JPH0262856A - 新規n−アシルアミノ酸誘導体及びその用途 - Google Patents

新規n−アシルアミノ酸誘導体及びその用途

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JPH0262856A
JPH0262856A JP63236728A JP23672888A JPH0262856A JP H0262856 A JPH0262856 A JP H0262856A JP 63236728 A JP63236728 A JP 63236728A JP 23672888 A JP23672888 A JP 23672888A JP H0262856 A JPH0262856 A JP H0262856A
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naphthylmethyl
propionyl
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JP63236728A
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Hajime Morishima
森島 甫
Takashi Koike
隆 小池
Masato Nakano
真人 中野
Shugo Atsumi
厚海 修吾
Seiichi Tanaka
誠一 田中
Kenji Matsuyama
松山 研治
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MSD KK
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Banyu Phamaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産呈上互杖肛光災 本発明は医薬の分野で有用な化合物に関するものである
。さらに詳細には1本発明に係わる化合物はレニン阻害
作用を有することから血圧降下剤としての用途が期待さ
れるものである。
丈来互抜祈 レニンーアンギオテンシン系は生体内における血圧上昇
系の1つで、血圧一体液電解質の重要な調節系である。
レニンは腎の傍系球体細胞から分泌され、腎静脈を経て
全身循環に入る。血中には肝で生合成された糖タンパク
質のアンギオテンシノーゲンがあり、これにレニンが作
用してアンギオテンシンIを産生ずる。アンギオテンシ
ンIは1回の肺循環中に膨面管内皮細胞に存在するアン
ギオテンシン1変換酵素により大部分アンギオテンシン
■に変換される。このようにして生じたアンギオテンシ
ン■は末梢血管の平滑筋を直接収縮させ、強い昇圧活性
を発現する。さらに副腎皮質に作用してアルドステロン
を分泌させ、アルドステロンは尿細管に働きNa再吸収
を促進させるので有効循環血液量が増量し、心拍出量の
増加、さらに末梢血管抵抗を増大させて血圧を上昇させ
る。
このレニンーアンギオテンシン系が異常に光道すると、
高血圧症をひき起こすことが知られ、その主なものとし
ては、腎血管性高血圧症、悪性高血圧症、また、まれに
ではあるがレニン産生腫瘍による高血圧症が知られてい
る。
このレニンーアンギオテンシン系の光道による高血圧症
を治療するために、アンギオテンシンI変換酵素の阻害
剤が研究開発され臨床に供されている。しかしながらア
ンギオテンシンI変換酵素の基質特異性はある程度広く
、また生体内にはアンギオテンシンI変換酵素類似の酵
素がいくつか存在するために、その阻害剤は他の作用(
副作用)が懸念される。一方7レニンは厳密な基質特異
性を有することが知られており、したがって、その阻害
剤は強い特異性を有するため、より優れた血圧降下剤と
なり得る。そのためにレニン阻害剤の研究は盛んに行わ
れており、多くの阻害剤が公表されている。
しかしながらこれらの阻害剤のほとんどはポリペプチド
であり、経口投与で吸収されにくく、また生体内のプロ
テアーゼで分解を受けやすく、しかも脂溶性が高いので
急速に胆汁中に排泄されやすいため、降圧効果の持続性
が期待できない。
一方最近になって、日本特許公開公報昭61−2752
58号に、−最大 [式中、Ro及びRoは同一又は異なって、式ニーB−
R“基(式中、Bは単結合又は鎖中に二重結合を有して
いてもよい直鎖状若しくは分校状の低級アルキレン基を
示し、R1はアリール基又はヘテロアリール基を示す、
)、C,−C3,アルキル基又は式ニーE−R”基(式
中、Eは1個の酸素原子で中断されていてもよい低級ア
ルキレン基を示し、R7は低級アルコキシ基、アリール
オキシ基、アリールチオ基、アラルキルオキシ基又は窒
素原子を含むヘテロシクリル基を示す。)を示し、R3
は置換されていてもよいエチレン、トリメチレン若しく
はテトラメチレン基(該置換分は低級アルキル、フェニ
ル又は水酸基を示す。)、式ニーtn−を有する基(式
中、Roは窒素原子を含むヘテロシクリル置換の低級ア
ルキル基、C1C,、アルキル基、ハロゲンで置換され
てい及びR1は同一又は異なって低級アルキル基を示す
。又、R”とR“°は結合している炭素原子と共にC,
−C,のシクロアルキル基を形成してもよい。)を示し
、R4はイソプロピル基、C,−C,のシクロアルキル
基又はフェニル基を示し、R@は水酸基、CI−〇8.
アルコキシ基、アリールオキシ基、アミノ基、七ノー若
しくはジー(C,−C,、アルキル)アミノ基[該アル
キル基は、1個又は2個の置換分を有してもよく、それ
らは同一又は異なって、水酸基、低級アルコキシ基、ハ
ロゲン原子、置換されてもよいフェニル基、ピリジル基
、C,−C,のシクロアルキル基、ジー(低級アルキル
)アミノ基、ジー(ヒドロキシ低級アルキル)アミノ基
又は窒素原子を含むヘテロシクリル基を示す。]、モノ
若しくはジー(C3−C4アルケニル)アミノ基、C1
−C,シクロアルキルアミノ基、アリールアミノ基、窒
素原子を含むヘテロシクリルアミノ基、(族基のアミノ
とヘテロシクリルはN−(、で結合している)、窒素原
子を含むヘテロシクリル基(該ヘテロシクリル基は基中
に含まれる窒素原子でカルボニル基と結合している)又
は式ニーNHR”を有する基(式中、R1はアミノ基、
置換されていてもよいC,−C,、の脂肪族アシルアミ
ノ基(該置換分はハロゲン原子、低級アルコキシ基、ア
リールオキシ基、アリールアシル基、アリール基又はC
,−C,のシクロアルキル基を示す、)、アリールアシ
ルアミノ基、シンナモイルアミノ基、ヘテロアリールア
シルアミノ基、置換されていてもよい低級アルキルアミ
ノ基(該置換分は、水酸基、低級アルコキシ基、C,−
C,脂肪族アシルオキシ基、アリールアシルオキシ基又
はアリール基を示す。)、アリールアミノ基又は窒素原
子を含むヘテロシクリル基(該ヘテロシクリル基は、 
−NH−基と窒素原子で結合している)を示し、Rは水
素原子、C,−C,脂肪族アシル基又はアリールアシル
基を示し、Aは単結合、酸素原子又はイオウ原子を示す
コで表されるジペプチド類が開示され、また日本公開特
許公報昭62−120370号には、(式中、R’はカ
ルバモイル基又は低級アルコキシカルボニル基であり、
HisはL−ヒスチジン基であり、nはO又は1であり
、Yは一〇−又は−NR−であり。
R3は炭素数1〜7の直鎖状又は分枝状のアルキル基で
ある)で表されるジペプチド誘導体が開示されている。
が 決しようとする 照点 前記の特許出願等に開示されている化合物群はペプチド
鎖が短いので経口吸収性の改善は予想されるもののペプ
チド鎖を短くしたためにレニン阻害活性の低下を招いて
いる。
問題点を解決するための手 経口吸収性を高め、生体内のプロテアーゼに対して安定
にし、また急速な胆汁中への排泄を避ける最も有力な手
段は分子サイズを小さくすることであるが、前記特許出
願に見られるように通常はレニン阻害活性の大巾な低下
を招くことが多いが、本発明者等は長年にわたるペプチ
ド誘導体の研究及びレニン阻害剤の研究の結果、従来知
られていない後記−最大(1)で表される新規な構造を
有するN−アシルアミノ酸誘導体がペプチド鎖が短くな
ったにもかかわらず、強力なレニン阻害活性を有し、か
つ優れた経口吸収性を有することを見出し、本発明を完
成させるに到った。
(以下余白) 本発明は一般式 (式中、Ro、R1、Ro及びR@は同一又は異なって
いてもよく、水素原子、置換されていてもよい低級アル
キル基、置換されていてもよいシクロアルキル基、置換
されていてもよいシクロアルキルアルキル基、置換され
ていてもよいアリール基、置換されていてもよいアラル
キル基又はヘテロ原子として窒素原子、硫黄原子及び酸
素原子からなる群より選ばれるlないし4個を含む置換
されていてもよい単環性若しくは双環性の複素環基を、
Ro及びR’は同一又は異なっていてもよく、水素原子
又は低級アルキル基を、Aは一般式:−CH(OH)−
(CHs)、、−R’で表される基〔式中、R7は水素
原子、置換されていてもよい低級アルキル基、置換され
ていてもよいシクロアルキル基、置換されていてもよい
シクロアルキルアルキル基、置換されていてもよいアリ
ール基、置換されていてもよいアラルキル基、ヘテロ原
子として窒素原子、硫黄原子及び酸素原子からなる群か
ら選ばれるlないし4個を含む置換されていてもよい単
環性若しくは双環性の複素環基又は−最大:−E−R”
で表される基〔式中、Eは一般式:  −5(o)□−
で表される基(式中、iは0.1又は2を示す)、酸素
原子、−最大: −NR”−で表される基(式中、R1
は水素原子、置換されていてもよい低級アルキル基、置
換されていてもよいシクロアルキル基、置換されていて
もよいシクロアルキルアルキル基、置換されていてもよ
いアリール基、置換されていてもよいアラルキル基を示
す)〒゛ 又は−最大:  −No−で表される基(式中、R1m
及びR′′は同一又は異なっていてもよく、水素原子、
置換されていてもよい低級アルキル基、置換されていて
もよいシクロアルキル基、置換されていてもよいシクロ
アルキルアルキル基、置換されていてもよいアリール基
又は置換されていてもよいアラルキル基を示す)を、R
1は水素原子、置換されていてもよい低級アルキル基、
置換されていてもよいシクロアルキル基、置換されてい
てもよいシクロアルキルアルキル基、置換されていても
よいアリール基、置換されていてもよいアラルキル基又
はヘテロ原子として窒素原子、硫黄原子及び酸素原子か
らなる群より選ばれる工ないし4個を含む単環性若しく
は双環性の複素環基をそれぞれ示す、但し、R′°が水
素原子のとき、iはOである〕を、qは0又は1ないし
5の整数をそれぞれ示す〕又は−最大: −CH,−C
HR’−Go−R” テlcレル基[式中、R8は水素
原子、置換されていてもよい低級アルキル基、置換され
ていてもよいシクロアルキル基、置換されていてもよい
シクロアルキルアルキル基。
置換されていてもよいアリール基、置換されていてもよ
いアラルキル基又はヘテロ原子として窒素原子、硫黄原
子及び酸素原子からなる群から選ばれる1ないし4個を
含む置換されていてもよい単環性若しくは双環性の複素
環基を、R1は水酸基、最大ニーOxで表される基(式
中、Xは置換されていてもよいアルキル基、置換されて
いてもよいアリール基、低級アルコキシカルボニルオキ
シアルキル基又は1−フタリジル基を示す)又は−最大
:−N(Y’ )(Y”)で表される基(式中、Y”及
びY゛は同一又は異なっていてもよく、水素原子、置換
されていてもよい低級アルキル基、置換されていてもよ
いアリール基、置換されていてもよいアラルキル基又は
置換されていてもよいシクロアルキル基をそれぞれ示す
か、又はY゛及びYlの両者が互いに結合して隣接する
窒素原子と共に、さらに窒素原子、酸素原子及び硫黄原
子からなる群より選ばれる他のヘテロ原子を含んでいて
もよい5ないし6員の複素環基を形成してもよい)をそ
れぞれ示す〕を、■は0.1又は2を、nは1ないし5
の整数をそれぞれ示す、但し、R’が水素原子のとき、
mはOである。〕で表されるN−アシルアミノ酸誘導体
又はその塩、その血圧降下剤としての用途並びに本発明
化合物の製造に有用な製造中間体、すなわち、−最大%
式% 〔式中、R’及びR′は同一又は異なっていてもよく、
水素原子、置換されていてもよい低級アルキル基、置換
されていてもよいシクロアルキル基、置換されていても
よいシクロアルキルアルキル基、置換されていてもよい
アリール基、置換されていてもよいアラルキル基又はヘ
テロ原子として窒素系、子。
硫黄原子及び酸素原子からなる群より選ばれるlないし
4個を含む置換されていてもよい単環性若しくは双環性
の複素環基を、R14はカルボキシル基、カルボキシル
基の反応性誘導体又は保護されたカルボキシル基を、m
は0.1又は2を、nは1ないし5の整数をそれぞれ示
す。但し、R“が水素原子のとき、mL!Oである〕で
表される化合物及び−最大 〔式中、R゛は水素原子又は低級アルキル基を、R6は
水素原子、置換されていてもよい低級アルキル基、置換
されていてもよいシクロアルキル基、置換されていても
ぷいシクロアルキルアルキル基、置換されていてもよい
アリール基、置換されていてもよいアラルキル基又はヘ
テロ原子として窒素原子、硫黄原子及び酸素原子からな
る群より選ばれる1ないし4個を含む置換されていても
よい単環性若しくは双環性の複素環基を、R′は水素原
子、置換されていてもよい低級アルキル基、置換されて
いてもよいシクロアルキル基、置換されていてもよいシ
クロアルキルアルキル基、置換されていてもよいアリー
ル基、置換されていてもよいアラルキル基、ヘテロ原子
として窒素原子、硫黄原子及び酸素原子からなる群から
選ばれる1ないし4個を含む置換されていてもよい単環
性若しくは双環性の複素環基又は−最大:−E、−R”
で表される基〔式中、Eは一般式: −8(0)「  
で表される基(式中、iはOll又は2を示す)、酸素
原子、−最大:−NR”−で表される基(式中、R11
は水素原子、置換されていてもよい低級アルキル基、置
換されていてもよいシクロアルキル基、置換されていて
もよいシクロアルキルアルキル基、置換されていてもよ
いアリール基又は置換されていてもよいアラ埜゛′ ルキル基を示す)又は−最大:  −NO−(式中、R
′3 R″1及びR13は同一、又は異なっていてもよく、水
素原子、置換されていてもよい低級アルキル基、置換さ
れていてもよいシクロアルキル基、置換されていてもよ
いシクロアルキルアルキル基、置換されていてもよいア
リール基又は置換されていてもよいアラルキル基を示す
)を、R゛°は水素原子、置換されていてもよい低級ア
ルキル基、置換されていてもよいシクロアルキル基、置
換されていてもよいシクロアルキルアルキル基、置換さ
れていてもよいアリール基、置換されていてもよいアラ
ルキル基又はヘテロ原子として窒素原子、硫黄原子及び
酸素原子からなる群より選ばれる1ないし4個を含む単
環性若しくは双環性の複素環基をそれぞれ示す。但し、
Rloが水素原子のとき、iは0である〕を、R11は
水素原子又はアミノ基の保護基を、R1′及びR1?は
同一又は異なっていてもよく、水素原子又は水酸基の保
護基を、qはO又は1ないし5の整数をそれぞれ示す〕
で表される化合物に関するものである。
次に、この明細書の記載において、言及される本発明の
範囲内に包含される各種用語の定義及び適当な例につい
て以下に説明する。
置換されていてもよい低級アルキル基としては、例えば
塩素赤子、フッ素原子若しくは臭素原子等のハロゲン原
子、水酸基、例えばメトキシ基、エトキシ基、プロポキ
シ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基
、 5ee−ブトキシ基若しくはtert−ブトキシ基
等の低級アルコキシ基、例えばフェノキシ基、1−ナフ
チルオキシ基若しくは2−ナフチルオキシ基等のアリー
ルオキシ基1例えばベンジルオキシ基、フェネチルオキ
シ基、1−ナフチルメチルオキシ基若しくは2−ナフチ
ルメチルオキシ基等のアラルキルオキシ基、アミノ基、
例えばメチルアミノ基、エチルアミノ基、プロピルアミ
ノ基、イソプロピルアミノ基、ブチルアミノ基、 5e
c−ブチルアミノ基、イソブチルアミノ基。
tert−ブチルアミノ基、ジメチルアミノ基若しくは
ジエチルアミノ基等のモノ若しくはジ低級アルキルアミ
ノ基、例えばフェニルアミノ基、l−ナフチルアミノ基
若しくは2−ナフチルアミノ基等のアリールアミノ基、
例えばベンジルアミノ基、フェネチルアミノ基、1−ナ
フチルメチルアミノ基若しくは2−ナフチルメチルアミ
ノ基等のアラルキルアミノ基、カルボキシル基、ホルミ
ル基、例えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボニ
ル基、プロポキシカルボニル基、イソプロポキシカルボ
ニル基、ブトキシカルボニル基、5ec−ブトキシカル
ボニル基、イソブトキシカルボニル基若しくはtert
−ブトキシカルボニル基等の低級アルコキシカルボニル
基、橘えばフェノキシカルボニル基、1−ナフチルオキ
シカルボニル基若しくは2−ナフチルオキシカルボニル
基等のアリールオキシカルボニル基、例えばベンジルオ
キシカルボニル基、フェネチルオキシカルボニル基、l
−ナフチルメチルオキシカルボニル基若しくは2−ナフ
チルメチルオキシカルボニル基等のアラルキルオキシカ
ルボニル基、メルカプト基、例えばメチルチオ基、エチ
ルチオ基、プロピルチオ基、イソプロピルチオ基、ブチ
ルチオ基、5ee−ブチルチオ基、イソブチルチオ基若
しくはtert−ブチルチオ基等の低級アルキルチオ基
、例えばフェニルチオ基、1−ナフチルチオ基若しくは
2−ナフチルチオ基等のアリールチオ基、例えばベンジ
ルチオ基、フェネチルチオ基、1−ナフチルメチルチオ
基若しくは2−ナフチルメチルチオ基等のアラルキルチ
オ基、例えばフェニルスルフイエ1ル基、l−ナフチル
スルフィニル基若しくは2−ナフチルスルフィニル基等
のアリールスルフィニル基、例えばベンジルスルフィニ
ル基、フェネチルスルフィニル基、1−ナフチルメチル
スルフィニル基若しくは2−ナフチルメチルスルフィニ
ル基等のアラルキルスルフィニル基、例えばメシル基、
エチルスルホニル基、プロピルスルホニル基、イソプロ
ピルスルホニル基、ブチルスルホニル基、イソブチルス
ルホニル基、5ec−ブチルスルホニル基若しくはte
rt−ブチルスルホニル基等の低級アルキルスルホニル
基、例えばフェニルスルホニル基、l−ナフチルスルホ
ニル基若しくは2−ナフチルスルホニル基等のアリール
スルホニル基、例えばベンジルスルホニル基、フェネチ
ルスルホニル基、l−ナフチルメチルスルホニル基若し
くは2−ナフチルメチルスルホニル基等のアラルキルス
ルホニル基又は例えばピロリル基、フリル基、チエニル
基、ピリジル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、チア
ゾリル基、イソチアゾリル基、イソオキサシリル基、オ
キサシリル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダ
ジニル基、インドリル基、キノリル基、イソキノリル基
、フタラジニル基、ナフチジニル基、キノキサリニル基
、キナゾリニル基、1.4−ベンゾジオキサニル基、1
.3−ベンゾジオキサニル基、1,2.3−トリアゾリ
ル基、!、3.4−トリアゾリル基、1,3.4−チア
ジアゾリル基、1,2.3−チアジアゾリル基、テトラ
ゾリル基、テトラヒドロフラニル基、テトラヒドロチエ
ニル基、ピロリジニル基、イミダゾリジニル基、2−イ
ミダゾリニル基、モルホリニル基1モルホリノ基、ピペ
ラジニル基、ピペリジノ基、ピペリジニル基、チオモル
ホリノ基、チオモルホリニル基、モルホリン−N−オキ
シド基又は例えばN−メチルモルホリノ基、N−エチル
モルホリノ基若しくはN−プロピルモルホリノ基等のN
−アルキルモルホリノ基等の複素環基で置換されていて
もよい、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソ
プロピル基、ブチル基、イソブチル基、5ec−ブチル
基、tert−ブチル基、ペンチル基、ネオペンチル基
、イソペンチル基、ヘキシル基又はイソヘキシル基等の
°炭素数1ないし6個の直鎖状又は分枝状の低級アルキ
ル基が挙げられる。
置換されていてもよいシクロアルキルアルキル基として
は、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロ
ピル基、ブチル基、イソブチル基、5ee−ブチル基若
しくはtert−ブチル基等の低級アルキル基、例えば
塩素原子、フッ素原子若しくは臭素原子等のハロゲン原
子、水酸基1例えばメトキシ基、エトキシ基、プロポキ
シ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基
、5ee−ブトキシ基若しくはtert−ブトキシ基等
の低級アルコキシ基、例えばフェノキシ基、1−ナフチ
ルオキシ基若しくは2−ナフチルオキシ基等のアリール
オキシ基、例えばベンジルオキシ基、フェネチルオキシ
基、■−ナフチルメチルオキシ基若しくは2−ナフチル
メチルオキシ基等のアラルキルオキシ基、アミノ基、例
えばメチルアミノ基、エチルアミノ基、プロピルアミノ
基、イソプロピルアミノ基、ブチルアミノ基、5ee−
ブチルアミノ基、インブチルアミノ基、tert−ブチ
ルアミノ基、ジメチルアミノ基若しくはジエチルアミノ
基等のモノ若しくはジ低級アルキルアミノ基、例えばフ
ェニルアミノ基、1−ナフチルアミノ基若しくは2−ナ
フチルアミノ基等のアリールアミノ基、例えばベンジル
アミノ基、フェネチルアミノ基、1−ナフチルメチルア
ミノ基若しくは2−ナフチルメチルアミノ基等のアラル
キルアミノ基、カルボキシル基、ホルミル基、例えばメ
トキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキ
シカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、ブトキ
シカルボニル基、5ec−ブトキシカルボニル基、イソ
ブトキシカルボニル基若しくはtert−ブトキシカル
ボニル基等の低級アルコキシカルボニル基、例えばフェ
ノキシカルボニル基、l−ナフチルオキシカルボニル基
若しくは2−ナフチルオキシカルボニル基等のアリール
オキシカルボニル基、例えばベンジルオキシカルボニル
基、フェネチルオキシカルボニル基、1−ナフチルメチ
ルオキシカルボニ2し基若しくは2−ナフチルメチルオ
キシカルボニル基等のアラルキルオキシカルボニル基、
メルカプト基、例えばメチルチオ基、エチルチオ基、プ
ロピルチオ基、イソプロピルチオ基、ブチルチオ基、5
eC−ブチルチオ基、イソブチルチオ基若しくはter
t−ブチルチオ基等の低級アルキルチオ基、例えばフェ
ニルチオ基、1−ナフチルチオ基若しくは2−ナフチル
チオ基等のアリールチオ基、例えばベンジルチオ基、フ
ェネチルチオ基、l−ナフチルメチルチオ基若しくは2
−ナフチルメチルチオ基等のアラルキルチオ基、例えば
フェニルスルフィニル基、1−ナフチルスルフィニル基
若しくは2−ナフチルスルフィニル基等のアリールスル
フィニル基、例えばベンジルスルフィニル基、フェネチ
ルスルフィニル基、1−ナフチルメチルスルフィニル基
若しくは2−ナフチルメチルスルフィニル基等のアラル
キルスルフィニル基、例えばメシル基、エチルスルホニ
ル基、プロピルスルホニル基、イソプロピルスルホニル
基、プチルスルホニル基、イソブチルスルホニル基、5
ee−ブチルスルホニル基若しくはtert−ブチルス
ルホニル基等の低級アルキルスルホニル基、例えばフェ
ニルスルホニル基、1−ナフチルスルホニル基若しくは
2−ナフチルスルホニル基等のアリールスルホニル基、
例えばベンジルスルホニル基、フェネチルスルホニル基
、l−ナフチルメチルスルホニル基若しくは2−ナフチ
ルメチルスルホニル基等のアラルキルスルホニル基又は
例えばピロリル基、フリル基、チエニル基、ピリジル基
、イミダゾリル基、ピラゾリル基、チアゾリル基、イソ
チアゾリル基、イソオキサシリル基、オキサシリル基、
ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、イン
ドリル基。
キノリル基、イソキノリル基、フタラジニル基。
ナフチジニル基、キノキサリニル基、キナゾリニル基、
1.4−ベンゾジオキサニル基、1.3−ベンゾジオキ
サニル基、1,2.3−トリアゾリル基、1,3.4−
トリアゾリル基、1,3.4−チアジアゾリル基、1,
2.3−チアジアゾリル基、テトラゾリル基、テトラヒ
ドロフラニル基、テトラヒドロチエニル基、ピロリジニ
ル基、イミダゾリジニル基、2−イミダゾリニル基、モ
ルホリニル基、モルホリノ基、ピペラジニル基、ピペリ
ジノ基、ピペリジニル基、チオモルホリノ基、チオモル
ホリニル基、モルホリン−N−オキシド基又は例えばN
−メチルモルホリノ基、N−エチルモルホリノ基若しく
はN−プロピルモルホリノ基等のN−アルキルモルホリ
ノ基等の複素環基で置換されていてもよい、例えばシク
ロプロピルメチル基、シクロブチルメチル基、シクロペ
ンチルメチル基、シクロヘキシルメチル基、1−シクロ
・プロピルエチル基、2−シクロプロピルエチル基、1
−シクロブチルエチル基、2−シクロブチルエチル基、
1−シクロペンチルエチル基、2−シクロペンチルエチ
ル基、1−シクロヘキシルエチル基、3−シクロへキシ
ルプロピル基、3−シクロペンチルプロピル基、4−シ
クロへキシルブチル基又は4−シクロペンチルブチル基
等の炭素数4ないし10個のシクロアルキルアルキル基
が挙げられる。
置換されていてもよいシクロアルキル基としては、例え
ばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、
ブチル基、イソブチル基、5ee−ブチル基若しくはt
ert−ブチル基等の低級アルキル基、例えば塩素原子
、フッ素原子若しくは臭素原子等のハロゲン原子、水酸
基、例えばメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イ
ソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基、5ee
−ブトキシ基若しくはtart−ブトキシ基等の低級ア
ルコキシ基、例えばフェノキシ基、■−ナフチルオキシ
基若しくは2−ナフチルオキシ基等のアリールオキシ基
、例えばベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基、1−
ナフチルメチルオキシ基若しくは2−ナフチルメチルオ
キシ基等のアラルキルオキシ基、アミノ基。
例えばメチルアミノ基、エチルアミノ基、プロピルアミ
ノ基、イソプロピルアミノ基、ブチルアミノ基、5ec
−ブチルアミノ基、イソブチルアミノ基、tert−ブ
チルアミノ基、ジメチルアミノ基若しくはジエチルアミ
ノ基等のモノ若しくはジ低級アルキルアミノ基、例えば
フェニルアミノ基、1−ナフチルアミノ基若しくは2−
ナフチルアミノ基等のアリールアミノ基、例えばベンジ
ルアミノ基、フェネチルアミノ基、l−ナフチルメチル
アミノ基若しくは2−ナフチルメチルアミノ基等のアラ
ルキルアミノ基、カルボキシル基、ホルミル基、例えば
メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポ
キシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、ブト
キシカルボニル基、5ee−ブトキシカルボニル基、イ
ソブトキシカルボニル基若しくはtar t−ブトキシ
カルボニル基等の低級アルコキシカルボニル基、例えば
フェノキシカルボニル基、l−ナフチルオキシカルボニ
ル基若しくは2−ナフチルオキシカルボニル基等のアリ
ールオキシカルボニル基、例えばベンジルオキシカルボ
ニル基、フェネチルオキシカルボニル基、l−ナフチル
メチルオキシカルボニル基若しくは2−ナフチルメチル
オキシカルボニル基等のアラルキルオキシカルボニル基
、メルカプト基、例えばメチルチオ基、エチルチオ基、
プロピルチオ基、イソプロピルチオ基、ブチルチオ基、
5ee−ブチルチオ基、イソブチルチオ基若しくはte
rt−ブチルチオ基等の低級アルキルチオ基1例えばフ
ェニルチオ基、1−ナフチルチオ基若しくは2−ナフチ
ルチオ基等のアリールチオ基、例えばベンジルチオ基、
フェネチルチオ基、1−ナフチルメチルチオ基若しく番
$2−ナフチルメチルチオ基等のアラルキルチオ基、例
えばフェニルスルフィニル基、1−ナフチルスルフィニ
ル基若しくは2−ナフチルスルフィニル基等のアリール
スルフィニル基、例えばベンジルスルフィニル基、フェ
ネチルスルフィニル基、1−ナフチルメチルスルフィニ
ル基若しくは2−ナフチルメチルスルフィニル基等のア
ラルキルスルフィニル基、例えばメシル基、エチルスル
ホニル基、プロピルスルホニル基、イソプロピルスルホ
ニル基、ブチルスルホニル基、イソブチルスルホニル基
、5eC−ブチルスルホニル基若しくはtert−ブチ
ルスルホニル基等の低級アルキルスルホニル基、例えば
フェニルスルホニル基、1−ナフチルスルホニル基若し
くは2−ナフチルスルホニル基等のアリールスルホニル
基、例えばベンジルスルホニル基、フェネチルスルホニ
ル基、l−ナフチルメチルスルホニル基若しくは2−ナ
フチルメチルスルホニル基等のアラルキルスルホニル基
又は例えばピロリル基、フリル基、チエニル基、ピリジ
ル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、チアゾリル基、
イソチアゾリル基、イソオキサシリル基、オキサシリル
基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、
インドリル基、キノリル基、イソキノリル基、フタラジ
ニル基、ナフチジニル基、キノキサリニル基、キナゾリ
ニル基、1.4−ベンゾジオキサニル基、1.3−ベン
ゾジオキサニル基、 1,2.3−トリアゾリル基、 
1,3.4−トリアゾリル基、1.3.4−チアジアゾ
リル基、 1,2.3−チアジアゾリル基、テトラゾリ
ル基、テトラヒドロフラニル基、テトラヒドロチエニル
基、ピロリジニル基、イミダゾリジニル基、2−イミダ
ゾリニル基、モルホリニル基、モルホリノ基、ピペラジ
ニル基、ピペリジノ基、ピペリジニル基、チオモルホリ
ノ基、チオモルホリニル基、モルホリン−N−オキシド
基又は例えばN−メチルモルホリノ基、N−エチルモル
ホリノ基若しくはN−プロピルモルホリノ基等のN−ア
ルキルモルホリノ基等の複素環基で置換されていてもよ
い5例えばシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロ
ペンチル基又はシクロヘキシル基等の炭素数3ないし6
個のシクロアルキル基が挙げられる。
置換されていてもよいアリール基としては、例えばメチ
ル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル
基、イソブチル基、5ee−ブチル基若しくはtert
−ブチル基等の低級アルキル基、例えば塩素原子、フッ
素原子若しくは臭素原子等のハロゲン原子、ニトロ基、
水酸基1例えばメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基
、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基、5
eC−ブトキシ基若しくはtert−ブトキシ基等の低
級アルコキシ基、例えばフェノキシ基、1−ナフチルオ
キシ基若しくは2−ナフチルオキシ基等のアリールオキ
シ基1例えばベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基、
1−ナフチルメチルオキシ基若しくは2−ナフチルメチ
ルオキシ基等のアラルキルオキシ基、アミノ基、例えば
メチルアミノ基、エチルアミノ基、プロピルアミノ基、
イソプロピルアミノ基、ブチルアミノ基、5ec−ブチ
ルアミノ基、イソブチルアミノ基、tert−ブチルア
ミノ基、ジメチルアミノ基若しくはジエチルアミノ基等
のモノ若しくはジ低級アルキルアミノ基、例えばフェニ
ルアミノ基、l−ナフチルアミノ基若しくは2−ナフチ
ルアミノ基等のアリールアミノ基、例えばベンジルアミ
ノ基、フェネチルアミノ基、1−ナフチルメチルアミノ
基若しくは2−ナフチルメチルアミノ基等のアラルキル
アミノ基、カルボキシル基、ホルミル基、例えばメトキ
シカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカ
ルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、ブトキシカ
ルボニル基、5ec−ブトキシカルボニル基、イソブト
キシカルボニル基若しくはtert−ブトキシカルボニ
ル基等の低級アルコキシカルボニル基、例えばフェノキ
シカルボニル基、1−ナフチルオキシカルボニル基若し
くは2−ナフチルオキシカルボニル基等のアリールオキ
シカルボニル基、例えばベンジルオキシカルボニル基、
フェネチルオキシカルボニル基、1−ナフチルメチルオ
キシカルボニル基若しくは2−ナフチルメチルオキシカ
ルボニル基等のアラルキルオキシ力ルポニル基、メルカ
プト基、例えばメチルチオ基、エチルチオ基、プロピル
チオ基、イソプロピルチオ基、ブチルチオ基、5ee−
ブチルチオ基、イソブチルチオ基若しくはtert−ブ
チルチオ基等の低級アルキルチオ基、例えばフェニルチ
オ基、1−ナフチルチオ基若しくは2−ナフチルチオ基
等のアリールチオ基、例えばベンジルチオ基、フェネチ
ルチオ基、1−ナフチルメチルチオ基若しくは2−ナフ
チルメチルチオ基等のアラルキルチオ基、例えばフェニ
ルスルフィニル基、1−ナフチルスルフィニル基若しく
は2−ナフチルスルフィニル基等のアリールスルフィニ
ル基、例えばベンジルスルフィニル基、フェネチルスル
フィニル基、1−ナフチルメチルスルフィニル基若しく
は2−ナフチルメチルスルフィニル基等のアラルキルス
ルフィニル基、例えばメシル基、エチルスルホニル基、
プロピルスルホニル基、イソプロピルスルホニル基、ブ
チルスルホニル基、インブチルスルホニル基、5ec−
ブチルスルホニル基若しくはtert−ブチルスルホニ
ル基等の低級アルキルスルホニル基、例えばフェニルス
ルホニル基、1−ナフチルスルホニル基若しくは2−ナ
フチルスルホニル基等のアリールスルホニル基、例えば
ベンジルスルホニル基、フェネチルスルホニル基、■−
ナフチルメチルスルホニル基若しくは2−ナフチルメチ
ルスルホニル基等のアラルキルスルホニル基又は例えば
ピロリル基、フリル基、チエニル基、ピリジル基、イミ
ダゾリル基、ピラゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾ
リル基、イソオキサシリル基、オキサシリル基、ピラジ
ニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、インドリル
基、キノリル基、イソキノリル基、フタラジニル基、ナ
フチジニル基、キノキサリニル基、キナゾリニル基、1
.4−ベンゾジオキサニル基、1.3−ベンゾジオキサ
ニル基、1,2.3−トリアゾリル基、1,3.4−ト
リアゾリル基、1,3.4−チアジアゾリル基、1,2
.3−チアジアゾリル基、テトラゾリル基、テトラヒド
ロフラニル基、テトラヒドロチエニル基、ピロリジニル
基、イミダゾリジニル基、2−イミダゾリニル基、モル
ホリニル基、モルホリノ基、ピペラジニル基、ピペリジ
ノ基、ピペリジニル基、チオモルホリノ基、チオモルホ
リニル基、モルホリン−N−オキシド基又は例えばN−
メチルモルホリノ基、Nエチルモルホリノ基若しくはN
−プロピルモルホリノ基等のN−アルキルモルホリノ基
等の複素環基で置換されていてもよい、例えばフェニル
基、ビフェニリル基、1−ナフチル基又は2−ナフチル
基等の炭素数6ないし15個のアリール基が挙げられる
置換されていてもよいアラルキル基としては、例えばメ
チル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチ
ル基、イソブチル基、5ee−ブチル基若しくはLer
t−ブチル基等の低級アルキル基、例えば塩素原子、フ
ッ素原子若しくは臭素原子等のハロゲン原子、ニトロ基
、水酸基、例えばメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ
基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基、
5ee−ブトキシ基若しくはtert−ブトキシ基等の
低級アルコキシ基、例えばフェノキシ基、1−ナフチル
オキシ基若しくは2−ナフチルオキシ基等のアリールオ
キシ基、例えばベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基
、l−ナフチルメチルオキシ基若しくは2−ナフチルメ
チルオキシ基等のアラルキルオキシ基、アミノ基、例え
ばメチルアミノ基、エチルアミノ基、プロピルアミノ基
、イソプロピルアミノ基、ブチルアミノ基、5ec−ブ
チルアミノ基、イソブチルアミノ基、tert−ブチル
アミノ基、ジメチルアミノ基若しくはジエチルアミノ基
等のモノ若しくはジ低級アルキルアミノ基、例えばフェ
ニルアミノ基、l−ナフチルアミノ基若しくは2−ナフ
チルアミノ基等のアリールアミノ基、例えばベンジルア
ミノ基、フェネチルアミノ基、1−ナフチルメチルアミ
ノ基若しくは2−ナフチルメチルアミノ基等のアラルキ
ルオキシ基、カルボキシル基、ホルミル基、例えばメト
キシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシ
カルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、ブトキシ
カルボニル基、5ee−ブトキシカルボニル基、イソブ
トキシカルボニル基若しくはtert−ブトキシカルボ
ニル基等の低級アルコキシカルボニル基、例えばフェノ
キシカルボニル基、1−ナフチルオキシカルボニル基若
しくは2−ナフチルオキシカルボニル基等のアリールオ
キシ力ルボニル基5例えばベンジルオキシカルボニル基
、フェネチルオキシカルボニル基、1−ナフチルメチル
オキシカルボニル基若しくは2−ナフチルメチルオキシ
カルボニル基等のアラルキルオキシカルボニル基、メル
カプト基、例えばメチルチオ基、エチルチオ基、プロピ
ルチオ基、イソプロピルチオ基、ブチルチオ基、5ec
−ブチルチオ基、インブチルチオ基若しくはtert−
ブチルチオ基1等の低級アルキルチオ基、例えばフェニ
ルチオ基、1−ナフチルチオ基若しくは2−ナフチルチ
オ基等のアリールチオ基、例えばベンジルチオ基、フェ
ネチルチオ基、1−ナフチルメチルチオ基若しくは2−
ナフチルメチルチオ基等のアラルキルチオ基、例えばフ
ェニルスルフィニル基、1−ナフチルスルフィニル基若
しくは2−ナフチルスルフィニル基等のアリールスルフ
ィニル基、例えばベンジルスルフィニル基、フェネチル
スルフィニル基、l−ナフチルメチルスルフィニル基若
しくは2−ナフチルメチルスルフィニル基等のアラルキ
ルスルフィニル基、例えばメシル基、エチルスルホニル
基、プロピルスルホニル基、イソプロピルスルホニル基
、ブチルスルホニル基、イソブチルスルホニル基、5e
e−ブチルスルホニル基若しくはtert−ブチルスル
ホニル基等の低級アルキルスルホニル基、例えばフェニ
ルスルホニル基、1−ナフチルスルホニル基若しくは2
−ナフチルスルホニル基等のアリールスルホニル基、例
えばベンジルスルホニル基、フェネチルスルホニル基、
■−ナフチルメチルスルホニル基若しくは2−ナフチル
メチルスルホニル基等のアラルキルスルホニル基又は例
えばピロリル基、フリル基、チエニル基、ピリジル基、
イミダゾリル基、ピラゾリル基、チアゾリル基、イソチ
アゾリル基、イソオキサシリル基、オキサシリル基、ピ
ラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、インド
リル基、キノリル基、イソキノリル基、フタラジニル基
、ナフチジニル基、キノキサリニル基、キナゾリニル基
、1,4−ベンゾジオキサニル基、1.3−ベンゾジオ
キサニル基、1,2.3−)リアゾリル基、1.3.4
− トリアゾリル基、l 、3.4−チアジアゾリル基
、1,2.3−チアジアゾリル基、テトラゾリル基、テ
トラヒドロフラニル基、テトラヒドロチエニル基、ピロ
リジニル基、イミダゾリジニル基、2−イミダゾリジニ
ル基、モルホリニル基、モルホリノ基、ピペラジニル基
、ピペリジノ基、ピペリジニル基、チオモルホリノ基、
チオモルホリニル基、モルホリン−N−オキシド基又は
例えばN−メチルモルホリノ基、N−エチルモルホリノ
基若しくはN−プロピルモルホリノ基等のN−アルキル
モルホリノ基等の複素環基で置換されていてもよい、例
えばベンジル基、1−ナフチルメチル基、2−ナフチル
メチル基、5,6,7゜8−テトラヒドロ−1−ナフチ
ルメチル基、5,6,7.8−テトラヒドロ−2−ナフ
チルメチル基、フェネチル基、3−フェニルプロピル基
又は4−フェニルブチル基等の炭素数7ないし15個の
アラルキル基が挙げられる。
ペテロ原子として窒素原子、硫黄原子及び酸素原子から
なる群より選ばれるlないし4個を含む置換されていて
もよい単環性若しくは双環性の複素環基としては、例え
ばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、
ブチル基、イソブチル基、5ec−ブチル基若しくはt
ert−ブチル基等の低級アルキル基、例えば塩素原子
、フッ素原子若しくは臭素原子等のハロゲン原子、ニト
ロ基、水酸基、例えばメトキシ基、エトキシ基、プロポ
キシ基、インプロポキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ
基、5ec−ブトキシ基若しくはtert−ブトキシ基
等の低級アルコキシ基、例えばフェノキシ基、1−ナフ
チルオキシ基若しくは2〜ナフチルオキシ基等のアリー
ルオキシ基、例えばベンジルオキシ基、フェネチルオキ
シ基、l−ナフチルメチルオキシ基若しくは2−ナフチ
ルメチルオキシ基等のアラルキルオキシ基、アミノ基1
例えばメチルアミノ基、エチルアミノ基、プロピルアミ
ノ基、イソプロピルアミノ基、ブチルアミノ基、5ee
−ブチルアミノ基、イソブチルアミノ基、tert−ブ
チルアミノ基、ジメチルアミノ基若しくはジエチルアミ
ノ基等のモノ若しくはジ低級アルキルアミノ基、例えば
フェニルアミノ基、l−ナフチルアミノ基若しくは2−
ナフチルアミノ基等のアリールアミノ基、例えばベンジ
ルアミノ基、フェネチルアミノ基、■−ナフチルメチル
アミノ基若しくは2−ナフチルメチルアミノ基等のアラ
ルキルアミノ基、カルボキシル基、ホルミル基1例えば
メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポ
キシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、ブト
キシカルボニル基、5ec−ブトキシカルボニル基、イ
ソブトキシカルボニル基若しくは tert−ブトキシ
カルボニル基等の低級アルコキシカルボニル基、例えば
フェノキシカルボニル基、1−ナフチルオキシカルボニ
ル基若しくは2−ナフチルオキシカルボニル基等のアリ
ールオキシカルボニル基1例えばベンジルオキシカルボ
ニル基、フェネチルオキシカルボニル基、■−ナフチル
メチルオキシカルボニル基若しくは2−ナフチルメチル
オキシカルボニル基等のアラルキルオキシカルボニル基
、メルカプト基、例えばメチルチオ基、エチルチオ基、
プロピルチオ基、イソプロピルチオ基、ブチルチオ基、
5ee−ブチルチオ基、イソブチルチオ基若しくはte
rt−ブチルチオ基等の低級アルキルチオ基、例えばフ
ェニルチオ基、1−ナフチルチオ基若しくは2−ナフチ
ルチオ基等のアリールチオ基、例えばベンジルチオ基、
フェネチルチオ基、l−ナフチルメチルチオ基若しくは
2−ナフチルメチルチオ基等のアラルキルチオ基、例え
ばフェニルスルフィニル基、1−ナフチルスルフィニル
基若しくは2−ナフチルスルフィニル基等のアリールス
ルフィニル基、例えばベンジルスルフィニル基、フェネ
チルスルフィニル基、1−ナフチルメチルスルフィニル
基若しくは2−ナフチルメチルスルフィニル基等のアラ
ルキルスルフィニル基、例えばメシル基、エチルスルホ
ニル基。
プロピルスルホニル基、イソプロピルスルホニル基、ブ
チルスルホニル基、イソブチルスルホニル基、5ee−
ブチルスルホニル基若しくはtert−ブチルスルホニ
ル基等の低級アルキルスルホニル基、例えばフェニルス
ルホニル基、1−ナフチルスルホニル基若しくは2−ナ
フチルスルホニル基等のアリールスルホニル基、例えば
ベンジルスルホニル基、フェネチルスルホニル基、1−
ナフチルメチルスルホニル基若しくは2−ナフチルメチ
ルスルホニル基等のアラルキルスルホニル基等で置換さ
れていてもよい、例えばピロリル基、フリル基、チエニ
ル基、ピリジル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、チ
アゾリル基、イソチアゾリル基゛、イソオキサシリル基
、オキサシリル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピ
リダジニル基、インドリル基、キノリル基、イソキノリ
ル基、フタラジニル基、ナフチジニル基、キノキサリニ
ル基、キナゾリニル基、1、−4−ベンゾジオキサニル
基、l、3−ベンゾジオキサニル基、1,2.3−トリ
アゾリル基、1.3.4− トリアゾリル基、1,3.
