JPH0264377A - 製氷容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷蔵庫の冷凍室に備えて氷を生成する製氷容器
に関するものである。

従来の技術 従来より家庭用の冷蔵庫等に備えられた製氷容器は定形
の小区画を複数形成したものが一般的であった。第４図
はその代表的な例であシ、１は合成樹脂によって成形し
た製氷容器である。又、２は前記製氷容器１内に複数形
成されたキューブ状の小区画、３は前記小区画２内相互
に水を連通させて、水面高さを均一にするための連通溝
である。

そして、この様な製氷容器１の小区画２で製氷を行なう
と同形状のキューブ型の氷が複数出来ることになる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような氷の生成方法であると、氷が
生成される際の製氷容器内の水の凍結が製氷容器と水の
接触面及び冷気と水との接触面から中央部に進行してい
くため、水中に溶解している気体成分や不純物が氷の中
央部に封じ込められて、結果的に中央部が白濁した不透
明な水となり、例えばウィスキー等の飲料用としては官
能的に適したものではなかった。

本発明は上述した問題を解消するものであり、ウィスキ
ー等の飲料用に官能的に適した氷を作れる製氷容器を提
供することを目的としている。

課題を解決するだめの手段 上記課題を解決するために本発明の製氷容器は、小区画
を複数備え、底部に開孔を有し、Ｍ記小区画の傾斜面よ
り垂直方向に延出したリブを設けた上容器と、前記リブ
と対向して底面に凹部を有した下容器とを備えるもので
ある。

作　　用 本発明は上記した構成によって、製氷された氷は官能的
に適した氷となる。

実施例 以下、本発明の一実施例を示す製氷容器について第１図
から第３図に従い説明する。

４は製氷容器の上容器であシ、６は前記上容器４の内部
に複数個形成した小区画である。又、６は前記小区画６
内相互に水を連通させて水面高さ〜を均一にするための
連通溝である。７は小区画５外の傾斜面５ａよシ垂直方
向に延出したリブである。８は７ノ一区画６外の底部６
ｂに設けた開孔である。９は下容器であり、底面１ｏに
凹部１１を有し、上容器４のリブ７と当接している。

かかる構成において、前記製氷容器の上容器４と下容器
９を嵌装して小区画５内に夫々水を満たして家庭用の冷
蔵庫の冷凍室で製氷を行なうと、上容器４と下容器９の
間に空気層１２ａ、１２ｂ。

１２Ｇを形成し、その空気層１２ａ、１２ｂ、１２ａ内
に水中に溶解している気体成分や不純物を封じ込め、上
容器４の小区画５内には比較的透明度の高い氷を生成す
ることが出来るという効果を有する。

発明の効果 本発明の製氷容器によると比較的透明度の高い氷が得ら
れ、家庭用の冷蔵庫でもウィスキー等の飲料用として官
能的に適した氷を製氷することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す製氷容器の上容器の斜
視図、第２図は下容器の斜視図、第３図は上容器と下容
器の嵌装時の断面図、第４図は従来例を示す製氷容器の
斜視図である。 ４・・・・・・製氷容器の上容器、５・・・・・・小区
画、５ａ・・・・・・傾視部、５ｂ・・・・・・底部、
７・・・・・・延出リブ、８・・・・・・開孔、９・・
・・・・下容器、１ｏ・・・・・・底面、１１・・・・
・・凹部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 小区画を複数備え、底部に開孔を有し、前記小区画の傾
   斜面より垂直方向に延出したリブを設けた上容器と、前
   記リブと対向して底面に凹部を備えた下容器とより構成
   してなる製氷容器。