JPH0267599A - 楽音発生装置 - Google Patents

楽音発生装置

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JPH0267599A
JPH0267599A JP63220010A JP22001088A JPH0267599A JP H0267599 A JPH0267599 A JP H0267599A JP 63220010 A JP63220010 A JP 63220010A JP 22001088 A JP22001088 A JP 22001088A JP H0267599 A JPH0267599 A JP H0267599A
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JP
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instrument
musical
sound
performance
data
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JP63220010A
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Junichi Fujimori
潤一 藤森
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Original Assignee
Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、電子楽器、自動演奏機等に用いるに好適な
楽音発生装置に関し、特に演奏場内の楽器位とに応じた
音場を再現する技術に関するものである。
[発明の概要] この発明は、楽器位置情報を複数の楽音パラメータ制御
情報に変換すると共にこれらの楽音パラメータ制御情報
に応じて楽音信号の複数の楽音パラメータを制御して演
奏場内の楽器位置に応じた音場を再現し、しかも楽器位
置を表示することにより楽器位置を確認して臨場感に富
んだ演奏を行なえるようにしたものである。
[従来の技術] 従来、電子楽器の音響効果付与技術としては、予め「コ
ンサートホ□−ル」、「ジャズクラブ」等の演奏場毎に
特有の音響効果(例えばリバーブ効果)を得るための効
果制御情報をプリセットしておき、所望の演奏基を選択
すると、それに対応するプリセット情報に基づいて楽音
信号に選択した演奏基特有の音響効果を付与するように
したものが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記した従来技術によると、所望の演奏基に特有の音響
効果を再現して演奏を楽しむことができるが、演奏場内
の楽器位置に応じた音場を再現することができず、臨場
感不足を免れなかった。すなわち、実際の演奏基にあっ
ては、使用する楽器の種類や配置等により音場感(例え
ば音像定位、楽音の周波数成分、音響効果の大きさ等)
が異なり、上記した従来技術では、このような音場感を
模擬した演奏を楽しむことができなかった。
一方、複数のスピーカをそなえた電子楽器としては、パ
ネル面に設けたボリューム、スイッチ等の操作子を適宜
操作することにより演奏音の音像定位や音響効果を設定
して演奏を行なえるようにしたものが知られている。
このような電子楽器にあっては、所望の音場感が得られ
るように多数の操作子を操作するのが面倒であり、特に
所望の演奏場内の楽器位置を想定してその楽器位置に応
じた音場を再現すべく各種操作子を操作するのは容易で
ない、そこで、前述の従来技術のように、演奏場毎に楽
器位置に応じた音場を再現するに必要な制御情報をプリ
セットしておくことも考えられるが、このようにしたの
では、プリセットすべき情報量が多くなり、構成の複雑
化を招く、その上、操作子の設定状態又はプリセット情
報からは楽器位置を確認するのが容易でない。
この発明の目的は、操作又は構成の複雑化を伴うことな
く演奏場内の楽器位置に応じた音場を再現可能にすると
共に、楽器位置の確認を容易にすることにある。
〔課題を解決するための手段] この発明による楽音発生装置は、楽器位置指定手段と、
変換手段と、音源手段と、制御手段と。
発音手段と、表示手段とをそなえている。
楽器位置指定手段は、所望の演奏場内の楽器の位置を表
わす楽器位置情報を発生するもので、設定操作手段又は
プリセット手段のいずれの形式でもよい。
変換手段は、楽器位置に応じた音場を再現するに必要な
複数の楽音パラメータについて各楽音パラメータ毎に上
記楽器位置情報を楽音パラメータ制御情報に変換するも
ので、これらの楽音パラメータ制御情報としては、音像
定位を決定する音量レベル制御情報、楽音の周波数成分
を決定する周波数特性制御情報、リバーブ効果等の音響
効果の大きさを決定する効果レベル制御情報等を用いる
ことができる。
音源手段は、演奏場内の楽器に対応した音色を有する楽
音信号を発生するもので、WI!!!操作に基づく演奏
情報又はメモリ等から読出した演奏情報のいずれでも駆
動可能である。
制御手段は、音源手段から発生される楽音信号の上記複
数の楽音パラメータに対応する複数のパラメータを変換