4−チアジアゾリル基、1,2.3−チアジアゾリル基
、テトラゾリル基、テトラヒドロフラニル基、テトラヒ
ドロチエニル基、ピロリジニル基、イミダゾリジニル基
、2−イミダゾリニル基、モルホリニル基、モルホリノ
基、ピペラジニル基、ピペリジノ基、ピペラジン−N−
オキシド基、ピペリジニル基、ピペリジン−N−オキシ
ド基、チオモルホリノ基、チオモルホリニル基、モルホ
リン−N−オキシド基又は例えばN−メチルモルホリノ
基、N−エチルモルホリノ基若しくはN−プロピルモル
ホリノ基等のN−アルキルモルホリノ基等の複素環基が
挙げられる。
一般式:  −N(Y’)(Y”)で表される基(式中
、Y゛及びY3は前記の意味を有する)において、Y゛
及びY8の両者が互いに結合して隣接する窒素原子と共
に形成され、さらに窒素原子、酸素原子及び硫黄原子か
らなる群より選ばれる他のヘテロ原子を含んでいてもよ
い、5ないし6員の複素環基としては、例えばモルホリ
ノ基、チオモルホリノ基、ピペリジノ基、ピロリジニル
基又はピペラジニル基等の複素環基が挙げられる。
低級アルコキシカルボニルオキシアルキル基としては、
例えばメトキシカルボニルオキシメチル基、エトキシカ
ルボニルオキシメチル基、プロポキシカルボニルオキシ
メチル基、イソプロポキシカルボニルオキシメチル基、
ブトキシカルボニルオキシメチル基、tert−ブトキ
シカルボニルオキシメチル基、1−メトキシカルボニル
オキシエチル基、2−メトキシカルボニルオキシエチル
基、1−エトキシカルボニルオキシエチル基、2−エト
キシカルボニルオキシエチル基、1−tert−ブトキ
シカルボニルオキシエチル基、2−tert−ブトキシ
カルボニルオキシエチル基、1−ブトキシカルボニルオ
キシエチル基、1−ペンチルカルボニルオキシエチル基
又は1−ヘキシルカルボニルオキシエチル基等の炭素数
3ないし9個の低級アルキルオキシカルボニルアルキル
基が挙げられる。
なお、−最大(1)で表される本発明化合物において、
不斉炭素原子はR−1S−又はR,S−配置を有してい
てよい。
本発明化合物の塩は、医薬として使用できる無毒性なら
ばいずれでもよいが1例えばFθ、 cle、BrO若
しくはle等の陰イオンとの塩、塩酸、硫酸、ヨウ化水
素酸、臭化水素酸若しくはリン酸等の無機酸との塩又は
シュウ酸、マレイン酸、酢酸、ギ酸若しくは酒石酸等の
有機酸との塩が挙げられる。
(以下余白) 本発明化合物の好適な具体例を表A及び表Bに示す。
なお、表中、Etはエチル基を、’Prはイソプロピル
基を、nBuはブチル基を、iBuはイソブチル基を、
tBuはtert−ブチル基を、Tr4はトリフェニル
メチル基を、Zはベンジルオキシカルボニル基、Nap
−CI、−はl−ナフチルメチル基を、A、 B、 C
,D及びEは各不斉炭素の立体配置(R及びS)をそれ
ぞれ示す。
(以下余白) 次に、本発明化合物(1)の製造法について具体的に説
明する。
なお、以下のRo、Ro、R3、R4、Ro、R“、m
、 n及びAは前記の意味を有し、Tは脱離基を示す。
本発明の前記−最大(1)で表されるN−アシルアミノ
酸誘導体は基本的には一般式(II)で表されるN−ア
シルアミノ酸又はそのカルボキシル基の反応性誘導体と
、−最大(I[)HN−CIl−CH−A      
  ([Il )k”   6n で表されるアミンと縮合するか、又は−最大(IV)J
1 で表されるカルボン酸又はそのカルボキシル基の反応性
誘導体と、−最大(V) で表されるアミノ酸アミドと縮合することにより本発明
化合物を得ることができる。化合物(n)と化合物(I
II)の縮合、あるいは化合物(IV)と化合物(V)
の縮合はペプチド合成法における常法、たとえばアジド
法、活性エステル法、混合醜態水物法、カルボジイミド
法、イミダゾール法、ジフェニルホスホリルアジド法、
ウッドワード法又は酸化還元系による縮合法によって行
われる。
また、置換基にアミノ基、カルボキシル基などの結合反
応の際に悪影響を与えることが考えられる官能基が存在
する場合は、それらの官能基を保護したのち縮合し、つ
いで脱保護することにより本発明化合物を得ることがで
きる。これらの縮合方法、官能基の保護、脱保護につい
ては、「ペプチド合成の基礎と実験」(泉屋信夫等著、
丸善。
1985年)、「タンパク質化学1」(赤堀四部等著、
共立出版、1969年)、あるいは「ケミストリー・オ
ブ・ジ・アミノ・アシツズ(Chemistry of
 the Am1n。
Ac1ds)J[ニジエイ・ビー・グリーンスティン(
J、P。
Greenstein)及びエム・ライニラ(M、Wi
nitz)著、ジョン・ウイリイ・アンド・サンズ社(
John Wiley &5ons、 Inc、)刊、
1961年]などに詳述されている。
化合物(II)は反応式lに示した方法で合成すること
ができる。
(以下余白) 反応式1 1、アルキル化、アリール化の工程 CH,(Go、 R)。
R”−C)l(Co、R)。
に (II) マロン酸ジアルキルエステルに水素化ナトリウムなどの
塩基存在下にハロゲン化物、たとえば1−(クロロメチ
ル)ナフタレンなどをテトラヒドロフランなどの溶媒中
、室温で反応させると化合物(2)が得られ、さらに水
酸化カリウム、水酸化ナトリウムなどを用いてエタノー
ル中室温でケン化反応を行うとハーフエステル(3)を
得ることができる。
この加水分解反応をエステラーゼ、リパーゼなどの酵素
、あるいはこれらの不溶化酵素を用いて行うと光学活性
なハーフエステル(3)を得ることができる。化合物(
3)はカルボキシル基が保護されたアミノ酸と上に述べ
たペプチド合成法における常法により縮合して化合物(
4)を得ることができる。好適例としては、アミノ酸の
tert−ブチルエステルと(3)を1−ヒドロキシベ
ンゾトリアゾール存在下に、N、N’−ジシクロへキシ
ルカルボジイミドを用いてジメチルホルムアミド中、室
温で縮合する方法を挙げることができる。化合物(4)
は目的に応じて、たとえば反応式2に示した方法で炭素
鎖を伸ばすことができる。
反応式2 化合物(4)には2個のエステルが存在するが、それぞ
れのエステルの種類を変えることにより一方のエステル
のみをカルボン酸に変換することが可能である。たとえ
ばRとしてエチル基、R゛としてtert−ブチル基を
選択した場合、アルカリでケン化することによりメチル
エステルのみを加水分解できる。生じたカルボン酸化合
物(10)は常法に従って酸無水物あるいは酸ハライド
に変換したのちジアゾメタンを反応させるとジアゾケト
ン化合物(11)を与え、ついでメタノール、エタノー
ルなどの低級アルカノール中、トリエチルアミンに溶解
し九安息香酸銀塩、酸化銀などの銀化合物を反応させる
と炭素数が1つ増加した化合物(12)を得ることがで
きる。この反応を繰り返すことにより種々の炭素数の化
合物(5)を合成することができる。
化合物(5)には2つのエステルが存在するが、それぞ
れのエステルの種類を変えることにより一方のエステル
のみ還元することができる。たとえばRとしてエチル基
、R′としてtert−ブチル基を用いた場合、エタノ
ール中、室温で水素化ホウ素ナトリウムで還元すると目
的とする化合物(6)を得ることができる。チオエーテ
ル化を容易に行わせるために化合物(5)のエステルの
還元により生じた水酸基をさらにTで示される優れた脱
離基、たとえばトシルオキシ基、メシルオキシ基、ハロ
ゲンなどに変換する。この工程は常法に従って、たとえ
ば化合物(6)にピリジンなどの塩基存在下にバラトル
エンスルホニルクロリド、メシルクロライド又はヨウ化
メチルと室温で反応することにより容易に行うことがで
きる。次いで、ジメチルホルムアミドなどの溶媒中、水
素化ナトリウムなどの塩基の存在下に化合物(7)とチ
オール化合物を、通常は室温で反応することにより化合
物(8)を得ることができる。化合物(8)の酸化は常
法、たとえばマンガン化合物、クロム酸、鉛化合物、ハ
ロゲン類、過酸化水素、有機過酸、無機窒素化合物、ジ
メチルスルホキサイドなどの有機化合物などにより行わ
れ、酸化剤、反応条件を選択することによりスルホキサ
イド化合物(m=1の化合物)、スルホン化合物(m・
2の化合物)をそれぞれ得ることができる。たとえば、
化合物(8)をメタノールなどの溶媒中、タングステン
酸ナトリウムを触媒として過酸化水素水を用いて室温で
酸化すると、スルホン化合物(m・2の化合物)を得る
ことができる。
化合物(9)はその保護基に適した方法で脱保護するこ
とにより、化合物(II)が製造される。
またR″の結合した炭素上における立体化学は、シャー
プレス酸化反応を利用して、例えば反応式3に示す方法
により自由に制御できる。
↓ パ・、カー・・′ 2H (式中、R゛、R′、R゛、R゛及びnは前記と同じ意
味を有し、Pl及びP′は水酸基保護基を示す。)アリ
リックアルコール(Allylic alcohol)
(13)を文献記載(ニー・ブフエニンガ−(A、Pf
enninger):シンセシス(Synthesis
)、89頁〜116頁、1986年)の方法に従って不
斉エポキシ化し、次いで水酸基を水酸基保護基P″で保
護したのちグリニヤール試薬でエポキシ環を選択的に開
環し、P゛を除去する。
次いで例えば過ヨウ素酸ナトリウムなどで酸化してカル
ボン酸としたのち、カルボン酸が保護されたアミノ酸と
ペプチド合成の常法、例えばジシクロへキシルカルボジ
イミド法などにより縮合し、吹いで水酸基保護基P”を
除去して目的の立体配位を有する化合物(6)を得る事
ができる。水酸基保護基としてはP’としてベンジル基
、P2としてtert−ブチルジメチルシリル基などが
好適例として挙げられる。
また、次の反応式4の方法によっても立体選択的に合成
することができる。
反応式4 (式中、R゛、R2、m、 nは前記と同じ意味を有し
、Dは光学活性アミンを示す) 末端にメルカプト基を有する脂肪酸にR”−X(Xは臭
素等のハロゲンを意味する)を反応させて得られる化合
物(20)を、例えばビバロイルクロライド等を用いて
混合酸無水物とした後、光学活性化合物、例えば(4R
,5S)−4−メチル−5−フェニル−2−オキサゾリ
ジノンに、例えばn−ブチルリチウムなどの存在下で縮
合し、次いでR’−X(Xは臭素等のハロゲンを意味す
る)を、リチウムジイソプロピルアミドなどの塩基を用
いて反応させてR1基を立体特異的に導入したのち、必
要とあらば過酸化水素などを加えて水酸化リチウムなど
のアルカリで加水分解して化合物(23)を合成するこ
とができ、また必要であれば、適当な酸化剤、例えば過
酸化水素などを用いてスルホキサイド化合物(IIlが
1の化合物)、スルホン化合物(lが2の化合物)を得
ることができる。光学活性化合物りは回収され、再度反
応に用いることができる。
化合物(If)に含まれる幾つかの化合物については反
応式5に示した方法によっても合成することができる。
反応式5 %式% (式中、R11はR8の1位がメチレン基である置換基
を意味し、例えばナフチルメチル基などである。)ホー
ナー・エモンス試薬(lo)とアルデヒドを、望ましく
はアルゴン又は窒素等の不活性ガス気流下、反応に悪影
響を与えない溶媒、例えばテトラヒドロフラン、ジメチ
ルホルムアミド等の溶媒中で場合によってはアルカリ金
属又はアルカリ土類金属のハロケゲン化合物、例えばリ
チウムクロライド、リチウムブロマイド又はマグネシウ
ムブロマイド等を添加し、さらに塩基、例えばジアザビ
シクロウンデセン、トリエチルアミン又はジイソプロピ
ルエチルアミン等の三級アミン、水素化ナトリウム、水
酸化ナトリウム、ナトリウムエトキサイド又はブチルリ
チウム等のアルカリ金属の水素化物、水酸化物、アルコ
ラード又はアルキル化合物等を加えて、通常は室温で反
応することにより化合物(2′)を得ることができる。
水酸基の保護基としては、−はテトラハイドロピラニル
基、トリチル基又はベンジル基等の通常使用される水酸
基保護基はいずれも使い得るが、好ましくはテトラヒド
ロピラニル基である。またホーナー・エモンス試薬とし
ては(lo)と同等のものであればいずれも使用できる
。化合物(2°)を金属触媒、例えばパラジウム黒、パ
ラジウム−炭素又は酸化白金等の存在下に常圧あるいは
加圧下に触媒還元することにより化合物(3”)とし、
次いで脱保護することにより化合物(4゛)を得る。4
,5および6の工程はそれぞれ図1における6、7およ
び8の工程と同様に行うことができ、7のケン化の工程
は、l常用いられる方法、例えば水と低級アルカノール
の混合溶媒中、水酸化ナトリウムなどのアルカリでケン
化して(8゛)を得る。また8の縮合の工程は反応式1
における3の工程と同様に行うことができ、次いで脱保
護することにより(n)を得ることができる。
化合物(m)の合成は、Aが一己H−(CH,)9−R
’で示される化合物の場合、反応式6に示した方法で合
成される。
属菌」引 R11はアミノ基の、R1は水酸基の保護基であり、化
合物(24)は特願昭61−173564号に開示され
ている本発明者等による方法、あるいはジャーナル・オ
ブ・メディシナルケミストリー(J、Med、Chem
、)、第30巻、第976頁〜第982頁(1987年
)記載の方法などにより合成することができる。化合物
(24)は無水テトラヒドロフランなどの溶媒中で、R
’ −(CH,)、−MgX(Xはクロル、ブロムを示
し、R1は前記と同じ)と−78℃〜室温で反応させる
と化合物(25)を与え、脱保護することにより化合物
(m)を得ることができる。またある種の化合物群につ
いては反応式7に示す方法でも合成することができる。
化合物(26)は化合物(24)の合成の原料化合物で
あり、その合成法についても特願昭61−173564
号明細書、ジャーナル・オブ・メデイシナルケミストリ
ー(J、Med、Chem、 )、第30巻、第976
頁〜第982頁(1987年)に記載されている。化合
物(26)を塩化メチレンなどの溶媒中、室温でメタク
ロロ過安息香酸などの酸化剤と反応させて化合物(27
)とし、チオール化合物などの親核試薬Bを反応させる
と化合物(28)を与え、脱保護することにより化合物
(III)を得ることができる。
化合物(III)に含まれる幾つかの化合物については
、反応弐已に示す方法等により、糖の不斉中心を利用し
て立体特異的に合成することができる。
(以下余白) 反応式8 (式中、R“は前記R°よりメチレン1個短い基を意味
し、P”、P’及びP”は水酸基の保護基、Gはアミン
化合物を表す) 出発原料である1、2:5.6−ジイツブロビリデンー
α−D−アロフラノースはD−グルコースより文献記載
の方法〔ジエイ・デイ−・ステヴエンス(J、D。
5tevens)著、メソツツ・イン・カーボハイドレ
ート・ケミストリー(Met−hods in Car
bohydrateChemistry)、第■巻、第
123頁、 (1972年)〕で容易に合成することが
できる。3位の水酸基をP’で保護し、5,6−イソプ
ロピリデンのみを酢酸などを用いて選択的に除去したの
ち、適当な酸化剤例えば過ヨウ素酸ナトリウムなどを用
いてアルデヒド体とする。次いでWittig反応によ
り目的の側鎖を導入し、必要とあらばオレフィンを1例
えばラネーニッケルなどを泪いて還元する。1.2−イ
ソプロピリデンを低級アルカノール中、酸で処理してイ
ソプロピリデンを除去すると同時に1位の水酸基をPo
で保護し、更に2位の水酸基をP”で保護したのち、1
位の水酸基の保護基P“を除去する。モルホリンなどの
アミン化合物Gを加え、水素化ホウ素シアノナトリウム
などの金属水素錯化合物を用いてアミノアルキル化反応
を行い、次いで適当なアジ化剤、好ましくはトリフェニ
ルホスフィン、アゾジカルボン酸ジエチル存在下、アジ
化ジフェニルホスホリルを用いて、遊離した4位の水酸
基を立体反転的にアジド基に置換し、このアジド基を常
法にしたがってアミノ基に還元したのち、水酸基保護基
P゛及びPoを除去して化合物(m)に含まれる幾つか
の化合物を立体特異的に合成することができる。水酸基
保護基の好適例としてはPo及びPoとしてベンジル基
、P”としてメチル基を挙げることができる。
またこのような立体特異的合成は、反応式9に一例を示
したように光学不活性な化合物を原料にして上記のシャ
ープレス不斉エポキシ化反応により行うこともできる。
反応式9 〔式中、R@、 T、 B、 P”、P8及びP”は前
記の意味を有する〕 ビニルマグネシウムブロマイドとギ酸メチルより調製さ
れた1、4−ペンタジェン−3−オール(41)に前記
のシャープレス不斉エポキシ化反応を行いエポキシ化合
物(42)とし、水酸基をPoで保護したのち、グリニ
ヤール試薬R’ MgXを用いて選択的にエポキシ環を
開き、側鎖を導入する。更に新たに生じた水酸基なP2
で保護したのち四酸化オスミウムなどの酸化剤により立
体選択的に水酸基を導入して化合物(46)とし、−級
水酸基にトシル基、メシル基などの脱離基を結合して炭
酸カリウムなどのアルカリで処理することにより立体特
異的にエポキシ体(48)を得ることができる。またこ
の化合物(48)は化合物(45)の水酸基保護基P”
を除去して上記のシャープレス不斉エポキシ化反応を行
い、再び水酸基をP“で保護することによっても得るこ
とができる。化合物(48)にチオール化合物、アミン
化合物などの親核試薬Bを反応させ、生じた水酸基を水
酸基保護基P゛で保護して、水酸基保護基P3を除去し
て化合物(51)を得ることができる。化合物(51)
は反応式8に示した合成工程における(37)−(38
) −(39)→(40)と同様にして立体特異的に化
ついては、反応式lOに示す方法により合成される。
の不活性ガス気流下、反応に悪影響を与えない溶媒、た
とえばテトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド等の
溶媒中で、場合によってはアルカリ金属又−はアルカリ
土類金属のハロゲン化合物、たとえばリチウムクロライ
ド、リチウムブロマイド又はマグネシウムブロマイド等
を添加し、さらに塩基、たとえばジアザビシクロウンデ
セン、トリエチルアミン又はジイソプロピルエチルアミ
ン等の三級アミン、水素化ナトリウム、水酸化ナトリウ
ム、ナトリウムエトキサイド又はブチルリチウム等のア
ルカリ金属の水素化物、水酸化物、アルコラード又はア
ルキル化合物等を加えて、通常は室温で反応することに
より化合物(53)を得る。ホる。
化合物(53)のエステルを常法、たとえば低級アルカ
ノール−水の混合溶媒中、カセイソーダあるいはカセイ
カリを用いて室温で加水分解してカルボン酸(54)と
し、次いでカルボン酸を常法によりハライド、融熱水物
、活性エステル、アジドなどの反応性誘導体としたのち
、アミン化合物、アルコール化合物などと反応させて化
合物(55)を得る。
この縮合工程においては前記ペプチド合成法はいずれも
使用できる。好適例としては、化合物(54)をジメチ
ルホルムアミドなどの無水溶媒に溶解し、−20℃程度
の低温下にトリエチルアミン、ジフェニルホスホリルア
ジド及びアルキルアミンを加えて室温で反応することに
より化合物(55)を得る方法が挙げられる。化合物(
55)を金属触媒、たとえばパラジウム黒、パラジウム
−炭素、酸化白金等の存在下に常圧あるいは加圧下に接
触還元することにより化合物(56)とし、次いで脱保
護することにより化合物(I[[)を得る。保護基の種
類によっては、この接触還元の工程と脱保護の工程が同
じになされていることもある。
化合物(TV)の合成は基本的には3の縮合の工程を除
いた意外はとんど反応式1の方法に従って合成すること
ができる。すなわち化合物(3)を常法ることができる
化合物(V)の合成はアミノ基保護アミノ酸と化合物(
Ill)を上記ペプチド合成法の常法に従って縮合し、
脱保護することにより容易に化合物(IV)が得られる
(以下余白) 本発明の化合物を医薬として使用する場合、本発明の化
合物は単独で投与することができるが、投与経路及び標
準的な製剤法に関連して選ばれる製°剤用担体との混合
物として投与される0例えば、経口で投与する場合には
、本発明の活性成分の粉末にデンプン、乳糖、白糖、ブ
ドウ糖、結晶セルロース、炭酸カルシウム若しくはカオ
リン等の賦形剤、デンプン糊液、ゼラチン溶液、ハイド
ロオキシプロピルセルロース、ブドウ糖液、白糖溶液、
水若しくはエタノール等の結合剤、デンプン、寒天、ゼ
ラチン末、カルボキシメチルセルロースカルシウム、カ
ルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース
、炭酸カルシウム若しくは炭酸水素ナトリウム等の崩壊
剤又はステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシ
ウム、タルク、マクロゴール4000、マクロゴール6
000若しくはステアリン酸等の滑沢剤を適宜加えて公
知の打錠法により圧縮成形し、ついで必要に応じて、例
えばアラビアゴム、タルク、ポリビニルピロリドン、ポ
リエチレングリコール及びl又は酸化チタン等を含む濃
厚糖溶液により糖衣を施すか1例えばポリビニルアセタ
ールジエチルアミノアセテート、セルロースアセテート
−N、N−ジブチルアミノヒドロキシプロピルエーテル
、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、エチルセルロース若しくはポリビニ
ルピロリドン等からなる皮膜剤でフィルムコーティング
を施すか又は1例えばエチルセルロースフタレートセラ
ック、酢酸フタル酸セルロース若しくはヒドロキシプロ
ピルメチルセルロースフタレート等からなる皮膜剤によ
り腸溶性皮膜を施すことにより製造された錠剤1本発明
の活性成分に、例えばデンプン、ゼラチン、アラビアゴ
ム、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナ
トリウム、重質無水ケイ酸若しくは軽質無水ケイ酸等の
結合剤を加えて、常法により練合、造粒して得られる細
粒剤若しくは顆粒剤、又は、本発明の活性成分の粉末単
独又は、例えば乳糖、デンプン若しくは結晶セルロース
等の賦形剤及び/又はステアリン酸マグネシウム、ステ
アリン酸カルシウム若しくはタルク等の滑沢剤を加えて
、カプセルに充填して得られたカプセル剤等の剤形が用
いられる。非経口投与の場合には、例えばプロピレング
リコール、ポリエチレングリコール若しくはオリーブ油
のような植物油等の乳化剤、又は安息香酸ナトリウム、
サリチル酸ナトリウム、N−ヒドロキシエチルラクタマ
イド、α−糖酸カルシウム、マンニット、ニコチン酸ア
ミド若しくはシクロデキストリン等の可溶化剤を適宜使
用した注射剤が用いられる。
またこの調剤には他の治療上価値ある物質、例えばアセ
タゾラミド、アミロリド、クロロチアジド、フロセミド
、チモロール、プロプラノロール、セタモロール、イフ
ェンドロール、クロニジン、メチルドパ、ミノキシジル
、ヒドララジン、カプトプリル、ビバロプリル、エナラ
プリル、リジノプリル、ベラパミル、ニフェジピン、ニ
カルジピン、フエロジビン、ニモジピン又はジルチアゼ
ム等を含ませることができる。
有利な薬剤単位投与形態について本発明の化合物的0.
1mgないし500a+gを含有する。好ましい経口投
与量の範囲は約0.1mg/kgないし500mgを1
日あたり、lないし3回で投与する。また好ましい非経
口投与の場合には1日あたり、約0.1mg/kgない
し10mg/kgを1回投与する。この投与量は、患者
の性別、症状等の必要に基づき、医師の処方により投与
量を増加又は減少させうることは明らかである。
次に本発明の目的化合物の試験例及び実施例を挙げ、本
発明をさらに具体的に説明する。
試験例1 レニン阻害作用 0.2Mリン酸ナトリウム緩衝液(p)17.4)15
6Iiに3418−ヒドロキシキノリンと100mMエ
チレンジアミン四酢酸二ナトリウムの混液40μ2、ジ
メチルスルフォキサイド又は阻害剤のジメチルスルフォ
キサイド溶液4μを及びヒトプラズマ200成を加えて
37℃、1時間反応した後、ペプスタチンを添加して反
応を止め、生じたアンジオテンシン■の量をラジオイム
ノアッセイ法で測定する方法により阻害活性を測定した
0本発明化合物の50%阻害濃度(IC,、値)を以下
に示す。
第1表 供試化合物 実施例1の化合物 実施例2の化合物 実施例4の化合物 実施例5の化合物 実施例6の化合物 実施例7の化合物 実施例8の化合物 実施例10の化合物 実施例11の化合物 実施例12の化合物 実施例13の化合物 実施例15の化合物 実施例16の化合物 実施例19の化合物 実施例21の化合物 実施例31の化合物 実施例35の化合物 実施例36の化合物 IC,、(、M) 5.0X10−、:@ 1.7X107 ′1 9.6XIO−” 1.4X10−  ” 1.6X10−  ’ 8.3X10”  ” 1.5X10−  ” 2.0X10−  ” 3.1XLO−’ 9.7X10− ’ 1.9X10−  ” 5.0X10−  ” 3.4X10−  ” 8.3X10− ″ 8.9X10 4.2XLO 5’、9X10−1 2.7X10−  ’ 第1表(続き) 実施例38の化合物   5.9X 10−’ ”実施
例40の化合物   5.3X10− ’実施例41の
化合物   1,7X10− ”実施例42の化合物 
  3,6XLO−”実施例44の化合物   3.8
XIO−”実施例47の化合物   2.3X10実施
例49(A)の化合物    6.lX10−”実施例
51(B)の化合物    2,0XIO−!実施例5
2の化合物   3.O,X10− F実施例56の化
合物   2.OX 10−’、 ”以上の結果から、
明らかな如く本発明化合物はヒトプラズマレニンに対し
て著しく強い阻害活性を示す。
試験例2 経口投与による吸収試験 実施例16の化合物10mg1kgをラット(n=4)
に経口投与し、プラズマ中での該化合物の濃度を測定し
た。なお、プラズマ中の濃度はヒトプラズマレニンに対
する阻害活性により算出した。
第2表に示す。
第2表 その結果を 第1図から明らかな如く、本発明化合物は経口投与によ
り血圧降下作用を示す。したがって、本発明化合物は医
薬品として好ましい性質を備えている。
(以下余白) 第2表から明らかな如く、本発明化合物は経口投与によ
り効率よく吸収され、持続性のある血中濃度を示す。
試験例3 サルにおける血圧降下作用 ジャーナル・オブ・カルディオヴアスキュラ−(J、C
ardiovascular Phamacology
)第7巻(Suppl、4)S58頁−961頁(19
85年)記載の方法に準じて血圧降下作用を測定した。
即ち、小型サルのマーモセット(3匹)の皮肉にフロセ
ミド(利尿剤)30■/kgを注射して高レニン活性状
態にした。二のマーモセットに薬剤:実施例16の化合
物30■/kgを経口により投与して、血圧降下作用を
測定した。その結果を第1図に示す。
真」L隊 実施例1 (2RS、4S、5S)−5−(L−N−[:(2Ro
rS)−3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメ
チル)プロピオニル]ノルロイシル)アミノ−2−エチ
ル−4−ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸イソブチル
アミド (1) (1−ナフチルメチル)マロン酸エチルエステ
ル (a)水素化ナトリウム(油性、60%)Igを反応器
に採り、無水n−ヘキサンで数回洗浄する。無水アルゴ
ン気流で乾燥粉末とし、すばやく無水テトラヒドロフラ
ン(以下、T旺と略す、)10−を加え、アルゴン気流
下に密封する0反応液を水冷下にてマロン酸ジエチル4
.2−を滴下する。水素の発生が始まるが、滴下が終了
とともに発生が終わり、透明均一な反応液が得られる0
反応液を室温に戻し。
15分攪拌した後再度水冷下に冷却する。これに1−(
クロロメチル)ナフタレン4.86gの無水THF5d
溶液を滴下して加える。室温下に戻して終夜攪拌する。
次に反応液を200−の酢酸エチルで希釈し、これを1
00m1!の水、次に100−飽和食塩水で洗浄する。
分離有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下で
濃縮する。得られるシロップをシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(n−ヘキサン−酢酸エチル(10:1)
)を用いて精製する。粗シロップ(1−ナフチルメチル
)マロン酸ジエチルエステル5.61g(収率的64%
)が得られる。
Rf値 (以下、シリカゲルプレート、Merck5715によ
り測定する。) 0.3(n−ヘキサン−酢酸エチル(10:l))核磁
気共鳴スペクトル(以1、NMRと略す、)(300M
Hz、CDCl、 ) δppm  :  1.2(6H,t、J=7Hz)、
 3.7(2H,d、J’8Hz)3.84(1B、d
d、J=6.5.8Hz)、4.15(48,In)(
b) 、(1−ナフチルメチル)マロン酸ジエチルエス
テルのシロップ5.32 gを無水エタノール20艷中
に溶解させる。この溶液に水酸化カリウム(85%)1
.17gの無水エタノール45iQ溶液を1.5時間に
わたり滴下する。その後−晩攪拌を続ける1次に得られ
る懸濁液を氷冷下6規定塩酸3−を用いて弱酸性とし、
さらに水20−を加えた後、減圧下40’C以下で濃縮
する。エタノールが充分気化したと思われる濃縮懸濁液
を300Tdの酢酸エチルに溶解させる。これを水20
0mJ!、飽和食塩水20Mで順次洗浄し、分離酢酸エ
チル層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮する
。得られるシロップをシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(ベンゼン−エタノール−酢酸(100:4:0.
5))にて精製する。溶出液の精製画分を集め(約20
M)酢酸エチル100m2を加えて約300或とする。
これを飽和食塩水(200mla×3)で充分洗浄し、
有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させる。無機塩を
濾去して濃縮乾燥すると、(1−ナフチルメチル)マロ
ン酸エチルエステル3.64gが得られる。
Rf値: 0.54 (ベンゼン−エタノール−酢酸(
10:C0,5)) NMR(300MHz、CDC1,) δpp@  :  1.16(3H,t、J=7Hz)
、 3.73(2H)。
3.90(LH,dd、J=6.5.8比)、4.16
(m、21()(2)L−ノルロイシンtert−ブチ
ルエステル耐圧管内にし一ノルロイシン2.0gを採り
、無水ジオキサン約30威を加えて懸濁させる。1硫酸
2減を加えた後、−75℃下に反応器を冷却する。イソ
ブチンガスを吹き込み、約10m1を集めた後密栓する
。攪拌下、徐々に室温に戻した後、終夜攪拌を続ける0
反応器の栓を開き、大気圧下にイソブチンを気化させる
1次に水冷下の2M水酸化ナトリウム水溶液200威中
に反応液を加えて激しく攪拌する1次にジエチルエーテ
ル(250m9X2)を用いて抽出する1分離エーテル
層を飽和食塩水(100mEX2)で洗浄後、無水硫酸
マグネシウムで乾燥させる。
無機塩を濾去及び濃縮後シロップが得られる。これを充
分減圧下で乾燥後、5℃以下にて保存すると表題化合物
である、白色結晶1.46 g (収率51%)が析出
する。
Rf値: 0.71(クロロホルム−メタノール−濃ア
ンモニア水(10:0.5:0.2))NMR(300
MHz、CDCl、) δppffl :  0.9(3H,m)、1.2−1
.8(15H,n)、3.29(IH)(3) L−N
−(2−エトキシカルボニル−3−(l−ナフチル)プ
ロピオニル)ノルロイシンtert−ブチルエステル (l−ナフチルメチル)マロン酸エチルエステル1.5
9 gを無水ジメチルホルムアミド(以下、 DMFと
略す、)15+dに溶解させる。L−ノルロイシンte
rt−ブチルエステル1.20gの無水DMF溶液5m
gを加える。−15℃に反応液を冷却し、■−ヒドロキ
シベンゾトリアゾール1.28g及びN、N−ジシクロ
へキシルカルボジイミド(以下、DCCと略す、 )1
.68gを加える。−15℃下で1時間攪拌し、その後
室温で終夜攪拌する。次に析出するジシクロへキシルウ
レアを濾去し、少量のn−ヘキサン−酢酸エチル(4:
1)で濾取物を洗って合せる。濾液を酢酸エチル200
dで希釈し、4%炭酸水素ナトリウム水溶液15M。
飽和食塩水150−で順次洗い、分離酢酸エチル層を無
水硫酸マグネシウムで乾燥させる。無機塩を濾去後減圧
下で濃縮して得られるシロップをシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(n−ヘキサン−酢酸エチル(4:1)
)にて精製を行う。溶出画分を集めて減圧濃縮及び乾燥
後、ゲル状固体の表題化合物2.45g(収率95%)
が得られる。
Rf値:0.41.0.35(n−ヘキサン−酢酸エチ
ル(3:1))NMR(300MHz、CDC1,) δppm  :  0.89(3H,t、J=7Hx)
、 1.07(3■、t、J=7Hz)、 1.14−
1.58(13B)、 1.65(LH,m)。
1.82(IH,m)、 3.59〜3.82(3H,
m)。
4.06(2H,m)、 4.45(1B、m)、 6
.92(1B、d、J=8Hz)、 7.34(2B、
In)、  7.46−7.61(2H,m)、 7.
73(IH,m)、 7.85(LH、d、J=8Hz
)、 8.06(II、d、J=8Hz)(4) L−
N−((2RorS)−2−ヒドロキシメチル−3−(
1−ナフチル)プロピオニル)ノルロイシンtert−
ブチルエステル L−N−+2−エトキシカルボニル−3−(1−ナフチ
ル)プロピオニル)ノルロイシンtert−ブチルエス
テル2.45 gをエタノール60−に溶解させる。水
素化ホウ素ナトリウム1.48gを徐々に加える。5.
5時間室温下で攪拌を続けた後、減圧下(40℃以下)
で濃縮して懸濁シロップとする。酢酸エチル250−に
溶解させ、水200戒次いで飽和食塩水200戒で洗浄
する。分離有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、
無機塩濾去及び減圧濃縮後固体とする。これをシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン−酢酸エチ
ル(C1〜2:1))にて精製を行う。
精製画分の内、Rf(mo、58(n−ヘキサン−酢酸
エチル(1:l))の部分を集めて抽出し、抽出液を濃
縮乾燥すると、結晶状固体0.74g(収率33%)が
得られる。
またRf値Q、45(Rf値0.58と同じ条件)の部
分を集めて濃縮させ、結晶状固体0.97g(収率44
%)が得られる。
Rf値0.58の生成物 NMR(300M)Iz、CDC1,)δppm  :
 0.86(38,t、J=7&)、 1.15−1.
38(4H)。
1.43(9H,s)、 1.6(1!I、m)、 1
.8(2B、a+)2.78(2H,m)、 3.33
(IH,dd、J=7.5.14比)、 3.49(I
H,dd、J=7.5.14Hz)。
3.82(2Lm)、 4.37(ILll)、 6.
12(111゜br s、J=7th)、 7.38(
2H,d、J=5Hz)。
7.45−7.57(2H,m)、 7.74(IH,
m)。
7.86(IH,d、J=8Hz)、 8.05(1)
1.d、J=8Hz) 融点  94〜95℃ 旋光度[α]’+F = +50.5°(C1,00,
CHCl、)Rf値0.45の生成物 Nt4R(300tlHz、CDCl、)8ppm  
:  0.82(3H,t、J=7Ih)、 0.85
−1.0(2H,+a)1.12−1.22(2H,m
)、 1.36−1.56(118゜m)、2.79(
LH,m)、 3.27(2H,n+)、 3.48(
IH,dd、J=9.14比)、 3.86(28,t
、J=6Hz)、 4.36(IH,m)、 5.74
(IH,br d、J=8Hz)、 7.37(2H,
m)、 7.51(2H,m)。
7.73(IH9I11)、7.86(LH,dd、J
=1.5.8Hz)、 8.02<1)1.d、J=8
Hz)融点  92〜94℃ 旋光度[α]甘せ−72.6°(C1,00,CHCl
、)(5) L−N−((2RorS)−2=(1−ナ
フチルメチル)−3−パラトルエンスルホニルオキシプ
ロビオニル)ノルロイシンtert−ブチルエステル L−N−((2RorS−)−3−ヒドロキシ−2−(
1−ナフチルメチル)プロピオニル)ノルロイシンte
rt−ブチルエステル((4)に示される方法にて得ら
れるRf値0.58の生成物)の固体202mgを無水
ピリジン3dに溶解させる。パラトルエンスルホニルク
ロリド1107rnを加えて室温24時間反応させる。
同試薬15■を追加してさらに24時間反応させた後、
反応液を減圧下で濃縮する。残渣を酢酸エチル20dに
溶解させ、4%硫酸水素カリウム水溶液、4%炭酸水素
ナトリウム水溶液、飽和食塩水の各10dで順次洗浄す
る。
分離有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後に無機塩を
濾去し、減圧下で濃縮する。残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(n−ヘキサン−酢酸エチル(4:1
))にて精製を行い、溶出液を減圧下で濃縮乾燥すると
、L−N−((2RorS)−2−(1−ナフチルメチ
ル)−3−パラトルエンスルホニルオキシプロビオニル
)ノルロイシンtert−ブチルエステル2641!g
を無色透明シロップとして得る。
Rf値: 0.44(n−ヘキサン−酢酸エチル(3:
1))NMR(300MHz、CDC1,) δppm  :  0.86(3H,t、J=7Hz)
、 1.05−1.4(4H,m)1.39(9■、s
)、 1.52(1)1.m)、 1.70(IH。
l11)、 2.44(3H,s)、 2.93(IH
,m)。
3.28(2H,m)、4.15(1)!、dd、J=
6.10Hz)。
4.28(2H,m)、 5.78(11,d、J=8
Hz)。
7.19〜7.38(5H,m)、 7.51(2H,
m)。
7.72(2H,m)、7.85(IH,m)、7.9
3(IH,m)(6) L−N−((2RorS)−3
−エチルチオ−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニ
ル)ノルロイシンtert−ブチルエステル L−N−((2RorS)−2−(1−ナフチルメチル
)−3−パラトルエンスルホニルオキシプロビオニル1
ノルロイシンtert−ブチルエステル30■を無水D
llF0.2dに溶解させる。別に水素化ナトリウム6
4■、及びエチルメルカプタン0.3−より作られるチ
オアルコキシドの懸濁液(無水DMF1.8mA中)を
作り、これの0.5mg、を上記の反応液に加える。室
温30分反応させた後、水約1−を加える。ベンゼン2
0mEを反応液に加えて希釈し、水tog、飽和食塩水
10或で順次洗浄する。分離有機層を無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後減圧濃縮及び乾燥させ、無色透明シロップ
のし−N−((2RorS)−3−エチルチオ−2−(
1−ナフチルメチル)プロピオニル)ノルロイシンte
rt−ブチルエステルを23mg得る。
Rf値: 0.56(n−ヘキサン−酢酸エチル(3:
1))NMR(300M)Iz、CDC1,)δppm
  :  0.88(3H,t、J=7Hz)、  1
.1−1.4(7Tl、m)。
1.41(9H,s)、 1.59(LH,Ia)、 
1.75(IH、l)、 2.51(Ill、mL 2
.72(2B1m)+2.93(IH,m)、 3.3
9(2H,d、に6、’5Hz)。
4.36(IH,m)、 5.86(IH,d、に7H
z)。
7.35(2H,m)、 7.52(2H,m)、 7
.72(Ill)7.85(1■)、 8.0’7(I
H)赤外線吸収スペクトル(以下、IRと略す、)(K
Br) ν酬 +  1740.1660,1540,1520
,1390.1160(7) L−N−[(2RorS
)−3−エチルスルホニル−2−(l−ナフチルメチル
)プロピオニル1ノルロイシンtertブチルエステル L−N−((2RorS)−3−エチルチオ−2−(1
−ナフチルメチル)プロピオニル)ノルロイシンter
t−ブチルエステル23mgをメタノール1mHに溶解
させる。これに30%過酸化水素水0.1−及びタング
ステン酸ナトリウム・2水和物を触媒として加え、室温
1時間攪拌する6次に反応液を酢酸エチル20威で希釈
し、水10祇、飽粕食塩水10威で順次洗浄する0分離
有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で濃
縮乾燥すると、無色透明シロップの表題化合物22mg
を得る。
Rf値: 0.12(11−ヘキサン−酢酸エチル(3
:1))NKR(300MHz、CDC1,) δppm  :  0.85(3H,t、J=7HL)
、 1.1−1.35(7B、m)1.38(9H,s
)、 1.59(LH,m)、 1.72(1)1、+
u)、 2.82(21,m)、 3.01(IH,d
d、J=3.14.5Hz)、 3.26(IH,m)
 、3.41(2H,m)3.70(IH,dd、J=
9.14.5Hz)、 5.97(LH、d、J=7比
)、 7.30(LH,d、J=6比)。
7.38(1B、t、J=8Hz)、7.54(2H,
m)。
7.75(IH,d、J=8比)、 7.86(LH,
d、J=8比)、 8.02(1B、d、J=8.5比
)IR(KBr、neat) νaW  :  1740,1660,1540,13
10,1160.1110質量スペクトル(FAB−M
S)  420,476(M”+1)(8) (2RS
、4S、5S)−5−アミノ−2−エチル−4−ヒドロ
キシ−7−メチルオクタン酸イソブチルアミド・塩酸塩
(a)水素化ナトリウム(油性、60%)856mgを
窒素下に、n−ヘキサンで3回洗浄し、乾燥役得られる
粉末を、無水DMF7.2d中に窒素上懸濁させ、0℃
攪拌下、ジエチルフォスフォノ酢酸エチルエステル4.
26mRを1時間にわたって滴下する。室温で約1時間
攪拌後、0℃に冷却し、攪拌下ブロモエタン1.92或
を加え、55℃で一晩攪拌する1反応液を水40nfに
注ぎ、酢酸エチル20dで3回抽出する。有機層を水、
次いで飽和食塩水で洗浄、無水硫酸ナトリウムで乾燥後
、減圧上溶媒を留去する。残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーによりn−ヘキサン−アセトン(4:1
)を用いて精製する。
2−ジエチルフォスフォノブタン酸エチルエステルが油
状物として2.76g得られる。
Rf値: 0.63 (n−ヘキサン−酢酸エチル(1
:5))質量スペクトル m/z   253(M”+
1)NMR(’60MHz 、CDCl、 )δppm
  : 0.95(3H,t、、J’8Hz)、 1.
25(3H,t、J=8Hz)1.29(6H,t、J
=7Hz)、 1.6−2.1(2H,m)。
2.8(IH,ddd、J=22.7.7Hz)、 4
.05(2H,q。
J=8Hz)、 4.15(2H,q、J=7th)(
b) 3−c(4s、5S)−3−ベンジルオキシカル
ボニル−2゜2−ジメチル−4−イソブチルオキサゾリ
ジン−5−イル]−2−エチルー2−フロベン酸イソブ
チルアミドリチウムクロライド71.6Bを無水T肝5
dにア↓ゴン下懸濁させ、攪拌しながら2−ジエチルフ
ォスフォノブタン酸エチルエステル426■を無水TH
F0.6−に溶解させて加える。室温で5分攪拌後、1
゜8−ジアザビシクロ[5,4,01−7−ウンデセン
(以下、DBtlと略す、 )323+ogを50%無
水T旺溶液として加え、室温で10分間攪拌する6次い
で(4S、5R)−3−ベンジルオキシカルボニル−2
,2−ジメチル−5−ホルミル−4インブチルオキサゾ
リジン450mgを無水T旺1.0−に溶解させて加え
、室温で一晩攪拌する6反応液を0℃に冷却しながら、
1規定塩酸で中和する。次いで酢酸エチルで3回抽出し
、有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥する。
減圧上溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーによりn−ヘキサン−酢酸エチル(10:1
)を用イテ精製すル、3((4S、5S)−3−ベンジ
ルオキシカルボニル−2,2−ジメチル−4−イソブチ
ルオキサゾリジン−5−イルツー2−エチル−2−プロ
ペン酸エチルエステルが無色油状物として518mg得
られる。
Rf値: 0.53(n−ヘキサン−酢酸エチル(5:
1))NMR(60M比、(:D’CI、) δppm  :  0.7−1.8(21H,m)、 
2.32(2H,m)。
3.80(18,l11)、 4.20(2H,q、J
=7Hz)。
4.58(0,5H,dd、、C2,9Hz)、 5.
10(0,5H,m)、 5.11(2■、s)、 5
.85(0,5H,brd、J=9H2)、 6.66
(0,5H,d、J=9H2)。
7.30(5H,5) 3−((4S、5S)−3−ベンジルオキシカルボニル
−2,2−ジメチル−4−イソブチルオキサゾリジン−
5−イルツー2−エチル−2−プロペン酸エチルエステ
ル517mgを2規定水酸化カリウムのエタノール−水
(9;1)溶液3.10muに溶解し、室温で3時間攪
拌する。次に水冷下1規定塩酸により反応液をpH2に
調整し、水24威を加えて、酢酸エチル20−で3回抽
出する。有機層を水、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫
酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去する。3−[(
4S。
5S)−3−ベンジルオキシカルボニル−2,2−ジメ
チル4−イソブチルオキサゾリジン−5−イル]−2−
エチルー2−プロペン酸が無色油状物として得られる。
これを精製せずに無水DMF1.Omfl!に溶解し、
−10℃で攪拌しながら、イソブチルアミン145μt
、アジ化ジフェニルホスホリ・ル(以下、DPPAと略
す。)320μ2及びトリエチルアミン207成を加え
る。−10℃で1時間、さらに室温で一晩攪拌した後、
反応溶液に酢酸エチル60rdを加える。有機層を10
%クエン酸水溶液、水、4%炭酸水素ナトリウム水溶液
水、飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸ナトリウム
で乾燥する。減圧下溶媒留去し、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーにより、n−ヘキサン−酢酸エチ
ル(5:1)を用いて精製する。3−[(4S、5S)
−3−ベンジルオキシカルボニル−2,2−ジメチル−
4−イソブチルオキサゾリジン−5−イル]−2−エチ
ル−2(z)−プロペン酸イソブチルアミド204mg
及び3−((4S、5S)−3−ベンジルオキシカルボ
ニル−2,2ジメチル−4−イソブチルオキサゾリジン
−5−イルツー2−エチル−2(E)−プロペン酸イソ
ブチルアミド1511I1g、両者の混合物55Bが無
色油状物として得られる。
Rf値 2(z)異性体 0.37(ローヘキサン−酢酸エチル(5:2))2(
E)異性体 0.28(n−ヘキサン−酢酸エチル(5:2))NM
R(60MHz、CDC1,)   2(Z)異性体δ
ppm :  0.7−1.3(15H,m)、 1.
4−2.1(IOH,11)2.30(2H,m)、3
.20(2H,dd、J=6.6Hz)3.8(1B、
m)、 4.52(ill、dd、J=2.9Hz)5
.12(2H,s)、 5.60(LH,br d、J
−9Hz)、、 6.50(IH,m)、 7.30(
58,5)2(E)異性体 δppm  :  0.7−1.3(1511,i+)
、  1.3−2.0(IOH,l11)2.30(2
H,m)、3.10(2H,dd、J=6.6Hz)3
.75(IH,m)、4.52(II(、dd、J”2
.9Hz)5.04.(2H,s)、 5.75(IH
,m)、 6.00(IH,d、J:9Hz)、 7.
25(5H,5)(C) 3−[(4S、5S)−3−
ベンジルオキシカルボニル−2゜2−ジメチル−4−イ
ソブチルオキサゾリジン−5−イルツー2−エチル−2
(Z、E)−プロペン酸イソブチルアミド578■をメ
タノールIMに溶解する。パラジウム黒触媒を加え、4
時間にわたり水素を吹き込み続ける。この間約30分間
隔で、l規定塩酸0.2或を7回加え、反応液の弱酸性
を維持した。触媒な濾去後減圧下でfA縮する。得られ
る残渣をジクロロメタン−ベンゼン混合溶媒下に溶解さ
せ、減圧下に共沸濃縮させることにより乾燥させる0次
にジクロロメタン−ヘキサン混合溶媒下で同様に乾燥さ
せ、白色固体の(2R3,4S、5S)−5−アミノ−
2−エチル−4−ヒドロキシーフーメチルオクタン酸イ
ソブチルアミド塩酸塩455■を得る。
Rf値: 0.52,0.45(クロロホルム−メタノ
ール−濃アンモニア水(10:l:0.5))(9) 
(2R5,4S、5S)−5−[L−N−[(2Ror
S)−3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチ
ル)プロピオニル]ノルロイシル)アミノ−2−エチル
−4−ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸イソブチルア
ミド L−N−((2RorS)−3−エチルスルホニル−2
−(l−ナフチルメチル)プロピオニル)ノルロイシン
tert−ブチルエステル20■をジクロロメタン0.
5rnlに溶解させる。トリフルオロ酢酸(以下、TF
Aと略す、)0.5dを加え室温1時間反応させる。次
に減圧下で反応液を濃縮させ、得られるシロップをベン
ゼンで溶解する。これを減圧下で濃縮させ、共沸下に過
剰のTFAを気化させて除去し、最後に白色固体に乾固
せしめる。得られたL−N−((2RorS)−3−エ
チルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロピオ
ニル)ノルロイシンを減圧下で充分乾燥後、無水DMF
O63或に溶解する。−20℃下でトリエチルアミン1
2μg、 DPPA12dを順次加え攪拌する。5分後
、(2R5゜4S、5S)−5−アミノ−2−エチル−
4−ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸イソブチルアミ
ド・塩酸塩23mg及びトリエチルアミン10成を無水
DMF0.4d中に溶解させた溶液を先の反応液中に加
える。
20℃で1時間、5℃で終夜攪拌させた後、室温で3時
間攪拌する。次に反応液を酢酸エチル20或で希釈し、
5%硫酸水素カリウム水溶液、4%炭酸水素ナトリウム
水溶液、飽和食塩水の各LMで順次洗浄する。分離酢酸
エチル層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させる。無機塩
を濾去及び減圧濃縮後、得られる残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(クロロホルム−メタノール(4
0:1))で精製を行う。目的物の溶出画分を集めて濃
縮し、得られるシロップをエーテル溶液下で共沸濃縮し
て乾固する。白色固体として表題化合物23mgが得ら
れる。
Rf値: 0.65(クロロホルム−メタノール(10
:1))実施例2 (2RS、4S、5S)−5−(L−N−[(2Ror
S)−3−(ピリミジン−2−イル)スルホニル−2−
(1−ナフチルメチル)プロビオニルコノルロイシル)
アミノ−2−エチル−4−ヒドロキシ−7−メチルオク
タン酸イソブチルアミド(1) L−N−((2Ror
S)−3−(ピリミジン−2−イル)チオ−2−(1−
ナフチルメチル)プロピオニル)ノルロイシンtert
−ブチルエステル 実施例1で得られるL−N−((2RorS)−2−(
1−ナフチルメチル)−3−パラトルエンスルホニルオ
キシプロビオニル)ノルロイシンtert−ブチルエス
テル52■を無水DMF0.5dに溶解させる。別に水
素化ナトリウム約80■、及び2−メルカプトピリミジ
ン600■より調製されるチオアルコキシドの懸濁液(
無水DMF5−中)を用い、これの0.5−を上記の反
応液に加える。室温4時間反応させた後、水l−を加え
さらに酢酸エチル20m1!で希釈する6反応液を水で
洗浄(IM x 2)後飽和食塩水で洗浄する。有機層
を分取・し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後に減圧濃縮
する。得られるシロップをシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(n−ヘキサン−酢酸エチル(3:1))で精
製を行う、目的物を含む溶出画分を集めて濃縮乾燥後、
L−N−((2RorS )−3−(ピリミジン−2−
イル)チオ−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル
)ノルロイシンtert−ブチルエステル4111gを
シロップとして得る。
Rf値 :0.22(n−ヘキサン−酢酸エチル(3:
1))NMR(300MHz、CDC1,) δppm : 0.85(3H,t、JニアHz)、 
1.00−1.35(4H。
m)+ 1.37(98,s)、 1.56(IH+m
)+1.75(IH,m)、 3.04(IH,m)、
 3.38(IH。
dd、J=6.14Hz)、 3.48(28,m)、
 4.36(IH,m)、 6.13(LH,d、J=
7.5Hz)。
6.96(18,t、J=5m)、 7.3〜7.5(
4H,a+)。
7.70(dd、J・1.5,7.5比)、 7.83
(IH,m)8.12(IH,+n)、 8.45(1
)1.d、J=4.5比)(2) L−N−((2Ro
rS)−3−(ピリミジン−2−イル)スルボニル−2
−(1−ナフチルメチル)プロピオニル)ノルロイシン
tert−ブチルエステル L−N−((2RorS)−3−(ピリミジン−2−イ
ル)チオ−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル)
ノルロイシンtert−ブチルエステル38■をメタノ
ール1w1に溶解させる。これに30%過酸化水素水0
.25d、及びタングステン酸ナトリウム・2水和物1
8mgを加え、室温終夜反応させる1反応液を酢酸エチ
ル20m+!で希釈し、水10或、飽和食塩水(10m
gx2)で順次洗浄する。有機層を分取し、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥させる。l112圧下、濃縮乾燥の後
1表題化合物29■を白色粉末として得る。
Rf値 :0.26(n−A、キサン−酢酸エチル(C
1))NMR(300MHz、CDCl、) δppIII:  0.86(3H,t、J=7Hz)
、 1.20−1.38(4H。
m)+ 1.39(9Js)、 1.61(lJm)+
1.74(IH,+n)、 3.26(IH,m)、 
3.2〜3.3(3H,ir)、 3.50(IH,d
d、J=8.14Hz)。
3.72(lH,dd、J=3.15比)、 4.14
(IH。
dd、J:8.15Hz)、 4.30(IH,q、J
=6Hz)。
s、oa(to、d、J=aHz)、 7.3−7.4
(3o、m)。
7.5(2Lm)、 7.71(LH,d、J=8Hz
)。
?、82(18,m)、 7.97(LH,d、J=8
)Tz)。
8.63(1B、d、J=4゜5比)。
IR(KBr、neat) v am  :  3380,2960,2940.1
730.18?0,1570゜1390.1320,1
160.1120(3) (2RS、4S、5S)−5
−[L−N−[(2RorS)−3−(ピリミジン−2
−イル)スルホニル−2−(l−ナフチルメチル)プロ
ピオニル]ノルロイシル)アミノ−2−エチル−4−ヒ
ドロキシ−7−メチルオクタン酸イソブチルアミドL−
N−[(2RorS)−3−(ピリミジン−2−イル)
スルホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル
)ノルロインtert−ブチルエステル27■をジクロ
ロメタン0.5−に溶解させる。 TFAo、5mEを
加え、室温3時間反応させる1次に減圧下で反応液を濃
縮させ、得られるシロップをベンゼンに溶解させる。こ
れを減圧下で濃縮させ、共沸下に過剰のTFAを除去す
る。最後に白色固体に乾固せしめる。得られるL−N−
((2RorS)−3−(ピリミジン−2−イル)スル
ホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル)ノ
ルロイシンを減圧下で充分乾燥後、無水D!’IF0.
4dに溶解する。
ついで−20℃でトリエチルアミン211i、DPPA
14成を順次加え攪拌する。5分後、(2R3,4S、
5S)−5−アミノ−2−エチル−4−ヒドロキシ−7
−メチルオクタン酸イソブチルアミド塩酸塩27mg及
びトリエチルアミン15dを無水DMF0.5tIJl
に加えて調製した溶液を先の反応液中に加え、−20℃
で1時間、5℃で終夜攪拌させた後、室温で3時間攪拌
する0反応液を酢酸エチル20蛇で希釈し、5%硫酸水
素カリウム水溶液、4%炭酸水素ナトリウム水溶液、飽
和食塩水の各lO−で順次洗浄する。酢酸エチル層を分
取し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、無機塩を濾去
し、減圧濃縮する。得られる残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(グロロホルムーメタノール(40:
1))で精製を行う、目的物の溶出画分を集めて濃縮し
、得られるシロップをジクロロメタン−ヘキサン下で共
沸濃縮して乾固すると、白色固体の表題化合物31mg
を得る。
Rf値: 0.54(クロロホルム−メタノール(10
:1))NMR(300MHz、CDC1,) δppm  :  2.20(0,5H,m)、 2.
30(0,5H,m)。
3.0(18,m)、 3.12(LH,m)、 3.
28(2H。
m)、 3.5(LH,br)、 :j、6(IH,b
r)。
3.7(10,dd、J=2.14比)、 3.8〜3
.9(、IH。
br)、 4.0−4..1(IH,+11)、 4.
22(IB、+n)。
5.85(IH,br)、 6..2(IH,br)、
 6.42(IH,br)、 7.27−7.40(3
H,m)、 7.50(2H、m)、 7.72(IH
,d、J:8比)、 7.83(IH。
m)、 7.91(IH,m)、 8.55(18,、
t、、J=4.5Hz) IR(KBr、neat) 1cm  :  3300.2960.2B70,16
50,1560,1470゜13.90,1320,1
220.1130実施例3 (2RS、4S、5S)−5−(L−N−[(2Ror
S)−3−エチルスルホニル−2−(2,3−エチレン
ジオキシベンジル)プロピオニル]−δ−ヒドロキシノ
ルバリル)アミノ−2−エチル−4−ヒドロキシ−7−
メチルオクタン酸イソブチルアミド (1) 2.3−エチレンジオキシベンズアルデヒド2
.3−ジヒドロキシベンズアルデヒド12.04gを無
水り、M F 120 nil!に溶解させる。これに
1,2−ジブロモエタン9.0+を及び無水炭酸カリウ
ム12.1g、さらに酸化第■銅1.1gを加える0反
応液を135℃湯浴上にて3時間加熱還流させる。反応
液をベンゼン700成で希釈した復水500−で洗浄す
る。水層を分離した後ベンゼン(500mE X 2)
で抽出する。抽出有機層。
を先の分離有機層に合わせ無水硫酸マグネシウムで乾燥
させる。無機塩を濾去し減圧下で反応液を濃縮すると、
褐色シロップを得る。これをシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(n−ヘキサン−アセトン(5:1))を用
いて精製する。溶出液を減圧濃縮し、残渣をn−ヘキサ
ン−アセトンで再結晶する。
表題化合物7.0gの白色結晶(融点63〜64η)が
得られ(収率49%)1、また母液を濃縮乾燥後、表題
化合物3.2gの粗シロップ(収率22%)を得る。
NMR(300MHz、CDC1,) δppIIl: 4.31(2H,m)、 4.37(
2H,m)、 6.89(1B。
t、J=8Hz)、 7.08(IH,dd、J=j、
8Hz)。
7.39(IH,dd 、J−1,811z) 、 1
0.35(IH,5)(2) 2.3−エチレンジオキ
シベンジルアルコール2.3−エチレンジオキシベンズ
アルアルデヒド3.15gをエタノール50威に溶解さ
せる。水素化ホウ素ナトリウム1 、17gを加え、室
温1時間攪拌する。
反応液を減圧下で濃縮後酢酸エチル10Mを加え懸濁さ
せる。水100m1!、次に飽和食塩水100mEで洗
浄する0分離した酢酸エチル層を無水硫酸マグネシウム
で乾燥する。無機塩を濾去し、減圧濃縮後シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(n−へキサン−酢酸エチル(
2:1))で精製する。表題化合物の白色固体1.78
gを得る。
Rf値 : 0.2(n−ヘキサン−酢酸エチル(2+
1.)>(3) 2.3−エチレンジオキシベンジルク
ロライド2.3−エチレンジオキシベンジルアルコール
4.3gを無水ジクロロメタン50m1に溶解させる。
無水ピリジン2.1mEを滴下して加えた後、冷却下塩
化チオニル3.8或を徐々に加える。反応液を室温に戻
した後60℃湯浴上で3時間反応液を還流する。減圧濃
縮してシロップとし、酢酸エチル300iに溶解する。
0.1規定塩酸200nf、次いで飽和食塩水200或
で2回洗浄の後無水硫酸マグネシウムで乾燥する。無機
塩濾去及び減圧濃縮後シリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(n−ヘキサン−酢酸エチル(60:1))で精製
し、表題化合物4.0gをシロップとして得る。
Rf値: 0.64(n−ヘキサン−酢酸エチル(2:
1))(4) (2,3−エチレンジオキシベンジル)
マロン酸ジエチルエステル 2.3−エチレンジオキシベンジルクロライド及びマロ
ン酸ジエチルより、(1−ナフチルメチル)マロン酸ジ
エチルエステルを得る時と同様にして、(2,3−エチ
レンジオキシベンジル)マロン酸ジエチルエステルを得
る。
NMR(300MHz、CDC1,) δppm : 1.21(3H,t、J=7Hz)、 
3.17(2H,d、J=811z)3.82(2H,
d、に8Hz)、 4.15(4H,m)。
4.26(4PI、m)、 6.72(3H+m)IR
(KBr) V渭 :  2990,2940,2880.1?40
,1610,1480.1370(5) (2,3−エ
チレンジオキシベンジル)マロン酸エチルエステル (4)の生成物より、(1−ナフチルメチル)マロン酸
エチルエステルを得る時と同様にして(2,3−エチレ
ンジオキシベンジル)マロン酸エチルエステルを得る。
NMR(’300MHz、CDCl、)δppi :’
 1.20(3H,t、JニアHz)、 3.20(2
H,l11)。
3.85(IH,t、J=7.5Hz)、 4.15(
21(、m)。
IR(KBr) ν酬 +  2990.2940,2880,1740
,1610.1480(6) (2,3−エチレンジオ
キシベンジル)マロン酸tert−ブチルエステル (2,3−エチレンジオキシベンジル)マロン酸エチル
エステル846rdを無水ジクロロメタン20mgに溶
解させる。濃硫酸0.2mgを加えた後−78℃冷却下
にイソブチンガスを反応液に吹き込んで集める。約20
−のイソブチンを集めた後密封する1反応容器を室温に
戻し終夜攪拌する1次に反応器を開封し、室温常圧下で
イソブチンを気化させて除去する。
0.5モル炭酸ナトリウム水溶液100d及びジクロロ
メタン150dの混合溶液中に反応液を加え・激しく攪
拌する。有機層を分離し、飽和食塩水100m2で洗浄
後無水硫酸マグネシウムで乾燥する。無機塩を濾去後減
圧濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−
ヘキサン−酢酸エチル(4:1))で精製する。無色透
明シロップの表題化合物765■(収率75%)を得る
NにR(300MHy、、Cl)’CI、)δppII
l:  1.23(3H,t、J=7Hz)、 1.3
9(9)1.s)。
3.13(28,d、’j=8Hz)’、 3.74(
18,t、J=8Hz)、 L;15’(2L+n)、
 4.25(4H,m)。
6.72(3H,m) IR(KBr)            −ν酬 : 
2990.1730.14’80.1’:3”70,1
310.1280(7) 2−(2,3−エチレンジオ
キシベンジル)−3−ヒドロキシプロピオン酸tert
−ブチルエステル(2,3−エチレンジオキシベンジル
)マロン酸te’rt−ブチルエステル761Kをエタ
ラール20威に溶解する。水素化ホウ素ナトリウム0.
