JP6572374B2 - 空気ポンプ装置を備えた自動製氷装置の給水装置、及びこの給水装置を備えた冷蔵庫 - Google Patents
空気ポンプ装置を備えた自動製氷装置の給水装置、及びこの給水装置を備えた冷蔵庫 Download PDFInfo
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Description
上面と後面が開口し前記空気ポンプを収容する本体ケースと、前記本体ケースの後面を塞ぐ背面板と、
前記背面板の上端部に前記防塵フィルタを保持するフィルタ保持部と、を有し、
前記本体ケースの後面を前記背面板が塞ぎ、前記フィルタ保持部が前記本体ケースの上面を塞ぐことを特徴とする。
前記フィルタ保持部は、相互に回動可能に連結され重合にて前記防塵フィルタを挟持する第1フィルタ保持部と第2フィルタ保持部を有し、
前記本体ケースは、左右壁の上部に前後方向の支持溝を有し、
前記背面板は、前記フィルタ保持部が前記支持溝に支持され、前記主体部の係止爪が、前記本体ケースの係止部に弾性力で係止することを特徴とする。
前記ポンプ装置は、
空気取り入れ口から流入する空気を圧縮し、圧縮空気を空気出口から送出する空気ポンプと、
前記空気取り入れ口へ流入する空気が通過する防塵フィルタと、
上面と後面が開口し前記空気ポンプを収容する本体ケースと、
前記本体ケースの後面を塞ぐ背面板と、
前記背面板の上端部に前記防塵フィルタを保持するフィルタ保持部と、を有し、
前記本体ケースの後面を前記背面板が塞ぎ、前記フィルタ保持部が前記本体ケースの上面を塞ぐことを特徴とする。
前記フィルタ保持部は、相互に回動可能に連結され重合にて前記防塵フィルタを挟持する第1フィルタ保持部と第2フィルタ保持部を有し、
前記本体ケースは、左右壁の上部に前後方向の支持溝を有し、
前記背面板は、前記フィルタ保持部が前記支持溝に支持され、前記主体部の係止爪が、前記本体ケースの係止部に弾性力で係止することを特徴とする。
前記ポンプ装置が前記貯水容器収容部に配置され、
前記貯水容器は、前記貯水容器収容部への収容に伴い、前記ポンプ装置の空気出口に着脱自在に接続されることを特徴とする上記給水装置を備えた冷蔵庫である。
また、本発明は、自動製氷装置の給水装置として、貯水容器内に、製氷用水を貯留する主タンク部と、製氷皿に供給すべき予め定める容量の製氷用水を貯留する計量タンク部とを区画形成し、ポンプ装置から供給する圧縮空気によって、計量タンク部から製氷用水を押し出し方式に好適なポンプ装置を提供する。
以下、本発明に係る自動製氷装置の給水装置の実施形態を説明する。
図1は本発明に係る自動製氷装置の給水装置を備えた第1実施形態の冷蔵庫1を示す正面図であり、図2は冷蔵庫1の内部構成を説明するための正面図であり、図3は冷蔵庫1の縦断側面図である。
なお、冷凍室4の開口部は、野菜室5と同様に、冷凍容器、支持装置18、及び引き出し式扉によって前後方向へ引き出し可能に構成してもよい。
製氷部6は、冷凍室4内と略同等の温度、例えば、氷点下20℃前後の冷凍温度領域である。
図4は本発明に係る給水装置と自動製氷機との関係を説明するための断面斜視図である。図5は本発明に係る給水装置の貯水容器のスライド構成を説明するための断面斜視図である。図6は本発明に係る貯水容器の外観斜視図である。図7は本発明に係る貯水容器の内部構成を説明するための縦断側面図である。図8は本発明に係る貯水容器の内部構成を説明するため供給孔部分を断面で示す縦断側面斜視図である。図9は本発明に係る貯水容器の内部構成を説明するため供給孔部分を断面で示す縦断側面図である。図10は本発明に係る貯水容器の分解図斜視図である。図11は本発明に係る貯水容器の容器本体の上面斜視図である。図12は本発明に係る貯水容器の容器本体の平面図である。図13は本発明に係る貯水容器の仕切り体の一方向からの斜視図である。図14は本発明に係る貯水容器の仕切り体の他の方向からの斜視図である。図15は本発明に係る貯水容器の仕切り体の下方からの斜視図である。図16は本発明に係る貯水容器の容器本体内に仕切り体を挿入した状態の上面斜視図である。図17(A)は本発明に係る貯水容器の容器本体内に仕切り体を挿入した状態の平面図であり、図17(B)は図17(A)のC円の拡大図である。
