JP2552051B2 - パネル及び軸組プレカットパネル嵌め込み構法 - Google Patents

パネル及び軸組プレカットパネル嵌め込み構法

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JP2552051B2
JP2552051B2 JP4007826A JP782692A JP2552051B2 JP 2552051 B2 JP2552051 B2 JP 2552051B2 JP 4007826 A JP4007826 A JP 4007826A JP 782692 A JP782692 A JP 782692A JP 2552051 B2 JP2552051 B2 JP 2552051B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅や建物等の建築構
法に関し、特に木材や木質材料を用いた木質系構造の建
築構法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、木質系構造の建築構法は、軸組式
と壁式の2つの方式に大別され、更に軸組式は(1) 在来
木造構法、(2) 集成材構造、に分類され、壁式は(3) 枠
組壁工法(ツーバイフォー工法)、(4) 校倉造、に分類
される。更に、簡便な構法として木質プレハブ構造があ
り、それぞれ(5) 軸組式、(6) 壁式、(7) モジュラー式
に分類される。
【0003】在来木造構法とも称される軸組構法は、基
礎の上に、先ず柱、桁や梁等の軸状部材を組み合わせる
ことにより建物の骨格を構成した後、壁、床、屋根、天
井等を形設して居住空間を形成する構法である。
【0004】集成材構造は、建物の骨格の一部となる部
材を予め大量に加工・成形しておいて、各部材を組み立
てる棟上げの時点で建物骨格全体が一度に完成する構法
である。
【0005】ツーバイフォー工法とも称される枠組壁工
法は、基礎の上に、先ず床を形成した後、1階分の枠組
壁を組み立てて所定位置に固定することにより建物の壁
を形設し、次に枠組壁の上に2階の床を形成した後、2
階分の枠組壁を組み立てて、床と壁を順番に組み立てる
ことにより建物を完成する構法である。
【0006】ログハウスとも称される校倉造は、基礎の
上に、角材や丸太を水平に積み重ねて壁を形成すること
によって、建物全体の強度を出すようにした構法であ
る。木質プレハブ構造は、合板や枠材等を用いて大面積
で規格化された壁パネルや床パネルを予め製作しておい
て、各パネルを組み立てることにより居住空間を形成す
る構法であって、軸組式のものは柱や梁を組み立てた
後、各パネルを組み付ける構法であり、壁式のものは建
物強度を各パネルが負担する構法であり、モジュラー式
のものは建物全体又は一部を単位構造として工場等で予
め製造しておいて、現場で据え付けや組み立てを行う構
法である。
【0007】図7から図9は、従来の軸組構法の一例を
示したものである。図7において、コンクリート等から
なる基礎51の上に土台52を固定した後、胴差53や
管柱を組み付けた通し柱55を各所定位置に立てる。次
に、胴差53の間に2階梁56を渡すと共に、通し柱周
辺の妻の部分を管柱54、丸柱57、軒桁58、継ぎ梁
59、飛び梁等を用いて組み立てる。その後、2階根太
を組み付けて足場を補強し、2階の管柱、軒桁、梁を固
定して2階の骨格を形成する。
【0008】次に、図8において、屋根を形設するため
に、桁や梁の上に束を配置して棟木、母屋を載せ、屋根
の接合部に隅木60を配置することにより屋根の骨格が
形作られ、各屋根面に多くの垂木61を固定し、垂木6
1の端部に鼻隠し62、広小舞63を形設すると共に、
野地板を屋根全面に固定する。野地板の上には、ルーフ
ィングが敷き詰められ、例えば瓦施工の場合は、野地板
に固定された瓦桟に瓦を順序良く配置して、屋根が完成
する。
【0009】一方、図9において、1階の壁部分では、
間柱64、まぐさ65、内法貫、筋違66が形設され、
壁がモルタル施工の場合はラス下地板67、ラス網が固
定され、モルタルが塗られる。また、1階の床部分で
は、束石の上に床束を載せ、大引、根太を並べ、その上
に床板を敷き詰めることにより、床が完成する。その
後、電気配線工事、内装工事、外装仕上げにより、建物
全体が完成する。
【0010】図10から図13は、従来の枠組壁工法の
一例を示したものである。図10において、コンクリー
トやブロック等からなる基礎71の上に土台72を固定
した後、束石の上に床束を載せ、大引、根太を並べ、根
