JPH0268410A - 燃焼装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は液体燃料を強制気化して燃焼する液体燃料燃焼
装置等に好適な燃焼装置に関するもので、特に、燃焼器
を収容する本体ケーシングの断熱構造に関するものであ
る。

［従来の技術１ 従来のこの種の燃焼装置として、実開昭６２１４８８２
０＠公報に掲載の技術を挙げることができる。

第３図は従来の燃焼装置を示す断面図で必る。

図において、（１）は上端が開放された筒状の本体ケー
シング、（２）は前記本体ケーシング（１）内の上部に
形成された燃焼室、（３）は前記燃焼室（２〉の下方に
おいて本体ケーシング（１）内に図示しない支持手段を
介して収容支持された有底筒状の燃焼器でおり、外筒（
４）と内筒（５〉とからなっている。（６）は前記燃焼
器（３）の底部に埋設されたヒータ、（７）は前記外筒
（４）に形成された一次空気供給口、（８）は前記−次
空気供給口（７〉に挿通された燃料噴射ノズル、（９）
は前記燃焼器（３）内に渦巻状の通路として形成された
気化混合室、（１０）は前記気化混合室（９）の上面を
覆う隔壁板であり、その一部には連通孔（１１）が形成
されている。

（１２）は前記隔壁板（１０）の上方において外筒（４
）と内筒（５）との間に横架された第１バーナブレー１
〜でおり、その中央部には混合気通過口（１３）が、外
周部には多数の渦状の炎孔（１４）か形成されている。

（１５）は前記第１バーリブレート（１２）上に配置さ
れた第２バナプレー１〜であり、その全周には多数のス
リット状の炎孔（１６）か形成されている。（１７）は
燃焼器（３）の中央に形成された二次中央空気通路、（
１８）は燃焼器（３）の外周に形成された二次外周空気
通路である。

次に、上記のように構成された従来の燃焼装置の動作を
説明する。

燃利噴躬ノズル（８）からの液体燃料と一次空気供給口
（７）からの−次空気とは、ヒータ（６〉で加熱された
気化混合至（９）内を渦巻状に旋回しなから気化混合さ
れて混合気となる。この混合気は隔壁板（１０）の連通
孔（１１）及び第１バナプレ−１〜（１２）の混合気通
過口（１３）を通って炎孔（１４）及び（１６）に導か
れ、図示しない点火手段によって点火されて火炎（Ｆ）
か形成され、その火炎（「）は二次中央空気通路（１７
）と二次外周空気通路（１Ｂ）とから供給される二次空
気で助勢されて燃焼室（２）に噴出される。

［発明か解決しようとする課題］ ところが、従来の燃焼装置は、本体ケーシング（１）の
上部か燃焼室（２）を直接包囲づるように構成されてい
るから、本体ケーシング（１）か炎孔（１４）及び（１
６）から噴出した火炎（［）またはその輻射熱で高温に
加熱されて、高温酸化による構造劣化を招くばかりでな
く、その本体クーシング（１）周辺の機器にも異常加熱
による悪影響か及んでいた。

そこで、本発明は燃焼器からの火炎による本体ケーシン
グの異常加熱を確実に防止できる燃焼装置の提供を課題
とするものである。

１課題を解決するための手段］ 本発明にかかる燃焼装置は、上部に燃焼室を有する本体
ケーシングと、燃焼室の下方において本体ケーシング内
に収容され燃焼室に火炎を噴出する火炎噴出部を右づ−
る燃焼器と、燃焼室を包囲するように本体ケーシングの
内側に配設された断熱部材とから構成したものである。

［作用］ 本発明においては、燃焼器の火炎噴出部から燃焼室に火
炎か噴出するが、本体ケーシングの内側に断熱材か配設
されているため、火炎の本体ゲージングへの接触か断た
れるとともに、火炎による本体ケーシングの輻射熱によ
る加熱が大幅に緩和されて、本体ケーシング及び周辺機
器の異常加熱が確実に防止される。

［実施例］ 以下、本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例による液体燃料用の燃焼装置
の断面図、第２図は第１図の一部破断乎面図である。な
お、図中、従来例と同−符号及び記号は従来例の桶成部
分と同一・または相当する部分を示すものであり、ここ
では重複覆る説明を省略する。

図において、（２１）は前記本体ケーシング（１）の底
部に接続された空気供給管、（２２）は本体ケーシング
（１）内に前記燃焼器（３）を収容支持する支持部材、
（２３）は前記二次外周空気通路（１８〉に連通ずるよ
うに支持部材（２２）に形成された二次外周空気口、（
２４）は前記二次中央空気通路（１７）に連通するよう
に燃焼器（３）の底部に形成された二次中央空気口、（
２５）は二次中央空気通路（１７）からの二次空気を旋
回させる二次中央空気旋回板、（２６）は−次空気供給
口（２７）が形成された導気筒であり、その内部に前記
燃利噴剣ノズル（８）か挿通されている。

（２Ｂ）は前記隔壁板（１０）と前記第１バーナプレー
１〜（１２〉との間に配設された均圧板であり、その全
周には隔壁板（１０）の連通孔（１１）を通過した混合
気の圧力を平均化して第１バーナプレー１〜（１２）の
混合気通過口（１３〉に導く多数個の調整孔（２９）か
形成されている。

