JPH0262603A - 2スピンドル工作機械における加工制御方法及び制御装置 - Google Patents

2スピンドル工作機械における加工制御方法及び制御装置

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JPH0262603A
JPH0262603A JP21576488A JP21576488A JPH0262603A JP H0262603 A JPH0262603 A JP H0262603A JP 21576488 A JP21576488 A JP 21576488A JP 21576488 A JP21576488 A JP 21576488A JP H0262603 A JPH0262603 A JP H0262603A
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Hajime Ohashi
肇 大橋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)、産業上の利用分野 本発明は、第1工程加工及び第2工程加工を意識するこ
とな(作成された包括前ニブログラムを、工作機械側で
、第1工程加工及び第2工程加工用の固有加工プログラ
ムに分割し、当該分割された固有加工プログラムに基づ
いて加工を行う、2スピンドル工作機械における加工制
御方法及び制御装置に関する。
(b)、従来の技術 最近、相対向する形で設けられた2個のスピンドルを有
する工作8!械が提案されており、その加工プログラム
の作成方法も、各種開発されている。
(C)0発明が解決しようとする問題点こうした工作機
械(ごおいては、加工プログラムの作成に際して、第1
及び第2主軸台で実行されろ加工を区別することなく包
括前ニブログラムの形で作成し、後に機械側で、第1主
軸台で行う第1工程と、第2主軸台で行う第2工程を分
割して加工を行う方式が、プログラマの加工プログラム
作成の負担を減少させる意味から望ましい。
しかし、こうしたことの可能な加工制御方法及び装置が
いまだ開発されていないのが実情である。
本発明は、上記した事情に鑑み、第1及び第2主軸台で
実行される加工を区別することなく包括前ニブログラム
の形で作成し、後に機械側で、第1主軸台で行う第1工
程と、第2主軸台で行う第2工程を分割して加工を行う
ことの可能な、加工制御方法及び制御装置を提供するこ
とを目的とするものである。
(d)9問題点を解決するための手段 即ち、本発明は、互いに対向する形で設けられた第1主
軸台(23)及び第2主軸台(25)を有する2スピン
ドル工作機械において、前記第1主軸台(23)で行う
第1工程加工及び第2主軸台(25)で行う第2工程加
工を区別すること無く入力された、ワーク (26)の
加工形状を指示する指令を含む包括加工データ(PRO
)及び、前記加工形状についての第1工程加工と第2工
程加工の仮分割位置を指示する、仮分割指令データ(D
VI、DV2)を有しぐそれ等包括加工データに示され
たある加工部位(MP)について、該加工部位に対応し
て設定された仮分割指令データから、前記加工部位の加
工が行われる工程を判定し、該判定に基づいて、前記包
括加工データから各主軸台についての固有加工プログラ
ム(PROl、PRO2)を変換生成し、該固有加工プ
ログラムに基づいて各主軸台における加工を実行するよ
うにして構成される。
また、本発明は、互いに対向する形で設けられた第1主
軸台(23)及び第2主軸台(25)t−[スる2スピ
ンドル工作機械において、前記第1主軸台(23)で行
う第1工程加工及び第2主軸台(25)で行う第2工程
加工を区別すること無く入力された、ワーク(26)の
加工形状を指示する指令を含む包括加工データ(PRO
)及び、前記加工形状についての第1工程加工と第2工
程加工の低分割位置を指示する、仮分割指令データ(D
VI、DV2)を有し、それ等包括加工データに示され
