JPH0268382A - 紙又は板紙製造機のヘッドボックス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業−１−の利用分野〕 本発明は紙又は板紙製造機の−・ノドボックスに関し、
特に、マニポルト管区分と原料懸Ｅ：Ｊ液流路に位置し
た平衡室とを有する人「１へノダ区分と、平衡室に接続
していて乱流を発生さ−ける乱流発生区分と、乱流発生
区分に接続していてワイヤー１・＼原料懸濁液を放出す
るテーパ状のスライス区分とから成る液圧ヘッドボック
スに関−４゛る。

〔従来の技術〕

紙及び板紙製造機においては、パ・ノドボックスから放
出されているスライス噴流の速度に瞬間的な変化か牛し
ると、最終製品の重ｈｉに有害な変化を与えてしまうこ
とが知られている。このような変化は、特に種々の回転
素子の回転振動数又はその合成振動数において生しる。

また、−・般乙こ、液圧ヘッドボックスが上述の如き乱
れに対して１、冒こ敏感であるごとも知られている。

」−述の圧力変化を減少さ−１るため、種々の＋ｌ’ｌ
ｓ造や補助装置が開発されてきた。これらの開発技術は
次の２種類におおまかに分類できる。第１の種類のもの
は、別個の緩衝装置であり従ってヘッドボックスに物理
的に連結していない補助装置を含むものであり、例えば
米国特許第４，１１６，２５９号、同第４，１６９，７
５７号、同第４，３０８，０９５号及び同第４，１７９
，３３２号各明細書及びフィンランド特許出願第１３７
８６８号、同第８０３０４８号に開示されている。第２
の種類のものは、ヘッドボックスに直接取付けられてい
るかヘッドボックスと−・体をなす補助装置を含むもの
であり、例えば米国特許第１１，１６２，１８９号、同
第４，０６３、９９７号各明細書、フィンラント特許出
願第７６３５７４号、及びスエーデン特許出願第３６３
６５２号に開示されている。

〔発明が解決すべき課題〕

し７かし、」−記の従来の装置はいずれも高価である。

本発明の目的は、作動に信頼性があり安価なヘッドボッ
クスを提供することである。

〔課題を解決するだめの手段〕

本発明に係る技術はヘッドボックスに直接取（＝１けた
種類のものに属する。本発明の要点は、１−ｊＡｃの従
来の諸技術におけるよりも一層有利に配置され、圧力変
動を減衰させるタンク（減衰室）を設けたことである。

本発明に係るヘッドボックスの土たる特徴は、ヘッドボ
ックスが更に、圧力変動を減衰さゼ、原料懸濁液流路の
下方に１又は数個のエアスペースを画定する減衰室をも
備え、流れナヤンネルによりこれらのエアスペースを原
料懸？ｒ：Ｊ液流路に接続したことである。

好適な実施例によれば、底壁と垂直壁と原料懸。

濁液流路の下部を画定する壁とから成る一Ｆカのフレー
ム構体により、エアスペースをｔ：Ｊ　１￥する。また
、減衰室はダムとオーバーフロー管とを只（Ｍ−３る。

また、減衰室は流れチャンネルを介して平衡室に接続す
る。また、平衡室とその下側の減衰室との間に位置する
流れチャンネルはいわゆるウオタトラソプ（水封じ）原
理に従って機能する。

また、下側の減衰室の前壁はスライス区分の底梁の垂直
壁を構成する。

〔実施例〕

１以−ｒ、本発明の好適な実施例を図面に基つき説明す
るが、来光明かそれらの実施例のめに限定されないこと
は言うまでもない。

図には、祇又は板紙製造機の液圧ヘッドボックスを略本
する。主な構成要素は、原料）懸濁液のための人ｍｌ−
＼ノダ１、マニホルド管区分２、流れチャンネル５を介
して下側の本発明の減衰室６に接続した平衡室３、乱流
発生器４及びテーバ状のスライスチャンネル８である。

減衰室６内に封鎖されてエアスペース７が存在する。エ
アスペース７を伴った減衰室６は底壁１６の上に位置す
る状態で・＼ソトポノクスに数句けられている。

減衰室６は次のように機能する。平衡室３から流出する
原料の一部が流れチャンネル５を通って下刃・＼導かれ
、流れチャンネル５から減衰室６の液面下へ最初に流入
し、いわゆるうオータトラノブ（水封し）　（Ｗａｔｅ
ｒ　ｔｒａｐ）を形成する。エアスペース内には、原料
の液面Ｓが上界しずぎるのを阻止する超過圧力が糾持さ
れる。超過圧力はそれ自体既知の方法で得られる。減衰
室６はダム１７＋＋とオーバーフロー出口管１７とをＤ
ｌ：　Ｉ描し、ごのオバーフロー出口管］７を通って原
料が例えばソイヤピ、１へ又はもう１つのウォタＩラッ
プを介し７て離隔配置のタンクへ導かれる。こうして、
エアスペース内のエアは」−流下流の両側−（液体に、
Ｌり封しられている。すなわち、上流側−（は流れチャ
ンネル５は液面Ｓよりドに至りエアが該チャンネル５か
ら抜り出さない、Ｌうになっており、−力ｊ・流側でば
出口管１７が離隔した液体タンクにその液面下に配置の
ウオークトランプ（水、ｔ、ｉ　シ）を介してエアが抜
は出すのを防止している。