（３０）は第１バーナブレー１〜（１２）と前記第２バ
ーナブレー１〜（１５）との間に配設されたパンチング
プレー１〜、（３１）は第２バーナプレ１〜（１５）の
内側部分に環状に多数個列設された内側炎孔、（３２〉
は第２バーナプレート（１５）の外側部分に環状に多数
個列設された外側炎孔である。

（３３〉は前記燃焼器（３〉の上端に対応して本体ケー
シング（１）の内面に固着された断面略Ｕ字状の取（＝
ｊ部材でおり、その内側上縁には火炎綾部（３４）か先
細状に一体形成されている。

（３５）は前記燃焼室（２）を包囲Ｊ−るように本体り
一−シング（１）の内側に配設された断熱部材であり、
その下端は前記取付部１１３３）に取外し可能に嵌合支
持されている。本実施例の断熱部材１’３５）はセラミ
ックス繊維等の耐熱材料で筒状に成形され、その上端部
は火炎（「〉を内側に案内する先細状の縮径部（３６）
となっている。

（３７）は本体ケーシング（１）に装着された炎電流検
出器であり、燃焼器（３）の不完全燃焼を検出できるよ
うに、その先端は前記断熱部材（３５〉の挿通孔（３Ｂ
）を介して第１バーナブレー１〜（１２）の炎孔（１４
）付近まで延びている。

次に、上記のように構成された本実施例の燃焼装置の動
作を説明する。

本実施例の燃焼装置は前述した従来例とほぼ同様に燃焼
動作し、気化混合室（９〉で生成された混合気は隔壁板
（１０〉の連通孔（１１）、均圧板（２８）の調整孔（
２９）及び第１バーナプレト（１２〉の混合気通過口（
１３）を通り、第１バーナプレー１〜（１２）の炎孔（
１４〉と、第２バーナプレート（１５）の内側炎孔（３
１）及び外側炎孔（３２）とに導かれる。そして、図示
しない点火手段で混合気に点火されると、火炎（Ｆ）は
二次中央空気旋回板（２５）及び二次外周空気通路（１
８〉から供給された二次空気で助勢されて、取付部材（
３３）の火炎綾部（３４）を介して燃焼室（２）に噴出
される。

ところが、燃焼室（２）は断熱部材（３５）で包囲され
ているため、火炎（Ｆ）の本体ケーシング（］）への接
触が断たれるとともに、火炎（Ｆ）による本体グ゛−シ
ング（１）の輻射熱加熱か大幅に緩和されて、本体ケー
シング（１）の異常加熱、及びその本体ケーシング（１
）からの伝熱を受【プる周辺機器の異常加熱かそれぞれ
防止される。

このように、］−記実施例の燃焼装置は、上部に燃焼室
（２）を有する本体ケーシング（１）と、燃焼室（２）
の下方において本体ケーシング（１）内に収容され燃焼
室（２）に火炎（Ｆ）を噴出する炎孔（１４，）、（３
１）、（３２）よりなる火炎噴出部を有する燃焼器（３
）と、燃焼室（２〉を包囲するように本体ケーシング（
１）の内側に配設された断熱部材（３５）とから構成し
たものである。

したかつて、上記実施例によれば、断熱部材（３５）で
本体ケーシング（１）及びその周辺機器の異常加熱を確
実に防止できる。その結果、これらの部品の高温酸化に
よる構造劣化が回避されてか命か向上する。

なお、上記実施例の断熱部材（３５）は、その上端に縮
径部（３６）が形成されているが、本発明を実施する場
合には、この形状に限定されるものではなく、断熱部材
を各部同一径の円筒状に形成してもよい。しかしながら
、断熱部材（３５）の上端に縮径部（３６）を形成した
場合には、その縮径部（３６〉によって火炎（「）が内
側に案内されるため、特に、本体ケーシング（１）の上
端部の断熱効率が向上するという効果が得られる。

また、上記実施例では本発明を液体燃料用の燃焼装置と
して具体化したが、本発明の用途はこれに限定されるも
のではなく、上記実施例の構成をガス燃料用の燃焼装置
に適用することも可能である。

［発明の効果］ 以上のＪ：うに、本発明の燃焼装置は、上部に燃焼室を
有する本体ケーシングと、燃焼室の下方において本体ケ
ーシング内に収容され燃焼室に火炎を噴出する火炎噴出
部を有する燃焼器と、燃焼苗を包囲するように本体ケー
シングの内側に配設された断熱部材とから構成したもの
でおるから、燃焼室は断熱部材で包囲されているため、
火炎の本体ケーシングへの接触か断たれるとともに、火
炎による本体ケーシングの輻射熱加熱か大幅に緩和され
、本体ゲージング及び周辺機器の異常加熱を確実に防止
して、これらの部品の寿命を向上させることができる。

なお、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）上部に燃焼室を有する本体ケーシングと、前記燃
   焼室の下方において本体ケーシング内に収容され燃焼室
   に火炎を噴出する火炎噴出部を有する燃焼器と、前記燃
   焼室を包囲するように前記本体ケーシングの内側に配設
   された断熱部材とを具備することを特徴とする燃焼装置
   。