手段からの複数の楽音パラメータ制御情報に応じてそれ
ぞれ制御するものである。
発音手段は、制御手段で制御された楽音信号を複数の発
音チャンネル(例えば左右配置の発音チャンネル)で発
音することにより演奏場内の楽器位置に応じた音場を再
現するものである。
表示手段は、楽器位置指定手段からの楽器位置情報に基
づいて演奏場内における楽器の位置を表示するものであ
る。
[作 用] この発明の構成によれば、演奏場内の楽器位置に応じた
音場が再現されるので、臨場感に富んだ演奏を楽しむこ
とができる。
また、楽器指定手段からの楽器位置情報を複数の楽音パ
ラメータ制御情報に変換する変換手段を設けたので、楽
器位置指定手段として設定操作手段を用いる場合には楽
器位置を直接設定すればよく、設定操作が非常に簡単と
なり、楽器位置指定手段としてプリセット手段を用いる
場合には楽器位置情報をプリセットすればよく、複数の
楽音パラメータ制御情報をプリセットするのに比べてプ
リセット情報処理部の構成が簡単となる。
その上、表示手段で演奏場内の楽器位置を表示するよう
にしたので、楽器位置を容易に確認することができ、楽
器位置に十分配慮して演奏を行なえるようになる。
[実施例] 第1図は、この発明の一実施例による電子楽器の回路構
成を示すもので、この電子楽器は、楽音発生がマイクロ
コンピュータによって制御されるようになっている。
電子楽器の構成(第1図) 第1図において、バス10には、鍵盤回路12、操作子
群14、中央処理装置11(cPU)1B、ROM(リ
ードーオンリイ・メモリ)18、RAM(ランダム・ア
クセス・メモリ)20.レジスタ群22、フロッピーデ
ィスク装置24、表示パネルインターフェース26.タ
ッチパネルインターフェース28、音源インターフェー
ス3o、外部入力インターフェース32等が接続されて
いる。
鍵盤回路12は、−例として上鍵盤、下wIIIi及び
ペダル鍵盤を有するもので、各鍵盤の各鍵毎に鍵操作情
報が検出されるようになっている。
操作子群14は、楽器パネルに設けられた楽音制御用乃
至演奏制御用の各種操作子を含むもので、各操作子毎に
操作情報が検出されるようになっている。この発明の実
施に関係する操作子については第2図を参照して後述す
る。
CPU1Bは、ROM18にストアされたプログラムに
従って楽音発生のための各種処理を実行するもので、こ
れらの処理については第8図乃至第12図を参照して後
述する。ROM18には、プログラムの他に、第5図に
ついて後述するような楽音パラメータ制御情報もストア
されている。
RAM20は、フロッピーディスク装置24から読出し
たly4奏場分の表示・制御データをストアするだめの
ものである。
レジスタ群22は、CPU1Bによる各種処理に際して
利用される多数のレジスタを含むもので、これらのレジ
スタのうち、この発明の実施に関係するものについては
後述する。
フロッピーディスク装置24は、複数の演奏場について
各演奏場毎に表示・制御データが記録されたフロッピー
ディスクを有するもので、このフロッピーディスクから
RAM20へのデータ書込みについては第4図を参照し
て後述する。
表示パネルインターフェース26及びタッチパネルイン
ターフェース28は、楽器位置設定装置34を構成する
表示パネル34A及びタッチパネル34Bにそれぞれ接
続されたもので、インターフェース26は表示パネル3
4Aに表示データDSを供給し、インターフェース28
は、タッチパネル34Bからタッチ位置を検出し、その
タッチ位置に応じた楽器位置データPSを受取るように
なっている。なお、楽器位置設定装置34については、
第3図を参照して後述する。
音源インターフェース30は、割当回路3Bに音源制御
情報TSを供給するもので、音源制御情報TSとしては
、WIIIi操作に基づくキーオン信号、キーオフ信号
、押鍵対応のキーデータ(音高データ)等の演奏情報と
、ROM18から読出した楽音パラメータ制御情報と、
RAM20から読出した音色指定データ及びリバーブ制
御データとを供給可能である。
外部入力インターフェース32は、他の電子楽器からの
鍵盤操作に基づく演奏情報又は記憶(記録)装置から読
出した演奏情報を入力するためのもので、入力された演
奏情報は、鍵盤回路12からの演奏情報と共に又はその
代りに音源インターフェース30を介して割当回路36
に供給可能である。
割当回路36は、供給される音源制御情報TSを第1の
音源(TGI)38、第2の音源(TG2)40、第3
の音源(TG3)42又はパラメータ制御回路44に割
当てて供給するもので、TGI(38)〜TG3(42
)はいずれもディジタル楽音信号を発生可能なものであ
る。 TG l (3B)には、第1音源制御情報St
として、上鍵盤操作に基づく演奏情報及び楽器l(例え
ばピアノ)に対応する音色指定データが供給され、 T
G2 C40)には、第2音源制御情報S2として、下
鍵盤操作に基づく演奏情報及び楽器2(例えばバイオリ
ン)に対応した音色指定データが供給され、TG3(4
2)には、第3音源制御情報S3として、ペダル鍵盤操
作に基づく演奏情報及び楽器3(例えばバス)に対応し
た音色指定データが供給され、パラメータ制御回路44
には、楽音パラメータ制御情報FD及びリバーブ制御デ
ータRVDが供給される。この場合、上鍵盤、下mi及
