JPH026426Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH026426Y2 JPH026426Y2 JP3088979U JP3088979U JPH026426Y2 JP H026426 Y2 JPH026426 Y2 JP H026426Y2 JP 3088979 U JP3088979 U JP 3088979U JP 3088979 U JP3088979 U JP 3088979U JP H026426 Y2 JPH026426 Y2 JP H026426Y2
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- conversion element
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 27
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 15
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 9
- 230000011514 reflex Effects 0.000 claims description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 1
- XOLBLPGZBRYERU-UHFFFAOYSA-N tin dioxide Chemical compound O=[Sn]=O XOLBLPGZBRYERU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910001887 tin oxide Inorganic materials 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は一眼レフカメラにおいて被写体像のコ
ントラストを評価して自動的に焦点位置を検出す
る一眼レフカメラにおける合焦検出装置の配置構
造に関する。
ントラストを評価して自動的に焦点位置を検出す
る一眼レフカメラにおける合焦検出装置の配置構
造に関する。
被写体の像をフイルム面と等価な位置に結像さ
せ、その像をCCDイメージセンサで光電変換し、
その像の分布を評価することにより、被写体が焦
点位置にあるか否かを検出する光電的合焦検出装
置が知られている。
せ、その像をCCDイメージセンサで光電変換し、
その像の分布を評価することにより、被写体が焦
点位置にあるか否かを検出する光電的合焦検出装
置が知られている。
一眼レフカメラにおいて、いわゆるTTLで焦
点検出をするときそのような光電変換素子をどこ
に配置するかが問題になる。
点検出をするときそのような光電変換素子をどこ
に配置するかが問題になる。
第1図はそのような変換素子の配置例を示す略
図である。対物レンズ1を通過した光は全反射ミ
ラー2で反射されて、焦点板3のほゞ中央に設け
られている光電変換素子6を照射する。図におい
て4はペンタプリズム、5はフイルム面である。
この焦点板3は通常フイルム面5と光学的に等価
な位置に配置されているものであるからこの構成
は合焦検出という立場から見ればきわめて合理的
なものであるということができる。しかしながら
第1図Bに示すようにフアインダ視野の中央が黒
くなり焦点検出に利用される被写体の部分が黒く
マスクされることにより、被写体の構成を観察す
るという観点からはきわめて不都合である。
図である。対物レンズ1を通過した光は全反射ミ
ラー2で反射されて、焦点板3のほゞ中央に設け
られている光電変換素子6を照射する。図におい
て4はペンタプリズム、5はフイルム面である。
この焦点板3は通常フイルム面5と光学的に等価
な位置に配置されているものであるからこの構成
は合焦検出という立場から見ればきわめて合理的
なものであるということができる。しかしながら
第1図Bに示すようにフアインダ視野の中央が黒
くなり焦点検出に利用される被写体の部分が黒く
マスクされることにより、被写体の構成を観察す
るという観点からはきわめて不都合である。
そのためこのようにフアインダ視野を損なうこ
となく光電変換素子を配置したいという要求に応
じるべく種々の提案がなされている。しかし、い
ずれも光学系がきわめて複雑となつたり、可動部
分を設けたりするものであつて、後者可動部分を
設けるものにあつては位置精度を保つことがはな
はだ困難である。
となく光電変換素子を配置したいという要求に応
じるべく種々の提案がなされている。しかし、い
ずれも光学系がきわめて複雑となつたり、可動部
分を設けたりするものであつて、後者可動部分を
設けるものにあつては位置精度を保つことがはな
はだ困難である。
また光電変換素子を焦点位置と等価でない場所
に配置し無理に補正しようとすると補正の光学系
が複雑になるばかりではなく完全な補正が行なわ
れにくくなる可能性が生じる。
に配置し無理に補正しようとすると補正の光学系
が複雑になるばかりではなく完全な補正が行なわ
れにくくなる可能性が生じる。
本考案の目的は、簡単な光学系で光電変換素子
をフイルム面と等価な位置に配置するとともにフ
アインダ視野枠内に表示素子の表示結果が現れる
ようにして、被写体と焦点調節状態を同時に容易
に観察できる一眼レフカメラの合焦検出装置の配
置構造を提供することにある。
をフイルム面と等価な位置に配置するとともにフ
アインダ視野枠内に表示素子の表示結果が現れる
ようにして、被写体と焦点調節状態を同時に容易
に観察できる一眼レフカメラの合焦検出装置の配
置構造を提供することにある。
前記目的を達成するために、本考案による一眼
レフカメラの合焦検出装置の配置構造は、撮影レ
ンズからの光をフアインダ光学系の光軸に直角方
