JPH026362Y2 - - Google Patents

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JPH026362Y2
JPH026362Y2 JP1983201527U JP20152783U JPH026362Y2 JP H026362 Y2 JPH026362 Y2 JP H026362Y2 JP 1983201527 U JP1983201527 U JP 1983201527U JP 20152783 U JP20152783 U JP 20152783U JP H026362 Y2 JPH026362 Y2 JP H026362Y2
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leg
coil
recess
yoke
contact piece
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JP1983201527U
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁粉探傷試験などを行なうために用い
られる極間式磁化装置に関する。
極間式磁化装置は連結部とその両端部に形成さ
れた脚部とを含むU字状ヨークの前記脚部にコイ
ルを巻回し、電気絶縁性材料から成る被覆体でヨ
ークとコイルとを覆つて構成される。脚部の遊端
部を磁粉探傷すべきたとえば圧力容器などの表面
に接触して磁場を形成している。ヨークはけい素
鋼板などの材料から成り、脚部の遊端部は摩粍し
易い。この遊端部が摩粍すると磁場の形成時に圧
力容器などの磁粉探傷すべき表面が振動し、非常
に大きな騒音が発生し、検査精度が劣化する。
また、試験領域には磁粉と液体との混合流体で
ある検査液を流す。スイツチ部の防水が完全でな
いと、検査液が操作スイツチ近傍に侵入し、感電
を生じる危険性がある。このような感電時には、
前記コイルに電力を供給するラインに介在されて
いる漏電遮断器は遮断せず、安全性の向上が望ま
れるところである。
本考案の目的は、ヨークの脚部の遊端部が摩粍
することによつて生じる騒音の発生を防ぎ、検査
精度の劣化を防ぐようにするとともに、感電防止
により安全性が向上された極間式磁化装置を提供
することである。
第1図は本考案の一実施例の側面図であり、第
2図はその一部の断面図である。極間式磁化装置
1は、強磁性材料たとえばけい素鋼板から成るU
字状ヨーク2を含む。このヨーク2は、連結部2
aと、その両端部に形成された脚部2b,2cと
を含む。脚部2bには、コイル3が巻回される。
ヨーク2およびコイル3は電気絶縁性材料たとえ
ば合成樹脂から成る被覆体4によつて覆われる。
もう一つの脚部2cに関してもコイルが同様に巻
回されており、被覆体4によつて覆われている。
脚部2bに巻回されているコイル3および脚部2
cに巻回されているコイルに励磁電力を供給、遮
断制御するための操作スイツチ5は、被覆体4の
脚部2b寄りに形成された凹所6にはめ込まれ
る。シリコン樹脂などから成る防水用の部材7に
よつて凹所6の空間8が気密にされ、漏電が防が
れる。操作スイツチ5には、操作凸部9が形成さ
れる。この操作凸部9を押圧操作することによつ
て、励磁電力の供給遮断を制御することができ
る。凹所6の空間8には、導電体10が取付けら
れる。この導電体10は、ライン11によつて参
照符12で示される位置でヨーク2に電気的に接
続される。
脚部2bに巻回されたコイル3および脚部2c
に巻回されたコイルに励磁電力を供給するため
に、コード13が設けられる。またヨーク2には
接地用ライン14が接続される。接地用ライン1
4は接地される。凹所6の空間8では、操作スイ
ツチ5の端子15,16はコイル3およびコード
13に接続されたライン17,18に接続され
る。コイル3に電力を供給するもう一つのライン
は参照符19で示されている。ライン17,19
はコード13に接続される。
防水用部材7の気密性が低下し、空間8に検査
液が侵入したとき、この空間8内で検査液は導電
体10に接触する。導電体10はライン11、ヨ
ーク2およびライン14を経て接地される。した
がつて感電する恐れが無くなる。また検査液を介
して端子15,16および導電体10に漏電電流
が流れる。この漏電電流によつて、コード13が
接続される漏電遮断器は、電力の供給を遮断す
る。こうして安全性が向上される。
第3図は脚部2b付近の被覆体4を除去した斜
視図である。脚部2bの遊端には強磁性材料たと
えば軟鉄から成る大略的にU字状の保護部材20
が当接される。この保護部材20は、脚部2bの
遊端面に当接する当接部20aと、ヨーク2を含
む平面(第1図および第2図の紙面に平行な平
面)の両側に配置される脚部20b,20cとを
含む。すなわち保護部材20は、脚部2bの被覆
体4から露出している端面2b1と、その端面2
b1付近の露出している側面2b2とを覆う。当
接部20aには、接触片21が配置される。
第4図は、保護部材20と接触片21との付近
を示す断面図である。接触片21は、第5図に示
