JPH0266241A - 軸組プレハブ住宅の建築方法 - Google Patents
軸組プレハブ住宅の建築方法Info
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- JPH0266241A JPH0266241A JP21516588A JP21516588A JPH0266241A JP H0266241 A JPH0266241 A JP H0266241A JP 21516588 A JP21516588 A JP 21516588A JP 21516588 A JP21516588 A JP 21516588A JP H0266241 A JPH0266241 A JP H0266241A
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Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、柱を有するプレハブ住宅の建築方法に関し、
とくに共同住宅、住居併用共同住宅、長屋のごとき集合
住宅をプレハブにて建築するのに実効がある軸組プレハ
ブ住宅の建築方法に関する
とくに共同住宅、住居併用共同住宅、長屋のごとき集合
住宅をプレハブにて建築するのに実効がある軸組プレハ
ブ住宅の建築方法に関する
近年続いている建築ブームは、深刻な建築技術者の不足
を招いている。この建築技術者の需要と供給のアンバラ
ンスは、建設工事費の値上がり、工期の遅れだけでなく
、粗雑な工事、建築技術の低下も引き起こしている。こ
のような背景の下、住宅建築の簡易化を目的としたプレ
ハブ住宅が発展しているのであるが、従来のプレハブ住
宅は、板材からなるパネル板を組み立てて住宅を建築す
る壁式構造と呼ばれる型式のものが多く、柱を用いてい
なかった。
を招いている。この建築技術者の需要と供給のアンバラ
ンスは、建設工事費の値上がり、工期の遅れだけでなく
、粗雑な工事、建築技術の低下も引き起こしている。こ
のような背景の下、住宅建築の簡易化を目的としたプレ
ハブ住宅が発展しているのであるが、従来のプレハブ住
宅は、板材からなるパネル板を組み立てて住宅を建築す
る壁式構造と呼ばれる型式のものが多く、柱を用いてい
なかった。
即ち、従来の壁式構造住宅は柱を用いていないことから
、パネル板全体にて建物の構造強度を負担しなければな
らなかった。このため、パネル板を全て耐力性のものと
しなければならず、構造が複雑となり、かつ部材の材積
が大となる欠点があった。これにより、コスト増を招来
する結果となっていた。 また、壁式構造は壁を構成するパネル板にて建物の構造
強度を負担するシステムであるため、柱を用いて建物を
建築する在来のシステムに慣れ親しんできた大工その他
の建築技術者が取り扱い難いという欠点があった。これ
は、最近のように建築技術者に熟練者が少なくなってい
る現状においては人なる欠点となっている。 さらに、壁式構造は壁を構成するパネル板全体にて建物
の構造強度を負担するため、パネル板の基本寸法(モジ
ュール)が一般に910mmと比較的大きくされる傾向
にあった。蓋し、モジュールが小であると、構造強度が
でないからである。 しかし、モジュールが大であると、小刻みな寸法を得る
ことができず、それだけ敷地への対応が限定される。敷
地が狭小化されてきた今日、このような敷地対応性の欠
如は重大な欠点となっていた本発明は、上記欠点を全て
解決し、工場にて部材を:ハ:産し、かつ品質管理をす
ることができるプレハブ住宅工法の通有性、即ち、簡単
な技術で、工期短縮、精度の向上、技術の標準化及びコ
ストダウンを図ることを保持しつつ、さらに部材の材積
を小とすること、設計及び施工の単純化、容易化及び狭
小地への有効な対応等敷地の有効利用を図ることを目的
とする。
、パネル板全体にて建物の構造強度を負担しなければな
らなかった。このため、パネル板を全て耐力性のものと
しなければならず、構造が複雑となり、かつ部材の材積
が大となる欠点があった。これにより、コスト増を招来
する結果となっていた。 また、壁式構造は壁を構成するパネル板にて建物の構造
強度を負担するシステムであるため、柱を用いて建物を
建築する在来のシステムに慣れ親しんできた大工その他
の建築技術者が取り扱い難いという欠点があった。これ
は、最近のように建築技術者に熟練者が少なくなってい
る現状においては人なる欠点となっている。 さらに、壁式構造は壁を構成するパネル板全体にて建物
の構造強度を負担するため、パネル板の基本寸法(モジ
ュール)が一般に910mmと比較的大きくされる傾向
にあった。蓋し、モジュールが小であると、構造強度が
でないからである。 しかし、モジュールが大であると、小刻みな寸法を得る
ことができず、それだけ敷地への対応が限定される。敷
地が狭小化されてきた今日、このような敷地対応性の欠
如は重大な欠点となっていた本発明は、上記欠点を全て
解決し、工場にて部材を:ハ:産し、かつ品質管理をす
ることができるプレハブ住宅工法の通有性、即ち、簡単
な技術で、工期短縮、精度の向上、技術の標準化及びコ
ストダウンを図ることを保持しつつ、さらに部材の材積
を小とすること、設計及び施工の単純化、容易化及び狭
小地への有効な対応等敷地の有効利用を図ることを目的
とする。
上記目的達成のため、本発明は、土台を構成する横架材
間に箱状のパネル体からなる床パネルを載置固定し一階
床を形成する一階床形成工程と、土台上に柱及び梁を門