太の間を合板受で補強して、床合板73を全面に渡って
敷き詰めることにより、1階の床が完成する。次に、1
階の壁を形設するために、1階の床において、下枠7
4、上枠75、たて枠76、まぐさ77等の長手部材に
より壁の骨格を形作り、その外壁面に合板78を貼って
壁パネルを製作する。そして、建物の各面に対応した各
壁パネルを建て起こして、お互いに固定することによ
り、1階の壁が完成する。同様に、間仕切り壁も、枠材
と合板で製作された壁パネルを配置し固定する(図11
参照)。
【0011】次に、図12において、1階の壁及び間仕
切り壁の上部に2階床用の根太、ころび止めを多数配置
し、根太の間を合板受で補強して、その上に合板79を
敷き詰めることにより、2階の床が完成する。次に、2
階の壁及び間仕切り壁を、1階での工事と同様にして形
設する。その後、2階の壁及び間仕切り壁の上部に2階
天井用の根太、ころび止め、振れ止めを多数配置し、必
要に応じて屋根裏部屋のための床合板を敷く。
【0012】次に、図13において、屋根を形設するた
めに、2階の妻壁パネル80を枠材と合板で製作すると
共に、小屋トラスを組み立てて、2階天井の上に固定す
る。小屋トラスの間に棟木81を渡して、棟木81と2
階天井の間に垂木82を多数並べ、ころび止め、けらば
垂木、鼻隠し、破風板等を固定する。次に、垂木等の上
に野地板83を敷き詰めて固定する。野地板83の上に
は、ルーフィングが敷き詰められ、例えば西洋瓦施工の
場合は、西洋瓦を野地板83の上に順序良く配置しなが
ら釘打ちすることにより、屋根が完成する。その後、電
気配線工事、内装工事、外装仕上げにより、建物全体が
完成する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
軸組構法では、柱や桁の材料として、杉、けやき、ひの
き等の木目が美しい木材を用いた場合、柱や桁が外見に
現れるという利点があるが、軸組で建物全体の骨格を形
作った後の工程において、壁や屋根を構成する部材が細
かく分割されており、その加工や固定等の工程の多くが
手作業になるため、施工に多くの時間が必要となり、建
築コストの低減化が困難であるという課題があった。
【0014】また、従来の枠組壁工法は、その元祖が北
米に端を発しており、建築様式が柱や桁を用いない西洋
風であるため、古くから多くの日本人に馴染みがあって
且つ快適な居住空間を備えた和風建築に仕上げることが
困難であるという課題があった。
【0015】また、簡便な構法である木質プレハブ構造
も同様に、柱や桁の表面が外見に現れず、重厚な和風建
築に仕上げることが困難であった。また、他の従来構法
については、いずれも建築コストが高くなり、デザイン
に工夫を凝らした特殊な建物以外には、あまり用いられ
ていない。
【0016】本発明は、前記課題を解決するため、柱や
桁の材料として木目が美しい木材を用いた場合でも、柱
や桁の表面が建物の外見に現れ、しかも簡単な施工で和
風建築を得ることができる新規な建築構法を提供するこ
とを目的とし、更に、本発明の建築構法に好適なパネル
を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のパネルは、建築物の軸状部材間で形成され
る空間に嵌め込んで固定するための木製パネルであっ
て、前記パネルは側面が前記軸状部材に接触しかつ内部
から固定手段により固定するための枠部材を備え、前記
枠部材間は格子状に結合されているとともに、前記枠部
材の一面に、平面状の板部材が固定され、前記板部材の
周辺部が、前記軸状部材に固定するために前記枠の縁部
より突設していることを特徴とする。
【0018】また、本発明の軸組プレカットパネル嵌め
込み構法は、基礎の上に、水平軸状部材及び垂直軸状部
材を組み合わせて建物骨格を形成し、斜め軸状部材を前
記建物骨格の上に固定して屋根骨格を形成した後、前記
水平軸状部材、前記垂直軸状部材又は前記斜め軸状部材
で作られる面に平面状のパネルを嵌め込むことにより居
住空間を形成する軸組プレカットパネル嵌め込み構法で
あって、前記パネルが格子状の枠部材と前記枠部材の縁
部より周囲が突設している板部材で構成されており、且
つ、前記軸状部材の一部に、前記パネルの受け座が予め
形成されており、前記パネルの板部材の周囲の突設部を
前記受け座に固定するとともに、前記枠部材を前記軸状
部材に固定することを特徴とする。
【0019】
【作用】前記したパネルの構成によれば、建築物の軸状
部材間で形成される空間に嵌め込んで固定するための木
製パネルであって、前記パネルは側面が前記軸状部材に
