JPH02629A - スピロビインダンポリアリーレートーポリエステルコポリマー,製造方法 - Google Patents

スピロビインダンポリアリーレートーポリエステルコポリマー,製造方法

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JPH02629A
JPH02629A JP63268395A JP26839588A JPH02629A JP H02629 A JPH02629 A JP H02629A JP 63268395 A JP63268395 A JP 63268395A JP 26839588 A JP26839588 A JP 26839588A JP H02629 A JPH02629 A JP H02629A
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/02Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/12Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds derived from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/16Dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • C08G63/18Dicarboxylic acids and dihydroxy compounds the acids or hydroxy compounds containing carbocyclic rings
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、時にはポリアリ−レートといわれることがあ
る芳香族ポリエステル、さらに詳細には主ポリマー鎖中
にスピロビインダン部分を含有する前記のようなポリエ
ステル、ならびにスピロビインダンを含有する芳香族ポ
リエステルのホモポリマーおよびコポリマーの製造方法
に係る。
本発明のポリアリ−レートは、スピロビインダンビスフ
ェノールおよび場合により2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン−6,6′ジオールなどのような
非スピロニ価フェノールと、テレフタル酸やイソフタル
酸などのような芳香族ジカルボン酸とから誘導される芳
香族ポリエステルである。これらのポリアリ−レートは
、エンジニアリング熱可塑性プラスチックとして有用な
性質である良好な機械的特性、高いガラス転移温度、良
好な難燃性などを始めとする多くの優れた性質を有して
いる。また、これらは、物品に成形することを可能にす
る良好な加工性を有している。
本発明は主ポリマー鎖中にスピロビインダン部分を含有
するポリアリ−レートに係る。すでに知られている公知
のスピロビインダンポリアリ−レートの唯一の製造方法
は、スピロビインダンビスフェノールとイソフタロイル
クロライドを使用するものである。スチューペン(K、
C,5tueben)の「ポリマー科学誌パートA (
Journal orPolymerScience:
 Part A) J第3巻(1965年)第3209
〜3217頁には、界面重合反応によるスピロビインダ
ンイソフタレートの製造が報告されている。しかし、開
示されたポリアリ−レート材料を独自に製造してみたと
ころ、スチューペン(SIeuben)によって報告さ
れたものよりずっと低い分子量とガラス転移温度を有す
る生成物が生成した。
スチューペン(Stueben)のスピロビインダンポ
リアリ−レートの製造方法には、均一なポリアリ−レー
ト化合物を製造するために解決しなければならない問題
がある。スピロビインダン化合物を、環誘導性の二酸、
すなわちイソフタル酸などのように非線状構造を有する
二酸と縮合させてポリアリ−レートを形成させると、生
成する高分子量ポリマー化合物に有害な可塑化特性を付
加し得る低分子量分が生じる。これらの低分子量物質は
、次式をもつ一連の環式スピロビインダンポリアリ−レ
ートであると考えられる。
ここで、Sは1.2.3.4.5である。
理論上、これらの環式ポリアリ−レートは、長鎖ポリア
リ−レートの形成後その鎖の切断とそれに続く環状化に
よって、あるいは直接短鎖オリゴマーから、形成される
と考えられる。この変換は、溶融工程中に起こる高い温
度と濃度で長鎖のポリマーが生成する方向に平衡がシフ
トするように平衡制御されると思われる。
スピロビインダンポリアリ−レートをポリマー溶融ブレ