たある加工部位(MP)について、該加工部位に対応し
て設定された仮分割指令データ及び各主軸台のチャック
(23a、25a)の把持態様に基づいて、前記加工部
位の加工が行われる工程を判定し、該判定に基づいて、
前記包括加工データから各主軸台についての固有加工プ
ログラム(PROI、PRO2)を変換生成し、該固有
加工プログラムに基づいて各主軸台における加工を実行
するようにして構成されろ。
更に、本発明は、互いに対向する形で設けられた第1主
軸台(23)及び第2主軸台(25)を有する2スピン
ドル工作機械において、前記第1主軸台(23)で行う
第1工程加工及び第2主軸台(25)で行う第2工程加
工を区別すること無く入力された、ワーク (26)の
加工形状を指示する指令を含む包括加工データ(PRO
)及び、前記加工形状についての第1工程加工と第2工
程加工の低分割位置を指示する、仮分割指令データ(D
VI、DV2)を有し、それ等包括加工データに示され
たある加工部位(MP)について、該加工部位に対応し
て設定された仮分割指令データ及び各主軸台のチャック
(23a、 25 a)の把持態様に基づいて、前記加
工部位の加工が行われる工程を判定し、前記加工部位(
MP)が、2つの主軸台のチャック(23a、25a)
と共に干渉するものと判定された場合に、前記低分割位
置に対応した形状交点(PO)が存在するか否かを判定
し、前記形状交点が存在する場合には、当該形状交点を
基準にして加工形状を分割して、各主軸台についての固
有加ニブ四グラム(PROL、PRO2)を変換生成し
、前記形状交点が存在しない場合には、前記低分割位置
を基準にして、加工形状を分割して、各主軸台について
の固有加工プログラム(PROI、PRO2)を変換生
成し、該固有加工プログラムに基づいて各主軸台におけ
る加工を実行するようにして構成される。
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を
示す、便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の
記載に限定拘束されろものではない。以下のr (e)
 、作用」の欄についても同様である。
(e)0作用 上記した構成により、本発明は、包括加工データ(PR
O)に示された加工部位(MP)が仮分割指令データ 
(DVl、DV2)に基づいてその加工工程が判定され
、各主軸台(23,25)についての固有加工プログラ
ム(PROI、PRO2)が変換生成されるように作用
する。
(f)、実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は、本発明による2スピンドル工作機械の数値制
御装置の一例を示す制御ブ。ツク図、第2図は表示部上
での加工形状の表示態様の一例を示す図、 第3図はワークの加工部位の各種パターンを示す図、 第4図は加工工程判定プログラムの一例を示すフローチ
ャート、 第5図は形状分割プログラムの一例を示すフローチャー
ト、 第6図はワークの加工形状と分割位置との関係を示す図
、 第7図は形状分割の一例を示す図、 第8図は分割されろ加工プログラムの一例を示す図、 第9図は形状分割の別の例を示す図、 第10図は分割されろ加工プログラムの−例を示す図、 第11図は第7図のワーク加工形状に対応する第1工程
固有加工プログラムの変換工程を示す図、 第12図は第7図のワーク加工形状に対応する第2工程
固有加工プログラムの変換工程を示す図、 第13図及び第14図は第6図のワーク加工形状に対応
する加工プログラムの第2工程への変換手順を示す図、 第15図は第9図のワーク加工形状に対応する第1工程
固有加工プログラムを示す図、第16図は第9図のワー
ク加工形状に対応する第2工程固有加工プログラムの変
換工程を示す図である。
2スピンドル工作機械4の数値制御装置1は、第1図に
示すように、主制御部2を有しており、主制御部2はバ
