JPH0263530A - フィルター膜の洗浄方法 - Google Patents
フィルター膜の洗浄方法Info
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- JPH0263530A JPH0263530A JP11620289A JP11620289A JPH0263530A JP H0263530 A JPH0263530 A JP H0263530A JP 11620289 A JP11620289 A JP 11620289A JP 11620289 A JP11620289 A JP 11620289A JP H0263530 A JPH0263530 A JP H0263530A
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Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、多孔質ポリテトラフルオロエチレン膜製の詰
ったフィルターの洗浄方法に関する。
ったフィルターの洗浄方法に関する。
〔従来技術および発明が解決しようする課題〕多孔質の
ポリテトラフルオロエチレン膜から造られたフィルター
は、例えばほこり、糸くず、細菌、ウィルス等の粒状物
質を空気濾過することを含む適用において広く許容され
てきている。しかし、膜によって除去される粒状物質が
多様のために、膜の孔および表面から全ての異なった種
類および大きさの捕捉粒質物を除去するための簡単な洗
浄方法を見出すことは困難であった。膜は、大きさ、種
類および化学的性質が多様にわたっている空中の多量の
不純物と共にケーキ状となっている。振動、けずり落し
、水洗、振とう等は、全ての採取物を除去するのに有効
ではない。更に、唯一のタイプの化学消毒薬による簡単
な処理は無効であることが判明した。例えば、次亜塩素
酸ナトリウムによる処理は、それを除去することなく膜
上の粒状物質を変色させることが見出された。この薬剤
および他の洗浄剤は、洗浄後であっても、より高い空気
抵抗性および/又は口過効率の減少をもたらす。
ポリテトラフルオロエチレン膜から造られたフィルター
は、例えばほこり、糸くず、細菌、ウィルス等の粒状物
質を空気濾過することを含む適用において広く許容され
てきている。しかし、膜によって除去される粒状物質が
多様のために、膜の孔および表面から全ての異なった種
類および大きさの捕捉粒質物を除去するための簡単な洗
浄方法を見出すことは困難であった。膜は、大きさ、種
類および化学的性質が多様にわたっている空中の多量の
不純物と共にケーキ状となっている。振動、けずり落し
、水洗、振とう等は、全ての採取物を除去するのに有効
ではない。更に、唯一のタイプの化学消毒薬による簡単
な処理は無効であることが判明した。例えば、次亜塩素
酸ナトリウムによる処理は、それを除去することなく膜
上の粒状物質を変色させることが見出された。この薬剤
および他の洗浄剤は、洗浄後であっても、より高い空気
抵抗性および/又は口過効率の減少をもたらす。
空気濾過器の表面に蓄積した多種多様の粒状不純物を有
効に除去する洗浄手段が今や見出された。
効に除去する洗浄手段が今や見出された。
二の手段は、特定の組合わせの洗浄組成物による連続処
理を含み、 更に口過器(フィルター)を新しい空気流れ抵抗に適す
るように復帰させかつ口過効率を落とさないことが見出
された。
理を含み、 更に口過器(フィルター)を新しい空気流れ抵抗に適す
るように復帰させかつ口過効率を落とさないことが見出
された。
特に、本発明は多孔質ポリテトラフルオロエチレン膜上
に集められた粒状物質を除去する方法を含んでなり、こ
の方法は複数の別々の工程において、 A、i)少なくとも一種のアニオンスルホネート界面活
性剤、および ii)少なくとも一種の非イオンヒドロカルビルオキシ
エトキシル化界面活性剤、およびiii )少なくとも
一種のアニオンアルキルジアミンテトラアセテート界面
活性剤の水性溶液を含んでなる希釈水性界面活性剤混合
物に酸膜を委ね、更に1種の別の工程において 80次亜塩素酸ナトリウムの希釈水性溶液に酸膜を委ね
;次いで C0いずれかの工程A又はBの後、又は各工程後に酸膜
を水に委ね;次いで り、最終工程として、酸膜を乾燥することを含んでなる
。
に集められた粒状物質を除去する方法を含んでなり、こ
の方法は複数の別々の工程において、 A、i)少なくとも一種のアニオンスルホネート界面活
性剤、および ii)少なくとも一種の非イオンヒドロカルビルオキシ
エトキシル化界面活性剤、およびiii )少なくとも
一種のアニオンアルキルジアミンテトラアセテート界面
活性剤の水性溶液を含んでなる希釈水性界面活性剤混合
物に酸膜を委ね、更に1種の別の工程において 80次亜塩素酸ナトリウムの希釈水性溶液に酸膜を委ね
;次いで C0いずれかの工程A又はBの後、又は各工程後に酸膜
を水に委ね;次いで り、最終工程として、酸膜を乾燥することを含んでなる
。
多孔質ポリテトラフルオロエチレン膜は、多数の異なる
公知方法により製造されるが、好ましくは米国特許4.