ンドに使用することは、これらのポリアリ−レートに伴
う高いガラス転移温度のために制限されるであろう。ポ
リアリ−レートを溶融ブレンドする際に必要とされる温
度要件のためにずっと低いガラス転移温度をもっポリマ
ー樹脂を使用することは慧止されるので、スピロビイン
ダン部分を含有するポリアリ−レートをある種の溶融ブ
、レンド中に使用するのは不可能であろう。
したがって、本発明の目的は、線状の二酸を使用するこ
とによって、環状オリゴマーの形成を最小にしてスピロ
ビインダンポリアリ−レートを製造することである。
さらに別の目的は、5BI−イソフタル酸ホモポリマー
にビスフェノールAなどのような線状のモノマーをテレ
フタル酸と組合せて加えることによって、環状オリゴマ
ーの形成を最小にしてSBIポリアリ−レートを製造す
ることである。
さらに本発明の別の目的は、重合反応中に各モノマーの
パーセント組成を変えることによって、対応するホモポ
リアリ−レートのガラス転移温度の間にあらかじめ選定
した特定のガラス転移温度をもつスピロビインダンコポ
リアリ−レートを製造することである。
さらに別の目的は、元来のスピロビインダンポリアリ−
レートより高い分子量と低いガラス転移温度を有するス
ピロビインダンポリアリーレートーポリエステルコボリ
マーを製造することである。
本発明のさらに別の目的は、以前に形成されたポリアリ
−レート−ポリエステルコポリマーのどれよりもかなり
高いガラス転移温度を有するスピロビインダンポリアリ
−レート−ポリエステルコポリマーを製造することであ
る。
これらの目的とその他の目的は本発明を実施することに
よって達成され、以下の記載から明らかとなろう。
本明細書中に記載したホモポリアリ−レートとコポリア
リ−レートは、ジフェニルエーテルまたはその置換誘導
体および場合によりマグネシウム触媒の存在下で以下の
(A)、(B)および場合により(C)を溶融重合する
ことによって製造することができる。(A)少なくとも
1種の、次式を存するスピロニ価フェノールまたはその
特定の誘導体。
ここで、Rはアルキル基、シクロアルキル基、アリール
基、アルアルキル基、アルカリール基またはハロゲン基
より成る群の中から選択される一価の基であり、nはO
から3までの値を有する整数の中から選択され、R1は
水素原子またはアセチル基である。
(B)少なくとも1種の、次式を有する芳香族ジカルボ
ン酸またはその特定の誘導体。
R3/    \ ここで、R2はアリール基または置換アリール基であり
、R3は水酸化物(ヒドロキシド)基または塩化物(ク
ロライド)基である。
(C)場合により、次式の二価フェノール。
HO−A2−Y−A” −OH(IV)ここで、A2と
A3は各々単環式の二価の芳香族基、好ましくはp−フ
二二しンであり、Yは1個か2個の原子がA2とA3を
隔てる橋架は基である。
ただし、上記のスピロビインダン部分は混合物中のジヒ
ドロキシ芳香族化合物全体の約5〜100%である。
得られたポリアリ−レートは回収することができ、ある
いはこれを次式のポリエステルとさらに溶融重合するこ
とができる。
ここで、Xとyはポリマー鎖中またはその鎖のひとつの
セグメント中のモノマー単位の数を表わす。
本発明の範囲内のスピロ二価フェノールまたはその置換
誘導体は次の一般式で表わされるものである。
ただし、Mは約2〜約4個のメチレン基の鎖を表わす。
この重合によって、次式で表わされるコポリマーが得ら
れる。
ここで、Rはそれぞれ独立して一価の炭化水素基および
ハロゲン基の中から選択され、nはそれぞれ独立して0
から3までの値を有する整数の中から選択される。R1
は水素またはアセチル基である。Rで表わされる一価の
炭化水素基としては、アルキル基、シクロアルキル基、
アリール基、アルアルキル基およびアルカリール基があ
る。
Rによって表わされるアルキル基は、炭素原子を1〜約
12個含存するものが好ましい。これらには、分枝のア
ルキル基と直鎖のアルキル基が含まれる。適したアルキ
ル基の具体例としては、メチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、tert−ブチル、ペンチル、ネ
オペンチルおよびヘキシルがある。
Rによって表わされるシクロアルキル基は環炭素原子を
4〜約7個含有するものが好ましい。これらには、シク
ロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、メチルシ
クロヘキシルおよびシクロヘプチルがある。
Rによって表わされるアリール基は環炭素原子を6〜1
2個含有するものが好ましい。これらには、フェニル、
