JPH0269115A - 植物栽培用ハウス - Google Patents

植物栽培用ハウス

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JPH0269115A
JPH0269115A JP63218551A JP21855188A JPH0269115A JP H0269115 A JPH0269115 A JP H0269115A JP 63218551 A JP63218551 A JP 63218551A JP 21855188 A JP21855188 A JP 21855188A JP H0269115 A JPH0269115 A JP H0269115A
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

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  • Greenhouses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は植物栽培用ハウスに関し、特に、電気配線や給
水管を敷設することが困難な場所に設置するのに好適な
簡易形のものに関する。
[従来の技術] 植物栽培用ハウスとしては、作付は面積の太きならのや
、温度調節機(111や給水機構や開閉可能な窓を完(
+iff したもの等の大規模なものらあるが、多くカ
バウスは簡易な構成であり、”1Z気配線や給水管を放
膜することか困難な場所に設置されることか多い。
従水のハウスの多くは、可撓性バイブを湾曲させて両端
部を地面に差し込み、この湾曲された可撓性パイプを所
定方向に並設し、その」ユにビニル等の材質でなる透光
性シー1〜を覆い、その後、4−述した可撓性バイブ間
の中間位置に透光性シー1−の」二から再度可撓性パイ
プを湾曲させて差し込んで形成したものである。そして
、シートの側縁部には、土を盛って密封状態を形成する
ようにしていた。
[発明が解決しようとする課題] このようにして、内部の温度上昇を計るようにしている
か、密封状態のため、このままでは、給水することがで
きず、また、風を通ずことができない。給lkや通風の
ために、シートを上から押さえる可撓性バ、イブの一部
をはずし、シー■・を用い上げて密封状態を解除しなけ
ればならない。そのため、かかる作業に多大な時間を必
要としていた。
また、通風や給水は、農家か毬・要と判断したときに行
ない、必ずしも自然に近い状態でなされるとは限らず、
給水される水も自然のもの(雨水)と異なることが多い
さらに、季節の変化に伴い、−旦、ハウスをl!ik去
すると、直ちには、ハウスを組み直すことができず、ハ
ウス撤去後にいわゆる戻り寒波か到来するような場合に
、容易に対処できず、農作ル・ツノに大きな被害を与え
ることもあった。
また、1−述のような構成のハウスでも人間が立ち入る
ことができる程度のものもあるか、ハウス撤去前におい
て内部の農作物が大きくなり、内部での収穫作業が困難
になる程度に葉や実が生い茂ることがある。このような
場合においても、ハウスを継続して設置させる場合には
、内部で作業をしなければならず、無理な体勢で作業を
1−で身体に負担を掛けるようなことも生じていた。
本発明は、以上の点を孝慮してなされたもので、できる
たけ自然な通風や給水を可能にすると共に、農作物に被
害を与える恐れがある自然変化に対して形状を変化させ
て容易に対処できる、しかち、必要に応じてハウス外部
から収穫等の作業をなす二とができる植物栽培用ハウス
を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] かかる課題を解決するため、本発明においては、」一端
部が互いに連結され、下端部が所定の距離をおいて地面
に直接又は連結部祠を介して間接的に立設された複数の
棒体対を、所定間隔をあけて所定方向に並設して枠体を
構成すると共に、立役角度か同様な各棒体対の棒体でな
る第1及び第2の棒体群のそれぞれ内側に、対応する棒
体群と平行なように、複数の透光性シートを、風及び雨
水か内部に入り込めるように部分的の重ね合わせ、がっ
、側面を覆うするように互いに部分的に連結して所定方
