JPS62163646A - 植物栽培装置 - Google Patents

植物栽培装置

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JPS62163646A
JPS62163646A JP20594385A JP20594385A JPS62163646A JP S62163646 A JPS62163646 A JP S62163646A JP 20594385 A JP20594385 A JP 20594385A JP 20594385 A JP20594385 A JP 20594385A JP S62163646 A JPS62163646 A JP S62163646A
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JP
Japan
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net
tape
present
reflective
plants
Prior art date
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Pending
Application number
JP20594385A
Other languages
English (en)
Inventor
石本 正一
邦彦 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mikado Chemical MFG Co
Original Assignee
Mikado Chemical MFG Co
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Publication date
Application filed by Mikado Chemical MFG Co filed Critical Mikado Chemical MFG Co
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Publication of JPS62163646A publication Critical patent/JPS62163646A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は各種瓜類、茄子科、豆科作物、果樹類等の植物
栽培において害となる昆虫、例えばウリミミパエ、ミナ
ミキイロアザミウマ及びモザイクウィルス病を媒介する
有翅アブラムシ等の侵入を防止する植物栽培装置に関す
る。
〔従来の技術〕
植物界に広く分布する病害の中で、最も普遍的病害の一
つとしてモザイクウィルスがある。本病害は一年生植物
から多年生植物に至る極めて広範な病害である。
この病害は吸汗性昆虫が罹病植物の茎葉に口吻を刺通し
て汁液を吸った後同様に健全な植物体に口吻を刺通して
吸汗する際に感染するものである。
この対策は一般病害虫防除に行われる如く、植物体に飛
来着生した後、薬殺しても、口吻を植物体に刺した後で
はその病原は既に植物体に侵入媒介した後で、その薬殺
効果はない。
即ち、病害虫を植物体に飛来着生させないための対策が
行われなくてはその防除は万全を期し難い。
過去、本病害の防除手段とし°て寒冷紗の如く、目の細
かい網状体を植物に被覆す、る方法によって害虫の侵入
防止を試みた一時期もあったが、育苗のような小規模な
場合はともかく、大規模栽培の場合には光線不足、換気
不充分といった植物生育にとっての障害が大きいので、
最近ではこの様な方法をとる事は少ない。
アブラムシ等の本病害媒介をなす昆虫の多くは、強度な
反射光をきらう習性があることから、紫外線が自然光よ
り多い状況下では侵入して来ない性質がある。したがっ
て光反射性の強いマルチフィルム又はテープを作物の栽
植配列に沿って展張することにより、これら媒介虫の飛
来を防止することが広く行われるに至っている。たとえ
ば斯種植物栽培用昆虫防止装置として本件出願人は実願
昭57−49673号を提案した。
〔発明が解決しようとする問題点〕
これら現在の対策にも一長一短があり、その効果も完全
とはいい難い。即ち、畦面を被覆するマルチフィルムを
使用した場合、フィルム膜面反射効果が期待できる高さ
は30crn〜50CIII以内でそれ以上の高さに生
長する作物には不適当である。
次にマルチフィルムは畦面に被覆するものであり、−C
にそれは平面状である。したがって太陽高度位置によっ
てその入射角が刻々変化し、昆虫の飛来位置によっては
光反射に死角を生じて全く効果の得られない場合がある
。また、これを畦面に被覆するか、ハウス、トンネルに
使用すると大量の資材を要し、高価になると共に温室効
果により地温、気温等が上昇し過ぎ、真夏等の暑い季節
には不適当であった。
これらの欠点を補う上で、胡瓜等支柱を用いて植物体を
誘引するような作物に対して用いられる支柱を利用して
アルミ蒸着をほどこした反射性テープ等を一定間隔に張
り渡すことにより、かなりの効果が認められ、地域的に
一時普及したが、テープが風により振動波動する際に果
実や茎葉を損傷せしめる欠陥があり、これも又実用一般
化されぬままになった。
上述のように、昆虫の光反応を利用すべく各種の資材が
開発されて来たが、その利用方法が確立されぬまま今日
に至っている。
本発明は、その確実にして簡易な方法として圃場全体を
害虫飛来から防ぎ、且つ光エネルギーの損失を最小限に
抑え、通風通気に支障なく通常圃場と大差ない条件で作
物栽培を行い得る施設を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の基本構想は圃場全体すなわち植物栽培区画を一
定の骨材をもって囲み、この枠組に光反射性材のネット
を展張し、外辺よりこの植物栽培区画を見た場合、植物