ビフェニルおよびナフチルがある。
Rによって表わされる好ましいアルアルキル基とアルカ
リール基は炭素原子を7〜約14個含有するものである
。これらには、ベンジル、エチルフェニル、フェニルブ
チル、フェニルプロピルおよびフェニルエチルが含まれ
るがこれらに限られることはない。
Rによって表わされる好ましいハロゲン基は塩素と臭素
である。
Rは、それぞれ独立して塩素、臭素、および炭素原子を
1〜約5個含有する低級アルキル基の中から選択するの
が好ましい。
式■の二価フェノール化合物で1個より多くのR置換基
が存在している場合それらは同じでも異なっていてもよ
い。芳香核上のヒドロキシル基とRの位置はオルト位、
メタ位またはパラ位のいずれでもよい。
式■のスピロ二価フェノールは、業界で公知であって市
販されているかまたは公知の方法で容易に製造すること
ができる化合物である。式■のスビロニ価フェノールの
製造方法としては、カーテイス(R,P、 Curti
s)とルイス(K、O,Lewis)が1962年の「
英国化学会誌(Journal of the Che
mica! 5ociety) J (England
)の第420頁に記載した方法やカーティス(R,P、
 Curtls)が1962年の「英国化学会誌(Jo
urnal of’ the Chefflical 
5oclety) J (England)の第417
頁に記載した方法がある。
これらのスピロ二価フェノールは、(i)2モルのフェ
ノール類を1モルのアセトンと反応させ、(ii )そ
の後、酸性条件下で(i)の生成物3モルを共に反応さ
せて式■のスビロニ価フェノールと4モルのフェノール
類とを形成させることによって便利に製造することがで
きる。(ii )で使用できる酸としては、無水メタン
スルホン酸、無水塩酸などのような酸を挙げることがで
きる。
式(■)の範囲内のスピロ二価フェノール類の実例とし
ては以下のものがある。
5、 5’ 、  7. 7’−テトラクロロ−6,6
′ジヒドロキシ−3,3,3’ 、  3’  −テト
ラメチル−ビス−1,1′  −スピロインダン(±)
、 3.3,5.7.3’ 、3’   5’   7’ 
 −オクタメチル−6,6′ −ジヒドロキシ−ビス−
1,1′ −スピロインダン(±)、 5、 7. 5’ 、  7’−テトラメチル−6,6
′ジヒドロキシ−ビス−1,1′ −スピロインダン(
±)、 3、 3. 5. 3’   3’   5’  −ヘ
キサメチル−6,6′−ジヒドロキシ−ビス−1,1′
スピロインダン(±)、 7.7′−ジクロロ−6,6′  −ジヒドロキシ−3
、3,5,3’  3’  5’  −ヘキサメチル−
ビス−1,1′ −スピロインダン(±)、および 5′、7−ジニチルー6.6′ −ジヒドロキシ−3,
3,3’  3’  5’   7’  −ヘキサメチ
ル−ビス−1,1′ −スピロインダン(±)。
本発明の方法によって製造できるポリアリ−レートとポ
リアリ−レート−ポリエステルコポリマは、スピロ二価
フェノール類またはそのアルキルもしくはハロ置換類似
体から誘導された単位を含有するものである。好ましい
スピロビインダンビスフェノールはSBIである。
ポリアリ−レートおよびポリアリ−レート−ポリエステ
ルコポリマーでは、次式の第二のジヒドロキシ芳香族化
合物を共に使用してもよい。
HO−A1−OH(■) ここで、A1は二価の芳香族基であり、このような基と
しては、芳香族の炭化水素基と置換された芳香族の炭化
水素基があり、代表的な置換基としではアルキル、シク
ロアルキル、アルケニル(たとえば、アリルなどのよう
な架橋−グラフト化可能な部分)、ハロ(特に、フルオ
ロ、クロロおよび/またはブロモ)、ニトロおよびアル
コキシがある。
好ましいA1基は次式を有する。
−A  −Y−13−(IX) ここで、A2とA3は各々単環式の二価の芳香族基であ
り、Yは1個か2個の原子がA2をA3から隔てる橋架
は基である。式■中の遊離の原子価結合は普通Yに対し
てA2とA3のメタ位かバラ位にある。
式■中で、A 基とA3基は非置換フェニレンでもその
置換誘導体でもよく、その置換基はA1に対して定義し
たものである。非置換のフ二二しン基が好ましい。A2
とA3は両方ともp−フェニレンであるのが好ましいが
、両方が0−もしくはm−フェニレンでもよく、一方が
0−もしくはm−フェニレンで他方がp−フェニレンで
もよい。
橋架は基Yは、1個か2個(好ましくは1個)の原子が
A2をA3から隔てるものである。最も普通の場合、こ
れは炭化水素基であり、特に、たとえばメチレン、シク
ロへキシルメチレン、[2゜2.1]ビシクロへブチル