向に延長して拡げ、少なくとも1本以」1のロープを用
いて枠体に収(招す、上述の所定方向の枠体の両端部に
、作業員か出入りできると共に、常時は内部を塞ぐ出入
1」を設けて植物栽培用ハウスを構成した。
好ましくは、このハウスの両側それぞれに、同様な枠組
み構成を有し、シートが少なくとも側1n1の上半部に
張られている風よけハウスをも備えるようにする。
[作用] 上述のように、棒体対を設けると、棒体対が地面に対し
て三角形状になるので、側方からの外力に強くなる。こ
のような棒体対によって規定される枠体の側面に拡げる
、透光性シー1〜を棒体の内側にローブを介して設ける
ようにしたので、この点からも四方からの外力に強い構
成とし得る。
また、側面の透光性シー1〜を複数枚で揚成し、その連
結を風及び雨水が入り込めるようにしたので、通風及び
給水の面でハウス内部を自然に近い状態にできる。
さらに、透光性シートの部分的な連結を解くことで、側
面を開放でき、ここを通じて外部から数回作業等をなし
得る。
このような構成の場合、横風に強い構成をしているとは
言え、簡易な構成であるので、台風等の強風には十分に
絶えられるとは限らない。そのため、好ましくは、はぼ
同様な構成を有するハウスを風よけに両側に設けること
が良い。
〔実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら詳述する
第2図は、この実施例による植物栽培用ハウスの透光性
シート等の図示を省略して基本的な枠組みを示すもので
ある。第2図において、地7fr?−Lには、2木のパ
イプ1a及び1bが、例えば5[m]程度離れるように
平行に設けられている。これちパイプ1a及び1bは、
それぞれ先端部が嵌合可能な複数のパイプを嵌合して1
本のパイプを構成しているものであり、例えば42[I
Tl]程度の長さを有する。なお、これらパイプ1a及
び1bの延長方向としては、後述するようにハウス内の
通風を考慮すると、このハウスが設置される場所におけ
る最も多い風向きに対して直交する方向が好ましい。
と?1ら地面上を所定方向に延びるパイプ12を及び]
bには、それぞれ複数本のパイプ21〜2 n及び3a
〜3nが取り付けられている。パイプ2a〜2nは相互
に、例えば55[crrt]の間隔をもっており、その
一端がパイプ1.2tのパイプ11′)側に接して地面
に差し込まれたものであり、パイプ】aに対して第3図
に拡大して示すような締結具421〜4nを用いて収り
付けられている。パイプ3a〜3nも同様に一端が地面
に差し込まれ、締結具5a〜5nを用いてパイプ1bに
収り付けられている。
一対の立設パイプ2a及び3a、2b及び3b、2c及
び3c・・・の先端は、作かに弾性を有する、しかも、
台風通過時等の強風による外力によっても切断すること
がないロー16が巻回されて相互に結ひ付けられている
。ロー16はまたこの締結部10a〜LOn同士を結ぶ
ものでもある。
ロー16による締結部10a・〜lOnは、例えば、地
面より2.5 [m]の高さの位置で、がっ、−対の立
設パイプ2a及び3a、2b及び3b、2C及び3C・
・・と、地面とで2等辺3角形が形成される位置に遷定
されている。なお、3角形形状は側方からの外力に対し
て強い形状である。
なお、ロー16の両端は、両端の締結部10a、10n
よりそれぞれ5[m]程度引き出されている。この部分
は、出入口を形成するのに利用される。
第2図はこの実施例の枠体を示すものであって形成順序
とは必ずしも一致するものではなく、すなわち、この枠
体の完成後に次の処理に進むものではなく、以下の構成
の形成時にこの枠体の一部が併せて形成されることもあ
る。
第4図は、一対のパイプ21及び3i (iはa〜n)
を、パイプla又は1bの延長方向(以下、この方向を
ハウスの長手方向と呼ぶ)に沿って見たものであり、透
光性シー[・は図示を省略している。これらパイプ21
及び31には、後述するように透光性シートを挾み込ん
で取り付けるための3本のロープ7i、8i及び91が
設けられている。
ロープ71の一端は、立設パイプ21の地面に対する差
込み端部近傍のパイプ1aに縛り付けられており、ここ
から両パイプ2i及び31の締結部10iに1菫かな弛
みをもって張られ、締結部101において数回だけ巻回