型に形成した架構材を所定間隔ごとに建ち上げ、各架構
材間を横架材にて連結する一階軸組工程と、上記土台の
横架材と一階軸組間にて形成された所定の面に箱状のパ
ネル体からなる壁パネルを接合し一階壁を形成する一階
壁形成工程と、−階軸組を構成する梁及び横架材にて形
成された面に箱状のパネル体からなる天井兼床パネルを
載置し一階天井兼上層階床を形成する一階天井兼上層階
床形成工程と、下層階軸組の梁及び横架材上に柱及び梁
を門型に形成した架構材を所定間隔ごとに建ち上げ、各
架構材間を横架材にて連結する上層階軸組工程と、下層
階軸組を構成する梁又は横架材と上層階軸組間にて形成
された所定の面に箱状のパネル体からなる壁パネルを接
合し十層階壁を形成する上層階壁形成工程と、多角形状
に形成されたパネルを所定間隔ごとに建ちトげる小屋組
み二[程と、上記小屋組み間にて形成された斜面に野地
板を載置し最上階天井及び組工程終了後行なわれること
を特徴とする軸組プレハブ住宅の建築方法を供する。 この軸組プレハブ住宅の建築方法は、建築工程が+、記
記載順である点、上記パネル体は芯材と該芯材の両面に
着設される面材とからなる点、上記壁パネルは芯材の斜
向する角部間に筋違が斜設された点、上記パネル体は面
材が両面とも予め着設されたものである点、上記パネル
体は面材が両面ともr・め着設されていないものである
点、上記パネル体は面材が一面のみ予め着設されたもの
である点、」二記において、床パネルに代えて床板材が
用いられる点、−り記において、床パネル及び天井兼床
パネルにともに床板材が用いられる点、小屋組みに程の
パネルが三角形状に形成された点、小屋組み工程のパネ
ルが直角三角形状に形成され、垂辺面に外壁パネルが取
り付けられた点、小屋組み工程のパネルが五角形状に形
成された点及び上記において、最上階天井兼屋根形成工
程に用いられる野地板に代えて箱状のパネル体が用いら
れる点をも特徴とする。
間に箱状のパネル体からなる床パネルを載置固定し一階
床を形成する一階床形成工程と、土台上に柱及び梁を門
型に形成した架構材を所定間隔ごとに建ち上げ、各架構
材間を横架材にて連結する一階軸組工程と、上記土台の
横架材と一階軸組間にて形成された所定の面に箱状のパ
ネル体からなる壁パネルを接合し一階壁を形成する一階
壁形成工程と、−階軸組を構成する梁及び横架材にて形
成された面に箱状のパネル体からなる天井兼床パネルを
載置し一階天井兼上層階床を形成する一階天井兼上層階
床形成工程と、下層階軸組の梁及び横架材上に柱及び梁
を門型に形成した架構材を所定間隔ごとに建ち上げ、各
架構材間を横架材にて連結する上層階軸組工程と、下層
階軸組を構成する梁又は横架材と上層階軸組間にて形成
された所定の面に箱状のパネル体からなる壁パネルを接
合し十層階壁を形成する上層階壁形成工程と、多角形状
に形成されたパネルを所定間隔ごとに建ちトげる小屋組
み二[程と、上記小屋組み間にて形成された斜面に野地
板を載置し最上階天井及び組工程終了後行なわれること
を特徴とする軸組プレハブ住宅の建築方法を供する。 この軸組プレハブ住宅の建築方法は、建築工程が+、記
記載順である点、上記パネル体は芯材と該芯材の両面に
着設される面材とからなる点、上記壁パネルは芯材の斜
向する角部間に筋違が斜設された点、上記パネル体は面
材が両面とも予め着設されたものである点、上記パネル
体は面材が両面ともr・め着設されていないものである
点、上記パネル体は面材が一面のみ予め着設されたもの
である点、」二記において、床パネルに代えて床板材が
用いられる点、−り記において、床パネル及び天井兼床
パネルにともに床板材が用いられる点、小屋組みに程の
パネルが三角形状に形成された点、小屋組み工程のパネ
ルが直角三角形状に形成され、垂辺面に外壁パネルが取
り付けられた点、小屋組み工程のパネルが五角形状に形
成された点及び上記において、最上階天井兼屋根形成工
程に用いられる野地板に代えて箱状のパネル体が用いら
れる点をも特徴とする。
【実施例]
本発明にかかる軸組プレハブ住宅の建築方法を図面に示
す実施例に基すいて説明する。本発明にかかる軸組プレ
ハブ住宅の建築方法は、通常下記工程をとる。 ■土台形成工程 造成された敷地上にコンクリートにて基礎1を構築した
後、該基礎lの上に受金具2を介して横架材3aを載置
し、土台3をつくる。上記受金具2は、例えば片側のみ
屈曲された受金具2a、両側とも屈曲された受金具2b
の如き使用場所により適宜形状のものが選択される。 ■−一階床形成工 程いで、土台3を構成する上記横架材3a間に、箱状の
パネル体からなる床パネル4を落とし込み、所定の位置
に調整後固定し、−階床5を形成する(第7図イ)。上
記固定は、床パネル4を横架材3aに釘にて仮止めして
おき、外周壁及び戸境壁を組立て形成後、接合金具6を
釘で打ちつけて行なう。 ■−一階軸組工 程いで、土台3上に梁7の両端に柱8を固着し、仮筋違
い(図示省略)が梁7と柱8間の外側に斜設された門型
の架構材9を所定間隔ごと、例えば各戸境ごとに建ち上
げ、各架構材9間を横架材IOにて連結する。上記架構
材9及び横架材10にて一階軸組をなす(第7図(ロ)
乃至(ニ))。かかる架構材9の建ち上げは、敷地の奥
から始めるのが望ましい。上記仮筋違いは、耐カバネル
を本止め後、除去される。 ■−一階壁形成工 程いで、上記土台3の横架材3aと一階軸組間にて形成
された所定の面、即ち、外周壁面A、戸境壁面B及び間