メチレン、エチレン、エチリデン、2.2−プロピリデ
ン、1,1−(2,2−ジメチルプロピリデン)、シク
ロへキシリデン、シクロペンタデシリダン、シクロドデ
シリデンまたは2.2−アダマンチリデンなどのような
飽和の01−1□の脂肪族か脂環式基であり、とりわけ
アルキリデン基がある。アリール置換基ならびに不飽和
の基および炭素と水素以外の原子を含有する基、たとえ
ばオキシ基も包含される。
Y基の脂肪族部、脂環式部および芳香族部には、A1に
対してすでに記載したような置換基が存在していてもよ
い。
はとんどの場合、適切な化合物にはビフェノール類特に
ビスフェノール類が包含される。以後ビスフェノール類
に言及することが多いであろうが、これと均等な他の化
合物を適宜使用できるものと考えるべきである。ビスフ
ェノールA(Yがイソプロピリデンで、A2とA3が各
々p−フェニレン)は、人手が容易で本発明の目的にと
って特に適しているため好ましい。
使用できるカルボン酸には芳香族のジカルボン酸が含ま
れる。使用できる二官能性のカルボン酸は通常次式を育
する。
HOOC−(R2)−COOH(X) ここで、R2はフェニレン、ビフェニレン、置換フェニ
レン、置換ビフェニレン、ナフチレンおよび置換ナフチ
レンなどのような芳香族の基、アルキリデン基などのよ
うな非芳香族結合によって連結された2個以上の芳香族
基、ならびにトリレン、キシリレンなどのような二価の
アルアルキル基である。
好ましい二官能性のカルボン酸は芳香族ジカルボン酸、
すなわち式XでR2が二価の芳香族基を表わすものであ
る。好ましい芳香族ジカルボン酸は次の一般式によって
表わされるものである。
ここで、R4はそれぞれ独立して、−価の炭化水素基お
よびハロゲン基の中から選択され、jは0から4までの
値を有する整数である。
R4によって表わされる一価の炭化水素基にはアルキル
基、シクロアルキル基、アリール基、アルアルキル基お
よびアルカリール基が含まれる。
各々の基の炭素原子の制限は前述の式■のR基に対する
ものと同じである。
好ましいハロゲン基は塩素基と臭素基である。
炭素原子1〜5個のアルキルも好ましい。
式XIの特に有用な芳香族ジカルボン酸は、jが0〜3
、R4がアルキル基、好ましくは炭素原子を1〜約5個
含有するものである。
芳香族炭素環式残基の環炭素原子上に1個より多くのR
4置換基が存在する場合それらは同じでも異なっていて
もよい。
コポリアリ−レートを形成するためには、個々のカルボ
ン酸の代わりにこれらのカルボン酸の混合物を使用すれ
ばよい。したがって、本明細書中で二官能性カルボン酸
という用語を使用する場合には、個々の二官能性カルボ
ン酸はもちろん、2種以上の異なる二官能性カルボン酸
の混合物も含んで意味するものである。
特に有用な芳香族ジカルボン酸はイソフタル酸、テレフ
タル酸およびそれらの混合物である。
二官能性の芳香族カルボン酸自体を使用するよりはむし
ろ、酸二塩化物などのようなエステル形成性の反応性誘
導体を使用することが可能であり、時には好ましいこと
さえある。すなわち、イソフタル酸、テレフタル酸また
はそれらの混合物の代わりに、イソフタロイルシクロラ
イド、テレフタロイルジクロライドまたはそれらの混合
物を使用することが可能である。
ポリエステル−ポリアリ−レートコポリマーを合成する
際に使用するのに適しているポリエステルは、炭素原子
を2〜4個含有する脂肪族ジオールと少なくとも1種の
芳香族ジカルボン酸とから誘導される。これらのポリエ
ステルは次の一般式の繰返し構造単位をもっている。
ここで、Mは炭素2〜4のポリメチレンである。
好ましいポリエステルは、ポリ(エチレンテレフタレー
ト)とポリ(ブチレンテレフタレート)であり、最も好
ましいのはポリ(エチレンテレフタレート)である。
ポリアリ−レート生成反応に使用できるマグネシウム触
媒は、マレスカ(Maresea)らの米国特許第4,
296.232号およびバーガー(Berger)らの
米国特許第4,294,956号に開示されているよう
に、マグネシウム、酸化マグネシウム、および無機酸も
しくは有機酸のマグネシウム塩またはこれらの組合せの
中から選択される。有機酸の塩には酢酸塩、プロピオン
酸塩、安息呑酸塩、シュウ酸塩、アセチルアセトン酸塩
またはこれらの混合物がある。好ましい触媒は酢酸マグ
ネシウムである。触媒は反応中に触媒として有効な二で
存在する。この量は、たとえば、生成するポリアリ−1
/−トの項二を基準に]7て約1〜約100゜r)I)
m%好ましくは約10へ一部50ppmとすることがで
きる。
スピロ二価フェノールのジエステル誘導体および場合に