貯水容器9は、更に、容器本体9A内に収容され容器本体9Aの内部空間を、製氷用水を貯留する主タンク部90と、製氷皿7Bに供給すべき予め定める容量の製氷用水を貯留する計量タンク部91とに区画し、主タンク部90と計量タンク部91とに連通する供給孔92が形成される仕切り壁を有する。
実施形態は、この仕切り壁を容器本体9Aに着脱自在に収容される仕切り体9Bで構成し、仕切り体9Bに主タンク部90と計量タンク部91とに連通する供給孔92が形成される。
貯水容器9は、更に、計量タンク部91に連通する圧縮空気導入部91Aと、計量タンク部91に連通し計量タンク部91内の製氷用水を製氷皿7Bに導く製氷用水導出部91Bと、を有する。圧縮空気導入部91Aへ供給される圧縮空気は、後述のポンプ装置60によって供給される。
貯水容器9の形態は、円形状、楕円形状、長円形状、四辺形状、多角形状等の種々の形状、構造のものが適用できる。また、ポンプ装置60の圧縮空気によって製氷皿7Bへ押し出される製氷用水を溜める計量タンク部91の形態も、円形状、楕円形状、長円形状、四辺形状、多角形状等の種々の形態が適用できる。
以下、この形態の貯水容器9について詳細を記載する。
本発明は、上記のように、容器本体9A内への仕切り体9Bの挿入に伴って、開渠部100Aの先端部に開渠部100Bの先端部が載り、開渠部100Bの先端部100Pが開渠部100A内に進入する状態である。このため、シール用パッキンを用いることなく、製氷用水導出路95を流れる製氷用水の水漏れを防止できる。また、容器本体9A内から仕切り体9Bを取り外せば、開渠部100Aと開渠部100Bを洗浄できるため、カビの発生を防ぐことができる。更に、仕切り体9Bの挿入に伴って、開渠部100Aと開渠部100Bの連結ができるため、両開渠部の連結作業が簡素化される。このため、連通路100の部分の連結と分離がし易く、洗浄もし易くなるため、組み立て、分解がし易く、衛生的な連通路100となる。
この漏出防止効果の向上のために、連通路100内の底面レベル100L、及び圧縮空気誘導パイプ96の底面レベル96Lは、貯水容器9内の製氷用水満杯レベルWLよりも若干上位とする。貯水容器9内の製氷用水満杯レベルWLは、即ち、主タンク部90の製氷用水満杯レベルであり、給水口104の下部に設けた水平辺104Aのレベルに定めている。
図15に示すように、供給孔92は矩形状の孔の中央部に拡大部92Aを有する形状である。図17(A)、図18に示すように、フロート体93の上面中央部に、この矩形状の供給孔92を通り抜ける大きさの略T字状の支持部93Aを有する。このため、供給孔92の矩形状に沿って下方から支持部93Aを供給孔92に通した状態で、フロート体93を略90度回すことにより、支持部93Aの上端部の係止辺93Pが、供給孔92の拡大部92Aの上縁部に係止し、フロート体93を落下しない状態に保持する。この状態で、支持部93Aの縦方向軸部93Qが供給孔92の拡大部92Aに遊嵌状態である。このため、フロート体93は、計量タンク部91の水位によって上下動可能である。
図18は本発明に係る貯水容器のフロート体の斜視図、図19は本発明に係る給水装置のフロート体と障壁の関係を説明する供給孔部分の縦断側面図、図20は本発明に係る給水装置の障壁の他の実施形態を説明する供給孔部分の縦断側面図である。
以下、この構成について記載する。
正規の動作によって、フロート体93が下降して供給孔92を開き、主タンク部90の製氷用水が供給孔92を通して計量タンク部91へ流入するようにする。このために、障壁121の下端部121Bは、計量タンク部91の内底面、即ち容器本体9Aの内底面9A1との間に間隔Gを形成する。この間隔Gによって、製氷用水が計量タンク部91内へ流れ出る製氷用水流出部122を構成する。