57gを加え、室温で終夜攪拌する。酢酸エチル150
mKで反応液を希釈し、水100mA、次に飽和食塩水
10M!で洗浄する。有機層を無水硫酸マグネシウムで
乾燥後減圧vA縮する。シリカゲルカラムクロマトグラ
フィ−(n−ヘキサン−酢酸エチル(3:1))で精製
後、表題化合物のシロップz4tmg(収率36%)を
得る。
NMIt (300MIIz、CDCl、 )δppm
 : 1.41(9H,s)、 2.39(11,t、
J=8.5tlz)。
2.88(3H,m)、 3.70(2H,n+)、 
4.25(4)(。
m)、 6.73(3H,m) IR(KBr) v ail  : 3480.29B0,2930,2
880,1730,1610゜1480、1370 (8) 2−(2,3−エチレンジオキシベンジル)−
3−バラトルエンスルホニルオキシブロビオン酸ter
t−ブチルエステル 2−(2,3−エチレンジオキシベンジル)−3−ヒド
ロキシプロピオン酸tert−ブチルエステル238[
を無水ピリジン4或に溶解させ、バラトルエンスルホニ
ルクロリドを170mg加える。終夜室温下で反応後減
圧濃縮する。残留物を酢酸エチル50m9に溶解し、5
%硫酸水素カリウム水溶液、4%炭酸水素ナトリウム水
溶液、飽和食塩水の各50+tで順次洗浄する。有機層
を無水硫酸マグネシウムで乾燥後減圧濃縮する。シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(叶ヘキサンー酢酸エチ
ル(3:1))で精製し、2−(2,3−エチレンジオ
キシベンジル)−3−パラトルエンスルホニルオキシブ
ロビオン酸tert−ブチルエステル257+ngを無
色透明シロツ°ブで得る。
NMR(300MHz、CDCl、 )δppm : 
 1.32(9H,s)、 2.45(3H,s)、 
2.78(2H。
m)t 3.02(1)1.m)、 4.11(2H艷
)+4.22(48,m)、 6.55(1B、dd、
J=8,1Hz)。
8.68(llt、t、J=8Hz)、 6.740)
I、dd、J=8゜IHz)、 7.32(28,d、
J=8H2)、 7.75<2H。
d、JII8Hz) (9)3−エチルスルホニル−2−(2,3−エチレン
ジオキシベンジル)プロピオン酸tert−ブチルエス
テル前項に得るトシル体87mgを無水DMF0.5−
に溶解し、水素化ナトリウム27ntg、エチルメルカ
プタン65パ、無水DMF0.5III9.からなる懸
濁液を加える。室温1時間攪拌後反応液に水1dを加え
る。ベンゼン20dを加え、水(10d X 2)、飽
和食塩水10−で順次洗浄する。有機層を無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後減圧濃縮する。58■のシロップを得
る0次にこれをメタノール2.5−に溶解させ、30%
過酸化水素水0.25d及びタングステン酸ナトリウム
・2水和物14mgを加え室温で1時間激しく攪拌する
1反応液をベンゼン20dで希釈し、水lO威次に飽和
食塩水10dで洗浄する。有機層を無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥後減圧vA縮して3−エチルスルホニル−2−
(2゜3−エチレンジオキシベンジル)プロピオン酸t
ert−ブチルエステルのシロップ57■を得る(収率
79%)。
NMR(300MHz、CDC1,) δpp@ コ 1.33(3H,C,J=8Hz)、 
 1.37(9Ls)。
2.8〜3.0(5H,11)、 3.39(IH,a
+)、 3.55(IH,dd、J=14.1OHz)
、 4.28(4H,l11)。
6.65(dd、J=8.IHz)、6.76(III
、t、J−8H2)6.79(IH,dd、J=8.I
H2)(10) L−0−アセチル−N−[3−エチル
スルホニル−2−(2゜3−エチレンジオキシベンジル
)プロピオニルツーδ−ヒドロキシノルバリンcert
−ブチルエステル3−エチルスルホニル−2−(2,3
−エチレンジオキシベンジル)プロピオン酸tert−
ブチルエステルをジクロロメタン及びTFA(1:1)
溶液1.2+dに溶解する。室温で3時間攪拌後減圧濃
縮する。残留物をベンゼン溶液として減圧濃縮し、共沸
乾燥せしめる。得られるシロップをDPPA法(トリエ
チルアミン184 、DPPA12μg 、無水D?I
F2d)を用い、L−0−7tチル−δ−ヒドロキシノ
ルバリン乞ert−ブチルエステルと縮合反応を行い、
シリカゲルカラムクロマトグラフィー精製後、極性成分
のジアステレオマー26■(収率34%)、非極性成分
のジアステレオマー36■(収率47%)をそれぞれシ
ロップとして得る。
・極性成分 NMR δppm : 1.32(3N、t、J=8Hz)、 1.45(9H
,s)。
2.05(3H,s)、 2.78(LH,dd、J=
14,9Hz)。
2.85−3.0(4H,11)、 3.26(IH,
m)。
3.67(18,dd、J=14.10Hz)、 4.
05(2H,t。
J=7比)、 4.2−4.4(58,m)、 6.2
9(IH,d。
J=8比)、 6.6(11,dd、J=8,1Hz)
、6.72(IH,t、J=8)1z)、 6.77(
11(、dd、J=8.IHz)IR(KBr) v aa  : 3370,2980,2940,17
40,1680,1540゜1480.1460,14
00.1370・非極性成分 NMR δppm : 1.32(38,t、J=8Hz)、 
1.45(9B、s)。
2.05(3Ls)、 2.8−3.0(5)!、m)
、 3.30(1B、m)、 3.67(IH,dd、
J=14.10Hz)。
3.9.3(2B、t、J=6.5比)、 4.25〜
4.4(58゜m)、 6.26(IH,d、J=8t
h)、 6.62(18,dd。
J=8.1比)、 6.73(1)1.t、J=8七)
6.78(IH,dd、J=8.1比)IR(KBr) v ail  : 3360,2980,2940,1
740,1680,1540゜1480.1460,1
400.1370(11) (2R5,4S、5S)−
5−(L−N−C(2RorS)−3−エチルスルホニ
ル−2−(2,3−エチレンジオキシベンジル)プロピ
オニル]−δ−ヒドロキシノルバリル)アミノ−2−エ
チル−4−ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸イソブチ
ルアミド 前項(10)に得る生成物の非極性成分34rngを常
法によりジクロロメタン及びTFA混合溶液中で脱エス
テル化し、DPPA法にて、(2R5,4S、5S)−
5−アミノ−2−エチル−4−ヒドロキシ−7−メチル
オクタン酸インブチルアミド24mgと縮合する。カラ
ム精製により50ntgの縮合物を得、これをエタノー
ル−水(10:1)1.5nfに溶解し、2規定水酸化
カリウム溶液(エタノール−水(10:1))0.8−
を加えて脱アセチル化する。1時間後反応液を中和し、
酢酸エチルで抽出及び飽和食塩水で洗浄後シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーで精製する。乾燥後表題化合物
を白色固体として23■得る。
Rf値: 0.33(り00ホルム−メタ/ −7L、
(10:1))(12) (2R5,4S’、5S)−
5−[L−N−[(2SorR)−3−エチルスルホニ
ル−2−(2,3−エチレンジオキシベンジル)プロピ
オニル]−δ−ヒドロキシノルバリル)アミノ−2−エ
チル−4−ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸イソブチ
ルアミド 前項(10)に得る生成物の極性成分24I1gを(1
1)と同様に処理し、表題化合物を(11)の表題化合
物のステレオアイソマーとして10■得る6Rf値: 
0.33(クロロホルム−メタノール(10:1))実
施例4 (2S、4S、55)−5−(L−N−[(2RorS
)−3−(1−メチルテトラゾール−5−イル)スルホ
ニル−2−(l−ナフチルメチル)プロピオニル]ノル
ロイシル)アミノ−2−エチル−4−ヒドロキシーフー
メチルオクタン酸インブチルアミド (a)実施例1−(5)で得られるL−N−[(2Ro
rS)−2−(1−ナフチルメチル)−3−パラトルエ
ンスルホニルオキシプロビオニル]ノルロイシンter
t−ブチルエステル40mgを無水DMF0.5mgに
溶解させる。1−メチル−5−メルカブトテトラゾール
ソデイウム20■を加え室温終夜反応させる1反応液を
酢酸エチル15−で希釈し、水(IMり、飽和食塩水(
10dX2)で洗浄する。分離有機層を無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後減圧m2’aし、L−N−[(2RorS
)−3−(1−メチルテトラゾール−5−イル)千オー
2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイシ
ンtert−ブチルエステル36■をシロップとして得
る。
Rf値: 0.79(n−ヘキサン−酢酸エチル(,1
:1))(b) L−N−[(2RorS)−3−(1
−メチルテトラゾール−5−イル)チオ−2−(1−ナ
フチルメチル)プロピオニル]ノルロイシンtert−
ブチルエステル36mgをメタノール1,2−に溶解さ
せる。30%過酸化水素0.3d、タングステン酸ナト
リウム・2水和物20mgを加え、室温で2時間攪拌す
る。次に、反応液を酢酸エチル15畝で希釈した後、水
10d、飽和食塩水10m1!、で順次洗浄する。分離
有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥する。無機塩J先
後に減圧amさせ、L−N−[(2RorS)−3−(
1−メチルテトラゾール−5−イル)スルホニル−2−
(1−ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイシンt
ert−ブチルエステル34mgをシロップとして得る
Rf値 :Q;70(n−ヘキサン−酢酸エチル(1:
l))NMR(300MHz、CDCl、) δppm : 0.85(3H,t、J=7Hz)、 
1.02−1.40(13H。
m)、 1.55(18,’m)、 1.70(IH,
m)、 3.35(IH,m)、 3.45(2H,m
)、 3.74(LH,dd、J=3.15Hz)、 
4..17(11(、m)、 4.24(38,s)4
.33(1)1.dd、J=8.15比)、 5.81
(ILd。
J=8Hz)、 7.30(18,d、J=8Hz)、
 7.38(111、t、J=8比)、 7.55(2
H,m)、 7.76(1B。
d、J=81(z)、 7.87(l)I、d、J=8
比)、8.01(IH,d、に8Hz) IR(KBr、neat) V ait  :  3350,2970,2940,
2870,1740,1670,1530゜1460.
1400,1370,1350,1250,1220.
1140(c) L−N−[(2RorS)−3−(1
−メチルテトラゾール−5イル)スルホニル−2−(1
−ナフチルメチル)プロビオニルコノルロイシンter
t−ブチルエステル32mgをジクロロメタン0.7−
に溶解させる1、TFAo、5m+!を加え、室温で1
時間反応させる1次に減圧下で濃縮後、得られるシロッ
プをベンゼン、ベンゼン−n−ヘキサンにて順次溶解し
、ついで減圧下で共沸濃縮を行い、淡黄色の粉末とする
。得られるL−N−[(2RorS)−3−(1−メチ
ルテトラゾール−5−イル)スルホニル−2−(l−ナ
フチルメチル)プロビオニルコノルロイシンを減圧下で
充分乾燥後、無水DMF0.5dに溶解させ、−20℃
下でトリエチルアミン214゜DPPA17μtを順次
加え、攪拌する。5分後(2R3,4S、5S)−5−
アミノ−2−エチル−4−ヒドロキシ−7−メチルオク
タン酸イソブチルアミド塩酸塩22mg、トリエチルア
ミン22μe及び無水DMF8.5dの混合液を反応液
に加え、−20℃で1時間、次いで5℃で終夜攪拌する
1反応液を酢酸エチル20−で希釈し、2%炭酸水素ナ
トリウム水溶液LM、飽和食塩水10dで順次洗浄する
0分離酢酸エチル層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させる
6次いで無機塩を濾去し、減圧濃縮役得られる残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム−メ
タノール(10:1))で精製し、目的物の溶出画分を
集め、濃縮する。残渣をエーテル−ペンタン溶液中で、
再沈させると(2S、4S、5S)−5−(L−N−[
(2RorS)−3−(1−メチルテトラゾール−5−
イル)スルホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロピ
オニル]ノルロイシル)アミノ−2−エチル−4−ヒド
ロキシ−7−メチルオクタン酸イソブチルアミド33m
gを白色固体として得る。
Rf値: 0.64,0.59(クロロホルム−メタノ
ール(to:1)) NMR(300MHz、CDCl、) δppm : 2.18(0,5H,m)、 2.29
(0,5)1.m)、 3.03(IH,m)、 4.
20(3B、s)、 4.28(LH,m)。
5.79(0,5H,br t)、 5.83(0,5
tl、br t)。
5、.98(0,511、d 、J=8!h )、、 
6.02(,0,5H、d 。
J=8Hz)、 6.15(0,5H,d、J=8比)
、 6.22(0,5H,d、J=8土)、 7.31
(IH,d、J=8比)。
7 、38(LH、t 、J=81(z ) + 7 
、55(2H、m) 。
7.78(IH,d、J=8比)、 7.87(ill
、d、J=8比)、 7.99(IH,d、J=8比)
IR(KBr) v ail  :  3320,2960,1650,
1550,1470,1340.1140実施例5 (2R5,4S、5S)−5−(L−N−((2S)−
3−(1,3,4−チアジアゾール−2−イル)チオ−
2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイシ
ル)アミノ−2−エチル−4−ヒドロキシ−7−メチル
オクタン酸イソブチルアミド(1)L・−N−[(2S
)−3−(1,3,4−チアジアゾール−2−イル)チ
オ−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル)ノルロ
イシンtert−ブチルエステル L−N−[(2R)−(1−ナフチルメチル)−3−パ
ラトルエンスルホニルオキシプロビオニル)ノルロイシ
ンtert−ブチルエステル37mgを無水DMF0.
5m9jこ溶解させる。水素化ナトリウム21帽訃メル
カプト−1゜3.4−チアジアゾール85mg及び無水
DMF0,8−からなる溶液を加え、室温で終夜反応後
、酢酸エチル20−で希釈し、水20威、飽和食塩水L
Mで順次洗浄する。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、減圧濃縮する。残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(n−ヘキサン−酢酸エチル(2:1))で精
製を行い、表題化合物42■をシロップとして得る。
NMR(300MHz、CDC1,) δppm : 0,84(3H,t、J=8.511z
)、 1.1−1.4(4H,m)1.4−1.8(2
Lm)、 3.24(II(、m)、 3.4−3.5
(2H,m)、 3.69(2H,m)、 7.34(
2H,d。
J=7Hz)、 7.46(2H,dt、J=7.IH
z)。
7.53(2H,dt、J=7.IHz)、 7.70
(IH,m)。
7.82(LH,dd、J=8.IHz)、 8.07
(IH,dd。
J4,1Hz)、 9.01(IH,5)(2) (2
RS、4S、5S)−5−(L−N−[(2S)−3−
(1,3,4−チアジアゾール−2−イル)チオ−2−
(1−ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイシル)
アミノ−2−エチル−4−ヒドロキシ−7−メチルオク
タン酸イソブチルアミド(1)に得るL−N−+(2S
)−3−(1,3,4−チアジアゾール−2−イル)チ
オ−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル)ノルロ
イシンtert−ブチルエステル40II1gをジクロ
ロメタン0.5mg 、TFAo、5d混合溶液中で脱
エステル化させる。減圧濃縮後、DEAE TOYOパ
ール650Mesh(OH−)樹脂にメタノール−水(
10:1)溶液で吸着させる。0,2規定酢酸(メタノ
ール−水(to:1))溶液で溶出し、目的物の溶出画
分を集めて減圧濃縮する。残渣シロップを酢酸エチル1
0dに溶解した後、飽和食塩水(8゛戒X2)で洗浄す
る。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮し
、22mgの固体であるL−N−[(2S)−3−(1
,3,4−チアジアゾール−2−イル)チオ−2−(1
−ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイシンを得る
。これを叶PA法を用いて(2RS、4S、5S)−5
−アミノ−2−エチル−4−ヒドロキシ−7−メチルオ
クタン酸イソブチルアミドと縮合させる。シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(クロロホルム−メタノール(
40:1))で精製後、表題化合物21mgを得る。
RE値: 0.15(り00 ホルム−メタ/ −ル(
30:1))実施例6 (2R5、4S 、 5S )−5−[L−N−[(2
S )−3−(ピリミジン−2イル)チオ−2−(1−
ナフチルメチル)プロビオニルコノルロイシル)アミノ
−2−エチル−4−ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸
インブチルアミド L−N−((2S )−3−(ピリミジン−2−イル)
チオ−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル)ノル
ロイシンtert−ブチルエステル22■をジクロロメ
タン−TFA(1:1)溶液1mlに溶解し、3時間後
減圧濃縮させ、次にベンゼン溶液で共沸濃縮及び乾固す
る。これをDPPA法(トリエチルアミン18Ii、D
PPA12μg、(2R5゜4S、5S)−5−アミノ
−2−エチル−4−ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸
イソブチルアミド18[、無水DMF2mjりで縮合す
る。常法による後処理及びシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィ−(クロロホルム−メタノール(40二l))で
精製後、表題化合物の微黄色固体24■を得る。
Rf値: 0.33(クロロホルム−メタノール(30
:1)実施例7 (2R3,4S、5S)−5−(L−N−[:(2S)
−3−(ピリミジン−2−イル)スルフィニル−2−(
1−ナフチルメチル)プロビオニルコノルロイシル)ア
ミノ−2−エチル−4−とドロキシ−7−メチルオクタ
ン酸イソブチルアミド(1) L−N−((2S)−3
−(ピリミジン−2−イル)スルフィニル−2−(1−
ナフチルメチル)プロピオニル)ノルロイシンtert
−ブチルエステル L−N−((2S)−3−(ピリミジン−2−イル)チ
オ−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル)ノルロ
イシンtert−ブチルエステル29■をメタノール1
m2.30%過酸化水素水0.1dの混合溶液に溶解す
る。タングステン酸ナトリウム2水和物を2mg加え、
室温で3時間攪拌する。酢酸エチル20dで反応液を希
釈し。
水10d 、次に飽和食塩水LMで洗浄する。酢酸エチ
ル層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後減圧濃縮し、残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン−
酢酸エチル(1: 1−1 :2))で精製を行う。
スルホン化合物12rngのほか、スルフィニル化合物
の表題化合物8■を得る。
Rf値: 0.14(n−Aキサン−酢酸エチル(1:
1))NMRスペクトル(300Ml(z、CDC1,
)δppm : 0.83(1■、t、J=7.5H2
)、 0.89(2H,t。
J=7゜5Hz) (2) (2R5,4S、5S)−5−(L−N−[:
(2S)−3−(ピリミジン−2−イル)スルフィニル
−2−(l−ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイ
シル)アミノ−2−エチル−4−ヒドロキシ−7−メチ
ルオクタン酸イソブチルアミド(1)に得る化合物8m
gをジクロロメタン0.2nfに溶解し、TFAo、3
5mgを加える。室温1.5時間後減圧濃縮し、残渣を
ベンゼン−ペンタン溶液下で減圧濃縮して乾固させる。
残渣を無水DMF0.5rd、に溶解し、−15℃に冷
却下トリエチルアミン5μQ 、DPPA6d 。
及び(2R3,4S、5S)−5−アミノ−2−エチル
−4−ヒト′ロキシー7−メチルオクタン酸イソブチル
アミド7mgとトリエチルアミン4越の無水DMF(0
,3m1L)溶液を順次加える。−15℃で1時間、さ
らに5℃で終夜攪拌する。次に酢酸エチル20−で希釈
した後、4%炭酸水素ナトリウム水溶液水LM、飽和食
塩水10−で順次洗浄する。有機層を分離し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥後減圧′a縮する。残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(クロロホルム−メタノール
(30:1))で精製後、7 、1 mgの表題化合物
を得る。
Rf値: 0.13,0.17(クロロホルム−メタノ
ール(30:1)) NMR(300にHz、CDCl、 )δppm : 
0.8−1.0(18H,a+)、 1.0−2.0(
14H,m)。
2.25(IH,a+)、 3.8−4.3(IIH)
実施例8 (2RorS、4S、5S)−5−(L−NI(2Ro
rS)−3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメ
チル)プロピオニル]ノルロイシル)アミノ−2−エチ
ル−4−ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸2−モルホ
リノエチルアミドL−N−[(2S)−3−エチルスル
ホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル]ノ
ルロイシン41 、1 mgを無水DMF0.25−に
溶解し、−15℃攪拌下、トリエチルアミン52d 、
 DPPA26通、(2R3,4S、5S)−5−アミ
ノ−2−エチル−4−ヒドロキシオクタン酸2−モルホ
リノエチルアミド・2塩酸塩49■の無水DMF溶液0
.5nR,を加える。室温で終夜攪拌した後、反応液に
酢酸エチル20dを加え、水、飽和食塩水で洗浄する。
有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下で溶媒
を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
により、クロロホルム−メタノール(30:1)で精製
し、表題化合物20.2mgを白色粉末として得る。
Rf値: 0.10(クロロホルム−メタノール(30
:1))質量スペクトル mHz  731(M”+1
)NMR(300MHz、CDCl、) δppm : 0.83−1.02(12H,m)、 
1.19−1.94(14H。
m)、2.18〜2.59(7H,m)、 2.72〜
2.90(2H。
m)、 3.00(IH,d、、J’14Hz)、 3
.25−3.92(12H9I11)、4.21(l■
、ddd、J:4.7,13H2)。
6.05−6.20(2H,m) −6,28−6,3
5(IH,m)。
7.32−7.46(2B、m)、 7.49−7.6
4(2H,m)。
7.78(IH,d、J=8Hz)、 7.88(IH
,d、J’8Hz)、 8.03(1B、d、J=8H
z)実施例9 (2R3,,4S、5S)−5−[L−N−[(2S)
−3−エチルスルホニル−2−(4−キノリルメチル)
プロピオニル]ノルロイシル)アミノ−2−エチル−4
−ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸イソブチルアミド (1)2−ジエチルホスホノ−3−(4−キノリル)プ
ロピオン酸エチルエステル 水素化ナトリウム1.2gを無水DMF30mQに懸濁
させ、水冷下ジエチルホスホノ酢酸エチルエステル5 
、9 tallを滴下して加える。室温1時間攪拌後回
度水冷下で(4−クロロメチル)キノリン5.31gの
無水DMF溶液12威を加える。10分後室温に戻し、
終夜攪拌する。0.5規定塩酸200威を反応液に加え
て酸性とし、酢酸エチル200 dで洗浄する。水層を
分離した復炭酸水素ナトリウム約20gを加えて塩基性
とし、酢酸エチル300dで生成物を抽出する。
飽和食塩水200威で酢酸エチル層を洗い、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後減圧濃縮する。残留物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(酢酸エチル)で精製及び減圧
乾燥後、表題化合物6.41g(収率59%)を黄色シ
ロップとして得る。
NMR(300MHz、CDcl、) δppm : 1.13(3H,t、J=7.0Hz)
、 1.38(3B、t、J=7.1)1z)、 1.
40(3H,t、J=7.2Hz)、 3.40(dd
d、J=23.0,10.9,3.6Hz)、 3.6
5(ltl。
m)、 3.76(1)1.a+)、 4.10(2H
,m)、 4.24(4H,o+)、 7.27(LH
,d、J=4.9Hz)、 7.61(、ddd、J=
8.5,7.0,1.6Hz)、 7.73(ddd。
J=8.3,6.9,1.5)、 8.07(II(、
dd、J=8..6゜1.0)、 8.12(IH,d
d、J=8.6,1.0Hz)。
8.80(IH,d、J=4.4)1z)(2) 2−
(4−キノリルメチル)アクリル酸エチルエステル 無水塩化リチウム140rr1gを無水THE7rd、
に溶解させ、2−ジエチルホスホノ−3−(4−キノリ
ル)プロピオン酸エチルエステル1.04gのT旺溶液
3I119を加える。 DBU−THF(12:25)
1.7或を加え、さらにパラホルムアルデヒド0.14
gのT旺溶液3dを加える。1時間室温で攪拌した後、
不溶物を濾去する。少量のベンゼンで濾取物を洗い、濾
液を酢酸エチル60−で希釈し、水40d9次いで飽和
食塩水40m2で洗浄する。有機層を無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥、濃縮。
そしてシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキ
サン−酢酸エチル(3:1))で精製の後、表題化合物
を601mgのシロップとして得る。
NMR(300MHz、CDCl、) δppm : 1.29(3H,t、J=7.2Hz)
、 4.11(2H,s)。
4.24(2H,q、J=7.1Hz)、 5.32(
IH,s)。
6.32(LH,s)、 7.24(In、d、J=4
.3Hz)。
7、’55(IH,ddd、J=8.3,6.8,1.
5Hz)。
7.71(18,ddd、J=8.3..6.8,1.
5Hz)。
7.97(IH,dd、J=8.7,1.6Hz)、 
8.13(IH。
dd、J=7.9,0.7Hz)、 8.84(IH,
d、J=4.3Hz) (3)3−エチルチオ−2−(4−キノリルメチル)プ
ロピオン酸 2−(4−キノリルメチル)アクリル酸エチルエステル
597mgをエチルメルカプタン3dに溶解する。
カリウムtert−ブトキシド50IIIgを加え室温
2時間攪拌する1次に酢酸エチル60−で反応液を希釈
し、水40m+!次いで飽和食塩水4Mで洗浄する。有
機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後減圧濃縮する。
残留シロップをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
n−ヘキサン−酢酸エチル(5:2))で精製及び乾燥
後640■(収率85%)の3−エチルチオ−2−(4
−キノリルメチル)プロピオン酸をシロップとして得る
Rf値: 0.47(n−ヘキサン−酢酸エチル(1:
1))NMR(300MHz、CDC1,) δppm : 1.10(3H,t、J=7.31(z
)、 1.25(3H,t、J=7.3Hz)、 2.
56(2H,q、J=7.5Hz)、 2.74(18
,dd、J=13.0,7.0Hz)、 2.91(1
B、dd。
J=13.2,7.2Hz)、 3.04(1B、a+
)、 3.39(1B、dd、J=13.9,8.5H
z)、 3.51(LH,dd。
J=13.9,5.9Hz)、 4.05(2B、a+
)、 7.26(IH,d、J=4.4Hz)、 7.
59(1,5H,ddd、J=8.4,6.9)!z)
、 7.72(ddd、J=8.3,6.9゜1.4H
z)、 8.09(IH,dd、J=8.7,1.4H
z)。
8.12(1)1.dd、J=9.7,0.9Hz)、
 8.80(18゜d、J=4.4+1z) 次にこれを水酸化カリウムのエタノール−水(10:1
)溶液(1規定、12m1りを用いてケン化し、室温で
3時間放置後室温下で濃縮して2〜3威とする。水35
dを加えて希釈し、エーテル40或を用いて洗浄する。
水層を分離し、1規定塩酸的LMを加えて中和後1食塩
5gを加える。酢酸エチル−エタノール(10:1)の
40或で4回抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ
る。無機塩濾去後減圧v!A縮すると。
表題化合物の白色結晶502■(収率54%)を得る。
融点 :168〜170℃ (4) L−N−[(2RorS)−3−エチルチオ−
2−(4−キノリルメチル)プロピオニル]ノルロイシ
ンtert−ブチルエステル 3−エチルチオ−2−(4−キノリルメチル)−プロピ
オン酸255mgを無水DI’1F4−中にて、トリエ
チルアミン0.19m1!(1,5eq)、DPP^0
,26rd(1,3eq)及びし−ノルロイシンter
t−ブチルエステル248■と縮合反応を行う、常法の
後処理の後シリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−
ヘキサン−酢酸エチル(2:1))で精製を行う、ジア
ステレオマーの極性成分を189mg(収率46%)、
非極性成分188mg(収率46%)をそれぞれシロッ
プとして得る。
NMR(300MHz、CDC1,) ・極性成分 δppo+ + 2.54(2H,+a)、 2.72
(2H,a+)、 2.93(1B。
dd、、CI4.2,9.5Hz)、 3.41(2H
,m)。
4.34(IH,m)、 5.89(IH,d、J=7
.5Hz)・非極性成分 δppm :  2.59(2H,q、J=7.0Hz
)、 2.71(IH,m)。
2.79(IH,dd、J=13.l、7.2)、 2
.97(IH。
dd、J=12.8,6.9Hz)’、  3.33(
IH,dd、J=13.2,9.8Hz)、 3.55
(IH,dd、J=13.6,4.3Hz)、 4.3
4(IH,n+)、 5.74(IH,d、J=7.5
Hz)(5) (2R5,4S、5S)−5−(L−N
−((2S)−3−エチルスルホニル−2−(4−キノ
リルメチル)プロピオニル]ノルロイシル)アミノ−2
−エチル−4−ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸イン
ブチルアミド (4)に得る極性成分L−N−((2S)−3−エチル
チオ−2−(4−キノリルメチル)プロピオニル]ノル
ロイシンtert−ブチルエステル86■を常法の過酸
化水素水−タングステン酸ナトリウムで酸化を行い、L
−N−[(2S ’)−3−エチルスルホニル−2−(
4−キノリルメチル)プロピオニル]ノルロイシンte
rt−ブチルエステル88■を得る。これをジクロロメ
タン−TFA溶液で脱エステル化させ、DPPA法を用
いて(2SR,4S、5S)−5−アミノ−2−エチル
−4−ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸イソブチルア
ミドと縮合させ、表題化合物39mgを得る。
Rf値: 0.48(クロロホルム−メタノール(10
:1))実施例10 (2R3,4S、5S)−5−[L−N−[(2S)−
3−エチルスルホニル−2−(8−キノリルメチル)プ
ロピオニル]ノルロイシル)アミノ−2−エチル−4−
ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸イソブチルアミド (1)3−エチルチオ−2−(8−キノリルメチル)プ
ロピオン酸 実施例9の(1)〜(3)と同様にして、2−ジエチル
ホスホノ−3−(8−キノリル)プロピオン酸エチルエ
ステルよりホルマリンとのホーナーエモンス反応、続い
てエチルメルカプタンとのマイケル付加反応、及び水酸
化カリウムによるケン化を経て表題化合物を得る。
融点  143〜145℃ NMR(300MIlz、CDCl、 )δppm :
 1.16(3H,t、J=7.5Hz)、 2.41
(2H,m)。
2.83(LH,dd、J=9.1Hz)、 2.96
(IH,m)。
3.15(LH,dd、J=5.4,12.4Hz)、
 3.22(IH,dd、J=4.7,14.9Hz)
、 3.87(18,dd。
J=4.2,14.6Hz)、 7.59(2H,l1
1)、 7.83(2H,Io)、 8.38(LH,
dd、J=1.1,8.5Hz)。
8.92(IH,dd、J’1.7,4.7Hz)(2
) N−[3−エチルスルホニル−2−(8−キノリル
メチル)プロピオニル〕ノルロイシンtert−ブチル
エステル (1)に得る3−エチルチオ−2−(8−キノリルメチ
ル)プロピオン酸114Mをノルロイシンtert−ブ
チルエステルと常法のDPPA法により縮合する。シリ
カゲルカラムクロマトグラフノーで精製後149■の縮
合生成物を得る(収率81%)。次にやはり常法にて通
、酸化水素水−タングステン酸ナトリウムで酸化を行い
、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン
−酢酸エチル(1:l))で分離精製する。
ジアステレオアイソマーの極性成分として79■(収率
50%)、非極性成分として68■(収率43%)をそ
れぞれシロップ、とじて得る。
NNR(300M)Iz、CDC1,)・非極性成分 δ pp+n  二2.83−3.03(3H,m)、
  3.22(IH+dd、J=7..3゜13.0H
z)、  3.60(IH,l11)、 3.71(L
H,m)、。
3.87(LH、dd 、J=9.7 、14.5Hz
) 、4.32(IH、m)・極性成分 δl)pm :2.8−3.0(3H,m)、 3.0
8(IH,dd、J=8.7゜13.2Hz)、 3.
53(IH,br)、3.88(dd、J=10.2゜
14.7Hz)、 3.91(IH,m)、 4.42
(IH,m)(3) (2R3,45,5S>−5−(
L−N−[(2S)−3−エチルスルホニル−2−(8
−キノリルメチル)プロビオニルコノルロイシル)アミ
ノ−2−エチル−4−ヒドロキシ−7−メチルオクタン
酸イソブチルアミド (2)に得る極性成分のジアステレオアイソマー19■
をジクロロメタン0.5mff1 、T、FAo、7+
u2に溶解し、室温5時間反応させる0次に減圧濃縮し
て得られる残留物をジグコロメタン。ベンゼン、n−ペ
ンタンの各溶液で減圧′a縮する事により、共沸乾燥せ
しめ、21■の固体を得る。これを常法によりDPPA
法で、(2RS、4S、、5S)−5−アミノ−2−エ
チル−4−ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸イソブチ
ルアミドと縮合反応を行い、シリカゲルカラムクロマト
グラフィー(クロロホルム−メタノール(30:1))
で精製すると、lomgの固体である表題化合物を得る
Rf値: 0.54(クロロホルム−メタノール(1,
0:、、、1 ) )(4) (2R5,4S、5S)
−5−(L−N−[(2R)−3−エチルスルホニル−
2−(8−キノリルメチル)プロピオニル]ノルロイシ
ル)アミノ−2−エチル−4−ヒドロキシ−7−メチル
オクタン酸イソブチルアミド (2)に得る非極性成分のジアステレオアイソマー21
mgを(3)に行う方法と同様に処理し、脱tert−
ブチルエステル化のQDPPA法で縮合反応を行う。
シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製後、(3)
の表題化合物のステレオアイソマーである表題化合物を
白色固体として15mg得る。
Rf値: 0.49(クロロホルム−メタノール(1,
0:1))実施例11 (2RS、4S、5S)−5−(L−N″−[2(Ro
rS)−3−エチルスルホニル−2−(8−キノリルメ
チル)プロピオニル]ヒスチジル)アミノ−2−エチル
−4−ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸インブチルア
ミド (1) L−Nα−tert−ブトキシカルボニル−H
I+m−トリフェニルメチルヒスチジンメチルエステル
L−N”−tert−ブトキシカルボニルヒスチジンメ
チルエステル1.’43gを無水ジクロロメタン15m
uに溶解する。トリフェニルメチルクロリ下1.8gを
加え、さらにトリエチルアミン0.81mEを加える。
室温で30分攪拌した後クロロホルム150+nQで反
応液を希釈する。水100mgで反応液を洗浄後無水硫
酸ナトリウムで乾燥させる。無機塩濾去及び減圧濃縮後
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム−
メタノール(30:1))でn製する。表題化合物を白
色固体として、2.6g得る(収率89%)。
Rf値: 0.31(クロロホルム−メタ/ −/L、
(30:1))(2) L−Nl’−トリフェニルメチ
ルヒスチジンメチルエステル L−Nα−tert−ブトキシカルボニル−Nll11
−トリフェニルメチルヒスチジンメチルエステル1.2
gをジクロロメタン4威に溶解する。 TFA4dを加
え室温で15分間放置後即座にベンゼン50−を加えて
希釈する。減圧下で素早<?IAaSした後ベンゼン−
ヘキサン系溶液として減圧′a縮及び共沸させ、過剰の
TFAを除去する。残留物を酢酸エチル100+nEで
溶解させ、4%炭酸水素ナトリウム水溶液100+nQ
 、1和食塩水100m2で順次洗浄させる。有機層を
無水硫酸ナトリウムで乾燥する1反応液を減圧濃縮させ
、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロ
ホルム−メタノール−濃アンモニア水(400:15:
0.4))で精製する。目的物の溶出分画を集め、無水
硫酸マグネシウムで乾燥させる。無機塩濾去及び減圧濃
縮後、L−’H’In−トリフェニルメチルヒスチジン
メチルエステルの白色固体474mg(収率49%)を
得る。
Rf値: 0.59(クロロホルム−メタノール−濃ア
ンモニア水(10:0.5:0.2))NMR(300
MHz、CDCl、) δppm + ’2.87(IH,dd、J=14.7
Hz)、 2.99(LH,dd。
J=14,6Hz)、 6.59(IH,s)、 7.
12(68,m)7.33(9H,01)、 7.37
(IH,5)(3) L−Nα−[3−エチル、チオ−
2−(8−キノリルメチル)プロピオニル]−Nl’−
トリフェニルメチルヒスチジンメチルエステル 実施例1O−(1)で得られる、3−ニーチルチオ−2
−(8−キノリルメチル)プロピオン酸69mg、(2
)で得られるL−Nln−トリフェニルメチルヒスチジ
ンメチルエステル113■をDPPA法(bリエチルア
ミン52μ2゜DPPA65μ2.無水D?IF2.6
或)で縮合させる。シリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(ベンゼン−メタノール(25:1))で精製後、6
4mgの吸湿性固体を、表題化合物の゛ジアステレオマ
ーの混合物として得る。
NMR(300M11z、CDCl、)δppm : 
1.08(3H,tX2.J=7.5Hz)。
3.58,3.66(3H,s X 2)(4) L−
Nα−[2(RorS)−3−エチルスルホニル−2−
(8−キノリルメチル)プロピオニル]−Nl’−トリ
フェニルメチルヒスチジン 前項に得る、L−N(L−[3−エチルチオ−2−(8
−キノリルメチル)プロピオニル]−Nl”−トリフェ
ニルメチルヒスチジンメチルエステル61mgをメタノ
ール1dに溶解する。2規定水酸化カリウム溶液(メタ
ノール−水(10:’1))ITBflを加え、室温で
1.5時間攪拌する。次に、水冷下で1規定塩酸を用い
て反応液を中和する。飽和食塩水10m9で希釈した反
応液を酢酸エチル(20d X 2)で抽出し、減圧下
で濃縮する。残渣をメタノール−30%過酸化水素水(
10:1)の2 、2 mQに溶解する。タングステン
酸ナトリウム・2水和物4ingを加えて、2時間攪拌
する。反応液を酢酸エチル20威で希釈し、飽和食塩水
10或で洗浄する。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾
燥させ。
減圧乾固し、表題化合物を黄色固体として、53+ng
得る。
Rf値: 0.28,0.36(クロロホルム−メタノ
ール−33%酢酸(10:1:0.5)) (5) (2SR,4S、5S)−5−(L−N”−[
:2(Ror’5)−3−エチルスルホニル−2−(8
−キノリルメチル)プロビオニルコヒスチジル)アミノ
−2−エチル−4−ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸
イソブチルアミド 前項で得る、L−Nα−[2(RorS)−3−エチル
スルホニル−2−(8−キノリルメチル)プロピオニル
]−NfIv+−トリフェニルメチルヒスチジン53■
をDPPA法を用いて(トリエチルアミン20越、DP
PAo、8威)、(2SR,4S、5S)−5−アミノ
−2−エチル−4−ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸
イソブチルアミド30mgと縮合反応を行う。常法によ
る後処理及び、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで
精製後、63mgの黄色固体を得る。これをジクロロメ
タン1.0−に溶解し、TFAO95威を加えて、トリ
チル基の脱保護を行う。減圧下、濃縮乾燥後、プレパラ
ティブTLC(MerckArt、5715)を用いて
、表題化合物のステレオアイソマーを分離する。極性成
分14.3■、非極性成分9.4■を得る。
Rf値;(ベンゼン−メタノール(10:1))極性成
分  0.16 非極性成分 0,20 実施例12 (2R5,4S、5S)−5−(L−N−[(2Ror
S)−5−エチルチオ−2−(1−ナフチルメチル)ペ
ンタノイル]ノルロイシル)アミノ−2−エチル−4−
ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸イソブチルアミド (1)2−ジエチルフォスフォノ−5−(2−テトラヒ
ドロピラニルオキシ)ペンタン酸エチルエステル3−ブ
ロモ−1−プロパツール0.58mMを無水ジクロロメ
タン6戒中に溶解させ、ジヒドロビラン1.22威及び
無水パラトルエンスルホン酸lO■を加える。
室温で終夜攪拌した後、反応液をクロロホルム30或と
4%炭酸水素ナトリウム水溶液15−で分配する。
有機溶剤層を水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧下、溶媒を留去する。残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィにより、クロロホルムを用いて分離す
る0次いで生成物含有フラクションをシリカゲルカラム
クロマトグラフィーにより、n−ヘキサン−酢酸エチル
(20:1)で精製する。
合せた生成物含有フラクションを減圧下、溶媒を留去、
3−ブロモ−1−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)
プロパンが無色油状物として1.44g得られる。
Rf値: 0.33(n−ヘキサン−酢酸エチル(10
:1))水素化ナトリウム(油性、50%1215 m
gをマイヤー中でアルゴン下にn−ヘキサンで3回洗浄
し、油を分離する。乾燥後帯られる粉末を、無水DMF
1.5mE中にアルゴン気流化懸濁させ、0℃に冷却す
る。
次いで混合物に、ジエチルフォスフォノ酢酸エチルエス
テル0.9威を1時間にわたって滴下する。室温で30
分攪拌した後、0℃に冷却し、3−ブロモー1−(2−
テトラヒドロピラニルオキシ)プロパン1.23gを加
える。室温で終夜攪拌した後、65℃で8時間攪拌する
。混合物を水15−に注ぎ、クロロホルム20rdで3
回抽出する。有機溶剤層を水で洗浄し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥し、減圧下、溶媒を留去する。残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーにより、n−ヘキサン
−酢酸エチル(2:1)混合物を用いて分離する。生成
物含有フラクションをシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにより、再度精製することにより、2−ジエチルフ
ォスフォノ−5−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)
ペンタン酸エチルエステルが無色油状物として583■
得られる。
質量スペクトル m/z   367(M”+1)Rf
値: 0.33(n−ヘキサン−酢酸エチル(C5))
(2) (2R5)−(1−ナフチルメチル)−5−(
2−テトラヒドロピラニルオキシ)−2−ペンタン酸エ
チルエステル (a)リチウムクロリド579mgを無水T)IF20
mA中にアルゴン気流下懸濁させ攪拌しながら、2−ジ
エチルフォスフォノ−5−(2−テトラヒドロピラニル
オキシ)ペンタン酸エチルエステル5.0gを加える。
5分間室温で攪拌した後、oBt12.6gを加え、1
0分間室温で攪拌する0次いでα−ナフトアルデヒド1
.7gを加え、室温で一晩攪拌した後、水冷下l規定塩
酸により反応液を中和し、酢酸エチルで抽出する。
得られた酢酸エチル層を水、飽和食塩水で洗浄し、無水
硫酸ナトリウムにより乾燥する。溶媒を減圧留去し、得
られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによ
り、n−ヘキサン−酢酸エチル(10:1)を用いて精
製し、3−(1−ナフチル)−2−[3−(2−テトラ
ヒドロピラニルオキシ)プロピル]−2−プロペン酸エ
チルエステル3.37gを淡黄色油状物として得る。
Rf値: 0.15 (n−ヘキサン−酢酸エチル(1
0:1))NMR(300MHz、CDC1,) δppm : 1.20−1.52(8H)、 1.6
5(IH,m)、 1.78(2H,m)、 2.51
(211,l11)、 3.25(IH,m)。
3.33(III、m)、 3.57−3.74(2H
,m)。
4.27(LH,m)、 4.35(211,q、Jニ
アHz)。
7.36〜7.56(4B)、 7.78〜7.95(
3H)。
8.18(IH,5) (b) 3−(1−ナフチル)−2−[3−(2−テト
ラヒドロピラニルオキシ)プロピル]−2−プロペン酸
エチルエステル3.37gをエタノール5mεに溶解し
、10%パラジウム炭素を用いて常圧下水未添加する0
反応混合物を濾過し、減圧下濾液の溶媒を留去する。
(2R5)−2−(1−ナフチルメチル)−5−(2−
テトラヒドロピラニルオキシ)ペンタン酸エチルエステ
ル3.36gを油状物として得る。
Rf値: 0.18 (n−ヘキサン−酢酸エチル(1
0:1))NMR(300MHz、CDC1,) δppm : 1.10(3H,t、J’7.5Hz)
、 1.42−1.91(10H)、 2.89(IH
,+e)、 3.22(ILm)、 3.29−3.5
0(3H)、 3.64〜3.84(2H,m)、 4
.04(2H,q、J=7゜5Hz)、 4.52(I
n、l11)、 7.35(2H,m)、 7.50(
21,Ig)、 7.73(IH,d、J:8Hz)、
 7.85(IH,d、J−8Hz)、 8.03(I
II。
d、J=8Hz) (3) (2R5)−5−エチルチオ−2−(1−ナフ
チルメチル)ペンタン酸 (a) (2R3)−2−(1−ナフチルメチル)−5
−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)ペンタン酸エチ
ルエステル3.36gをメタノール19m1に溶解し、
l規定塩酸3或を加え室温で2時間攪拌する。水冷下飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液により反応溶液を中和し、
減圧下、溶媒を留去する。残渣に水15dを加え、酢酸
エチルで抽出する。酢酸エチル層を水、飽和食塩水で洗
浄、無水硫酸ナトリウムにより乾燥する。
また、分離した水層を水冷下l規定塩酸によりpF!2
とし、酢酸エチルで抽出する。この酢酸エチル層も、水
、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸ナトリウムにより乾燥す
る。有機層を合せて減圧下、溶媒留去し、(2R9)−
5−ヒドロキシ−2−(1−ナフチルメチル)ペンタン
酸エチルエステル及びメチルエステルの混合物2.31
gを無色油状物として得る。
Rf値: 0.40,0.44 (n−ヘキサン−酢酸
エチル(1:1))・ NMR(300MHz、CDCl、) δppm : 1.10(3Hx0.5.、t、Jニア
、1Hz)、 1.4&−1,90(8B)、 2.8
9(LH,m)、 3.20(II(、m)3.42(
IH,m)、 3.58(3Hx0.5.s)、、 3
.61(2N、t、J=7.9Hz)、 4.03(2
)1xQ、5.q、に7、IHz)、 7.27−7.
40(28,m)、 7.44−7.58(2H)、 
7.73(18,d、J=7.9Hz)。
7.86(1■、d、J=7.9Hz)、 8.01(
1B、d、Jニア、9H7) (b) (2RS)−5−ヒドロキシ−2−(l−ナフ
チルメチル)ペンタン酸エチルエステル及びメチルエス
テルの混合物2.31gを無水ピリジン35mKに溶解
し、バラトルエンスルホニルクロリド1.69gを加え
、室温で一晩攪拌する0反応液を減圧濃縮し、残渣に酢
酸エチル200−を加え、酢酸エチル層を5%硫酸水素
カリウム水溶液、5%炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和
食塩水で洗浄、無水硫酸ナトリウムにより乾燥する。減
圧下、溶媒留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーにより、n−ヘキサン−酢酸エチル(5:1)
を用いて精製し、 (2R3)−2−(1ナフチルメチ
ル)−5−パラトルエンスルホニルオキシペンタン酸エ
チルエステル643■、(2RS)−,2・−(1−ナ
フチルメチル)−5−バラトルエンスルホニルオキシペ
ンタン酸メチルエステル184■1両化合物の混合物6
50■を得る。
エチルエステル体 Rf値: 0.37 (n−ヘキサン−酢酸エチル(3
:1))NMR(300MHz、C,DCl、)δpp
m : 1.07(3H,t、J’7.1Hz)、 1
.52−1.80(4H)2.41(3H,s)、 2
.78(IH,a+)、 3.12(IH。
m)、 3.38(LH,m)、 3.98(28,m
)、 4.01(20,q、J=7.1Hz)、 7.
.20−7.40(4)1)。
7.44〜7.57(2H)、 7.74(3H)、 
7.85(IH。
d、J=7.9Hz)、 7.95(ILd、J=7.
9Hz)メチルエステル体 Rf値: 0.30 (n−ヘキサン−酢酸エチル(3
:1))NMR(300MHz、CDC13) δppm : 1.50−1.82(48)、 2.4
2(3H,s)、 2.80(18,11)、 3.1
2(IH,Ill)、 3.40(LH,m)。
3、54 (3H、s ) 、3−95(2H、m) 
、7 、20〜7.31(4H)、 7.35〜7.6
0(2)り、 7.74(3H)7.85(LH,d、
J=7.9Hz)、 7.96(Ill、d、J=7.
911z) (C)水素化ナトリウム(油性、60%)454mgを
アルゴン下にn−ペンタンで3回洗浄し、油を分離する
乾燥役得られる粉末を、無水DMF10mEにアルゴン
下懸濁させ、0℃攪拌下、エチルメルカプタン882■
を加え、室温で1時間攪拌する。調製したこの懸濁液を
、(2R3)−2−(1−ナフチルメチル)−5−パラ
トルエンスルホニルオキシペンタン酸エチルエステル及
びメチルエステルの混合物1 、47gの無水DMF溶
液(10d)に水冷攪拌下加える。室温で1時間攪拌後
、反応溶液に水25−を加え1次にベンゼン200dを
加える。有機層を水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸ナト
リウムにより乾燥後、減圧下、溶媒を留去して、 (2
R3)−5−エチルチオ−2−(1−ナフチルメチル)
ペンタン酸エチルエステル及びメチルエステルの混合物
1.2gを得る。
Rf値: 0.68,0.63 (n−ヘキサン−酢酸
エチル(3:1)) NMR(300MHz、CDCl、) δppm :  1.19(3H,t、J=7.1Hz
)、  1.29(3Hx0.5゜t、J=7.1Hz
)、  1.45−1.68(3H)、  1.80(
LH,m)、 2.45(3H,m)、 2.66(1
B、m)。
2.82(LH,m)、 3.16(LH,m)、 3
.38(18゜m)、 3.54(3Hx0,5.s)
、 3.98(2Hx0.5゜q、J=7.1Hz)、
 7.22−7.36(2H)、 7.40−7.53
(2H)、 7.68(IH,d、J=7.9Hz)。
7.81(IH,d、J=7.9Hz)、 ?、97(
18,d、J=7.9)1z) (d) (2R5)−5−エチルチオ−2−(1−ナフ
チルメチル)ペンタン酸エチルエステル及びメチルエス
テルの混合物1.2gをエタノール−水(10:1)1
2m2に溶解し、2規定水酸化カリウムのエタノ−・ル
ー水(10:l)溶液9.3−を攪拌上滴下する。室温
で一晩攪拌後、反応溶液を約3蛇まで減圧濃縮して水4
0−を加える。水冷下l規定塩酸により水溶液のpHを
2とし、酢酸エチルで抽出する。酢酸エチル層を水、飽
和食塩水で洗浄、無水硫酸ナトリウムにより乾燥後、減
圧下、溶媒留去して、(2R3)−5−エチルチオ−2
−(1−ナフチルメチル)ペンタン酸953■を得る。
Rf値: 0.42(クロロホルム−メタノール−酢酸
(10:0.5:0.1) NMR(300MHz、CDCl、) δppm  :  1.22(3H,t、J=7.1H
z)、  1.49−1.91(4B)2.42−2.
55(4B)、  2.90(1)1.m)、 3.2
0(IH,m)、 3.50(IH,m)、 7.30
−7.42(2H)7.45−7.58(’28)、 
7.75(LH,d、J=7.9Hz)7.88(18
,d、J=7.9Hz)、 8.02(lH,d、J=
7.9H2) (4) L−N−[(2RorS)−5−エチルチオ−
2−(1−ナフチルメチル)ペンタノイル]ノルロイシ
ン (a) (2RS)−5−エチルチオ−2−(l−ナフ
チルメチル)ペンタン酸953mgを無水DMF9rd
に溶解し、水冷下り一ノルロイシンtert−ブチルエ
ステル649■、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール7
82■、 DCC904■を加え、室温で一晩攪拌する
。析出するジシクロへキシルウレアを濾去し、少量のn
−ヘキサン−酢酸エチル(4:l)で濾取物を洗って濾
液に合せる。濾液に酢酸エチル100+dを加え、酢酸
エチル層を10%クエン酸水溶液、水、4%炭酸水素ナ
トリウム水溶液。
水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにより乾
燥後、減圧下、溶媒留去する。残渣に少量のクロロホル
ムを加えて不溶物を濾去し、濾液の溶媒を濾去する。残
留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより、n
−ヘキサン−酢酸エチル(7:1)を用いて精製して、
L−N−C(2TIS)−5−エチルチオ−2−(1−
ナフチルメチル)ペンタノイル]ノルロイシンtert
−ブチルエステル1 、23gを得る。そのうちの61
0 mgをさらにシリカゲルカラムクロマトグラフィー
により、トルエン−酢酸エチル(25:1)を用いて精
製し、Rf上のL−N−[(2RorS)−5−エチル
チオ−2−(1−ナフチルメチル)ペンタノイルコノル
ロイシンtert−ブチルエステル280mg、Rf下
のL−N−[(2SorR)−5−エチルチオ−2−(
1−ナフチルメチル)ペンタノイルコノルロイシンte
rt−ブチルエステル210mgを得る。
(2RorS)体、Rf上 Rf値: 0.53(n−ヘキサン−酢酸エチル(3:
1))NMR(300MHz、CDCl、) δppIIl: 0.85(3H,t、J=7.5Hz
)、 1.06−1.32(71り1.40(9H,s
)、 1.45−1.80(5B)、1.90(1[1
,a+)、 2.40−2.60(5H)、 3.20
(ILm)3.36(1B、m)、 4.33(IH,
m)、 5.72(ltl。
d、J=7.9Hz)、 ?。21−7.40(2H)
、 7.45〜7.58(2H)、 7.70(IH,
d、J=7.9Hz)。
7.84(IH,d、J=7.9Hz)、 8’、01
(IH,d、J=7.91(z) (2SorR)体、Rf下 Rf値: 0.49(n−ヘキサン−酢酸エチル(3:
1))NMR(300MHz、CDCl、) δppm : 0.60(2H,m)、 0.76(3
)1.t、J=7.5Hz)。
1.06(2H,m)、 1.17−1.35(5H)
、 1.40(9Ls)、 1.56−1.81(5H
)、 1.92(IH,m)2.45〜2.60(5H
)、 3.29(2H)、 4.32(ILm)、 5
.46(1B、d、J=7.9Hz)、 7.26−7
.40(2H)、 7.45〜7.59(2H)、 7
.70(IH。
d、J=7.9Hz)、 7.84(IH,d、J=7
.9Hz)。
8.00(IH,d、J=7.9Hz)(b) Rf上
のL−N−[:(2RorS)−5−エチルチオ−2−
(1−ナフチルメチル)ペンタノイル]ノルロイシンt
ert−ブチルエステル23.5mgをジクロロメタン
0.2威に溶解させ、TFAo、1dを加え、室温で4
時間攪拌する。次に反応溶液を減圧濃縮して、L−N−
[:(2RorS)=5−エチルチオ−2−(l−ナフ
チルメチル)ペンタノイル]ノルロイシン20.7mg
を無色固体として得る。
Rf(l : 0.39(クロロホルム−メタノール−
酢酸(10:0.5:0.1)) (5) (2R5,4S、5S)−5−[L−N−[(
2RorS)−5−エチルチオ−2−(1−ナフチルメ
チル)ペンタノイルコノルロイシル)アミノ−2−エチ
ル−4−ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸イソブチル
アミド L−N−[(2RorS)−5−エチルチオ−2−(1
−ナフチルメチル)ペンタノイル]ノルロイシン20.