仕切り壁面Cに、箱状のパネル体からなる壁パネル11
を接合し、−階壁13を形成する(第7図(ニ))。こ
の接合に先立つ本止め前に、断面十字形の受金具2cを
梁7及び横架材IOと壁パネル11との間に挿入してお
く。図中、IIAは外周壁パネル、IIBは戸境壁パネ
ル、IICは間仕切り壁パネルを指し、これらを総称し
て壁パネル11という(二階壁についても同様である)
。 ■−一階天井兼二階床形成工 程いで、−階軸組を構成する上記梁7及び横架材IOに
て形成された面に箱状のパネル体からなる天井兼床パネ
ル14を落とし込み、所定の位置に調整後固定し、−階
天井兼二階床15を形成する(第7図(ホ)参照)。上
記固定は、天井兼床パネル14を梁7に釘にて仮止めし
ておき、外周壁及び戸境壁を組立て形成後、接合金具6
を釘で打ちつけて行なう。 ■二階軸組工程 次いで、−階軸組の梁7及び横架材lO上に梁I6の両
端に柱17を固着し、・仮筋違い(図示省略)を梁16
と柱17間の外側に斜設した門型の架構材18を所定間
隔ごと、例えば各戸境ごとに建ち−1−げ、各架構材1
8間を横架材19にて連結する。上記架構材18及び横
架材19にて二階軸組をなす(第7図(ホ)乃至(ト)
)。かかる架構材18の建ち上げは、奥の方から始める
のが望ましい。上記仮筋違いは、耐カバネルを本止め後
、除去される。 ■ニー階壁形成工程 次いで、−階軸組を構成する梁7及び横架材10と二階
軸組[L■にて形成された所定の面、即ち、外周壁面Δ
及び戸境壁面Bに、箱状のパネル体からなる壁パネル1
1を接合し、二階壁20を形成する(第7図(ト))。 ■小屋組み工程 次いで、三角形状、五角形状等、多角形状に形成された
パネル21を所定間隔ごと、例えば各戸境ごとに建ち上
げる(第7図(チ)及び(1月)。次いで、各パネル2
1間を棟木22にて連結する。 ■二階天井兼屋根形成工程 次いで、上記小屋組み間にて形成された斜面に長尺の厚
手板材からなる野地板23を載置し、二階天井兼屋根2
4を形成する(第7図(1月)。 即ち、野地板23の上面にて屋根となし、下面にて二階
天井となす。上記パネル21が直角三角形状に形成され
る場合は、垂辺面には野地板23ではなく、外周壁パネ
ルIIAが取り付けられる。 上記壁パネル11の組立てにおいて、本実施例の場合、
横架材3a、梁7、横架材10、梁16及び横架材19
がいずれも外側に接合金具12を有しているため、壁パ
ネル11は内側より建ち上げられ、仮止め後、取付位置
を調整した後、接合金具6にて本止め固定する。 上記において、−階軸組工程と一階床形成工程とは順不
同である。しかし、本実施例のように一階床形成工程を
先行せしめれば、足場が確保されることになるので、望
ましい。また−階天井兼上層階床形成工程(本実施例で
は一階天井兼二階床形成工程)を上層階壁形成工程(本
実施例では二階壁形成工程)に先行せしめれば、足場が
確保されることになるので、望ましい。いずれにしても
、各階の壁形成工程は対応する当該階の軸組工程終了後
行なわれることになる。 三階建て以上の建物とする場合は、上記−階天井兼二階
床形成工程から二階壁形成工程を順次繰返すことにより
、上層階を形成する。 本発明方法にかかる軸組プレハブ住宅の建築方法に用い
られるパネル体は、その用途により、床パネル4、壁パ
ネル11及び天井兼床パネル14に区別される。夫々の
寸法は、一般に、壁パネル11が幅150〜1800m
m (150mmピッチ)、高さ一階2950mm、二
階2050mmであり、他の二者が長辺150〜405
0mm (150mmピッチ)、短辺150〜1800
mm(150mmピッチ)である。即ち、モジュールを
150mmとし、小とすることができる。 上記パネル体は、床パネル4、天井兼床パネル14及び
壁パネル11いずれも芯材4d、芯材11dの両面に面
材4c、面材lieが着設される。本実施例の場合、床
パネル4及び天井兼床バネル14並ひに間仕切り壁パネ
ルIICは中空に形成され、外周壁パネルIIA及び戸
境壁パネルlIBは内部にグラスウールの如き断熱材等
が充填されている。 上記床パネル4、壁パネル11、天井兼床パネル14、
架構材9、架構材18、パネル21、横架材3a、横架
材10、横架材19、野地板23等の各部材は、いずれ
も工場にて生産され、現場に運搬される。 壁パネル11は耐カバネルと非耐カバネルとが適宜に組
み合わされる。耐カバネルは建物の受ける横方向の力を
柱や梁といった軸組に伝達し、鉛直方向の力を土台3を
介して基礎1に伝達する軸組と相まって、建物の構造強
度を負担する。耐カバネルは芯材11d及び面材11e
を材料強度の大なるもので構成する場合、あるいは、第
5図示の如く、芯材ladの斜向する角部間に筋違11
fを斜設して構成する場合がある。非耐カバネルは、か
かる機能を有しない壁パネル11を指称する。壁パネル
11は、また、その用いられる部位に基すき、外周壁パ
ネルIIA及び戸境壁パネル1113及び間仕切り壁パ
ネルIIcに区別される。壁パネル11は、通常、外周
壁パネルIIA、戸境壁パネルIIB及び間仕切り壁パ
ネルIIcからなるが、設計によっては間仕切り壁パネ
ルIICがない場合もある。尚、図示実施例においては
、繁雑を避けるため、第1図の一階の間仕切り壁パネル
IIC及び第8図の間仕切り壁パネルII Cは省略し
である。 壁パネル11の場合、芯材11dの両面に面材11eが
予め工場にて着設されている場合(第4図)、工場では