され、さらにこの締結部10iから、立設パイプ31の
地面に対する差込み端部近傍のパイプ1bまで僅かな弛
みをもって張られ、パイプ31に縛り付けられている。
ロー181及び91もこのロープ7jと同様に張りめぐ
されている。
ここで、ロー171の弛みは、ロー181の弛みより僅
かに大きく、ロー181の弛みは、ロー191の弛みよ
り1菫かに大きくされており、ロープ71よりロープ8
1が、まス:ロープ8jよりロープ91が上にくるよう
になされている。
これらロープ71−9jの内、ロー171及び′81(
こは、ハウスの長手方向に延びるロープが収り付けられ
ている。ロー17iには、締結部10i ip L:)
2+Eびる画部分共に、締結部101かへ例えば10[
cm]たけ離れた位置、及びそれより下方では一;O[
crn])?¥にハウス長「方向に延びるIE−ブ1 
] a 〜1.. ] m、12aNl2mが結ひ′(
寸Cすられている。ロープブ81には、辛竜辛吉部10
1から延ひる画部分共に、締結部10iから例えば2[
c rn ]だげ酢れた位置にハウス長手方向に延びる
ロー11−3.14が結び付けられている。
&1って、パ・イブ・・2i、2i+1.2i−t−2
、・に沿って張られたロープ・・7i、7i+1.71
+2、・・の部分と、これら各ロープ・・7i、7i1
L、7 i + 2、  ・に結び付けられた1、1−
111 aNl 1 mとは、第5図(A)に示す」二
うに、イ・・ソト18を構成するものとなる。なお、才
・ツト18は、後述する透光性シー(・の位置を規制す
るらのであり、また、強風等による外力を緩和して枠体
に伝えるものである。第5図(I3)は、各ロープブ・
・8i、8i−t−1,8i−1−2、・・Gこ長手方
向に伸びる′17−113を括り付けた状態を示すもの
である。このロープ13は、透光性シートを直接括り(
・I゛けるものである。
なお、」二連したハウス長手方向に延びるロー111 
aNl 1 m、12a〜12■11.13.14の先
端及び終端は、両端の立設パイプ2a又は3a、及び、
パイプ211又は3nより5[m]程度はみだして出入
り[]の形成に利用されるようになされている。
第1図は、透光性シーl〜を設けた状態のハウスの−・
部側面を示す乙のである。このハウスは、第1図に立設
パイプ2a〜2n側の側面について示すように一方の側
面についてそれぞれ、例えはいわゆるビニールシートで
なる11枚の透光性シート20.21.22及び23を
用いている。各透光性シート20〜23は、例えば幅が
1〜2[m]程度のものであり、長さはハウスの長手方
向の長さを十分に越える程度になされている。
第1の透光性シート20は、第5図(A>に示す上述し
たネット18の上側であって、また、立設バイブ2i、
2i−t−] ・・に沿って弓長設されたロープブ8i
、8i4−1  ・の+、(則て′あるか、ロー19 
i 、9i −i−1・・に対してはF側の位置に、ネ
・・・/1・18によって支持されながらハウスの長毛
方向に延長して拡(〕′られている。この透光性シート
20の」一方縁部は、適当な間隔(例えば30〜40(
:cm])毎に、いわゆる洗濯ハサミ等の挟持部材24
.L 24j−1−1・・によって締結部1−O1,1
0i+1・・の直ぐ近傍を長手方向に張設されている−
1−述したロープ13に着脱自在に収り1寸けられてい
る。
二のように1番−ヒの透光性シーl〜20を収り付けて
いるので、ハウスの天井部には、単純には、4 [cm
]程度、実際I−は、シート等の!:Ijみが加わって
7〜8 (:cm]程度の隙間があくこととなる。この
隙間からは、ハウス内部に立ち込める不要な湿気か排出
される。
第2の透光性シー[・21も、ネッ[へ18及びロープ
8i、8i4−1・・の上(則て゛あるか、ローフ。
9i、9i+1・・に対しては下側の(3i置に、ネッ
ト18によって支持されながらハウスの長手方向に延長
して拡げられている。この透光性シート21は、透光性
シート20より下方において拡げられているが、第1図
に示すように、その上方端部は透光性シー[・20の下
方端部に所定量(10[cml程度)だけ上1!1すに
重ねられている。この透光性シート21の」ニガ縁部は
、適当な間隔(例えば30〜40[cm])毎に、いわ