計量タンク部91に貯留する製氷用水をポンプ装置60の圧縮空気によって良好に押し出すために、計量タンク部91が、容器本体9Aの内底面9A1と仕切り体9Bとの間に形成され、一回の製氷に必要な製氷用水によって計量タンク部91が満杯になる構成とする。この場合、主タンク部90の製氷用水が自然流下にて、供給孔92を通ってフロート体93を押し下げ、計量タンク部91へ流入する際、計量タンク部91内の空気が良好に押し退けられなければ、計量タンク部91を満杯にできない。
図21は本発明に係る貯水容器の計量タンク部内の空気排出溝部分を説明するための仕切り体の前後方向の縦断側面図である。図22は本発明に係る貯水容器の計量タンク部内の空気排出溝部分を説明するための仕切り体の左右方向の縦断側面図である。
図23は本発明に係る貯水容器の計量タンク部の前部のパッキン保持部を説明する拡大断面図である。図24は本発明に係る貯水容器の計量タンク部の後部のパッキン保持部を説明する拡大断面図である。図25は本発明に係る貯水容器の計量タンク部の左側部のパッキン保持部を説明する拡大断面図である。図26は本発明に係る貯水容器の計量タンク部の右側部のパッキン保持部を説明する拡大断面図である。図27は本発明に係る計量タンク部周縁の環状パッキンの拡大断面図である。図28は本発明に係る容器本体内へ取り付けた環状パッキンの上へ仕切り体を挿入する状態の説明用拡大断面図である。図29は本発明に係る容器本体内で仕切り体が環状パッキンを押圧した状態を説明する拡大断面図である。
本発明は、貯水容器9内の各部が水洗いできるように、各部が分解し易い構成となっている。このため、計量タンク部91を形成する仕切り体9Bを着脱自在に容器本体9A内に挿入可能であり、それに伴って環状パッキン117も着脱自在である。環状パッキン117は、シール性、着脱性、耐久性等を向上させるために、柔軟性のあるシリコンゴム製である。
図10、図12等に示すように、計量タンク部91は、上面視で、四辺形状の一つである前後方向に長い矩形状をなし、四隅のコーナ部K1〜K4は円弧をなす。これは、容器本体9Aの形状に合わせた形状であり、容器本体9Aの後壁と左右壁とに囲まれた容器本体9Aの後半部領域の略全体に亘って、上面視で前後方向に長い矩形状の計量タンク部91の領域を形成する。図7乃至図9に示すように、この計量タンク部91の領域は、容器本体9Aの後半部領域の底壁を窪ませることによって、その窪みの前後左右を巡る区画壁90Kによって形成される。
貯水容器9の組み立てに際して、圧縮空気導入パイプ97の上端開口部に環状パッキン116を装着し、製氷用水誘導パイプ98の下端部周縁に環状パッキン115を装着する。
また、上記のように、環状パッキン117を容器本体9A内の計量タンク部91の周縁部を巡るように、パッキン保持部90Pに装着する。
図6、図7、図10に示すように、容器本体9Aと蓋体9Cの左右及び後部に設けたフック装置101によって、容器本体9Aと蓋体9Cとを結合する。また、フック装置101の解除によって、容器本体9Aから蓋体9Cを取り外すことができる。フック装置101は、蓋体9Cに回動作自在に設けたレバー101Aの裏側係止部101Bが、容器本体9Aの係止部101Cに弾性係止することにより、容器本体9Aと蓋体9Cとが結合される。このようなフック装置101は周知の構成である。
図30は本発明に係る貯水容器の容器本体へ蓋体を嵌合する状態を説明する拡大断面図である。図31は本発明に係る貯水容器の容器本体と蓋体との前部におけるシール状態を説明する拡大断面図である。図32は本発明に係る貯水容器の容器本体と蓋体との左側部、右側部及び後側部のシール状態を説明する拡大断面図である。図33は本発明に係る貯水容器の容器本体と蓋体との他のシール形態を示す拡大断面図である。
図34は本発明に係るポンプ装置の分解斜視図である。図35は本発明に係る空気ポンプユニットとガスケット63Bの関係を説明する外観斜視図である。図36は本発明に係るポンプ装置の外観斜視図である。図37は本発明に係るポンプ装置の構成を説明するための縦断側面斜視図である。図38は本発明に係るポンプ装置のガスケット63Bの後端面と本体ケースの前壁との当接状態を説明するための拡大縦断図である。図39は本発明に係る空気ポンプユニットの背面板を取り外した状態のポンプ装置の背面斜視図である。図40は本発明に係る空気ポンプユニットの背面板と防塵フィルタの関係を説明する分解斜視図である。図41は本発明に係る空気ポンプユニットの背面板の上部に防塵フィルタを取り付けた状態の背面板の斜視図である。図42は本発明に係る空気ポンプユニットの背面板の前面図である。図43は図42のA−A断面図である。図44は本発明に係るポンプ装置の右側面図である。図45は図44のB−B断面図である。