7mgを無水DMF0.5−に溶解し、−15℃攪拌下
トリエチルアミン17.4成、DPPA12.9d 、
(2R5,4S、5S)−5−アミノ−2−エチル−4
−ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸イソブチルアミド
・l塩酸塩20■を加える。同温で1時間、続いて5℃
で一晩攪拌する。反応液を酢酸エチル20mgで希釈し
、水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸ナトリウムにより乾
燥後、減圧上溶媒を留去する。残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーにより、クロロホルム−メタノール
(50:l)を用いて精製し、(2R5,4S、5S)
−5−(L−N−[(2RorS)−5−1チルチオ−
2−(1−ナフチルメチル)ペンタノイル]ノルロイシ
ル)アミノ−2−エチル−4−ヒドロキシ−7−メチル
オクタン酸イソブチルアミド16 、9 mgを無色固
体として得る。
Rf値: 0.30.0.34(クロロホルム−メタノ
ール(20:1)) 質量スペクトルa+/z  670(M”+1)NMR
(300MHz、CDC1,) δppm : 0.80−0.98(18H)、 1.
14−1.90(22H)。
2.18(0,5H,m)、 2.31(0,5H,m
)、 2.39〜2.64(41()、 2.93〜3
.42(4H)、 3.60(ILl)+ 3.83(
II、m)、 4.31(IH,m)。
5.80(0,5H,a+)、 5.92〜6.18(
2B)、5.28(0,51(、m)、 7.22−7
.40(2H)、 7.45−7.58(2tl、m)
、 7..72(IF[、d、J□7.9Hz)。
7.85(II、d、J=7.91(z)、 7.98
(IH,m)実施例13 (2R5,4S、5S)−5−[L−N−[(2Ror
S)−5−エチルスルホニル−2−(l−ナフチルメチ
ル)ペンタノイル]ノルロイシル)アミノ−2−エチル
−4−ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸イソブチルア
ミド (1) L−N−[(2RorS)−5−エチルスルホ
ニル−2−(l−ナフチルメチル)ペンタノイル]ノル
ロイシンtert−ブチルエステル L−N−[(2R3)−5−エチルチオ−2−(1−ナ
フチルメチル)ペンタノイル]ノルロイシンtert−
ブチルエステル600mgをメタノール10就に溶解し
、過酸化水素水(30%)2.3d、タングステン酸ナ
トリウム・2水和物65mgを加え、室温で30分攪拌
する。反応液を酢酸エチルloomで希釈し、水、飽和
食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにより乾燥する。
溶媒を留去し残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーにより精製し、L−N−[(2RorS)−5−エチ
ルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)ペンタノイ
ル]ノルロイシンtert−ブチルエステルのRf上の
異性体315n+g、Rf下の異性体318+ngを得
る。
Rf上の異性体 Rf値0.29(ベンゼン−酢酸エチル(3:1))N
MR(300Mtlz、CDCl、)δppm  : 
 0.87(311,t、に7、IHz)、  1.0
4〜1.45(16H)、  1.50−2.05(6
8)、  2.58(LH,m)。
2.90(4H,m)、 3.20(2H,+11)、
 3.38(2H。
m)、  4.30(LH,m)、5.80(LH,d
、J=7.9Hz)7.24−7.40(2H)、 7
.52(2H,+n)、 7.72(IH,d、J=7
.9Hz)、7.85(18,d、J=7.9Hz)8
.00(IH,d、J=7.9)1z)Rf下の異性体 Rf値0.27(ベンゼン−酢酸エチル(3:1))(
2) L−N−[(2RorS)−5−エチルスルホニ
ル−2−(l−ナフチルメチル)ペンタノイルコノルロ
イシンL−N−[(2RorS)−5−エチルスルホニ
ル−2−(1−ナフチルメチル)ペンタノイル]ノルロ
イシンtart−ブチルエステルのRf上の異性体25
.8mgをジクロロメタン0.2 rnQに溶解し、T
FAo、1mgを加えて室温で4時間攪拌後、反応溶液
を減圧濃縮する。得られる残渣にジエチルエーテルを加
えて減圧濃縮することを繰返し、 L−N−[(2Ro
rS)−5−エチルスルホニル−2(1−ナフチルメチ
ル)ペンタノイル]ノルロイシン22.9■を得る。
Rf値: 0.35(クロロホルム−メタノール−酢酸
(10:0.5:0.1)) (3) (2RS、4S、55)−5−[1−N−[(
2RorS)−5−エチルスルホニル−2−(1−ナフ
チルメチル)ペンタノイル]ノルロイシル)アミノ−2
−エチル−4−ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸イソ
ブチルアミド L−N−[(2RorS)−5−エチルスルホニル−2
−(1−ナフチルメチル)ペンタノイル]ノルロイシン
22.9■を無水DMF0.2m9.に溶解し、−15
“C攪拌下、トリエチルアミン6.23111g、DP
PA16.9+ngを加える。次に(2R5゜4S、5
S)−5−アミノ−2−エチル−4−ヒドロキシ−7−
メチルオクタン酸イソブチルアミド・1塩酸塩26.8
mgを無水DMF0.1−に溶解し、トリエチルアミン
8.79mgで中和する。この無水DMF溶液を、先の
反応溶液に加え、−10℃で1時間、5℃で一晩攪拌す
る。
反応溶液を酢酸エチル20吐で希釈し、酢酸エチル層を
水、飽和食塩水で洗浄する。無水硫酸ナトリウムで乾燥
後溶媒留去し、得られる残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにより、クロロホルム−メタノール(75
:1)を用いて精製し、<2R3,4S、5S)−5−
(L−N−[(2RorS)−5−エチルスルホニル−
2−(1−ナフチルメチル)ペンタノイルリルロイシル
)アミノ−2−エチル−4−ヒドロキシ−7−メチルオ
クタン酸イソブチルアミド18.2gを無色固体として
得る。
Rf値: 0.27,0.31(クロロホルム−メタノ
ール(20:1)) 質量スペクトルIIl/z  702(M”+1)NM
R(300MHz、CDCl、) δppIII: 0.80〜1.00(181)、 1
.17〜1.40(8B)。
1.40〜1.70(71)、 1.70〜2.00(
8H) 。
2.20(0゜58.m)、 2.30(0,5B、m
)、 2.62(IH,n+)、 2.78−3.08
(4H)、 3.18(2H,n+)3.35(2H,
l11)、 3.82(1)1.m)、 3.82(I
Lm)、 4.26(In、n+)、 5.78(0,
5H,m)。
5.86(0,54+、m)、6.05(2H,m)、
 7.22〜7.42(2tt)、 7.52(21(
、m)、 7.74(ILd。
J=7.9Hz)、 7.86(lLd、J=7.91
(z>。
7.96(III、d、J=7.9Hz)実施例14 (2R5,4S、5S)−5−(L−N“−[(2R3
)−3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル
)プロピオニル3−NII′I+−トリフェニルメチル
ヒスチジル)アミノ−2−エチル−4−ヒドロキシ−7
−メチルオクタン酸イソブチルアミド (a) L−N″−[(2R3)−3−エチルスルホニ
ル−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル:1−N
l”7トリフ工ニルメチルヒスチジンメチルエステル5
3mgをメタノール−水(10: 1)0.8+dに溶
解し、1規定水酸化カリウムメタノール−水(10:1
)溶液0.387nfを加え、室温で50分攪拌する。
水冷下1規定塩酸により中和し、酢酸エチル20−を加
える。酢酸エチル層を水。
飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにより乾燥す
る。溶媒留去し、得られる残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにより、クロロホルム−メタノール−酢
酸(15:1:0.15)を用いて精製する。目的物含
有画分を集め、有機層を4%炭酸水素ナトリウム水溶液
、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸ナトリウムにより乾燥、
溶媒留去して、L−Na−1m(2R5)−3−エチル
スルホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル
]−N”−トリフェニルメチルヒスチジン49mgを無
色固体として得る。
Rf値: 0.56,0.44(クロロホルム−メタノ
ール−酢酸(,10:1.5:、0.1))(b) L
−N“−[3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチル
メチル)プロピオニル]−NII11−トリフェニルメ
チルヒスチジン33.5mgを無水DMF0.4meに
溶解し、−15℃攪拌下トリエチルアミン5.92■、
DPPA16.1■を加える。さらにトリエチルアミン
6.9■、(2R5,4S、5S)−5−アミノ−2−
エチル−4−ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸イソブ
チルアミド・1塩酸塩2L’In+gの無水DMF溶液
(0,4d)を加え、同温で2時間、室温で一晩攪拌す
る0反応液を酢酸エチル20−で希釈し、酢酸エチル層
を水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸ナトリウムにより乾
燥後、溶媒留去する。残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーにより、クロロホルム−メタノール(40:
1)を用いて精製し、(2R5,4S、5S)−5−(
L−N″−[(2R5)−3−エチルスルホニル−2−
(l−ナフチルメチル)プロピオニル]−Nl+w−ト
リフェニルメチルヒスチジル)アミノ−2−エチル−4
−ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸イソブチルアミド
37.5mgを無色固体として得る。
Rf値: 0.27(クロロホルム−メタノール(20
:1))質量スペクトル m/z   940(M”+
1)実施例15 (2R5,4S、55)−5−(L−N”−[(2S)
−3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)
プロピオニル]ヒスチジル)アミノ−2−エチル−4−
ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸イソブチルアミド 前項(b)で得た。 (2RS、4S、5S)−5−(
L−N“−[(2RS)−3−エチルスルホニル−2−
(1−ナフチルメチル)プロピオニル]−N”−トリフ
ェニルメチルヒスチジル)アミノ−2−エチル−4−ヒ
ドロキシ−7−メチルオクタン酸イソブチルアミド28
mgをジクロロメタン0.4−に溶解し、TFAo、1
+dを加え、室温で3時間撹拌する。溶媒留去し、残渣
にベンゼンを加え、溶媒留去することを2度行う、残渣
を酢酸エチル15威に溶解し、酢酸エチル層を4%炭酸
水素ナトリウム水溶液、水、飽和食塩水で洗浄、無水硫
酸ナトリウムにより乾燥する。溶媒留去し、残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーにより、クロロホルム
−メタノール(20:1)を用いて精製し、(2R5,
4S。
5S)−5−(L−N“−[(2S)−3−エチルスル
ホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル]ヒ
スチジル)アミノ−2−エチル−4−ヒドロキシ−7−
メチルオクタン酸イソブチルアミド6 、2 mgを得
る。
Rf値: 0.11(クロロホルム−メタノール(10
:1))質量スペクトル m/z   698(M”+
1)NMR(300MHz、CDC1,) δppHl: 0.56−1.00(1411)、 1
.10〜1.81(12H)。
2.24.(0,5H)、 2.34(0,5H)、2
.70〜3.28(9B ) + 3−40−3−88
 (5H) 、4.72 (I H、br ) 16.
44(IH,br)、 6;56(LH,br)、 6
.94(1B)、 7.22〜7.40(211)、 
7.40〜7.55(3B)7.72(l)I、d、J
=7.9)1z)、 7.82(l)l、m)。
8.02(LH,m) 実施例16 (2R3,3RS、4S)−4−[L−N−[3−エチ
ルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニ
ル]ノルロイシル)アミノ−5−シクロへキシル−1−
モルホリノ−2,3−ベンタンジオール (1)  L−N−ベンジルオキシカルボニルシクロへ
キシルアラニン3.5−ジメチルビラシライド(a) 
L−フェニルアラニン2gを50%酢酸30mgに溶解
し、酸化白金200■を加え、高圧水素添加を行う(水
素圧50kg/an“、40〜70℃、2時間)。触媒
を濾去後。
減圧下溶媒を留去してL−シクロへキシルアラニン2.
2gを無色針状晶として得る。
(b) L−シクロへキシルアラニン2.2gを水8威
に懸濁し、トリエチルアミン2.7−を加えて溶解する
次いでS−(ベンジルオキシカルボニル)−4,6−シ
メチルー2−メルカプトピリミジン4.2gのジオキサ
ン溶液8−を加え、室温で2時間攪拌する。水100威
を反応混合物に加え、酢酸エチルで抽出後、水冷下、水
層を6規定塩酸でpH2とする。tt酢酸エチル抽出し
、酢酸エチル層を1規定塩酸及び飽和食塩水で洗浄後、
無水硫酸マグネシウムで乾燥する。
減圧下、溶媒を留去し、L−N−ベンジルオキシカルボ
ニルシクロへキシルアラニン4.1gを無色油状物とし
て得る。
Rf値: 0.48(ベンゼン−メタノール−酢酸(1
0:1 :0.5)) (c) L−N−ベンジルオキシカルボニルシクロへキ
シルアラニン2gをジクロロメタン2Mに溶解し、3.
5−ジメチルピラゾール0.84gを加える。さらに水
冷下DCC1,8gを加え、0〜8℃で終夜攪拌する。
析出物を濾去後、減圧下、溶媒を留去し、残渣を酢酸エ
チルに溶解し、10%クエン酸水溶液、水、4%炭酸水
素ナトリウム水溶液、水及び飽和食塩水で洗浄する。無
水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下、溶媒を留去し、
残渣を、ジエチルエーテル−〇−ヘキサンより結晶化し
て、L−N−ベンジルオキシカルボニルシクロへキシル
アラニン3.5−ジメチルビラシライド2.1gを無色
針状物として得る。
融点: 93−94℃ Rf値: 0.45(n−Aキサン−酢酸エチル(3:
1))(2>  (3R5,4S)−4−(ベンジルオ
キシカルボニル)アミノ−5−シクロへキシル−3−ヒ
ドロキシペンテン(a)水素化リチウムアルミニウム7
921IIgを無水T)IF50或に懸濁し、アルゴン
ガス下、−40〜45℃でL−N−ベンジルオキシカル
ボニルシクロへキシルアラニン3.5−ジメチルビラシ
ライド4gの無水T旺溶液50成を約40分間にわたり
滴下する。さらに同温にて20分間攪拌した後、5規定
塩酸5dを加える。
不溶物を濾去し、減圧下、溶媒を留去後、残渣を酢酸エ
チルに溶解する5酢酸工チル層を1規定塩酸及び飽和食
塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。減圧
下、溶媒を留去し、L−N−ベンジルオキシカルボニル
シクロヘキシアラニナール3.4gを無色油状物として
得る。
Rf値: 0.30(叶ヘキサンー酢酸エチル(4:1
))(b) L−N−ベンジルオキシカルボニルシクロ
ヘキシアラニナール3.4gを無水TllF25m9に
溶解し、アルゴンガス下、−78℃で0.8814ビニ
ルマグネシウムプロミドTHF溶液36dを40分間に
わたり滴下する。
滴下終了後、反応混合液を室温に戻し、室温で30分間
攪拌する。反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液250
m1l!に注ぎ、酢酸エチルで抽出する。酢酸エチル層
を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
、減圧下、溶媒を留去する。残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(トルエン−酢酸エチル(7:1))
で精製し、表題化合物1.9gを無色油状物として得る
Rf値: 0.18(n−ヘキサン−酢酸エチル(4:
1)(3)  (4S、5R3)−3−ベンジルオキシ
カルボニル−4−シクロヘキシルメチル−5−エチニル
−2,2−ジメチルオキサゾリジン (3R5,4S)−4−(ベンジルオキシカルボニル)
アミノル5−シクロへキシルペンテン−3−オール98
3■をジクロロメタン5dに溶解し、2,2−ジメトキ
シプロパン4mQ及び無水パラトルエンスルホン酸30
+ngを加え、室温下、終夜攪拌する。反応混合液に酢
酸エチル100dを加え、飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液及び飽和食塩水で洗浄後、有機層を無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥する。減圧上溶媒を留去し、残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(nヘキサン−酢酸エチル
(20:1))で精製し、(4S、5R5)−3−ベン
ジルオキシカルボニル−4−シクロヘキシルメチル−5
−エチニル−2,2−ジメチルオキサゾリジン967■
を無色油状物として得る。
Rf値: ’0.74(n−Aキサン−酢酸エチル(3
:1))(4)  (4S、5R5)−3−ベンジルオ
キシカルボニル−4−シクロヘキシルメチル−2,2−
ジメチル−5−[(IRS)−1ヒドロキシ〜2−モル
ホリノエチル]オキサゾリジン (a) (4S、5R5)−3−ベンジルオキシカルボ
ニル−4−シクロヘキシルメチル−5−エチニル−2,
2−ジメチルオキサゾリジン440mgをジクロロメタ
ン12m1Lに溶解し、メタクロロ過安息香酸(以下、
MCPBAと略す。)850mgを加え、室温上終夜攪
拌する。次いで3時間加熱還流した後、反応混合液に酢
酸エチル60或を加え、10%亜硫酸水素ナトリウム水
溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で
洗浄する。酢酸エチル層を無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、減圧上溶媒留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにより、n−ヘキサン−酢酸エチル(10
:1)で精製し、(IRS)−1−[(4S、5R3)
−3−ベンジルオキシカルボニル−4−シクロヘキシル
メチル−2,2−ジメチルオキサゾリジン−5−イルコ
オキシラン318 mgを無色油状物として得る。
Rf値: 0.19(n−ヘキサン−酢酸エチル(10
:1))(b) (IRS)−1−[(4S、51?5
)−3−ベンジルオキシカルボニル−4−シクロヘキシ
ルメチル−2,2−ジメチルオキサゾリジン−5−イル
]オキシラン80■をメタノール3.5−に溶解し、モ
ルホリン22Iiを加え、5時間加熱還流する。反応混
合液を、減圧上溶媒留去し、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーにより、n−ヘキサン−酢酸エチル(
1:1)で精製し、(4s。
5R5)−3−ベンジルオキシカルボニル−4−シクロ
ヘキシルメチル−2,2−ジメチル−5,[:(IRS
)−1−ヒドロキシ−2−モルホリノエチル]オキサゾ
リジン78mgを無色油状物として得る。
Rf値:0.23,0.32(n−ヘキサン−酢酸エチ
ル(1:1))(5)  (2R5,3RS、4S)−
4−(L−N−[3−エチルスルホニル−2−(1−ナ
フチルメチル)プロピオニル]ノルロイシル)アミノ−
5−シクロへキシル−1−モルホリノ−2,3−ペンタ
ンジオール (a) (4S、5R9)−3−ベンジルオキシカルボ
ニル−4−シクロヘキシルメチル−2,2−ジメチル−
5−[(IRS)−1−ヒドロキシ−2−モルホリノエ
チル]オキサゾリジン61■をエタノール1.5mEに
溶解し、パラジウム黒を加え、室温常圧下で水素添加す
る。触媒を濾去後、減圧下、溶媒を留去し、(2RS、
3R5,4S)−4−アミノ−5−シクロへキシル−1
−モルホリノ−2,3−ベンタンジオール3B+++g
を無色油状物として得る。
Rf値: 0.32,0.42(クロロホルム−メタノ
ール−アンモニア水(10:2:0.2))(b) L
−N−[3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメ
チル)プロピオニル]ノルロイシン18mgを無水DM
FO12威に溶解し、−15℃攪拌下、トリエチルアミ
ン8通、DPP、Al1成、(2R5,3R3,4S)
−4−アミノ−5−シクロへキシル−1−モルホリノ−
2,3−ベンタンジオール18.4■を無水DMF0.
4−に溶解した溶液を加える。
室温で終夜攪拌した後、反応混合物に酢酸エチル20威
を加え、水、飽和食塩水で洗浄する。酢酸エチル層を無
水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧上溶媒を留去し
、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによりク
ロロホルム−メタノール(too:1)で精製し1表題
化合物10.9mgを無色粉末として得る。
Rfイ直: 0.20(クロロホルム−メタノール質量
スペクトル IIllz   688(M”+1)NM
R (300MHz,CDCI3)δppm : 0.
82−0.97(3H,m)、 −1.20(3H,t
,J=7.6Hz)、 1.12−1.85(19H,
m)、 、2.42−2.58(2H,m)、 2.5
8=2.91(6H,m)、 3.03(LH。
dd,J=13.7,3.4Hz)、 3.25〜3.
78(IIH。
m)、 4.1.9〜4.33(2H,Ill)、 6
.01(LH,d,J=7.9Hz)、 6.09(L
H,d,、L=6,3比)。
7、33−7.69(4H,m)、 7.82(IH,
d,Jニア、9Hz)、 7.92(1!l,d,J=
7.9Hz)、 8.03(Ill。
dlに7、9Hz) 実施例17 (2S,3R,4S)−4−[L−N−[(2S)−3
−エチルスルホニル2−(1−ナフチルメチル)プロビ
オニルコノルロイシル)アミノ−5−シクロへキシル−
1−ピペリジノ−2.3=ベンタンジオール (a)前項−(4)−(a)によって得られた(IRS
)−1−[(4S。
5RS)−3−ベンジルオキシカルボニル−4−シクロ
ヘキシルメチ゛ルー2,2−ジメチルオキサゾリジン−
5−イルコオキシラン62■をメタノール2.6艷に溶
解し、ピペリジン18成を加え、5時間加熱還流する。
反応液を、減圧上溶媒留去し、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーにより、n−ヘキサン−酢酸エチル
(1:1)で精製し、(4S,5RS)−3−ベンジル
オキシカルボニル−4−シクロヘキシルメチル−2,2
−ジメチル−5−[(IRS)−1−ヒドロキシ−2−
ビペリジノエチルコオキサゾリジン73■を無色油状物
として得る。
Rf値: 0.5 (n−ヘキサン−酢酸エチル(1:
i))(b) (4S,5RS)−3−ベンジルオキシ
カルボニル−4−シクロヘキシルメチル−2,2−ジメ
チル−5−[(IRS)−1−ヒドロキシ−2−ピペリ
ジノエチル]オキサゾリジン71■をエタノール1.5
dに溶解し、パラジウム黒を加え、室温常圧下で水素添
加する。触媒を濾去復液圧下溶媒留去し、(2RS,3
RS,4S)−4−アミノ−5−シクロへキシル−1−
ピペリジノ−2,3−ベンタンジオール41mgを無色
油状物として得る。
Rf値: 0.41(クロロホルム−メタノール−アン
モニア水(10;2:0.2)) (c) L−N−[(2S)−3−エチルスルホニル−
2−(1−ナフチルメチル)プロビオニルコノルロイシ
ン45mgを無水り肝0.5dに溶解し、−15℃攪拌
下,トリエチルアミン18μj! 、DPPA28μg
 、 (2RS,3RS,、4S)−4−7ミノー5−
シクロへキシル−1−ピペリジノ−2,3−ベンタンジ
オール41 mgの無水DMF溶液0.5成を加える。
室温で終夜攪拌した後、前項−(5)−(b)と同様に
処理し,シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより、
クロロホルム−メタノール(20:1))で精製し、表
題化合物30.2mgを白色粉末として得る。
Rf値: 0.30(クロロホルム−メタノール(10
:1))質量スペクトル(FAB)  m/z   6
86(M”+1)NMR(300MIlz,CDCI,
 )δppm : 0.80−0.92(3H,m)、
 1.20(38,t.J=7.6Hz)0、92−1
.84(25H,n+)、 2.25−2.50(2H
,I)2、・50〜2.90(6H,m)、 、3.0
2(IH,dd,J13.73、4Hz)、 3.25
−3.52(5H,m)、 3.56−3.69(1)
1,m)、 4=18−、4.30(2H,m)、 5
.89−6.18(2B,m)、 7.35−7.49
(2H,m)、 7.49−7.65(2H,m)、 
7.79(IH.d,に7、9Hz)、 7.90(1
)1.d、J=7.9Hz)、 8.03(IH,d、
J=7.9H2)実施例18 (2S、3R,4S)−4−(L−N−((2S)−3
−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロ
ピオニル】ノルロイシル)アミノ−5−シクロへキシル
−1−(4−メチルピペリジノ)−2,3−ベンタンジ
オール (a)実施例16−(4)−(a)によって得られた(
IRS)−1−[(4S、5R3)−3−ベンジルオキ
シカルボニル−4−シクロヘキシルメチル−2,2−ジ
メチルオキサゾリジン−5−イル]オキシラン62■を
メタノール2.6−に溶解し、4−メチルピペリジン2
1dを加え、実施例17と同様に処理する。シリカゲル
カラムクロマトグラフィーにより、叶ヘキサンー酢酸エ
チル(1:2)で精製し、(4S、5R5)−3−ベン
ジルオキシカルボニル−4−シクロヘキシルメチル−2
,2−ジメチル−5−[(IH5)−1−ヒドロキシ−
2−(4−メチルピペリジノ)エチル]オキサゾリジン
72ff1gを無色油状物として得る。
Rf値: 0.13〜0.41 (n−ヘキサン−酢酸
エチル(1:2)) (b’) (4S、5R3)−3−ベンジルオキシカル
ボニル−4−シクロヘキシルメチル−2,2−ジメチル
−5−[(IRS)−1−ヒドロキシ−2−(4−メチ
ルピペリジノ)エチル]オキサゾリジン70mgを、エ
タノール1.5dに溶解し、パラジウ°ム黒を加え実施
例17と同様に処理し、(2R5,3R5,4S)−4
−アミノ−5−シクロへキシル−1−(4−メチルピペ
リジノ)−2,3−ベンタンジオール45■を無色油状
物として得る。
Rf値: 0.47(クロロホルム−メタノール−アン
モニア水(10:2:0.2)) (c) L−N−[(2S)−3−エチルスルホニル−
2−(l−ナフチルメチル)プロオビオニル]ノルロイ
シン43■を無水DMF0.4−に溶解し、−15℃攪
拌下、トリエチルアミン17成、DPPA27IIK!
、、(2RS、3RS、4S)−4−アミノ−5−シク
ロへキシル−1−(4−メチルピペリジノ)−2,3−
ベンタンジオール45■の無水DMF溶液0.6−を加
える。
実施例16−(5)−(b)と同様に処理し、シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーにより、クロロホルム−メ
タノール(20:1)で精製し、表題化合物36.5m
gを白色粉末として得る。
Rf’値: 0.29(クロロホルム−メタノール(1
0:1))質量スペクトル(FAB)  II/z  
 700(M”+1)NMR(300MHz、CDC1
,) δppm  : 0.78−0.92(68,m)、 
0.92−1.82(27H,l11)。
1゜90〜2.04(LH,II)、 2.17〜2.
31(11,m)。
2.51−2.91(58,m)、 3.00(18,
dd、J’13.7゜3.4Hz)、 3.05−3.
18(IH,m)、 3.24−3.49(5H,m)
、 3.61(IH,dd、J=15.0,7.9Hz
)。
4.15−4.29(2H,m)、 5.88−6.0
1(LH,6s)。
6.01−6.18(IH,6s)、 7.32−7.
46(2H,m)。
7.46−7.63(2H,m)、 ?、78(1)1
.d、J=7.9Hz)7.88(LH,d、J=7.
9Hz)。
8.01(IH,d、J=7.9Hz)実施例19 (2S、3R,4S)−4−(L−N−[(2S)−3
−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロ
ピオニル]ノルロイシル)アミノ−6−メチル−1−モ
ルホリノ−2,3−へブタンジオール (1) (3R5,4S)−4−(ベンジルオキシカル
ボニル)アミノ−6−メチルへブテン−3−オール(a
)水素化リチウムアルミニウム120mgを無水THF
3威に懸濁し、アルゴンガス下、−35〜40℃でL−
N−ペンジルオキシカルボニルロイシンビラゾライドt
gの無水T旺溶液12IIIl!を35分にわたり滴下
する。
さらに同温にて1時間放置した後、5規定塩酸0.64
−を加える。不溶物を濾去し、減圧上溶媒を留去後、残
渣を酢酸エチルに溶解する。酢酸エチル層を1規定塩酸
及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
する。減圧下、溶媒を留去し、L−N−ベンジルオキシ
カルボニルロイシナール634■を無色油状物として得
る。
Rf値: 0.34(n−ヘキサン−酢酸エチル(3:
1))(b) L−N−ベンジルオキシカルボニルロイ
シナール634■を無水THF7mi!に溶解し、アル
ゴンガス下、−78℃で0.87Mビニルマグネシウム
プロミドT旺溶液lO−を25分間にわたり滴下する0
滴下終了後、反応混合液を室温に戻し、さらに15時間
攪拌する。
反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液20mεに注ぎ、
ジエチルエーテルで抽出する。エーテル層を飽和食塩水
で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下、溶
媒を留去する。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィ−(n−ヘキサン−酢酸エチル(5:l))で精製し
、(3R3,4S)−4−(ベンジルオキシカルボニル
)アミノ−6−メチルへブテン−3−オール384mg
を無色油状物として得る。
Rf値: 0,29(n−A =IF サンー酢酸エチ
ル(3:1))(2)  (4S、5R5)、3−ベン
ジルオキシカルボニル−2,2−ジメチル−5−エチニ
ル−4−イソブチルオキサゾリジン (3RS、4S)−4−(ベンジルオキシカルボニル)
アミノ−6−メチルへブテン−3−オール124mgを
2,2−ジメトキシプロパン0.33mAに溶解し、無
水パラトルエンスルホン酸4■を加え、室温で終夜攪拌
する1反応液に酢酸エチル20dを加え、飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で洗浄後、有機層を無
水硫酸マグネシウムで乾燥させる。減圧上溶媒を留去し
、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘ
キサン−酢酸エチル(10:1))で精製し、(4S、
5R3)−3−ベンジルオキシカルボニル−2,2−ジ
メチル−5−エチニル−4−イソブチルオキサゾリジン
101mgを無色油状物として得る。
Rf値: 0.73(n−ヘキサン−酢酸エチル(3:
1))(3)  (4S、5R5)−3−ベンジルオキ
シカルボニル−2,2−ジメチル−5−((IRS)−
1−ヒドロキシ−2−モルホリノエチル]−4−イソブ
チルオキサゾリジン(a) (4S、5R5)−3−ベ
ンジルオキシカルボニル−2,2−ジメチル−5−エチ
ニル−4−イソブチルオキサゾリジン98.4■をジク
ロロメタン6威に溶解し、MCPB1212■を加え、
室温で1時間攪拌し、さらに4.5時間加熱還流する。
反応液に酢酸エチル20−を加え、冷5%亜硫酸水素ナ
トリウム水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽
和食塩水で洗浄する。酢酸エチル層を無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、減圧上溶媒を留去し、残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン−酢酸エチル
(10:1))にて精製し、(IRS)−1−[(4S
、5R5)−3−ベンジルオキシカルボニル−2,2−
ジメチル−4−イソブチルオキサゾリジン−5−イル]
オキシラン50■を無色油状物として得る。
Rf値: 0.25(n−ヘキサン−酢酸エチル(5:
1))(b) (IRS)−1−[(4S、5R3)−
3−ベンジルオキシカルボニル−2,2−ジメチル−4
−イソブチルオキサゾリジン−5−イル]オキシラン4
8mgをメタノール2成に溶解し、モルホリン14成を
加え、終夜で加熱還流する。
反応液を減圧下で溶媒留去し、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(n−ヘキサン−酢酸エチル(1:
l))にて精製し、(4S、5RS)−3−ペンジルオ
キシ力ルボニ)Lt−2,2−ジメチ/l/−5−[(
IRS)−1−ヒドロキシ−2−モルホリノエチル]−
4−イソブチルオキサゾリジン55■を無色油状物とし
て得る。
Rf値: 0.32(n−ヘキサン−酢酸エチル(1:
1))(4)  (2S、3R,4S)−4−fL−N
−((2S)−3−エチルスルホニル−2−(1−ナフ
チルメチル)プロピオニル]ノルロイシル)アミノ−6
−メチル−1−モルホリノ−2,3−へブタンジオール (a) (4S、5R3)−3−ベンジルオキシカルボ
ニル−2,2−ジメチル−5−[(IRS)−1−ヒド
ロキシ−2−モルホリノエチル]−4−イソブチルオキ
サゾリジン53.7mgをエタノール0.8rdに溶解
し、パラジウム黒を加え、室温常圧上水素添加する。触
媒を濾去後、減圧上溶媒留去し、(2R3,,3R5,
4S)−4−アミノ−6−メチル−1−モルホリノ−2
,3−ヘプタンジオール23mgを無色油状物として得
る。
Rf値: 0.32,0.43(クロロホルム−メタノ
ール−アンモニア水(10: 1 :0.2))(b)
 L−N=[(2S)−3−エチルスルホニル−2−(
1−ナフチルメチル)プロビオニルコノルロイシン38
.8■を無水DMF0.3mR,に溶解し、−15℃攪
拌下トリエチルアミン16μ、DPPA22d、(2R
5,3RS、4S)−4−アミノ−6−メチル−1−モ
ルホリノ−2,3−へブタンジオール23mgの無水D
MF溶液0 、6 rn9.を加える。室温で終夜攪拌
した後、酢酸エチル20威を加えて、10%クエン酸水
溶液、4%炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗
浄する。酢酸エチル層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た後、減圧上溶媒留去し、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにより、クロロホルム−メタノール(5
0:1)で精製し、表題化合物19.6■を無色粉末と
して得る。
Rf値: 0.23(クロロホルム−メタノール(30
:1))質量スペクトル III/Z   648(M
”+1)NMR(300MHz、CDCl、) δppm : 0.84(3H,t、J=7.5Hz)
、 0.92(3H,d、Jニア、5Hz)、 0.9
7(3H,d、J=7.5Hz)、  1.20(3)
1.t、J=7.5Hz)、 1.20−1.35(4
H,+n)。
1.34−1.47(LH,w)、  1.47−1.
85(511,m)。
2.41−2.55(2H,IM)、 2.55−2.
86(68,m)。
3.01(ill、dd、J=2.4,14.4Hz)
、 3.22−3.74(IOH,m)、 4.16−
4.26(2H,m)。
4.58(1,H,s)、  5.96(IH,d、J
’9.4Hz)。
6.08(IH,d、J=7.1Hz)、 ?、’20
−7.62(4H。
m)、 7.78(IH,d、J=7.911z)、’
 7.88(LH。
d、J=7.9Hz)、 7.98(IH,d、Jニア
、9Hz)実施例20 (2S、3R,4S)−4−(L−N−[(2S)−3
−エチルスルホニル−2−(l−ナフチルメチル)プロ
ビオニルコノルロイシル)アミノ−5−シクロへキシル
−1−(2−メトキシエチルアミノ)−2,3−ベンタ
ンジオール(a)  実施例16−(4)−(a)によ
って得られた、(IRS)−1−[:(4S、5R5)
−3−ベンジルオキシカルボニル−4−シクロヘキシル
メチル−2,2−ジメチルオキサゾリジン−5−イル]
オキシラン64■をメタノール2.6−に溶解し、2−
メトキシエチルアミン16成を加え、実施例17と同様
に処理する。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによ
りクロロホルム−メタノール(10:1)で精製し、(
4S、5R3)−3−ベンジルオキシカルボニル−4−
シクロヘキシルメチル−2,2−ジメチル−5−[(I
H3)−1−ヒドロキシ−2−(2−メトキシエチルア
ミノ)エチル]オキサゾリジン44mgを無色油状物と
して得る。
Rf値: 0.35(クロロホルム−メタノール(10
:1))(b)  (4S、5RS)−3−ベンジルオ
キシカルボニル−4シクロヘキシルメチル−2,2−ジ
メチル−5−[(IH5)−1−ヒドロキシ−2−(2
−メトキシエチルアミノ)エチル]オキサゾリジン44
mgをエタノール1.5−に溶解し、パラジウム黒を加
え実施例17と同様に処理し、(2RS、3R3,4S
)−4−アミノ−5−シクロへキシル−1−(2−メト
キシエチルアミノ)−2,3−ベンタンジオール27■
を無色油状物として得る。
Rf値: 0.17,0.29(クロロホルム−メタノ
ール−アンモニア(10“2:0.2)) (C)  L−N−((2S)−3−エチルスルホニル
−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイ
シン29mgを無水DMF0.4dに溶解し、−15℃
攪拌下、トリエチルアミン11.4μm1!、DPPA
18成、 (2R3、3R5、4S )−4−アミノ5
−シクロへキシル−1−(2−メトキシエチルアミノ)
−2,3−ベンタンジオール27■の無水DMF溶液0
.6−を加える。実施例16−(5)−(b)と同様に
処理し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより、
クロロホルム−メタノール(20:1)で精製し、表題
化合物12.8mgを白色粉末として得る。
Rf値:0゜21(クロロホルム−メタノール(10:
1))質量スペクトル m/z   677(M”+1
)NMR(300MHz、CDCl、) δppm : 0.87(3H,t、J=7.1Hz)
、 1.16(3H,t。
J=7.9)1z)、 0.92−1.86(19H,
m)、 2.20−2.97(6H,m)、 3.02
(IH,dd、に13.7゜3.4Hz)、3.18(
LH,dd、J=12.0,4.7Hz)。
3.24〜3.61(6H,m)、 3.47(3B、
t’、J=7.111z)、 3.70(IH,dd、
J=14.2,7.9Hz)。
4.14〜4.26(2H,口)、6.40(IH,b
s)、6.57(IH,bs)、 7.34−7’、4
8(2H,ra)、 7.48−7.64(21,l1
1)、  7.79(1)1.d、J=7.9Hz)。
7.88(1)l、d、J=7.9Hz)、 8.03
(IH,d、Jニア、911z) 実施例21 (2R3,3RorS、4S)−4−(L−N−[(2
S)−3−+:エチルルホニルー2−(1−ナフチルメ
チル)プロピオニル]ノルロイシル)アミノ−5−シク
ロヘキシル−1−メチルチオ−2,3−ベンタンジオー
ル (1)  L−’N−tert−ブトキシ力ルポニルシ
グロへキシルアラニン3.5−ジメチルビラシライド(
a)実施例16の(1)の(a)の方法で得られたし一
シクロへキシルアラニン1.0gを水5ml!に懸濁し
、トリエチルアミン1.2−を加える1次いで5−(t
ert−ブトキシカルボニル)−4,6−シメチルー2
−メルカプトピリミジン1.7gのジオキサン溶液3r
dを加え室温で18時間攪拌する。水5Mを反応混合物
に加え、酢酸エチルで抽出後、水冷下水層を5規定塩酸
でp[+4とする。酢酸エチルで抽出し、酢酸エチル層
を1規定塩酸及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥する。減圧下溶媒を留去し、L−N−te
rt−ブトキシカルボニルシクロへキシルアラニン1.
1gを淡黄色油状物として得る。
Rf値: 0.35(クロロホルム−メタノール−酢酸
(20: 1 :0.5)) (b) L−N−tert−ブトキシカルボニルシクロ
へキシルアラニン1.4gをジクロロメタン20dに溶
解し、3.5−ジメチルピラゾール0.54gを加える
。さらに水冷下DCC1,15gを加え室温で終夜攪拌
する。析出物を濾去後、減圧上溶媒を留去し残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーにより、n−ヘキサン
−酢酸エチル(5:1)で精製し、L−N−tert−
ブトキシカルボニルシクロへキシルアラニン3.5−ジ
メチルビラシライド1.75gを無色油状物として得る
Rf値: 0.70(n−Aキサン−酢酸エチル(3:
1))(2)  (3R5,4S)−4−(tert−
ブトキシカルボニル)アミノ−5−シクロへキシルペン
テン−3−オール(a)水素化リチウムアルミニウム1
92II1gを無水TlIF5威に懸濁し、アルゴンガ
ス下、−40℃前後でL−Ntert−ブトキシカルボ
ニルシクロへキシルアラニン3,5−ジメチルビラシラ
イド1.58gの無水T旺溶液2Mを約40分で滴下す
る。さらに同温で1時間20分放置した後、5規定塩酸
1dを加える。不溶物を濾去し、減圧上溶媒を留去後残
渣を酢酸エチルに溶解する。酢酸エチル層を1規定塩酸
及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
する。減圧上溶媒を留去し、L−N−tert−ブトキ
シカルボニルシクロへキシルアラニナール0.91gを
無色油状物として得る。
Rf値: 0.58(n−ヘキサン−酢酸エチル(3:
1))((転)L−N−tert−ブトキシカルボニル
シクロへキシルアラニナール0.91gを無水THF1
2dに溶解し、アルゴンガス下−78℃で0.87Mビ
ニルマグネシウムプロミドT旺溶液16dを45分間に
わたり滴下する。
滴下終了後反応混合液を室温に戻し、さらに終夜攪拌す
る0反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液30威に注ぎ
、酢酸エチルで抽出する。酢酸エチル層を飽和食塩水で
洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧上溶媒を
留去する。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(n−ヘキサン−酢酸エチル(5:1))で精製し、表
題化合物0.3gを無色油状物として得る。
Rf値:0.41(n−ヘキサン−酢酸エチル(3:1
))(3)  (4S、5R5)−3−tert−ブト
キシカルボニル−4−シクロヘキシルメチル−2,2−
ジメチル−5−エチニルオキサゾリジン (3R3,4S)−4−(tert−ブトキシカルボニ
ル)アミノ5−シクロへキシルペンテン−3−オール2
93mgを2,2−ジメトキシプロパン0.78meに
溶解し、無水パラトルエンスルホン酸9mgを加えて室
温で終夜攪拌する。反応混合液に酢酸エチル20戒を加
え、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で洗
浄後有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥する。減圧上
溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(叶ヘキサンー酢酸エチル(1oat))で精製し
、表題化合物259■を無色油状物として得る。
Rf値: 0.80(叶ヘキサンー酢酸エチル(3:1
))(4)  (4S、5RorS)−3−tart−
ブトキシカルボニル−4−シクロヘキシルメチル−2,
2−ジメチル−5−[(IRS)−1−ヒドロキシ−2
−メチルチオエチル〕オキサゾリジ(a) (4S、5
R5)−3−uert−ブトキシカルボニル−4−シク
ロヘキシルメチル−2,2−ジメチル−5−エチニルオ
キサゾリジン145■をジクロロメタン4.5成に溶解
し、MCPBA309mgを加えて、5時間加熱還流す
る。
反応混合液に酢酸エチル50威を加え、1規定水酸化ナ
トリウム水溶液及び飽和食塩水で洗浄する。
有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧上溶媒を
留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
n−ヘキサン−酢酸エチル(10:1))で精製し、(
IRS)−1−[(4S、5R3)−3−tert−ブ
トキシカルボニル−4−シクロヘキシルメチル−2,2
−ジメチルオキサゾリジン−5−イル]オキシラン75
.1■を無色油状物として得る。
Rf値: 0.69(n−ヘキサン−酢酸エチル(3:
1))(b) (IRS)−1−((4S、5R3)−
3−tert−ブトキシカルボニル−4−シクロヘキシ
ルメチル−2,2−ジメチルオキサゾリジン−5−イル
]オキシラン70mgをメタノール3威に溶解し、メチ
ルメルカプタンナトリウム水溶液(15%)を1064
加え、5時間加熱還流する。反応液に酢酸エチルを加え
、水及び飽和食塩水で洗浄する。有機層を無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、減圧上溶媒を留去し、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン−酢酸エ
チル(10:1))で精製し、(4S、5RorS)−
3−tart−ブトキシカルボニル−4−シクロヘキシ
ルメチル−2,2−ジメチル−5−[(IH5)−1−
ヒドロキシ−2−メチルチオエチル]オキサゾリジン2
9.8mgを白色固体として得る。
Rf値: 0.68(n−ヘキサン−酢酸エチル(3:
1))(5)  (2R5,3RorS、4S)−4−
(L=N−[:3−エチルスルホニル−2−(1−ナフ
チルメチル)プロピオニル]ノルロイシル)アミノ−5
−シクロへキシル−1−メチルチオ−2゜3−ベンタン
ジオール (a) (4S、5RorS)−3−tert−ブトキ
シカルボニル−4−シクロヘキシルメチル−2,2−ジ
メチル−5−[(IH3)−1−ヒドロキシ−2−メチ
ルチオエチル]オキサゾリジン29.4m1iをジオキ
サンを0.3TnR,に溶解し、3.6モルの塩酸−ジ
オキサン溶液を0.42−加え、室温で1時間攪拌した
。減圧下で溶媒を留去し、(2R5,3RorS、4S
)−4−アミノ−5−シクロへキシル−1−メチルチオ
−2,3−ベンタンジオール塩酸塩22.5■を無色油
状物として得る。
Rf値:0°、66(クロロホルム−メタノール−アン
モニア水(10:1 :0.5)) (b) L−N−[(2S)−3−エチルスルホニル−
2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイシ
ン18mgを無水DMF 0.1nfに溶解し、−15
℃攪拌下、トリエチルアミン20ttR,、DPPA1
4,4 、(2R5,3RorS、4S)−4−アミノ
−5−シクロへキシル−1−メチルチオ−2,3−ベン
タンジオール・塩酸塩22.5■の無水DMF溶液0.
5−を加える。
室温で終夜攪拌した後、反応液に酢酸エチル20戒を加
え、水、飽和食塩水で洗浄する6酢酸工チル層を無水硫
酸マグネシウムで乾燥した後、減圧上溶媒を留去する。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより、ク
ロロホルム−メタノール(100:1)で精製し、表題
化合物18 、5 mgを無色固体として得る。
Rf値: 0.27(クロロホルム−メタノール(30
:l))質量スペクトルm/z  649(M′″+1
)NMR(300MHz、CDCl、) δppm 0.85(38,t、J=7.6Hz)、 0.80−
1.10(2H。
m)、  1.10−1.50(9H,m)、  1.
25(:3H,t。
J=7.611Z)、  1.50−1.92(611
,m)、 2.18(3H,s)、 2.64−2.9
8(5H,m)、 3.08(IH。
dd、J=2.14Hz)、 3.28−3.66(7
H,IQ)。
4.03(LH,m)、 4.24(IH,m)、 4
.45(1B。
d、J=311z)、 6.08(IH,d、J=6H
z)、 6.46(1B、d、J−9Hz)、 7.2
0−7.63(4H,m)。
7.80(IH,d、J=8Hz) 、7.90(IH
,d、J=8Hz)8.00(1B、d、J=8Hz) 実施例22 (2S、3R,4S)−4−IL−N−[(2S)−3
−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロ
ピオニル]ノルロイシル)アミノ−5−シクロへキシル
−1−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2,3−ベン
タンジオール(a)  実施例16−(4)−(a)に
よって得られた(IRS)−1−[(4S、5R5)−
3−ベンジルオキシカルボニル−4−シクロヘキシルメ
チル−2,2−ジメチルオキサゾリジン−5−イル]オ
キシラン67mgをメタノール2.6−に溶解し、2−
エタノールアミン12Allを加え、実施例17と同様
に処理する。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによ
り、クロロホルム−メタノール(Loll。
5:1)で精製し、(4S、、5R3)−3−ベンジル
オキシカルボニル−4−シクロヘキシルメチル−2,2
−ジメチル−5−[(IH3)−1−ヒドロキシ−2−
(2−ヒドロキシエチルアミノ)エチルコオキサゾリジ
ン39.7■を無色油状物として得る。
Rf値: 0.15〜0.35(クロロホルム−メタノ
ール(5:1)) (b)  (4S、5R5)−3−ベンジルオキシカル
ボニル−4−シクロヘキジルメチル−2,2−ジメチル
−5−[:(lRS)−1−ヒドロキシ−2−(2−ヒ
ドロキシエチルアミノ)エチル]オキサゾリジン38.
5gを、エタノール1.5rdに溶解しパラジウム黒を
加え、実施例17と同様に処理し、(2R5,3RS、
4S)−4−アミノ−5−シクロへキシル−1−(2−
ヒドロキシエチルアミノ)−2,3−ベンタンジオール
25.8■を無色油状物として得る。
Rf値: 0.05,0.08(クロロホルム−メタノ
ール−アンモニア水(10:2:0.2))(c)  
L−N−[:(2S)−3−エチルスルホニル−2−(
1−ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイシン23
gを無水DMF0.3mgに溶解し、−15℃攪拌下、
トリエチルアミン10.4成、DPPA16成、(2R
5,3RS、4S)−4−アミノ−5−シクロへキシル
−1−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2,3−ベン
タンジオール25.8■の無水り肝溶液0.6−を加え
る。実施例ts−(5)−(b)と同様に処理し。
シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより、クロロホ
ルム−メタノール(5:1)で精製し、表題化合物13
゜IIIIgを白色粉末として得る。
Rf値: 0.30〜0.41(クロロホルム−メタノ
ール(5:1)) 質量スペクトル(FAB)  III/Z   662
(M”+1)NMR(300MHz、CDCl、) δppm : 0.70〜2.20(258,a+)、
 2.61〜2.99(7H,m)3.08〜3.92
(11B、Il)、 3.99〜4.19(2H,n)
6.90〜7.01(2H,m)、 7.28〜7.4
1(2H,a)。
7.41−7.59(2H,a+)、 7.75(11
,d、J=7.9Hz)、7.85(1B、d、J=7
.9)1z)、 8.08(1)1゜d 、J=7.9
Hz) 実施例23 (2S、3R,4S)−4−(L−N−[:(2S)−
3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)プ
ロピオニル]ノルロイシル)アミノ−5−シクロヘキシ
ル−1−ジエチルアミノ−2,3−ベンタンジオール (a)  実施例16−(4)−(a)によって得られ
た(IH5)−1−[(4S、5R5)−3−ベンジル
オキシカルボニル−4−シクロヘキシルメチル−2,2
−ジメチルオキサゾリジン−5−イル]オキシラン62
■をメタノール2.6−に溶解し、ジエチルアミン19
II1.を加え、実施例17と同様に処理する。シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーにより、クロロホルム−
メタノール(10:l)で精製し、(4S、5R5)−
3−ベンジジルオキシカルボニル−4−シクロヘキシル
メチル−2,2−ジメチル−5−[(IH5)−1−ヒ
ドロキシ−2−(ジエチルアミノ)エチル]オキサゾリ
ジン45.5■を無色油状物として得る。
Rf値: 0.38(クロロホルム−メタノール(10
:1))(b)  (4S、5RS)−3−ベンジルオ
キシカルボニル−4−シクロヘキシルメチル−2,2−
ジメチル−5−[(IH3)−1−ヒドロキシ−2−(
ジエチルアミノ)エチル]オキサゾリジン44■をエタ
ノール1.5m9に溶解し、パラジウム黒を加え、実施
例17と同様に処理し、(2RS。
3R5,4S)−4−アミノ−5−シクロへキシル−1
−ジエチルアミノ−2,3−ベンタンジオール29,5
■を無色油状物として得る。
Rf値: 0.31,0.41(クロロホルム−メタノ
ール−アンモニア水(10:2:0.2))(C)  
L−N−[(2S)−3−エチルスルホニル−2−(1
−ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイシン28■
を無水り肝0.3或に溶解し、−15℃攪拌下、トリエ
チルアミン12成、DPPA18越、(2R5,3RS
、4S)−4−アミノ−5−シクロへキシル−1−ジエ
チルアミノ−2,3−ベンタンジオール29.5■の無
水DMF溶液0.6mgを加える。実施例16−(5)
−(b)と同様に処理し、シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーにより、クロロホルム−メタノール(20:1
)で精製し、表題化合物12.9■を白色粉末として得
る。
Rf値: 0.22(クロロホルム−メタノール(10
:1))質量スペクトル(FAB)  tslz   
674(M”+1)NMR(300MHz、CDCl、
) δppm : 0.85(38,t、J=7.1Hz)
、 1.20(3H,t、J=7.9Hz)、 0.9
2−1.93(25H,In)、2.37−2.91(
8H,m) 、3.01(1B、dd、に13.7,3
.4Hz)、3.21−3.53(511,m)、 3
.53−3.72(LH,m)、 4.15−4.31
(2H,m)、5.90−6.39(2)!、Il)、
7.31〜7.48(21,m)、7.48〜7.66
(2H,m)、 7.79(lH,d、J=7.9Hz
)、7.89(IH,d、J=7.9Hz)、8.02
(IH,d、J=7.9Hz)実施例24 (2R5,3R3,4S)−4−(L−N−[(2S)
−3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)
プロピオニル]ノルロイシル)アミノ−5−シクロヘキ
シル−1−[エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ]
−2,3−ベンタンジオール(1)  (4S、5R5
)−3−ベンジルオキシカルボニル−4−シクロヘキシ
ルメチル−2,2−ジメチル5−((IH5)−2−[
エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−1−ヒドロ
キシエチル)オキサゾリジン 実施例16の(4)の(a)の方法で得た(IH3)−
1−[(4S。
5RS)−3−ベンジルオキシカルボニル−4−シクロ
ヘキシルメチル−2,2−ジメチルオキサゾリジン−5
−イル]オキシラン71■をメタノール2威に溶解し、
2−エチルアミノエタノール30成を加え、7時間加熱
還流する0反応液から減圧上溶媒を留去し、残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム−メタ
ノール(30:1))で精製し、表題化合物84Nを無
色油状物として得る。
Rf値: O,4a(クロロホルム−メタノール(10
:1))(2)  (2R5,3R9,4S)−4−(
L−N−((2S)−3−エチルスルホニル−2−(1
−ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイシル)アミ
ノ−5−シクロへキシル−1−[エチル(2−ヒドロキ
シエチル)アミノ]−2,3−ベンタンジオール (a)’(1)で得られた化合物83■をエタノール0
.8或に溶解し、パラジウム黒を加えて室温常圧上水素
添加する。触媒を濾去後、減圧下で溶媒を留去し、(2
R5,3R5,4S)−4−アミノ−5−シクロへキシ
ル−1−[エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−
2,3−ベンタンジオール49■を無色油状物として得
る。
(b) L−N−((2S)−3−エチルスルホニル−
2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル)ノルロイシ
ン52mgを無水DMF0.3dに溶解し、−15℃で
トリエチルアミン21越、DPPA32越を順次加え、
続いて(2R3,3RS、4S)−4−アミノ−5−シ
クロヘキシル−1−[エチル(2−ヒドロキシエチル)
アミノ]−2,3−ベンタンジオール49■の無水DM
F溶液0.5−を加える。室温で終夜攪拌し、反応液に
酢酸エチル20威を加えて希釈する。有機層を10%ク
エン酸水溶液、4%炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和
食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。減
圧上溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(クロロホルム−メタノール(10:1))で
精製し、表題化合物17.6■を無色結晶として得る。
Rf値:0゜38(クロロホルム−メタノール(10:
1))質量スペクトル m/z   690(M”+1
)NMR(300MHz、CDC1,) δppm : 0.82(3H,t、J=7.6Hz)
、 0.80−1.83(22H,m)、 2.46−
2.95(8B、m)、 3.12(IH。
dd、J=3.14Hz)、 3.28−3.72(8
H,m)。
4.08−.4.15(2H,m)、 6.00−6.