されるように取付孔22が穿設されており、強磁
性材料から成る。保護部材20の当接部20aに
は、取付孔23が形成される。取付孔22,23
には取付けねじ24が挿通し、この取付けねじ2
4は脚部2bに螺合する。
接触片21は磁粉探傷すべき圧力容器などの被
検査物の表面に接触ないし近接され、磁場を形成
する。当接片21が摩粍してきたときには取付け
ねじ24を取外して接触片21を交換することが
できる。こうして接触片21の摩粍に起因した大
きな騒音の発生や、検査性能の劣化を防ぐことが
できる。
保護部材20は前述のようにヨーク2を含む平
面の両側(第4図の左右)に脚部20b,20c
が延在して形成されている。したがつてそのヨー
ク2を含む平面を被検査物の表面に、垂直以外の
角度で傾斜して使用したときにおいても、接触片
21および保護部材20の脚部20b,20cに
よつて、ヨーク2の脚部2bが保護されることに
なり、脚部2bの摩粍が防がれる。このことはも
う1つの脚部2cについても同様である。
以上のように本考案によれば脚部の遊端には強
磁性材料から成る接触片を交換可能に取付けたの
で、接触片が摩粍したときにはその接触片を交換
すればよい。これによつて大きな騒音の発生およ
び検査性能の劣化を防ぐことができる。
また、前記脚部の被覆体から露出している端面
と、その端面付近の露出している側面とを覆う保
護部材を設けたので、極間式磁化装置を被検査物
の表面に傾斜させて使用したときにおいても、保
護部材20によつて脚部の摩粍を防ぐことができ
る。
さらに、操作スイツチがはめ込まれる凹所内に
導電体を設け、この導電体とヨークとを接地する
ようにしたので、感電の恐れがなくなり、安全で
ある。またこのような漏電が発生したときには漏
電電流の検出が容易になり、漏電遮断器を用いた
とき、コイルへの励磁電力の遮断を確実に行うこ
とが可能であり、安全性の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の側面図、第2図は
脚部2b付近の断面図、第3図は脚部2b付近の
被覆体4を除去した斜視図、第4図は保護部材2
0と接触片21との付近の断面図、第5図は接触
片21の平面図である。 1……極間式磁化装置、2……ヨーク、2a…
…連結部、2b,2c……脚部、3……コイル、
4……被覆体、5……スイツチ、6……凹所、7
……防水部材、8……空間、10……導電体、2
0……保護部材、21……接触片、24……取付
けねじ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 連結部とその両端部に形成された脚部とを含む
    U字状ヨークの前記各脚部にコイルを巻回し、電
    気絶縁性材料から成る被覆体でヨークとコイルと
    を覆い、 各脚部の前記被覆体から露出している端面とそ
    の端面付近の露出している側面とを、強磁性材料
    から成る保護部材で覆い、 前記脚部の端面に当接される前記保護部材の当
    接部には、強磁性材料から成る接触片を交換可能
    に取付け、 前記被覆体には凹所を形成し、凹所にコイルの
    励磁電力を制御する操作スイツチをはめ込み、凹
    所内に導電体を設け、導電体とヨークとを接地す
    ることを特徴とする極間式磁化装置。
JP20152783U 1983-12-29 1983-12-29 極間式磁化装置 Granted JPS60111265U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20152783U JPS60111265U (ja) 1983-12-29 1983-12-29 極間式磁化装置

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JP20152783U JPS60111265U (ja) 1983-12-29 1983-12-29 極間式磁化装置

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Publication Number Publication Date
JPS60111265U JPS60111265U (ja) 1985-07-27
JPH026362Y2 true JPH026362Y2 (ja) 1990-02-15

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JP20152783U Granted JPS60111265U (ja) 1983-12-29 1983-12-29 極間式磁化装置

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JPS56126556U (ja) * 1980-02-27 1981-09-26

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JPS60111265U (ja) 1985-07-27

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