ス線3を介して入力部5、加工プログラムメモリ6、デ
イスプレィ等の表示部7、システムプログラムメモリ9
、チャック位置演算部10、加工形状演算判定部11、
加工工程判定部12、工程分割位置演算部13、チャッ
ク干渉判定部15、プログラム分割制御部16、プログ
ラム変換演算部17、ツールパス演算部19、加工プロ
セス制御部20、軸制御部21等が接続しており、軸制
御部21には、工作機械27のベット22上に、矢印A
SB方向、即ちZ軸方向にそれぞれ移動駆動自在に設け
られた第1主軸台23及び第2主軸台25が接続されて
いる。第1主軸台23及び第2主軸台25は、互いに対
向する形で設けられており、第1主軸台23及び第2主
軸台25には、図示しないスピンドルが回転駆動自在に
支持されている。なお、スピンドルにはチャック23 
a、 25 aがワーク26の一端を保持しうろ形で固
着されている。
数値制御装置1等は以上のような構成を有するので、通
常、工作機械4による加工は、まず第1主軸台23のチ
ャック23aにワーク26の第1図左端部を保持させろ
と共に回転駆動し、その状態で第1工程の加工を、該ワ
ーク26に対して行う。第1工程の加工が完了したとこ
ろで、第1主軸台23を、チャック23aにワーク26
を保持したままの状態で第2主軸台25方向に、即ち矢
印B方向に移動駆動させ、ワーク260図中右端部を、
第2主軸台25のチャック25aに保持させると共に、
第1主軸台23側のチャック23aによるワーク26の
保持を解除する。次に、第1主軸台23を矢印A方向に
移動駆動させて第2主軸台25から退避させ、その状態
で第2主軸台25のワーク主軸をチャック25aと共に
回転駆動させ、第2工程の加工をワーク26に対して行
う。
この加工は、加工プログラムメモリ6に格納された包括
加工プログラムPROに基づいて行われるが、この包括
加工プログラムPROの作成は、公知の自動プログラム
手法に基づいた形で、オペレータが入力部5を操作し、
加工に必要な各種の加工情報を入力することにより行わ
れる。この場合、加工情報として入力される加工すべき
ワーク26の形状データは、通常の単一主軸台の工作機
械に対する場合と同様に、従って、2個の主軸台を意識
することなく、行われ、加工プログラムメモリ6中に格
納されろ。入力された加工形状FGは、第2図に示すよ
うに、表示部7上に表示される。表示部7上には、加工
形状FGの他に、素材形状FG1、チャック23a、2
5aの形状FG2、FG3が表示される。チャック形状
FG2、FG3は、各チarツク23a、25aが、第
1工程及び第2工程においてワーク26を把持する位置
が、チャック位置演算部10による包括加工プログラム
PROの解析に基づき表示されろ。なお、こうした加工
プログラムの解析手法は、既に公知のものなので、ここ
ではその詳細な説明は省略する。また、包括加工プログ
ラムPROの作成に際しては、オペレータは、表示部7
に表示された加工形状FGを参照して、第1主軸台23
による第1工程で行うべき加工と、第2主軸台25によ
る第2工程で行うべき加工をどの位置で分割するかを入
力部5を介して指示し、当該指示に基づいて表示部7上
には、加工分割指示表示DVI、DV2がワークの外径
側及び内径側にそれぞれ表示されろ。この加工分割位置
は、任意の位置での指示が可能であるが、通常は、第6
図に示すように、加工形状の、形状交点PO,PI、P
2等に対応した位置を採用する。
こうして、包括加工プログラムPROが作成されたとこ
ろで、数値制御装置1は、作成された包括加工プログラ
ムPROを、加工分割指示表示Dv1、DV2に基づい
て、第1主軸台23及び第2主軸台25についての固有
加工プログラムPROI、PuO2に変換し、具体的な
加工内容を、各主軸台毎に決定する。
それには、主制御部2は、システムプログラムメモリ9
から加工工程判定プログラムMJPを読み出し、各加工
プロセスについて、当該加工を、第1主軸台23によっ