32(2H,m)。
7.35〜7.60(4H,l11)、 7.70〜7
.80(IH,+n)。
7.88(1B、d、J=811z)、 7.99(I
l+、、d、J=8Hz) 実施例25 (2R5、3R5、4S)−4−fL−N−[(2S)
−3−工、チルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル
)プロピオニル]ノルロイシル)アミノ−1−イソプロ
ピルチオ−6−メチル−2,3−へブタンジオール (1)  (3R3,4S)−4−(tert−ブトキ
シカルボニル)アミノ−6−メチルへブテン−3−オー
ル(a) L−N−乞ert−ブトキシカルボニルロイ
シン和物5gをジクロロメタン50rdに溶解し、3.
5−ジメチルピラゾール2.1gを加える。さらに氷冷
下DCC4、6gを加え0℃で2時間、室温に戻して終
夜攪拌する。析出物を濾去後,減圧上溶媒を留去し、残
渣をメタノール−水より再結晶し、水で洗浄し、L−N
−tert−ブトキシカルボニルロイシン3.5−ジメ
チルビラシライド6、2gを無色結晶として得る。
Rf値: 0.59(n−ヘキサン−酢酸エチル(3:
1))(b)水素化リチウムアルミニウム847■を無
水T旺18dに懸濁し、アルゴンガス下、−30℃でL
−N−tert−ブトキシカルボニルロイシン3.5−
ジメチルビラシライド6、2gの無水T旺溶液72威を
30分間にわたり滴下する。さらに同温にて1時間放置
した後、5規定塩酸4.5−を加える。不溶物を濾去し
、減圧上溶媒を留去後、残渣をジエチルエーテルに溶解
する。有機層を1規定塩酸及び飽和食塩水で洗浄後、無
水硫酸マグネシウムで乾燥する。減圧上溶媒を留去し、
L−N−tert−ブトキシカルボニルロイシナール3
.2gを淡黄色油状物として得る。
Rf値: 0.51(n−ヘキサン−酢酸エチル(3:
1))(c) L−N−tert−ブトキシカルボニル
ロイシナール3、2gを無水THF30蛇に溶解し、ア
ルゴンガス下−78℃で0.98’Mビニルマグネシウ
ムプロミドT旺溶液50或を30分間にわたり滴下する
。反応液を室温にもどし、さらに終夜攪拌後、飽和塩化
アンモニウム水溶液20−に注ぎ,エーテルで抽出する
.エーテル層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、減圧上溶媒を留去する。残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(叶ヘキサンー酢酸エチル
(5:1))で精製し、(3RS,4S)−4−(te
rt−ブトキシカルボニル)アミノ−6−メチルへブテ
ン−3−オール1.1gを無色油状物として得る。
Rf値: 0.40(n−ヘキサン−酢酸エチル(3:
1))(2)  (IRS)−1((1,RS、2S)
−2−(tert−ブトキシカルボニル)アミノ−1−
ヒドロキシ−4−メチルへブチル]オキシラン (a) (3RS、4S)−4−(tert−ブトキシ
カルボニル)アミノ−6−メチルへブテン−3−オール
1gを無水り肝2或に溶解し、tart−ブチルジメチ
ルクロロシラン743N及びイミダゾール700mgを
加え、室温で終夜攪拌する0反応液に酢酸エチル160
或を加えて有機層を冷1規定塩酸、飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液及び飽和食塩水で洗浄する。無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去する。残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン−酢酸エチ
ル(30:l))で精製し、(3R3,4S)−4−(
tert−ブトキシカルボニル)アミノ−3−(ter
t−ブチルジメチルシリル)オキシ−6−メチルヘプテ
ン121gを無色油状物として得る。
Rf値+ 0.49(叶ヘキサンー酢酸エチル(20:
1))(b) (3R3,4S)−4−(tert−ブ
トキシカルボニル)アミノ−3−(tert−ブチルジ
メチルシリル)オキシ−6−メチルヘプテン1.2gを
ジクロロメタン30m9.に溶解し。
0℃でMCPBA2.2gを徐々に加える。温度を室温
に戻して14時間攪拌し、さらに4時間加熱還流する。
反応液に酢酸エチル210−を加え、冷10%亜硫酸ナ
トリウム水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液。
飽和食塩水で洗浄する。酢酸エチル層を無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した後、減圧下溶媒を留去する。残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーにより、n−ヘキサ
ン−酢酸エチル(10:1)で精製し、(IRS)−1
−[(IRS、2S)−2−(tert−ブトキシカル
ボニル)アミノ−1−(tert−ブチルジメチルシリ
ル)オキシ−4−メチルペンチル〕オキシラン943+
ngを無色油状物として得る。
Rf値: 0.29(n−ヘキサン−酢酸エチル(to
ol))(c) (IRS)−1−[(IRS、2S)
−2−(tart−ブトキシカルボニル)アミノ−1−
(tert−ブチルジメチルシリル)オキシ−4−メチ
ルペンチルコオキシラン873mgをテトラブチルアン
モニウムフルオライドの1モルT)IP溶液4.5域に
溶解し、0℃で30分、さらに室温で5.5時間攪拌す
る。反応液に酢酸エチル100−を加え、水及び飽和食
塩水で洗浄する。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥
した後、減圧下溶媒を留去する。残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーにより、n−ヘキサン−酢酸エチ
ル(5:1)で精製し、(IRS)−1−[(IRS、
2S)−2−(tert−ブトキシカルボニル)アミノ
−1−ヒドロキシ−4−メチルペンチル]オキシラン5
20■を無色油状物として得る。
Rf値: 0.13(叶ヘキサンー酢酸エチル(3:1
))(3)  (2R5,3RS、4S)−4−(te
rt−ブトキシカルボニル)アミノ−1−イソプロピル
チオ−6−メチル−2,3−へブタンジオール (IRs)−1−[(IRS、2S)−2−(tert
−ブトキシカルボニル)アミノ−1−ヒドロキシ−4−
メチルペンチル]オキシラン46.7■をメタノール1
.8dに溶解し、トリエチルアミン50成、イソプロピ
ルメルカプタン33越を加え、6時間加熱還流する1反
応液を減圧上溶媒留去し、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにより、n−ヘキサン−酢酸エチル(5
:1)で精製し、 (2R5,3R3,4S)−4−(
tart−ブトキシカルボニル)アミノ−1−イソプロ
とルナオー6−メチル−213−へブタンジオール23
.7■を無色粉末として得る。
Rf値: 0.42,0.49(叶ヘキサンー酢酸エチ
ル(3:1)) (4)  (2R5,3R3,4S)−4−(L−N−
(2S)−[3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチ
ルメチル)プロピオニル]ノルロイシル)アミノ−1−
イソプロピルチオ−6−メチル−2,3−へブタンジオ
ール (a) (2R5,3RS、4S)−4−(tert−
ブトキシカルボニル)アミノ−1−イソプロピルチオ−
6−メチル−2,3−へブタンジオール211I1gを
ジオキサン0.3−に溶解し、3゜6モルの塩酸−ジオ
キサン溶液0.32dを加え、室温で4時間攪拌する1
反応液を減圧下で溶媒留去し、(2R5,3R5,4S
)−4−アミノ−1−イソプロピルチオ−6−メチル−
2,3−へブタンジオール塩酸塩16 、911gを無
色油状物として得る。
Rf値: 0.22(クロロホルム−メタノール−アン
モニア水(10:1:0.2)) (b) L−N−[(2S)−3−エチルスルホニル−
2−′(l−ナフチルメチル)プロピオニル1ノルロイ
シン17.3■を無水 DMFo、2mgに溶解し、−
15℃攪拌下、トリエチルアミン15μg、DPPAI
I成、(2RS、3RS、4S)−4−アミノ−1−イ
ソプロピルチオ−6−メチル−2,3−へブタンジオー
ル塩酸塩16.9mgの無水DMF溶液0.5威を加え
る。
室温で終夜攪拌した後、反応液に酢酸エチル15成を加
え、水、飽和食塩水で洗浄する。有機層を無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去する。残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーにより、クロロホルム
−メタノール(100:1)で精製し、表題化合物19
.0■を無色粉末として得る。
Rf値: 0.22(クロロホルム−メタノール(50
:1))質量スペクトル m/z   637(M”+
])NMR’ (300MHz、CDC1,)δI)p
I : 0.85(3H,t、J=7.8Hz)、 0
.90(3H,d、J=7.5Hz)、 0.96(3
H,d、J=7.5Hz)’、 1.13〜1.40(
128,n+)、 1.53〜1.90(6H,111
)。
2.22〜3.11(6H,a+)、 4.09(IH
,dd、J=7゜1411z)、 4.14−4.25
(lH,m)、 4.40(IH。
br s)、 6.16(11,d、J=7Hz)、 
6.44(IH。
d、J=911z)、 7.31−7.46(2H,m
)、 7.49−7.53(2H,m)、7.79(I
H,d、J=8Hz)。
7.89(IH,d、]=8Hz)、7.99(LH,
d、J=8Hz)実施例26 (2R5,3R5,4S)−4−CL−N−((2S)
−3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)
プロピオニル)ノルロイシルコアミノ−6−メチル−1
−チオモルホリノ−2,3−へブタンジオール (a)前項の(2)で得た( IRS)−1−[(IH
5,2S)−2−(’tert。
−ブトキシカルボニル)アミノ−1−ヒドロキシ−4−
メチルペンチル]オキシラン58.4mgをメタノール
2.2威に溶解し、チオモルホリン24μtを加え、3
時間加熱還流する。反応液を減圧上溶媒留去し、残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーしこより、n−ヘ
キサン−酢酸エチル(1:1)で精製し、(2RS、3
R5,4S)−4−(tert−ブトキシカルボニル)
アミノ−6−メチル−1−チオモルホリノ−2,3−へ
ブタンジオール72.7■を無色粉末として得る。
Rf値: 0.15,0.−33(n−ヘキサン−酢酸
ニーf−h(1:1)) (b) (2R3,3R5,4S)−4−(tert−
ブトキシカルボニル)アミノ−6−メチル−1−チオモ
ルホリノ−2,3−へブタンジオール68■をジオキサ
ン0.5mgに溶解し、3.6M塩酸−ジオキサン溶液
1或を加え、室温で2時間攪拌する。反応液を減圧上溶
媒留去し、(2R5,3RS。
4S)−4−アミノ−6−メチル−1−チオモルホリノ
−2,3−へブタンジオール・2塩酸塩63■を無色油
状物として得る。
Rf値: 0.38,0.43(クロロホルム−メタノ
ール−アンモニア水(10:1:0.2))(c) L
−N−((2S)−3−エチルスルホニル−2−(1−
ナフチルメチル)プロピオニル1ノルロイシン51.2
■を無水DMF0.3mgに溶解し、−15℃攪拌下、
トリエチルアミン69μ、 DPPA32通、(2R3
,3RS、4S)−4−アミノ−6−メチル−1−チオ
モルホリノ−2,3−へブタンジオール・2塩酸塩63
Mの無水DMF溶液を加える。室温で終夜攪拌した後、
反応液に酢酸エチル30−を加え、水。
飽和食塩水で洗浄する。酢酸エチル層を無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した後、減圧上溶媒留去し、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーにより、クロロホルム−
メタノール(1,0:1)で精製し、表題化合物6.7
■を無色粉末として得る。
Rf値: 0.38(りoロホルムーメタ/ −、It
、(10:1))質量スペクトル m/z   664
(M”+1)NMR(300MHz、CDCl、) δppa+ : 0.81(3H,t、J=7.6Hz
)、 0.80−1.90(18H,n+)、 2.4
5−2.96(128,m)、 3.02−3.76(
9Lm)、 4.55−4.71(2H,m)、7.2
8−7.63(48,m)、 7.74−7.91(2
H,m)、 8.02(1B。
d、J=8Hz) 実施例27 (2S、3R,4S)−4−[L−N((2SorR)
−2−エチルスルホニルメチル−4−メチルペンタノイ
ル〕ノルロイシル]アミノ−5−シクロへキシル−1−
モルホリノ−2,3−ベンタンジオール (1)2−イソブチル−2−プロペン酸エチルエステル
(a)水素化ナトリウム分散液(油性、60%)1.6
gを、n−ペンタンで3回洗浄し、アルゴン気流により
乾燥する。得られる粉末を無水りにF14mgにアルゴ
ン気流下懸濁させ、0℃攪攪拌フジエチルフォスフォノ
酢酸エチルエステル897gを滴下する。室温で1時間
攪拌後、0℃に冷却し、攪拌下1−ブロモー2メチルプ
ロパン6.58gを滴下する。55℃で一晩攪拌し、水
80威を加え、酢酸エチル抽出する。酢酸エチル層を水
、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸ナトリウムにより乾燥後
、溶媒留去する。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーによりn−ヘキサン−アセトン(4:1)の混合
物を用いて精製し、2ジエチルフォスフォノ−4−メチ
ルペンタン酸エチルエステル7.59gを無色油状物と
して得る。
Rf値: 0.23(n−ヘキサン−アセトン(2:1
))NMR(300MHz、CDCl5) δppm : 0.84−0.95(6H)、 1.2
2−1.36(98)。
1.58<IH,m)、 1.86(ill、m)、 
1.98(IH。
m)、 3.02(ltll)、 4.06−4.25
(6H)(b)リチウムクロリド333 mgを無水T
旺14成に懸濁させ攪拌下、2−ジエチルフォスフォノ
−4−メチルペンタン酸エチルエステル2.0gを加え
る1次にDBUl、41gを無水T旺溶液として加え、
バラホルムアルデヒド348mgの無水THF懸濁液を
加える。室温で一晩攪拌後、反応溶液を濾過し濾取物を
少量のベンゼンで洗浄する。濾液と洗液を合わせて減圧
濃縮し、得られるシロップを酢酸エチル60dに溶解す
る。酢酸エチル層を水、飽和食塩水で洗浄2無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後、溶媒を留去し、2−イソブチル−2
−プロペン酸エチルエステル700■を無色油状物とし
て得る。
Rf値: 0.53(n−ヘキサン−酢酸エチル(20
:1))NMR(300MFlz、CDCl、)δpp
m : 0.89(6H)、 1.’30(3H)、 
1.78(LH,m)。
2.17(2H,、m)、 ’4.18(2B、m)、
 5.47(LH。
s)、 6.13(18,5) (2) L−N−[(2RS)−2−エチルチオメチル
−4−メチルペンタノイル]ノルロイシンterm−ブ
チルエステル(a)2−イソブチル−2−プロペン酸エ
チルエステル650■をエチルメルカプタン3mθに溶
解し、カリウムtert−ブトキシド50■を加え室温
で2時間攪拌する。反応液を酢酸エチル60mEで希釈
し、水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸ナトリウムで乾燥
する。
溶媒を減圧留去し、2−エチルチオメチル−4−メチル
ペンタン酸エチルエステル660mgを無色油状物とし
て得る。
Rf値: 0.40(n−ヘキサン−酢酸エチル(20
:1))NMR(300MHz、CDCl、) δppm : 0.90(6H)、 1.20−1.3
4(6H)、 1.48−1.68(211)、 1.
75(0,5)1)、 2.00(0,511)。
2.52(2H)、 2.59〜2.79(38)、 
4.15(2H)(b)2−エチルチオメチル−4−メ
チルペンタン酸エチルエステル650m1をエタノール
−水(10:1)溶液6dに溶解し2規定水酸化カリウ
ムのエタノール−水(10:1)溶液8.9戒を加える
。室温で2.5時間攪拌後、反応液を減圧濃縮し懸濁液
とする。これに水40或を加え、水冷下2規定塩酸によ
りpH2とし、酢酸エチルで抽出する。酢酸エチル層を
水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸ナトリウムにより乾燥
後、溶媒留去する。2−エチルチオメチル−4−メチル
ペンタン酸を577n+g無色油状物として得る。
Rf値: 0.41(クロロホルム−メタノール−酢酸
(10:0.5:0.1)) (C)2−エチルチオメチル−4−メチルペンタン酸5
70■を無水りにF7mgに溶解し、L−ノルロイシン
tert−ブチルエステル618mg、l−ヒドロキシ
ベンゾトリアゾール657 mg 、 DCC860■
をO℃攪攪拌下見る。室温で一晩攪拌後、析出するジシ
クロへキシルウレアを濾去し、濾液を酢酸エチルloo
mgで希釈する。
酢酸エチル層を10%クエン酸水溶液、水、4%炭酸水
素ナトリウム水溶液、水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫
酸ナトリウムにより乾燥する。溶媒を減圧留去し、残渣
にクロロホルムを少量加え、不溶物を濾去することを2
度行い、得られた濾液を減圧濃縮する。残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーにより、n−ヘキサン−酢
酸エチル(20:1)を用いて精製し、L−N−[(2
RS)−2−エチルチオメチル−4−メチルペンタノイ
ル]ノルロイシンtert−ブチルエステル679■を
得゛る。
Rf値: 0.35(n−ヘキサン−酢酸エチル(5:
1))NMR(300MHz、CDCl、) δppm : 0,8(9tり、 119〜1.43(
71()、 1.46(91()1.52〜1.73(
4H)、 1.82(1B)、 2.37CIH)2.
45〜2.63(311)、 2.78(IH)、 4
.50(IH)6.08(0,5H)、 6.16(0
,5H)(3)  <25,3R,4S)−4−[ムー
N−[(2SorR)−2−エチルスルホニルメチル−
4−メチルペンタノイル]ノルロイシル]アミノ−5−
シクロヘキシル−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジ
オール (a) L−N((2RS)−2−エチルチオメチル−
4−メチルペンタノイル]ノルロイシンtert−ブチ
ルエステル679+agをメタノール10dに溶解し、
30%過酸化水素水3.21d、タングステン酸ナトリ
ウム・2水和物62.4■を加える。室温で2時間攪拌
後、さらに、タングステン酸ナトリウム・2水和物42
II1gを加え室温で4時間攪拌する1反応液に酢酸エ
チル100−を加え、酢酸エチル層を水、飽和食塩水で
洗浄、無水硫酸ナトリウムで乾燥する。溶媒留去して得
られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによ
り、n−ヘキサン−酢酸エチル(3:l)を用いて精製
し、L−N−(2−エチルスルホニルメチル−4−メチ
ルペンタノイル)ノルロイシンtart−ブチルエステ
ルのRf上の異性体358■、Rf下の異性体 315
 agを得る。
Rf上の異性体 Rf値:0.66(n−ヘキサン−酢酸エチル(1:1
))tJMR(300MHz、CDCl、 )δppm
 : 0.85−1.00(9H)、 1.20〜1.
40(7H)。
1.46(9HTS)、1−53−1.73(4H)、
1−80(LH,a+)、 2.79〜3.06(4H
)、 3.57(1)1゜dd、JJ、15Hz)、 
4.40(IH,dt、J=7.8Hz)6.27(L
H,d、J=8Hz) Rf下の異性体 Rf値二〇、56(n−ヘキサン−酢酸エチル(1:1
))NMR(300MHz、CDCl、) δppm : 0.85〜1.00(9[1)、 1.
22〜1.42(71()。
1.47(9tl、s)、 1.52−1.88(5F
l)、 2.80−3.02(4H)、 3.60(1
8,m)、 4.46(LTI、+n)。
6.16(1B、d、J=8Hz) (b) L−N−[(2SorR)−2−エチルスルホ
ニルメチル−4−メチルペンタノイル]ノルロイシンt
ert−ブチルエステルのRf上の異性体358mgを
無水ジクロロメタンに溶解し、TFAl、5rd、を加
える。室温で1.5時間攪拌後、反応液を減圧濃縮して
得られるシロップをベンゼンに溶解させ、減圧濃縮する
ことを繰り返す、ジエチルエーテル−n−ヘキサンによ
りシロップを結晶化させ、減圧乾固させ、L−N−[(
2SorR)−2−エチルスルホニルメチル−4−メチ
ルペンタノイル]ノルロイシン312■を無色固体とし
て得る。
Rf値: 0.24(クロロホルム−メタノール−酢酸
(10:0.5:O61)) NMR(300MHz、CDC1,) δppm : 0.85−1.00(9H)、 1.2
0−1.45(8B)。
1.51−1.83(3H)、 1.93([1,m)
、 2.82−3.17(4B)、 3.62(LH,
dd、J=8.15Hz)。
4.56(11,dt、J=7.8Hz)、 6.91
(IH,br)(c) L−N−[(2SorR)−2
−エチルスルホニルメチル−4−メチルペンタノイル]
ノルロイシン25.6■を無水DMF0.5ml+に溶
解し、−15℃攪拌下トリエチルアミン30.8mg 
、DPPA25.2mg 、 (2R5,3R,4S)
−4−アミノ−5−シクロへキシル−1−モルホリノ−
2,3−ベンタンジオール・2塩酸塩38.5■の無水
DMF溶液を加え、同温で1時間、室温で−yA攪拌す
る1反応液を#酸エチルエ0威で希釈し、酢酸エチル層
を水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにより
乾燥する。溶媒を減圧留去し得られる残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーによりクロロホルム−メタノ
ール(50:l)を用いて精製し、(2S、3R,4S
)−4−[:L−N−[(2SorR)−2−エチルス
ルホニルメチル−4−メチルペンタノイル]ノルロイシ
ル]アミノ−5−シクロへキシル−1−モルホリノ−2
,3−ベンタンジオール21.7+ngを無色固体とし
て得る。
Rf値: (151(クロロホルム−メタノール(10
:1))質量スペクトルm/z  604(?I”+1
)NMR(300MHz、CDCl、) δppm : 0.85−1.02(911)、 1.
08−1.98(25H)。
2.46(2H,br)、 2.62(IH,t、J=
11)1z)。
2.72−3.06(5■)、 3.24(2H,m)
、 3.38−3.52(2H,m)、 3.52−3
.77(5H)、 4.24(2H。
m)、 4.90(18,br)、 6.18(1)1
.d、に7、IHz)7.12(111,d、J=8.
7Hz)実施例28 (2S、3R,4S)−4−(L−N−[(2SorR
)−5−エチルチオ−2−(1−ナフチルメチル)ペン
タノイル]ノルロイシル)アミノ−5−シクロへキシル
−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオール L−N−[(2SorR)−5−エチルチオ−2−(l
−ナフチルメチル)ペンタノイル]ノルロイシン50.
5@gを無水DMF0.5+dに溶解し、−15℃攪拌
下、トリエチルアミ?158.2g 、DPP147.
4mg 、 (2RS、3R,4S)−4−アミノ−5
−シクロへキシル−1−モルホリノ−2,3−ベンタン
ジオール・2塩酸塩72.3111にの無水DMF溶液
を加え、同温で2時間、室温で一晩攪拌する1反応液を
酢酸エチル30dで希釈し、酢酸エチル層を水、飽和食
塩水で洗浄、無水硫酸ナトリウムにより乾燥する。
溶媒留去し得られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーにより、クロロホルム−メタノール(100:
l)の混合物を用いて精製し、表題化合物2565■を
無色固体として得る。
Rf値: 0.50(クロロホルム−メタノール(20
:1))NMR(300MHz、CDCl、) δppm + 0.75−1.04(5H)、 1.0
4−1.35(IIH)。
1.35−1.80(1211)、 1.85(IH,
l)、 2.38−2.68(88)、 2.78(2
H)、 3.25(2H,d、J=7.9Hz)、 3
.48(2H,m)、 3.68(4H)。
4.22(2H,m)、 4.58(11,br)、 
5.55(LH。
d、J=7.1Hz)、 5.90(ill、d、J=
8.7Hz)。
7.38(2H,m)、 7.54(21(、m)、 
7.75(l)I。
d、J=7.9Hz)、 7.88(LH,d、J=7
.9Hz)。
7.96(IH,d、J=7.9Hz)実施例29 (2S、3R,4S)−4−(L−N−[(2SorR
)−5−エチルスルホニル−2−(l−ナフチルメチル
)ペンタノイル]ノルロイシル)アミノ−5−シクロへ
キシル−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオール L−N−[(2SorR)−5−エチルスルホニル−2
−(1−ナフチルメチル)ペンタノイル]ノルロイシン
90mgを無水り肝0.4−に溶解し、−15℃攪拌下
、トリエチルアミン81.4■、DPPA66.3■、
(2R5,3R,4S)−4−アミノ−5−シクロへキ
シル−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオール・2
塩酸塩101■の無水DMF溶液(0゜4mg)を加え
、同温で2時間、室温で一晩攪拌する6反応液を酢酸エ
チル5Mで希釈し、酢酸エチル層を水。
飽和食塩水で洗浄、無水硫酸ナトリウムにより乾燥する
。溶媒留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにより、クロロホルム−メタノール(50:1)の
混合物を用いて精製し、表題化合物46.2mgを無色
固体として得る。
Rf値: 0.51(クロロホルム−メタノール(10
:1))NMR(300M)Iz、CDC1,)δpp
m : 0.76〜1.05(5H)、 1.05〜2
.02(24H)。
2.48(2H,m)、 2.62(2H,i)、 2
.70−3.00(6H)、 3.22(IH,m)、
 3.32(IH,n)。
3−48(2B、m)、 3.65(4H)、 4.2
2(211,m)。
4.60(LH,br)、 5.84(18,d、J=
7.1Hz)。
5.96(IH,d、J=8.7Hz)、 7.38(
2H,m)。
7.54(2H,m)、 7.76(II(、d、J=
7.9tlz)。
7.88(IH,d、J=7.9Hz)。
7.98(LH,d、J=7.’9Hz)実施例30 (2S、3R,4S)−4−(L−N−[(2S)−3
−エチルスルホニル−2−(8−キノリルメチル)プロ
ピオニル]ノルロイシル)アミノ−5−シクロへキシル
−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオール 酸成分として、ジアステレオアイソマーの1つである、
L−N−[(2S)−3−エチルスルホニル−2−(8
−キノリルメチル)プロピオニル]ノルロイシン33r
Qg。
また、アミン成分として(2S、3R,4S)−4−ア
ミノ−5−シクロへキシル−1−モルホリノ−2,3−
ベンタンジオール・2塩酸塩31■、トリエチルアミン
51威、DPPA21成を朋い縮合反応を行う。シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム−メタノ
ール−濃アンモニア(150:3:0.1))で精製後
、 27mgの表題化合物を得る。
Rf値: 0.48(クロロホルム−メタノール(10
:1))実施例31 (2S、3R,4S)−4−tL−Nα−[(2S)−
3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)プ
ロピオニル]ヒスチジル)アミノ−5−シクロへキシル
−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオール (a) L−N”−[(2RS)−3−エチルスルホニ
ル−2−(l−ナフチルメチル)プロピオニル]−Nl
”−トリフェニルメチルヒスチジン56.5■を無水D
MF0.4dに溶解し、−15℃攪拌下、トリエチルア
ミン10.4mg 、DPPA28.3■を加える。さ
らにトリエチルアミン24.3mg 。
(2R5,3R,4S)−4−アミノ−5−シクロへキ
シル−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオール・2
塩酸塩43.1■を加え、同温で1時間、室温で一晩攪
拌する0反応溶液を酢酸エチル30或で希釈し、酢酸エ
チル層を水。
飽和食塩水で洗浄、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒
留去する。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
によりクロロホルム−メタノール1)を用いて精製し、
(2S,3R,4S)−4−(L−Na−[:(2RS
)−3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル
)プロピオニル]−Nl’−トリフェニルメチルヒスチ
ジル)アミノ−5−シクロへキシル−1−モルホリノ−
2,3−ベンタンジオール32.3■を無色固体として
得る。
Rf値: 0.45,0.53(クロロホルム−メタノ
ール(10:1)) 質量スペクトル m/z   954(M”+1)(b
) (2S,3R,4S)−4−(L−N”−[(2R
S)−3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチ
ル)プロピオニル]−%Im−トリフェニルメチルヒス
チジル)アミノ−5−シクロヘキシル−1−モルホリノ
−2.3−ベンタンジオール32、3■をジクーロロメ
タン0.4mAに溶解し、TFAo.1威を加え室温で
1時間攪拌゛後、溶媒留去する.残渣を酢酸エチル15
dに溶解し、有機層を4%炭酸水素ナトリウム水溶液,
水,飽和食塩水で洗浄、無水硫酸ナトリウムにより乾燥
する。溶媒留去して、得られる残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーにより、トルエン−メタノール(1
0:1)を用い”c精製t,、、(2S,3R,4S)
−4−(L−Nct−[:(2RS)−3−r4 )t
tスルホニル]−2−(1−ナフチルメチル)ペンタノ
イル]ヒスチジル)アミノ−5−シクロへキシル−1−
モルホリノ−2.3−ベンタンジオール19.1■を無
色固体として得る。
Rf値: 0.0?,0.17(クロロホルム−メタノ
ール(10:1)) 質量スペクトル IO/z   712(M”+1)N
MR (300MI(z,CDC1.)δppm : 
0.62〜1.87(16+1)、 2.48(211
)、 2.55〜2、95(5H)、 3.05(4H
し)、 3.25〜3.58(5H)、 3.58〜3
.80(5H)、 4.10(0.711,[6)4、
19(0.3H,+n)、 4.43(0.7)1,m
)、 4.53(0.3H,m)、  6.88(0.
3H,s)、 6.91(0.7H,s)、  7.3
0−7.65(5H)、 7.76(IH)。
7、87(IH)、  8.04(18)(c) (2
S,3R,4S)−4−(L−N”−[(2RS)−3
−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロ
ビオニルコヒスチジル)アミノ−5−シクロへキシル−
1−モルホリノ−213−ベンタンジオール16■を高
速液体クロマトグラフィー(イナートシル、00S,?
.6X250M)により、0、01Mリン酸−トリエチ
ルアミン緩衝液(pH7)とメタノールの混合溶媒(3
0ニア0)を用いて精製し、(2S。
3R 、4S)−4−f+、−Na−[(2S)−3−
=c f 、It/ x /L/ ホー1− /L/−
2−( 1−ナフチルメチル)プロピオニル]ヒスチジ
ル)アミノ−5−シクロへキシル−1−モルホリノ−2
.3−ベンタンジオール2 、 4 5 mgを無色固
体として得る。
保有時間: 29.30分 カラム :イナートシルODS 7.6X250M移動
相 : 0.01モル リン酸−トリエチルアミン(p
H7)/メタノール(30ニア0)流速  : 2.5
nE/分 検出器 : UV(245nm) 実施例32 (2S,3R,4S)−4−(L−N−[:(2S)−
3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)プ
ロピオニル]セリル)アミノ−5−シクロへキシル−1
−モルホリノ−2.3−ベンタンジオール (1) L−N−[(2S)−3−エチルスルホニル−
2−(l−ナフチルメチル)プロピオニル]セリン (a) (2RS)−3−エチルチオ−2−(1−ナフ
チルメチル)プロピオン酸72.5111gを無水DN
F0.2−に溶解し、−15℃攪拌下でトリエチルアミ
ン99μQ 、 DPPA77μ2。
L−セリンエチルエステル塩酸塩60.4mgの無水D
HF溶液0.6mgを加える.室温で終夜攪拌した後、
反応液に酢酸エチル50dを加えて、水,飽和食塩水で
洗浄する。酢酸エチル層を無水硫酸マグネシウムで乾燥
した後、減圧下で溶媒を留去する。残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーにより。
Q−ヘキサン−酢酸エチル(2:1)で精製し、L−N
−((2S)−3−エチルチオ−2−(1−ナフチルメ
チル)プロピオニル)セリンエチルエステル28.8n
+gを無色粉末として得る。
Rf値: 0.32(n−ヘキサン−酢酸エチル(C1
))(b) L−N−1(2S)−3−エチルチオ−2
−(1−ナフチルメチル)プロピオニル)セリンエチル
エステル28.8mgをエタノール0.4−に溶解し、
1規定水酸化カリウムのエタノール−水(loll)溶
液を0.34+d加えて、室温で1.5時間攪拌する。
水冷下、反応液に1規定塩酸をp112となるまで加え
、酢酸エチルで抽出する。酢酸エチル層を水、飽和食塩
水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧
下、溶媒を留去し、L−Ni(2S)−3−エチルチオ
−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル)セリン2
6.1■を無色油状物として得る。
Rf値: 0.23(クロロホルム−メタノール−酢酸
(10:1:0.2)) (c) L−ト((2S)−3−エチルチオ−2−(l
−ナフチルメチル)プロピオニル)セリン26.1mg
をメタノール0.8蛇に溶解し、30%過酸化水素水0
.14戒、タングステン酸ナトリウム・2水和物2 、
6 mgを加え、室温で5.5時間攪拌する。反応液に
酢酸エチル30献を加え、1規定塩酸、水、飽和食塩水
で洗浄する。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下、
溶媒を留去し、L−N−((25)−3−エチルスルホ
ニル−2−(l−ナフチルメチル)プロピオニル)セリ
ン28.3mgを無色油状物として得る。
Rf値: 0.08(クロロホルム−メタノール−酢酸
(10:1:0.2)) (2) (2S、3R,4S)−4iL−N−[(2S
)−3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル
)プロピオニル]セリル)アミノ−5−シクロへキシル
−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオール L−N−[:(2S)−3−エチルスルホニル−2−(
1−ナフチルメチル)プロピオニル]セリン28.3■
を無水DMF0.1威に溶解し、−15℃攪拌下、トリ
エチルアミン44成、DPPA22成、(2S、3R,
4S)−4−アミノ−5−シクロへキシル−1−モルホ
リノ−2,3−ベンタンジオール・2塩酸塩38.1m
gの無水D?IF溶液0.3威を加える。室温で終夜攪
拌した後、反応液に酢酸エチル35−を加え、水、飽和
食塩水で洗浄する。酢酸エチル層を無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、減圧下、溶媒を留去し、残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーで、クロロホルム−メタノー
ル(30:1)にて精製し、表題化合物11.5mgを
無色粉末として得る。
Rf値: 0.24(クロロホルム−メタノール(10
:1))質量スペクトル m/z   662(M”÷
1)NMR(300Mtlz、CDC1,)δppm 
: 0.70−0.98(3B、m)、 1.23(3
H,t、J=7.611z)、 1.04−1.80(
13H,m)、 2.43〜2.67(2H,l11)
、 2.68〜2.90(4H,l11)、 2.93
〜3.21(4H,m)、 3.30−3.52(5H
,m)。
3.58−3.81(6H,m)、 4.10−4.2
7(2H,1m)。
4’、77(1■、br s)、 6.08(IH,d
、J=8Hz)。
6.96(ILd、J=9)1z)、 7.28−7.
63(41(,11)7.79(1)1.d、J=8■
z)、 7.89(IH,d、J=8Hz)、 7.9
9(1)1.d、J=8Hz)実施例33 (2S、3R,4S)−4−[L−N−[(2S)−3
−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロ
ピオニルコメチオニル)アミノ−5−シクロへキシル−
1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオール (1) L−I?((2RS)−3−エチルスルホニル
−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル]メチオニ
ン(a) (2RS)−3−エチルチオ−2−(l−ナ
フチルメチル)プロピオン酸1.0gをメタノール36
+nAに溶解し、30%過酸化水素水6.1d、タング
ステン酸ナトリウム・2水和物140■を加え、室温で
終夜攪拌する。反応液に酢酸エチル350meを加え、
1規定塩酸、水、飽和食塩水で洗浄する。無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、減圧下、溶媒を留去し、(2R5)
−3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)
プロピオン酸1.08gを無色結晶として得る。
Rf値: 0.47(クロロホルム−メタノール−酢酸
C1o: 1 :0,5)) (b) L−メチオニンエチルエステル・1塩酸塩99
.2■をジクロロメタン1.5nfに溶解し、トリエチ
ルアミン65μ2を加える。水冷下、(2R5)−3−
エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロピ
オン酸129.9mg、1−ヒドロキシベンゾトリアゾ
ール71.5mg。
DCC99,5mgを加える。室温で終夜攪拌した後、
不溶物を濾去し、濾液を酢酸エチルで希釈し、10%ク
エン酸水溶液、飽和炭酸ナトリウム水溶液、飽和食塩水
で洗浄する。無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下、
溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで、クロロホルム−酢酸エチル(3:l)G、:よ
り精製し、L−N−((2RS)−3−エチルスルホニ
ル−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル)メチオ
ニンエチルエステル51.3mgを無色粉末として得る
Rf値: 0.38,0.45(クロロホルム−酢酸エ
チル(5:1)) (c) L−Ni(2RS)−3−エチルスルホニル−
2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル)メチオニン
エチルエステル80mgをエタノール3,6威に溶解し
、l規定水酸化カリウムのエタノール−水(to:1)
溶液0.86mf!を加え、水、飽和食塩水で洗浄する
。#酸エチル層を無硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下
、溶媒を留去すると、L−N−((2R5)−3−エチ
ルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニ
ル)メチオニン75・3mgが無色結晶として得られう
・Rf値: 0.31.0.43(クロロホルム−メタ
ノール−酢酸(10:1:0.5)) (2) (2S、3R,4S)−4−[L−N−[(2
S)−3−4チルスルボニル−2−(l−ナフチルメチ
ル)プロピオニルコメチオニル)アミノ−5−シクロへ
キシル−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオール (1)テ得られた化合物75.3mg tt 無水DM
F0.5m1l! G、:溶解し、−15℃攪拌下、ト
リエチルアミン11067z。
DPPA56成、(2S、3R,4S)−4−アミノ−
5−シクロへキシル−1−モルホリノ−2,3−ベンタ
ンジオール・2塩酸塩90.4mgを加え、室温で終夜
攪拌する1反応液に酢酸エチルを加え、水、飽和食塩水
で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーでクロロホルム−メ
タノール(20:1)により精製し、続いて、薄層クロ
マトグラフィー(シリカゲルプレート、展開剤:クロロ
ホルム−メタノール(10:1))により分離、精製し
、表題化合物1266■を無色粉末として得る。
Rf値: 0.41(りC1Oホルム−メタ/ −/l
/(10:1))質量スペクトル m/z   706
(M”+1)NMR(300MHz、CDC1,) δppm : 0.80〜1.06(2B、m)、  
1.06〜2.10(161,m)2.03(38,s
)、 2.40−2.90(IOH,m)。
3.02(IH,dd、J=3.14Hz)、 3.2
4−3.78(12H,m)、 4.15〜4.32(
IH,11)、 4.39〜4.55(IH,m)、 
6.23(11(、d、J=914z)、。
6.50(IH,d、J’6Hz)、 7.29−7.
63(4H,o+)7.79(LH,d、J=8Hz)
、 7.89(IB、d、J4Hz)、 8.00(I
H,d、J’8Hz)実施例34 (2S、3R,4S)−4−(L−N−[(2S)−3
−イソプロピルスルホニル−2−(8−キノリルメチル
)プロピオニル]ロイシル)アミノ−5−シクロへキシ
ル−1−モルホリノ−2゜3−ベンタンジオール (a)実施例1Oと同様に、2−(8−キノリルメチル
)アクリル酸エチルエステルとイソプロピルメルカプタ
ンのマイケル付加反応により3−イソプロピルチオ−2
−(8−キノリルメチル)プロピオン酸のエチルエステ
ルを得る。1規定水酸化カリウムのエタノール−水(1
0:1)溶液でケン化の後、3−イソプロピルチオ−2
−(8−キノリルメチル)プロピオン酸の黄色固体を得
る(収率81%)。
NMR(300MHz、CDCl、) δppm : 1.16(3H,d、J=7Hz)、 
1.23(3H,d、J=7Hz)、 2.75(1)
1.m)、 2.8−2.9(2H,m)。
3.18(2H,m)、3.87(IH,dd、J:2
.4.15Hz)(b)3−イソプロピルチオ−2−(
8−キノリルメチル)プロピオン酸とロイシンtert
−ブチルエステルをDPPA法を用い縮合する。続いて
メタノール−30%過酸化水素水(10:1)中タング
ステン酸ナトリウム触媒存在下、スルホニル化合物へ酸
化する。シリカゲルカラムクロマトグラフィーでn−ヘ
キサン−酢酸エチル(1:1)にて精製する。無色透明
シロップのL−N−[(2R5)−3−イソプロピルス
ルホニル−2−(8−キノリルメチル)プロピオニル]
ロイシンtert−ブチルエステルを得る。
Rf値: 0.27,0.30(n−ヘキサン−酢酸エ
チル(CI)) (c) L−N−[(2RS)−3−イソプロピルスル
ホニル−2−(8−キノリルメチル)プロピオニル]ロ
イシンtert−ブチルエステル54mgをジクロロメ
タン−TF、A(1:1)の0.8dに溶解する。減圧
濃縮乾燥後、45mgのL−N−[(2RS)−3−イ
ソプロピルスルホニル−2−(8−キノリルメチル)プ
ロビオニルコロイシン45■を固体で得る。これをDP
PA法を用いて、(2S、3R,4S)−4−アミノ−
5−シクロへキシル−1−モルホリノ−2,3−ベンタ
ンジオールと縮合反応を行う、シリカゲルカラムクロマ
トグラフィーでクロロホルム−メタノール(50:l)
にて精製及びステレオアイソマーを分離し、表題化合物
を17■得る。
Rf値: 0.46(クロロホルム−メタノール(50
:1))実施例35 (2S、3R,4S)−4−(L−N″−[(2S)−
3−イソプロピルスルフィニル−2−(1−ナフチルメ
チル)プロピオニル]ヒスチジニル)アミノ−5−シク
ロへキシル−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオー
ル (a)水酸化ナトリウム7gを水30−に溶解させる。
メタノール45或を加えてよく攪拌し、β−メルカプト
プロピオン酸6.86疵を滴下して加える。次にイソプ
ロピルブロマイド17.43gを加え、室温で終夜攪拌
する。イソプロピルブロマイドは徐々に溶解して反応す
る。水12Mで反応液を希釈した後。
エーテル120dで洗浄する。分離水層を水冷下、濃塩
酸10威でpH1とする。酢酸エチル(200m2X2
゜10M X l)で抽出した後、有機層を飽和食塩水
(100mEX2)で洗浄する。有機層を無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、減圧濃縮してシロップである3−イ
ソプロピルチオプロピオン酸9.27gを得る。
Rf値: 0.43(クロロホルム−メタノール−33
%酢酸(10:1:0.5)) (b)3−イソプロピルチオプロピオン酸226mgを
無水ジクロロメタン1.5dに溶解する。トリエチルア
ミン0.22rd(1,0eq)を加え・た後氷冷する
。攪拌下、塩化ピバロイル0.19rd、を加えるとゲ
ル状の反応液を得る。10℃で10分攪拌した後水冷す
る。
(4R,5S)−4−メチル−5−フェニル−2−オキ
サゾリジノン270■と1.5モルn−ブチルリチウム
0.96mgとで作られるリチウムアミドのジクロロメ
タン溶液を用意し、これを先の反応液に水冷下加える。
室温で終夜攪拌した後、クロロホルム20−を用い反応
液を希釈する。4%炭酸水素ナトリウム水溶液15或で
洗浄後、クロロホルム溶液を無水硫酸マグネシウムで乾
燥させる。減圧下、濃縮後シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーでn−ヘキサン−酢酸エチル(6: 1 )で
精製後、<4R,5S)−3−(3−イソプロピルチオ
プロピオニル)−4−メチル−5−フェニル−2−オキ
サゾリジノン240mgを無色透明シロップとして得る
(収率51%)。
(c) (4R,5S)−3−(3−イソプロピルチオ
プロピオニル)−4−メチル−5−フェニル−2−オキ
サゾリジノン4.47gを無水THF30成に溶解する
。−78℃下リチウムジイソプロピルアミドのT旺溶液
(ジイソプロピルアミン2.36g、THF20Tn1
..15%n−ブチルリチウムのn−ヘキサン溶液14
.7dから調製した24威)を加える。−78℃30分
攪拌する。1−(ブロモメチル)ナフタレン3.57g
のT旺溶液15−を滴下して加える0次に反応液を一3
5℃に昇温し、終夜攪拌を続ける。
飽和塩化アンモニウム水40w1を反応液に加えて、反
応液中の過剰アニオンを分解させる。さらに水40−を
用いて反応液を希釈し、酢酸エチル200−で抽出する
。酢酸エチル層を5%硫酸水素カリウム水溶液、4%炭
酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水の各100dで順
次洗浄する。酢酸エチル層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、減圧′a縮する。得られるシロップをシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーでn−ヘキサン−酢酸エチル(
7:1)で精製後、(4R25S)−3−((2S)−
3−イソプロピルチオ−2−(l−ナフチルメチル)プ
ロピオニル)−4−メチル−5−フェニル−2−オキサ
ゾリジノンを微黄色透明シロップとして1.78g得る
(収率27%)。
NMR(300MHz、CDCl、) δppm : 0.65(3H,d、J=7.1Hz)
、 1.14(3H,d、J=6.5Hz)、 1.2
0(3H,d、J=6.5Hz)、 2.63(IH,
dd、J=5.7,12.6Hz)、 2.92(IH
,11)。
2.95(IH,dd、J=8.9,12.6Hz)、
 3.41(IH,dd、J=9.9,13.8Hz)
、 3.54(1[1,dd、J=4.7,13.8H
z)、 4.70(IH,IB)、 4.77(IH,
m)、 5.62(IH,d、J=7.0Hz)光学純
度  99%(HPLC分析) (d) (4R,5S)−3−((2S)−3−イソプ
ロピルチオ−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル
)−4−メチル−5−フ工ニル−2−オキサゾリジノン
45[をT)IFo、6dに溶解する。水冷下水酸化リ
チウム・1水和物50+ng/威水溶液を0.3d加え
る。0℃1時間、次いで室温で3時間攪拌する。 TI
IFのみ減圧濃縮し水を加えた後、析出したノルエフェ
ドリンアミドを濾去する。濾液を1規定塩酸でp旧とし
、酢酸エチル(15dX2)を用いて抽出する。酢酸エ
チル層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮して
、(2S)−3−イソプロピルチオ−2−(l−ナフチ
ルメチル)プロピオン酸24■(収率24%)のシロッ
プを得る。これをDPPA法を用いてL−Nil−、−
トリフェニルメチルヒスチジンメチルエステルと縮合し
、精製後L−Nα−[(2S)−3−イソプロピルチオ
−2−(l−ナフチルメチル)プロピオニル]−NII
I′−トリフェニルメチルヒスチジンメチルエステルを
白色固体で40111g得る。
Rf値: 0.36(ベンゼン−メタ) −/1z(2
0:1))(e) L−Nα−[(2S)−3−イソプ
ロピルチオ−2−(l−ナフチルメチル)プロピオニル
]−Nm−トリフェニルメチルヒスチジンメチルエステ
ル40mgをジオキサン0.6+nEに溶解する6室温
下、亜臭素酸ナトリウム・3水和物37■/d水溶液を
0.3m加える。室温で15分反応液を攪拌した後、酢
酸エチル20mgで希釈する。水8m次いで飽和食塩水
8−で洗浄後無水硫酸ナトリウムで乾燥する。減圧濃縮
すると黄色固体を得る。これを0.4規定水酸化カリウ
ムのメタノール−水(10:1)溶液でケン化の後、L
−Nα−[(2S)−3−イソプロピルスルフィニル−
2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル]−Nl”−
)リフェニルメチルヒスチジン40■(Rf値:0.4
8.クロロホルム−メタノール−33%酢酸(10:1
:0.2))を得る。これを実施例11と同様に、DP
PA法により(2S、3R,4S)−4−アミノ−5−
シクロへキシル−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジ
オールと縮合し、さらにジクロロメタン−TFA(3:
4)で脱トリフェニルメチル化を行う。シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(クロロホルム−メタノール−濃
アンモニア水(30:3:0.02))で精製後、(2
S、3R,4S)−4−(L−Nα−[(2S)−3−
イソプロピルスルフィニル−2−(l−ナフチルメチル
)プロピオニル]ヒスチジル)アミノ−5−シクロヘキ
シル−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオールの2
On+gを白色固体として得る。
Rf値: 0.28,0.27(クロロホルム−メタノ
ール−濃アンモニア水(10:1:0.5))実施例3
6 (2S 、3R,4S)−4−[L−N−[(2Sor
R)−3−(2−ヒドロキシエチル)スルホニル−2−
(1−ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイシル)
アミノ−5−シクロへキシル−1−モルホリノ−2,3
−ベンタンジオール(1) (2R5)−3−(2−ヒ
ドロキシエチル)チオ−2−(l−ナフチルメチル)プ
ロピオン酸 (a)水素化ナトリウム(油性、60%)3.2gをn
−ペンタンで3回洗浄し、アルゴン気流により乾燥させ
る。
得られる粉末を無水DMF3Mにアルゴン気流下懸濁さ
せ、0℃攪拌下ジエチルフォスフォノ酢酸エチルエステ
ル17.9gを1時間で滴下する。室温で1時間攪拌後
再び0℃に冷却し、攪拌下1−(クロロメチル)ナフタ
レン17.0gを50分間で滴下する。55℃で一晩攪
拌後再びO′Cに冷却し、攪拌下1−(クロロメチル)
ナフタレン17.0gを50分間で滴下する。55℃で
一晩攪拌後、反応液に水160dを加え、酢酸エチルで
抽出する(8MX3)。酢酸エチル層を飽和食塩水で洗
浄し、無水硫酸ナトリウムにより乾燥後、溶媒留去する
。得られるシロップをシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにより、n−ヘキサン−酢酸エチル(2:3)を用
いて精製し、2−ジエチルフォスフォノ−3−(1−ナ
フチル)プロピオン酸エチルエステル28.7gを無色
油状物として得る。
Rf値: 0.37(n−ヘキサン−酢酸゛エチル(1
:2))(b)リチウムクロリド1.92gを無水T 
HF 50 mEに懸濁させ、2−ジエチルフォスフォ
ノ−3−(1−ナフチル)プロピオン酸エチルエステル
15gを滴下する0次にDBllの50%無水THF溶
液16dを滴下し、バラホルムアルデヒド2.Olgを
無水T)IFに懸濁したものを加える。室温で3時間攪
拌し、不溶物を濾去、不溶物を少量のジエチルエーテル
で洗浄する。濾液と洗液を合わせて溶媒留去し、得られ
るシロップをジエチルエーテル18Mに溶解する。ジエ
チルエーテル層を10%クエン酸水溶液、水、飽和食塩
水で洗浄、無水硫酸ナトリウムにより乾燥する。溶媒留
去して得られるシロップをシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーにより、n−ヘキサン−ジエチルエーテル(2
0:1)を用いて精製し、2−(1−ナフチル)メチル
−2−プロペン酸エチルエステル6.48gを無色油状
物として得る。
Rf値: 0.45(n−ヘキサン−酢酸エチル(10
:I))NMR(300MHz、CDC1,) δppIIl: 1.33(3B、t、J=6.9Hz
)、 4.10(2H,s)。
4.27(2H,q、J=6.9Hz)、 5.16(
IH,d、J=1.5)1z)、 6.24(IH,d
、J=1.5Hz)、 7.35(IH,d、に811
z)、 7.40−7.52(3H)。
7.78(28,d、J=8Hz)、 7.82−7.
