JPH0263089A - ホログラム記録材料 - Google Patents
ホログラム記録材料Info
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- JPH0263089A JPH0263089A JP21580988A JP21580988A JPH0263089A JP H0263089 A JPH0263089 A JP H0263089A JP 21580988 A JP21580988 A JP 21580988A JP 21580988 A JP21580988 A JP 21580988A JP H0263089 A JPH0263089 A JP H0263089A
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- light
- hologram recording
- recording layer
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- mat
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- 239000010410 layer Substances 0.000 claims description 21
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 claims description 12
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Landscapes
- Holo Graphy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は透過型ホログラム用の記録材料に関するもので
ある。
ある。
ホログラムは情報を帯びた光の波面を記録する技術であ
り、通常は板、フィルム等の基材上に設けられたホログ
ラム記録層に情報光と参照光との干渉縞を透過率もしく
は屈折率もしくは凹凸の分布の形で記録している。
り、通常は板、フィルム等の基材上に設けられたホログ
ラム記録層に情報光と参照光との干渉縞を透過率もしく
は屈折率もしくは凹凸の分布の形で記録している。
第2図は従来のホログラム記録材料を示す図である0図
中、lはホログラム記録材料、2はホログラム記録層、
3は光透過性材料、4はハレーシロン防止層である。
中、lはホログラム記録材料、2はホログラム記録層、
3は光透過性材料、4はハレーシロン防止層である。
図において、記録層2に対して照射された2つの光束5
,6は干渉縞を形成し、ホログラム記録層2に記録され
る。同時にホログラム記録層2を透過した光は光透過性
材料3を透過し、ハレーシロン防止層4により吸収され
る。
,6は干渉縞を形成し、ホログラム記録層2に記録され
る。同時にホログラム記録層2を透過した光は光透過性
材料3を透過し、ハレーシロン防止層4により吸収され
る。
ところで、ハレーション防止層4としては光透過性材料
3と同一の屈折率を有し、界面で反射を生じないこと、
さらに使用する光の波長に対して光吸収性を有すること
が要請される。しかしながら一般にはこの二つの条件を
同時に満足することは困難であり、光透過性材料3とハ
レーション防止層4の屈折率は完全には一致しないのが
現状である。このため、この界面で反射を生じ、第3図
に示すような繰り返し反射7を生じ、繰り返し反射7同
士もしくは繰り返し反射7と入射光束5゜6とが干渉し
て不要な干渉縞を発生し、これが再生像中に表れて再生
像の賞を低下させてしまうという問題があった。
3と同一の屈折率を有し、界面で反射を生じないこと、
さらに使用する光の波長に対して光吸収性を有すること
が要請される。しかしながら一般にはこの二つの条件を
同時に満足することは困難であり、光透過性材料3とハ
レーション防止層4の屈折率は完全には一致しないのが
現状である。このため、この界面で反射を生じ、第3図
に示すような繰り返し反射7を生じ、繰り返し反射7同
士もしくは繰り返し反射7と入射光束5゜6とが干渉し
て不要な干渉縞を発生し、これが再生像中に表れて再生
像の賞を低下させてしまうという問題があった。
本発明は上記問題点を解決するためのもので、マット加
工が光散乱を起こす効果を利用して反射を生じても不要
な干渉縞を発生することを防止できるホログラム記録材
料を提供することを目的とする。
工が光散乱を起こす効果を利用して反射を生じても不要
な干渉縞を発生することを防止できるホログラム記録材
料を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本発明のホログラム記録材料は、少なくとも
一面を77ト加工した材料を一部に有し、ホログラム記
録層を透過した光を散乱させるようにしたことを特徴と
し、例えばマット加工した材料が光透過性であり、マッ
ト加工した面に密着して光吸収性材料を設け、またホロ
グラム記録層、光透過性材料、接着層、少なくとも一面
をマット加工した光透過性材料または光吸収性材料をこ
の順に重ね、また接着層を液体接着剤としたことを特徴
としている。