て加工すべきか、第2主軸台25によって加工すべきか
を判定する。即ち、加工工程判定プログラムMJPのス
テップS1では、第4図に示すように、加工形状演算判
定部11が包括加工プログラムPROの各加工プロセス
中で指示された、加工部位が、ワーク26の外径加工に
関するものか、内径加工に関するものかを判定する。な
お、加工部位は、包括加工プログラムPRO中で、例え
ば、第8図に示すように、加工情報として入力された加
工プロセス名NAMか・ら判定される。なお、図中、r
BAR0UTJとは、ワーク26の外径を棒状に加工す
ることである。従って1.加工プロセス名NAMが、例
えば、内径加工を示すrTN」の場合には、加工形状演
算判定部11が、当該加工プロセスは内径加工であるも
のと判定する。
こうして、ステップS1で、加工部位が外径加工である
と判定された場合には、ステップS2に入り、加工工程
判定部12が、加工分割指示表示DVIにより指示され
た部位が、第1工程のみでの加工が可能か否かを判定す
る。例えば、第13図タイプAの場合のように、図中横
線で陰の付された部位が加工部位MPの場合には、当該
加工部位MPが加工分割指示表示DVIの図中右方であ
るので、第1主軸台23による第1工程のみでの加工が
可能となり、ステップS3で、包括加工プログラムPR
Oの加工プロセスで指示された当該加工部位MPを、第
1主軸台23によって加工を行う第1工程に組み入れ、
プログラム変換演算部17は、包括加工プログラムPR
Oから、対応する加工プロセスを、第1主軸台23に関
する固有加工ゴログラムPRO1に変換する。また、ス
テップS2で、加工部位MPが、第3図のタイプBに示
すように、加工分割指示表示DVIの、図中左方で、第
1工程のみでの加工が出来ない場合に;よ、ステップS
4に入り、加工工程判定部12が、当該部位の第2工程
、即ち第2主軸台25側のみでの加工が可能か否かを判
定する。この場合、第2工程のみでの加工可能なので、
ステップS5に入り、プログラム変換演算部17は、包
括加工プログラムPROの加工プロセスで指示された当
該加工部位MPを、第2主軸台25によって加工を行う
第2工程に組み入れ、プログラム変換演算部17は、包
括加工プログラムPROから、対応する加工プロセスを
、第2主軸台25に関する固有加工プログラムPRO2
に変換する。
また、加工分割指示表示DVIの入力位置により、ステ
ップS2で、第1工程のみでの加工が出来ず、更にステ
ップS4で、第2工程のみでの加工も出来ないもの、即
ち、第1及び第2工程による加工を経なければ加工が不
可能な加工部位MPと仮に判定された場合(ステップS
2、S4を経て、第1及び第2工程による加工が必要と
判定されても、後述のように、どちらか一方の主軸台の
みでの加工が可能な場合も有る)には、ステップS6に
入り、チャック位置演算部10が、第1主軸台23のチ
ャック23aの爪位置を、包括加工プログラムPRO内
の加工情報から演算し、チャック23aが、ワーク26
の外側にあるか否かを判定する。チャック23aがワー
ク26の外側にあるものと判定された場合には、ステッ
プS7に入り、チャック干渉判定部15により、加工部
位MPが、第1工程を実行する第1主軸台23のチャッ
ク23aと干渉するか否かを判定する。加工部位MPが
、第3図タイプCに示すように、第1工程を実行する第
1主軸台23のチャック23aと干渉しない場合には、
当該加工部位MPは、加工分割指示表示DVIが、加工
部位MPを分割する形で指示されていても、第1主軸台
23側での第1工程での加工が可能なので、ステップS
8に入り、プログラム変換演算部17は、包括加工プロ
グラムPROの加工プロセスで指示された当該加工部位
MPを、第1主軸台23によって加工を行う第1工程に
組み入れ、プログラム変換演算部17は、包括加工プロ
グラムPROから、対応する加工プロセスを、第1主軸
台23に関する固有加工プログラムPRO1に変換する