187,390.4,110,392.4,075.6
79、および3.953.566に記載されるようにポ
リテトラフルオロエチレンを延伸膨張させることにより
好まし製造される。これらの特許は、延伸膨張の多孔質
ポリテトラフルオロエチレンの製造を述べている。この
製造では、微孔質膜、すなわち直径0.01〜100
ミクロンの桁の孔を有する膜が得られる。大気からウィ
ルス又は細菌を除去するために用いるには、多孔度は平
均径0.3ミクロン未満、好ましくは、0.1ミクロン
未満を有するべきである。
公知方法により製造されるが、好ましくは米国特許4.
187,390.4,110,392.4,075.6
79、および3.953.566に記載されるようにポ
リテトラフルオロエチレンを延伸膨張させることにより
好まし製造される。これらの特許は、延伸膨張の多孔質
ポリテトラフルオロエチレンの製造を述べている。この
製造では、微孔質膜、すなわち直径0.01〜100
ミクロンの桁の孔を有する膜が得られる。大気からウィ
ルス又は細菌を除去するために用いるには、多孔度は平
均径0.3ミクロン未満、好ましくは、0.1ミクロン
未満を有するべきである。
本発明方法で用いられる水性界面活性剤混合物は、2種
のタイプの界面活性剤、すなわち、アニオン界面活性剤
および非イオン界面活性剤である。
のタイプの界面活性剤、すなわち、アニオン界面活性剤
および非イオン界面活性剤である。
非イオン界面活性剤は、ヒドロカルビルオキシエトキシ
ル化(ポリオキシエチル化アルキルフェノール)界面活
性剤である。この種の代表例は、1分子当たり平均、9
〜lO個の酸化エチレン単位を有するp−オクチルフェ
ノールエトキシレートである。商標名rTriton
J X100のもとで入手し得るものと信じられている
。存在するアニオン界面活性剤は、2種のタイプがある
。一つは、アルキルおよび/又はアリールスルホネート
であり、ここにおいてカチオンはアルカリ金属、アンモ
ニウムもしくは置換アンモニウム(ここで、置換基は好
ましくはC9−6アルキル又はC7〜6アルコキシであ
る)から選ばれ、更にここにおいてスルホネート基土の
アリールおよび/又はアルキル基は8個から20個まで
の炭素である。このようなスルホネート界面活性剤には
、ナトリウムラウリルスルホネート、ドデシルベンゼン
スルホネート等である。存在する他のアニオン界面活性
剤は、エチレンジアミンテトラアセテートであり、ここ
においてカチオンはスルホネート界面活性剤に対する同
じ種類のものから選ばれる。
ル化(ポリオキシエチル化アルキルフェノール)界面活
性剤である。この種の代表例は、1分子当たり平均、9
〜lO個の酸化エチレン単位を有するp−オクチルフェ
ノールエトキシレートである。商標名rTriton
J X100のもとで入手し得るものと信じられている
。存在するアニオン界面活性剤は、2種のタイプがある
。一つは、アルキルおよび/又はアリールスルホネート
であり、ここにおいてカチオンはアルカリ金属、アンモ
ニウムもしくは置換アンモニウム(ここで、置換基は好
ましくはC9−6アルキル又はC7〜6アルコキシであ
る)から選ばれ、更にここにおいてスルホネート基土の
アリールおよび/又はアルキル基は8個から20個まで
の炭素である。このようなスルホネート界面活性剤には
、ナトリウムラウリルスルホネート、ドデシルベンゼン
スルホネート等である。存在する他のアニオン界面活性
剤は、エチレンジアミンテトラアセテートであり、ここ
においてカチオンはスルホネート界面活性剤に対する同
じ種類のものから選ばれる。
界面活性剤は水性溶液中又は水性溶液として用いられる
。溶液中の界面活性剤の濃度は、それらが膜から蓄積さ
れた粒質物を除去するのに組合わされた量で有効である
限り限定されない。例えば組み合わされた量は、濃厚溶
液の5〜75重量%の範囲であってよい。
。溶液中の界面活性剤の濃度は、それらが膜から蓄積さ
れた粒質物を除去するのに組合わされた量で有効である
限り限定されない。例えば組み合わされた量は、濃厚溶
液の5〜75重量%の範囲であってよい。
水性次亜塩素酸ナトリウム(NaOCj! )溶液を、
希釈形で用い、ここにおいてNa0CQの濃度は0.1
〜1重量%である。Na0C1溶液の好都合な形態のも
