす
るおそれなく簡単かつ安全に行うことができる。
又、本実施例のナイフは刃部9が柄部1に対して
ガタつくことなく固定されるので、刃部が分離不
能に固定されたナイフと同様に切断あるいは切削
作業を精確に行うことができる。さらに、本実施
例のナイフは従来の刃部交換可能なナイフとは異
なり、刃部の着脱に操作レバーを必要としない簡
素な構造であるため、容易に製作でき、コストダ
ウンを計ることができる。
9とを押付け合うだけのワンタツチ動作で刃部9
を柄部1に装着することができ、又、刃部9を押
し下げ、柄部1から同刃部9を引張るだけで刃部
9を柄部1から離脱させることができるので、刃
部9の着脱作業及び他の刃部との交換は怪我をす
るおそれなく簡単かつ安全に行うことができる。
又、本実施例のナイフは刃部9が柄部1に対して
ガタつくことなく固定されるので、刃部が分離不
能に固定されたナイフと同様に切断あるいは切削
作業を精確に行うことができる。さらに、本実施
例のナイフは従来の刃部交換可能なナイフとは異
なり、刃部の着脱に操作レバーを必要としない簡
素な構造であるため、容易に製作でき、コストダ
ウンを計ることができる。
なお、本考案は前記実施例のみに限定されるも
のではなく、次のように具体化することも可能で
ある。
のではなく、次のように具体化することも可能で
ある。
(1) 第4図に示すように、柄部1の先端上部に固
着れたピン11と、刃部9の中子10上側に設
けられ、前記ピン11に嵌合する係止孔12と
により刃部抜け止め機構を構成すること。
着れたピン11と、刃部9の中子10上側に設
けられ、前記ピン11に嵌合する係止孔12と
により刃部抜け止め機構を構成すること。
(2) 内側板2側に係合凹部10aを設け、刃部9
の中子10側には係合凸部2aを設けて刃部抜
け止め機構を設けること。
の中子10側には係合凸部2aを設けて刃部抜
け止め機構を設けること。
効 果
以上詳述したように、本考案は構造が簡素であ
つて容易かつ安価に製作することができ、又、怪
我をするおそれもなく刃部の着脱を容易かつ安全
に行うことができる優れた効果を有する。
つて容易かつ安価に製作することができ、又、怪
我をするおそれもなく刃部の着脱を容易かつ安全
に行うことができる優れた効果を有する。
第1図は本考案を具体化した一実施例を示す分
解斜視図、第2,3図は刃部の着脱方法を示す縦
断面図、第4図は別例を示す要部縦断面図であ
る。 1……柄部、2……内側板、2a……係合凸
部、3……外側板、5……挿入凹部、5a……半
円弧部、5b……取付凹部、6……板バネ、9…
…刃部、10……中子、10a……係合凹部、1
0b……凸部、10c……係止凹部。
解斜視図、第2,3図は刃部の着脱方法を示す縦
断面図、第4図は別例を示す要部縦断面図であ
る。 1……柄部、2……内側板、2a……係合凸
部、3……外側板、5……挿入凹部、5a……半
円弧部、5b……取付凹部、6……板バネ、9…
…刃部、10……中子、10a……係合凹部、1
0b……凸部、10c……係止凹部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 刃部9の中子10を挿入する挿入凹部5を柄
部1の先端側に設けるとともに、中子10下側
に当接して上方へ押圧付勢するばね部材6を挿
入凹部5の下部に配設し、中子10挿入状態で
はばね部材6の押圧付勢作用により嵌合可能な
刃部9抜け止め用の凹部10a,12と凸部2
a,11とのいずれか一方を中子10上側に形
成するとともに、他方を柄部1に形成したこと
を特徴とする刃部交換可能なナイフ。 2 挿入凹部5は柄部1を構成する内側板2に形
成されており、ばね部材6は挿入凹部5に連通
する取付凹部5bに装着された板バネである実
用新案登録請求の範囲第1項に記載の刃部交換
可能なナイフ。 3 刃部9抜け止め用の凹部は中子10上側に設
けられた係合凹部10aであり、刃部9は抜け
止め用凸部は柄部1の先端付近に設けられた係
合凸部2aである実用新案登録請求の範囲第1
項に記載の刃部交換可能なナイフ。 4 刃部9抜け止め用の凹部は中子10上側に設
けられた係止孔12であり、刃部9抜け止め用
の凸部は柄部1の先端付近に取着された抜け止
めピン11である実用新案登録請求の範囲第1
項に記載の刃部交換可能なナイフ。 5 刃部9はその背に複数の溝からなる滑り止め
部9aを有している実用新案登録請求の範囲第
1項に記載の刃部交換可能なナイフ。 6 中子10はその下側に、板バネ6の湾曲した
前端部上側と対応する係止凹部10cを有して
いる実用新案登録請求の範囲第2項に記載の刃
部交換可能なナイフ。 7 挿入凹部5の底部は半円弧部5aに形成され
ており、中子10の基端部は前記半円弧部5a
と嵌合する略同形の半円弧状凸部10bに形成
されている実用新案登録請求の範囲第1項記載
の刃部交換可能なナイフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19389681U JPS5898065U (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | 刃部交換可能なナイフ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19389681U JPS5898065U (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | 刃部交換可能なナイフ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5898065U JPS5898065U (ja) | 1983-07-04 |
JPH026913Y2 true JPH026913Y2 (ja) | 1990-02-20 |
Family
ID=30107232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19389681U Granted JPS5898065U (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | 刃部交換可能なナイフ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5898065U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5817750Y2 (ja) * | 1978-04-29 | 1983-04-11 | 進 坂井 | ナイフ等の柄 |
-
1981
- 1981-12-25 JP JP19389681U patent/JPS5898065U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5898065U (ja) | 1983-07-04 |
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