栽培区画全体が光反射性の高い材料で覆われたように見
えるようにしたものである。
以下第1図につき本発明を説明すると、植物栽培区画の
外面に沿って骨格1を構築し、この骨格1の外面には反
射性のテープ2を50m〜30cmの網目に編成又は織
成したネット3を張設したものである。
〔作 用〕
本発明によれば、外界からの昆虫は、植物栽培区画内に
侵入することなく、植物栽培区画内の作物は健全にして
安全な生育環境が与えられることになる。
〔実施例〕
1iJI−イJl 1−一 第1図示のように110X20の畑地に高さ230cm
幅10(focmのU型の鉄枠1,1・・・・・・を9
本、250 cmの間隔で設置し、その上部中央と両側
部とを二本の長い鉄棒1aで連結した。これらの鉄枠1
.1・・・・・・の外面には幅2cI11の反射性のテ
ープ2,2・・・・・・を10c+a角の網目に織った
ネット3を張設した。
これによってアブラムシの飛来を防止できると共に風通
しは何ら阻害されず、また温室効果もなかった。さらに
設備費は安価であった。
大施炎主 第2図示のように4.5 X 10mの畑地に幅450
cm。
高さ230 cmの半円型の鉄枠4,4・・・・・・を
5本、250cmの間隔で設置し、その上部中央部を一
本の長い鉄棒5で連結した。これに幅2c11の反射性
のテープ2,2・・・・・・を30cm角の網目に編ん
だネット3を張渡した。実施例1と同様の効果が確認さ
れた。
第3図(<) (n) (ハ)(:)は本発明における
ネット304例を示すものでその網目の一辺の大きさは
5cm〜30cm好ましくは10cm前後のものである
第3図(イ)は編成した四角い網目のネット3aを示す
もので、網目の交点は互いに隣接するものに絡ませてい
る。
第3図(0)は同六角の網目のネット3bを示すもので
、網目の一辺は隣接点を捩っている。
第3図(ハ)は織成した四角い網目のネット3Cを示す
もので網目の交点は結束している。
第3図(ニ)は同訓のネット3dを示すもので隣接糸を
交互に接着したものである。
第4図(() (0) (ハ)は本発明における反射性
のチー12の3例を示すもので、その幅は5重1〜30
龍好ましくは10龍前後のものである。そのテープ2の
厚さは0.1層層〜2諺璽好ましくは0.3璽−〜11
−である。反射性テープ2の材料は紫外線を鏡面反射す
るもので金属粉なら何でもよく、■銀糸入りポリエステ
ル、ポリプロピレンのバンド、■アルミニウム箔片練り
込みプラスチックのバンド、■アルミニウム塗装のプラ
スチックバンド、■アルミニウムを蒸着したプラスチッ
クバンド等があるが、反射性の針金を透明プラスチック
で被覆したものを用いてもよい。金属粉の代わりに炭酸
カルシウム、 MgO,鉛白、リトポン、タルク等を用
いてもよい。
第4図(イ)示のテープ2aは一対の強度を有する延伸
モノフィラメント6.6間に紫外線反射性の銀糸とポリ
エチレンと各種の安定剤よりなるプラスチック7を設け
たものである。
第4図(rl)示のテープ2bは上記延伸モノフィラメ
ント6.6間にアルミニウム粉或いはその箔片或いは箔
粉を練り込んだプラスチック8を設けたものである。
第4図(ハ)示のテープ2cはモノフィラメントよりな
るポリエチレンテープ6aの外面にアルミニウムの膜9
を塗装或いは蒸着したものである。
上記延伸モノフィラメント6.6の代わりに従来の遮光
用のネットに用いられているアルミニウム粉を練り込ん
だ一軸延伸テープを用いてもよい。
モノフィラメントと併用してもよい。
尚、反射性テープ(主に銀色系)による忌避効果の確認
されている害虫は有翅アブラムシ以外にスリラプス類(
ミナミキイロアザミウマ等)、ウリミバエ等があり、本
装置はこれら害虫の飛来防止にも完全に有効である。
本植物栽培区画内に栽植される作物の種類は、硫菜、花
弁、果樹、鑑賞用植物1食糧作物の如何を問わない。
実用化に際して留意すべきことは、農業生産施設の一種
であるため、これに用いる骨材及び光反射材の選択に際
しては出来る限り低コストであること、且つ機能が充分
で耐久性があること等を配慮する必要がある。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、反射性のテープを5 c
m〜30C1lの網目のネットに構成し、このネットを
張設しただけであるから、資材が少なくしたがって安価
で済むと共にネットの網目が大きいので風圧を受けず温
室効果がなく、また通気阻害することなく、自然環境を
阻害することなくアブラムシ等の昆虫の飛来を防止しう
るちのである。
また、本発明によれば、ネ7)は安価であるから、大き
な空間に適用でき、その内部で作業したり、大型の農業
機械をその内部に搬入できるものである。
尚、本発明の付随的な効果として、鳥害防止にも、かな
り効果があることが認められた。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の2つの実施例の説明図、第3
図(() ([1) (ハ)(ニ)はネットの4例を示
す説明図、第4図<4> ([り (ハ)はテープの3
例を示す説明図である。 1.1・・・・・・は鉄枠(骨格)、2.2・・・・・
・は反射性のテープ、3はネット。 箋1目 答3目 (イ)     (v) (ハ)(°り

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 植物栽培区画の外面に沿って骨格を構築し、この骨格の
    外面には反射性のテープを5cm〜30cmの網目に編
    成又は織成したネットを張設してなる植物栽培装置。
JP20594385A 1985-09-17 1985-09-17 植物栽培装置 Pending JPS62163646A (ja)

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