接触しかつ内部から固定手段により固定するための枠部
材を備え、前記枠部材間は格子状に結合されているとと
もに、前記枠部材の一面に、平面状の板部材が固定さ
れ、前記板部材の周辺部が、前記軸状部材に固定するた
めに前記枠の縁部より突設していることにより、建物骨
格又は屋根骨格を構成する軸組にパネルが嵌め込まれる
場合、軸組とパネルの一体化が容易となり、且つパネル
の枠部材及び板部材の周囲の突設部を木造建築物の骨格
部材である軸状部材に釘等で直角方向に固定することが
でき、前記2重の固定によりパネルと軸部材との固定強
度が向上して建物全体の強度を高くすることができる。
【0020】また、前記した軸組プレカットパネル嵌め
込み構法の構成によれば、基礎の上に、水平軸状部材及
び垂直軸状部材を組み合わせて建物骨格を形成し、斜め
軸状部材を建物骨格の上に固定して屋根骨格を形成した
後、水平軸状部材、垂直軸状部材又は斜め軸状部材で作
られる面に平面状のパネルを嵌め込むことにより居住空
間を形成する軸組プレカットパネル嵌め込み構法であっ
て、パネルが格子状の枠と枠の縁部より少なくとも一部
が突設している板部材で構成されており、且つ、水平軸
状部材、垂直軸状部材又は斜め軸状部材の一部に、パネ
ルの受け座が予め形成されていることにより、各軸状部
材とパネルの一体化が容易となり、且つパネルの枠部材
を各軸状部材に固定するとともに、パネルの板部材の周
囲の突設部を受け座に釘等で容易に固定することがで
き、前記2重の固定によりパネルと軸部材との固定強度
が向上して建物全体の強度を高くすることができる。ま
た、水平軸状部材、垂直軸状部材又は斜め軸状部材で作
られる面に平面状のパネルを嵌め込むという簡単な作業
により、居住空間を迅速に形成することができるため、
建築工期を大幅に短縮することができる。また、水平軸
状部材、垂直軸状部材又は斜め軸状部材の表面全部をパ
ネルが覆い隠すこと無く施工できることにより、各軸状
部材として木目が美しい木材を用いた場合、その表面が
外部から見えるため、従来からの和風建築様式に仕上げ
ることが容易となる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は、本発明のパネルの一実施例
を示す斜視図である。水平に配置された枠部材3と垂直
に配置された枠部材4、5が、お互いに略直角の角度で
交差して、格子状の枠が作られている。枠部材3と枠部
材4、5との結合は、追掛け、あり、相欠き、渡り等の
加工を施して、釘、接着剤等を用いて固定されている。
枠の一面には、合板等の平面状の板部材2が固定されて
おり、板部材2の一部が枠の縁部より突設している。枠
に板部材2を固定することにより、パネル1の強度が向
上して、たわみ、よじれ等の変形を抑止している。な
お、平面状の板部材2は枠の両面に固定されても構わ
ず、その場合は一方の板部材の外縁は枠の縁部より突設
させない。また、パネル1の形状は、1765mm×2
730mm×90mm、1765mm×755mm×9
0mm、1310mm×2730mm×90mm、85
5mm×2730mm×90mm、545mm×273
0mm×90mm、400mm×2730mm×90m
m、2220mm×755mm×90mm等の数種類の
寸法に規格化されており、必要に応じて、板部材2の一
部を切り欠いて窓や通気孔が形成される。
【0022】次に、このようなパネルを用いた本発明の
軸組プレカットパネル嵌め込み構法について説明する。
図2から図4は、本発明の軸組プレカットパネル嵌め込
み構法の一実施例を説明するための概略斜視図である。
先ず、図2において、コンクリート等からなる基礎7の
上に土台等の水平軸状部材8を固定した後、胴差等の水
平軸状部材10及び管柱、通し柱等の垂直軸状部材9、
11を組み付けたものを各所定位置に立てる。次に、水
平軸状部材10の間に2階梁等の水平軸状部材12を渡
すと共に、残りの管柱等の垂直軸状部材11及び継ぎ
梁、飛び梁等の水平軸状部材13を組み立てる。
【0023】次に、図3において、各水平軸状部材8、
10、12及び各垂直軸状部材9、11で作られる外壁
面、間仕切り壁面及び床面に、図1に示したようなパネ
ル1を嵌め込む。図5は、外壁面に本発明の壁パネルを
嵌め込む様子を示した概略部分断面図である。栗割石2
1の上に捨てコンクリート22が打たれ、それらの上に
鉄筋を配した全面ベタのコンクリートからなる基礎7が
打たれている。基礎7の上に土台等の水平軸状部材8が
並べられ、アンカーボルト等により固定される。なお、