びペダル#ll盤のうちの任意の鍵盤の操作に基づく演
奏情報に代えて外部入力インターフェース32からの演
奏情報を供給することもでき、このようにすれば、他の
電子楽器又は自動演奏機との合奏が可能となる。
パラメータ制御回路44は、TGI(38)からのディ
ジタル楽音信号S11. TG2 (40)からのディ
ジタル楽音信号512、TG3(42)からのディジタ
ル楽音信号513についてそれぞれ楽音パラメータ制御
情報FDに基づいて楽音パラメータを制御したり、リバ
ーブ制御データRVDに基づいてリバーブ効果を付与し
たりするもので、このような制御を受けた楽音信号を左
右のチャンネル別にD/A (ディジタル/アナログ)
変換して右チヤンネル用アナログ楽音信号AS (R)
及び左チヤンネル用アナログ楽音信号AS (L)を送
出する。パラメータ制御回路44の具体例については第
6図及び第7図を参照して後述する。
楽音信号AS (R)は、出力アンプ46Rを介して右
スピーカ48Hに供給され、楽音として発音される。ま
た、楽音信号AS (L)は、出力アンプ4flLを介
して左スピーカ48Lに供給され、楽音として発音され
る。
操作子配置(第2図) 第2図は、操作子群Hに属する操作子のうち、この発明
の実施に関係する操作子の配置例を示したものである。
演奏モードスイッチFMSは、ノーマル演奏モードを指
定するためのもので、これをオンすると、その近傍の発
光素子PMLが点灯し、演奏基の音場の再現を伴わない
通常のマニアル演奏(又は自動演奏)が可能となる。
演奏基選択スイッチH5Sとしては、N(itのスイッ
チが並設されており、各スイッチ毎にその近傍に発光素
子H3Lが設けられている。所望の演奏基に対応するス
イッチH5Sをオンすると、その近傍の発光素子H3L
が点灯し、オンしたスイッチに対応する演奏基の音場を
再現した状態でマニアル演奏(又は自動演奏)が可能と
なる。そして、発光素子H3Lが点灯中であるスイッチ
H3Sをオンすると、発光素子H5Lが消灯すると共に
発光素子PMLが点灯し、ノーマル演奏モードに戻る。
器位置  装置t(第3図) 第3図は、楽器位置設定袋g134を上面から見た図で
あり、この装置34は、スイッチマトリクスを有する透
明性のタッチパネル34B、の裏面に表示パネル34A
を配置した構成になっている。
表示パネル34Aには1例えばコンサートホール等の演
奏基のシンボルH3Yと、rHALLIJ等の演奏場名
HNMと、楽器表示枠FLMと、楽器シンボルISYと
、楽器名INMとが表示される。この場合、楽器表示枠
FLMは、タッチパネル34Bに対応した長方形領域内
に表示可能であり、楽器シンボルISY及び楽器名IN
Mは、各楽器表示枠FLM内に1組ずつ表示される。−
例として、最も左の楽器表示枠FLM内には、楽器シン
ボルISYとしてピアノのシンボルが表示されると共に
楽器名INMとしてrPI ANOJの文字が表示され
、同様にして右寄りの楽器表示枠FLM内にはバイオリ
ンのシンボル及びrVIOLIN」の文字が、最も右の
表示枠FLM内にはバスのシンボル及び「BASS」の
文字がそれぞれ表示される。
タッチパネル34Bの前後方向の一辺の長さをHとし、
左右方向の一辺の長さをWとすると、Hは演奏基の奥行
きに対応し、Wは演奏基の幅(又は間口)に対応する。
タッチパネル34Bの左奥端部を原点Po(0,0)と
し、前後方向をy軸、左右方向をX軸とすると、ピアノ
の位置はxy座標を用いてPp  (x+  、yt 
)として表わされ、同様にしてバイオリンの位置はPV
  (X2y2)、バスの位置はP8  (X3  、
y3)として表わされる。
第3図の楽器位置設定装置34では、例えばピアノが表
示された楽器表示枠FLMに対応するタッチパネル34
Bの一部に指等でタッチし、このタッチ状態のまま前後
左右に移動すると、この移動につれて楽器表示枠FLM
も楽器名INM及び楽器シンボルISYと共に移動し、
移動及びタッチを止めた位置が最終的にピアノの表示位
置となる。
このことは、バイオリン及びバスを表示した他の楽器表
示枠FLMについても同様である。従って、3種類の楽
器について各楽器毎に演奏場内の楽器位置をタッチ操作
のみで簡単に且つ任意に設定可能である。
表示・制御データ(第4図) 第4図は、表示・制御データのフォーマットを示すもの
で、前述したフロッピーディスクには、演奏用1(例え
ば小ホール)、演奏用2(例えば大ホール)、演奏用3
(例えば野外ステージ)・・・演奏用N(例えばジャズ
クラブ)にそれぞれ対応するN演奏場分の表示・制御デ
ータが記録されている。
第2図に示した演奏用選択スイッチH3Sの操作により
所望の演奏用を選択すると、選択された河奏場に関する
表示・制御データがフロッピーディスク装置24からR
AM20に転送され、第4図で演奏用lについて例示す
るようなフォーマットでRAM20に書込まれる。
l演奏場分のデータは、先頭の識別データIDに続けて
演奏用関連データ及び3楽器分の楽器関連データを配列
したものである。演奏用関連データは、演奏場名データ
HNMDのバイト数KOを表わすデータ、演奏用シンボ
ルデータH3YDのバイト数Lo を表わすデータ、リ
バーブ制御データRVDのバイト数Mo を表わすデー
タ、演奏場名を表示するための演奏場名データHNMD