ゆる洗濯ハサミ等の挟持部材25j、25j+1・・に
よって透光性シート20に着脱自在に収り付けられてい
る。
第3の透光性シー1へ22も、ネット18及びロープ8
1.81+1・・の上側であるが、ロー191.91+
1・・に対しては下側の位置に、ネット18によって支
持されながらハウスの長手方向に延長して拡げられてい
る。この透光性シー)へ22は、透光性シート21より
下方において拡げられているが、第11図に示すように
、その上方端部は透光性シート21の下方端部に所定量
だけ上側に重ねられている。この透光性シート22の下
方端部は、地面に接する程度になっている。この透光性
シー+−22の一部方縁部は、適当な間隔毎に、い71
っゆる洗濯ハサミ等の挾持部材26j、26j@弓・・
によって透光性シート21−に着脱自在に収り付けられ
ている。
ト述のように、第1〜第X3の透光性シート20\22
が、立設されているパイプ21〜2nの内側に設けられ
ているのに対して、第4の透光性シート23はパイプ2
a〜2nの外側に設けられている。これは、地面をはう
ような風に対してもシ・−1・が捲れ一部がることを防
ぐためである。この透光性シーI・23は、立設パイプ
2a〜2n、及びパ、イブ間においてはネット18によ
って支持されながらハウスの長毛方向に延長して拡げら
れている。この透光性シート23は、透光性シート22
より下方において拡げられているが、第1図に示すよう
に、大半が透光性シート22に重なるように拡げられて
いる。この透光性シート23の下方端部は、地面に接し
ており、この接触部分に土28が盛られて押さえられて
いる。この透光性シー1−23の上方縁部は、適当な間
隔毎に、いわゆる洗濯ハサミ等の挟持部材27j、27
j+1によって透光性シート22に着脱自在に収り付け
られている。
ハウスの両側面にこのようにして透光性シートが張り渡
される。
なお、透光性シー1−20〜23間の重ね合わせを、下
方に位置するシートの上端部が、上方に位置するシート
の下端部の上側になるようにしたのは、このようにする
ことによって、この重ね合わせ部からハウス内部に雨水
や風等が入り、自然に近い状態での育成を行なうことが
できるようにするためである。
上述したネット18は、不必要な弛みかないように最少
限の弛みを有するように張設されているが、透光性シー
ト20〜23の重みや風の力によって透光性シート20
〜23と共にハウス内方に太きく7膨らも・)とする。
そこで、この実施例においては、第6図に示すような剛
性の高い可撓性棒材(例えばピアノ線)30k、30 
k + 1・・を湾曲させてその両端を地面に差し込む
と共に、このときの棒材30k、30に+1・・の差し
込み端部を結ぶ方向を、長手方向に沿った方向とし、か
つ、各棒材30k、30 k +1・・を長手方向に一
部が重複するように差し込む。各棒材30k、30 k
 + 1・・のハウスの幅方向における差し込み(j’
z 置は、パイプ1a及び1bに非常に近接した位置で
ある。ここで、棒材30 k、30 k + 1・・が
差し込まれた状態における地面からの高さを30 [c
m]程度に選定し、立設パイプ2a〜2nの内方の透光
性シート22の下端部やネット18がハウス内方に向か
うことをこの複数の棒材301ぐ、30に+1 ・・に
よって止めるようにしている。
ハウスの長手方向の両端部にそれぞれ出入口が設けられ
る力釈これら出入口は、長手方向に伸びるロープlla
〜1.1 n、12a〜12n、13.14のはみだし
た部分や、透光性シート20〜23のはみだした部分や
、新たなロープや、剛性の高い可撓性棒材等から形成さ
れ、作業者か出入りするとき以外はハウスを塞ぎ、必要
に応じて開放できるように形成されたものであり、本発
明の要旨とは離れているので、詳細な説明は省略する。
なお、後述するようにこの実施例のハウス内には、自然
の風か入って流れので、出入口もその自然な風の流れを
乱さないように風をある程度通す構成とすることを要す
る。
以」二のように、第1図〜第6図を用いて説明した植物
栽培用ハウス30の両隣には、概略縦断面図である第7
図に示すように、風よけハウス31及び32が設けられ
る。これら風よけハウス′31及び32は、その枠体構
造が、栽培用ハウス30とほぼ同様であるが、地面に延