図示の本発明の実施例は、流れチャンネル５により分離
された２つのエアスペース７が存在する。

しかし、本発明にあっては、ｉｉシ、−個のエアスペー
スを有する減衰室を採用してもよい。本発明に係る減衰
室は、原料を流通させる諸素子の１：方に位置した他の
既知の減衰室と同し方法で機能を果し、流れチャンネル
５はいわゆるウォータトランプ（水封じ）原理に従って
作用する。

本発明は従来技術に比べ多数の利点を有する。

まず、ヘッドボックスは、既存のヘッドボックス構造を
利用する場合に、別個の減衰室を設ける必要がない。こ
のため、利料が節約できる。従来技術に比べ、本発明で
は、ヘッドボックス上方に一層大なる作業空間が得られ
る。例えば、平衡室３は、清掃を容易にするため・＼７
トボ、クスの全幅にそって開くカバーを（Ｈえることが
できる。その上、（例えばフィンランド特許出願第８３
１６４５号明細書に開示されたような）加熱装置を簡略
化でき、底壁１６の−・部に外被を設けて底部のスライ
ス梁１１の水空間１２及び頂部のスライス梁９の水空間
１０で水を循環させるごとにより、加熱装置を一層有効
に使用できる。従って、別個の熱交換器を設ける必要か
な（なる。

【図面の簡単な説明】

図面は祇又は板紙製造機の液圧ヘッドボックスの概略断
面図である。 符号の説明 １：人１ｊヘッダ　　２：マニポノ１月−管区分３・平
衡室　　４：乱流発生室 ５：流れチャンネル　　６：減衰室 ７：エアスペース　　８ニスライスチヤンネル１１．１
２ニスライス梁　　１６：底壁１７：オーハーフロー管
　　１７ａ：ダム１８：垂直壁　　１９・壁 手 続 補 止 書 出願時提出の図面を今回提出の図面と差し平−成１年８
月２５日 替える。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　紙又は板紙製造機のヘッドボックス、特に液圧ヘッ
   ドボックスであって、マニホルド管区分（２）と原料懸
   濁液流路に位置した平衡室（３）とを有する入ロヘッダ
   区分（１）と、平衡室（３）に接続した乱流発生区分（
   ４）と、乱流発生区分（４）に接続していてワイヤ上へ
   原料懸濁液を放出するテーパ状のスライス区分（８）と
   から成るヘッドボックスにおいて、 前記ヘッドボックスが更に、圧力変動を減 衰させ、前記原料懸濁液流路の下方に１又は複数のエア
   スペース（７）を画定する減衰室（６）をも備え、流れ
   チャンネル（５）によりこれらのエアスペースを前記原
   料懸濁液流路に接続したことを特徴とするヘッドボック
   ス。 ２　請求項１に記載のヘッドボックスにおいて、底壁（
   １６）と垂直壁（１８）と前記原料懸濁液流路の下部を
   画定する壁（１９）とから成る下方のフレーム構体によ
   り、前記エアスペース（７）を封鎖したことを特徴とす
   るヘッドボックス。 ３　請求項１又は２に記載のヘッドボックスにおいて、
   前記減衰室（６）がダム（１７ａ）とオーバーフロー管
   （１７）とを具備することを特徴とするヘッドボックス
   。 ４　請求項１ないし３のいずれかに記載のヘッドボック
   スにおいて、前記減衰室（６）が前記流れチャンネル（
   ５）を介して前記平衡室（３）に接続されていることを
   特徴とするヘッドボックス。 ５　請求項４に記載のヘッドボックスにおいて、前記平
   衡室（３）とその下側の前記減衰室 （６）との間に位置する前記流れチャンネル（５）がい
   わゆるウォータトラップ原理に従って機能することを特
   徴とするヘッドボックス。 ６　請求項４又は５に記載のヘッドボックスにおいて、
   前記下側の減衰室（６）の前壁（１８）がスライス区分
   の底梁（１１、１２）の垂直壁を構成することを特徴と
   するヘッドボックス。