、演奏用シンボルを表示するための演奏用シンボルデー
タH3YD、リバーブ効果を制御するためのリバーブ制
御データRVDからなっている。
HADOは、演奏用関連データをRAM20に書込んだ
際の先頭アドレスであり、これと各データのバイト数K
G 、  LO、Mo とを用いてRAM20からのデ
ータHNMD、H3YD、RVDの読出しが制御される
楽器関連データは、楽器1(例えばピアノ5、楽器2(
例えばバイオリン)及び楽器3(例えばバス)にそれぞ
れ関連した表示・制御データからなるものである。ここ
で、3楽器分のデータフォーマットは互いに同様である
ので、代表として楽器lについて述べる。
楽器1関連データは、楽器名データINMDのバイト数
に1を表わすデータ、楽器シンボルデータI SYDの
バイト数L1を表わすデータ、音色指定データTSDの
バイト数Ml を表わすデータ、楽器名を表示するため
の楽器名データI NMD、楽器シンボルを表示するた
めの楽器シンボルデータl5YD、楽器対応の音色(例
えばピアノ音色)を指定するための音色指定データTS
D、x方向の楽器位置(x+)を表わすデータ、y方向
の楽器位jt(yt)を表わすデータからなっている。
HAD+ は、楽器l関連データをRAM2(lに書込
んだ際の先頭アドレスであり、これと各データのバイト
数に、、L、、M、 とを用いてRAM2Gからのデー
タI NMD、l5YD、TSD及び楽器位置データ(
X+、?+)の読出しが制御される。なお、この後の説
明の便宜上。
RAM20内で、Xlを表わすデータの記憶領域をxl
とし、!+ を表わすデータの記憶領域をYlとする。
楽器2及び楽器3に関連するデータについても、それぞ
れ先頭アドレスHAD2 、HAD3が読出制御に用い
られる。また、xlに対応する記憶領域x2、x3と、
ytに対応する記憶領域Y2、Y3とが存在するが、こ
れらの図示は省略しである。
ROM18の記憶情報(第5図) 第5図(A)〜(D)は、ROM18に記憶された5種
類の楽音パラメータ制御情報を示すものである。
ROM18において、第5図(A)に対応する記憶部に
は、楽器のX座標の各正規化値Pv毎に第1の乗算係数
MPIが記憶されている。第1の乗算係数MPIは、演
奏基の前後方向の音像定位を決定するもので、P、=1
のときMPl=1とすることにより演奏基最前部の楽器
位置に対応した音像を再現可能にしている。
第5図(B)に対応する記憶部には、楽器のX座標の各
正規化値Py毎に第4の乗算係数MP4が記憶されてい
る。第4の乗算係数MP4は、演奏基の前後方向のリバ
ーブ効果の大きさを決定するもので、P、=0のときM
P4=1とすることにより演奏基最後部の楽器位置に対
応した大きなリバーブ効果の付与を可能にしている。
第5図(c)に対応する記憶部には、楽器のX座標の各
正規化値P、毎にフィルタ定数CFが記憶されている。
フィルタ定数CFは、後述するローパスフィルタのカッ
トオフ周波数を決定するもノテ、P、=1のときfs/
2(fsはディジタル楽音信号のサンプリング周波数)
とすることにより演奏基最前部の楽器位置に対応して音
域が高音側に広がるのを可能にしている。
第5図(D)に対応する記憶部には、楽器のX座標の各
正規化値P×毎に第2及び第3の乗算係数MP2及びM
P3が記憶されており、ラインL2及びL3はそれぞれ
MP2及びMP3の値変化を示している。これらの乗算
係数MP2及びMP3は、演奏基の左右方向の音像定位
を決定するもので、P×=1でMP2=1、MP3=0
とすることにより演奏場数右部の楽器位置に対応した音
像を再現可能にすると共に、P、=OでMP2=0.M
P3=1とすることにより演奏場最左部の楽器に対応し
た音像の再現を可能にしている。
なお、楽器のX座標の正規化値P、及びX座標の正規化
値Pxは、RAM20から読出した楽器位置データ(例
えばXI、?+ を表わすデータ)又は楽器位置データ
N34からの楽器位置データPSに応じて定められるも
のである。
パラメータ制 回路(第6図及び第7図)第6図は、パ
ラメータ制御回路44の一構成例を示すもので、この回
路44は、TGl、TG2゜TG3からのディジタル楽
音信号511.S12゜S13をそれぞれ入力とする3
つのパラメータ制御部CNI、CN2、CN3を含んで
いる。これらのパラメータ制御部CNI〜CN3は互い
に同様の構成であるので1代表としてCNIについて説
明する。
TGIからのディジタル楽音信号Sllは、乗算器50
に供給され、第1の乗算係数MPIと乗算される0乗算
器50からの乗算出力は、ローパスフィルタ52に供給
され、フィルタ定数CFに応じて周波数特性が制御され
る。
ローパスフィルタ52からの出力は、乗算器54に供給
されて第2の乗算係数MP2と乗算されると共に1乗算
器56に供給されて第3の乗算係数MP3と乗算され、
さらに乗算器58に供給されて第4の乗算係数MP4と
乗算される。
乗算器54及び56の乗算出力は、それぞれ加算器60
及び62に供給される一方、乗算器58の乗算出力は、
リバーブ回路64に供給される。
り八−ブ回路64は、−例として第7図に示す構成のも
のを用いることができる。第7図の回路では、入力デー
タINを加算器ADDを介して遅延回路DLに供給する