図示のように、ポンプ装置60は、空気ポンプユニット60Uが外装ケース65で覆われた構成である。空気ポンプユニット60Uは、空気ポンプ61と、空気ポンプ61から送出される圧縮空気を導出する空気導出路を形成する空気導出パイプ63Aと、不織布の防塵フィルタ63Dとを、合成樹脂製の本体ケース62内に収容した構成である。
本体ケース62の上方へ突出した係止突起62Aを外装ケース65の係止爪部65Rに係止し、その状態で、本体ケース62から下方へ突出した取り付け部62Bを外装ケース65の固定部65BへネジNJで固定する。この状態で、ガスケット63Bを収容した円筒形ケース64を外装ケース65の前壁65Fの挿通孔65Aに対応させ、外装ケース65の前方から、円筒形ケース64の外方へ突出した左右一対の係止爪部64Aを、外装ケース65の前壁65Fの挿通孔65Aに形成した左右一対の切欠き部65Cに対応させ、その状態で円筒形ケース64を押し込む。この押し込みによって、ガスケット63Bの後端面に形成した円形状溝に、本体ケース62の前壁62Fに形成した環状突起62F2が嵌合する。更に、本体ケース62の前壁62Fの環状突起62F2の内側と外側位置に形成した円形状の窪み62F1、62F3に、ガスケット63Bの後端面が当接する。
上記のように、空気ポンプユニット60Uと外装ケース65を組み立てるポンプ装置60は、空気ポンプ61へ取り入れる空気の防塵のために、空気ポンプ61の空気取り入れ口に連通する空気流入路に防塵フィルタ63Dを備えている。この防塵フィルタ63Dは、本体ケース62の後面開口を塞ぐように本体ケース62に結合される背面板62Rの上部に支持される。以下、この構成を詳述する。
空気ポンプ61に採用する公知の圧電素子型空気ポンプは、空気取り入れ口と圧縮空気の空気出口が下面に存在する。このため、空気取り入れ口を前記上部空間に連通する空気通路を、空気ポンプ61と支持部63A3との間の隙間によって形成する。また、空気ポンプ61の空気出口は、空気導出パイプ63Aの上端の入り口開口に連通する。このため、本体ケース62の周辺の空気は、空気通路AR1、防塵フィルタ63D、及び空気通路AR2を順次通過し、空気ポンプ61の空気取り入れ口に流入する。そして、空気ポンプ61で圧縮される圧縮空気は、空気ポンプ61の空気出口から空気導出パイプ63Aへ送出される。
ポンプ装置60からの圧縮空気によって、計量タンク部91から規定量の製氷用水を円滑に製氷皿7Bへ供給するために、円形状の圧縮空気導入部91Aの直径が円形状の製氷用水導出部91Bの直径よりも大きい。
この効果を得るために、圧縮空気導入部91Aと同径で立ち上がる円形状の圧縮空気導入パイプ97の内径が、製氷用水導出部91Bと同径で立ち上がる円形状の製氷用水導出パイプ99の内径よりも大きい。
図8、図9等に示すように、蓋体9Cには、その上面前部で主タンク部90に対応する位置に円形状の給水口104が貫通形成されており、この給水口104は手動開閉可能な回転式キャップ105によって閉じられる。容器本体9Aに蓋体9Cを取り付けた状態において、上水道等から給水口104を通して製氷用水を注水する場合、その注水が勢いよく供給孔92へ直接流入すれば、計量タンク部91内に流入する製氷用水が規定量を超える虞がある。これを防止するために、給水口104は供給孔92から遠い位置に配置する構成としている。実施例では、給水口104は、計量タンク部91の上面領域を外れた主タンク部90の前部領域に対応する位置である。これによって、圧縮空気誘導パイプ96から水が噴き出すことを防止することができる。