長するパイプ(栽培用ハウス30のらのを利用しても良
い)33.34の間隔が狭く、立設されている各パイプ
35〜38の長さが長く、高い位置で両パイプ[35及
び36.37及び38が締結されている点が異なる。ま
た、シー1−39.40も下側1[m]程変の側部が開
放する程度に締結部41.42側に寄ぜて長手方向にそ
って拡げられて張設されており、これらシー[・3つ、
40は、立設されているパイプ35〜]38に対して上
側に設けられているようになされている。
これら風よけハウス31及び32は、栽培用ハウス30
に対して、特にその締結部1021〜10nに近い位置
に強風が当たった場合には、立設パイプ2a〜2n、3
a〜3nが地面から抜けることかあることを考慮し、こ
れを避けるようにするために設けられたものであり、ま
た、栽培用ハウス30に風が入る際には、強い風が直接
入り込むのを防ぐために設けられたものである。なお、
風よけハウス31.32自体は、下部が開放しているの
で、強風に対して破壊されるようなことは少ない。また
、風よけハウス31.32は、収穫時においては、栽培
用ハウス30に対する数回を側方の外部から行なう場合
に、作業者が雨に濡れることなく、行なうことができる
ようにしたものである。この点については、後述する。
次に、この実施例の栽培用ハウス30の季節変化に応じ
た利用の仕方を説明する。なお、第8図に示すように、
栽培用ハウス内の土地の利用の仕方を割り振ったとして
説明する。すなわち、ハウス30の幅方向(幅が例えば
5 [m] )に、例えば65.100.70.30.
70.100.65 [cm]ずつをこの順に、使用し
ない部分A1、トマトやスイカ等の背丈が低い植物の栽
培に利用する部分A2、作業のための歩道部分A3、豆
類等の背丈が高くなる植物を栽培する部分A4、作業の
ための歩道部分A5、背丈の低い植物の栽培に利用する
部分A6、使用しない部分A7に割り振ったとして説明
する。なお、使用しない部分A1及びA7は、透光性シ
ー1〜20〜23の傾斜のためにとしゃぶり時の雨水が
非常に多く落ちて実際上栽培に利用できない部分であり
、また、地面と透光性シー(・どの距離が短く農機具を
使用できない部分である。
この実施例のハウス30は、4枚の透光性シート20〜
23を部分的に重ねながら側面を覆うと共に、透光性シ
ート20〜23同士を部分的に連結するようにしたので
、自然な風が内部に吹き込むという特徴をもっており、
また、雨水がシート間の隙間から内部に入り込むという
自然環境に近い′特徴を有するものであるが、このまま
の構成では、冬場には寒いものである。
そこで、冬場は、植えた植物等も小さいので、第9図に
示すように、内部に各部A2、A4、A6の植物を覆う
ようなさらに小型のハウス50〜52を設けて栽培する
。なお、この場合において、両側の領域A2及び八6を
覆うハウス50.52は従来の既存のハウス技術を利用
する。これに対して、中央部A4では、締結部10a−
Ionから1.5[m]程度の高さまで下がっているロ
ープ53a〜53nの先端に2枚の透光性シー[・54
.55の一端を括り付け、これらを開くようにして地面
に接しさせ、地面に接している部分を土等で押さえるこ
とで形成する。
なお、ロー16によって両立設パイプを締結する際には
、併ぜてロープ53a〜53nを括り付けておく。
従って、簡易に形成できると共に、棒材を湾曲させるこ
とも必要もなく、ある程度高さのある植物に対して対応
することができる。また、この冬場はハウスが2重構成
であるので、内部のハウスの閉塞性がさほど高くなくと
も十分な温度上昇に伴う効果を期待できる。
このような状態で期間が経過し、周囲温度がある程度高
くなった時期では、内部のハウスを除去する。この除去
に先立っては、第10図(A)に示すように、2枚のシ
ート56.57の両端をそれぞれ対応する歩道部分A3
、A5の真上のネット18に洗濯ハサミ等の挾持部材(
図示せず)で収り付け、その後、内部ハウス50〜52
の除去を行なう。このような状態にした直後に急激に周
囲温度が低下した場合には、第10図(B)に示すよう
にそのシート56.57の一端をネット18から外して
地面に接するように垂下させ、このようにされた両シー
ト56.57で中央部A4の植物をその寒さから保護す