と共に、この遅延回路DLの出力を乗算器MPLを介し
て加算器ADDに供給し、リバーブ制御データRVDの
うちの遅延制御データRVD+ に応じて遅延回路DL
の遅延時間を設定し、データRVDのうちの乗算係数デ
ータRVD2 を乗算器MPLに供給して遅延回路DL
の出力に乗算し、遅延回路DLからリバーブ効果の付与
された出力データOUTを取出すようになっている。
リバーブ回路64の出力は、加算器60及び62に供給
され、それぞれ乗算器54及び56の出力と加算される
加算器80の出力は、右チヤンネル用のディジタル楽音
信号SRI であり、加算器66に供給される。また、
加算器82の出力は、左チヤンネル用のディジタル楽音
信号SL+ であり、加算器70に供給される。
加算器66には、パラメータ制御部CN2及びCN3か
ら右チヤンネル用ディジタル楽音信号SR2及びSR3
が供給され、信号SR+ と加算される。また、加算器
70には、パラメータ制御部CN2及びCN3から左チ
ヤンネル用ディジタル楽音信号SL2及びSL3が供給
され、信号SLI  と加算される。
加算器66の加算出力は、D/A変換器88により右チ
ヤンネル用アナログ楽音信号AS(R)に変換される。
また、加算器70の加算出力は、D/A変換器72によ
り左チヤンネル用アナログ楽音信号AS (L)に変換
される。
第6図の回路構成によれば1乗算器50において、第1
の乗算係数MPIを第5図(A)に示すように楽器のy
座標正規化値Pνに応じて変化させることにより演奏基
の前後方向の音像移動が可能となる。ローパスフィルタ
52において、カットオフ周波数を決定するフィルタ定
数CFを第5図(c)に示すように楽器のy座標正規化
値Pvに応じて変化させることにより演奏基の前後方向
の楽器位置に応じた微妙な音色変化を模擬できる。
乗算器54及び56において、第2及び第3の乗算係数
MP2及びMP3を第5図(D)に示すように楽器のX
座標正規化値P、に応じて変化させることにより演奏基
の左右方向の音像移動が可能となる0乗算器58におい
て、第4の乗算係数MP4を第5図(B)に示すように
楽器のy座標正規化値PVに応じて変化させることによ
り演奏基の前後方向の楽器位tに応じたリバーブ効果の
大きさ変化を模擬できる。
この実施例では、加算器60.82.8B、70を設け
て制御済みの楽音信号を電気的に混合した後2つのスピ
ーカで放音するようにしているが、更に多くのスピーカ
を設けて制御済みの楽音信号を空間的に混合するように
してもよく、このようにすれば混合用の加算器は適宜省
略できる。
レジスタ群22 レジスタ群22に属するレジスタのうち、この発明の実
施に関係するものを列挙すると、次の通りである。
(1)モードレジスタMOD・・・これは、θ〜2のい
ずれかの値がセットされるもので、0ならばノーマル演
奏モード、lならば楽器位置設定モード、2ならば演奏
基の音場の再現を伴う演奏モード(以下では単に再現演
奏モードと称する)をそれぞれ表わす。
(2)スイッチナンバレジスタSNO・・・これは、演
奏基選択スイッチH5Sのうち、オンされたスイッチの
ナンバn(1〜Nのいずれか)がセットされるものであ
る。
(3)スイッチフラグSFL+=SFLs・・・これら
のフラグは、それぞれ第1〜第Nの演奏基選択スイッチ
H3Sに対応したもので、オンされたスイッチに対応す
るフラグに1がセットされる。
(4)先頭アドレスレジスタADRO”ADH3・・・
これらのレジスタは、それぞれ第4図の先頭アドレスH
ADO”HAD3がセットされるものである。
(5)X座標レジスタPX・・・これは、X座標正規化
値Pxがセットされるものである。
(6)y座標レジスタPy・・・これは、y座標正規化
値Pvがセットされるものである。
(7)制御変数レジスタi・・・これは、制御変数iが
セットされるものである。
メインルーチン(第8図) 第8図は、メインルーチンの処理の流れを示すもので、
このルーチンは電源投入等に応じてスタートする。
まず、ステップ80では、イニシャライズルーチンを実
行し、各種レジスタを初期セットする。そして、ステッ
プ82に移る。
ステップ82では、MODにOをセットし、ノーマル演
奏モードとする。また、MOD=Oに基づいて発光素子
PMLを点灯させる。
次に、ステップ84では、MODの値が0又は2か(演
奏モードか)判定し、この判定結果が肯定的(Y)であ
れば、ステップ8Bに移る。
ステップ86では、鍵盤回路12においていずれかの鍵
盤にキーオンイベントありか判定し、この判定結果が肯
定的(Y)であればステップ88に移り1発音処理を行
なう、すなわち、キーオンイベントのあったw!盤に対
応する音源に対し、キーオン信号及び押鍵対応のキーデ
ータを供給し、押された鍵に対応する楽音を発生させる
ステップ88の処理が終ったとき又はステップ8Bの判
定結果が否定的(N)であったときは、ステップ90に
移り、いずれかの鍵盤にキーオフイベントありか判定す
る。この判定結果が肯定的(Y)であればステップ92
に移り、消音処理を行なう、すなわち、キーオフイベン
トのあった鍵盤に対応する音源に対し、キーオフ信号及
び離鍵対応のキーデータを供給し、離された鍵に対応す
る楽音を減衰開始させる。
ステップ82の処理が終ったときあるいはステップ84