芯材のみにてパネル体を形成しておき、面材の着設は両
面とも現場で行なう場合(第5図)、片面の面材のみ工
場にて着設し、他面の曲材の着設は現場で行なう場合(
図示省略)がある。i7?j者の場合は工期の短縮に一
層資し、後二者の場合は配線工事がし易くなり工期短縮
に資するので、使用場所により適宜使い分けるのが望ま
しい。壁パネル11の面材11eは、用途に応じ、合板
、サイデイングボード、石膏ボード等適宜のものが選択
される。また面材leeの表面には、壁材、壁布の如き
仕上げ材を適宜に貼設することができる。床パネル4及
び天井兼床パネル14の構成についても、壁パネル11
の場合と同様、3態様ある。 上記パネル体の軸組への固着方法は任意である。図示実
施例のように各種の接合金具にて固着する場合の外、釘
にて固着してもよい。なお、床パネルの場合は、受木を
介しての釘による固着であってもよい。しかし、図示実
施例のように接合金具にて固着することとすれば、釘の
斜め打ち等をする必要がないから、−層簡単な技術で足
りるという利益がある。 一階床の形成において、床パネル4に代えて第7図示の
如き長尺の厚手板材からなる床板材25を用いることが
できる。かかる場合は配管工事が容易となり、また階高
が低くなる利便がある。また−階床及び−階天井兼二階
床の形成において、床パネル4及び天井兼床パネル14
に代えて第7図示の如き床板材25を用いることができ
る。さらに、最上階天井兼屋根(本実施例では二階天井
兼屋根)の形成において、野地板23に代えて箱状のパ
ネル体を用いることができる。 【作用】 本発明にかかる軸組プレハブ住宅の建築方法においては
、柱及び梁からなる軸組と該軸組間に挟着された壁パネ
ル11の一部たる耐カバネルにて建物の構造強度を負担
するため、壁の大部分(上記実施例では3/4)を材積
の小なる非耐カバネルとすることが可能である。このた
め、部材の材積を小とすることができ、コスト低減に寄
与するまた。パネル体の設計が自由となり、各パネル体
のモジュールを小としても建物の構造強度に影響を与え
ないため、各パネル体の寸法を小刻みに得ることが可能
となり、狭小な敷地でも有効に利用することができるよ
うになる。 建物の構造強度の負担が上記の通りであって、軸組の建
上げ後、軸組間に各パネル体を組立てていけばよいだけ
だから、柱があるところでは、従来の壁式構造のプレハ
ブ住宅と異なり、組立てる際パネルとパネルの優先岨位
がなくなる。建物の構造強度に影響がある外周壁面Aに
は柱があり、また戸境壁面Bにも軸組な配するのが通例
であるため、殆どの壁パネル11にはパネル間のいわゆ
る勝ち負けがない。したがって、現場での作業が混乱な
く行なわれることになり、未熟な建築技術者でも容易に
、しかも一定以上の精度で、精度的なばらつきなく、建
築することができる。このためコスト低減にも役立つ。 壁及び床は、それぞれ工場にて壁パネル11、床パネル
4、天井兼床パネル14として組み立て現場に搬入する
ことができるため、軸組な一階及び上層階同時に建ち上
げる必要がない。このため、上層階の軸組前に当該上層
階の床を形成することができるから、高所作業の安全性
が高くなる。 また下層階の床及び壁の形成時、例えば−階の床及び壁
の形成時に二階の軸組がないので、下層階形成用の部材
をクレーンで搬入することが容易となり、工事の簡易化
、工期の短縮化に資するのである、。 次に集合住宅の設計施工という点についていえば1本発
明にがかる軸組プレハブ住宅の建築方法は、構造強度を
負担する軸組構造と大なる面積をりめる各パネルにて構
成されており、建物が格子状構成(グリッド)の連続と
なっているため、設計において軸組の割付を単純化する
ことができ、しかもン11財のPMを小とすることがで
きるから、現場の混乱回避に役立ち、建築施工が迅速容
易となる。 加えて、継手、仕口笠の複雑な加工及び組立てが大部分
り場にて行なわれるため、現場では金物又は釘による簡
略化された作業工程となり、簡単な技術で対処すること
が可能である。また壁、床、天井のド地組や面材貼りか
大部分工場にて行なわれパネル化されているため、現場
での施工日数が非常に少ない。10世帯の標準工期につ
いてみれば、従来の約90E1を約45日と半減させる
ことができた。さらに管理体制の整った工場にて金物、
II!Il1組材、角パネルといった部材を大量にか
つ均一に生産することができるため、材料の精度が向上
する。しかも施工方法が上記のように簡略化されている
ため、現場における施工精度が向上する。さらにまた施
工方法の統一、簡略により施工を標準化することが可能
であり、しかも床高、階高、軒高、パネル高、横架材間
距離の統一といった基本設計を標準化することが可能で
あるため、技術の標準化を図ることができる。
す実施例に基すいて説明する。本発明にかかる軸組プレ
ハブ住宅の建築方法は、通常下記工程をとる。 ■土台形成工程 造成された敷地上にコンクリートにて基礎1を構築した
後、該基礎lの上に受金具2を介して横架材3aを載置
し、土台3をつくる。上記受金具2は、例えば片側のみ
屈曲された受金具2a、両側とも屈曲された受金具2b
の如き使用場所により適宜形状のものが選択される。 ■−一階床形成工 程いで、土台3を構成する上記横架材3a間に、箱状の
パネル体からなる床パネル4を落とし込み、所定の位置
に調整後固定し、−階床5を形成する(第7図イ)。上
記固定は、床パネル4を横架材3aに釘にて仮止めして
おき、外周壁及び戸境壁を組立て形成後、接合金具6を
