JPH0266605A - X−yテーブルの円弧補間方法 - Google Patents
X−yテーブルの円弧補間方法Info
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- JPH0266605A JPH0266605A JP21952588A JP21952588A JPH0266605A JP H0266605 A JPH0266605 A JP H0266605A JP 21952588 A JP21952588 A JP 21952588A JP 21952588 A JP21952588 A JP 21952588A JP H0266605 A JPH0266605 A JP H0266605A
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- 238000012937 correction Methods 0.000 abstract description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 abstract description 2
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
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- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Numerical Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はX−Yテーブルに於ける円弧の補間方法に関す
る。
る。
(従来の技術)
近年、X−Yテーブルを用いた高速高精度を要求される
作業が増えてきている。(例:レーザ切断、プラズマ切
断など) この作業では第5図に示すような門型の構造を有するテ
ーブルが一般に用いられている。
作業が増えてきている。(例:レーザ切断、プラズマ切
断など) この作業では第5図に示すような門型の構造を有するテ
ーブルが一般に用いられている。
このような門型のテーブルではX軸引Y軸32は負荷が
異るので、制御系が同じでも機械系を含めた全体のルー
プゲインは異る。従って、個々に最適なゲインを設定し
て円弧補間を行わせるとループゲインのミスマツチのた
め第6図に示すように目標軌道41に対し実際の軌跡4
2はゆがんでしまう。そこで実際にはループゲインの高
い軸をループゲインの低い軸に合わせる、つまりループ
ゲインを下げることによりマツチングを取る方法がとら
れて来た。この結果第7図に示すように目標軌道41に
対し、実際の軌跡は44のようになって軌道のゆがみは
とれるが、ゲインを下げているため内側の円となる。
異るので、制御系が同じでも機械系を含めた全体のルー
プゲインは異る。従って、個々に最適なゲインを設定し
て円弧補間を行わせるとループゲインのミスマツチのた
め第6図に示すように目標軌道41に対し実際の軌跡4
2はゆがんでしまう。そこで実際にはループゲインの高
い軸をループゲインの低い軸に合わせる、つまりループ
ゲインを下げることによりマツチングを取る方法がとら
れて来た。この結果第7図に示すように目標軌道41に
対し、実際の軌跡は44のようになって軌道のゆがみは
とれるが、ゲインを下げているため内側の円となる。
(発明が解決しようとする課題)
上述したようにループゲインのミスマツチのため軌道が
ゆがんだり、ゲインを下げてマツチングさせると内側に
偏り精度が低下するという問題点があった。
ゆがんだり、ゲインを下げてマツチングさせると内側に
偏り精度が低下するという問題点があった。
つまり位相遅れを補正するには一般的には位相進み補償
を行う方法が考えられるが、ハードウェアで実現するに
は回路を追加する必要があり、また色々な速度に対して
最適な位相進みを設定することは困難である。
を行う方法が考えられるが、ハードウェアで実現するに
は回路を追加する必要があり、また色々な速度に対して
最適な位相進みを設定することは困難である。
本発明ではソフトウェアで目標軌道演算を行なう際、目
標軌道の位相を進めることで位相遅れ量を打ち消すとい
うものである。
標軌道の位相を進めることで位相遅れ量を打ち消すとい
うものである。
(課題を解決するための手段)
第6図の42のようなゆがみは主に位相遅れ量の違いに
よるもので、本発明ではループゲインを下げることなし
に位相遅れ量の差を補正し、軌道精度を向上させるもの
である。
よるもので、本発明ではループゲインを下げることなし
に位相遅れ量の差を補正し、軌道精度を向上させるもの
である。
(作用)
第2図のような円軌道を動かす場合Y軸について考える
と目標軌道は第3図に示すSin波21になり、実際の
軌道は位相遅れがあるのでΦyだけ遅れたSln波22
となる。そこで、実際の軌道を目標軌道まで一致させる
には目標軌道の位相をΦyだけ進めた仮の目標軌道を与
えればよいわけである。
と目標軌道は第3図に示すSin波21になり、実際の
軌道は位相遅れがあるのでΦyだけ遅れたSln波22
となる。そこで、実際の軌道を目標軌道まで一致させる
には目標軌道の位相をΦyだけ進めた仮の目標軌道を与
えればよいわけである。
(実施例)
第1図はX−Yテーブルを駆動する工業装置の構成であ
る。制御構成はY軸もY軸も同じである。1は指令演算
部、2はメモリ、3.13はD−A変換器、4.14は
モータドライバ、5.15はモータ、6.16はタコジ
ュネ、7.17はエンコーダ、8はY軸の機械負荷、1
日はY軸の機械負荷である。
る。制御構成はY軸もY軸も同じである。1は指令演算
部、2はメモリ、3.13はD−A変換器、4.14は
モータドライバ、5.15はモータ、6.16はタコジ
ュネ、7.17はエンコーダ、8はY軸の機械負荷、1
日はY軸の機械負荷である。
今Y軸の方がY軸よりも機械負荷が大きく、位相遅れ量
が大きい場合を考える。あらかじめ角周波数ωに対する
位相角Φの特性11.12を測定しておき、Y軸とY軸
の位相差ΔΦ10を求めてメモリ2に格納しておく。
が大きい場合を考える。あらかじめ角周波数ωに対する
位相角Φの特性11.12を測定しておき、Y軸とY軸
の位相差ΔΦ10を求めてメモリ2に格納しておく。
目標の角周波数ωに対するΔΦを設定し、Y軸の目標軌
道に対してY軸の目標軌道の位相を相対的にΔΦだけ遅