基礎7と水平軸状部材8の間には防水シート23が敷か
れると共に、水平軸状部材8には防腐剤や防蟻剤が塗布
又は注入されることが好ましい。
【0024】軸組を開始するまでに、各水平軸状部材
8、10、12及び各垂直軸状部材9、11の一部に、
パネル1の受け座Aが予め形成される。前述したように
各パネル1は所定の形状に高精度に規格化されているた
め、各水平軸状部材8、10、12及び各垂直軸状部材
9、11の加工は、製材工場において数値制御切削機等
の高精度な木材加工機を用いて行い、建築現場では各部
材の軸組作業を行うだけで足りる。
【0025】各面に嵌め込まれたパネル1と各部材8、
9、10、11、12との間には、約2.5mm程度の
隙間が形成されるが、パネル1の枠3、4及び板部材2
と各部材8、9、10、11、12とがお互いに連結す
るように釘を打ち込むことにより堅固に固定され、各軸
状部材8、10、12、9、11からなる軸組とパネル
1及び枠3、4により建物の強度を維持している。な
お、パネル1の板部材2の面位置は、水平軸状部材8、
10、12及び垂直軸状部材9、11の外面と同一平面
になるため、水平軸状部材8、10及び垂直軸状部材
9、11の表面に現れた木目は外部に露出する。
【0026】なお、2階以上の床面についても同様に、
各水平軸状部材8、10、12及び各垂直軸状部材9、
11の一部に、パネル1の受け座Aが予め形成されてお
り、そこにパネル1を嵌め込んで釘で固定することによ
り、居住空間が形成される。なお、床面用のパネルは、
階下部屋の天井として兼用することが可能であり、その
場合にはパネル1の板部材2の反対面には、天井用の化
粧板6を予め貼着しておくことが好ましい。
【0027】次に、図4において、2階部分も同様に、
軒桁、梁等の各水平軸状部材14及び管柱等の垂直軸状
部材15を組み立てて、パネル1を嵌め込み、その固定
を行う。なお、2階部分の施工を開始するまでに、2階
床面がパネル1で嵌め込まれているため、軸組作業やパ
ネル嵌め込み作業は、1階部分の施工と同様に安全且つ
迅速に行うことができる。
【0028】屋根部については、桁や梁等の水平軸状部
材14の上に束等の垂直軸状部材16を配置した後、棟
木、桁等の水平軸状部材17、18を載せることにより
屋根の骨格が形作られ、更に各屋根面に合掌等の斜め軸
状部材19を固定して、図1に示したようなパネル1を
嵌め込むことにより、屋根の野地板が形設される。この
場合も、図6に示すように、屋根の骨格を構成する斜め
軸状部材19は、パネル1の受け座Aが予め形成されて
おり、そこにパネル1を嵌め込んで釘で固定することに
より、屋根部が形成される。なお、2階の床面と同様
に、パネル1は屋根裏部屋の天井と兼用することが可能
であり、その場合はパネル1の下面に化粧板6を予め貼
着しておくことが好ましい。また、パネル1の内部にグ
ラスウール等の断熱材を充填しておくことにより、結露
を防止したり、断熱性能や遮音性能を向上させることが
できる。
【0029】後は、従来の屋根施工と同様に、野地板の
上にはルーフィングが敷き詰められ、例えば瓦施工の場
合は、野地板に固定された瓦桟に瓦を順序良く配置し
て、屋根が完成する。その後、パネル1の外装仕上げ、
窓サッシの取り付け、電気配線工事、内装工事等を経
て、建物全体が完成する。
【0030】なお、以上の実施例において、各軸状部材
の表面の一部が部屋の内装の一部として現れる真壁軸組
構法を採用することがより好ましく、各軸状部材の美し
い木目を活かした、より重厚な和風様式の内装に仕上げ
ることが可能となる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のパネル
は、建築物の軸状部材間で形成される空間に嵌め込んで
固定するための木製パネルであって、前記パネルは側面
が前記軸状部材に接触しかつ内部から固定手段により固
定するための枠部材を備え、前記枠部材間は格子状に結
合されているとともに、前記枠部材の一面に、平面状の
板部材が固定され、前記板部材の周辺部が、前記軸状部
材に固定するために前記枠の縁部より突設していること
により、建物骨格又は屋根骨格を構成する軸組にパネル
が嵌め込まれる場合、軸組とパネルの一体化が容易とな
り、且つパネルの枠部材及び板部材の周囲の突設部を木
造建築物の骨格部材である軸状部材に釘等で直角方向に
固定することができ、前記2重の固定によりパネルと軸
部材との固定強度が向上して建物全体の強度を高くする
ことができる。
【0032】また、本発明の軸組プレカットパネル嵌め