る。従って、温度変化に弱い植物に対しても内部のハウ
ス51を除去した磯にくる戻り寒波に対して保護するこ
とができる。
かかる時期を過ぎると、立設パイプ2a〜2 n、3a
〜3nに沿って張設された透光性シート20〜23によ
るハウス30自体によって栽培をする。
この状態では、上述のように、自然、の通風を受は入れ
、雨水を受は入れることができる。植物の生長期にこの
ように自然な環境に近い状態で育成でき、でき上がった
農作物は、従来のハウスのものより自然に近い美味しい
ものとなる。この状態においても、風等が通るとはいえ
、温度上昇を期待でき、成長を早めることができる。
なお、かかる状態において、強風が吹いても、風よけハ
ウス31.32が設けられていることにより、また、栽
培用ハウス30の透光性シート20〜22の大半がパイ
プ2a〜2n、3a〜3nの内側に設けられているため
、ネット18を介して強風による外力が加わるので、ネ
ット18によって風力が軽減され、栽培用ハウス30が
損壊することを防止することができる。
さらに−段と、周囲温度が一部昇した時期になると、上
から2番目以降の透光性シーt−21・〜23を、挟持
部材25j、26j、27j (j=a〜0)を離脱し
た後ネッ1−18の1番下まで下ろし、必要ならば除去
する。この状態では、自然に成長を完全に委ねる。なお
、このような時期としては、栽培する植物によって異な
るが、夏や秋等の強風が吹くことが多い季節である。し
かし、この栽培用ハウス30は、風よけハウス31.3
2によって損壊を受けることが極めて少ない。
このようにして作物が育って収穫の時期になると、風よ
けハウス31.32の栽培用ハウスニ30に面したシー
ト3つ、40の下側の縁部を、第11図に示すようにそ
のネッ1〜から外して栽培用ハウス30の残っている透
光性シート20の下側縁部に洗濯ハサミ等の挾持部材に
よって連結する。
この状態において、中央部分A4の作物の収穫を行なっ
たり、両側部分A2及びA6の作物の収穫を行なったり
する。
ここで、両側作物の収穫は、栽培用ハウス30の下側の
シート21〜23が下げられているので、又は収り外さ
れているので、風よけハウス31−132内において、
言い換えると栽培用ハウス30の外部から行なうことも
でき、作業を容易に行なうことができる。このような場
所で作業するので、作業に風の影響を受けることが少な
くなる。また、上述のように、風よけハウス31.32
の栽培用ハウス30に面したシート39.40を変えた
ので、雨等を避けながら収穫することができる。
従って、上述の実施例によれば、透光性シー[・を主と
して立役パイプの内側に、しかも、風及び雨水が内部に
入り込めるように部分的の重ね合わせて設けたので、内
部の植物を自然に近い状態で生長させることができると
共に、季節の変化に対応して最適な状態にハウス状態を
変化させることができる。また、栽培用ハウスの両側に
風よけハウスを設けるようにしたので、栽培用ハウスの
強風による損壊を防止できると共に、収穫等の外部から
栽培用ハウス内部に対する作業を天候等に左右されずに
実行させることができる。
ところで、収穫か終了したときでも枠体やネッ[・は残
っており、シート20〜23を再び張り巡らせることで
、ハウスを基本的な形状に戻すことができる。
なお、上述の実施例においては、栽培用ハウスの両側に
風よけハウスを設けたものを示したか、栽培用ハウス及
び風よけハウスを側方に交互に繰返して設けるようなも
のであっても良い。この場合、四方に並んだ最初のハウ
スと、最後のハウスは風よけハウスであることを要する
また、栽培用ハウスを設置する地方が台風が頻繁に通る
ような地方である場合には、風よけハウスとして、栽培
用ハウスの側方のそれぞれに2段ずつ設けるようにして
も良い。
さらに、栽培用ハウスの側面に張設する透光性シートの
枚数は上述の実施例に限られないことは勿論であり、ま
た、おのおののシートの幅が揃っていることも要しない
さらにまた、上述の実施例においては、ハウスの骨組み
を構成するものがパイプのものを示した力釈中実な棒体
であっても良い。
勿論、栽培用ハウス内部の土地の利用は、−上述したも
のに限定されるものではない。
また、上述の実施例においては、透光性シー[へ同士を