一面を77ト加工した材料を一部に有し、ホログラム記
録層を透過した光を散乱させるようにしたことを特徴と
し、例えばマット加工した材料が光透過性であり、マッ
ト加工した面に密着して光吸収性材料を設け、またホロ
グラム記録層、光透過性材料、接着層、少なくとも一面
をマット加工した光透過性材料または光吸収性材料をこ
の順に重ね、また接着層を液体接着剤としたことを特徴
としている。
本発明のホログラム記録材料は少なくとも一面をマット
加工した材料を一部に有することによりホログラム記録
層を透過した余分な光がマット加工した面で散乱され、
反射を生じても散乱的反射であるため不要な干渉縞を発
生することがなく、ホログラム再生像の画質を向上させ
ることができる。
加工した材料を一部に有することによりホログラム記録
層を透過した余分な光がマット加工した面で散乱され、
反射を生じても散乱的反射であるため不要な干渉縞を発
生することがなく、ホログラム再生像の画質を向上させ
ることができる。
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例のホログラム記録材料を示す
図で、第2図と同一番号は同一内容を示している。なお
、図中、8は接着層、9はマット加工した光透過性材料
、10は光吸収性材料である。
図で、第2図と同一番号は同一内容を示している。なお
、図中、8は接着層、9はマット加工した光透過性材料
、10は光吸収性材料である。
本実施例ではホログラム記録層2および光透過性材料3
はアグファーゲバルト社製ホロテストプレート8E75
)(DNAHを、接着層8としては純正化学社製カナダ
バルサムを、マット加工した光透過性材料9としては厚
み3■の旋盤で研摩したスリガラスを、光吸収性材料l
Oとしては黒ランカースプレーを使用した。
はアグファーゲバルト社製ホロテストプレート8E75
)(DNAHを、接着層8としては純正化学社製カナダ
バルサムを、マット加工した光透過性材料9としては厚
み3■の旋盤で研摩したスリガラスを、光吸収性材料l
Oとしては黒ランカースプレーを使用した。
このようなホログラム記録材料に対してヘリウムネオン
レーザ−により法線に対して10@の角度をなす互いに
逆の方向から平行光を入射することにより回折格子をホ
ログラム記録層2に記録した。ホログラム記録層2、光
透過性材料3を透過した余分な光は、光透過性材料9、
光吸収性10の界面で反射されるが、マット加工した部
分の存在により散乱的な反射となるため、不要な干渉を
生じることはない、実際にコダック社製DI9現像液で
現像することにより、不要な干渉縞のない回折格子を得
ることができた。
レーザ−により法線に対して10@の角度をなす互いに
逆の方向から平行光を入射することにより回折格子をホ
ログラム記録層2に記録した。ホログラム記録層2、光
透過性材料3を透過した余分な光は、光透過性材料9、
光吸収性10の界面で反射されるが、マット加工した部
分の存在により散乱的な反射となるため、不要な干渉を
生じることはない、実際にコダック社製DI9現像液で
現像することにより、不要な干渉縞のない回折格子を得
ることができた。
なお、上記実施例においては光透過性材料9の両面をマ
ット加工しているが、必ずしも両面である必要はなく、
どちらか一方の面がマット加工してあれば光吸収性材料
10との界面で反射した光は散乱されるので、不要な干
渉縞を生ずることはない。
ット加工しているが、必ずしも両面である必要はなく、
どちらか一方の面がマット加工してあれば光吸収性材料
10との界面で反射した光は散乱されるので、不要な干
渉縞を生ずることはない。
また、マット加工は光透過性材料9でなく、光吸収性材
料10の外界と接する面に設けるようにしても、同様に
反射光を散乱させて不要な干渉縞の発生を防止すること
ができる。
料10の外界と接する面に設けるようにしても、同様に
反射光を散乱させて不要な干渉縞の発生を防止すること
ができる。
なお、光透過性材料9、光吸収性材料10を接着F!8
で接着する際、界面に空気が入って気泡が生じるとその
部分での反射が問題となるが、液体からなる接着剤を使
用すれば気泡の発生を防止することができる。また、液
体の種類を選定したり、数種類の液体を混合することに
より、光透過性材料3.9と屈折率を一致させることが
容易となる。
で接着する際、界面に空気が入って気泡が生じるとその
部分での反射が問題となるが、液体からなる接着剤を使
用すれば気泡の発生を防止することができる。また、液
体の種類を選定したり、数種類の液体を混合することに
より、光透過性材料3.9と屈折率を一致させることが
容易となる。
以上のように本発明によれば、少なくとも一面をマット
加工した材料をホログラム記録材料の一部とすることに
より記録層を透過した余分な光の反射光が乱反射される
ので干渉縞を生ずることがなく、再生像の画質を向上さ
せることが可能となる。
加工した材料をホログラム記録材料の一部とすることに
より記録層を透過した余分な光の反射光が乱反射される
ので干渉縞を生ずることがなく、再生像の画質を向上さ
せることが可能となる。
第1図は本発明の一実施例のホログラム記録材料を示す
図、第2図は従来のホログラム記録材料を示す図、第3