らせて出力することによりX、Y軸の実際の軌道位相の
同期が得られ、第4図のように円軌道の目標軌道41と
軌跡45との差が僅少となり軌跡精度は大巾に向上する
。Y軸の目標軌道の位相を時間軸で進めることは実用上
不可能なので、相対的にY軸の目標値の位相を遅らせる
ことにより位相差の補正を行っている。
道に対してY軸の目標軌道の位相を相対的にΔΦだけ遅
らせて出力することによりX、Y軸の実際の軌道位相の
同期が得られ、第4図のように円軌道の目標軌道41と
軌跡45との差が僅少となり軌跡精度は大巾に向上する
。Y軸の目標軌道の位相を時間軸で進めることは実用上
不可能なので、相対的にY軸の目標値の位相を遅らせる
ことにより位相差の補正を行っている。
また、第5図に示すようなX−Y軸の位置によってY軸
の周波数特性が異る(従って位相遅れの特性も異る)の
であらかじめY軸の位置に応じてY軸の位相遅れ特性を
計測してメモリ2に格納しておけば、リアルタイムで位
相差の補正が可能である。Y軸がY軸に比べて位相遅れ
が大きい場合も同様の方法で補正が可能である。
の周波数特性が異る(従って位相遅れの特性も異る)の
であらかじめY軸の位置に応じてY軸の位相遅れ特性を
計測してメモリ2に格納しておけば、リアルタイムで位
相差の補正が可能である。Y軸がY軸に比べて位相遅れ
が大きい場合も同様の方法で補正が可能である。
(発明の効果)
従来の方式はループゲインの高い軸を低い軸に合わせる
ことにより円軌道のゆがみを補正していたが、本発明に
よる方式はループゲインを下げることなく、位相遅れ量
を補正することにより円軌道のゆがみを補正するので大
巾に軌跡精度が向上する。また目標軌道演算部で位相遅
れ量の補正を行なうので円軌道の速度(角速度)に応じ
て容易に補正が可能であり、さらに機械負荷が作業中に
変動する場合も予じめ位相遅れ量を計測により求めてお
けばリアルタイムで補正が可能であるなど本発明の実用
価値は掻めて高い。
ことにより円軌道のゆがみを補正していたが、本発明に
よる方式はループゲインを下げることなく、位相遅れ量
を補正することにより円軌道のゆがみを補正するので大
巾に軌跡精度が向上する。また目標軌道演算部で位相遅
れ量の補正を行なうので円軌道の速度(角速度)に応じ
て容易に補正が可能であり、さらに機械負荷が作業中に
変動する場合も予じめ位相遅れ量を計測により求めてお
けばリアルタイムで補正が可能であるなど本発明の実用
価値は掻めて高い。
第1図はX、Yテーブルを駆動する制御装置の構成図、
第2図は目標の円軌道を表わす図、第3図は目標軌道を
時間軸でみた位相差の説明図、第4図は本発明の効果を
表わす図(目標軌道に対しゆがみが僅少となっている)
、第5図はX−Yテーブルの外観立体図、第6図、第7
図は従来技術による目標軌道に対するゆがみまたはずれ
を表わす図。 1・−・・−指令演算部、 2−・・メモリ、 10・−位相差
第2図は目標の円軌道を表わす図、第3図は目標軌道を
時間軸でみた位相差の説明図、第4図は本発明の効果を
表わす図(目標軌道に対しゆがみが僅少となっている)
、第5図はX−Yテーブルの外観立体図、第6図、第7
図は従来技術による目標軌道に対するゆがみまたはずれ
を表わす図。 1・−・・−指令演算部、 2−・・メモリ、 10・−位相差
Claims (2)
- (1)X−Yテーブルで円弧軌道を画かせる円弧補間方
法において、指令演算部1のメモリ2に予じめ格納した
XY軸の位相差10により補正して制御する円弧補間方
法。 - (2)位相差を円弧補間の移動速度および負荷変動に応
じて制御する前記(1)項の円弧補間方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21952588A JPH0266605A (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | X−yテーブルの円弧補間方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21952588A JPH0266605A (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | X−yテーブルの円弧補間方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0266605A true JPH0266605A (ja) | 1990-03-06 |
Family
ID=16736847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21952588A Pending JPH0266605A (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | X−yテーブルの円弧補間方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0266605A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004350787A (ja) * | 2003-05-27 | 2004-12-16 | Matsushita Electric Works Ltd | マッサージ機 |
JP2009294979A (ja) * | 2008-06-06 | 2009-12-17 | Mitsutoyo Corp | 制御装置 |
TWI486229B (ja) * | 2013-01-23 | 2015-06-01 |
-
1988
- 1988-08-31 JP JP21952588A patent/JPH0266605A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004350787A (ja) * | 2003-05-27 | 2004-12-16 | Matsushita Electric Works Ltd | マッサージ機 |
JP2009294979A (ja) * | 2008-06-06 | 2009-12-17 | Mitsutoyo Corp | 制御装置 |
TWI486229B (ja) * | 2013-01-23 | 2015-06-01 |
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