より二価フェノールと1挿具」二の芳香族ジカルボン酸
またはその誘導体との反応は、生成するポリアリ−レー
トの−ffIflを基準にして約10〜約60重量%、
好ましくは約25−約40重量%、最も好ましくは約3
0〜約40重瓜%のジフェニルエーテル化合物を存在さ
せて実施する。このジフェニルエーテル化合物は置換さ
れていてもよく、これらの置換基はアルキル基、塩素、
臭素、またはポリアリーーノート形成反応に干渉しない
あらゆる置換基の中から選択される。
このジアセテートプロセスにジフェニルエーテル化合物
を約1〇−約60%使用すると、芳香族ジカルボン酸の
ガ華が回避され、したがって許容できる分子はのポリア
リ−レートが生成する。また、ジフェニルエーテル化合
物を用いると副生物の酢酸の除去t)より良好になる。
さらに、ジフェニルエーテル化合物を上記の量で用いる
ことによる別の利点は、この系の粘度が低下することで
ある。この粘度低下によって、反応体のより良好な混合
が起こり、そのため反応がより急速に進行するので反応
時間がより短くなる。
このポリアリ−レート生成の工程は、約260〜約35
0℃、好ましくは約290〜約320℃の温度で行なわ
れる。このプロセスは通常、有害な副反応を防ぐために
不活性雰囲気(アルゴンまたは窒素)中で行なわれる。
このポリアリ−レートの溶融重合による生成反応はバッ
チ式でも連続式でも実施でき、またいかなる所望の装置
を使用しても実施できる。本明細書中で使用する溶融重
合とは、高濃度・高温での少なくとも2種のモノマー間
の反応と定義される。
さらに、約10〜約60重量%のジフェニルエーテル化
合物の存在下で重合が起こる限り、反応体は所望のいか
なる方法またはいかなる順序で添加してもよい。
反応時間は、製造しようとする個々のポリアリ−レート
に応じて、一般に約4〜約8時間の範囲である。重合反
応は、副生物の発生が止むことで判断されるポリアリ−
レートの生成に充分な時間実施する。
このポリアリ−17−トは、分子量調節剤、酸化防止剤
、熱安定剤などのような他の物質の存在下で製造できる
。得られるポリアリ−レートはまた、可塑剤、顔料、潤
滑剤、離型剤、安定剤、無機充填材などのようなよく知
られた添加剤の存在下でも製造できる。
スビロビインダンポリアリーレ−1・−ポリエステルコ
ポリマーの製造方法では、約260〜・約350℃、好
ましくは約290〜約320℃の反応温度が必要とされ
る。このプロセス(i一般に約0゜5關Hg〜約100
111gの減圧で実施して、得られるコポリマー中に形
成される所望でない副生物を除去する手段とする。
スビロビインダンボリアリーレートーポリエステルコボ
リマーの生成反応はバッチ式でも連続式でも実施でき、
またいかなる所望の装置を使用しても実施できる。さら
に、スビロビインダンボリアリーレートーポリエステル
コボリマーが、Tgをただひとつだlj有しており、こ
のコポリマーを生成させるために使用した元来のスビロ
ビインダンポリアリーレー゛トより高い分子はであり、
しかも出発物質のポリアリ−レートとポリエステルの双
方に固aの物理的性質を維持する限り、反応体は所望の
いかなる量、方法または順序で添加してもよい。スピロ
ビインダンポリアリ−レートとポリエステルとの好まし
い反応はTfflt比が3:1の場合に起こる。
反応時間は、製造しようとする個々のコポリマーに応じ
て、一般に約30分〜約3時間の範囲である。反応混合
物を室温まで冷却させると固体のコポリマーが形成され
る。
以下の実施例によって本発明をさらに例示するが本発明
はこれらの実施例に限定されない。
実施例1 メカニカルスターラーと分留カラムを備えた三ツ4丸底
フラスコに、スピロビインダンジアセテートを30.0
0g (0,0768モル)、イソフタル酸を13.0
0g (0,0780モル)、酢酸マグネシウム三水和
物を10a+g、およびジフェニルエーテルを20m1
加えた。このフラスコを290℃の塩浴中に漬けた。3
0分後、このポットから酢酸が蒸溜され、重合が起こっ
ていることを示した。反応容器を4.5時間290℃に
加熱し、1時間300℃に上げた後1時間310℃にし
た。減圧蒸溜(20mmHg、2時間)によってジフェ
ニルエーテルを除去した。重合は330℃、1、On+
mHg、5時間で完了した。単離されたポリマーは非晶
質で黄色の固体であり、13CのNMR分析によるとス
ピロビインダンイソフタル酸ポリアリ−レートと一致し
た。得られたポリアリ−レートのTgは約245℃であ
った。
実施例2〜5 イソフタル酸13.(LOgをイソフタル酸−テレフタ
ル酸混合物で置き換えた以外はほぼ実施例1の手順を繰