又は80の判定結果が否定的(N)であったときは、ス
テップ94に移り、演奏基選択スイッチH5Sのいずれ
かにオンイベントありか判定する。この判定結果が肯定
的(Y)であればステップ86に移り、第9図について
後述するようにHSSオンのサブルーチンを実行する。
ステップ98の処理が終ったとき又はステップ84の判
定結果が否定的(N)であったときは、ステップ98に
移り、その他の処理(例えば音色、音量等の設定操作に
応じた処理)を行なう。
この後は、ステップ84に戻り、これ以降の処理を上記
したと同様に繰返す。
H3Sオンのサブルーチン(第9図) 第9図は、H3Sオンのサブルーチンを示すもので、ス
テップ100では、オンされたスイッチHSS(7)ナ
ンバnをSNOにセットする。そして、ステップ102
に移る。
ステップ102では、MODの値が2か(再現演奏モー
ドか)判定し、この判定結果が肯定的(Y)であればス
テップ104に移る。ステップ104では、SNOにセ
ットされたナンバnに対応するフラグ5FLnが1か(
ナンバn対応の演奏基の音場再現中か)判定する。この
判定結果が肯定的(Y)であればステップ106に移る
ステップ10Bでは、MODにOをセットすると共にP
MLを点灯する。また、5FLI 〜5FLNにいずれ
もOをセットし、すべてのH5Lを消灯し、この後第8
図のルーチンにリターンする。これは、ナンバn対応の
演奏基の音場を再現中にナンバnのスイッチHSSがオ
ンされた場合であり、この場合には、再現演奏モードを
キャンセルしてノーマル演奏モードに戻る。
ステップ102又は104の判定結果が否定的(N)で
あったときは、ステップ108に移り、MODに1をセ
ットすると共にPMLを消灯する。この結果、ステップ
102からステップ108に来た場合にはノーマル演奏
モードから楽器位置設定モードに移ることになり、ステ
ップ104からステップ10Bに来た場合には再現演奏
モードから楽器位置設定モードに移ることになる。
次に、ステップ110では、SFL、にlをセットする
と共に、それに対応する発光素子H5Lを点灯する。ま
た、5FLn以外のフラグSFLに0をセットし、それ
ぞれに対応する発光素子HSLを消灯する。この結果、
オンされたスイッチHSSに対応する演奏基が選択され
たことがナンバn対応の発光素子の点灯により表示され
る。
この後、ステップ112に移る。
ステップ112では、ナンバn対応の演奏基に関する表
示・制御データをフロッピーディスク装置24からRA
M20に転送して書込む、そして、ステップ114に移
り、第4図に示したような先頭アドレスHADONHA
D3 をそれぞれADRo〜ADR3にセットする。そ
して、ステップ1iftに移る。
ステップ116では、表示パネル34Aに初期表示を行
なう、すなわち、RAM20からナンバn対応の演奏基
関連データのうち演奏場名データHNMD及び演奏基シ
ンボルデータ)ISYDを読出し、これらのデータに基
づいて表示パネル34Aの所定位置に演奏場名HNM及
び演奏場シンボルHSYを表示する。ここで、データH
NMDの読出しにあたっては、ADRoにセットされた
先頭アドレスHADoに3を加えることでHNMDの先
頭アドレスが指定され、HNMDのバイト数KG分の読
出しが行なわれる。また、データH3YDの読出しにあ
たっては、[HAD。
+3]にKOを加えることでHSYDの先頭アドレスが
指定され、HSYDのバイト数Lo分の読出しが行なわ
れる。
HNM及びHSYの表示に続いて、RAM20からナン
バn対応の楽器関連データのうち3楽器分の楽器名デー
タI NMD、楽器シンボルデータl5YD及び楽器位
置データ(x+、y+等を表わすデータ)を読出し、こ
れらのデータに基づいて表示パネル34Aに楽器位誼毎
に楽器名INM及び楽器シンボルISYを楽器表示枠F
LMで囲むようにして表示する。ここで、各楽器毎のデ
ータ読出しを代表として楽器1について述べると、AD
H+ にセットされた先頭アドレスHA D + に3
を加えることでI NMDの先頭アドレスが指定され、
INMDのバイト数に1分の読出しが行なわれる。また
、[HAD+  +3]にに1を加えることでI SY
Dの先頭アドレスが指定され。
l5YDのバイト数L!分の読出しが行なわれる。さら
に、[HA D I+ 3 + K + ]にL+及び
Mlを加えることで楽器位置データの先頭アドレスが指
定され、Xl及びylを表わすデータが順次に読出され
る。
この後は、ステップ118で第10図について後述する
ように音像初期化のサブルーチンを実行する。そして、
ステップ120で第11図について後述するように音像
移動のサブルーチンを実行した後、第8図のルーチンに
リターンする。
音像初期 のサブルーチン(第10図 第1O図は、音像初期化のサブルーチンを示すもので、
ステップ122では、RAM20からリバーブM制御デ
ータRVDを読出してリバーブ回路64にセットする。
データRVDの読出しにあたっては、[HADo +3
+Ko ]にHSYDのバイト数LOを加えることでR
VDの先頭アドレスが指定され、RVDのバイト数Mo
分の読出しを行なう。
次に、ステップ124では、制御変数iを1とする。そ
して、ステップ12Bに移り、i〉3か判定する。この
判定結果が否定的(N)であればステップ128に移る