95(2)1)(c) 2−(1−ナフチル)メチル−
2−プロペン酸エチルエステル2.04gを2−メルカ
プトエタノール7’14dに溶解し、室温攪拌下カリウ
ムtert−ブトキシド102[を加えて、室温で15
分攪拌する。2−メルカプトエタノールを500成加え
さらに15分攪拌後、反応液をジエチルエーテル150
dで希釈する。ジエチルエーテル層を水、飽和食塩水で
洗浄、無水硫酸ナトリウムにより乾燥し、溶媒留去する
(2R3)−3−(2−ヒドロキシエチル)チオ−2−
(1−ナフチルメチル)プロピオン酸エチルエステル2
.81gを無色油状物として得る。
Rf値: 0.43(n−ヘキサン−酢酸エチル(1:
1))NMR(300MHz、CDCl、) δppm  :  1.08(3H,t、J=7.5H
z)、  2.40(IH,br)。
2.63(28,t、J=5.9Hz)、’ 2.69
(IH,Ol)。
2.84(IH,+o)、 3.04(IH,Im)、
 3.35(28゜m)、 3.61(2B、t、J=
5.9Hz)、 4.04(2H。
q、J=7.5Hz)、 7.30(2H,m)、 7
.48(2H。
m)、 7.70(LH,d、j=7.9Hz)、 7
.82(IH。
d、、I’7.9Hz)、 8.00(IH,d、J=
7.9Hz)(d) (2RS)−3−(2−ヒドロキ
シエチル)チオ−2−(1−ナフチルメチル)プロピオ
ン酸エチルエステル151■をエタノール−水(10:
1)溶液0.9蛇に溶解し、2規定水酸化カリウムエタ
ノール−水(10:1)溶液1.18dを加え室温で2
時間攪拌後、反応液を減圧濃縮する。濃縮液に水を加え
、0℃攪拌下2規定塩酸によりpH2とし、酢酸エチル
で抽出する。酢酸エチル層を水、飽和食塩水で洗浄し、
無水硫酸ナトリウムにより乾燥後、溶媒留去する。得ら
れる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより
、クロロホルム−酢酸エチル−酢酸(6:3:0.1)
を用いて精製し、(2R3)−3−(2−ヒドロキシエ
チル)チオ−2−(1−ナフチルメチル)プロピオン酸
82■を無色固体として得る。
Rf値: 0.28(クロロホルム−メタノール−酢酸
(to:0.5:0.1)) NMR(300MHz、CDCl、) δppm : 2.68(2H,t、J=5.711z
)、 2.74(LH,m)。
2.86(IH,m)、 3.14(IH,m)、 3
.33(IH。
dd、J=6.3,13.8Hz)、 3.57(IH
,dd、J=6.3,13.8Hz)、 3.64(2
H,t、に5.7Hz)。
7.38(2H,m)、7.52(2H,m)、 7.
77(LH,d。
J=7.2Hz)、 7.88(18,dd、J=1.
8,7.8)1z)8.60(18,d、J=8.4■
2)(2) (2S、3R,4S)−4−(L−N−(
(2SorR)−3−(2−ヒドロキシエチル)スルホ
ニル−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル]ノル
ロイシル)アミノ−5−シクロへキシル−1−モルホリ
ノ−2,3−ベンタンジオール(a) (2SR)−3
−(2−ヒドロキシエチル)チオ−2−(1−ナフチル
メチル)プロピオン酸80mgを無水DMF0.7dに
溶解し、0℃攪拌下し−ノルロイシンtert−ブチル
エステル58.9mg、1−ヒドロキシベンゾトリアゾ
ール68.6mg 、DCC79,2mgを加え室温で
一晩攪拌する。
析出するジシクロへキシルウレアを濾去し、濾液を酢酸
エチル20rdで希釈する。酢酸エチル層を10%クエ
ン酸水溶液、水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウムにより乾燥後、溶媒留去する。残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーにより、クロロホルム−酢酸エ
チル(7,:1)の混合物を用いて精製し、 L−N−
[(2R5)−3−(2−ヒドロキシエチル)チオ−2
−(1−ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイシン
tert−ブチルエステルのRf上の異性体35.7■
Rf下の異性体15.9mg、両者の混合物32.3m
gを得る。
Rf上の異性体 Rf値: 0.60(クロロホルム−酢酸エチル(1:
1))NMR(300Mllz、CDCl、)δppm
 : 0.85(3H,t、J=7.1tlz)、 1
.00−2.00(15H)、  2.64(2H,t
、J=5.1Hz)、2.68−2.84(3H)、 
2.913(1■、m)、 3.32(211,m)。
3.66(28,d、J=5.11(z)、 4.35
(IH,m)。
6.10(IH,d、J=7.9Hz)、 7.26−
7.40(2H)7.44−7.60(2H)、 7.
72(11,d、J=7.9Hz)7.84(IH,d
、J=7.9Hz)、 8.04(18,d、J’7.
9Hz) Rf下の異性体 Rf値+ 0.52(クロロホルム−酢酸エチル(1:
1))(b) L−N−[3−(2−とドロキシエチル
)チオ−2−(l−ナフチルメチル)プロピオニル]ノ
ルロイシンtert−ブチルエステルのRf下の異性体
359■をメタノール5威に溶解し、30%過酸化水素
水1.33me、タングステン酸ナトリウム・2水和物
25.7■を加え、室温で2時間半攪拌する0反応液を
酢酸エチル50−で希釈し、水、飽和食塩水で洗浄、無
水硫酸ナトリウムにより乾燥、溶媒留去して、L−N−
[(2SorR)−3−(2−ヒドロキシエチル)スル
ホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロビオニルコノ
ルロイシンtert−ブチルエステル332■を得る。
Rf値: 0.34(クロロホルム−酢酸エチル(1:
1))NMR(300MHz、CDCl、) δppffl : 0.8B(3H,t、J4.IHz
)、  1.05−1.35(4H) 11−40(9
H、S )、1 、54−1 、82(3B) 13.
02〜3.24(3H)、 3.24−3.50(3H
)。
3.92−4.06(3H)、 4.26(IH,m)
、 6.05(1B、d、J=7.9Hz)、 7.2
8−7.42(28)。
7.48〜7.63(2H)、 7.76(LH,d、
J=7.9Hz)、 7.88(IH,d、J=7.9
Hz) 8.01(18゜d、J=7.9Hz) (c) L−N−[(2SorR)−3−(2−ヒドロ
キシエチル)スルホニル−2−(1−ナフチルメチル)
プロピオニル]ノルロイシンtert−ブチルエステル
315■を無水ジクロロメタン2dに溶解し、TFA 
1 dを加え、室温で3時間攪拌する。溶媒を減圧留去
し、残渣を酢酸エチルより再結晶化させ、L−N−[(
2SorR)−3−(2−ヒドロキシエチル)スルホニ
ル−2−(l−ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロ
イシン267■を無色固体として得る。
Rf値: 0.23(クロロホルム−メタノール−酢酸
(10:0.5:0.1) (d) L−N−[(2SorR)−3−(2−ヒドロ
キシエチル)スルホニル−2−(1−ナフチルメチル)
プロピオニル]ノルロイシン50■を無水DMF0.2
mgに溶解し、O℃攪拌下1−ヒドロキシベンゾトリア
ゾール28.2■、 DCC33,2■を加える6次に
、(2R3,3R,4S)−4−アミノ−5−シクロへ
キシル−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオール・
2塩酸塩55.2mgを無水DMF0.2威に溶解し、
トリエチルアミン31.1■を加え中和する。これを先
の反応液に加え、0℃2時間、室温で一晩攪拌する。析
出するジシクロへキシルウレアを濾去し、濾液を酢酸エ
チルlO成で希釈する。酢酸エチル層を4%炭酸水素ナ
トリウム水溶液、水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸ナト
リウムにより乾燥後、溶媒留去する。残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーにより、クロロホルム−メタ
ノール(20:1)を用いて精製し、(25,3R,4
S)−4−(L−N−((2SorR)−3−(2−ヒ
ドロキシエチル)スルホニル−2−(1−ナフチルメチ
ル)プロピオニル]ノルロイシル)アミノ−5−シクロ
へキシル−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオール
20.1mgを無色固体として得る。
Rf値: 0.31(クロロホルム−メタノール(to
il))質t ス/()yトルm/z  704(M”
+1)NMR(300MHz、CDC1,) δppm : 0.74−1.10(4H)、 1.1
0−1.40(4H)。
1.40−1.82(14H)、 2.50(2H)、
 2.58−2.83(4H)、 3.09(2H,m
)、 3.24(1B、dd。
J=2.7,14.0Hz)、 3.31−3.53(
6B)。
3.69(4H)、 3.8DI)1.dd、J=8.
3,14.0Hz)、 3.98(2H,t、J=10
.3Hz)、 4.17(LH+ll1)+ 4.62
(1)1.br)、 5.98(IH,s)。
4.26(IH,II+)、 6.10(2H,d、J
=7.9Hz)。
7.31−7.50(2H)、 7.50−7.65(
2H)。
7.81(LH,d、J=7.9Hz)、 7.91(
18,d、J=7.9Hz)、 8.02(LH,d、
J=7.9Hz)実施例37 (2S、3R,4S)−4−(L−N−[:(2S)−
2−ベンジ)Lt−3−エチルスルホニルプロピオニル
]ノルロイシル)アミノ−5−シクロへキシル−1−モ
ルホリノ−2,3−ベンタンジオール (1) (2RS)−2−ベンジル−3−エチルチオプ
ロピオン酸エチルエステル (a)水素化ナトリウム(油性、60%)2.1gをD
MFに懸濁し、アルゴン雰囲気下、−20℃でジエチル
ホスホノ酢酸エチル10gを滴下する。室温で30分間
攪拌後、0℃でベンジルプロミド9.2gを加え、50
℃で一晩加熱攪拌する。反応液を飽和塩化アンモニウム
水溶液に注ぎ、酢酸エチルで抽出する。酢酸エチル層を
飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、
減圧上溶媒を留去する。残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(n−ヘキサン−アセトン(6:1))で
精製し、2−ジエチルホスホノ−3−フェニルプロピオ
ン酸エチルエステルを無色油状物として5.7g得る。
Rf値: 0.32(n−ヘキサン−アセトン(3:1
))(b)塩化リチウム1.0gをTHF20ml!に
懸濁し、2−ジエチルホスホノ−3−フェニルプロピオ
ン酸エチルエステル5gを滴下する。室温で7分間攪拌
後、DBU3.6威を加え、さらに11分後月ラホルム
アルデヒド0.72gのTIIF懸濁液(20威)を0
℃で加える。室温で一晩攪拌後、1規定塩酸で中和し、
水及び酢酸エチルを加える。有機層を分取し、飽和食塩
水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。減圧上
溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(n−ヘキサン−酢酸エチル(20:1))で精製
し、2−ベンジルアクリル酸エチルエステルを無色油状
物として2.4g得る。
Rf値: 0.54(n−ヘキサン−酢酸エチル(15
:1))(C)2−ベンジルアクリル酸エチルエステル
1.95gにエチルメルカプタン1威を加え、水冷下、
カリウムtert−ブトキシド20■を加える。室温で
1時間攪拌後、反応液に酢酸エチルを加え、1規定塩酸
、水及び飽和食塩水で洗浄する。無水硫酸マグネシウム
で乾燥後、減圧上溶媒を留去し、表題化合物を淡黄色油
状物として2.5g得る。
Rf値: 0.32(n−ヘキサン−酢酸エチル(15
:1))(2) L−N−[:(2RS)−2−ベンジ
ル−3−エチルスルホニルブロビオニルコノルロイシン
ベンジルエステル(a) (2RS)−2−ベンジル−
3−エチルチオプロピオン酸エチルエステル1gをエタ
ノール−水(9:1)4dに溶解し、2規定水酸化カリ
ウム(エタノール−水(9:1)8TnR,を加え、室
温で4時間攪拌する。2規定塩酸で中和した後、減圧下
エタノールを留去し、残留液を2規定塩酸によりpH2
とする。酢酸エチルで抽出し、抽出液を水及び飽和食塩
水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。減圧上
溶媒を留去し、淡黄色油状物として、カルボン酸0.9
gを得る。
Rf値: 0.40(ベンゼン−メタノール−酢酸(2
0: l :0.5)) (b) (a)で得られるカルボン酸520■及びL−
ノルロイシンベンジルエステル・パラトルエンスルホン
酸塩1.0gをDMF10+n9に溶解し、−15℃で
DPPA600d及びトリエチルアミン744u9.を
加える。0℃で3時間、さらに室温で一晩攪拌後、反応
液に酢酸エチルを加え、4%炭酸水素ナトリウム水溶液
、水、1規定塩酸、水及び飽和食塩水で順次洗浄する。
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧上溶媒を留去し。
得られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
n−ヘキサン−酢酸エチル(6:1))で精製し、L−
N−[(2R5)−2−ベンジル−3−エチルチオプロ
ピオニル]ノルロイシンベンジルエステルを無色粉末と
して891■得る。
Rf値: 0.31(n−ヘキサン−酢酸エチル(4:
1))(c) (b)で得られるL−N−アシルノルロ
イシンベンジルエステル300■をメタノール10−に
溶解し、30%過酸化水素水1d及びタングステン酸ナ
トリウム・2水和物20■を加え、室温で一晩攪拌する
。反応液を酢酸エチルで希釈し、水及び飽和食塩水で洗
浄する。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧上溶媒を
留去し、表題化合物を無色粉末として325■得る。
Rf値: 0.23(叶ヘキサンー酢酸エチル(2:1
))(3) (2S、3R,4S)−4−(L−N−[
(2S)−2−ベンジル−3−エチルスルホニルプロピ
オニル]ノルロイシル)アミノ−5−シクロへキシル−
1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオール (a) (2)で得たスルホン体320■をエタノール
5rdに溶解し、パラジウム黒を加え室温、常圧で水素
添加を2時間行う、触媒を濾去後、濾液を減圧上濃縮、
乾固し、カルボン酸を無色粉末として265+mg得る
Rf値: 0.05.0.14(n−ヘキサン−酢酸エ
チル−酢酸(6:6:0.1)) (b) (a)で得られる、カルボン酸100mg、(
2S、3R,4S)−4−アミノ−5−シクロヘキシル
−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオール・2塩酸
塩97.3mg及びベンゾトリアゾリル−N−ヒドロキ
シトリスジメチルアミノホスホニウムへキサフルオロリ
ン化物塩(以下、BOP試薬と略す、 )120■をD
にF2−に溶解し、−10℃でトリエチルアミン114
成を滴下する。8℃で一晩攪拌後、反応液に酢酸エチル
を加え、4%炭酸水素ナトリウム水溶液、水及び飽和食
塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。減圧
上溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(クロロホルム−メタノール(60:1))で精
製し、第一百分より表題化合物を無色粉末として31■
得る6また、第二両分よりその光学異性体75■を無色
粉末として得る6 Rf値: 0.39(りooホ/lzム−メタ/ −7
1z(20:1))質量スペクトル valz   6
38(M”+1)実施例38 (2S、3R,4S)−4−(L−N−[(2S)−3
−tert−ブチルスルホニル−2−(1−ナフチルメ
チル)プロピオニル]ノルロイシル1アミノ−5−シク
ロへキシル−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオー
ル (1) L−N−[:2−(1−ナフチルメチル)アク
リロイルコノルロイシンtert−ブチルエステル (a) L−N−[(2R)−3−ヒドロキシ−2−(
l−ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイシンte
rt−ブチルエステル469mgをジクロロメタン5−
に溶解し、−5’Cでメタンスルホニルクロリド175
g及びトリエチルアミン262成を滴下する。8℃で一
晩攪拌後、酢酸エチルを加え、水及び飽和食塩水で順次
洗浄する。
有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧上溶媒を留去
し、L−N〜[:(2S)−3−メシルオキシ−2−(
l−ナフチルメチル)プロビオニルコノルロイシンte
rt−ブチルエステル566Mを淡黄色油状物として得
る。
Rf値: 0.55(n−ヘキサン−酢酸エチル(1:
1))(b) (a)で得られるO−メシル体22■を
クロロホルム0.3−に溶解し、 DB028μ2を加
え45℃で一晩加熱する。酢酸8.3u9.及び酢酸エ
チルを加え、水及び飽和食塩水で洗浄する。無水硫酸マ
グネシウムで乾燥後、減圧上溶媒を留去し、表題化合物
17.4■を淡黄色油状物として得る。
Rf値: O,f38(n−ヘキサン−酢酸エチル(2
:1))NMR(30Q[Iz、CDCL、) δppm : 1.50(9H,s)、 4.08(1
1,d、J=17.7Hz)。
4.16(18,d、J=16.2)1z)、 4.5
3−4.60(IH,o+)、 5.’01(IH,s
)、 5.72(IFI、5)(2) L−N−[:(
2S)−3−tert−ブチルスルホニル−2−(1−
ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイシンtert
−ブチルエステル (a)前項(1)で得られる、エキソメチレン体365
mgにtert〜ブチルメルカプタン1.0威及びカリ
ウムtert−ブトキシド151gを加え、40℃で3
0分間加熱する0反応液に酢酸エチルを加え、酢酸でp
H6に調節する。水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸
マグネシウムで乾燥する。減圧上溶媒を留去し、L−N
((2R3)−3−tert−ブチルチオ−2−(l−
ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイシンtert
−ブチルエステル400+ngを淡黄色油状物として得
る。
Rf値: 0.35(n−Aキサン−酢酸エチル(4:
1))(b) (a)で得られるスルフィド体400m
gをメタノール10威に溶解し、30%過酸化水素水1
威及びタングステン酸ナトリウム・2水和物20mgを
加え、減圧下メタノールを留去し、濃縮する。残液に水
及び酢酸エチルを加え有機層を分取する。水及び飽和食
塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。
減圧上溶媒を留去し、光学異性体の混合物としてスルホ
ン体373■を無色固体として得る。シリカゲルカラム
クロマトグラフィー(n−ヘキサン−酢酸エチル(6:
1))で光学異性体の分離、精製を行い、第一両分とし
て表題化合物を無色粉末として126■得る。
Rf値: 0.37(n−ヘキサン−酢酸エチル(2:
1))(3) (2S、3R,4S)−4−(L−N−
[(2S)−3−tert−ブチルスルホニル−2−(
1−ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイシル)ア
ミノ−5−シクロへキシル−1−モルホリノ−2,3−
ベンタンジオール (a)前項(2)で得られる、スルホン体123■をギ
酸2mgに溶解し、室温で30分間攪拌する。減圧下反
応液を濃縮、乾固し、無色固体のカルボン酸を116 
mg得る。
Rf値: 0.47(ベンゼン−メタノール−酢酸(2
o:1:0.25)) (b)上記(a)のカルボン酸30mg、(2S、3R
,4S)−4−アミノ−5−シクロへキシル−1−モル
ホリノ−2,3−ベンタンジオール・2塩酸塩24ra
g及びBOP試薬30+++gをDMFldに溶解する
。水冷下トリエチルアミン29Iiを加え、室温で5時
間、さらに8℃で一晩攪拌する。
反応液に酢酸エチルを加えて希釈し、4%炭酸水素ナト
リウム水溶液、水及び飽和食塩水で順次洗浄する。無水
硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧上溶媒を留去し、得ら
れる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロ
ロホルム−メタノール(50:1))で精製することに
より表題化合物を無色粉末として44■得る。
Rf値: 0.30(クロロホルム−メタノール(20
:1))質量スペクトル III/Z   716(M
”+1)実施例39 (2S−、3R、4S)−4−[L−N−(2S)−3
−[[(25)−N−ベンジルオキシカルボニル−2−
ピロリジニル]メチルコスルホニル−2−(1−ナフチ
ルメチル)プロピオニル]ノルロイシル]アミノ−5−
シクロへキシル−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジ
オール (1) L−N−ベンジルオキシカルボニルプロリノー
ルL−N−ベンジルオキシカルボニルプロリン5gをD
MFloomfiに溶解し、ヨウ化エチル8.1蛇及び
炭酸水素ナトリウム3.4gを加える。室温で24時間
攪拌後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出する。
酢酸エチル層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、減圧上溶媒を留去する。得られた残渣を
エタノール72−及びTHF48m+;の混合溶媒に溶
解し、水素化ホウ素ナトリウム2.28g及び塩化リチ
ウム2.25gを加え、室温で2時間反応させる0反応
液に酢酸3.45mgを加え、減圧上濃縮、乾固する。
残渣に水及び酢酸エチルを加え、有機層を分取、水及び
飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥する
。減圧上溶媒を留去し、表題化合物を無色油状物として
3.57g得る。
Rf値: 0.23(n−ヘキサン−酢酸エチル(1:
1))(2) (2S)−2−(アセチルチオメチル)
−N−ペンジルオキシ力ルポニルビロリジン (a) (1)で得るN−保護プロリノール2gをジク
ロロメタン40mKに溶解し、メタンスルホニルクロリ
ド870μ2及びトリエチルアミン1.9dを0℃で加
える。
室温で1時間攪拌後、反応液を水に注ぎ、有機層を分取
する。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥後、減圧上溶媒を留去することにより
L−N−ベンジルオキシカルボニル−O−メシルプロリ
ノール2.8gを淡黄色油状物として得る。
Rf値: 0.36(n−ヘキサン−酢酸エチル(1:
1))(b)水素化ナトリウム555■(油性、60%
)をDMF15+nl!に懸濁し、アルゴン雰囲気下、
チオ酢酸1.2mgを一15℃で滴下する。同温で10
分間攪拌後、(a)で得たメシル体2.8gのDMF溶
液(IM)を−15℃で滴下する。室温で一晩攪拌後、
反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注ぎ、酢酸エチ
ルで抽出する。酢酸エチル層を水及び飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧上溶媒を留去
する。
得られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ−(
n−ヘキサン−酢酸エチル(4:1))で精製し、表題
化合物を淡黄色油状物として1.06g得る。また、0
−メシル体1.53gを回収する。
Rf値: 0.49(n−Aキサン−酢酸エチル(2:
1))(3) L−N−[(2R3)−3−[[:(2
S)−N−ベンジルオキシカルボニル−2−ピロリジニ
ル]メチル]チオ−2−(1−ナフチルメチル)プロピ
オニル]ノルロイシンtert−ブチルエステル 前項(2)で得る、チオエステル211■をメタノール
2−に溶解し、アルゴン雰囲気下、ナトリウムメトキシ
ド41■のメタノール溶液(1−)を0℃で滴下する。
室温で15分間攪拌後、反応液に酢酸42μeを加え、
減圧上濃縮、乾固する。残渣に水及び酢酸エチルを加え
、有機層を分取する。水及び飽和食塩水で洗浄後、硫酸
マグネシウムで乾燥し、減圧上溶媒を留去する。残渣を
DにF2mgに溶解し、アルゴン雰囲気下、L−N−[
2−(1−ナフチルメチル)アクリロイル]ノルロイシ
ンtert−ブチルエステル250■のDMF溶液(1
m9.)及びカリウムter、t−ブトキシト20mg
を加える。室温で1時間、さらに40’Cで1時間攪拌
後、水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥する。減圧上溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン−酢酸エチル(
5:1)続いて(2:1))で精製し、第二画分より表
題化合物を218■得る。
また、第一画分よりエキソメチレン体1108rnを回
収する。
Rf値: 0.53(n−ヘキサン−酢酸エチル(t:
1))(4) <25,3R,4S)−4−CL−N−
<25)−3−CCC25)−M−ベンジルオキシカル
ボニル−2−ピロリジニル]メチル]スルホニル−2−
(1−ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイシル]
アミノ−5−シクロへキシル−1−モルポリノー2.3
−ベンタンジオール (a)前項(3)で得る、スルフィド体2ooII1g
をメタノール10mgに溶解し、30%過酸化水素水1
d及びタングステン酸ナトリウム・2水和物20■を加
える。室温で一晩攪拌後、減圧下濃縮乾固し、スルホン
体209■を無色油状物として得る。
Rf値: 0.26(n−ヘキサン−酢酸エチル(2:
1))(b)スルホン体209■をギ酸2dに溶解し、
室温で1時間反応させる。減圧下濃縮、乾固し、カルボ
ン酸191■を無色粉末として得る。
Rf値: 0.26,0.29 (ベンゼン−メタノー
ル−酢酸(10:l:0.25)) (c)カルボン酸140mg、(2S、3R,4S)−
4−7ミ/ −5−シクロヘキシル−1−モルホリノ−
2,3−ベンタンジオール・2塩酸塩86■及びBOP
試薬106■をDMF2mgに溶解し、トリエチルアミ
ンlooμ2を一10’Cで滴下する。
室温で5時間、さらに8℃で一晩攪拌後1反応液に′酢
酸エチルを加え、4%炭酸水素ナトリウム水溶液。
水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥する。減圧上溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(クロロホルム−メタノール(60
:t))で精製し、第一両分より、表題化合物を無色粉
末として28■得る。また、第二画分より、その光学異
性体を無色粉末として75■得る。
Rf値: 0.33(クロロホルム−メタ/ −ル(2
0: 1 ))質量スペクトル m/z   877(
M”+1)実施例40 (2S、3R,4S)−4−(L−N−[(2S)−2
−(1−ナフチルメチル)−3−(ピリミジン−2−イ
ル)チオプロピオニル]ノルロイシル)アミノ−5−シ
クロへキシル−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオ
ール (1) L−N−((2S)−2−(1−ナフチルメチ
ル)−3−(ピリミジン−2−イル)チオプロピオニル
]ノルロイシンしert−ブチルエステル 2−メルカプトピリミジン86.4■(2,2eq)を
無水DMF1rdに溶解し、水素化ナトリウム(油性、
60%)16.8■(2eq )を加え、室温で30分
間攪拌後、無水DMFI威に溶解したし一ト[(2R)
−2−(1−ナフチルメチル)−3〜(バラトルエンス
ルホニルオキシ)プロピオニル]ノルロイシンtert
−ブチルエステル193■を加え、室温下5時間攪拌す
る。水約50m1!を加え、酢酸エチルで抽出し、有機
層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、濾過、濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(n−ヘキサン−酢酸エチル(3:1))で精製し、
表題化合物138.3mg(収率80%)を得る。
Rf値: 0.29(n−ヘキサン−酢酸エチル(3:
1))NMR(300MHz、CD、00) δpp鴫 : 0.88(3H,t)、  1.28(
4)1.m)、  1.39(9H。
s)、  1.62(2)1.m)、  3.32(5
H,m>、 4.20(18,dd)、 7.03(I
H,t)、 7.38(2H,d)。
7.48(2B、m、)、 7.74(IH,t)、 
7.87(IH。
d)、 8.19(IH,d)、 8.35(2Ld)
(2) L−N−[(2s)−z−(t−ナフチルメチ
ル)−3−ピリミジン−2−イル)チオプロピオニル]
ノルロイシン(1)で得るL−N((2S)−2−(1
−ナフチルメチル)−3−(ピリミジン−2−イル)チ
オプロピオニル]ノルロイシンtert−ブチルエステ
ル70mgを無水ジクロロメタン2dに溶解し、TFA
 0.5dを加えて4時間、さらにTFA1−を加えて
2時間、室温下撹拌する0反応液にベンゼンを加え溶媒
留去する操作を3回繰り返す、減圧下乾燥させ、表題化
合物61.5mg(収率100%)を得る。
Rf値: 0.18(ベンゼン−メタノール−酢酸(2
0:1:0.5)) NMR(300MHz、CD、OD) δppIIl: O,!3(3H,t)、  1.39
(4H,m)、  1.95(2■。
m)、 3.20(2B、e)、 3.55(11(、
dd)。
3.65(IH,dd)、 3.97(1)1.dd)
、 4.32(IH,dd)、 7.40(5H,m)
、 7.78(IH,d)。
7.88(IH,ff1)、8.10(IH,a)、 
8.58(2H,d)(3) (25,3R,4S)−
4−(L−N−[(2S)−2−(1−ナフチルメチル
)−3−(ピリミジン−2−イル)チオプロピオニル]
ノルロイシル)アミノ−5−シクロへキシル−I−モル
ホリノ−2,3−ベンタンジオール L−N−[(2S)−2−(1−ナフチルメチル)−3
−(ピリミジン−2−イル)チオプロピオニル]ノルロ
イシン59.2■を無水DMFI ofに溶解し、水冷
後、(2S、3R,4S)−4−アミノ−5−シクロへ
キシル−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオール・
2塩酸塩58.2mg(1,2eq)を無水DMF1−
に溶解したものを加え、DPPA35d(1,2eq)
、トリエチルアミン654(3,4eq)を加えて、0
℃→4℃で2口字攪拌する0反応溶液に酢酸エチルを大
量に加え、食塩水で有機層を洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(
クロロホルム−メタノール(50:1続いて20:1)
)を2回行い表題化合物20.8■(収率22%)を得
る。
Rf値: 0.2B(クロロホルム−メタ/ −/1z
(20:1))質量スペクトル m/z   706(
M”+1)IR(KBr) ycffl : 1390.1460.1560.16
45.2850.2930゜3300、345O NMR(300MHz、CDC1,) δppm : 0.83(38,t)、 1.20(1
0B、i)、 1.60(9H。
a+)、 2.49(2H,m)、 2.62(18,
m)、 2.78(3H,m)、 3.08(IH,m
)、 3.44(7H,m)。
2.70(4H,m)、 4.22(2H,m)、 4
.59(LH。
br s)、 5.91(2H,m)、 6.98(I
H,t)。
7.47(4H,m)、 7.75(IH,m)、 7
.87(IH。
m)、 8.15(IH,m)、 8.46(2H,d
)実施例41 (2S、3R,4S)−4−(L−N−[(2S)−2
−(1−ナフチルメチル)−3−(ピリミジン−2−イ
ル)スルホニルプロピオニル]ノルロイシル)アミノ−
5−シクロへキシル−1−モルホリノ−2,3−ベンタ
ンジオール(1) L−N−[(2S)−2−(1−ナ
フチルメチル)−3〜(ピリミジン−2−イル)スルホ
ニルプロピオニル]ノルロイシンtert−ブチルエス
テル 実施例40の(1)で得た、L−N−[(2S)−2−
(1−ナフチルメチル)−3−(ピリミジン−2−イル
)チオブロビオニルコノルロイシンtert−ブチルエ
ステル100 mgを酢酸1−に溶解し、30%過酸化
水素水600dを加え、室温上終夜攪拌する。反応液に
ベンゼン約20−を加え、溶媒を減圧留去する。ベンゼ
ンにょる共沸操作を4回繰り返す。シリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(n−ヘキサン−酢酸エチル(1:3
次に1=5続いてO:100))で精製し1表題化合物
52.2mg(収率50%)を得る。
Rf値: 0.33(n−ヘキサン−酢酸エチル(1:
3))NMR(300MHz、CDCl、) δppm : 0188(3H,t)、 1.28(4
B、Il)、 1.40(9H。
s)、 1.69(2H,m)、 3.30(3H,I
I+)、 3.49(LH,dd)、 4.12(IH
,dd)、 4.29(LH。
dd)、 6.10(LH,d)、 7.32(3Hv
)。
7.49(2H,m)、 7.70(11,d)、 7
.82(LH。
d)、 7.85(IH,d)、 8.62(2)1.
d)(2) L−N−[(2S)−2−(1−ナフチル
メチル)−3−(ビリミジニンー2−イル)スルホニル
プロピオニル〕ノルロイシン L−N−[(2S)−2−(1−ナフチルメチル)−3
−(ピリミジン−2−イル)スルホニルプロピオニル]
ノルロイシンtert−ブチルエステル130mgを無
水ジクロロメタン2m!に溶解し、TFAldを加えて
室温下1.5時間攪拌する0反応液にベンゼンを加え減
圧上溶媒留去する操作を4回繰り返す、減圧下乾燥し、
表題化合物113mg(収率97%)を得る。
Rf値: 0.09(ベンゼン−メタノール−酢酸(2
0:1:0.5)) NMR(300MHz、CD、OD) δppm : 0.93(3H,t)、 1.39(4
H,Im)、 1.75(2H。
m)、 3.20(IH,dd)、 3.65(11,
dd)。
3.97(ILdd)、 4.32(l)I、dd)、
 7.40(5H,m)、 7.78(1B、d)、 
7.88(LH,m)。
8.10(IH,m)、 8.58(2B、d)(3)
 (2S、3R,4S)−4−(L−N−[(2S)−
(1−ナフチルメチル)−3−(ピリミジン−2−イル
)スルホニルプロビーオニル]ノルロイシル)アミノ−
5−シクロへキシル−1−モルホリノ−2,3−ベンタ
ンジオールL−N−[(2S)−2−(1−ナフチルメ
チル)−3−(ピリミジン−2−イル)スルホニルプロ
ピオニル]ノルロイシン110mgを無水DMF2−に
溶解し、氷冷後(2S、3R,4S)−4−アミノ−5
−シクロへキシル−1−モルホリノ−2,3−ベンタン
ジオール・2塩酸塩101■(1,2eq)を無水DM
F2m9に溶解したものを加え、DPPA61t11(
1,2eq)。
トリエチルアミン112μQ(3,4eq)を加えて、
0℃→4℃で2日半攪拌する。実施例40の(2)と同
様に後処理を行い、シリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(クロロホルム−メタノール(20+1)、)で精製
し、表題化合物64.3■(収率37%)を得る。
Rf値: 0.2(クロロホルム−メタノール(20:
1))質量スペクトル m/z   738(M”+1
)IR(KBr) vail : 1120(SO,)、 1320(SO
,)、 1390.1460゜1540、1560.1
655.2850.2930,340ONMR(300
MHz、CDC1,) δppm : 0.87(3H,t)、 1.25(I
OH,1m)、 1.60(9H。
m)、 2.48(2H,i)、 2.62(IH,m
)、 2.75(3H,m)、 3.29(2H,l1
1)、 3.46(3H,m)。
3.65(5Lm)、 3.99(IH,m)、 4.
25(2H。
m)、 4.60(IH,br s)、 6.02(L
H,d)。
6.27(LH,d)、 7.29(2H,m)、 7
.39(Ill。
t)+ 7.52(2H1Im)、7.74(IH2d
)、7−88(21,m)、 8.55(2H,d)実
施例42 (2S、3R,4S)−4−(L−N−[(2S)−2
−(1−ナフチルメチル)−3−(ピリミジン−2−イ
ル)スルフィニルプロピオニル]ノルロイシル)アミノ
−5−シクロへキシル−1−モルホリノ−2,3−ベン
タンジオール(1) L−N−[(2S)−2−(1−
ナフチルメチル)−3−(ピリミジン−2−イル)スル
フィニルプロピオニル]ノルロイシンtert−ブチル
エステル 実施例40の(a)で得たL−N−[:(29)−2−
(1−ナフチルメチル)−3−(ピリミジン−2−イル
)チオプロピオニル]ノルロイシンtert−ブチルエ
ステル60mgを酢酸0.4mに溶解し、30%過酸化
水素水274(2eq)を加え、室温上終夜攪拌する。
反応液にベンゼン約20威を加え、溶媒を減圧留去する
。ベンゼンによる共沸操作を4回繰り返した後、シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン−酢酸エ
チル(1:3続いてO:100))で精製し、表題化合
物38.7■を得る(収率63.3%)。
Rf値: 0.0?(n−ヘキサン−酢酸エチル(C3
))(2) L−N−[、(2S)−2−(1−ナフチ
ルメチル)−3−(ピリミジン−2−イル)スルフイニ
ルブロビオニルコノルロイシン L−N−[(2S)−2−(1−ナフチルメチル)−3
−(ピリミジン−2−イル)スルフイニルブロビオニル
コノルロイシンtert−ブチルエステル58■を乾燥
ジクロロメタン1dに溶解し、TFA 0.5dを加え
て、室温下1.5時間攪拌する。実施例41の(3)と
同様に後処理を行い表題化合物52mg(収率100%
)を得る6Rf値: 0.06(ベンゼン−メタノール
−酢酸(20:1:0.5)) (3) (2S、3R,4S)−4−(L−N−[(2
S)−2−(1−ナフチルメチル)−3−(ピリミジン
−2−イル)スルフィニルプロピオニル]ノルロイシル
)アミノ−5−シクロへキシル−1−モルホリノ−2,
3−ベンタンジオールL−N−[(2S)−2−(1−
ナフチルメチル)−3−(ピリミジン−2−イル)スル
フィニルプロピオニル]ノルロイシン51.7mgを無
水DMF1mlHC溶解し、水冷後(2S、3R。
4S)−4−アミノ−5−シクロへキシル−1−モルホ
リノ−213−ベンタンジオール・2塩酸塩49■(1
,2eq)を無水DMF1dに溶解したものを加え、さ
らにDPPA29μg(1,2eq)、 )、リエチル
アミン55Ii(3,4eQ)を加え、4℃で2日半攪
拌する。実施例4oの(2)と同様に後処理を行い、シ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム−メ
タノール(40:l))で精製し表題化合物の−S〇一
部分の異性体Aを31.5mg、Bを16.2mg(合
計収率58%)を得る。
異性体A Rf値: 0.28(クロロホルムーメタ/ −ル(2
0:1))質量スペクトル m/z   722(M”
+1)IR(KBr) va(: 1060(So)、 1390.1460.
1560.1650゜2860、、2930.3300
.3420NMR(300MHz、CDCl、) δppm : 0.91(1■、t)、 1.0−2.
0(19H,m)、 2.41(2H,m)、 2.5
8(IH,t)、 2.82(4H,m)。
3.27(38,m)、3.45(5H,m)、 3.
64(3)1゜m)、 4.22(IH,m)、 4.
35(IH,m)、 4.71(IH,br S)、 
6.37(III、t)、 6.60(LH,t)7.
09(LH,d)、 7.32(IH,t)、 7.4
5(28゜m)、 ?、61(2)1.m)、 7.7
2(ILm)、 7.97(1)!、+a)、 8.0
1(21(、d)異性体B Rf値: 0.23(クロロホルム−メタノール(20
:1))質量スペクトル m/z   722(M”+
1)IR(KBr) vaE : 1060(So)、 1380.14B0
.1540. ’1560゜1650、2850.29
20.3300.342ONMR(300MHz、CD
Cl、) δppm : 0.83 (3H、t ) 、1 、2
0 (2B 、rtr ) 、’ 1−65 (8H+
m)、 2.47(2LIn)、 2.62(IH,m
)、 2.76(3H,m)、 3.45(6H,m)
、 3.64(6H,m)。
3.89(LH,+o)、 4.32(IH,l11)
、 4.68(LH。
s)、 6.07(LH,d)、 6.14(IH,d
)、 7.39(3H,+a)、 7.57(2H,m
)、 7.77(IH,d)。
7.88(IH,d)、 8.03(IH,d)、8.
80(2H,d)実施例43 (2S、3R,4S)−4−(L−N−((2S)−2
−(1−ナフチルメチル)−3−[[(2S)−2−ピ
ロリジニル]メチル]スルホニルプロピオニル]ノルロ
イシル)アミノ−5−シクロヘキシル−1−モルホリノ
−2,3−ベンタンジオール・2塩酸塩 実施例39の(4)で得られたN−ベンジルオキシカル
ボニル体21.6■をエタノール2−に溶解し、パラジ
ウム黒を加え室温、常圧下、水素添加を2時間行う、触
媒を濾去し、濾液に1規定塩酸554を加え、減圧下濃
縮、乾固する。残渣にエーテルを加え、結晶化させ無色
粉末の表題化合物を20.4■得る。
Rf値: 0.63(クロロホルム−メタノール(5:
1))質量スペクトル m/z   743(M”+1
)実施例44 (2S、3R,4S)−4−(L−N−[(2S)−2
−ベンジル−3−(ピリミジン−2−イル)スルホニル
プロピオニル]ノルロイシル)アミノ−5−シクロへキ
シル−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオール (1) L−N−((2R5)−2−エトキシカルボニ
ル−3−フェニルプロピオニル]ノルロイシンtert
−ブチルエステル ベンジルマロン酸ジエチル5gをエタノール15威に溶
解し、水酸化カリウム1.15gのエタノール溶液(1
2d’)を滴下する。室温で一晩攪拌後、減圧下、濃縮
、乾固する。残渣を水に溶解し、エーテルで抽出する。
水層な1規定塩酸でpH2としエーテルで抽出する。エ
ーテル層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウム
で乾燥する。減圧下、溶媒を留去し、ハーフエステル3
.7gを無色油状物として得る。
ハーフエステル1gをDMF’lOdに溶解し、DPP
Al、45gのDMF溶液(15yd、)を加える。ト
リエチルアミン659IIQを含む、L−ノルロイシン
t、ert−ブチルエステル927 mgのDMF溶液
(15d)を−5℃で滴下する。
−5℃で2時間、さらに室温で一晩攪拌後、反応液に酢
酸エチルを加え、0.5規定塩酸、4%炭酸水素ナトリ
ウム水溶液、水及び飽和食塩水で順次洗浄する6無水硫
酸マグネシウムで乾燥後、減圧下、溶媒を留去し、表題
化合物1.99gを無色粉末として得る。
Rf値: 0.47(n−ヘキサン−酢酸エチル(3:
X))(2) L−N−[(2R3)−2−ベンジル−
3−ヒドロキシプロピオニル]ノルロイシンtert−
ブチルエステル前項(1)で得た。 L−N−アシルノ
ルロイシン1.8gをエタノール20d及びTHF15
−からなる混合溶媒に溶解し、水素化ホウ素ナトリウム
210mg及び塩化リチウム240■を加える。室温で
2時間攪拌後、水素化ホウ素ナトリウム53■及び塩化
リチウム60■を追加する。室温で2時間攪拌後、酢酸
396成を加え、減圧下、′a縮、乾固する。残渣に水
及び酢酸エチルを加え、酢酸エチル層を分取し、飽和食
塩水で洗浄する。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧
下、溶媒を留去し、表題化合物を無色粉末として1.7
g得る。
Rf値: 0.24,0.31(n−ヘキサン−酢酸エ
チル(4:3)) (3) L−N−[(2S)−2−ベンジル−3−(ピ
リミジン−2−イル)スルホニルプロピオニル]ノルロ
イシンtert−ブチルエステル (a)前項(2)で得たアルコール体400■をジクロ
ロメタン6威に溶解し、メタンスルホニルクロリド11
6成及びトリエチルアミン224IIjtを一5℃で滴
下する。室温で1時間攪拌後、反応液に酢酸エチルを加
えて希釈し、水及び飽和食塩水で洗浄する。無水硫酸マ
グネシウムで乾燥後、減圧下、溶媒を留去し、L−N−
[(2RS)−2−ベンジル−3−メシルオキシプロピ
オニル]ノルロイシンtert−ブチルエステル538
■を無色固体として得る。
Rf値: 0.37(n−ヘキサン−酢酸エチル(2:
1))(b)水素化ナトリウム(油性、60%)551
1g f&DMF3−に懸濁し、アルゴン雰囲気下、2
−メルカプトピリミジン154■のDMF懸濁液(3−
)を−5℃で加える。室温で20分間攪拌後、(a)で
得た0−メシル体500■のDMF溶液(4d)を−5
℃で滴下する。室温で3時間攪拌後、飽和塩化アンモニ
ウム水溶液に注ぎ酢酸エチルで抽出する。酢酸エチル層
を、飽和食塩水で洗浄し無水硫酸マグネシウムで乾燥す
る。減圧下。
溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(n〜ヘキサン−酢酸エチル(5:1))で精製し
、第一画分よりL−N−[(2S)−2−ベンジル−3
−(ピリミジン−2−イル)チオプロピオニル]ノルロ
イシンtert−ブチルエステル100■を無色粉末と
して得る。
Rf値: 0.50(n−ヘキサン−酢酸エチル(4:
3))(c) (b)で得たスルフィド体95■をメタ
ノール4dに溶解し、30%過酸化水素水0.4威及び
タングステン酸ナトリウム・2水和物10mgを加え、
室温で一晩攪拌する6反応液に水を加え、メタノールを
減圧上留去する。残渣に水及び酢酸エチルを加え、有機
層を分取し、飽和食塩水で洗浄する。無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、減圧下、溶媒を留去し、残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン−酢酸エチ
ル(4:3))で精製し1表題化合物を無色粉末として
69mg得る。
Rf値: 0.19(n−ヘキサン−酢酸エチル(1:
1))(4) (2S、3R,4S)−4−(L−N−
[(2S)−2−ベンジル−3−(ピリミジン−2−イ
ル)スルホニルプロピオニル]ノルロイシル)アミノ−
5−シクロへキシル−1−モルホリノ−2,3−ベンタ
ンジオール (a)前項(3)で得られるスルホン体63.6■をジ
クロロメタン1dに溶解し、TEAo、5−を加え、室
温で30分間攪拌する。さらにTFAo、5−を加え、
室温で30分間攪拌した後、°減圧下、濃縮、乾固する
ベンゼンを用いた共沸操作を2度繰返し、カルボン酸5
4.9■を淡黄色固体として得る。
Rf値: 0.10(ベンゼン−メタノール−酢酸(2
0:1:0.5)) (b) (a)で得られるカルボン酸54.9mg、(
2S、3R,4S)−4−アミノ−5−シクロへキシル
−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオール・2塩酸
塩48■及びBOP試薬60■をDMF2dに溶解し、
−5℃でトリエチルアミン564を加える。−5℃で3
0分間、さらに8℃で一晩攪拌後、反応液に酢酸エチル
を加え、4%炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水
で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。減圧下、
溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(クロロホルム−メタノール(60:1))で精製
し、表題化合物を無色粉末として60.5■得る。
Rf値: 0.21(りOOホルム−メタノール(20
:1))質量スペクトル m/z   688(M”+
1)実施例45 (2S、3R,4S)−4−(L−0−アセチル−N−
[(2S)−3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチ
ルメチル)プロビオニルコホモセリル)アミノ−5−シ
クロへキシル−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオ
ール (1) L−0−アセチル−N−tert−ブトキシカ
ルボ、1mルホモセリンベンジルエステル (a) L−ホモセリン117■をエタノール−水(2
:1)3威に溶解し、1規定水酸化ナトリウム水溶液を
0.99−加える。統いて、ジーtert−プチルジカ
ルボネート240■のTHF溶液1威を加え、室温で終
夜攪拌する8反応液から未反応の試薬をエーテルで抽出
し、残った水層に水冷下で、l規定塩酸をり82となる
まで加える。水層を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥した後、減圧下、溶媒を留去すると、L
−N−tert−ブトキシカルボニルホモセリン210
■を無色油状物として得る。
Rf値: 0.22(クロロホルム−メタノール−酢酸
(10:I:0.2)) (b) L=N−tert−ブトキシカルボニルホモセ
リン210■をエタノール3dに溶解し、1規定水酸化
ナトリウム水溶液0.96+nKを加え、室温で1日攪
拌する。
反応液を減圧下で溶媒留去し、残渣をD?IF5m2に
溶解する。ベンジルブロマイド132mを加え、室温で
終夜攪拌する。反応液を酢酸エチル30−で希釈し、飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液、水、飽和食塩水で順次洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。減圧下、溶媒
を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
でn−ヘキサン−酢酸エチル(1:1)により精製し、
L−N−tert−ブトキシカルボニルホモセリンベン
ジルエステル266 mgを無色油状物として得る。
Rf値: 0.55(n−ヘキサン−#酸エチル(1:
2))(c) L−N−tert−ブトキシカルボニル
ホモセリンベンジルエステル266mgをピリジン3r
dに溶解し、無水酢酸2rBR,を加え、室温で18時
間攪拌する。反応液を氷水の中に注いで酢酸エチルで抽
出し、l規定塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽
和食塩水で順次洗浄する。無水硫酸マグネシウムで乾燥
した後、減圧下、溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーで、n−ヘキサン−酢酸エチル(
3:1)により精製し、L−0−アセチル−N−ter
t−ブトキシカルボニルホモセリンベンジルエステル2
73mgを無色油状物として得る。
Rf値: 0.34(n−ヘキサン−酢酸エチル(2:
1))(2) L−0−アセチルホモセリンベンジルエ
ステル塩酸塩 L−0−アセチル−N−tert−ブトキシカルボニル
ホモセリンベンジルエステル215mgをジオキサン2
或に溶解し、水冷下、3゜6モル塩酸−ジオキサン溶液
を3.4d加え、室温で2.5時間攪拌する6反応液を
減圧下、溶媒留去し、L−0−アセチルホモセリンベン
ジルエステル・塩酸塩174Nを無色油状物として得る
Rf値: 0.75(クロロホルム−メタノール−アン
モニア水(10:C0,5)) (3) L−0−アセチル−N−((2S)−3−エチ
ルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニ
ルlホモセリン(a) (2R5)−3−エチルスルホ
ニル−2−(1−ナフチルメチル)プロピオン酸128
■をDにFo、3m9に溶解し、水冷下で1−ヒドロキ
シベンゾトリアゾール78■、DCC103mgを順次
加える。続いて、L−0−アセチルホモセリンヘンシル
エステル・塩酸fiA174II1gをDMFo、5或
に溶解してトリエチルアミン86uR,で中和した溶液
を加えて、温度を室温に戻し終夜攪拌する。反応液から
不溶物を濾去し、濾液を酢酸エチルで希釈し、1規定塩
酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液。
飽和食塩水で洗浄する。無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た後、減圧下、溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーでn−ヘキサン−酢酸エチル(1:
1)により精製し、L−0−アセチル−N−((2S)
−3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)
プロピオニル)ホモセリンベンジルエステル5566■
を無色結晶として得る。
Rf値: 0.50(n−ヘキサン−酢酸エチル(1:
2))(b) t、−o−y セf ルーN−((2S
)−a−エチ)Lt ス)Lt ホー1− )’v−2
−(1−ナフチルメチル)プロピオニル)ホモセリンベ
ンジルエステル55.6■をエタノール3dに溶解し、
パラジウム黒を加えて、常温常圧上水素添加する。溶媒
を濾去後、減圧上溶媒留去し、 L−0−アセチル−N
−((2S)−3−エチルスルホニル−2−(l−ナフ
チルメチル)プロピオニル)ホモセリン46.3mgを
無色油状物として得る。
Rf値: 0.51(クロロホルム−メタノール−酢酸
(10:1:0.5)) (4) (2S、3R,4S)−4−(L−0−7セチ
、1b−N−[(25)−3−エチルスルホニル−2−
(1−ナフチルメチル)プロピオニルlホモセリン)ア
ミノ−5−シクロへキシル−1−モルホリノ−2,3−
ベンタンジオール L−0−7セチjtz−N−((2S)−3−x チル
スルボ、ニー/1z−2−(1−ナフチルメチル)プロ
ピオニル)ホモセリン47.1mgを無水DMF0.2
mAに溶解し、−15℃攪拌下、トリx f ルア ミ
ン19J 、DPPA294g 、 (2S、3R,4
S)−4アミノ−5−シクロへキシル−1−モルホリノ
−2,3−ベンタンジオール・2塩酸塩51.5mgを
トリエチルアミン40μεで中和したDMF溶液0.5
dを加え、室温で終夜攪拌する。反応液に酢酸エチル3
0−を加え、水。
飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥する
。減圧下、溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーでクロロホルム−メタノール(30:1
)により、精製し、表題化合物43.0■を無色アモル
ファスとして得る。
Rf値: 0.50(り00ホルム−メタ/ −ル(1
0:1))質量スペクトル m/z   718(M”
+1)NMR(300MHz、CDCl、) δppm : 0.80−1.04(3H,+a)、 
1.20(311,t、J=7.6Hz)、 1.10
−2.15(15H,m)、 1.97(3■+s)2
.41−3.00(9H,i)、 3.03(LH,d
d、J=2゜14Hz)、 3.25−3.78(10
B、a+)、 3.96〜4.48(4H,+11)、
 4.52(18,br s)、 6.38(LH,d
、J=9Hz)、 6.50(IH,d、J=6Hz)
7.30−7.62(4H,l11)、 7.79(I
H,d、J=8Hz)7.89CI+(、d、J=8H
z) 、7.99(IH,d、J=8Hz)実施例46 (2S、3R,4S)−4−(L−N−[(2S)−3
−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロ
ビオニルコホモセリル)アミノ−5−シクロへキシル−
2,3−ベンタンジオール実施例45で得られた化合物
35.o■をメタノール1或に溶解し、アンモニア水1
80成を加えて、室温で終夜攪拌する1反応液を減圧下
、溶媒留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーでクロロホルム−メタノール(io:i)により精
製し、表題化合物19.8■を無色結晶として得る。
Rf値: 0.37(りD Oホ/L/ム−メタ/ −
ル(10:1))質量スペクトル IIl/z   6
76(M”+1)NMR(300MHz、CDCl、) δppm : 0.86−1.04(2H,m)、 1
.14−2.06(16B。
m)、 2.46−2.60(2H,m)、 2.64
−2.94(5H,m)、 3.01(Ill、dd、
J=1.8,13.5Hz)。
3.29〜3.51(5H,i)、 3.59−3.7
8(78,l11)。
4.22(LH,dt、J=6.0,9.3Hz)、 
4.41−4.47(LH,m)、 4.49(1B、
br s)、 6.22(1B、d、J=9.0Hz)
、 6.81(IH,d、J=6.3Hz)、 7.3
2−7.62(4H,m)、 7.79(IH,d。
J=8.4Hz)、 7.89(IH,d、J=8.4
Hz)。
7.98(lit、d、J=8.4Hz)実施例47 (2S、3R,4S)−4−4L−N−C(2S)−3
−フルフリルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)
プロピオニル]ノルロイシル)アミノ−5−シクロへキ
シル−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオール (1) (2R)−3−ヒドロキシ−2−(1−ナフチ
ルメチル)プロピオン酸 (2R)−3−ベンジルオキシ−2−(1−ナフチルメ
チル)プロピオン酸をTHF6m9に溶解し、シクロヘ
キセン3m9.1規定塩酸2.5−及び10%パラジウ
ム炭素400■を加え、48時間加熱還流する。濾過後
、減圧下。
溶媒留去し、残渣を酢酸エチルと4%炭酸水素ナトリウ
ム水溶液で分配する。水層な水冷下、1規定塩酸でpH
2に調節し、酢酸エチルで抽出する。酢酸エチル層を水
、飽和食塩水の順で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、(2R)−3−ヒドロキシ−2−(1−ナフチルメ
チル)プロピオン酸212■を無色油状物として得る。
Rf値: 0.40(n−ヘキサン−酢酸エチル−酢酸
(6:6:0.2)) (2) L−N−[(2R)−3−ヒドロキシ−2−(
1−ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイシンte
rt−ブチルエステル (2R)−3−ヒドロキシ−2−(l−ナフチルメチル
)プロピオン酸79■をDMFo、5mgに溶解し、−
15℃攪拌下、L−ノルロイシンtert−ブチルエス
テル84■のDMF溶液1.0d、1−ヒドロキシベン
ゾトリアゾール・1水和物82■及びDCC79■を加
える。−15℃で1時間、次いで室温で終夜攪拌した後
、実施例1−(3)と同様に処理し、シリカゲルカラム
クロマトグラフィーにより、n−ヘキサン−酢酸エチル
(2:1)で精製し、L−N−[(2R)−3−ヒドロ
キシ−2−(l−ナフチルメチル)プロピオニル]ノル
ロイシンtert−ブチルエステル7!lJngを白色
固体として得る。
Rf値: 0.26(n−ヘキサン−酢酸エチル(2:
1))(3) L−N−[:(2S)−3−フルフリル
チオ−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル]ノル
ロイシンtert−ブチルエステル (a) L−N−[(2R)−3−ヒドロキシ−2−(
1−ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイシンte
rt−ブチルエステル78mgを無水ピリジン0.8−
に溶解し、バラトルエンスルホニルクロリド80■を加
え、室温で終夜攪拌する。反応液を氷水中に注ぎ込み、
酢酸エチルで抽出し、1規定塩酸、水、飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液、飽和食塩水の順で洗浄する。無水硫酸
ナトリウムで乾燥後、減圧下、溶媒留去し、残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーにより、n−ヘキサン
−酢酸エチル(3:1)で精製し、L−N−[(2R)
−2−(1−ナフチルメチル)−3−バラトルエンスル
ホニルオキシプロビオニル]ノルロイシンtert−ブ
チルエステル86mgを無色油状物として得る。
Rf値: 0.54(n−ヘキサン−酢酸エチル(2:
1))(b)水素化ナトリウム(油性、60%)11■
を無水DMF0.3蛇に懸濁させ、水冷攪拌下、フルフ
リルメルカプタン30成を加え、室温で30分攪拌する
。次いで、L−N−[(2R)−2−(1−ナフチルメ
チル)−3−パラトルエンスルホニルオキシプロビオニ
ル]ノルロイシンtert−ブチルエステル86rng
の無水DIIF溶液0.7mf4を水冷下加え、室温で
1時間攪拌する6反応液に酢酸エチルを加え、水、飽和
食塩水の順で洗浄する。有機層を無水硫酸ナトリウムで
乾燥し、減圧上溶媒留去後、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーにより、n−ヘキサン−酢酸エチル(
10:1)で精製し、表題化合物64■を無色油状物と
して得る。
Rf値: 0.28(n−ヘキサン−酢酸エチル(5:
1))(4) L−N、((2S、)−3−フルフリル
スルホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル
]ノルロイシン(a) L−N−((2S)−3−フル
フリルチオ−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル
]ノルロイシンtert−ブチルエステル60■をメタ
ノール1.0ml!に溶解し、30%過酸化水素水0.