ステップS7で、加工部位MPが第1工程を実行する第
1主軸台23のチャック23aと干渉するものと判定さ
れた場合には、ステップS9に入り、チャック位置演算
部10により、第2工程を実行する第2主軸台25のチ
ャック25aの把持位置が、ワーク26の外側か内側か
を判定する。
第3図タイプDのように、チャック25aが、ワーク2
6の内側を把持する場合には、第1主軸台23側のチャ
ック23aと加工部位MPが干渉するが、第2主軸台2
5側のチャック25aとは干渉の危険性がないので、ス
テップS10に入り、当該加工部位MPは、加工分割指
示表示DVIが、加工部位MPを分割する形で指示され
ていても、第2主軸台25側のみでの第2工程での加工
が可能なものと判断する。そこで、プログラム変換演算
部17は、包括加工プログラムPROの加工プロセスで
指示された当該加工部位MPを、第2主軸台25によっ
て加工を行う第2工程に組み入れ、プログラム変換演算
部17は、包括加工プログラムPROから、対応する加
工プロセスを、第2主軸台25に関する固有加工プログ
ラムPRO2に変換する。
更に、ステップS9で、第2工程を実行する第2主軸台
25のチャック25aの把持位置が、ワーク26の外側
を把持する場合には、ステップ341に入り、加工部位
MPが、第2工程を行う第2主軸台25のチャック25
aと干渉しないか否かをチャック干渉判定部15により
判定し、第3図タイプEに示すように、加工部位MPが
、第2工程を行う第2主軸台25のチャック25aと干
渉しない場合には、加工分割指示表示DVIにも拘わら
ず、当該加工部位MPを、第2主軸台25で加工するこ
とにより、第1主軸台23側のチャック23aとも何”
らの干渉も発生することが無くなる。従って、ステップ
811に入り、プログラム変換演算部17は、包括加工
プログラムPROの加工プロセスで指示された当該加工
部位MPを、第2主軸台25によって加工を行う第2工
程に組み入れ、プログラム変換演算部17は、包括加工
プログラムPROから、対応する加工プロセスを、第2
主軸台25に関する固有加工プログラムPRO2に変換
する。
なお、ステップ341で、第3図タイプFに示すように
、加工部位MPが、第2工程を行う第2主軸台25のチ
ャック25aと干渉する場合、従って、第1主軸台23
及び第2主軸台25のチャック23a、25aが共にワ
ークz6の外側を把持し、しかも両チャック23[L、
25aが共に加工部位MPと干渉する場合には、ステッ
プS12に入り、当該加工部位MPを、第1主軸台23
で加工する部位と第2主軸台25で加工する部位とに分
割する必要が有る。この分割動作は、工程分割位置演算
部13が、システムプログラムメモリ9に格納された、
形状分割プログラムFDPに基づいて行なう。
即ち、工程分割位置演算部13はステップS12で、形
状分割プログラムFDPを読み出して、第5図に示すよ
うに、そのステップ313で、加工分割指示表示DV1
が表示された位置に最寄りの形状交点が存在するか否か
を判定する。なお、この形状交点は、第6図に示すよう
に、チャック23a、25aのいずれにも干渉しないZ
軸座標位置に有り、しかもそのワーク肉厚側の屈曲角度
θが180°以下である必要が有る。第6図に示す場合
は、採用される形状交点はPOとなる。
このように、ステップ313で示された分割条件を満足
する形状交点、例えば点POが見出だされた場合には、
ステップ314に入り、第1分割処理により、当該加工
プロセスを分割する。即ち、第6図の形状交点20周辺
の包括加工プログラムPROは、第7図及び第8図に示
すように、点P1からPOまで、始点P 1 (X、 
Z’) カら、終点po (xXz)までZ軸に平行に
直線状にワークを加工する直線加ニステップ(図中rL
 I NJと表示)と、始点PO(X、Z) から、終
点P2(X2、Z2)まで、ワークをテーパ状に加工す
る、テーパ加ニステップ゛(図中rTPR」と表示)か
