JPH0263530A - フィルター膜の洗浄方法 - Google Patents

フィルター膜の洗浄方法

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JPH0263530A
JPH0263530A JP11620289A JP11620289A JPH0263530A JP H0263530 A JPH0263530 A JP H0263530A JP 11620289 A JP11620289 A JP 11620289A JP 11620289 A JP11620289 A JP 11620289A JP H0263530 A JPH0263530 A JP H0263530A
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JP
Japan
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membrane
surfactant
dilute aqueous
solution
treatment
Prior art date
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Pending
Application number
JP11620289A
Other languages
English (en)
Inventor
Robert L Sassa
ロバート ルイス サッサ
George Dover Edwin
エドウィン ジョージ ドーバー
Andrew Pierce Joseph
ジョーゼフ アンドリュー ピアス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WL Gore and Associates Inc
Original Assignee
WL Gore and Associates Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多孔質ポリテトラフルオロエチレン膜製の詰
ったフィルターの洗浄方法に関する。
〔従来技術および発明が解決しようする課題〕多孔質の
ポリテトラフルオロエチレン膜から造られたフィルター
は、例えばほこり、糸くず、細菌、ウィルス等の粒状物
質を空気濾過することを含む適用において広く許容され
てきている。しかし、膜によって除去される粒状物質が
多様のために、膜の孔および表面から全ての異なった種
類および大きさの捕捉粒質物を除去するための簡単な洗
浄方法を見出すことは困難であった。膜は、大きさ、種
類および化学的性質が多様にわたっている空中の多量の
不純物と共にケーキ状となっている。振動、けずり落し
、水洗、振とう等は、全ての採取物を除去するのに有効
ではない。更に、唯一のタイプの化学消毒薬による簡単
な処理は無効であることが判明した。例えば、次亜塩素
酸ナトリウムによる処理は、それを除去することなく膜
上の粒状物質を変色させることが見出された。この薬剤
および他の洗浄剤は、洗浄後であっても、より高い空気
抵抗性および/又は口過効率の減少をもたらす。
〔問題点を解決するための手段、発明の作用および効果〕
空気濾過器の表面に蓄積した多種多様の粒状不純物を有
効に除去する洗浄手段が今や見出された。
二の手段は、特定の組合わせの洗浄組成物による連続処
理を含み、 更に口過器(フィルター)を新しい空気流れ抵抗に適す
るように復帰させかつ口過効率を落とさないことが見出
された。
特に、本発明は多孔質ポリテトラフルオロエチレン膜上
に集められた粒状物質を除去する方法を含んでなり、こ
の方法は複数の別々の工程において、 A、i)少なくとも一種のアニオンスルホネート界面活
性剤、および ii)少なくとも一種の非イオンヒドロカルビルオキシ
エトキシル化界面活性剤、およびiii )少なくとも
一種のアニオンアルキルジアミンテトラアセテート界面
活性剤の水性溶液を含んでなる希釈水性界面活性剤混合
物に酸膜を委ね、更に1種の別の工程において 80次亜塩素酸ナトリウムの希釈水性溶液に酸膜を委ね
;次いで C0いずれかの工程A又はBの後、又は各工程後に酸膜
を水に委ね;次いで り、最終工程として、酸膜を乾燥することを含んでなる
多孔質ポリテトラフルオロエチレン膜は、多数の異なる
公知方法により製造されるが、好ましくは米国特許4.
187,390.4,110,392.4,075.6
79、および3.953.566に記載されるようにポ
リテトラフルオロエチレンを延伸膨張させることにより
好まし製造される。これらの特許は、延伸膨張の多孔質
ポリテトラフルオロエチレンの製造を述べている。この
製造では、微孔質膜、すなわち直径0.01〜100 
ミクロンの桁の孔を有する膜が得られる。大気からウィ
ルス又は細菌を除去するために用いるには、多孔度は平
均径0.3ミクロン未満、好ましくは、0.1ミクロン
未満を有するべきである。
本発明方法で用いられる水性界面活性剤混合物は、2種
のタイプの界面活性剤、すなわち、アニオン界面活性剤
および非イオン界面活性剤である。
非イオン界面活性剤は、ヒドロカルビルオキシエトキシ
ル化(ポリオキシエチル化アルキルフェノール)界面活
性剤である。この種の代表例は、1分子当たり平均、9
〜lO個の酸化エチレン単位を有するp−オクチルフェ
ノールエトキシレートである。商標名rTriton 
J X100のもとで入手し得るものと信じられている
。存在するアニオン界面活性剤は、2種のタイプがある
。一つは、アルキルおよび/又はアリールスルホネート
であり、ここにおいてカチオンはアルカリ金属、アンモ
ニウムもしくは置換アンモニウム(ここで、置換基は好
ましくはC9−6アルキル又はC7〜6アルコキシであ
る)から選ばれ、更にここにおいてスルホネート基土の
アリールおよび/又はアルキル基は8個から20個まで