、透光性シートとローブとを、部分的に連結する部材と
して挟持部材を示したが、挟持以外の連結を行なう部材
を適用しても良い。挟持部材も洗濯ハサミ以外のものを
適用しても良い。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、自然に近い環境で作物
を育成できると共に、形状を季節変化に応じた最適な形
状に変化できる、しかも、作業性を良好にし得る植物栽
培用ハウスを得ることができる。
また、風よけハウスを両側に設けることで、当該栽培用
ハウスの寿命を伸ばすことができると共に、強風が頻繁
に吹く地方にも当該栽培用ハウスを適用させることがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による植物栽培用ハウスの一実施例の−
・部側面図、第2図はそのハウスの主として枠木イ14
成を示す図、第3図はパイプ同士の連結方法を示す図、
第4図は立設パイプに対するローブの張り巡らせ方を示
す図、第5図は縦横に仲ひるローブを示す図、第6図は
ネッ[−及び透光性シー 1−の内方への膨出を防ぐ構
成を示す図、第7図は栽培用ハウスと風よけハウスの位
置関係を示す図、第8図は栽培用ハウス内部の土地利用
の説明に洪する図、第9図〜第11図はそれぞれ季節変
化と共に形状を変化させていく様子を示す図である。 2a〜2n、3a〜3n・・・立設パイプ、6.721
〜7 n、8a〜8n、9a〜9n、lla 〜1゜1
m、12a−12m、13.14・・・ローブ、10a
〜10旧・・締結部、]8・・・ネット、20〜23・
・・透光性シー)〜、24a〜24o、25 a〜25
0.26a−26o、27 a〜270・・・挟持部材
、30・・・植物栽培用ハウス、31.32・・・風よ
けハウス。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上端部が互いに連結され、下端部が所定の距離を
    おいて地面に直接又は連結部材を介して間接的に立設さ
    れた複数の棒体対を、所定間隔をあけて所定方向に並設
    して枠体を構成すると共に、立設角度が同様な各棒体対
    の棒体でなる第1及び第2の棒体群のそれぞれ内側に、
    対応する棒体群と平行なように、複数の透光性シートを
    、風及び雨水が内部に入り込めるように部分的の重ね合
    わせ、かつ、側面を覆うように互いに部分的に連結して
    上記所定方向に延長して拡げ、少なくとも1本以上のロ
    ープを用いて上記枠体に取付け、上記所定方向の枠体の
    両端部に、作業員が出入りできると共に、常時は内部を
    塞ぐ出入口を設けたことを特徴とする植物栽培用ハウス
  2. (2)上端部が互いに連結され、下端部が所定の距離を
    おいて地面に直接又は連結部材を介して間接的に立設さ
    れた複数の棒体対を、所定間隔をあけて所定方向に並設
    すると共に、立設角度が同様な各棒体対の棒体でなる第
    3及び第4の棒体群と平行なように、少なくとも1枚以
    上の透光性シートを、側面の少なくとも上半部を覆うす
    るように上記所定方向に延長して拡げてなる風よけハウ
    スを、両側それぞれに少なくとも1個ずつ備えたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の植物栽培用ハ
    ウス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007074899A1 (ja) * 2005-12-28 2007-07-05 Nidaiki Co., Ltd. 農産物保護用被覆材、この被覆材の製造方法、この被覆材を使用する農産物保護用袋及び農産物保護用覆い

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007074899A1 (ja) * 2005-12-28 2007-07-05 Nidaiki Co., Ltd. 農産物保護用被覆材、この被覆材の製造方法、この被覆材を使用する農産物保護用袋及び農産物保護用覆い

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