返した。各成分の反応量(ダラム)とモル比を表1に示
す。得られたコポリマーのTgを測定した結果も表■に
示す。
を繰返した。反応量(ダラム)とモル比を表■に示す。
得られたポリアリ−レートのTgを測定した結果も表H
に示す。
実施例1の最初の反応混合物にテレフタル酸を加えるこ
とによって第一の一連のコポリアリ−レートを製造した
。得られたポリアリ−レートのTgは二酸成分がイソフ
タル酸であるホモポリマーの場合の約245℃から、9
5:5%のテレフタル酸/イソフタル酸混合物から製造
したコポリマーの場合の291℃まで変化する。中間の
組成物のTgはテレフタル酸の添加と共に直線的に増大
した。
実施例6〜8 スピロビインダンジアセテートをスピロビインダンジア
セテート−ビスフェノールAジアセテート混合物で置き
換えた以外はほぼ実施例1の手順実施例1の最初の反応
混合物にビスフェノールAジアセテートを加えることに
よって第二の一連のコポリアリ−レートを製造した。得
られたポリアリ−レートのTgは、実施例1の元来のホ
モポリマーの場合の245℃から、デュポン(duPo
nt)からアリロン(Arylon)として市販されて
いる、ビスフェノールA゛とイソフタル酸とからなるホ
モポリマーの場合の181℃まで変化する。この−連の
コポリマー中の中間の組成物のガラス転移温度はビスフ
ェノールAの添加と共に直線的に減少した。
実施例9−11 イソフタル酸6.42g’に加えてテレフタル酸6.4
2gを添加した以外はほぼ実施例1の手順を繰返した。
さらに、スビロビインダンジアセテ)34.2gをスピ
ロビインダンジアセテートビスフェノールAジアセテー
ト混合物で置き換える。反応量(ダラム)とモル比を表
■に示す。
得られたポリアリーレ−1・のTgを測定した結果を表
■に示す。
スピロビインダンおよびビスフェノールAとイソフタル
酸/テレフタル酸の1:1混合物との組合せからなる最
終の一連のポリアリ−レート組成物を製造1.た。得ら
れたポリアリ−tz−トのTgは、ユニオン・カーバイ
ド(tlnion Carbido)からアーデル(A
rdel)どして市販されているビスフェノールAホモ
ポリマーの場合の191℃から、実施例3のスピロビイ
ンダン含有コポリマーの場合の267℃まで変化する。
これらの組成物も、スピロビインダンの添加と共にTg
が直線的に増大した。
実施例12 ガラス製のラセン状機械攪拌シャフトを備えた試験管反
応器に、スビロビインダンーイソブタレートポリアリー
レー1−(Mw−46,000)を3.0gと、ポリエ
チレンテレフタ1ノー1−(I。
V、 −0,80)を1.0g入れた。混合物を1z+
mHgの減圧下で320℃に加熱した。1時間後、加熱
を止めて、反応混合物を室温まで放冷した。
単離されたポリマーは非晶質の黄色い固体で、13CN
MR分析によるとスビロビインダンイソフタレ−1・−
ポリエチレンテレフタレートコポリマーと一致した。合
成されたコポリマーはM w m 59.000、Mn
−18,800であった。
表LIIまたは■のデータに示されているように、3f
liの新規な一連のスピロビインダンビスフェノール含
aポリアリ−レートを合成17同定1.た。
これらのポリアリ−レートは、スピロビインダンとビス
フェノールAの比かイソフタル酸どテレフタル酸の比の
いずれかの点で組成が異なる。これらのスピロビインダ
ンなaポリアリ−レートのガラス転移温度は182℃か
ら291℃までの範囲である。このように、中に、ポリ
マー生成反応の二価ヒドロキシモノマーと二酸モノマー
の各々のパーセント組成を変えるだけで、SBIどじス
フエノール−Aホモポリマーの両極端の間の任意の所望
のガラス転移温度をもったポリアリ−レートを製造する
ことが可能である。
実施例12のデータによっても示されているように、溶
融エステル交換によって製造されたスピロビインダンポ
リアリ−レートとポリエチ1/ンテレフタI/−1−と
のコポリマーは、従来技術による通常のポリアリ−レー
ト−ポリエステルコポリマーより顕著に高いガラス転移
温度と分子量を示す。
さらに、スピロビインダンポリアリ−レート−ポリエス
テルコポリマーは、このコポリマーを製造するのに最初
に使用したスピロビインダンポリアリーレ−1・より低
いガラス転移温度をもっている。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Rはアルキル基、シクロアルキル基、アリール
    基、アルアルキル基、アルカリール基およびハロゲン基
    より成る群の中から選択される一価の基であり、R^4
    はアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルア
    ルキル基、アルカリール基およびハロゲン基より成る群
    の中から選択され、nは0から3までの値を有する整数
    であり、jは0〜4の値を有する整数である]のポリマ
    ー単位を含む組成物。
  2. (2)さらに、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ のポリマー単位も含んでいる請求項1記載の組成物。
  3. (3)さらに、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、A^2およびA^3は非置換フェニレンまたは
    その置換誘導体であり(ただし、その置換基はアルキル
    、シクロアルキル、アルケニル、ハロ、ニトロおよびア
    ルコキシである)、Yは1個または2個の原子がA^2
    をA^3から隔てる橋架け炭化水素基である]のポリマ
    ー単位も含んでいる請求項1記載の組成物。
  4. (4)さらに、 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、A^2およびA^3は非置換フェニレンまたは
    その置換誘導体であり(ただし、その置換基はアルキル
    、シクロアルキル、アルケニル、ハロ、ニトロおよびア
    ルコキシである)、Yは1個または2個の原子がA^2
    をA^3から隔てる橋架け炭化水素基である]のポリマ
    ー単位も含んでいる請求項1記載の組成物。
  5. (5)さらに、式 (i)▲数式、化学式、表等があります▼ および (ii)▲数式、化学式、表等があります▼ のポリマー単位を含んでいる請求項4記載の組成物。
  6. (6)式 (i)▲数式、化学式、表等があります▼ および (ii) [式中、Rはアルキル基、シクロアルキル基、アリール
    基、アルアルキル基、アルカリール基およびハロゲン基
    より成る群の中から選択される一価の基であり、A^2
    およびA^3は非置換フェニレンまたはその置換誘導体
    であり(ただし、その置換基はアルキル、シクロアルキ
    ル、アルケニル、ハロ、ニトロおよびアルコキシである
    )、R^4はアルキル基、シクロアルキル基、アリール
    基、アルアルキル基、アルカリール基およびハロゲン基
    より成る群の中から選択され、Yは1個または2個の原
    子がA^2をA^3から隔てる橋架け炭化水素基であり
    、nは0から3までの値を有する整数であり、jは0〜
    4の値を有する整数である]のポリマー単位を含む組成
    物。
  7. (7)式 (i)▲数式、化学式、表等があります▼ および (ii)▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Rはアルキル基、シクロアルキル基、アリール
    基、アルアルキル基、アルカリール基およびハロゲン基
    より成る群の中から選択される一価の基であり、A^2
    およびA^3は非置換フェニレンまたはその置換誘導体
    であり(ただし、その置換基はアルキル、シクロアルキ
    ル、アルケニル、ハロ、ニトロおよびアルコキシである
    )、R^4はアルキル基、シクロアルキル基、アリール
    基、アルアルキル基、アルカリール基およびハロゲン基
    より成る群の中から選択され、Yは1個または2個の原
    子がA^2をA^3から隔てる橋架け炭化水素基であり
    、nは0から3までの値を有する整数であり、jは0〜
    4の値を有する整数である]のポリマー単位を含む組成
    物。
  8. (8)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Mは炭素原子が2〜4個のポリメチレンであり
    、Rはアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、ア
    ルアルキル基、アルカリール基およびハロゲン基より成
    る群の中から選択される一価の基であり、R^4はアル
    キル基、シクロアルキル基、アリール基、アルアルキル
    基、アルカリール基およびハロゲン基より成る群の中か
    ら選択され、nは0から3までの値を有する整数であり
    、jは0〜4の値を有する整数である]を有する構造単
    位を含むコポリマー組成物。