らなるが、ステップ813の分割条件を満足する形状交
点をPOとすると、包括加工プログラムPROは、rL
TNJのステップとrTPR」のステップの部分で、第
8図に示すように、分割される。この場合、rLINj
以上のステップが、第1主軸台23による第1工程加工
の固有プログラムとして採用され、rTPRJ以下のス
テップが、第2主軸台25による第2工程の固有加工プ
ログラムPRO2として採用されろことになる。なお、
包括加工プログラムPRO中でrL r NJのステッ
プで指示された、点PO部分の面取りは、分割に際して
、第2工程側の固有加工プログラムPRO2側に振り分
けられる。
更に、詳細に説明すると、形状交点POを基準に、第1
工程と第2工程とを分割する際には、第7図に示すよう
に、プログラム分割制園部16が、形状交点POを中心
に、Z軸方向両側に適宜なオーバーラツプ加工量OL(
>01を設定し、ソノ点eそttぞttPA(X、Z+
OL) 、P、(X。
Z−OL)とする。これは、第1工程の加工と第2工程
の加工が形状交点POにおいて円滑に行われるように設
定されるものである。次に、オーバーラツプ加工fiO
L1、OL2が設定された状態で、プログラム変換演算
部17が、分割された包括加工プログラムPROの、r
LINJステップ部分までを、第1工程の固有加工プロ
グラムPRO1として、変換するが、rLIN」ステッ
プの直前のステップまでは、包括加工プログラムPR0
がそのまま固有加工プログラムPROIとして使用する
ことが出来る。しかし、「L■N」ステップ部分は、既
に述べたように、オーバーラツプ加工110Lが設定さ
れているので、当該オーバーラツプ加工量OLIに対応
した加工指令を生成して、加工プログラムPROIに付
加する。即ち、包括加工プログラムPROのrLINJ
ステップは、第11図(alに示すように、点P1から
POまでの加工形状を指令するステップMS1、点PO
から、PAまでの加工形状を指令するステップMS2、
更に点PAから、素材外径ODにまでの加工形状を指令
するステップMS3とに分解され、更に、同図(blに
示すように、変換され、第1工程の固有加工プログラム
PROIが出来る。なお、第11図(blでは、 pA (x)=p  (x) P  (Z) =P (Z) +0L OD (X)=OD:素材外径 OD  (Z)=PA (Z)=P  (Z)+OLな
る関係から、加工プログラムを簡略化している。
次に、プログラム変換演算部17は、第8図に示す、包
括加工プログラムPROのrTPR」ステップ以下のス
テップについて、第2工程に関する固有加工プログラム
PRO2を生成する動作を行う。即ち、第12図に示す
ように、第2工程の加工プログラムは、rTPRJのス
テップが、素材外径ODから、点P、までの加工形状を
指令するステップMS4、点P からPOまでの加工形
状を指令するステップMS5、点POから、点P2まで
の加工形状を指令するステップMS6までの加工形状を
指令するステップとに分解されろ。
こうして、第6図に示すワーク26の、第2工程に関す
る固有加工プログラムPRO2は、第13図に示すよう
に、第12図に示す、ステップMS4.5.6に次いで
、第6図の点P2からP23への加工形状を指令するス
テップMS7、点23からP3への加工形状を指令する
ステップMS8、点P3からP4への加工形状を指令す
るステップMS9、点4からP5への加工形状を指令す
るステップMS10、更に点P5からZ軸とワ−り26
の交点である点PZまでの形状を指令するステップMS
IIから構成される。
なお、第13図の固有加工プログラムPR02は、包括
用ニブログラムPROが作成された切削方向、即ち第6
図右から左へ向かう方向がそのまま採用されているので
、切削方向が逆になる第2工程では、第13図で作成さ
れた固有加工プログラムPR02を、その始点と終点を
逆にしてかつ、図中下方のステップMSIIから上方に
向けて、加工プログラムを編集する動作を行う。こうし