釘で打ちつけて行なう。 ■−一階軸組工 程いで、土台3上に梁7の両端に柱8を固着し、仮筋違
い(図示省略)が梁7と柱8間の外側に斜設された門型
の架構材9を所定間隔ごと、例えば各戸境ごとに建ち上
げ、各架構材9間を横架材IOにて連結する。上記架構
材9及び横架材10にて一階軸組をなす(第7図(ロ)
乃至(ニ))。かかる架構材9の建ち上げは、敷地の奥
から始めるのが望ましい。上記仮筋違いは、耐カバネル
を本止め後、除去される。 ■−一階壁形成工 程いで、上記土台3の横架材3aと一階軸組間にて形成
された所定の面、即ち、外周壁面A、戸境壁面B及び間
仕切り壁面Cに、箱状のパネル体からなる壁パネル11
を接合し、−階壁13を形成する(第7図(ニ))。こ
の接合に先立つ本止め前に、断面十字形の受金具2cを
梁7及び横架材IOと壁パネル11との間に挿入してお
く。図中、IIAは外周壁パネル、IIBは戸境壁パネ
ル、IICは間仕切り壁パネルを指し、これらを総称し
て壁パネル11という(二階壁についても同様である)
。 ■−一階天井兼二階床形成工 程いで、−階軸組を構成する上記梁7及び横架材IOに
て形成された面に箱状のパネル体からなる天井兼床パネ
ル14を落とし込み、所定の位置に調整後固定し、−階
天井兼二階床15を形成する(第7図(ホ)参照)。上
記固定は、天井兼床パネル14を梁7に釘にて仮止めし
ておき、外周壁及び戸境壁を組立て形成後、接合金具6
を釘で打ちつけて行なう。 ■二階軸組工程 次いで、−階軸組の梁7及び横架材lO上に梁I6の両
端に柱17を固着し、・仮筋違い(図示省略)を梁16
と柱17間の外側に斜設した門型の架構材18を所定間
隔ごと、例えば各戸境ごとに建ち−1−げ、各架構材1
8間を横架材19にて連結する。上記架構材18及び横
架材19にて二階軸組をなす(第7図(ホ)乃至(ト)
)。かかる架構材18の建ち上げは、奥の方から始める
のが望ましい。上記仮筋違いは、耐カバネルを本止め後
、除去される。 ■ニー階壁形成工程 次いで、−階軸組を構成する梁7及び横架材10と二階
軸組[L■にて形成された所定の面、即ち、外周壁面Δ
及び戸境壁面Bに、箱状のパネル体からなる壁パネル1
1を接合し、二階壁20を形成する(第7図(ト))。 ■小屋組み工程 次いで、三角形状、五角形状等、多角形状に形成された
パネル21を所定間隔ごと、例えば各戸境ごとに建ち上
げる(第7図(チ)及び(1月)。次いで、各パネル2
1間を棟木22にて連結する。 ■二階天井兼屋根形成工程 次いで、上記小屋組み間にて形成された斜面に長尺の厚
手板材からなる野地板23を載置し、二階天井兼屋根2
4を形成する(第7図(1月)。 即ち、野地板23の上面にて屋根となし、下面にて二階
天井となす。上記パネル21が直角三角形状に形成され
る場合は、垂辺面には野地板23ではなく、外周壁パネ
ルIIAが取り付けられる。 上記壁パネル11の組立てにおいて、本実施例の場合、
横架材3a、梁7、横架材10、梁16及び横架材19
がいずれも外側に接合金具12を有しているため、壁パ
ネル11は内側より建ち上げられ、仮止め後、取付位置
を調整した後、接合金具6にて本止め固定する。 上記において、−階軸組工程と一階床形成工程とは順不
同である。しかし、本実施例のように一階床形成工程を
先行せしめれば、足場が確保されることになるので、望
ましい。また−階天井兼上層階床形成工程(本実施例で
は一階天井兼二階床形成工程)を上層階壁形成工程(本
実施例では二階壁形成工程)に先行せしめれば、足場が
確保されることになるので、望ましい。いずれにしても
、各階の壁形成工程は対応する当該階の軸組工程終了後
行なわれることになる。 三階建て以上の建物とする場合は、上記−階天井兼二階
床形成工程から二階壁形成工程を順次繰返すことにより
、上層階を形成する。 本発明方法にかかる軸組プレハブ住宅の建築方法に用い
られるパネル体は、その用途により、床パネル4、壁パ
ネル11及び天井兼床パネル14に区別される。夫々の
寸法は、一般に、壁パネル11が幅150〜1800m
m (150mmピッチ)、高さ一階2950mm、二
階2050mmであり、他の二者が長辺150〜405
0mm (150mmピッチ)、短辺150〜1800
mm(150mmピッチ)である。即ち、モジュールを
150mmとし、小とすることができる。 上記パネル体は、床パネル4、天井兼床パネル14及び
壁パネル11いずれも芯材4d、芯材11dの両面に面
材4c、面材lieが着設される。本実施例の場合、床
パネル4及び天井兼床バネル14並ひに間仕切り壁パネ
ルIICは中空に形成され、外周壁パネルIIA及び戸
境壁パネルlIBは内部にグラスウールの如き断熱材等
が充填されている。 上記床パネル4、壁パネル11、天井兼床パネル14、
架構材9、架構材18、パネル21、横架材3a、横架
材10、横架材19、野地板23等の各部材は、いずれ
も工場にて生産され、現場に運搬される。 壁パネル11は耐カバネルと非耐カバネルとが適宜に組
み合わされる。耐カバネルは建物の受ける横方向の力を
柱や梁といった軸組に伝達し、鉛直方向の力を土台3を
介して基礎1に伝達する軸組と相まって、建物の構造強
度を負担する。耐カバネルは芯材11d及び面材11e
を材料強度の大なるもので構成する場合、あるいは、第
5図示の如く、芯材ladの斜向する角部間に筋違11
fを斜設して構成する場合がある。非耐カバネルは、か