向へ分割する半透明鏡を焦点板の下側に配置され
た透明板内に配置するとともに、前記半透明鏡に
より反射された光を受光する光電変換素子をフイ
ルム面と等価の位置であつて、かつフアインダ視
野内の合焦検出領域外の前記透明板内に配置し、
さらに前記光電変換素子上に表示素子を配置し、
フアインダ視野枠内にて被写体と焦点調節状態を
同時に確認できるよう構成されている。
レフカメラの合焦検出装置の配置構造は、撮影レ
ンズからの光をフアインダ光学系の光軸に直角方
向へ分割する半透明鏡を焦点板の下側に配置され
た透明板内に配置するとともに、前記半透明鏡に
より反射された光を受光する光電変換素子をフイ
ルム面と等価の位置であつて、かつフアインダ視
野内の合焦検出領域外の前記透明板内に配置し、
さらに前記光電変換素子上に表示素子を配置し、
フアインダ視野枠内にて被写体と焦点調節状態を
同時に確認できるよう構成されている。
以下、図面等を参照して本考案をさらに詳しく
説明する。
説明する。
まず第2図から第5図を参照して光電変換素子
をフイルム面と等価な位置に配置する参考例を説
明し、次いで、第6図および第7図により、本考
案による装置の実施例を説明する。
をフイルム面と等価な位置に配置する参考例を説
明し、次いで、第6図および第7図により、本考
案による装置の実施例を説明する。
第2図は光電変換素子をフイルム面と等価な位
置に配置する第1の参考例を示す図である。この
参考例においては焦点板3の下に透明板7を配置
する。透明板7の7a部は半透明部分である。こ
の参考例では第2図Bに示すように2個の光学ブ
ロツクより形成し、一方側の曲面7bに半透明ス
パツタ処理をしてから接合するようにしてある。
このような下に凸の曲面を設けることにより7a
に入射した光を発散して光電変換素子6に向けて
反射することにより焦点面と等価な位置を後方に
伸ばし光電変換素子6を透明板7の7c端面に接
合するようにしてある。このように構成すると第
2図Cに示すようにフアインダ視野中の中央7a
の部分は光量がすくなくなるが像が黒くなつて見
えなくなるというようなことはなくなる。むしろ
その部分が他の領域と区別されることにより、そ
の部分が合焦検出領域であることを認識すること
ができるという効果が得られる。
置に配置する第1の参考例を示す図である。この
参考例においては焦点板3の下に透明板7を配置
する。透明板7の7a部は半透明部分である。こ
の参考例では第2図Bに示すように2個の光学ブ
ロツクより形成し、一方側の曲面7bに半透明ス
パツタ処理をしてから接合するようにしてある。
このような下に凸の曲面を設けることにより7a
に入射した光を発散して光電変換素子6に向けて
反射することにより焦点面と等価な位置を後方に
伸ばし光電変換素子6を透明板7の7c端面に接
合するようにしてある。このように構成すると第
2図Cに示すようにフアインダ視野中の中央7a
の部分は光量がすくなくなるが像が黒くなつて見
えなくなるというようなことはなくなる。むしろ
その部分が他の領域と区別されることにより、そ
の部分が合焦検出領域であることを認識すること
ができるという効果が得られる。
第3図は光電変換素子をフイルム面と等価な位
置に配置する第2の参考例を示す図である。この
例における透明板7では中央部に半透鏡部7aを
設けてある。この7a部は光軸に対して45゜傾け
られた平面であつて、先の参考例のように曲面で
はない。したがつてこの7a部で反射された光に
ついてフイルム面5と等価な位置は透明板7の中
になり、本参考例ではその位置に光電変換素子6
を埋め込むように構成してある。したがつてフア
インダ視野内は第3図Bに示すように中央の7a
部の明るさが若干減少し6の示す部分は黒くマス
クされる。
置に配置する第2の参考例を示す図である。この
例における透明板7では中央部に半透鏡部7aを
設けてある。この7a部は光軸に対して45゜傾け
られた平面であつて、先の参考例のように曲面で
はない。したがつてこの7a部で反射された光に
ついてフイルム面5と等価な位置は透明板7の中
になり、本参考例ではその位置に光電変換素子6
を埋め込むように構成してある。したがつてフア
インダ視野内は第3図Bに示すように中央の7a
部の明るさが若干減少し6の示す部分は黒くマス
クされる。
このような構成によればフアインダ視野内の一
部は黒くなるが合焦の対象の部分を確認すること
ができるので使用上あまり不都合は生じない。
部は黒くなるが合焦の対象の部分を確認すること
ができるので使用上あまり不都合は生じない。
第4図は本考案による構造の第3の参考例を示
す図である。この参考例の基本的な構成は第2の
参考例と異ならないのであるが、合焦の対象をフ
アインダ視野内の下方にするようにし、光電変換
素子の位置を視野の下辺側にずらしてある。この
ような構成によれば光電変換素子によりマスクさ
れる領域がさほど気にならなくなる。
す図である。この参考例の基本的な構成は第2の
参考例と異ならないのであるが、合焦の対象をフ
アインダ視野内の下方にするようにし、光電変換
素子の位置を視野の下辺側にずらしてある。この
ような構成によれば光電変換素子によりマスクさ
れる領域がさほど気にならなくなる。
第5図は本考案による配置構造のさらに他の参
考例を示す図である。この参考例では透明板の厚
さを大きくし光電変換素子6の上に空所を設けそ
の空所に合焦のための表示素子8を配置するよう
にしたものである。空所に表示素子8を挿入しな
いときは第5図Bに示すような光電変換素子6の
影が現われる。本考案では前記影を構成する部分
に表示素子8を設ける。
考例を示す図である。この参考例では透明板の厚
さを大きくし光電変換素子6の上に空所を設けそ
の空所に合焦のための表示素子8を配置するよう
にしたものである。空所に表示素子8を挿入しな
いときは第5図Bに示すような光電変換素子6の