  9. (9)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Mは炭素原子が2〜4個のポリメチレンであり
    、Rはアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、ア
    ルアルキル基、アルカリール基およびハロゲン基より成
    る群の中から選択される一価の基であり、R^4はアル
    キル基、シクロアルキル基、アリール基、アルアルキル
    基、アルカリール基およびハロゲン基より成る群の中か
    ら選択され、nは0から3までの値を有する整数であり
    、jは0〜4の値を有する整数である]を有する構造単
    位を含むコポリマー組成物。
  10. (10)xとyの比が約3:1の比である請求項8記載
    のコポリマー組成物。
  11. (11)xとyの比が約3:1の比である請求項9記載
    のコポリマー組成物。
  12. (12)260℃より高い温度で、 (A)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Rはアルキル基、シクロアルキル基、アリール
    基、アルアルキル基、アルカリール基およびハロゲン基
    より成る群の中から選択される一価の基であり、R^1
    は水素原子またはアセチル基であり、nは0から3まで
    の値を有する整数である]を有する少なくとも1種の化
    合物、および (B)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^5は水酸化物基または塩化物基であり、R
    ^2はフェニレン、ビフェニレン、ナフチレン、置換フ
    ェニレン、置換ビフェニレンおよび置換ナフチレンより
    成る群の中から選択される(ただし、その置換基はアル
    キル基、シクロアルキル基、アリール基、アルアルキル
    基およびアルカリール基である)]を有する少なくとも
    1種の芳香族ジカルボン酸または酸塩化物を重合するこ
    とからなるポリマーの製造方法。
  13. (13)(A)の化合物がスピロビインダンビスフェノ
    ールであり、(B)の化合物がテレフタロイルジクロラ
    イド、イソフタロイルシクロライドまたはこれらの混合
    物である請求項12記載の方法。
  14. (14)(A)の化合物がスピロビインダンジアセテー
    トであり、(B)の化合物がテレフタル酸、イソフタル
    酸またはこれらの混合物である請求項13記載の方法。
  15. (15)反応期間中温度を約290℃から約320℃ま
    で漸増的に上昇させる請求項13記載の方法。
  16. (16)さらに、触媒有効量で存在する酢酸マグネシウ
    ム触媒を含んでいる請求項13記載の方法。
  17. (17)260℃より高い温度で、 (A)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Rはアルキル基、シクロアルキル基、アリール
    基、アルアルキル基、アルカリール基およびハロゲン基
    より成る群の中から選択される一価の基であり、R^4
    はアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルア
    ルキル基、アルカリール基およびハロゲン基より成る群
    の中から選択される一価の基であり、nは0から3まで
    の値を有する整数であり、jは0〜4の値を有する整数
    である]を有する少なくとも1種のポリアリーレート化
    合物、および (B)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Mは炭素原子が2〜4個のポリメチレンである
    )の繰返し単位を有する少なくとも1種のポリエステル
    化合物を反応させることからなるスピロビインダンポリ
    アリーレート−ポリエステルコポリマーの製造方法。
  18. (18)約0.5mmHgから約100mmHgまでの
    減圧下で反応を行なう請求項17記載の方法。
  19. (19)反応温度が約290℃から約320℃までの間
    である請求項17記載の方法。
  20. (20)(A)の化合物がスピロビインダン−イソフタ
    レートポリアリーレートである請求項17記載の方法。
  21. (21)混合物中のポリアリーレート対ポリエステルの
    比が約3:1である請求項17記載の方法。
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