かる機能を有しない壁パネル11を指称する。壁パネル
11は、また、その用いられる部位に基すき、外周壁パ
ネルIIA及び戸境壁パネル1113及び間仕切り壁パ
ネルIIcに区別される。壁パネル11は、通常、外周
壁パネルIIA、戸境壁パネルIIB及び間仕切り壁パ
ネルIIcからなるが、設計によっては間仕切り壁パネ
ルIICがない場合もある。尚、図示実施例においては
、繁雑を避けるため、第1図の一階の間仕切り壁パネル
IIC及び第8図の間仕切り壁パネルII Cは省略し
である。 壁パネル11の場合、芯材11dの両面に面材11eが
予め工場にて着設されている場合(第4図)、工場では
芯材のみにてパネル体を形成しておき、面材の着設は両
面とも現場で行なう場合(第5図)、片面の面材のみ工
場にて着設し、他面の曲材の着設は現場で行なう場合(
図示省略)がある。i7?j者の場合は工期の短縮に一
層資し、後二者の場合は配線工事がし易くなり工期短縮
に資するので、使用場所により適宜使い分けるのが望ま
しい。壁パネル11の面材11eは、用途に応じ、合板
、サイデイングボード、石膏ボード等適宜のものが選択
される。また面材leeの表面には、壁材、壁布の如き
仕上げ材を適宜に貼設することができる。床パネル4及
び天井兼床パネル14の構成についても、壁パネル11
の場合と同様、3態様ある。 上記パネル体の軸組への固着方法は任意である。図示実
施例のように各種の接合金具にて固着する場合の外、釘
にて固着してもよい。なお、床パネルの場合は、受木を
介しての釘による固着であってもよい。しかし、図示実
施例のように接合金具にて固着することとすれば、釘の
斜め打ち等をする必要がないから、−層簡単な技術で足
りるという利益がある。 一階床の形成において、床パネル4に代えて第7図示の
如き長尺の厚手板材からなる床板材25を用いることが
できる。かかる場合は配管工事が容易となり、また階高
が低くなる利便がある。また−階床及び−階天井兼二階
床の形成において、床パネル4及び天井兼床パネル14
に代えて第7図示の如き床板材25を用いることができ
る。さらに、最上階天井兼屋根(本実施例では二階天井
兼屋根)の形成において、野地板23に代えて箱状のパ
ネル体を用いることができる。 【作用】 本発明にかかる軸組プレハブ住宅の建築方法においては
、柱及び梁からなる軸組と該軸組間に挟着された壁パネ
ル11の一部たる耐カバネルにて建物の構造強度を負担
するため、壁の大部分(上記実施例では3/4)を材積
の小なる非耐カバネルとすることが可能である。このた
め、部材の材積を小とすることができ、コスト低減に寄
与するまた。パネル体の設計が自由となり、各パネル体
のモジュールを小としても建物の構造強度に影響を与え
ないため、各パネル体の寸法を小刻みに得ることが可能
となり、狭小な敷地でも有効に利用することができるよ
うになる。 建物の構造強度の負担が上記の通りであって、軸組の建
上げ後、軸組間に各パネル体を組立てていけばよいだけ
だから、柱があるところでは、従来の壁式構造のプレハ
ブ住宅と異なり、組立てる際パネルとパネルの優先岨位
がなくなる。建物の構造強度に影響がある外周壁面Aに
は柱があり、また戸境壁面Bにも軸組な配するのが通例
であるため、殆どの壁パネル11にはパネル間のいわゆ
る勝ち負けがない。したがって、現場での作業が混乱な
く行なわれることになり、未熟な建築技術者でも容易に
、しかも一定以上の精度で、精度的なばらつきなく、建
築することができる。このためコスト低減にも役立つ。 壁及び床は、それぞれ工場にて壁パネル11、床パネル
4、天井兼床パネル14として組み立て現場に搬入する
ことができるため、軸組な一階及び上層階同時に建ち上
げる必要がない。このため、上層階の軸組前に当該上層
階の床を形成することができるから、高所作業の安全性
が高くなる。 また下層階の床及び壁の形成時、例えば−階の床及び壁
の形成時に二階の軸組がないので、下層階形成用の部材
をクレーンで搬入することが容易となり、工事の簡易化
、工期の短縮化に資するのである、。 次に集合住宅の設計施工という点についていえば1本発
明にがかる軸組プレハブ住宅の建築方法は、構造強度を
負担する軸組構造と大なる面積をりめる各パネルにて構
成されており、建物が格子状構成(グリッド)の連続と
なっているため、設計において軸組の割付を単純化する
ことができ、しかもン11財のPMを小とすることがで
きるから、現場の混乱回避に役立ち、建築施工が迅速容
易となる。 加えて、継手、仕口笠の複雑な加工及び組立てが大部分
り場にて行なわれるため、現場では金物又は釘による簡
略化された作業工程となり、簡単な技術で対処すること
が可能である。また壁、床、天井のド地組や面材貼りか
大部分工場にて行なわれパネル化されているため、現場
での施工日数が非常に少ない。10世帯の標準工期につ
いてみれば、従来の約90E1を約45日と半減させる
ことができた。さらに管理体制の整った工場にて金物、
II!Il1組材、角パネルといった部材を大量にか
つ均一に生産することができるため、材料の精度が向上
する。しかも施工方法が上記のように簡略化されている
ため、現場における施工精度が向上する。さらにまた施
工方法の統一、簡略により施工を標準化することが可能
であり、しかも床高、階高、軒高、パネル高、横架材間
距離の統一といった基本設計を標準化することが可能で
あるため、技術の標準化を図ることができる。
このように1本発明にかかる軸組プレハブ住宅の建築方