のは、約5%溶液として入手可能なr Cl orox
Jである。この形態のものは、好ましくは水を用いて
10対1の割合(重量又は容積)に好ましく希釈され、
Na0C1の0.5重量%の濃度を与える。
希釈形で用い、ここにおいてNa0CQの濃度は0.1
〜1重量%である。Na0C1溶液の好都合な形態のも
のは、約5%溶液として入手可能なr Cl orox
Jである。この形態のものは、好ましくは水を用いて
10対1の割合(重量又は容積)に好ましく希釈され、
Na0C1の0.5重量%の濃度を与える。
本発明のプロセスにおいて、洗浄すべき膜は約5〜60
分間室温で希釈水性界面活性剤混合物に委ねる。しかし
、温度又は圧力は限定されない。
分間室温で希釈水性界面活性剤混合物に委ねる。しかし
、温度又は圧力は限定されない。
好ましくは、膜は界面活性剤の溶液に浸漬される。
膜はまた約5〜60分間希釈Na0C1溶液に委ねられ
る。温度および圧力は限定されずかつ室温条件が通常用
いられる。この工程は、好都合にはNa0C1溶液のタ
ンク中に膜を浸漬することによって行われる。
る。温度および圧力は限定されずかつ室温条件が通常用
いられる。この工程は、好都合にはNa0C1溶液のタ
ンク中に膜を浸漬することによって行われる。
いずれの工程、すなわち、界面活性剤の洗浄工程又はN
a0C1の洗浄工程が最初に行われるかは問題でない。
a0C1の洗浄工程が最初に行われるかは問題でない。
殺細菌および殺ウィルスが最初に望まれる場合、通常N
a0(J’工程が最初に行われるであろう。
a0(J’工程が最初に行われるであろう。
各工程に続いて、通常水中番手膜を浸漬することにより
通常水洗が行われる。しかし、双方の工程後の洗浄が好
ましいけれども、それは任意である。
通常水洗が行われる。しかし、双方の工程後の洗浄が好
ましいけれども、それは任意である。
いずれにしても、最終工程として膜を乾燥させ水を除去
する。過剰水を蒸発させるための任意の適当な乾燥手段
を用いることができる。例えば、膜上に存在する全ての
過剰水を実質的に蒸発させるために十分な時間、室温条
件で乾燥させることができ(通常−夜)るか、又は温度
が、n過器内、の成分を減らすか又は改質するために十
分高くない限り、高温でも乾燥させうる。
する。過剰水を蒸発させるための任意の適当な乾燥手段
を用いることができる。例えば、膜上に存在する全ての
過剰水を実質的に蒸発させるために十分な時間、室温条
件で乾燥させることができ(通常−夜)るか、又は温度
が、n過器内、の成分を減らすか又は改質するために十
分高くない限り、高温でも乾燥させうる。
溶液中にある間、膜の振とう又は、洗浄中に溶液を撹拌
することは必要により行なわれうるが、必ずしもその必
要はない。
することは必要により行なわれうるが、必ずしもその必
要はない。
各洗浄溶液は監視され更に汚染物、殺菌、およびウィル
スの膜からの除去による汚染が蓄積されるので、溶液は
時折新しい溶液と取り代えられる。
スの膜からの除去による汚染が蓄積されるので、溶液は
時折新しい溶液と取り代えられる。
以下の実施例においては、洗浄効果は空気流の路内の固
定位置に膜を置き次いで選択した流速で圧力降下を測定
することにより空気透過性を測定して計られる。
定位置に膜を置き次いで選択した流速で圧力降下を測定
することにより空気透過性を測定して計られる。
〔実施例]
例1
約0.5インチ水ゲージ圧降下で、毎分100立方フイ
ートよりもより大きい空気流速を許容する孔を有する多
孔質ポリテトラフルオロエチレン2It過器を、病院の
ベツド空気口過システムに取りつけた。システムを操作
後、口過器を取りはずし、通気透過性をテストした。1
分当たり標準44立方フイートで、圧力降下は1.54
インチ水ゲージ圧で記録され、口過器表面の汚染の存在
を示した。
ートよりもより大きい空気流速を許容する孔を有する多
孔質ポリテトラフルオロエチレン2It過器を、病院の
ベツド空気口過システムに取りつけた。システムを操作
後、口過器を取りはずし、通気透過性をテストした。1
分当たり標準44立方フイートで、圧力降下は1.54
インチ水ゲージ圧で記録され、口過器表面の汚染の存在
を示した。
6オンスの5.25%水性Na0C1(商標クロロック
ス)を、5ガロンの水に添加して次亜塩素酸ナトリウム