貯水容器9内の製氷用水の満杯レベルWLは、即ち、主タンク部90の製氷用水満杯レベルであり、給水口104の下部に設けた水平辺104Aのレベルに定めている。このため、貯水容器9内に製氷用水が満杯になったか否かは、目視により、満杯レベルWLまで水が入った状態で満杯と判断する。
図5は、本発明に係る給水装置の貯水容器のスライド構成を説明するための断面斜視図である。
実施例では、貯水容器9をスライドにて挿入及び引出可能に構成する。このため、図5〜図11、図16に示すように、貯水容器9の底部の左右両側には、容器本体9Aの底面よりも下方へ突出した脚部9Kを容器本体9Aに一体成形する。左右の脚部9Kは、それぞれ前側脚部9K1と後側脚部9K2を備え、左側の前側脚部9K1と後側脚部9K2は、前後方向の同一直線上に配置する。また、右側の前側脚部9K1と後側脚部9K2も、前後方向の同一直線上に配置する。そして、右側の前側脚部9K1と左側の前側脚部9K1は、左右対称形でもって左右対称配置であり、右側の後側脚部9K1と左側の後側脚部9K1は、左右対称形でもって左右対称配置である。それぞれの前側脚部9K1と後側脚部9K2は、左右両側とも、前後方向に延びた板状でもって一直線上の配置である。
また、貯水容器9が所定位置に収容された状態で、前方へ移動しないようにストッパとして機能する係止段差46Aを、左右の案内壁46K間に、冷蔵室3の底板29の一部を上方へ屈曲して形成する。これによって、左右の案内壁46Kと係止段差46Aとの間の溝46Zが、左右の脚部9Kがスライドするレール部を構成する。
上記のように貯水容器9が貯水容器収容部46の所定位置へ挿入設置された状態で、冷蔵庫1の操作パネル部127に設けた製氷開始スイッチの操作によって、自動製氷機7が製氷動作を開始する。製氷動作開始により、制御部の動作により、製氷皿7Bが所定の状態にあるか否か等の自動製氷機7のプリセット動作が行われる。このプリセット動作の後、空気ポンプ61が所定時間稼働して、圧縮空気が圧縮空気導入路94から計量タンク部91へ流入し、計量タンク部91の製氷用水が製氷用水導出路95へ押し出され、製氷用水供給路51を通って製氷皿7Bの製氷セル7B1のひとつである製氷セル7B11へ導入される。製氷皿7Bの複数の製氷セル7B1は、製氷セル7B1相互の区画壁の上部に形成した連通路にて連通しているため、所定の製氷セル7B11へ導入された製氷用水は、オーバーフローにて前記連通路から順次隣の製氷セル7B1へ流れ、各製氷セル7B1の製氷用水レベルは略均等になる。この状態で、後述のように、赤外線センサ110の検知によって製氷工程が開始し、製氷皿7B内の製氷用水の凍結が可能である。
図46〜図48は、本発明に係る冷蔵庫用自動製氷機の給水装置を備えた実施例2を示す。図46は第2実施形態の冷蔵庫1の冷蔵室内を示す正面図である。図47は第2実施形態の冷蔵庫1の縦断面図である。図48は第2実施形態の冷蔵庫1の横断面図である。これらの図において、冷蔵庫本体2の発泡断熱材2Cは省略した状態である。
また、容器本体9A内を主タンク部90と計量タンク部91とに区画する仕切り体9Bは、本発明の目的が達成され、本発明の効果が得られれば、上記実施形態に記載した形態に限らない。このため、容器本体9A内に主タンク部90を形成する主タンク容器を容器本体9A内に着脱自在に収容し、この主タンク容器の底壁と容器本体9Aの底壁との間に計量タンク部91を形成する形態でもよい。この形態の場合、主タンク容器の底壁が仕切り体9Bに相当し、主タンク部90と計量タンク部91とを仕切る仕切り壁となる。このため、主タンク容器の底壁に、供給孔92を形成し、フロート体93を設け、障壁121を設ければよい。更に、主タンク容器の底壁に、圧縮空気導入路94、製氷用水吐出路95、及び空気排出溝125を設ける構成とする。
B・・・・・給水装置
1・・・・・・冷蔵庫
2・・・・・・冷蔵庫本体
3・・・・・・冷蔵室
4・・・・・・冷凍室
6・・・・・・製氷部
7・・・・・・自動製氷機
7B・・・・・製氷皿
8・・・・・・貯氷箱
9・・・・・・貯水容器
9A・・・・・容器本体
9A3・・・・係止部
9A1・・・・容器本体の内底面