の炭素である。このようなスルホネート界面活性剤には
、ナトリウムラウリルスルホネート、ドデシルベンゼン
スルホネート等である。存在する他のアニオン界面活性
剤は、エチレンジアミンテトラアセテートであり、ここ
においてカチオンはスルホネート界面活性剤に対する同
じ種類のものから選ばれる。
界面活性剤は水性溶液中又は水性溶液として用いられる
。溶液中の界面活性剤の濃度は、それらが膜から蓄積さ
れた粒質物を除去するのに組合わされた量で有効である
限り限定されない。例えば組み合わされた量は、濃厚溶
液の5〜75重量%の範囲であってよい。
水性次亜塩素酸ナトリウム(NaOCj! )溶液を、
希釈形で用い、ここにおいてNa0CQの濃度は0.1
〜1重量%である。Na0C1溶液の好都合な形態のも
のは、約5%溶液として入手可能なr Cl orox
 Jである。この形態のものは、好ましくは水を用いて
10対1の割合(重量又は容積)に好ましく希釈され、
Na0C1の0.5重量%の濃度を与える。
本発明のプロセスにおいて、洗浄すべき膜は約5〜60
分間室温で希釈水性界面活性剤混合物に委ねる。しかし
、温度又は圧力は限定されない。
好ましくは、膜は界面活性剤の溶液に浸漬される。
膜はまた約5〜60分間希釈Na0C1溶液に委ねられ
る。温度および圧力は限定されずかつ室温条件が通常用
いられる。この工程は、好都合にはNa0C1溶液のタ
ンク中に膜を浸漬することによって行われる。
いずれの工程、すなわち、界面活性剤の洗浄工程又はN
a0C1の洗浄工程が最初に行われるかは問題でない。
殺細菌および殺ウィルスが最初に望まれる場合、通常N
a0(J’工程が最初に行われるであろう。
各工程に続いて、通常水中番手膜を浸漬することにより
通常水洗が行われる。しかし、双方の工程後の洗浄が好
ましいけれども、それは任意である。
いずれにしても、最終工程として膜を乾燥させ水を除去
する。過剰水を蒸発させるための任意の適当な乾燥手段
を用いることができる。例えば、膜上に存在する全ての
過剰水を実質的に蒸発させるために十分な時間、室温条
件で乾燥させることができ(通常−夜)るか、又は温度
が、n過器内、の成分を減らすか又は改質するために十
分高くない限り、高温でも乾燥させうる。
溶液中にある間、膜の振とう又は、洗浄中に溶液を撹拌
することは必要により行なわれうるが、必ずしもその必
要はない。
各洗浄溶液は監視され更に汚染物、殺菌、およびウィル
スの膜からの除去による汚染が蓄積されるので、溶液は
時折新しい溶液と取り代えられる。
以下の実施例においては、洗浄効果は空気流の路内の固
定位置に膜を置き次いで選択した流速で圧力降下を測定
することにより空気透過性を測定して計られる。
〔実施例] 例1 約0.5インチ水ゲージ圧降下で、毎分100立方フイ
ートよりもより大きい空気流速を許容する孔を有する多
孔質ポリテトラフルオロエチレン2It過器を、病院の
ベツド空気口過システムに取りつけた。システムを操作
後、口過器を取りはずし、通気透過性をテストした。1
分当たり標準44立方フイートで、圧力降下は1.54
インチ水ゲージ圧で記録され、口過器表面の汚染の存在
を示した。
6オンスの5.25%水性Na0C1(商標クロロック
ス)を、5ガロンの水に添加して次亜塩素酸ナトリウム
の溶液(消毒液)を調整し次いで高さ15インチ×長さ
21インチ×深さ5インチのタンクに投入した。6オン
スの「ミクロ」実験室用洗浄液を5ガロンの水に添加し
て第二の溶液を調製し、この溶液を第二のタンクに投入
した。第三のタンクに5ガロンの水道水を満たした(リ
ンスタンク)。
上述の汚れた口過器は、平らなパネル(長さ18インチ
×高さ12インチ×深さ2インチ)から成っていた。
口過器を第一のタンクに浸漬し、取り出し、排水し、次
いで第三のタンク(リンスタンク)に浸漬した。口過器
を取り出し、排水し、次いで第二のタンクに浸漬し更に
10分間浸漬した。口過器を2インチ持ち上げて撹拌し
、次いで該口過器を数回沈めた。
口過器を取り出し、排水し、次いで第三のタンク(リン
スタンク)に浸漬し、わずかに撹拌し、次いで取り出し
更に周囲条件で一夜風乾せしめた。
上記の洗浄手順後、圧力降下は、標準の44立方フィー
ト7分で0.63インチの水ゲージであることが測定さ
れた (抵抗は59%降下)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、多孔質ポリテトラフルオロエチレン膜上に集められ
    た粒状物質を除去する方法であって、別々の工程におい
    て、 A、i)少なくとも一種のアニオンスルホネート界面活
    性剤、および ii)少なくとも一種の非イオンヒドロカルビルオキシ
    エトキシレート界面活性剤、および iii)少なくとも一種のアニオンアルキルジアミンテ
    トラアセテート界面活性剤の水性溶液 を含んでなる希釈水性界面活性剤混合物に該膜を委ね、 B、次亜塩素酸ナトリウムの希釈水性溶液に該膜を委ね
    、 C、ここにおいていずれかの工程A又は工程Bが最初に
    行うことができ、次いでここにおいて膜が工程A又は工
    程Bのいずれかの後又は各工程後、該膜を水に委ね、引
    き続き最終工程として該膜を乾燥することを含んでなる
    、前記方法。 2、前記多孔質膜が微孔質膜である、請求項1記載の方
    法。 3、前記工程Aが工程Bの前に行われる、請求項1又は
    2記載の方法。 4、前記工程Bが工程Aの前に行われる、請求項1又は
    2記載の方法。 5、前記工程Bが省略されている、請求項1又は2記載
    の方法。
JP11620289A 1988-05-11 1989-05-11 フィルター膜の洗浄方法 Pending JPH0263530A (ja)

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