ステップ128では、RAM2Gから楽器iの音色指定
データTSDを読出し、i番目の音源TGiにセットす
る。データTSDの読出しにあたっては、[HAD+ 
+3+Kl ]にl5YDのバイト数L1を加えること
でTSDの先頭アドレスが指定され、TSDのバイト数
M1分の読出しを行なう、ステップ128の後は、ステ
ップ130に移る。
ステップ130では、第12図について後述するように
特性設定のサブルーチンを実行する。そして、ステップ
132でiの値を1アツプしてから、ステップ12Bに
戻り、これ以降の処理をi>3となるまで繰返す。
i > 3となると、3楽器分の音色設定処理及び特性
設定処理が終ったことになり、ステップ12Bの判定結
果が11定的(Y)になるのに応じて第9図のルーチン
にリターンする。
音像移動のサブルーチン(第11図) 第11図は、音像移動のサブルーチンを示すもので、ス
テップ140では、タッチパネル34Bから楽器位置デ
ータ(座標値x、y)ありか判定し、この判定結果が0
定的(Y)であればステップ142に移る。
ステップ+42では、制御変数iを1とする。そして、
ステップ144に移り、座標値x、yが楽器量の楽器表
示枠FLM内にあるか判定する。この判定結果が肯定的
(Y)であればステップ14Bに移る。
ステップ14Bでは、RAM20の記憶領域X1Yiに
それぞれ座標値x、yを書込む。そして、ステップ14
8に移り、表示パネル34Aにおける楽器iの表示位置
をX i 、 Y iの座標値に応じて変更する。
この後、ステー、プ150で第12図について後述する
ように特性設定のサブルーチンを実行してから、ステッ
プ152に移り、ステップ140 と同様にしてパネル
34Bからのデータありか判定する。この判定結果が肯
定的(Y)であればステップ146に戻り、これ以降の
処理を上記したと同様に繰返す、この結果、パネル34
Bにタッチしたままタッチ位置を変更すると、そのタッ
チ位置の変更に追従してX i 、 Y iの内容が書
換えられると共にパネル34A上の楽器iの表示位置も
変更される。
ステップ152の判定結果が否定的(N)であったとき
は、ステップ140に戻り、これ以降の処理を上記した
と同様に繰返す。
例えば、上記のようにして楽器1の位置を設定した後、
楽器2について位置設定を行なうべくパネル34Bにタ
ッチすると、ステップ140及び142を経てステップ
144にくるが、このときのステップ144の判定結果
は、楽器2の楽器表示枠FLM内にx、yがあるので、
否定的(N)となり、ステップ154に移る。
ステップ154では、iの値を1アツプする。そして、
ステップ15Bに移り、i>3か判定する。
この例では、i=2であるので、ステップ15Bの判定
結果が否定的(N)となり、ステップ144に戻る。
ステップ144では、x、yが楽器2のFLM内にある
ので、判定結果が肯定的(Y)となる、この後、ステッ
プ148以下の処理を上記したと同様に行なうことによ
り楽器2について位置変更が可能となる。
この後、楽器3について位置設定を行なうべくパネル3
4Bにタッチすると、ステップ140及び142を経て
ステップ144にきた後ステップ154及び15Bを2
回通るとステップ144の判定結果が肯定的(Y)とな
る、そして、ステップ146以下の処理を上記したと同
様に行なうことにより楽器3について位置変更が可能と
なる。
パネル34Bにおいて、いずれの楽器表示枠FLMにも
該当しない個所にタッチした場合には、ステップ154
を3回通るとステップ156の判定結果が肯定的(Y)
となり、ステップ140に戻る。また、パネル36Bに
タッチしなかったときは、ステップ140の判定結果が
否定的(N)となり、ステップ158に移る。ステップ
158では、演奏モードスイッチFMSにオンイベント
ありか判定し、ない(N)ならばステップ140に戻る
上記のようにして楽器1〜3のうち1つ以上の楽器につ
いて位置設定を行なった後又はこのような位置設定を行
なう前にスイッチPMSをオンすると、ステップ158
の判定結果が肯定的(Y)となり、ステップ18Gに移
る。
ステップ1flOでは、MODに2をセットすると共に
1発光素子PMLを点灯する。そして、第9図のルーチ
ンにリターンする。この結果、楽器位置設定モードから
再現演奏モードに移ることになり、選択した演奏基の音
場の再現を伴ってマニアル演奏(又は自動演奏)を行な
えるようになる。
なお、ステップ148〜152で新たに設定した楽器位
置(Xi、Yiの書換え後の内容)は装M24内のフロ
ッピーディスクに転送し、て保存するようにしてもよい
特性設定のサブルーチン(第12図) 第12図は、特性設定のサブルーチンを示すもので、ス
テップ170では、Xiに記憶されている座標値Xを第
3図に示した長さWで割って得た正規化値PxをPxに
セットすると共に、Yiに記憶されている座標値yを第
3図に示した長さHで割って得た正規化値PvをPyに
セットする。
次に、ステップ172では、ROM18を用いてPx及
びPyの内容(PX及びPy)を第5図で述べたように
5種類の楽音パラメータ制御情報PD(第1〜第4の乗
算係数MPI−MP4及びフィルタ定数CF)に変換し
、これらの情報を第6図に示すようにパラメータ制御回