て、第14図に示すように、第13図における各ステッ
プMS4〜11の始点と終点が逆転し、かつ逆順となっ
たステップMS4’〜11″から構成されろ、固有加工
プログラムPRO2が完成する。こうして、第5図に示
す形状分割プログラムFDPのステップ316で第2工
程の加工プログラムの変換処理が行われた所で、ステッ
プS17で、オペレータ(よ各工程において使用する工
具、切削条件等を入力部5を介して入力し、実行可能な
固有加工プログラムPROI、PRO2を作成し、加工
プログラムメモリ6中に格納する。
また、形状分割プログラムFDPのステップ313で、
ステップ813の条件を満足する形状交点が存在しない
場合には、第5図ステップS19に入り、第2分割処理
により、包括用ニブログラムPROを分割する。第2分
割処理が行われる場合は、例えば、第9図に示すように
、ワーク26の外周部が点P1から22まで一様にテー
パ状に加工さる場合等が有る。この場合は、加工分割指
示表示DVIを基準に、そのZ軸方向両側に、オーバー
ラツプ量OL、OLを設定し、当該部分で、図中左側の
オーバーラツプ、tOLを含む第9図右側の部分を、第
1工程による、チャック23a側の加工とし、図中右側
のオーバーラツプ量OLを含む図中左側の部分を、第2
工程による、チャック25a側の加工とする。
即ち、プログラム分割制御部16は、第10図に示す、
包括用ニブログラムPROを、図中点線で示すように、
始点P1と終点P2との間で分割すると共に、形状分割
プログラムFDPのステップ338で、プログラム変換
演算部17は、第1工程に関する固有加工プログラムP
ROIを、第15図に示すように、点P1から点Qまで
をテーパ状に加工する加工形状を指令するステップMS
12、点QからQlまでをテーパ状に加工する加工形状
を指令するステップMS 13、更に点Q1からワーク
素材外径ODまでの加工形状を指令するステップMS1
4とに分割する。なお、この際、プログラム変換演算部
17は、オーバーラツプ量0Lttx座標値を一定に設
定した場合、第9図(blに示すように、設定された点
Q1′、Q2がワーク26内に入ってしまった時には、
そのままでは、第1工程または第2工程の加工に支障が
出るので、ワーク26内に侵入した方の点Ql’をZ座
標を一定にした形で素材外径ODに向けて移動させ、包
括用ニブログラムPROで指示された加工形状との交点
に点Q1を設定して、前記したステップMS13、MS
14を作成する。
こうして、チャック23a側の第1工程の加工プログラ
ムPROIを作成すると共に、プログラム変換演算部1
7は、ステップ339及びS40で、第2工程に関する
固有加工プログラムPRO2を包括用ニブログラムPR
Oから変換生成する。即ち、第16図に示すように、第
2工程の加工は、素材外径ODから、点Q2までの加工
形状を指令するステップMS15、点Q2がら点Qまで
の加工形状を指令するステップMS16、点Qから点P
2までの加工形状を指令するステップM317とに分解
生成され、更に加工方向に応じて、始点と終点を入れ替
えろと共に、加ニステップの順序を逆転させて、固有加
工プログラムPRO2を作成する。
こうして、形状分割プログラムFDPにより分割生成さ
れた第1主軸台23及び第2主軸台25に関する固有加
工プログラムPROI、PH10は、加工プログラムメ
モリ6内に格納され、実際の加工に備えられる。
また、第4図に示す、加工工程判定プログラムMJPの
ステップS6で、第1工程のチャック23aの爪位置が
、外側でない、従って内側の場合には、ステップ820
に入り、第2工程のチャック25aの爪の把持位置が外
側か否かを判定する。第2工程のチャック2゛5aの把
持位置が内側で、第3図タイプGに示すように、チャッ
ク23a、25aが共に内側の場合には、加工分割指示
表示DVIにも拘わらず、加工部MPの第1工程での加
工が可能なので、プログラム変換演算部17は、包括加