法によれば、土台を構成する横架材間に箱状のパネル体
からなる床パネルな載置固定し一階床を形成する一階床
形成工程と、土台上に柱及び梁を凹型に形成した架構材
を所定間隔ごとに建ち上げ、各架構材間を横架材にて連
結する一階紬組工程と、上記土台の横架材と一階軸組間
にて形成された所定の而に箱状のパネル体からなる壁パ
ネルを接合し一階壁を形成する一階壁形成工程と、−階
軸組を構成する梁及び横架材にて形成された面に箱状の
パネル体からなる天井兼床パネルを載置し一階天井兼上
層階床な形成する一階天井兼上に柱及び梁を門型に形成
した架構材を所定間隔ごとに建ち上げ、各架構材間を横
架材にて連結するに層階軸組工程と5下層階軸組を構成
する梁又は横架材と上層階軸組間にて形成された所定の
面に箱状のパネル体からなる壁パネルを接合し上層階壁
を形成する上層階壁形成工程と、多角形状に形成された
パネルを所定間隔ごとに建ち上げる小屋組み−[程と、
上記小屋組み間にて形成された斜面に野地板を載置し最
上階天井及び屋根を形成する最上階天井及び屋根形成工
程とからなり、各階の壁形成工程が対応する当該階の軸
組工程終了後行なわれるから、簡単な技術で、工期短縮
、精度の向上、技術の標準化及びコストダウンを図るプ
レハブ住宅工法の通有性を保持しつつ、さらに部材の材
積を小とし、設計施工の単純化、容易化及び狭小地への
有効な対応等敷地の有効利用を図ることができる。
法によれば、土台を構成する横架材間に箱状のパネル体
からなる床パネルな載置固定し一階床を形成する一階床
形成工程と、土台上に柱及び梁を凹型に形成した架構材
を所定間隔ごとに建ち上げ、各架構材間を横架材にて連
結する一階紬組工程と、上記土台の横架材と一階軸組間
にて形成された所定の而に箱状のパネル体からなる壁パ
ネルを接合し一階壁を形成する一階壁形成工程と、−階
軸組を構成する梁及び横架材にて形成された面に箱状の
パネル体からなる天井兼床パネルを載置し一階天井兼上
層階床な形成する一階天井兼上に柱及び梁を門型に形成
した架構材を所定間隔ごとに建ち上げ、各架構材間を横
架材にて連結するに層階軸組工程と5下層階軸組を構成
する梁又は横架材と上層階軸組間にて形成された所定の
面に箱状のパネル体からなる壁パネルを接合し上層階壁
を形成する上層階壁形成工程と、多角形状に形成された
パネルを所定間隔ごとに建ち上げる小屋組み−[程と、
上記小屋組み間にて形成された斜面に野地板を載置し最
上階天井及び屋根を形成する最上階天井及び屋根形成工
程とからなり、各階の壁形成工程が対応する当該階の軸
組工程終了後行なわれるから、簡単な技術で、工期短縮
、精度の向上、技術の標準化及びコストダウンを図るプ
レハブ住宅工法の通有性を保持しつつ、さらに部材の材
積を小とし、設計施工の単純化、容易化及び狭小地への
有効な対応等敷地の有効利用を図ることができる。
第1図は本発明にかかる軸組プレハブ住宅の建築方法の
実施例を示す一部を省略した一部破断斜視図、第2図は
同要部の縦断面図、第3図は同完成後の一部省略斜視図
、第4図は壁パネルの]りを示す斜視図、第5図は壁パ
ネルの他の例を示す正面図、第6図は床パネルの一例を
示す斜視図、第7図は床板材の一例を示す斜視図、第8
図は二[程順を示す概略側面図である。 1−・・基礎、2.2a、2b、2c・・・受金具、3
・・・土台、3a・・・横架材、4・・・床パネル、4
d・・・芯材、4e・・・面材、5・・・−階床、6・
・・接合金具、7・・・梁、8・・・柱、9・・・架構
材、10・・・横架材、11・・・壁パネル、lld・
・・芯材、lle・・・面材、11[・・・筋違、II
A・・・外周壁パネル、JIB・・・戸境壁パネル、l
IC−・・間仕切り壁パネル、12・・・接合金具、1
3・・・−階壁、14・・・天井兼床パネル、15・・
・−階天井兼二階床、16・・・梁、17・・・柱、1
8・・・架構材、19・・・横架材、20・・・二階壁
、21・・・パネル、22・・・棟木、23・・・野地
板、24・・・二階天井兼屋根、25・・・床板材。 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図
実施例を示す一部を省略した一部破断斜視図、第2図は
同要部の縦断面図、第3図は同完成後の一部省略斜視図
、第4図は壁パネルの]りを示す斜視図、第5図は壁パ
ネルの他の例を示す正面図、第6図は床パネルの一例を
示す斜視図、第7図は床板材の一例を示す斜視図、第8
図は二[程順を示す概略側面図である。 1−・・基礎、2.2a、2b、2c・・・受金具、3
・・・土台、3a・・・横架材、4・・・床パネル、4
d・・・芯材、4e・・・面材、5・・・−階床、6・
・・接合金具、7・・・梁、8・・・柱、9・・・架構
材、10・・・横架材、11・・・壁パネル、lld・
・・芯材、lle・・・面材、11[・・・筋違、II
A・・・外周壁パネル、JIB・・・戸境壁パネル、l
IC−・・間仕切り壁パネル、12・・・接合金具、1
3・・・−階壁、14・・・天井兼床パネル、15・・
・−階天井兼二階床、16・・・梁、17・・・柱、1
8・・・架構材、19・・・横架材、20・・・二階壁
、21・・・パネル、22・・・棟木、23・・・野地
板、24・・・二階天井兼屋根、25・・・床板材。 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、土台を構成する横架材間に箱状のパネル体からなる