路44の被制御部にそれぞれセットする。
この結果、第1θ図の場合には、選択した演奏基の音場
がRAM20からの読出データに基づいて再現されるよ
うになり、第11図の場合には1選択した演奏基の音場
が楽器位置設定装置34での位置設定に基づいて再現さ
れるようになる。
ステップ172の後は、元のルーチン(第1O図又は第
11図)にリターンする。
なお、上記実施例では、タッチパネルを用いて楽器位置
を指定するようにしたが、タッチパネルの代りにボリュ
ーム、スイッチ等の操作子を用いて楽器位置を指定する
ようにしてもよい、また、演奏基と楽器の組合せを選択
するようにしたが、演奏基と楽器を別々に選択可能とし
てもよい。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、演奏場内の楽器位置
に応じた音場を再現するようにしたので、臨場感あふれ
る演奏を楽しめる効果が得られるものである。また、楽
器位置指定手段として。
設定操作手段を用いた場合には操作が簡単になること、
プリセット手段を用いた場合には構成が簡単になること
などの付加的効果もあり、さらに、演奏場内の楽器位置
を表示する表示手段を設けたので、楽器位置を確認して
演奏を行なえる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例による電子楽器の構成を
示すブロック図・ 第2図は、操作子配装置を示す平面図、第3図は、楽器
位置設定装置34の上面図、第4図は、表示・制御デー
タのフォーマットを示す図、 第5図(A)〜(D)は、ROM18の記憶情報を示す
図、 第6図は、パラメータ制御回路44の回路図、第7図は
、リバーブ回路θ4の回路図、第8図は、メインルーチ
ンを示すフローチャート、 第9図は、演奏場選択スイッチH3Sオンのサブルーチ
ンを示すフローチャート、 第1O図は、音像初期化のサブルーチンを示すフローチ
ャート、 第11図は、音像移動のサブルーチンを示すフローチャ
ート、 第12図は、特性設定のサブルーチンを示すフローチャ
ートである。 lO・・・バス、12・・・w!盤回路、14・・・操
作子群、IB・・・中央処理装置、18・・・リード・
オンリイ・メモリ、20・・・ランダム・アクセス・メ
モリ、22・・・レジスタ群、24・・・フロッピィデ
ィスク装置、26・・・表示パネルインターフェース、
28・・・タッチパネルインターフェース、30・・・
音源インターフェース、32・・・外部入力インターフ
ェース、34・・・楽器位置設定装置、34A・・・表
示パネル、34B・・・タッチパネル、3B・・・割当
回路、3B、 40.42・・・第1〜第3の音源、4
4・・・パラメータ制御回路、 48R、46L・・・
出力アンプ、48R、48L・・・スピーカ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)所望の演奏場内の楽器の位置を表わす楽器位置情
    報を発生する楽器位置指定手段と、 (b)楽器位置に応じた音場を再現するに必要な複数の
    楽音パラメータについて各楽音パラメータ毎に前記楽器
    位置情報を楽音パラメータ制御情報に変換する変換手段
    と、 (c)前記演奏場内の楽器に対応した音色を有する楽音
    信号を発生する音源手段と、 (d)この音源手段から発生される楽音信号の前記複数
    の楽音パラメータに対応する複数のパラメータを前記変
    換手段からの複数の楽音パラメータ制御情報に応じてそ
    れぞれ制御する制御手段と、(e)この制御手段で制御
    された楽音信号を複数の発音チャンネルで発音すること
    により前記演奏場内の楽器位置に応じた音場を再現する
    発音手段と、 (f)前記楽器位置指定手段からの楽器位置情報に基づ
    いて前記演奏場内の楽器位置を表示する表示手段と をそなえた楽音発生装置。
JP63220010A 1988-09-02 1988-09-02 楽音発生装置 Pending JPH0267599A (ja)

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US08/798,654 USRE38276E1 (en) 1988-09-02 1997-02-11 Tone generating apparatus for sound imaging

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10228279A (ja) * 1997-02-15 1998-08-25 Brother Ind Ltd カラオケシステム

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JPS554012A (en) * 1978-06-22 1980-01-12 Casio Computer Co Ltd Musical tone generator in electronic instrument
JPS61184594A (ja) * 1985-02-12 1986-08-18 松下電器産業株式会社 楽音音源装置
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