9B・・・・・仕切り体
9BF・・・・押圧フランジ
9BT・・・・支え突起
9C・・・・・蓋体
9T・・・・・取っ手
28・・・・・断熱仕切り壁
32・・・・・冷蔵室の背壁部材
46・・・・・貯水容器収容部
46A・・・・係止段部
51・・・・・製氷用水供給路
60・・・・・ポンプ装置
60U・・・・空気ポンプユニット
61・・・・・空気ポンプ
62・・・・・本体ケース
62FH・・・フィルタ保持部
62M1・・・支持溝
62M2・・・支持溝
62R・・・・背面板
62R1・・・背面板の主体部
62R2・・・第1フィルタ保持部
62R3・・・第2フィルタ保持部
63・・・・・空気吐出口
63A・・・・空気導出パイプ
63B・・・・ガスケット
63C・・・・空気吐出路
63D・・・・防塵フィルタ
65・・・・・外装ケース
90・・・・・主タンク部
90P・・・・パッキン保持部
90P1・・・環状突起
90P2・・・環状溝
90P3・・・当接部
90P4・・・保持突起
91・・・・・計量タンク部
91A・・・・圧縮空気導入部
91B・・・・製氷用水吐出部
92・・・・・供給孔
93・・・・・フロート体
94・・・・・圧縮空気導入路
95・・・・・製氷用水吐出路
96・・・・・圧縮空気誘導パイプ
97・・・・・圧縮空気導入パイプ
98・・・・・製氷用水誘導パイプ
99・・・・・製氷用水導出パイプ
99P・・・・出口パイプ
100・・・・連通路
100A・・・開渠部
100B・・・開渠部
104・・・・給水口
105・・・・キャップ
110・・・・係合突起
111・・・・係合溝
111A・・・係合溝の内側壁
111B・・・係合溝の外側壁
112・・・・傾斜面
115・・・・環状パッキン
116・・・・環状パッキン
117・・・・環状パッキン
117D・・・取り付け溝
117Q・・・肩部
117R1・・外側環状リブ
117R2・・内側環状リブ
117T・・・ヒレ部
121・・・・障壁
122・・・・製氷用水流出部
125・・・・空気排出溝
125A・・・膨出溝
Claims (3)
- 製氷用水を貯留する主タンク部と、製氷皿に供給すべき予め定める容量の製氷用水を貯留する計量タンク部とが区画形成された貯水容器と、前記計量タンク部から製氷用水を押し出す圧縮空気を供給するポンプ装置を有し、前記貯水容器の圧縮空気導入路を前記ポンプ装置の空気吐出口に着脱自在に接続する自動製氷装置の給水装置であって、
前記ポンプ装置は、
空気取り入れ口から流入する空気を圧縮し、圧縮空気を空気出口から送出する空気ポンプと、
前記空気取り入れ口へ流入する空気が通過する防塵フィルタと、
上面と後面が開口し前記空気ポンプを収容する本体ケースと、
前記本体ケースの後面を塞ぐ背面板と、
前記背面板の上端部に前記防塵フィルタを保持するフィルタ保持部と、を有し、
前記本体ケースの後面を前記背面板が塞ぎ、前記フィルタ保持部が前記本体ケースの上面を塞ぐ
ことを特徴とする自動製氷装置の給水装置。 - 前記背面板は、前記本体ケースの後面開口を塞ぐ主体部と、前記主体部の上端部に回動可能に連結する前記フィルタ保持部を有し、
前記フィルタ保持部は、相互に回動可能に連結され重合にて前記防塵フィルタを挟持する第1フィルタ保持部と第2フィルタ保持部を有し、
前記本体ケースは、左右壁の上部に前後方向の支持溝を有し、
前記背面板は、前記フィルタ保持部が前記支持溝に支持され、前記主体部の係止爪が、前記本体ケースの係止部に弾性力で係止する
ことを特徴とする請求項1に記載の自動製氷装置の給水装置。 - 前記貯水容器を取り出し自在に収容する貯水容器収容部が冷蔵室に形成され、前記製氷皿が製氷部に配置され、
前記ポンプ装置が前記貯水容器収容部に配置され、
前記貯水容器は、前記貯水容器収容部への収容に伴い、前記ポンプ装置の空気出口に着脱自在に接続されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動製氷装置の給水装置を備えた冷蔵庫。
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