床パネルを載置固定し一階床を形成する一階床形成工程
と、土台上に柱及び梁を門型に形成した架構材を所定間
隔ごとに建ち上げ、各架構材間を横架材にて連結する一
階軸組工程と、上記土台の横架材と一階軸組間にて形成
された所定の面に箱状のパネル体からなる壁パネルを接
合し一階壁を形成する一階壁形成工程と、一階軸組を構
成する梁及び横架材にて形成された面に箱状のパネル体
からなる天井兼床パネルを載置し一階天井兼上層階床を
形成する一階天井兼上層階床形成工程と、下層階軸組の
梁及び横架材上に柱及び梁を門型に形成した架構材を所
定間隔ごとに建ち上げ、各架構材間を横架材にて連結す
る上層階軸組工程と、下層階軸組を構成する梁又は横架
材と上層階軸組間にて形成された所定の面に箱状のパネ
ル体からなる壁パネルを接合し上層階壁を形成する上層
階壁形成工程と、多角形状に形成されたパネルを所定間
隔ごとに建ち上げる小屋組み工程と、上記小屋組み間に
て形成された斜面に野地板を載置し最上階天井及び屋根
を形成する最上階天井及び屋根形成工程とからなり、各
階の壁形成工程が対応する当該階の軸組工程終了後行な
われることを特徴とする軸組プレハブ住宅の建築方法。 2、建築工程が請求項1の記載順である請求項1記載の
軸組プレハブ住宅の建築方法。 3、上記パネル体は芯材と該芯材の両面に着設される面
材とからなる請求項1又は請求項2記載の軸組プレハブ
住宅の建築方法。 4、上記壁パネルは芯材の斜向する角部間に筋違が斜設
された請求項3記載の軸組プレハブ住宅の建築方法。 5、上記パネル体は面材が両面とも予め着設されたもの
である請求項1乃至4のいずれか記載の軸組プレハブ住
宅の建築方法。 6、上記パネル体は部材が両面とも予め着設されていな
いものである請求項1乃至4のいずれか記載の軸組プレ
ハブ住宅の建築方法。 7、上記パネル体は面材が一面のみ予め着設されたもの
である請求項1乃至4のいずれか記載の軸組プレハブ住
宅の建築方法。 8、請求項第1項乃至7のいずれか記載の軸組プレハブ
住宅の建築方法において、床パネルに代えて床板材が用
いられる軸組プレハブ住宅の建築方法。 9、請求項第1項乃至7のいずれか記載の軸組プレハブ
住宅の建築方法において、床パネル及び天井兼床パネル
にともに床板材が用いられる軸組プレハブ住宅の建築方
法。 10、小屋組み工程のパネルが三角形状に形成された請
求項1乃至9記載の軸組プレハブ住宅の建築方法。 11、小屋組み工程のパネルが直角三角形状に形成され
、垂辺面に外壁パネルが取り付けられた請求項10記載
の軸組プレハブ住宅の建築方法。 12、小屋組み工程のパネルが五角形状に形成された請
求項1乃至9記載の軸組プレハブ住宅の建築方法。 13、請求項第1乃至12のいずれか記載の軸組プレハ
ブ住宅の建築方法において、最上階天井兼屋根形成工程
に用いられる野地板に代えて箱状のパネル体が用いられ
る軸組プレハブ住宅の建築方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21516588A JPH0266241A (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 軸組プレハブ住宅の建築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21516588A JPH0266241A (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 軸組プレハブ住宅の建築方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0266241A true JPH0266241A (ja) | 1990-03-06 |
Family
ID=16667733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21516588A Pending JPH0266241A (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 軸組プレハブ住宅の建築方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0266241A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61404U (ja) * | 1984-06-04 | 1986-01-06 | 株式会社東芝 | 交流電気機関車のパンタグラフ用給気装置 |
JPS6221940A (ja) * | 1985-07-19 | 1987-01-30 | 株式会社 共立ハウジング | 木造軸組プレハブの外郭建築工法 |
-
1988
- 1988-08-31 JP JP21516588A patent/JPH0266241A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61404U (ja) * | 1984-06-04 | 1986-01-06 | 株式会社東芝 | 交流電気機関車のパンタグラフ用給気装置 |
JPS6221940A (ja) * | 1985-07-19 | 1987-01-30 | 株式会社 共立ハウジング | 木造軸組プレハブの外郭建築工法 |
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