21if及びタングステン酸ナトリウム・2水和物6■
を加え、室温で4時間攪拌する。反応液に酢酸エチルを
加え、水、飽和食塩水の順で洗浄する。有機層を無水硫
酸ナトリウムで乾燥後。
減圧下、溶媒留去し、L−N−[(2S)−3−フルフ
リルスルホニル−2−(l−ナフチルメチル)プロピオ
ニル]ノルロイシンtert−ブチルエステル57■を
無色油状物として得る。
Rf値: 0.38(ローヘキサン−酢酸エチル(2:
1))(b) L−N−[(2S)−3−フルフリルス
ルホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル]
ノルロイシンtertブチルエステル55mgを、ジク
ロロメタン0.3mgに溶解し、TFAo、3dを加え
、室温で1時間攪拌する。
反応液に酢酸エチルを加え、水、飽和食塩水の順で洗浄
後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下、溶媒留去す
ることにより、表題化合物52mgを無色油状物として
得る。
Rf値 0.27(n−ヘキサン−酢酸エチル−酢酸(
6:6:0.2)) (5) (2S、3R,4S)−4−[L−N−[(2
S)−3−フルフリルスルホニル−2−(1−ナフチル
メチル)プロビオニルコノルロイシル)アミノ−5−シ
クロへキシル−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオ
ール L=N((2S)−3−フルフリルスルホニル−2−(
1−ナフチルメチル)プロビオニルコノルロイシン50
mgを無水DMF0.4mgに溶解し、−15℃攪拌下
、トリエチルアミン18μE 、DPPA28μII!
、(2S、3R,4S)−4−アミノ−5−シクロへキ
シル−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオール・2
塩酸塩53.5mgの無水DMF溶液0.6mQ、、さ
らにトリエチルアミン41成を加える。室温で終夜攪拌
した後、実施例xe−(5)−(b)と同様に処理し、
シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより、クロロホ
ルム−メタノール−(100:1統いて50:1)で精
製し、表題化合物64mgを白色粉末として得る。
Rf値: 0.29(クロロホルム−メタノール(20
:1))質量スペクトル(FAB)  m/z  74
0(M”+1)NMR、(300M)1z、CDCl、
)δppm : 0.79−0.82(3H,m)、 
1.05−1.38(61−1,m)。
1.38−1.80(9H,m)、 2.4Q−2,5
5(2H,11)。
2.55−2.82(4H,m)、 3.05(1B、
dd、J=14.2,3.2Hz)、 3.15−3.
32(LH,m)。
3.32−3.75(9H,m)、 4.13−4.3
2(4H,m)。
5.88(IH,d、J=7.9Hz)、 6.02(
IHld、J:8.7Ilz)、 6.34(III、
d、J=0.811z)、 6.38(IH,d、J=
0.8Hz)、 7.28−7.65(411,m)。
7.79(IH,d、J−7,9tlz)、 7.90
(IH,d、J=7.9Hz)、 7.99(LH,d
、J=7.9Hz)実施例48 (2S、3R,4S)−4−[L−N−[(2SorR
)−3−(2−ヒドロキシエチル)スルフィニル−2−
(1−ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイシル)
アミノ−5−シクロへキシル−1−モルホリノ−2,3
−ベンタンジオール(a) L−ト[3−(2−ヒドロ
キシエチル)チオ−2−(1−ナフチルメチル)プロピ
オニル]ノルロイシンtert−ブチルエステルのRf
上の異性体114■を酢酸1.06威に溶解し、30%
過酸化水素水28.14を加える。
室温で30分攪拌後、溶媒を減圧留去する。残渣にベン
ゼンを加え、ベンゼンを減圧留去することを繰り返す。
得られるシロップをシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーにより、クロロホルム−メタノール(30:l)を用
いて精製し、 L−N−[(25orR)−3−(2−
とドロキシエチル)スルフィニル−2−(l−ナフチル
メチル)プロピオニル]ノルロイシンtert−ブチル
エステル117mgを無色油状物として得る。
Rf値: 0.30(クロロホルム−メタノール(20
:1))NMR(300MHz、CDCl、) δppm : 0.84(3H,q、J=7.6Hz)
、 1.10−1.47(13H)、 1.47〜1.
85(2H)、 2.63〜3.08(3)1)。
3.20〜3.62(4H)、 4.00〜4.38(
3FI)。
5.98(0,3H,d、J=7.9Hz)、 6.3
4(0,7H。
d、J=7.9Hz)、 7.28−7.42(21)
、 7.50(2H,m)、 7.73(18,d、J
=7.9Hz)、 7.85(1B、d、J=7.9H
z)、 8.00(0,7H,d、J=7.9Hz)、
 8.06(0,3H,d、J=7.9Hz)(b) 
L−N−[(2SorR)−3−(2−ヒドロキシエチ
ル)スルフィニル−2−(1−ナフチルメチル)プロビ
オニルコノルロイシンtert−ブチルエステル109
■を無水ジクロロメタン0.4−に溶解し、TFAo、
4mgを加える。
室温で2時間半攪拌後、溶媒を減圧留去する。残渣にベ
ンゼンを加え、減圧濃縮することを繰返し、L−N−[
(2SorR)−3−(2−ヒドロキシエチル)スルフ
ィニル−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル]ノ
ルロイシン94.8■を無色固体として得る。
Rf値: 0.30,0.23(クロロホルム−メタノ
ール−酢酸(10:0.5:0.1)) N?lR(300MHz、CD、OD)δppm : 
0.90(3H)、 1.20−1.42(4B)、 
1.55〜1.85(2)1)、 2.72〜3.02
(3H)、 3.02〜3.62(41()、 3.8
0〜3.96(2H)、 4.24(0,3H,m)、
 4.35(0,7H,m)、 7.37(2H。
m)、 7.52(2H,In)、 7.75(IH,
a+)、 7.85(IH,d、J=8.1Hz)、 
8.18(IH,d、J=8.1Hz) (c) L−N−[(2SorR)−3−(2−ヒドロ
キシエチル)スルフィニル−2−(l−ナフチルメチル
)プロピオニル]ノルロイシン54.6mgを無水DM
F0.2mgに溶解し、0℃攪拌下、■−ヒドロキシベ
ンゾトリアゾール32.3Ing。
DCC41、2mgを加える1次に(2S、3R,4S
)−4−アミノ−5−シクロへキシル−1−モルホリノ
−2,3−ベンタンジオール・2塩酸塩60.4mgを
無水D?IF0.2dに溶解し、トリエチルアミン34
.0■を加えて中和する。これを先の反応液に加え、O
℃2時間、5℃で一晩攪拌する。析出するジシクロへキ
シルウレアを濾去し、濾液の溶媒を減圧留去する。残渣
に少量のクロロホルムを加え不溶物を濾去した後、濾液
の溶媒を減圧濾去することを2度行う、得られる残渣を
酢酸エチルLMに溶解し、酢酸エチル層を4%炭酸水素
ナトリウム水溶液、水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
ナトリウムにより乾燥する。溶媒を減圧留去し、残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより、クロロホ
ルム−メタノール(15:1)を用いて精製し、 (2
S、3R,4S)−4−(L−N−[(2SorR)−
3−(2−ヒドロキシエチル)スルフィニル−2−(1
−ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイシル)アミ
ノ−5−シクロヘキシル−1−モルホリノ−2,3−ベ
ンタンジオールのRf上の異性体(実施例48−A)3
2.0■、Rf下の異性体(実施例48−B)23.4
■を無色固体として得る。
Rf上の異性体(実施例48−A ) Rf値: 0.33(クロロホルム−メタノール(10
:1))質量スペクトル InI2688(「+1)N
MR(300MHz、CDC1,) δppIIl: 0.80〜1.08(48)、 1.
10〜1.85(188) 。
2.48(2H)、 2.57〜2.86(6H)、 
3.08(20゜m)、 3.30−3.54(5■)
、 3.54−3.75(5H)。
3.98(2H,m)、 4.25(28,m)、 4
.70(18゜br)、 6.46(LH,d、J=8
.4Hz)、 6.77(IH。
br)、 7.32−7.46(21()、 7.55
(2H,m)。
7.79(IH,d、J=7.8Hz)、 7.89(
ILdd、J=2.1,7.5Hz)、 7.99(I
H,d、J=8.1Hz)Rf下の異性体(実施例48
−B) Rf値: 0.29(クロロホルム−メタノール(10
:1))質量スペクトル m/z   688(M”+
1)NMR(300M)lz、CDC1,)δppm 
: 0.70−1.05(4H)、 1.05−1.3
8(8)1)。
1.38−1.90(IOH)、 2.48(2H,B
r)。
2.57〜3.00(7)1)、 3.21−3.56
(6H)。
3.66(4B)、 3.94〜4.30(4■)、 
4.68(1)1゜br)、 6.30(2B)、 7
.30−7.45(2H)。
7.55(2B、m)、 7.78(LH)、 7.8
8(IH)。
7.95〜B、f)9(1)1) 実施例49 (2S、3R,4S)−4−(L−N−[(2S)−3
−エチルスルフィニル−2−(l−ナフチルメチル)プ
ロピオニル]ノルロイシル)アミノ−5−シクロへキシ
ル−1−モルホリノ−2゜3−ベンタンジオール (a) L−N−[(2S)−3−4チルチオ−2−(
1−ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイシンte
rt−ブチルエステル133.3■を酢酸lieに溶解
し、30%過酸化水素水31.9成を加える。室温で2
5分攪拌後、溶媒を減圧留去する。残渣にベンゼンを加
え、ベンゼンを減圧留去することを繰り返す、し−ト[
(2S)−3−エチルスルフィニル−2−(l−ナフチ
ルメチル)プロピオニル]ノルロイシンtert−ブチ
ルエステル136.1+ngを無色油状物として得る。
Rf値: 0.33(クロロホルム−酢酸エチル(1:
1))質量スペクトル n/z   460(M”+1
)(b) L−N−[(2S)−3−エチルスルフィニ
ル−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロ
イシンtert−ブチルエステル129.2mgを無水
ジクロロメタン0 、5 m(1に溶解し、TFAo、
5mgを加える。室温で2時間半攪拌後、溶媒を減圧留
去する。残渣をベンゼンに溶解し、減圧濃縮することを
繰返して得られる油状物を、クロロホルム−ジエチルエ
ーテルにより固化させる。溶媒を減圧留去して、L−N
−[(2S)−3−エチルスルフィニル−2−(1−ナ
フチルメチル)プロピオニル]ノルロイシン117mg
を無色固体として得る。
Rf値二〇。37,0.41(クロロホルム−メタノー
ル−酢酸(10:0.5:0.1)) NMR(300MHz、CDCl、) δppm : 0.83(3H)、 1.05−1.3
9(7H)、 1.70(IH。
m)、 1.92(LH,、i)、 2.62−2.8
2(28)。
2.90(0,3H,dd、J’9.9,13.5Hz
)、 3.08〜3.58(3,7H)、 3.70(
LH,m)、 4.22(0,3H,dt、J=5.4
,5.4Hz)、 4.40(0,7H。
dt、J=5.8,5.81(z)、 7.28〜7.
67(61)。
7.92(0,7H)、 8.08(0,3H,d、J
=8.1Hz)(c) L−N−[:(2S)−3−エ
チルスルフィニル−2−(l−ナフチルメチル)プロピ
オニル]ノルロイシン60mgを無水D+lF0.2m
9に溶解し、0℃攪拌下、l−ヒドロキシベンゾトリア
ゾール36.4■、DCC42,9■を加える。
次に(2S、3R,4S)−4−アミノ−5−シクロへ
キシル−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオール・
2塩酸塩69.5■を無水DMF0.2dに溶解し、ト
リエチルアミン39.1mgを加えて中和する。これを
先の反応液に加え、0℃で2時間、5℃で一晩攪拌する
。析出するジシクロへキシルウレアを濾去し、少量のク
ロロホルムで洗う、洗液と濾液を合せて減圧濃縮し、濃
縮液を酢酸エチル20m2で希釈する。有機層を4%炭
酸水素ナトリウム水溶液、水、飽和食塩水で洗浄。
無水硫酸ナトリウムにより乾燥する。溶媒を減圧留去し
、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより、
クロロホルム−メタノール(60:1)を用いて精製し
、(2S、3R,4S)−4−(L−N−[(2S)−
3−エチルスルフィニル−2−(l−ナフチルメチル)
プロピオニル]ノルロイシル)アミノ−5−シクロへキ
シル−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオールのR
f上の異性体(実施例49−A)38.3■、Rf下の
異性体(実施例49−8)16.1■を無色固体として
得る。
Rf上の異性体(実施例49−A) Rf値: 0.5(クロロホルム−メタノール(10:
1))質量スペクトル m/z   672(M”+1
)NMR(300MHz、CDCl、) δppm : 0.75−1.86(25H)、 2.
27(IH,m)、 2.40〜2.69(4H)、 
2.78(4H)、 3.04(IH,dd。
J=9.2,13.1Hz)、 3.32(2H)、 
3.42−3.62(711)、 4.25(2H)、
 4.68(IH,br)。
6.34(IH,d、J=9.3Hz)、 6.90(
IH,d、J=5.4Hz)、 7.32−7.48(
28)、 7.78(LH,d。
J=7.8)1z)、 7.89(IH,dd、J=1
.4,7.8Hz)7.98(IH,d、J=8.7H
z)Rf下の異性体(実施例49−8) Rf値: 0.43(クロロホルム−メタノール(10
:1))質量スペクトル mHz   672(M”+
1)NMR(300MHz、CDCl5) 0.77〜2.00(25H)、 2.49(2H)、
 2.55〜2.85(7H)、 3.04(10,m
)、 3.32(IH,m)。
3.46(4H)、 3.64(4H)、 4.15(
1B、m)。
4.25(1)1.の)、 6.19(IH)、 6.
46(IH)。
7.32〜7.47(2H)、 7.47〜7.63(
2H)。
7.78(LH,d、J=7.8Hz)、 7.89(
IH,d、J=8.1Hz)、 8.08(IH,d、
J=8.1Hz)実施例5O N−[(2S、3R,4S)−4−CL−N−[(2S
)−3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル
)プロピオニル]ノルロイシル]アミノ−5−シクロへ
キシル−2,3−ジヒドロキシペンチル1モルホリンN
−オキシド(2S、3R,4S)−4−[L−N−[(
2S)−3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメ
チル)プロビオニルコノルロイシル)アミノ−5−シク
ロへキシル−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオー
ル25mgをメタノール1.5mKに溶解する。30%
過酸化水素水150dを加え、触媒としてタングステン
酸ナトリウム・2水和物を2M加え、攪拌する。室温で
3時間攪拌後、不溶物を濾去し、酢酸エチル15−で希
釈する。4%炭酸ナトリウム水溶液(10mg X 1
)、次いで飽和食塩水(LM!X2)で洗浄する。酢酸
エチル層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮して
表題化合物を白色固体として25■得る。
質量スペクトル i+/z   704(M”+1)実
施例51 (2S、3R,4S)−4−(L−N−[(2SorR
)−3−シクロペンタンスルホニル−2−ベンジルプロ
ピオニル]ノルロイシル)アミノ−5−シクロへキシル
−1−モルホリノ−2゜3−ベンタンジオール (a) (2SorR)−3−シクロペンタンスルホニ
ル−2−ベンジルプロピオン酸210mgを無水DMF
3dに溶解し、常法のDPPA法にてトリエチルアミン
0.15m9.、DPPAo、 iag 、ノルロイシ
ンtert−ブチルエステル0.15gの無水DMF溶
液0.8dを−15℃下加える。常法の後処理及びシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで精製後、L−N−[
、(2SorR)−3−シクロペンタンスルホニル−2
−ベンジルプロピオニル]ノルロイシンtert−ブチ
ルエステルの122mgを白色固体として得る。
NMR(300MHz、CDC1,) δppm : 2.81−3.18(4H,l11)、
 3.25(0,75H,m)。
3.40(0,25H,u)、 3.59(IH,m)
、 4.23(0−25H9m)、4.45(0,75
H,m)、 5.91(0,25)1.d、J=8Hz
)、 6.09(0,75H,d、J=8Hz)、 7
.1〜7.3(5H,m)(b) (a)で得たL−N
−(3−シクロペンタンスルホニル−2−ベンジルプロ
ピオニル)ノルロイシンtart−ブチルエステルをジ
クロロメタンとTFA(1:1)の4.2dで脱エステ
ル化を行う。得られるL−N−(3−シクロペンタンス
ルホニル−2−ベンジルプロピオニル)ノルロイシン1
08mgを無水DMF3−中にてDPPA法を用いて(
2S、3R,4S)−4−アミノ−5−シクロへキシル
−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオールと縮合す
る。
常法の後処理及びシリカゲル力ラムクロマトグラフィー
テ精製後、表題化合物を62mg、(2s、3R,4s
)−4−(L−N−[(2RorS)−3−シクロペン
タンスルホニル−2−ベンジルプロピオニル]ノルロイ
シル)アミノ−5−シクロへキシル−1−モルホリノ−
2,3−ベンタンジオールを13mg、さらに両者の異
性体の混合物を80■をそれぞれ白色固体として得る。
5orR体 NMR(300MHz、CDC1,) δppm : 2.49(2H,m)、 2.62(I
H,m)、 2.70−3.05(6H,m)、 3.
15(18,l)、 3.26(1B。
i)、3.6−3.7(3H,m)、 3.68(4H
+m)+4.18−4.31(2H,m)、 4.60
(IH,br s)。
6.00(LH,d、J=9.5Hz)、 6.08(
1)!、d、J=78Z)、 7.2−7.4(5H,
01)RorS体 NMR(300MHz、CDCl、) δppm : 2.50(2H,m)、 2.63(I
H,m)、 2.7−2.8(2H,m)、 2.83
〜3.06(4+1.m)、 3.16(LH。
m)、 3.37〜3.82(811,m)、 4.0
4(IH艷)。
4.91(1■、br)、 5.81(LH,d、J=
8Hz)。
7.08(IH,d、J:9Hz)、 7.14−7.
35(5H,m’。
実施例52 N−[(2S、3R,4S)−4−[L−N−[(23
)−3−シクロペンタンスルホニル−2−ベンジルプロ
ピオニル]ノルロイシル]アミノ−5−シクロへキシル
−2,3−ジヒドロキシペンチル1モルホリンN−オキ
シド 実施例51で得た(2S、3R,4S)−4−(L−N
−[(2S)−3−シクロペンタンスルホニル−2−ベ
ンジルプロピオニル]ノルロイシル)アミノ−5−シク
ロヘキシル−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオー
ルの25■をメタノール1.5mgに溶解する。30%
過酸化水素水150dを加え、触媒としてタングステン
酸ナトリウム・2水和物を2mg加え、攪拌する。室温
で3時間攪拌後、不溶物を濾去し、酢酸エチル15m2
で希釈する。4%炭酸ナトリウム水溶液(10d X 
1)、次いで飽和食塩水(1MX2)で洗浄する。酢酸
エチル層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮して
表題化合物の白色固体25II1gを得る。
質量スペクトル mHz   694(M”+1)実施
例53 (2R)−3−ベンジルオキシ−2−(1−ナフチルメ
チル)−プロピオン酸 (1) (E)−4−ベンジルオキシ−2−ブテン−1
−オール(a)水素化ナトリウム(油性、60%)14
.6gを、アルゴンガス下、n−ペンタンで洗浄する。
乾燥後、無水DMF150rdを加え懸濁させ、0℃攪
拌下、(Z)−2−ブテン−1,4−ジオール75gを
30分にわたって滴下する。室温で1.5時間攪拌後、
臭化ベンジル44gをO℃攪拌下加え、同温で30分攪
拌した後室温に戻し、50℃で終夜攪拌する。反応液を
氷水中に注ぎ込み、エーテルで抽出する。エーテル溶液
を水、飽和食塩水の順で洗浄後、無水硫酸マグネシウム
で乾燥する。減圧上溶媒留去し、残渣を減圧蒸留(2,
5mmHg、134−138℃)に付し、(Z)−4−
ベンジルオキシ−2−ブテン−1−オール29gを無色
油状物として得る。
Rf値: 0.49(n−Aキサン−酢酸エチル(1:
1))(b)ピリジニウムクロロクロメート11.1g
、セライト12gを無水ジクロロメタン100mgに懸
濁させ、0℃攪拌下、(Z)−4−ベンジルオキシ−2
−ブテン−1−オール6gを加える。室温で3時間攪拌
後、エーテルを加え、不溶物を濾去する。濾液を減圧上
溶媒留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーによりエーテルで精製し、(Z)−4−ベンジルオキ
シ−2−ブチナール3.9gを淡黄色油状物として得る
Rf値: 0,59(n−ヘキサン−酢酸エチル(1:
1))(c) (Z)−4−ベンジルオキシ−2−ブチ
ナール3.9gをエタノール60或に溶解し、0℃攪拌
下、水素化ホウ素ナトリウム850mgを加え、0℃で
1.5時間攪拌する。反応液を氷水中に注ぎ、酢酸エチ
ルで抽出し、酢酸エチル溶液を水、飽和食塩水の順で洗
浄する。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留
去し、残渣を減圧蒸留(2,0mmHg、142℃)に
付し、(E)−4−ベンジルオキシ−2−ブテン−1−
オール262gを無色油状物として得た。
Rf値: 0.49(n−ヘキサン−酢酸エチル(1:
1))(2) (2R,3R)−4−ベンジルオキシ−
1−tert−ブチルジメチルシリルオキシ−3−(1
−ナフチルメチル)−2−ブタノール (a)無水ジグロロメタン190mAに分子ふるい(粉
末。
3A)3.3gを懸濁させ、−23℃、攪拌下、オルト
チタン酸イソプロピル4.2d、L(+)−酒石酸ジエ
チル2.9−を加え、同温で15分攪拌する。次いで(
E)−4−ベンジルオキシ−2−ブテン−1−オール4
.7gの無水ジグロロメタン溶液3mgを加え、同温で
5分攪拌し、tert−ブチルヒドロペルオキシド(5
,17モルジクロロメタン溶液)11ml!を加え、さ
らに7時間攪拌した後、−23°Cで終夜放置する。反
応液にエーテル190−、飽和硫酸ナトリウム水溶液4
.2−を加え、室温で4時間攪拌する。不溶物を濾去後
、減圧下で溶媒を留去し、残渣をエーテル240或に溶
解し、0℃攪拌下、l規定塩化ナトリウム水溶液42m
1を加え、0℃で30分攪拌する。エーテル層を飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水の順で洗浄後、無
水硫酸ナトリウムで乾燥する。減圧下、溶媒留去後、残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより、n−
ヘキサン−酢酸エチル(1:1)で精製し、(2S、3
S)−4−ベンジルオキシ−2,3−エポキシ−1−ブ
タノール2.9gを無色油状物として得る。
Rf値: 0.28(n−ヘキサン−酢酸エチル(1:
1))旋光度: [αF賃−22.7°(G O,98
8,CHCl、)質量スペクトル(FAB)  III
/z  195(M”+1)(b) (2S、3S)−
4−ベンジルオキシ−2,3−エポキシ−1−ブタノー
ル2.15gを無水DMF13mgに溶解し、イミダゾ
ール1.83g、tert−ブチルジメチルクロロシラ
ン2gを加え、室温で終夜攪拌する0反応液を酢酸エチ
ルで希釈し、冷l規定塩酸、水、飽和食塩水の順で洗浄
する。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒留去し
、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーでn−ヘ
キサン−酢酸エチル(10:1)により精製し、(2S
、3S)−4−ベンジルオキシ−2,3−エポキシ−1
−ブタノールtert−ブチルジメチルシリルエーテル
2.3gを無色油状物として得る。
Rf値: 0.59(n−ヘキサン−酢酸エチル(5:
1))旋光度:[α] 甘=−9,0” (C1,14
0,CHCl、 )質量スペクトル(FAB)  m/
z  441(M”+C5)(C)ヨウ化銅123mg
を無水Tl1F2.3dに懸濁させ、攪拌下、ナフチル
メチルマグネシウムクロリド(0,8モルエーテル溶液
)3rdを加え、同温で5分攪拌する。次いで(2S、
3S)−4−ベンジルオキシ−2,3−エポキシ−1−
ブタノールtert−ブチルジメチルシリルエーテル1
gの無水T旺溶液1.0−を加え、室温で1時間攪拌す
る0反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注ぎ込み、
エーテルで抽出し、水、飽和食塩水の順で洗浄する。無
水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下、溶媒留去し、残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより、n−ヘ
キサン−酢酸エチル(20:1)で精製し、表題化合物
938■を無色油状物として得る。
Rf値: 0.53(n−ヘキサン−酢酸エチル(5:
1))Mim光度 [α]V =−21,8@(C1,
120,ClCl、)質量スペクトル(FAB)  m
/z  451(M”+1)(3) (2R,3R)−
4−ベンジルオキシ−3−(l−ナフチルメチル)−ブ
タン−1,2−ジオール (2R,3R)−4−ベンジルオキシ−t−tert−
ブチルジメチルシリルオキシ−3−(1−ナフチルメチ
ル)−2−ブタノール910■を、テトラn−ブチルア
ンモニウムフロリド(l規定THF溶液)7+n2で処
理し、0℃で10分、次いで室温で50分攪拌する。反
応液をエーテルで希釈した後、飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液、飽和食塩水の順で洗浄し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥する。減圧下、溶媒を留去し、残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーにより、n−ヘキサン−酢酸
エチル(1:1)で精製し、表題化合物642■を無色
油状物として得る。
Rf値二〇、29(n−ヘキサン−酢酸エチル(1:1
))旋光度:[α]”j =−42,6” (C=1.
187.ClCl、)質量スペクトル  m/z   
337(M”+1)(4) (2R)−3−ベンジルオ
キシ−2−(l−ナフチルメチル)プロピオン酸 (2R,3R)−4−ベンジルオキシ−3−(1−ナフ
チルメチル)ブタン−1,2−ジオール740■をメタ
ノール50mgに溶解し、水冷攪拌下、メタ過ヨウ素酸
ナトリウム568■の水溶液19威を加え、室温で4時
間攪拌する。不溶物を濾去後、減圧上溶媒を濃縮し、飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液で希釈する。エーテルで抽
出後、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、減圧下、溶媒を留去する。油状物として得られる、
(2R)−3−ベンジルオキシ−2−(1ナフチルメチ
ル)−1−プロパナール620mgをアセトン50祇に
溶解し、0℃攪拌下、ジョーンズ試薬を加え、同温で1
.5時間攪拌する0反応液に、イソプロパツールを加え
、試薬を分解後、不溶物を濾去し、減圧上溶媒を濃縮す
る。eA縮液を酢酸エチルで希釈し、水、飽和食塩水の
順で洗浄する。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、−減圧上
溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにより、n−ヘキサン−酢酸エチル(2:1)で精
製し、表題化合物457■を無色油状物として得る。
Rf値: 0.47(n−ヘキサン−酢酸エチル−酢酸
(1:1:0.5)) m光度: Cab”: =−13,2”  (C1,0
4,CI(C1,)質量スペクトル m/z   32
1(M”+1)NMR(300M)lz、CDCl、)
δppm : 3.H−3,21(ltl、m)、 3
.33(LLdd、J−15,2,8,0Hz)、 3
.57(IH,dd、J=15.2゜7.6Hz)、 
3.66(2H,d、J=7.2Hz)、 4.51(
IH,d、J=16.0Hz)、 4.55(IH,d
、J=16.0Hz)、 7.24−7.38(7H,
m)、 7.45−7.55(2H,m)、 7.75
(IH,d、J:8,0Hz)。
7.86 (IH、d 、J=8−0)1z) + 8
 、05(IH,d 、J:8.0Hz) 実施例54 (2S、3R,4S)−4−アミノ−5−シクロへキシ
ル−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオール・2塩
酸塩(1) 3−0−ベンジル−1,2−0−イソプロ
ピリデン−α−D−アロフラノース 水素化ナトリウム3.0gを無水DMF50rd、に加
える。
1.2:5,6−ジー0−インプロピリデン−α−D−
アロフラノース30゜7gの無水DMF溶液31m1を
水冷下に加え攪拌する。室温で1時間攪拌後、水冷下に
てベンジルプロミド14.5dを滴下して加える。室温
で一晩攪拌の後水冷下にて水90−を加え結晶化する。
結晶を濾取し、冷水50m2で洗浄後乾燥させ、微黄色
粗結晶39.tg(収率95%)を得る。
次にこれを70%酢酸200dに溶解させ37℃、7時
間反応させる。水冷下で炭酸ナトリウム水(200g/
300−)を用いて反応液を中和する。酢酸エチル(3
00meX1,150m1!Xi)で抽出し、抽出液を
水(200rd)。
ついで飽和食塩水(200rnR,)で洗浄後、無水硫
酸ナトリウムで乾燥させる6減圧濃縮後34.5gの微
黄色シロップを得る(収率94%)。
NMR(300?IHz、CHCl、)δppm : 
1.37(3H,s)、 1.60(3H,、s)、 
3.70(2H,s)3.93(1■、dd、J=4.
4,8.7■z)、 4.01(IH。
m)、 4.12(IH,dd、J=3.2,8.9H
z)、 4.56(IH,d、J=11.2Hz)、 
5.77(IH,d、J:3.6Hz)、 7.3−7
.4(5■+m)Rf値: 0.2(りooホルム−メ
タ/ −ル(30:1))(2) 3−0−ベンジル−
1,2−0−インプロピリデン−α−D−リボーペント
ジアルドー1,4−フラノース3−0−ベンジル−1,
2−0−イソプロピリデン−α−D−アロフラノース3
4.5gをエタノール水(7:1)280或に溶解させ
る。これにメタ過ヨウ素酸ナトリウムの水溶液(25g
/210d )を滴下して加える。室温1.5時間攪拌
後、析出する無機塩を濾去する。濾取塩を少量のエタノ
ールで洗浄し、洗液を濾液に合わせ、減圧濃縮する。得
られるシロップを酢酸エチル300−に溶解させ、水1
00mg、ついで飽和食塩水100−で洗浄する。酢酸
エチル層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後減圧濃縮する
。得られるシロップをエーテル溶液とし、再度減圧濃縮
して乾燥させて、微黄色粗シロップの表題化合物32.
6gを得る。これはこのまま次のウィティッヒ反応の原
料として用いることができる。
Rf値: 0.44(クロロホルム−メタノール(’3
0:1))(3) 3−0−ベンジル−5−シクロへキ
シリデン−5−デオキシ−1,2−0−イソプロピリデ
ン−α−D−リボフラノース シクロヘキシルトリフェニルホスホニウムプロミド82
.7gを蒸留精製した1、2−ジメトキシエタン600
或に攪拌上懸濁させる。アルゴン気流下に反応液を封じ
、n−ブチルリチウム(n−ヘキサン溶液。
1.5規定)13Mを室温下情下して加える。1時間攪
拌させて赤褐色のイリドを生成させる0反応器を水冷下
に冷却し、3−0−ベンジル−1,2−0−イソプロピ
リデン−α−D−リボーペントジアルドー1,4−フラ
ノースの1.2−ジメトキシエタン溶液(36g/70
I119.)を30分かけて加える。室温に戻し18時
間攪拌した後、析出する塩を濾去する。濾取塩を少量の
ベンゼンで洗浄し集めた濾液に水100−を加えて過剰
のイリドを分解させる。反応液を減圧濃縮して得られる
残渣をベンゼン30Qdに溶解させる。水130或次い
で飽和食塩水150−でベンゼン層を洗浄後、無水硫酸
マグネシウムで乾燥させる。減圧濃縮後シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー〇−ヘキサン−酢酸エチル(8:
1))で精製を行う。目的物の溶出分画を集めて減圧濃
縮、乾燥後2g、9g(収率64%)の白色固体を得る
。n−ヘキサン50威で再結晶を行い、柱状結晶27.
2g(収率61%)を得る。
NMR(300MH7,CDC1,) δpI)II + 1.35(3H,s)、 1.58
(6H,+++)、 1.64(3H。
s)、 2.13(2B、br)、 2.29(2tl
、br)。
3.46(1■、dd、J=4.4,8.8Hz)、 
4.53(LH。
t、J=4.0Hz)、 4.63(1)1.d、J=
12.41(z)。
4.73(IH,d、J=12.4H7)、 4.82
(IH,t。
J=8.9Hz)、 5.02(LH,dd、J=1.
5,8.7Hz)、 5.70(1B、d、J=3.6
Hz)、 7.29−7.35(5H,m) 融点   62〜64℃ 旋光度  [α]譬=−7.2°(CO,97,CHC
l、)ν禰 : 2930,2850,1460,13
90,1380,1250,1220゜1200,11
70,1130,1120,109σ、 1030 、
1000 。
890.870,730 元素分析 計算値 Cニア3.23. H:8.19実測値 Cニ
ア3.28. H:8.12(4)メチル2,3−ジー
O−ベンジルー5−シクロへキシル−5−デオキシ−α
−D−リボフラノシド、及びメチル2.3−ジー0−ベ
ンジル−5−シクロへキシル−5−デオキシ−β−D−
リボフラノシド 3−0−ベンジル−5−シクロへキシリデン−5−デオ
キシ−1,2−0−イソプロピリデン−α−D−リボフ
ラノース27.C)gをエタノール230成に溶解させ
る。これにラネーニッケル(旧)をエタノール下にて加
え(約10或柱)水素常圧下で攪拌を続ける。4.5時
間後触媒をセライト上に濾別し、濾液を減圧濃縮及び減
圧乾燥させると28.4gの透明なシロップ、3−〇−
ベンジルー5−シクロへキシル−5−デオキシ−1,2
−0−イソプロピリデン−α−D−リボフラノースを得
る。
次にこのシロップを無水メタノール66dに溶解させ、
10%無水塩酸メタノール66+dを加え室温で66時
間密封下で反応させる1次にメタノール100mを反応
液に加えて希釈し、陰イオン交換樹脂アンバーライト(
IRA−400,OR−)500威を反応液に徐々に加
えて中和する。樹脂を濾去した後、反応液を減圧濃縮す
る。得られるシロップをエーテル溶液及びベンゼン溶液
下減圧濃縮させる事により共沸乾燥させる。黄色シロッ
プのメチル3−0−ベンジル−5−シクロへキシル−5
−デオキシ−α(orβ)−D−リボフラノシド24.
7gを得る。 (Rf値:0.32.シリカゲルプレー
ト、n−ヘキサン−酢酸エチル(3°1))次にこれを
精製することなく無水DMF45mffiに溶解させ、
別に用意した水素化ナトリウム1.9gを含む無水DM
F溶液30威中に、氷冷下加える。室温に戻し30分攪
拌後、再び氷冷する。ベンジルプロミド9.3rdを加
え室温で終夜攪拌する。次に酢酸エチル400或に溶解
し、水300或、飽和食塩水300成の順に洗浄する。
有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮する。
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン−
酢酸エチル(8ニトロ:1))で精製の後、無色透明シ
ロップのメチル2,3−ジー0−ベンジル−5−シクロ
へキシル−5−デオキシ−α−D−リボフラノシド3.
55g及びメチル2,3−ジー0−ベンジル−5−シク
ロへキシル−5−デオキシ−β−D−リボフラノシド2
7.6gを得る。
・αアノマー NMR(300MIIz、CDCl、)δppm : 
0,85(2H,m)、 1.1−1.4(6H,m)
、 1.6−1.8(5H,m)、 3.45(3H,
s)、 3.50(IH。
dd、’J=3.6.6.8Hz)、 3.76(LH
,dd、J=4.0,6.8Hz)、 4.18(IH
,m)、 4.59(IH。
d、J=12.7Hz)、 4.63(LH,d、J=
12.2Hz)、 4.68(LH,d、J=12.5
Hz)、 4.74(IH,d、 J=13.1Hz)
、 4.83(1■、d、J=4.5Hz)、7.28
−7.40(10B、a+)Rf値: 0.44(n−
Aキサン−酢酸エチル(3:1))R νcM  :  3050,2930,2850,15
10.1460・βアノマー NMR(300MHz、CDCl、) δppm : 0.9(2H,m)、 1.1−1.3
(3H,m)、  1.4−1.6(3H,Ql)、 
 1.6〜i、85(5H,m)、 3.31(3H,
s)、 3.77(IH,dd、J=4.5.7Hz)
3.82(1B、dd、J=1.4.5Hz)、 4.
22(IH。
11)、 4.41(LH,d、J=12Hz)、 4
.55(LH。
d、J’12Hz)、 4.57(IH,d、J=12
Hz)。
4.68(IH,d、J=12Hz)、 4.87(I
H,5)Rf値: 0.60(n−ヘキサン−酢酸エチ
ル(3:l))R νc+W  : 3040,2930,2850,15
00.1460(5)’ (2S、3R,4R)−2,
3−ジベンジルオキシ−5−シクロへキシル−1−モル
ホリノペンタン−4−オール(d)に得るメチル2,3
−ジー0−ベンジル−5−シクロへキシル−5−デオキ
シ−α−D−リボフラノシド及びそのβアノマーである
混合物30.8gを600蛇の酢酸−塩酸−水(9:1
:2)に溶解させ、20℃で10時間の後6℃で14時
間反応させる。トルエンIQで反応液を希釈し、水(4
0MX2)、4%炭酸水素ナトリウム水溶液(500d
)、ついで飽和食塩水(500mg )にて順次洗浄す
る。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後減圧濃縮す
る。黄色シロップの2,3−ジー0−ベンジル−5−シ
クロへキシル−5−デオキシ−〇−リボフラノースを得
る。 (Rf値:0.38.シリカゲルプレート、展開
剤:ヘキサンー酢酸エチル(3:1))。
次に生成物をメタノール500dに溶解させる1モルホ
リン塩酸塩41.7gを加えて溶解させ、水素化ホウ素
シアノナトリウムのメタノール溶液(8,49g/IO
M)を加え攪拌する。室温で39時間攪拌後。
反応液を減圧濃縮する。ベンゼン−酢酸エチル(4:6
)のlQに生成物を溶解させ、水(30M X 2)、
飽和食塩水(30M)で洗浄する。有機層を無水硫酸マ
グネシウムで乾燥の後、減圧濃縮する。シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(クロロホルム−酢酸エチル(4
:1))で精製を行い、減圧乾燥後31.7gの白色固
体である表題化合物を得る(収率90%)。
NMR(300MHz、55℃、CDC1,)δppI
Il: 0.85(2H,m)、 1.1−1.3(5
H,m)、 1.44(LH,m)、 1.55−1.
8(5■、m)、 2.39(LH,dd、J=2.5
,13.1Hz)、 2.51(4M、m)。
3.02(1)1.dd、J=8.9,13.1Hz)
、 3.59(LH。
dd、J=1.4,5.3Hz)、 3.66(411
,m)、 3.77(21,m)、 4.56(1■、
d、J=12.2Hz)、 4.59(IH,d、J=
12.2Hz)、 4.63(IH,d、J=11.7
Hz)、 4.76(LH,d、に11.7Hz)、 
7.2−7.4(IOH,l11) R v aa  : 3220(br)、2930,28!
]0,1460+1120,1070゜融点  : 5
4−56℃ ti光度: [a ] ”j =+3t、o°(C1,
09,CHCl、)元素分析 計算値; Cニア4.48. H:8.84. N:3
.00実測値; Cニア4.52. H:8.87. 
N:2.92(6) (2S、3R,4S)−4−アジ
ド−2,3−ジベンジルオキシ−5−シクロへキシル−
1−モルホリノペンタン(2S、3R,4R)−2,3
−ジベンジルオキシ−5−シクロへキシル−1−モルホ
リノペンタン−4−オールの27 、7gを無水THF
200−に溶解させる。トリフェニルホスフィン24.
9gを加えて溶解後反応液を一20℃冷却下で攪拌する
。これにアゾジカルボン酸ジエチル14.9−及びDP
PA20.5m[Iをそれぞれ滴下して加える。
数分後反応液を20℃下で攪拌する。24時間後減圧下
で反応液を濃縮する。得られるシロップをシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン−酢酸エチル(
5:1))にて精製を行い、目的物の無色透明シロップ
12.7g(収率43%)を得る。
NMR(300MHz、CDCl、) δppIIl: 0.89(2H,l11)、 1.1
−1.5(5H,R1)、 1.7(6H,m)、2.
37(2H,ddd、J=4.6,4.7,11.3t
lz)、 2.59(2B、m)、 2.65(2)1
.m)。
3.56(1)1.ddd、J=3.4,4゜0,10
.1tlz)。
3.64(IH,dd、J=3.1.6.6Hz)、 
3.67(4H。
m)、 3.74(IH,m)、 4.58(IH,d
、J=11.1Hz)、 4.69(IH,d、に11
.IHz)、 4.73(LH,d、J=11.5Hz
)、 4.78(IH,d、J=11.5Hz)、 7
.28−7.38(10■+m)R ν酬 :2930,2850,2110.1750.1
?40,1500.1460質量スペクトル(FAB)
 :  m/z  493(M”+1)(7) (2S
、3R,4S)−4−アミノ−5−シクロへキシル−1
−モルホリノ−2,3−ベンタンジオール・2塩酸塩(
2S、3R,4S)−4−アジド−2,3−ジベンジル
オキシ−5−シクロへキシル−1−モルホリノペンタン
の80■をエタノール2−に溶解させる。2規定塩酸0
.2威を加えて酸性とし、パラジウム黒触媒存在下、水
素を吹き込み続ける。2時間後触媒をセライト上に濾去
し、濾液を減圧下で濃縮する。残渣をエタノール及びベ
ンゼン混合溶液として減圧濃縮させ、共沸下に乾燥させ
る。乾固した固体をジクロロメタン−エーテルにて再結
晶する。52+ng(収率90%)の白色結晶を得る。
’H−NMR(300MHz、CDCl、、遊離体)δ
ppm : 0.95(2B、m)、 1.23(3H
,m)、 1.43(2H。
m)、 1.57(LH,+e)、 1.72(5H,
m)、2.55(211,m)、 3.40(IH,+
n)、 3.50(1B、brdd、J=1.5,7.
0)1z)、 3.70(4H,m)。
3.88(1)1.m)、 4.26(4)(、br)
l″C−NMR(75Hz、CDCl、−D、O,HC
l塩)δppm : 25.8(2C)、 26.2.
32.6.33.1.33.2゜37.2,48.9,
52.4,53.5,60.8゜63.5,63.6,
65.1,69.9実施例55 (2S、3R,4R)−2,3−ジベンジルオキシ−5
−シクロへキシル−1−モルホリノペンタン−4−オー
ル(1) 1.4−ペンタジェン−3−オールビニルマ
グネシウムプロミドの0.98モルT)IF溶液40M
に0〜5℃でギ酸メチル11.Mを1時間かけて滴下す
る0滴下終了後、直ちに飽和塩化アンモニウム水溶液1
00−を加え、THFで抽出する。 THF層を無水硫
酸マグネシウムで乾燥後、減圧下(100mmHg)で
溶媒を留去する。残渣を減圧蒸留することにより表題化
合物を無色液体として9.6g得る。
Rf値: 0.52(n−ヘキサン−酢酸エチル(2:
1))沸点: 55−57℃778+nmHg(2) 
(2R,3S)−1,2−エポキシベント−4−エン−
3−オール モレキュラーシーブス(3A、粉・末)7gをジクロロ
メタン500m2に懸濁し、アルゴン雰囲気下、−30
℃でオルトチタン酸イソプロピル10.2g及びL−(
+)−酒石酸ジエチル8.8gを加える。続いてter
t−ブチルヒドロペルオキシド(5モルジクロロメタン
溶液。
滴下前30分間モレキュラーシーブス4A処理)40.
5−を同温で10分間かけて滴下する。同温で10分間
攪拌後、1.4−ペンタジェン−3−オール10gのジ
クロロメタン溶液を20分間かけて滴下する。−20℃
で10日間放置した後、反応液に水10.5mgを含ん
だアセトン500−を−20℃で加える。室温で3時間
攪拌後、不溶物を濾去し、濾液を減圧下、濃縮する。
残液を減圧蒸留に付し、沸点30〜60℃ハ8mmHg
(第一画分)及び沸点60〜73℃ハ8a+mHg(第
二画分)の留分な集める。各々の両分をさらにシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(n−ペンタン−ジエチル
エーテル(1:1))で精製し、それぞれから表題化合
物を無色液体として2.3g及び5.4g得る。
Rf値: 0.27(n−ヘキサン−酢酸エチル(2:
1))ti光度: [α]V =+57.3° (G 
O,964,CHCl、)(3) (2R,3S)−3
−ベンジルオキシ−2−tert−ブチルジメチルシリ
ルオキシ−1−シクロへキシル−4−ペンチン (a)水素化ナトリウム(油性、60%)428gをT
HF8dに懸濁し、アルゴン雰囲気下、−10℃で(2
R,3S)−1゜2−エポキシベント−4−エン−3−
オール970■のT旺溶液(5或)を滴下する。室温で
20分間攪拌後、テトラn−ブチルアンモニウムヨーダ
イト36011g及びベンジルプロミド1.27m1?
を一10℃で加える。室温で2時間攪拌後、飽和塩化ア
ンモニウム水溶液に注ぎ、酢酸エチルで抽出する。酢酸
エチル層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去
する。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n
−ヘキサン−酢酸エチル(10:1))で精製し、(2
R,3S)−3−ベンジルオキシ−1,2−エポキシ−
4−ペンテンを無色油状物として1.27g得る。
Rf値: 0.49(叶ヘキサンー酢酸エチル(4:1
))(b)ヨウ化銅146■をTHFに懸濁し、シクロ
ヘキシルマグネシウムクロリド(2モルジエチルエーテ
ル溶液)3.85dをアルゴン雰囲気下、−78℃で加
える。同温で10分攪拌後、(2R,3S)−3−ベン
ジルオキシ−1,2−エポキシ−4−ペンテン969m
gのT旺溶液(5d)を−78℃で10分間かけて滴下
する。−10℃で2時間攪拌後、飽和塩化アンモニウム
水溶液に注ぎ、酢酸エチルで抽出する。抽出層を飽和食
塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。減圧
下、溶媒を留去し、(2R,3S)−3−ベンジルオキ
シ−1−シクロへキシル−4−ペンテン−2−オールを
淡褐色油状物として1.2g得る。このアルコールをD
)IFに溶解し、tert−ブチルジメチルシリルクロ
リド923■。
4−ジメチルアミノピリジン312■及びトリエチルア
ミン923Iiを0℃で加える。室温で一晩攪拌後、反
応液に水及び酢酸エチルを加える。有機層を分取する。
有機層を1規定塩酸、4%炭酸水素ナトリウム、水及び
飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
する。減圧下、溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(n−ヘキサン−ベンゼン(15:
1))で精製し、表題化合的を無色油状物として1.3
g得る。
Rf値: 0.53(叶ヘキサンーベンゼン(5:1)
)旋光度=[α]甘せ+28.9@(CO,944,C
)IcI、)(4) (2S、3R,4R)−3−ベン
ジルオキシ−4−tert−ブチルジメチルシリルオキ
シ−5−シクロへキシル−1,2−エポキシペンタン (a)前項(3)で得た、水酸基が保護された4−ペン
テン−2,3−ジオール1.27gをアセトン(12m
iり一水(1,2d)の混合溶媒に溶解し、四酸化オス
ニウム42■のtert−ブタノール溶液(3吐)及び
N−メチルモルホリンN−オキシド790mgを加える
。室温で一晩攪拌後、飽和硫酸水素ナトリウム水溶液3
5rdを加え、酢酸エチルで抽出する。有機層を飽和食
塩水で洗浄し、減圧下、溶媒を留去する。残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン−酢酸エ
チル(2:1))で精製し、(2S 、 3R、4R)
−3−ベンジルオキシ−4−terL−ブチルジメチル
シリルオキシ−5−シクロへキシルペンタン−1,2−
ジオールを無色油状物として1.12g得る。
Rf値: 0.43(n−ヘキサン−酢酸エチル(2:
1))(b) (a)で得た、ジオールをジクロロメタ
ン3Td、に溶解し、メタンスルホニルクロリド46μ
を及びトリエチルアミン94遥を0℃で滴下する。室温
で20分間攪拌後、酢酸エチルを加え、水、l規定塩酸
、4%炭酸水素ナトリウム水溶液、水及び飽和食塩水で
順次洗浄する。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下
、溶媒を留去する。残渣をメタノール4或に溶解し、炭
酸カリウム124■を0℃で加える。室温で一晩攪拌後
、反応液に酢酸78d、水及び酢酸エチルを加える。有
機層を分取し、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥する。減圧下、溶媒を留去し、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン−酢酸エ
チル(4:1))で精製し、表題化合物を無色油状物と
して125■得る。
Rf値: 0.76(n−Aキサン−酢酸エチル(4:
1))NMR(300MHz、CDC1,) δppm : 0.06(3M、s)、 0.08(3
H,s)、 0.90(9H。
s)、 0.75−1.05(IH,m)、 1.10
−1.70(12H,m)、 2.69(IH,dd、
J’2.7,5.4[1z)。
2.75(IH,dd、J=3.9,5.4Hz)、 
3.12(1B。
ddd、J=2.7,3.9,5゜IHz)、 3.2
3(IH,dd。
J=2.4,5.1Hz)、 3.98(IH,ddd
、J=2.4゜4.5,8.3Hz)、 4.60(2
H,s)、 7.23−7.38(5H,m) (5) (2S、3R,4R)−2,3−ジベンジルオ
キシ−5−シクロへキシル−1−モルホリノペンタン−
4−オール(a)前項(4)で得た。エポキシ体122
mgをメタノール1.5rdに溶解し、モルホリン32
成を加え、75〜80℃で2時間、さらに60℃で一晩
加熱する。減圧下、濃縮、乾固し、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン−酢酸エチル(
4:L))で精製し、無色油状物として(2S、3R,
4R)−3−ベンジルオキシ−4−tert−ブチルジ
メチルシリルオキシ−5−シクロへキシル−1−モルホ
リノペンタン−2−オール139mgを得る。
Rf値: 0.11(n−ヘキサン−酢酸エチル(4:
1))NMR(300MHz、CDCIj) δppm : 0.10(38,s)、 0.12(3
)1.s)、 0.75−1.05(2H,m)、 0
.91(9H,s)、 1.07−1.85(11H,
m)、 2.30−2.47(3H,m)。
2.55−2.72(38,m)、 3.41(IH,
dd、J=1.8,7.1Hz)、 3.62−3.7
5(58,Im)。
4.16(11(、ddd、J=1.8,3.3,8.
7H2) 。
4.55(IH,d、J=11.711z)、 4.8
7(18,d、J=11.7Hz)、 7.25−7.