込み構法は、軸状部材に形成された受け座とパネルとの
位置決めが容易になり、パネル嵌め込み作業が簡単にな
るため、熟練作業者でなくても軸組作業を迅速に行うこ
とができる。従って、工期の短縮化、人件費の削減が可
能になり、更に規格化された壁パネル及び軸組部材の加
工、製作を工場において大量生産で行うことにより、建
築資材のコスト低減化を図ることができる。また、軸組
と、パネルの枠部材及び板部材の両者が釘等の固定手段
により強固に一体化されるため、建物全体の強度を高く
することができ、更には3階以上を有する和風建築を立
てることが可能となる。また、柱や桁等の軸状部材の表
面が外部に露出するため、軸状部材に美しい木目の木材
を用いることにより、木目を活かした和風建築様式に仕
上げることが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパネルの一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の軸組プレカットパネル嵌め込み構法の
一実施例を説明するための概略斜視図である。
【図3】本発明の軸組プレカットパネル嵌め込み構法の
一実施例を説明するための概略斜視図である。
【図4】本発明の軸組プレカットパネル嵌め込み構法の
一実施例を説明するための概略斜視図である。
【図5】外壁面に本発明のパネルを嵌め込む様子を示し
た概略部分断面図である。
【図6】屋根面に本発明のパネルを嵌め込んだ様子を示
した概略部分断面図である。
【図7】従来の軸組構法の一例を示した概略斜視図であ
る。
【図8】従来の軸組構法の一例を示した概略斜視図であ
る。
【図9】従来の軸組構法の一例を示した概略斜視図であ
る。
【図10】従来の枠組壁工法の一例を示した概略斜視図
である。
【図11】従来の枠組壁工法の一例を示した概略斜視図
である。
【図12】従来の枠組壁工法の一例を示した概略斜視図
である。
【図13】従来の枠組壁工法の一例を示した概略斜視図
である。
【符号の説明】 1 パネル 2 板部材 3、4、5 枠部材 6 化粧板 7 基礎 8、10、12、13、14、17、18 水平軸状部
材 9、11、15、16 垂直軸状部材 19 斜め軸状部材 20 1階床パネル 21 栗割石 22 捨てコンクリート 23 防水シート 24 断熱材 51 基礎 52 土台 53 胴差 54 管柱 55 通し柱 56 2階梁 57 丸柱 58 軒桁 59 継ぎ梁 60 隅木 61 垂木 62 鼻隠し 63 広小舞 64 間柱 65 まぐさ 66 筋違 67 ラス下地板 71 基礎 72 土台 73 床合板 74 下枠 75 上枠 76 たて枠 77 まぐさ 78、79 合板 80 妻壁パネル 81 棟木 82 垂木 83 野地板 A 受け座

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物の軸状部材間で形成される空間に
    嵌め込んで固定するための木製パネルであって、前記パ
    ネルは側面が前記軸状部材に接触しかつ内部から固定手
    段により固定するための枠部材を備え、前記枠部材間は
    格子状に結合されているとともに、前記枠部材の一面
    に、平面状の板部材が固定され、前記板部材の周辺部
    が、前記軸状部材に固定するために前記枠の縁部より突
    設していることを特徴とするパネル。
  2. 【請求項2】 基礎の上に、水平軸状部材及び垂直軸状
    部材を組み合わせて建物骨格を形成し、斜め軸状部材を
    前記建物骨格の上に固定して屋根骨格を形成した後、前
    記水平軸状部材、前記垂直軸状部材又は前記斜め軸状部
    材で作られる面に平面状のパネルを嵌め込むことにより
    居住空間を形成する軸組プレカットパネル嵌め込み構法
    であって、前記パネルが格子状の枠部材と前記枠部材
    縁部より周囲が突設している板部材で構成されており、
    且つ、前記軸状部材の一部に、前記パネルの受け座が予
    め形成されており、前記パネルの板部材の周囲の突設部
    を前記受け座に固定するとともに、前記枠部材を前記軸
    状部材に固定することを特徴とする軸組プレカットパネ
    ル嵌め込み構法。
JP4007826A 1992-01-20 1992-01-20 パネル及び軸組プレカットパネル嵌め込み構法 Expired - Fee Related JP2552051B2 (ja)

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