の溶液(消毒液)を調整し次いで高さ15インチ×長さ
21インチ×深さ5インチのタンクに投入した。6オン
スの「ミクロ」実験室用洗浄液を5ガロンの水に添加し
て第二の溶液を調製し、この溶液を第二のタンクに投入
した。第三のタンクに5ガロンの水道水を満たした(リ
ンスタンク)。
ス)を、5ガロンの水に添加して次亜塩素酸ナトリウム
の溶液(消毒液)を調整し次いで高さ15インチ×長さ
21インチ×深さ5インチのタンクに投入した。6オン
スの「ミクロ」実験室用洗浄液を5ガロンの水に添加し
て第二の溶液を調製し、この溶液を第二のタンクに投入
した。第三のタンクに5ガロンの水道水を満たした(リ
ンスタンク)。
上述の汚れた口過器は、平らなパネル(長さ18インチ
×高さ12インチ×深さ2インチ)から成っていた。
×高さ12インチ×深さ2インチ)から成っていた。
口過器を第一のタンクに浸漬し、取り出し、排水し、次
いで第三のタンク(リンスタンク)に浸漬した。口過器
を取り出し、排水し、次いで第二のタンクに浸漬し更に
10分間浸漬した。口過器を2インチ持ち上げて撹拌し
、次いで該口過器を数回沈めた。
いで第三のタンク(リンスタンク)に浸漬した。口過器
を取り出し、排水し、次いで第二のタンクに浸漬し更に
10分間浸漬した。口過器を2インチ持ち上げて撹拌し
、次いで該口過器を数回沈めた。
口過器を取り出し、排水し、次いで第三のタンク(リン
スタンク)に浸漬し、わずかに撹拌し、次いで取り出し
更に周囲条件で一夜風乾せしめた。
スタンク)に浸漬し、わずかに撹拌し、次いで取り出し
更に周囲条件で一夜風乾せしめた。
上記の洗浄手順後、圧力降下は、標準の44立方フィー
ト7分で0.63インチの水ゲージであることが測定さ
れた (抵抗は59%降下)
ト7分で0.63インチの水ゲージであることが測定さ
れた (抵抗は59%降下)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、多孔質ポリテトラフルオロエチレン膜上に集められ
た粒状物質を除去する方法であって、別々の工程におい
て、 A、i)少なくとも一種のアニオンスルホネート界面活
性剤、および ii)少なくとも一種の非イオンヒドロカルビルオキシ
エトキシレート界面活性剤、および iii)少なくとも一種のアニオンアルキルジアミンテ
トラアセテート界面活性剤の水性溶液 を含んでなる希釈水性界面活性剤混合物に該膜を委ね、 B、次亜塩素酸ナトリウムの希釈水性溶液に該膜を委ね
、 C、ここにおいていずれかの工程A又は工程Bが最初に
行うことができ、次いでここにおいて膜が工程A又は工
程Bのいずれかの後又は各工程後、該膜を水に委ね、引
き続き最終工程として該膜を乾燥することを含んでなる
、前記方法。 2、前記多孔質膜が微孔質膜である、請求項1記載の方
法。 3、前記工程Aが工程Bの前に行われる、請求項1又は
2記載の方法。 4、前記工程Bが工程Aの前に行われる、請求項1又は
2記載の方法。 5、前記工程Bが省略されている、請求項1又は2記載
の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US19244288A | 1988-05-11 | 1988-05-11 | |
US192442 | 1988-05-11 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0263530A true JPH0263530A (ja) | 1990-03-02 |
Family
ID=22709668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11620289A Pending JPH0263530A (ja) | 1988-05-11 | 1989-05-11 | フィルター膜の洗浄方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0263530A (ja) |
AU (1) | AU3460189A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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