40(58,m)(b)水素化ナトリウム(60%、油
性)12mguTHF 0.5dに懸濁し、アルゴン雰
囲気下、(a)で得たアミノアルコール135mgのT
旺溶液(0,!4)を−20”Cで滴下する。室温で1
時間攪拌後、テトラn−ブチルアンモニウムヨーダイト
11■及びベンジルプロミド36越を加える。室温で一
晩攪拌後、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注ぎ
、酢酸エチルで抽出する。無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、減圧下、溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(n−ヘキサン−酢酸エチル(S:1
))で精製して、(2S、3R,4R)−2,3−ジベ
ンジルオキシ−4−tert−ブチルジメチルシリルオ
キシ−5−シクロへキシル−1−モルホリノペンタンを
無色油状物として30■得る。また、原料を103■回
収する。
Rf値: 0.70(n−ヘキサン−酢酸エチル(2:
1))NMR(300MHz、CDCl、) δppm + 0.07(311,s)、 0.10(
3)1.s)、 0.70−1.00(2H,l11)
、 0.92(!IIIH,s)、 1.10−1.7
8(IIH,m)、 2.34−2.44(2■111
1)12.50=2.76(4H,m)、 3.59(
IH,dt、J=2.4,6.5Hz)、 3.64−
3.76(5H,m)。
4.14(IH,m)、 4.52(18,d、J’1
1.4Hz)+4.61(IH,d、J=11.4Hz
)、 4.’70(II、d、J=11.4)1z)、
 4.87(1)1.d、Jll、4Hz)。
7.20〜7.40(If)H,n) (c) (b)で得た化合物をT旺0.2rd、に溶解
し、1モルテトラn−ブチルアンモニウムフロリドTH
F溶液80成を加え、室温で攪拌する。2時間後、さら
に1モルテトラn−ブチルアンモニウムフロリドTHF
溶液160成、4時間後に200μ2を追加し、室温で
一晩攪拌する。反応液にエーテルを加え、水及び飽和食
塩水で洗浄する。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧
下、溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(n−ヘキサン−酢酸エチル(1:1))で精
製して、表題化合物を無色固体として15.5■得る。
Rf値: 0.64(n−Aキサン−酢酸エチル(2:
1))本化合物は、1.2+5.6−ジイソプロビリデ
ン−2−D−アロフラノースより導いたものと300M
Hz NMRにおいて、完全に一致する。
実施例56 (2S、3R,4S)−4−(L−N−[(2S)−2
−ベンジル−3−7)Ltフリルスルホニルプロピオニ
ル]ノルロイシル)アミノ−5−シクロヘキシル−1−
モルホリノ−2,3−ベンタンジオール (a)実施例53で得られる(2S、3S)−4−ベン
ジルオキシ−2,3−エポキシ−1−ブタナールter
t−ブチルジメチルシリルエーテル1.2gをベンジル
マグネシウムプロミド(0,8Mエーテル溶液)を用い
て、実施例53と同様にグリニヤール反応を行い、(2
R,3R)−3−ベンジル−4−ベンジルオキシ−1−
tert−ブチルジメチルシリルオキシ−2−ブタナー
ル975■を無色油状物として得る。次いで、実施例5
3と同様に、テトラ−n−ブチルアンモニウムフロリド
(1モルT旺溶液)5−で脱シリル化後、メタ過ヨウ素
酸ナトリウム625■を用いてアルデヒドに変換し、ク
ロム酸酸・化(ジョーンズ試薬)により(2R)−2−
ベンジル−3−ベンジルオキシプロピオン酸427mg
を得る。
Rf値+ 0.57(n−ヘキサン−酢酸エチル−酢酸
(6:6:0.2)) 旋光度Cab”ニー4.8°(G O,765,CHC
l、)質量スペクトル(FAB) m/z  293(
M”+Na)271(M”+1) (b) (2R)−2−ベンジル−3−ベンジルオキシ
プロピオン酸420mgをエタノール5.5−に溶解し
、パラジウム黒を加え、常温常圧下、2時間水素添加す
る。
不溶物を濾去後、減圧下で溶媒を留去し、(2R)−2
−ベンジル−3−ヒドロキシプロピオン酸290mgを
無色油状物として得る。
Rf値: 0.24(n−ヘキサン−酢酸エチル−酢酸
(6:6:0.2)) 旋光度[αコ”7 +4.9’ (G O,853,C
)IcI、)質量スペクトル(FAB) i/z  2
030I”+Na)181(M’+1) (C) (2R)−2−ベンジル−3−ヒドロキシプロ
ピオン酸274■を無水DMF2++fflに溶解し、
実施例47と同様に、L−ノルロイシンtert−ブチ
ルエステル322■とDCC−HOBT法テカップIJ
 ?/グ反応を行い、L−N−[(2S)−2−ベンジ
ル−3−ヒドロキシブロビオニルコノルロイシンter
t−ブチルエステル306mgを白色固体として得る。
Rf値: 0.25(n−ヘキサン−酢酸エチル(2:
1))(d) L−N−[(2S)−2−ベンジル−3
−ヒドロキシプロピオニル]ノルロイシンtert−ブ
チルエステル68■を実施例47と同様にして、トシル
化(バラトルエンスルホニルクロリド)の後、フルフリ
ルメルカプタンで置換反応を行い、フルフリル千オニー
チルに変換する。次いで、過酸化水素−タングステン酸
ナトリウムを用いて、スルホン体に酸化し、TEAテ処
理すルコとにより、L−N−[(2S)−2−ベンジル
−3−フルフリルスルホニルブロビオニルコノルロイシ
ン60111gを無色油状物として得る。
Rf値: 0.22(n−ヘキサン−酢酸エチル−酢酸
(6:6:0.2)) (e) L−N−[(2S)−2−ベンジル−3−フル
フリルスルボニルプロピオニル]ノルロイシン60■を
無水DMF0.4−に溶解し、実施例47と同様にして
DI”PA法で(2S、3R,4S)−4−アミノ−5
−シクロへキシル−1−モルホリノ−2,3−ベンタン
ジオール・2FA酸塩62mgとカツブリング反応を行
い1表題化合物72mgを白色粉末として得る。
Rf値: 0.40(りoロホルムーメタ/ −/L/
(20:1))質量スペクトル(FAB)  I8/z
  690(M”+1)NMR(3QOMHz、CDC
l、) δppm : 0.79−1.06(3H,m)、 1
.06−1.94(19B。
m)、 2.40−3.15(108,m)、 3.3
9−3.85(7H,l11)、 4.17〜4.31
(4H,m)、 5.90(LH。
d、J=7.9Hz)、 5.98(IH,d、J=8
.7Hz)。
6.41<IH,d、J=0.8Hz)、 6.46(
IH,d、J=0.8Hz)、 7.18〜7.52(
58,i)実施例57 (2S、3R,4S)−4−[L−N−[(2S)−3
−エチルスルホニル−2−[(5,6,7,8−テトラ
ヒドロ−1−ナフチル)メチル]プロビオニルコノルロ
イシル)アミノ−5−シクロへキシル−1−モルホリノ
−2,3−ベンタンジオール(a) L−N−[(2R
)−3−ベンジルオキシ−2−(1−ナフチルメチル)
プロビオニルコノルロイシンtert−ブチルエステル
107mgをエタノール2n+9に溶解し、パラジウム
黒を加え、常温常圧下で、水素添加する。触媒を濾去後
、減圧下で溶媒を留去し、L−N−((2R)−3−ヒ
ドロキシ−2−[(5,6,7,8−テトラヒドロ−1
−ナフチル)メチル]プロピオニル)ノルロイシンte
rt−ブチルエステル89■を無色油状物として得る。
Rf値: 0.33(n−ヘキサン−酢酸エチル(2:
1))(b) L−N−+(2R)−3−ヒドロキシ−
2−[(5,6,7,8−テトラヒドロ−1−ナフチル
)メチル]プロビーオニル)ノルロイシンtert−ブ
チルエステル87■を実施例1と同様にして、トシル化
後、エチルメルカプタンでチオ化合物に変換する0次い
で、スルホンに酸化後、丁FAで処理し、L−N−((
2S)−3−エチルスルホニル−2−[(5,6,7,
8−テトラヒドロ−1−ナフチル)メチル]プロピオニ
ル)ノルロイシン61■を無色油状物として得る。これ
を実施例3と同様にして、(2S、3R,4S)−4−
アミノ−5−シクロへキシル−1−モルホリノ−2,3
−ベンタンジオール・2塩酸塩39■とDPPA法にて
カップリングし、表題化合物27[を白色粉末として得
る。
Rf値: 0.42(クロロホルム−メタノール(20
:1))質量スペクトル m/z   692(M”+
1)実施例58 N−[(2S 、 3R、4S )−4−[L−N−(
(2S )−3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチ
ルメチル)プロピオニル]ノルロイシル]アミノ−5−
シクロへキシル−2,3−ジヒドロキシペンチルコピペ
リジンN−オキシド実施例17で得た。 (2S、3R
,4S)−4−(L−N−[(2S)−3−エチルスル
ホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロビオニルコノ
ルロイシル)アミノ−5−シクロへキシル−1−ピペリ
ジノ−2,3−ベンタンジオール10.6mgをメタノ
ール0.5dに溶解し、30%過酸化水素水50μg。
タングステン酸ナトリウム・2水和物2mgを加え、実
施例50と同様に酸化する1表題化合物11.4■を白
色固体として得る。
Rf値: Q、39(クロロホルム−メタノール(10
:1))質量スペクトル III/Z   702(M
”+1)実施例59 N−C(2S 、3R,4S)−4−(L−N−[(2
S)−3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチ
ル)プロピオニル]ノルロイシルコアミノ−5−シクロ
へキシル−2,3−ジヒドロキシペンチル]−N−メチ
ルモルホリノニウムアイオダイド (2S、3R,4S)−4−(L−N−[(2S)−3
−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロ
ビオニルコノルロイシル)アミノ−5−シクロへキシル
−1−モルホリノ−2,3−ベンタンシオール8.8■
を無水メタノール0.3dに溶解し、ヨウ化メチル0.
3m14を加え、50℃で3時間、加熱還流する。減圧
下で溶媒を留去し、残渣をアセトン−〇−ヘキサンで処
理することにより、表題化合物8.4■を淡黄色固体と
して得る。
Rf値: 0.10(クロロホルム−メタノール(20
:1))質量スペクトル(FAB)  m/z   7
02(M”−1)実施例60 (2S、3R,4S)−4−(L−N−[(2S)−3
−エチルスルホニル−2−(3−)リルメチル)プロビ
オニルコノルロイシル)アミノ−5−シクロへキシル−
1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオール (1) (2R)−3−ヒドロキシ−2−(3−トリル
メチル)プロピオン酸 (a)実施例53で得られる。 (2S、3S)−4−
ベンジルオキシ−2,3−エポキシ−1−ブタノールt
ert−プチルジメチルシリルエーテル325rngを
3−トリルメチルマグネシウムプロミド(0,8Mエー
テル溶液)を用いて、実施例53と同様にグリニヤール
反応を行い、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによ
り精製後、(2R,3R)−4−ベンジルオキシ−1−
tert−ブチルジメチルシリルオキシ−3−(3−ト
リルメチル)−2−ブタノール210■を無色油状物と
して得る。
(b)次いで、 (2R,3R)−4−ベンジルオキシ
−1−tert−ブチルジメチルシリルオキシ−3−(
3−トリルメチル)−2−ブタノール328mgを実施
例53と同様に、テトラ−n−ブチルアンモニウムフル
オリド(1モル1旺溶液)1.4mgで脱シリル化し、
メタ過ヨウ素酸ナトリウム168■を用いてアルデヒド
に変換し、クロム酸酸化(ジョーンズ試薬)により、(
2R)−3−ベンジルオキシ−2−(3−トリルメチル
)プロピオン酸177■を無色油状物として得る。
(c) (b)で得られる化合物157■をエタノール
に溶解し、パラジウム黒を加えて常温常圧下で水素添加
し、表題化合物108■を無色油状物として得る。
(2) L−N−((2S)−3−エチルスルホニル−
2−(3−トリルメチル)プロビオニルコノルロイシン (a) (1)で得られる化合物89ffIgを無水D
MFに溶解し。
L−ノルロイシンtert−ブチルエステル102mg
とDCC−HOBt法によりカップリングし、L−N−
[(2R)−3−ヒドロキシ−2−(3−)リルメチル
)プロピオニル]ノルロイシンtert−ブチルエステ
ル144■を無色油状物として得る。
(b) (a)で得られる化合物71mgをピリジン中
、パラトルエンスルホニルクロリドを用いてトシル化し
、続いてエチルメルカプタン−水素化ナトリウムにて置
換反応を行い、L−N−[(2S)−3−エチルチオ−
2−(3−トリルメチル)プロピオニル]ノルロイシン
tert−ブチルエステル46mgを無色油状物として
得る。
(c) (b)で得られる化合物を、メタノール中、過
酸化水素水−タングステン酸ナトリウムでスルフィドを
スルフォン化し、次にジグロロメタン中、TFAと処理
し、表題化合物38mgを無色油状物として得る。
(3) (2S、3R,4S)−4−(L−N−[:(
2S)−3−エチルスルホニル−2−(3−トリルメチ
ル)プロピオニル]ノルロイシル)アミノ−5−シクロ
へキシル−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオール (2)の化合物38[を無水DMF0.3rd、に溶解
し、(2S。
3R,4S)−4−アミノ、−5−シクロへキシル−1
−モルホリノ−2,3−ベンタンジオール・2塩酸塩4
81gとDPPA法によりカップリングし、シリカゲル
カラムクロマトグラフィーでクロロホルム−メタノール
(100:1)により精製し、表題化合物32■を無色
固体として得る。
Rf値+ 0.50(クロロホルム−メタノール(10
:1))質量スペクトル cm/z   652(M’
+1)NMR(300MHz、CDCl、) 6ppm : 0.79−1.35(5B、m)、 1
.40−1.86(20B。
m)、 2.33(3H,s)、 2.42−3.28
(1,2H,m)。
3゜37〜3.53(3)1.m)、 3.58〜3.
75(4)1.ff1)。
4.19−4.31(2H,m)、 4.58(IH,
br s)。
6.03(1■、d、J=9Hz)、 6.14(11
1,d、J=611z)、 6.97〜7.10(31
,s)、 7.17〜7.23(IH,a+) 実施例61 (2S、3R,4S)−4−(L−N−[(2S)−3
−エチルスルホニル−2−(2−トリルメチル)プロビ
オニルコノルロイシルjアミノ−5−シクロへキシル−
1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオール (1) (2R)−3−ヒドロキシ−2−(2−トリル
メチル)プロピオン酸 (a)実施例53で得られる、(2S、3S)−4−ベ
ンジルオキシ−2,3−エポキシ−1−ブタノールte
rt−ブチルジメチルシリルエーテル351■を2−ト
リルメチルマグネシウムプロミド(0,8Mエーテル溶
液)を用いて、実施例53と同様にグリニヤール反応を
行い、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製
後、(2R,3R)−4−ベンジルオキシ−t−ter
t−ブチルジメチルシリルオキシ−3−(2−トリルメ
チル)−2−ブタノール210■を無色油状物として得
る。
(b)次いで、(2R,3R)−4−ベンジルオキシ−
1−tert−ブチルジメチルシリルオキシ−3−(2
−)リルメチル)−2−ブタノール266■を実施例6
0と同様に、テトラ−n−ブチルアンモニウムフルオリ
ド(1モルTHF溶液)にて脱シリル化し、メタ過ヨウ
素酸ナトリウムを用いてアルデヒドにし、ジョーンズ試
薬によりクロム酸酸化をし、次いで得られるカルボン酸
をパラジウム黒触媒で常温常圧下で水素添加し、表題化
合物88mgを無色油状物として得る。
(2) (2S、3R,4S)−4−(L−N−[(2
S)−3−エチルスルホニル−2−(2−)リルメチル
)プロピオニル]ノルロイシル)アミノ−5−シクロへ
キシル−1−モルホリノ−2,3−ベンタンジオール (a) (1)の化合物を実施例60と同様にL−ノル
ロイシンtert−ブチルエステルとDCC−HOB 
を法によりカップリングした後、とリジン中、バラトル
エンスルホニルクロリドにより得られるトシル体をエチ
ルメルカプタン−水素化ナトリウムによりエチルスルフ
ィドに変換し、過酸化水素水−タングステン酸ナトリウ
ムを用いて、スルホン体へと酸化する。それをジクロロ
メタン中TFAと処理し、L−N−[(25)−3−エ
チルスルホニル−2−(2−)リルメチル)プロピオニ
ル]ノルロイシンへと導く。
(b) (a)で得られる、カルボン酸14.1111
gを(2S、3R。
4S)−4−アミノ−5−シクロへキシル−1−モルホ
リノ−2゜3−ベンタンジオール・2塩酸塩19.3■
とDPPA法によりカッ・プリングし、表題化合物6.
8■を無色固体として得る。
NMR(300MHz、CDCl、) δpps : 0.75−1.00(6)1.s)、 
1.07−1.95(19B。
o+)、 2.32(3H,s)、 2.38−3.1
2(IIH,m)。
3.32−3.72(8Lm)、 4.16−4.27
(2H,01)。
5.96(IH,d、J=9Hz)、 6.08−6.
15(LH。
m)、 7.05−7.18(4H,a+)及亘公羞困 本発明の化合物はレニン−アンジオテンシン血圧上昇系
に関与するレニンを強力に阻害することから、レニン−
アンジオテンシン系の光道による高血圧症の治療剤とし
ての使用が期待される。
【図面の簡単な説明】
第1図はサルにおける血圧の降下作用を示す図である。 特許出願人  萬有製薬株式会社

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R^1、R^2、R^4及びR^6は同一又は
    異なっていてもよく、水素原子、置換されていてもよい
    低級アルキル基、置換されていてもよいシクロアルキル
    基、置換されていてもよいシクロアルキルアルキル基、
    置換されていてもよいアリール基、置換されていてもよ
    いアラルキル基又はヘテロ原子として窒素原子、硫黄原
    子及び酸素原子からなる群より選ばれる1ないし4個を
    含む置換されていてもよい単環性若しくは双環性の複素
    環基を、R^3及びR^5は同一又は異なつていてもよ
    く、水素原子又は低級アルキル基を、Aは一般式:−C
    H(OH)−(CH_2)_q−R^7で表される基〔
    式中、R^7は水素原子、置換されていてもよい低級ア
    ルキル基、置換されていてもよいシクロアルキル基、置
    換されていてもよいシクロアルキルアルキル基、置換さ
    れていてもよいアリール基、置換されていてもよいアラ
    ルキル基、ヘテロ原子として窒素原子、硫黄原子及び酸
    素原子からなる群から選ばれる1ないし4個を含む置換
    されていてもよい単環性若しくは双環性の複素環基又は
    一般式:−E−R^1^■で表される基〔式中、Eは一
    般式:−S(O)_i−で表される基(式中、iは0、
    1又は2を示す)、酸素原子、一般式:−NR^1^1
    −で表される基(式中、R^1^1は水素原子、置換さ
    れていてもよい低級アルキル基、置換されていてもよい
    シクロアルキル基、置換されていてもよいシクロアルキ
    ルアルキル基、置換されていてもよいアリール基又は置
    換されていてもよいアラルキル基を示す)又は一般式:
    ▲数式、化学式、表等があります▼で表される基(式中
    、R^1^2及びR^1^3は同一又は異なっていても
    よく水素原子、置換されていてもよい低級アルキル基、
    置換されていてもよいシクロアルキル基、置換されてい
    てもよいシクロアルキルアルキル基、置換されていても
    よいアリール基又は置換されていてもよいアラルキル基
    を示す)を、R^1^9は水素原子、置換されていても
    よい低級アルキル基、置換されていてもよいシクロアル
    キル基、置換されていてもよいシクロアルキルアルキル
    基、置換されていてもよいアリール基、置換されていて
    もよいアラルキル基又はヘテロ原子として窒素原子、硫
    黄原子及び酸素原子からなる群より選ばれる1ないし4
    個を含む単環性若しくは双環性の複素環基をそれぞれ示
    す。 但し、R^1^■が水素原子のとき、iは0である〕を
    、qは0又は1ないし5の整数をそれぞれ示す〕又は一
    般式:−CH_2−CHR^■−CO−R^■で表され
    る基〔式中、R^■は水素原子、置換されていてもよい
    低級アルキル基、置換されていてもよいシクロアルキル
    基、置換されていてもよいシクロアルキルアルキル基、
    置換されていてもよいアリール基、置換されていてもよ
    いアラルキル基又はヘテロ原子として窒素原子、硫黄原
    子及び酸素原子からなる群から選ばれる1ないし4個を
    含む置換されていてもよい単環性若しくは双環性の複素
    環基を、R^3は水酸基、一般式:−OXで表される基
    (式中、Xは置換されていてもよいアルキル基、置換さ
    れていてもよいアリール基、低級アルコキシカルボニル
    オキシアルキル基又は1−フタリジル基を示す)又は一
    般式:−N(Y^1)(Y^2)で表される基(式中、
    Y^1及びY^2は同一又は異なっていてもよく、水素
    原子、置換されていてもよい低級アルキル基、置換され
    ていてもよいアリール基、置換されていてもよいアラル
    キル基又は置換されていてもよいシクロアルキル基をそ
    れぞれ示すか、又はY^1及びY^2の両者が互いに結
    合して隣接する窒素原子と共に、さらに窒素原子、酸素
    原子及び硫黄原子からなる群より選ばれる他のヘテロ原
    子を含んでいてもよい5ないし6員の複素環基を形成し
    てもよい)をそれぞれ示す〕を、mは0、1又は2を、
    nは1ないし5の整数をそれぞれ示す。但し、R^1が
    水素原子のとき、mは0である。〕で表されるN−アシ
    ルアミノ酸誘導体又はその塩。
  2. (2)Aが一般式:−CH(OH)−(CH_2)_q
    −R^1で表される基〔式中、R^7は水素原子、置換
    されていてもよい低級アルキル基、置換されていてもよ
    いシクロアルキル基、置換されていてもよいシクロアル
    キルアルキル基、置換されていてもよいアリール基、置
    換されていてもよいアラルキル基、ヘテロ原子として窒
    素原子、硫黄原子及び酸素原子からなる群から選ばれる
    1ないし4個を含む置換されていてもよい単環性若しく
    は双環性の複素環基又は一般式:−E−R^1^■で表
    される基〔式中、Eは一般式:−S(O)_i−で表さ
    れる基(式中、iは0、1又は2を示す)、酸素原子、
    一般式:−NR^1^1−で表される基(式中、R^1
    ^1は水素原子、置換されていてもよい低級アルキル基
    、置換されていてもよいシクロアルキル基、置換されて
    いてもよいシクロアルキルアルキル基、置換されていて
    もよいアリール基又は置換されていてもよいアラルキル
    基を示す)又は一般式:▲数式、化学式、表等がありま
    す▼で表される基(式中、R^1^2及びR^1^3は
    同一又は異なつていてもよく、水素原子、置換されてい
    てもよい低級アルキル基、置換されていてもよいシクロ
    アルキル基、置換されていてもよいシクロアルキルアル
    キル基、置換されていてもよいアリール基又は置換され
    ていてもよいアラルキル基を示す)を、R^1^■は水
    素原子、置換されていてもよい低級アルキル基、置換さ
    れていてもよいシクロアルキル基、置換されていてもよ
    いシクロアルキルアルキル基、置換されていてもよいア
    リール基、置換されていてもよいアラルキル基又はヘテ
    ロ原子として窒素原子、硫黄原子及び酸素原子からなる
    群より選ばれる1ないし4個を含む単環性若しくは双環
    性の複素環基をそれぞれ示す。但し、R^1^■が水素
    原子のとき、iは0である〕を、qは0又は1ないし5
    の整数を、mは0、1又は2を、nは1ないし5の整数
    をそれぞれ示す。但し、R^1が水素原子のとき、mは
    0である〕であることを特徴とする第1請求項記載のN
    −アシルアミノ酸誘導体又はその塩。
  3. (3)Aが一般式:−CH_2−CHR^■−CO−R
    ^9で表される基〔式中、R^3は同一又は異なってい
    てもよく、水素原子、置換されていてもよい低級アルキ
    ル基、置換されていてもよいシクロアルキル基、置換さ
    れていてもよいシクロアルキルアルキル基、置換されて
    いてもよいアリール基、置換されていてもよいアラルキ
    ル基又はヘテロ原子として窒素原子、硫黄原子及び酸素
    原子からなる群より選ばれる1ないし4個を含む置換さ
    れていてもよい単環性若しくは双環性の複素環基を、R
    ^■は水酸基、一般式:−OXで表される基(式中、X
    は置換されていてもよいアルキル基、置換されていても
    よいアリール基、低級アルコキシカルボニルオキシアル
    キル基又は1−フタリジル基を示す)又は一般式:−N
    (Y^1)(Y^2)で表される基(式中、Y^1及び
    Y^2は同一又は異なつていてもよく、水素原子、置換
    されていてもよい低級アルキル基、置換されていてもよ
    いアリール基、置換されていてもよいアラルキル基又は
    置換されていてもよいシクロアルキル基をそれぞれ示す
    か、又はY^1及びY^2の両者が互いに結合して隣接
    する窒素原子と共に、さらに窒素原子、酸素原子及び硫
    黄原子からなる群より選ばれる他のヘテロ原子を含んで
    いてもよい5ないし6員の複素環基を形成してもよい)
    を、mは0、1又は2を、nは1ないし5の整数をそれ
    ぞれ示す。但し、R^1が水素原子のとき、mは0であ
    る、)であることを特徴とする第1請求項記載のN−ア
    シルアミノ酸誘導体又はその塩。
  4. (4)Aが式:▲数式、化学式、表等があります▼ で表される基(但しjは0又は 1を示す)であることを特徴とする第1請求項記載のN
    −アシルアミノ酸誘導体又はその塩。
  5. (5)R^2が式:▲数式、化学式、表等があります▼
    で表される基であり、Aが一般式:−CH_2−CHR
    ^■−CO−R^■で表される基〔式中、R^■は同一
    又は異なつていてもよく、水素原子、置換されていても
    よい低級アルキル基、置換されていてもよいシクロアル
    キル基、置換されていてもよいシクロアルキルアルキル
    基、置換されていてもよいアリール基、置換されていて
    もよいアラルキル基又はヘテロ原子として窒素原子、硫
    黄原子及び酸素原子からなる群より選ばれる1ないし4
    個を含む置換されていてもよい単環性若しくは双環性の
    複素環基を、R^■は水酸基、一般式:−OXで表され
    る基(式中、Xは置換されていてもよいアルキル基、置
    換されていてもよいアリール基、低級アルコキシカルボ
    ニルオキシアルキル基又は1−フタリジル基を示す)又
    は一般式:−N(Y^1)(Y^2)で表される基(式
    中、Y^1及びY^2は同一又は異なっていてもよく、
    水素原子、置換されていてもよい低級アルキル基、置換
    されていてもよいアリール基、置換されていてもよいア
    ラルキル基又は置換されていてもよいシクロアルキル基
    をそれぞれ示すか、又はY^1及びY^2の両者が互い
    に結合して隣接する窒素原子と共に、さらに窒素原子、
    酸素原子及び硫黄原子からなる群より選ばれる他のヘテ
    ロ原子を含んでいてもよい5ないし6員の複素環基を形
    成してもよい)を、mは0、1又は2を、nは1ないし
    5の整数をそれぞれ示す。但し、R^1が水素原子のと
    き、mは0である〕であることを特徴とする第1請求項
    記載のN−アシルアミノ酸誘導体又はその塩。
  6. (6)R^1、R^2、R^4及びR^5が同一又は異
    なっていてもよく、置換されていてもよい低級アルキル
    基、置換されていてもよいシクロアルキル基、置換され
    ていてもよいシクロアルキルアルキル基、置換されてい
    てもよいアリール基、置換されていてもよいアラルキル
    基又はヘテロ原子として窒素原子、硫黄原子及び酸素原
    子からなる群より選ばれる1ないし4個を含む置換され
    ていてもよい単環性若しくは双環性の複素環基を、R^
    3及びR^5は水素原子を、mは0、1又は2を、nは
    1をそれぞれ示す第4請求項記載の化合物又はその塩。
  7. (7) (2RS,4S,5S)−5−{L−N−[(2Ror
    S)−3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチ
    ル)プロピオニル]ノルロイシル}アミノ−2−エチル
    −4−ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸イソブチルア
    ミド (2RS,4S,5S)−5−{L−N−[(2Ror
    S)−3−(ピリジン−2−イル)スルホニル−2−(
    1−ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイシル}ア
    ミノ−2−エチル−4−ヒドロキシ−7−メチルオクタ
    ン酸イソブチルアミド (2RS,4S,5S)−5−{L−N−[(2Ror
    S)−3−エチルスルホニル−2−(2,3−エチレン
    ジオキシベンジル)プロピオニル]−δ−ヒドロキシノ
    ルバリル}アミノ−2−エチル−4−ヒドロキシ−7−
    メチルオクタン酸イソブチルアミド (2S,4S,5S)−5−{L−N−[(2RorS
    )−3−(1−メチルテトラゾール−5−イル)スルホ
    ニル−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル]ノル
    ロイシル}アミノ−2−エチル−4−ヒドロキシ−7−
    メチルオクタン酸イソブチルアミド (2RS,4S,5S)−5−{L−N−[(2S)−
    3−(1,3,4−チアジアゾール−2−イル)チオ−
    2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイシ
    ル}アミノ−2−エチル−4−ヒドロキシ−7−メチル
    オクタン酸イソブチルアミド(2RS,4S,5S)−
    5−{L−N−[(2S)−3−(ピリジン−2−イル
    )チオ−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル]ノ
    ルロイシル}アミノ−2−エチル−4−ヒドロキシ−7
    −メチルオクタン酸イソブチルアミド (2RS,4S,5S)−5−{L−N−[(2S)−
    3−(ピリジン−2−イル)スルフイニル−2−(1−
    ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイシル}アミノ
    −2−エチル−4−ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸
    イソブチルアミド (2RorS,4S,5S)−5−{L−N−[(2R
    orS)−3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチル
    メチル)プロピオニル]ノルロイシル}アミノ−2−エ
    チル−4−ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸2−モル
    ホリノエチルアミド (2RS,4S,5S)−5−{L−N−[(2S)−
    3−エチルスルホニル−2−(4−キノリルメチル)プ
    ロピオニル]ノルロイシル}アミノ−2−エチル−4−
    ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸イソブチルアミド (2RS,4S,5S)−5−{L−N−[(2S)−
    3−エチルスルホニル−2−(8−キノリルメチル)プ
    ロピオニル]ノルロイシル}アミノ−2−エチル−4−
    ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸イソブチルアミド (2RS,4S,5S)−5−{L−N−[(2S)−
    3−エチルスルホニル−2−(8−キノリルメチル)プ
    ロピオニル]ヒスチジル}アミノ−2−エチル−4−ヒ
    ドロキシ−7−メチルオクタン酸イソブチルアミド (2RS,4S,5S)−5−{L−N−[(2Ror
    S)−5−エチルチオ−2−(1−ナフチルメチル)ペ
    ンタノイル]ノルロイシル}アミノ−2−エチル−4−
    ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸イソブチルアミド (2RS,4S,5S)−5−{L−N−[(2Ror
    S)−5−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチ
    ル)ペンタノイル]ノルロイシル}アミノ−2−エチル
    −4−ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸イソブチルア
    ミド (2RS,4S,5S)−5−(L−N^α−[(2R
    S)−3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチ
    ル)プロピオニル]−N^i^m−トリフェニルメチル
    ヒスチジル}アミノ−2−エチル−4−ヒドロキシ−7
    −メチルオクタン酸イソブチルアミド (2RS,4S,5S)−5−{L−N^α−[(2S
    )−3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル
    )プロピオニル]ヒスチジル}アミノ−2−エチル−4
    −ヒドロキシ−7−メチルオクタン酸イソブチルアミド (2RS,3RS,4S)−4−{L−N−[3−エチ
    ルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロピオニ
    ル]ノルロイシル}アミノ−5−シクロヘキシル−1−
    モルホリノ−2,3−ペンタンジオール (2S,3R,4S)−4−{L−N−[(2S)−3
    −エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロ
    ピオニル]ノルロイシル}アミノ−5−シクロヘキシル
    −1−ピペリジノ−2,3−ペンタンジオール (2S,3R,4S)−4−{L−N−[(2S)−3
    −エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロ
    ピオニル]ノルロイシル}アミノ−5−シクロヘキシル
    −1−(4−メチルピペリジノ)−2,3−ペンタンジ
    オール (2S,3R,4S)−4−{L−N−[(2S)−3
    −エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロ
    ピオニル]ノルロイシル}アミノ−6−メチル−1−モ
    ルホリノ−2,3−ヘプタンジオール (2S,3R,4S)−4−{L−N−[(2S)−3
    −エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロ
    ピオニル]ノルロイシル}アミノ−5−シクロヘキシル
    −1−(2−メトキシエチルアミノ)−2,3−ペンタ
    ンジオール (2RS,3RorS,4S)−4−(L−N−[(2
    S)−3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチ
    ル)プロピオニル]ノルロイシル}アミノ−5−シクロ
    ヘキシル−1−メチルチオ−2,3−ペンタンジオール (2S,3R,4S)−4−{L−N−[(2S)−3
    −エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロ
    ピオニル]ノルロイシル}アミノ−5−シクロヘキシル
    −1−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2,3−ペン
    タンジオール (2S,3R,4S)−4−{L−N−[(2S)−3
    −エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロ
    ピオニル]ノルロイシル}アミノ−5−シクロヘキシル
    −1−ジエチルアミノ−2,3−ペンタンジオール (2RS,3RS,4S)−4−{L−N−[(2S)
    −3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)
    プロピオニル]ノルロイシル}アミノ−5−シクロヘキ
    シル−1−[エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ]
    −2,3−ペンタンジオール(2RS,3RS,4S)
    −4−{L−N−[(2S)−3−エチルスルホニル−
    2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイシ
    ル}アミノ−1−イソプロピルチオ−6−メチル−2,
    3−ヘプタンジオール (2RS,3RS,4S)−4−{L−N−[(2S)
    −3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)
    プロピオニル]ノルロイシル}アミノ−6−メチル−1
    −チオモルホリノ−2,3−ヘプタンジオール (2S,3R,4S)−4−{L−N−[(2SorR
    )−2−エチルスルホニルメチル−4−メチルペンタノ
    イル]ノルロイシル}アミノ−5−シクロヘキシル−1
    −モルホリノ−2,3−ペンタンジオール (2S,3R,4S)−4−{L−N−[(2SorR
    )−5−エチルチオ−2−(1−ナフチルメチル)ペン
    タノイル]ノルロイシル}アミノ−5−シクロヘキシル
    −1−モルホリノ−2,3−ペンタンジオール (2S,3R,4S)−4−{L−N−[(2SorR
    )−5−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル
    )ペンタノイル]ノルロイシル}アミノ−5−シクロヘ
    キシル−1−モルホリノ−2,3−ペンタンジオール (2S,3R,4S)−4−{L−N−[(2S)−3
    −エチルスルホニル−2−(8−キノリルメチル)プロ
    ピオニル]ノルロイシル}アミノ−5−シクロヘキシル
    −1−モルホリノ−2,3−ペンタンジオール (2S,3R,4S)−4−(L−N^α−[(2S)
    −3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)
    プロピオニル]ヒスチジル}アミノ−5−シクロヘキシ
    ル−1−モルホリノ−2,3−ペンタンジオール (2S,3R,4S)−4−{L−N−[(2S)−3
    −エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロ
    ピオニル]セリル}アミノ−5−シクロヘキシル−1−
    モルホリノ−2,3−ペンタンジオール (2S,3R,4S)−4−{L−N−[(2S)−3
    −エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロ
    ピオニル]メチオニル)アミノ−5−シクロヘキシル−
    1−モルホリノ−2,3−ペンタンジオール (2S,3R,4S)−4−{L−N−[(2S)−3
    −イソプロピルスルホニル−2−(8−キノリルメチル
    )プロピオニル]ロイシル}アミノ−5−シクロヘキシ
    ル−1−モルホリノ−2,3−ペンタンジオール (2S,3R,4S)−4−{L−N^α−[(2S)
    −3−イソプロピルスルフィニル−2−(1−ナフチル
    メチル)プロピオニル]ヒスチジル}アミノ−5−シク
    ロヘキシル−1−モルホリノ−2,3−ペンタンジオー
    ル (2S,3R,4S)−4−{L−N−[(2SorR
    )−3−(2−ヒドロキシエチル)スルホニル−2−(
    1−ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイシル}ア
    ミノ−5−シクロヘキシル−1−モルホリノ−2,3−
    ペンタンジオール (2S,3R,4S)−4−{L−N−[(2S)−2
    −ベンジル−3−エチルスルホニルプロピオニル]ノル
    ロイシル}アミノ−5−シクロヘキシル−1−モルホリ
    ノ−2,3−ペンタンジオール (2S,3R,4S)−4−{L−N−[(2S)−3
    −tert−ブチルスルホニル−2−(1−ナフチルメ
    チル)プロピオニル]ノルロイシル}アミノ−5−シク
    ロヘキシル−1−モホリノ−2,3−ペンタンジオール (2S、3R、4S)−4−[L−N−(2S)−3−
    [[(2S)−N−ベンジルオキシカルボニル−2−ピ
    ロリジニル]メチル]スルホニル−2−(1−ナフチル
    メチル)プロピオニル]ノルロイシル]アミノ−5−シ
    クロヘキシル−1−モルホリノ−2,3−ペンタンジオ
    ール (2S,3R,4S)−4−{L−N−[(2S)−2
    −(1−ナフチルメチル)−3−(ピリミジン−2−イ
    ル)チオプロピオニル]ノルロイシル}アミノ−5−シ
    クロヘキシル−1−モルホリノ−2,3−ペンタンジオ
    ール (2S,3R,4S)−4−{L−N−[(2S)−2
    −(1−ナフチルメチル)−3−(ピリミジン−2−イ
    ル)スルホニルプロピオニル]ノルロイシル}アミノ−
    5−シクロヘキシル−1−モルホリノ−2,3−ペンタ
    ンジオール (2S,3R,4S)−4−{L−N−[(2S)−2
    −(1−ナフチルメチル)−3−(ピリミジン−2−イ
    ル)スルフィニルプロピオニル]ノルロイシル}アミノ
    −5−シクロヘキシル−1−モルホリノ−2,3−ペン
    タンジオール (2S,3R、4S)−4−{L−N−[(2S)−2
    −(1−ナフチルメチル)−3−[(2S)−2−ピロ
    リジニルメチル]スルホニルプロピオニル]ノルロイシ
    ル}アミノ−5−シクロヘキシル−1−モルホリノ−2
    ,3−ペンタンジオール・2塩酸塩(2S,3R,4S
    )−4−{L−N−[(2S)−2−ベンジル−3−(
    ピリミジン−2−イル)スルホニルプロピオニル]ノル
    ロイシル}アミノ−5−シクロヘキシル−1−モルホリ
    ノ−2,3−ペンタンジオール (2S,3R,4S)−4−{L−O−アセチル−N−
    [(2S)−3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチ
    ルメチル)プロピオニル]ホモセリル}アミノ−5−シ
    クロヘキシル−1−モルホリノ−2,3−ペンタンジオ
    ール (2S,3R,4S)−4−{L−N−[(2S)−3
    −エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル)プロ
    ピオニル]ホモセリル}アミノ−5−シクロヘキシル−
    2,3−ペンタンジオール(2S,3R,4S)−4−
    {L−N−[(2S)−3−フルフリルスルホニル−2
    −(1−ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイシル
    }アミノ−5−シクロヘキシル−1−モルホリノ−2,
    3−ペンタンジオール (2S,3R,4S)−4−{L−N−[(2SorR
    )−3−(2−ヒドロキシエチル)スルフイニル−2−
    (1−ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイシル}
    アミノ−5−シクロヘキシル−1−モルホリノ−2,3
    −ペンタンジオール(2S,3R,4S)−4−{L−
    N−[(2S)−3−エチルスルフィニル−2−(1−
    ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイシル)アミノ
    −5−シクロヘキシル−1−モルホリノ−2,3−ペン
    タンジオール N−[(2S,3R,4S)−4−[L−N−[(2S
    )−3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル
    )プロピオニル]ノルロイシル]アミノ−5−シクロヘ
    キシル−2,3−ジヒドロキシペンチル]モルホリンN
    −オキシド (2S,3R,4S)−4−{L−N−[(2SorR
    )−3−シクロペンタンスルホニル−2−ベンジルプロ
    ピオニル]ノルロイシル}アミノ−5−シクロヘキシル
    −1−モルホリノ−2,3−ペンタンジオール N−[(2S,3R,4S)−4−[L−N−[(2S
    )−3−シクロペンタンスルホニル−2−ベンジルプロ
    ピオニル]ノルロイシル]アミノ−5−シクロヘキシル
    −2,3−ジヒドロキシペンチル]モルホリンN−オキ
    シド (2S,3R,4S)−4−{L−N−[(2S)−2
    −ベンジル−3−フルフリルスルホニルプロピオニル]
    ノルロイシル}アミノ−5−シクロヘキシル−1−モル
    ホリノ−2,3−ペンタンジオール (2S,3R,4S)−4−[L−N−[(2S)−3
    −エチルスルホニル−2−[(5,6,7,8−テトラ
    ヒドロ−1−ナフチル)メチル]プロピオニル]ノルロ
    イシル]アミノ−5−シクロヘキシル−1−モルホリノ
    −2,3−ペンタンジオールN−[(2S,3R,4S
    )−4−[L−N−[(2S)−3−エチルスルホニル
    −2−(1−ナフチルメチル)プロピオニル]ノルロイ
    シル]アミノ−5−シクロヘキシル−2,3−ジヒドロ
    キシペンチル]ピペリジンN−オキシド N−[(2S,3R,4S)−4−[L−N−[(2S
    )−3−エチルスルホニル−2−(1−ナフチルメチル
    )プロピオニル]ノルロイシル]アミノ−5−シクロヘ
    キシル−2,3−ジヒドロキシペンチル]−N−メチル
    モルポリニウムアイオダイド (2S,3R,4S)−4−{L−N−[(2S)−3
    −エチルスルホニル−2−(3−トリルメチル)プロピ
    オニル]ノルロイシル}アミノ−5−シクロヘキシル−
    1−モルホリノ−2,3−ペンタンジオール又は (2S,3R,4S)−4−{L−N−[(2S)−3
    −エチルスルホニル−2−(2−トリルメチル)プロピ
    オニル]ノルロイシル}アミノ−5−シクロヘキシル−
    1−モルホリノ−2,3−ペンタンジオール であることを特徴とする第1請求項記載のN−アシルア
    ミノ酸誘導体又はその塩。
  8. (8)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1及びR^2は同一又は異なっていてもよ
    く、水素原子、置換されていてもよい低級アルキル基、
    置換されていてもよいシクロアルキル基、置換されてい
    てもよいシクロアルキルアルキル基、置換されていても
    よいアリール基、置換されていてもよいアラルキル基又
    はヘテロ原子として窒素原子、硫黄原子及び酸素原子か
    らなる群より選ばれる1ないし4個を含む置換されてい
    てもよい単環性若しくは双環性の複素環基を、R^1^
    4はカルボキシル基、カルボキシル基の反応性誘導体又
    は保護されたカルボキシル基を、mは0、1又は2を、
    nは1ないし5の整数をそれぞれ示す。但し、R^1が
    水素原子のとき、mは0である〕で表される化合物。
  9. (9)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^5は水素原子又は低級アルキル基を、R^
    6は水素原子、置換されていてもよい低級アルキル基、
    置換されていてもよいシクロアルキル基、置換されてい
    てもよいシクロアルキルアルキル基、置換されていても
    よいアリール基、置換されていてもよいアラルキル基又
    はヘテロ原子として窒素原子、硫黄原子及び酸素原子か
    らなる群より選ばれる1ないし4個を含む置換されてい
    てもよい単環性若しくは双環性の複素環基を、R^7は
    水素原子、置換されていてもよい低級アルキル基、置換
    されていてもよいシクロアルキル基、置換されていても
    よいシクロアルキルアルキル基、置換されていてもよい
    アリール基、置換されていてもよいアラルキル基、ヘテ
    ロ原子として窒素原子、硫黄原子及び酸素原子からなる
    群から選ばれる1ないし4個を含む置換されていてもよ
    い単環性若しくは双環性の複素環基又は一般式:−E−
    R^1^0で表される基〔式中、Eは一般式:−S(O
    )_i−で表される基(式中、iは0、1又は2を示す
    )、酸素原子、一般式:−NR^1^1−で表される基
    (式中、R^1^1は水素原子、置換されていてもよい
    低級アルキル基、置換されていてもよいシクロアルキル
    基、置換されていてもよいシクロアルキルアルキル基、
    置換されていてもよいアリール基又は置換されていても
    よいアラルキル基を示す)又は一般式:▲数式、化学式
    、表等があります▼(式中、R^1^2及びR^1^3
    は同一又は異なつていてもよく、水素原子、置換されて
    いてもよい低級アルキル基、置換されていてもよいシク
    ロアルキル基、置換されていてもよいシクロアルキルア
    ルキル基、置換されていてもよいアリール基又は置換さ
    れていてもよいアラルキル基を示す)を、R^1^0は
    水素原子、置換されていてもよい低級アルキル基、置換
    されていてもよいシクロアルキル基、置換されていても
    よいシクロアルキルアルキル基、置換されていてもよい
    アリール基、置換されていてもよいアラルキル基又はヘ
    テロ原子として窒素原子、硫黄原子及び酸素原子からな
    る群より選ばれる1ないし4個を含む単環性若しくは双
    環性の複素環基をそれぞれ示す。但し、R^1^0が水
    素原子のとき、iは0である〕を、R^1^5は水素原
    子又はアミノ基の保護基を、R^1^4及びR^1^7
    は同一又は異なっていてもよく、水素原子又は水酸基の
    保護基を、qは0又は1ないし5の整数をそれぞれ示す
    〕で表される化合物。
  10. (10)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1、R^2、R^4及びR^5は同一又は
    異なっていてもよく、水素原子、置換されていてもよい
    低級アルキル基、置換されていてもよいシクロアルキル
    基、置換されていてもよいシクロアルキルアルキル基、
    置換されていてもよいアリール基、置換されていてもよ
    いアラルキル基又はヘテロ原子として窒素原子、硫黄原
    子及び酸素原子からなる群より選ばれる1ないし4個を
    含む置換されていてもよい単環性若しくは双環性の複素
    環基を、R^3及びR^5は同一又は異なつていてもよ
    く、水素原子又は低級アルキル基を、Aは一般式:−C
    H(OH)−(CH_2)_q−R^7で表される基〔
    式中、R^7は水素原子、置換されていてもよい低級ア
    ルキル基、置換されていてもよいシクロアルキル基、置
    換されていてもよいシクロアルキルアルキル基、置換さ
    れていてもよいアリール基、置換されていてもよいアラ
    ルキル基、ヘテロ原子として窒素原子、硫黄原子及び酸
    素原子からなる群から選ばれる1ないし4個を含む置換
    されていてもよい単環性若しくは双環性の複素環基又は
    一般式:−E^3−R^1^0で表される基〔式中、E
    ^3は一般式:−S(O)_i−で表される基(式中、
    iは0、1又は2を示す)、酸素原子又は一般式:−N
    R^1^1−で表される基(式中、R^1^1は水素原
    子、置換されていてもよい低級アルキル基、置換されて
    いてもよいシクロアルキル基、置換されていてもよいシ
    クロアルキルアルキル基、置換されていてもよいアリー
    ル基又は置換されていてもよいアラルキル基を示す)を
    、R^1^0は水素原子、置換されていてもよい低級ア
    ルキル基、置換されていてもよいシクロアルキル基、置
    換されていてもよいシクロアルキルアルキル基、置換さ
    れていてもよいアリール基、置換されていてもよいアラ
    ルキル基又はヘテロ原子として窒素原子、硫黄原子及び
    酸素原子からなる群より選ばれる1ないし4個を含む単
    環性若しくは双環性の複素環基をそれぞれ示す。但し、
    R^1^0が水素原子のとき、iは0である〕を、pは
    0又は1ないし5の整数をそれぞれ示す〕又は一般式:
    −CH_2−CHR^■−CO−R^3で表される基〔
    式中、R^3は水素原子、置換されていてもよい低級ア
    ルキル基、置換されていてもよいシクロアルキル基、置
    換されていてもよいシクロアルキルアルキル基、置換さ
    れていてもよいアリール基、置換されていてもよいアラ
    ルキル基又はヘテロ原子として窒素原子、硫黄原子及び
    酸素原子からなる群から選ばれる1ないし4個を含む置
    換されていてもよい単環性若しくは双環性の複素環基を
    、R^3は水酸基、一般式:−OXで表される基(式中
    、Xは置換されていてもよいアルキル基、置換されてい
    てもよいアリール基、低級アルコキシカルボニルオキシ
    アルキル基又は1−フタリジル基を示す)又は一般式:
    −N(Y^1)(Y^2)で表される基(式中、Y^1
    及びY^2は同一又は異なっていてもよく、水素原子、
    置換されていてもよい低級アルキル基、置換されていて
    もよいアリール基、置換されていてもよいアラルキル基
    又は置換されていてもよいシクロアルキル基をそれぞれ
    示すか、又はY^1及びY^2の両者が互いに結合して
    隣接する窒素原子と共に、さらに窒素原子、酸素原子及
    び硫黄原子からなる群より選ばれる他のヘテロ原子を含
    んでいてもよい5ないし6員の複素環基を形成してもよ
    い)をそれぞれ示す〕を、mは0、1又は2を、nは1
    ないし5の整数をそれぞれ示す。但し、R^1が水素原
    子のとき、mは0である。〕で表されるN−アシルアミ
    ノ酸誘導体又はその塩の製造法において、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、R^1、R^2、R^3、R^4、m及びnは
    前記の意味を有する〕で表される化合物又はそのカルボ
    キシル基の反応性誘導体に、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 〔式中、R^5、R^6及びAは前記の意味を有する〕
    で表される化合物を縮合させるか、又は一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) 〔式中、R^1、R^2、m及びnは前記の意味を有す
    る〕で表される化合物又はそのカルボキシル基の反応性
    誘導体に、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(V) 〔式中、R^3、R^4、R^5、R^6及びAは前記
    の意味を有する〕で表されるアミノ酸アミド化合物を反
    応させることを特徴とする製造法。
  11. (11)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R^1、R^2、R^4及びR^6は同一又は
    異なっていてもよく、水素原子、置換されていてもよい
    低級アルキル基、置換されていてもよいシクロアルキル
    基、置換されていてもよいシクロアルキルアルキル基、
    置換されていてもよいアリール基、置換されていてもよ
    いアラルキル基又はヘテロ原子として窒素原子、硫黄原
    子及び酸素原子からなる群より選ばれる1ないし4個を
    含む置換されていてもよい単環性若しくは双環性の複素
    環基を、R^3及びR^5は同一又は異なつていてもよ
    く、水素原子又は低級アルキル基を、Aは一般式:−C
    H(OH)−(CH_2)_q−R^7で表される基〔
    式中、R^7は水素原子、置換されていてもよい低級ア
    ルキル基、置換されていてもよいシクロアルキル基、置
    換されていてもよいシクロアルキルアルキル基、置換さ
    れていてもよいアリール基、置換されていてもよいアラ
    ルキル基、ヘテロ原子として窒素原子、硫黄原子及び酸
    素原子からなる群から選ばれる1ないし4個を含む置換
    されていてもよい単環性若しくは双環性の複素環基又は
    一般式:−E−R^1^0で表される基〔式中、Eは一
    般式:−S(O)_i−で表される基(式中、iは0、
    1又は2を示す)、酸素原子、一般式:−NR^1^1
    −で表される基(式中、R^1^1は水素原子、置換さ
    れていてもよい低級アルキル基、置換されていてもよい
    シクロアルキル基、置換されていてもよいシクロアルキ
    ルアルキル基、置換されていてもよいアリール基又は置
    換されていてもよいアラルキル基を示す)又は一般式:
    ▲数式、化学式、表等があります▼で表される基(式中
    、R^1^2及びR^1^3は同一、又は異なっていて
    もよく、水素原子、置換されていてもよい低級アルキル
    基、置換されていてもよいシクロアルキル基、置換され
    ていてもよいシクロアルキルアルキル基、置換されてい
    てもよいアリール基又は置換されていてもよいアラルキ
    ル基を示す)を、R^1^0は水素原子、置換されてい
    てもよい低級アルキル基、置換されていてもよいシクロ
    アルキル基、置換されていてもよいシクロアルキルアル
    キル基、置換されていてもよいアリール基、置換されて
    いてもよいアラルキル基又はヘテロ原子として窒素原子
    、硫黄原子及び酸素原子からなる群より選ばれる1ない
    し4個を含む単環性若しくは双環性の複素環基をそれぞ
    れ示す。但し、R^1^0が水素原子のとき、iは0で
    ある)を、qは0又は1ないし5の整数をそれぞれ示す
    〕又は一般式:−CH_2−CHR^■−CO−R^3
    で表される基〔式中、R^■は水素原子、置換されてい
    てもよい低級アルキル基、置換されていてもよいシクロ
    アルキル基、置換されていてもよいシクロアルキルアル
    キル基、置換されていてもよいアリール基、置換されて
    いてもよいアラルキル基又はヘテロ原子として窒素原子
    、硫黄原子及び酸素原子からなる群から選ばれる1ない
    し4個を含む置換されていてもよい単環性若しくは双環
    性の複素環基を、R^3は水酸基、一般式:−OXで表
    される基(式中、Xは置換されていてもよいアルキル基
    、置換されていてもよいアリール基、低級アルコキシカ
    ルボニルオキシアルキル基又は1−フタリジル基を示す
    )又は一般式:−N(Y^1)(Y^2)で表される基
    (式中、Y^1及びY^2は同一又は異なっていてもよ
    く、水素原子、置換されていてもよい低級アルキル基、
    置換されていてもよいアリール基、置換されていてもよ
    いアラルキル基又は置換されていてもよいシクロアルキ
    ル基をそれぞれ示すか、又はY^1及びY^2の両者が
    互いに結合して隣接する窒素原子と共に、さらに窒素原
    子、酸素原子及び硫黄原子からなる群より選ばれる他の
    ヘテロ原子を含んでいてもよい5ないし6員の複素環基
    を形成してもよい)を、mは0、1又は2を、nは1な
    いし5の整数をそれぞれ示す。但し、R^1が水素原子
    のとき、mは0である。〕で表されるN−アシルアミノ
    酸誘導体又はその塩を有効成分とする血圧降下剤。
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