影が現われる。本考案では前記影を構成する部分
に表示素子8を設ける。
第6図は表示素子8を挿入した状態を示してい
る。第7図に透明板7を拡大して示してある。表
示素子8は3個のLEDを設けてあり、中央の表
示を合焦表示に、左右を前ピン、後ピンの表示に
利用できるようにしてある。
る。第7図に透明板7を拡大して示してある。表
示素子8は3個のLEDを設けてあり、中央の表
示を合焦表示に、左右を前ピン、後ピンの表示に
利用できるようにしてある。
なお光電変換素子8からの信号の取り出し線は
酸化錫(SnO3)などの透明導電膜を利用するる
ことができる。もつとも極めて細い金属細線を用
いて透明板の下側を通して回路に連絡しても、焦
点面から5〜6mm程度はなれているのでフアイン
ダ像形成の妨げにならない。
酸化錫(SnO3)などの透明導電膜を利用するる
ことができる。もつとも極めて細い金属細線を用
いて透明板の下側を通して回路に連絡しても、焦
点面から5〜6mm程度はなれているのでフアイン
ダ像形成の妨げにならない。
以上詳しく説明したように本考案によれば、フ
アインダ視野中における合焦対象位置を他の部分
と区別して確認させることができ、使用上好都合
である。
アインダ視野中における合焦対象位置を他の部分
と区別して確認させることができ、使用上好都合
である。
またフアインダ視野の中心部に影が生じること
はないからフアインダを従来と同様に使用するこ
とも可能である。
はないからフアインダを従来と同様に使用するこ
とも可能である。
また実施例で説明したように光電変換素子が視
野内にあるときは、その部分を合焦の状態を表示
するように利用することができる。
野内にあるときは、その部分を合焦の状態を表示
するように利用することができる。
また本考案による透明板は焦点板、ペンタプリ
ズムと一体の枠内に支持することにより交換フア
インダにすることもできる。
ズムと一体の枠内に支持することにより交換フア
インダにすることもできる。
第1図は光電変換素子をフアインダ視野の中央
に配置した例を示す略図である。第2図、第3
図、第4図、第5図は前記以外の位置で光電変換
素子をフイルム面と等価な位置に配置する参考例
を示す図である。第6図は本考案による一眼レフ
カメラの合焦検出装置の配置構造におけるフアイ
ンダ視野の例を示す略図である。第7図は第6図
に示した視野を提供できる一眼レフカメラの合焦
検出装置の配置構造における透明板の実施例を示
す斜視図である。 1:対物レンズ、2:ミラー、3:焦点板、
4:ペンタプリズム、5:フイルム面、6:光電
変換素子、7:透明板、8:焦点信号表示素子。
に配置した例を示す略図である。第2図、第3
図、第4図、第5図は前記以外の位置で光電変換
素子をフイルム面と等価な位置に配置する参考例
を示す図である。第6図は本考案による一眼レフ
カメラの合焦検出装置の配置構造におけるフアイ
ンダ視野の例を示す略図である。第7図は第6図
に示した視野を提供できる一眼レフカメラの合焦
検出装置の配置構造における透明板の実施例を示
す斜視図である。 1:対物レンズ、2:ミラー、3:焦点板、
4:ペンタプリズム、5:フイルム面、6:光電
変換素子、7:透明板、8:焦点信号表示素子。
Claims (1)
- 一眼レフカメラのフイルム面と等価な位置に光
電変換素子を配置し、撮影レンズを通過してきた
光の前記光電変換素子上の像を評価することによ
り合焦状態を検出する一眼レフカメラの合焦検出
装置の配置構造において、前記撮影レンズを通過
してきた被写体を結像する焦点板を備え、前記撮
影レンズを通過してきた光をフアインダ光学系の
光軸に直角方向へ分割するとともに前記焦点板に
合焦検出領域を投影する半透明鏡と、この半透明
鏡によつて反射された光をフアインダ視野枠内で
あつて合焦検出領域外にて受光するようフイルム
面と等価な位置に配置された前記光電変換素子
と、前記光電変換素子の上部に配置された表示素
子とをその内部に備えた透明板を前記焦点板の下
側に配設し、フアインダ視野枠内にて表示素子を
確認できるように構成した一眼レフカメラの合焦
検出装置の配置構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3088979U JPH026426Y2 (ja) | 1979-03-09 | 1979-03-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3088979U JPH026426Y2 (ja) | 1979-03-09 | 1979-03-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55130325U JPS55130325U (ja) | 1980-09-13 |
JPH026426Y2 true JPH026426Y2 (ja) | 1990-02-16 |
Family
ID=28881399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3088979U Expired JPH026426Y2 (ja) | 1979-03-09 | 1979-03-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH026426Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-09 JP JP3088979U patent/JPH026426Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55130325U (ja) | 1980-09-13 |
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