図は干渉縞を生ずる反射光を説明するための図である。 1・・・ホログラム記録材料、2・・・ホログラム記録
層、3・・・光透過性材料、4・・・ハレーション防止
層、8・・・接着層、9・・・マント加工をした光透過
性材料、lO・・・光吸収性材料。 出 願 人 大日本印刷株式会社代理人 弁理士
蛭 川 昌 信(外4名)第2図 第3図
図、第2図は従来のホログラム記録材料を示す図、第3
図は干渉縞を生ずる反射光を説明するための図である。 1・・・ホログラム記録材料、2・・・ホログラム記録
層、3・・・光透過性材料、4・・・ハレーション防止
層、8・・・接着層、9・・・マント加工をした光透過
性材料、lO・・・光吸収性材料。 出 願 人 大日本印刷株式会社代理人 弁理士
蛭 川 昌 信(外4名)第2図 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)少なくとも一部をマット加工した材料を一部に有
し、ホログラム記録層を透過した光を散乱させるように
したホログラム記録材料。 (2)マット加工した材料が光透過性であり、マット加
工した面に密着して光吸収性材料を設けた請求項1記載
のホログラム記録材料。 (3)ホログラム記録層、光透過性材料、接着層、少な
くとも一面をマット加工した光透過性材料、光吸収性材
料をこの順に重ねて構成した請求項1記載のホログラム
記録材料。(4)ホログラム記録層、光透過性材料、接
着層、少なくとも一面をマット加工した光吸収性材料を
この順に重ねて構成した請求項1記載のホログラム記録
材料。 (5)接着層は液体である請求項3または4記載のホロ
グラム記録材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63215809A JP2825505B2 (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | ホログラム記録材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63215809A JP2825505B2 (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | ホログラム記録材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0263089A true JPH0263089A (ja) | 1990-03-02 |
JP2825505B2 JP2825505B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=16678618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63215809A Expired - Lifetime JP2825505B2 (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | ホログラム記録材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2825505B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS584173A (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-11 | Dainippon Printing Co Ltd | ホログラム情報シ−トの製造法 |
JPS61245103A (ja) * | 1985-04-22 | 1986-10-31 | Nissha Printing Co Ltd | 硬質・防眩皮膜転写材 |
JPS63113402A (ja) * | 1986-05-29 | 1988-05-18 | Sumitomo Chem Co Ltd | 発光表示装置用反射防止板 |
-
1988
- 1988-08-30 JP JP63215809A patent/JP2825505B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS584173A (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-11 | Dainippon Printing Co Ltd | ホログラム情報シ−トの製造法 |
JPS61245103A (ja) * | 1985-04-22 | 1986-10-31 | Nissha Printing Co Ltd | 硬質・防眩皮膜転写材 |
JPS63113402A (ja) * | 1986-05-29 | 1988-05-18 | Sumitomo Chem Co Ltd | 発光表示装置用反射防止板 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2825505B2 (ja) | 1998-11-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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