エブロゲラムPROの加工プロセスで指示された加工部
位MPの加工を、第1工程で加工を行う第1工程に組み
入れ、包括加工プログラムPROから、対応する加工ス
ロセスを、第1主軸台23に関する固有用ニブログラム
PRO1に変換す・ろ。
また、ステップS20で第2工程のチャック25aの把
持位置が外側と判定された場合、即ち加工部位MPがワ
ーク26の外周部で、第1主軸台23側のチャック23
aは内側把持で第2主軸台25側のチャック25aは外
側把持の場合には、ステップ322に入り、加工部位M
Pが第2工程のチャック25aと干渉しないかどうかを
判定し、第3図タイプIに示すように、干渉する場合に
は、加工分割指示表示DVIの位置に無関係に、第2工
程での加工が出来ないので、当該加工部位MPを第1工
程で加工するようにし、ステップ323に入り、プログ
ラム変換演算部17は、包括加工プログラムPROの加
工プロセスで指示された加工部位MPの加工を、第1工
程で加工を行う第1工程に組み入れ、包括加工プログラ
ムPROから、対応する加工プロセスを、第1主軸台2
3に関する固有用ニブログラムPROIに変換する。
更に、ステップ322で、加工部位MPが第2工程のチ
ャック25aと、第3図タイプHに示すように、干渉す
る危険がないものと判定された場合には、当該加工部位
MPの加工を第2工程で行うように決定して、ステップ
324に入り、プログラム変換演算部17は、包括加工
プログラムPROの加工プロセスで指示された加工部位
MPの加工を、第2工程で加工を行う第2工程に組み入
れ、包括加工プログラムPROから、対応する加工プロ
セスを、第2主軸台25に関する固有用ニブログラムP
RO2に変換する。
一方、ステップS1で、加工部位MPが内径加工である
ものと判定された場合には、ステップ325に入り、加
工分割指示表示DV2により指定された、分割位置に対
応する加工部位MPが第1工程のみでの加工が可能か否
かを判定し、第3図タイプJに示すように、第1主軸台
23側での加工が可能な場合には、ステップ326で、
包括節■プログラムPROの加工プロセスで指示された
当該加工部位MPを、第1主軸台23によって加工を行
う第1工程に組み入れ、プログラム変換演算部17は、
包括加工プログラムPROから、対応する加工プロセス
を、第1主軸台23に関する固有用ニブログラムPRO
Iに変換する。
また・ステップ325で、加工部位MPが、第3図のタ
イプKに示すように、加工分割指示表示DV2の、図中
左方で、第1工程のみでの加工が出来ない場合には、ス
テップ327に入り、加工工程判定部12が、当該部位
の第2工程、即ち第2主軸台25側のみでの加工が可能
か否かを判定する。この場合、第2工程のみでの加工可
能なので、ステップ328に入り、プログラム変換演算
部17は、包括加工プログラムPROの加工プロセスで
指示された当該加工部位MPを、第2主軸台25によっ
て加工を行う第2工程に組み入れ、プログラム変換演算
部17は、包括加工プログラムPROから、対応する加
工プロセスを、第2主軸台25に関する固有用ニブログ
ラムPRO2に変換する。
まtコ、加工分割指示表示DV2の入力位置により、ス
テップ325で、第1工程のみでの加工が出来ず、更に
ステップ327で、第2工程のみでの加工も出来ないも
の、即ち、第1及び第2工程による加工を経なければ加
工が不可能な加工部位MPと仮に判定された場合(ステ
ップ325.827を経て、第1及び第2工程による加
工が必要と判定されても、後述のように、どちらか一方
の主軸台のみでの加工が可能な場合が有る)には、ステ
ップ329に入り、チャック位置演算部10が、第1主
軸台23のチャック23aの爪位置を、包括加工プログ
ラムPRO内の加工情報から演算し、チャック23aが
1.ワーク26の外側にあるか否かを判定する。チャッ
ク23aが、第3図タイプしに示すように、ワーク26
の外側にあるものと判定された場合には、加工部位MP
の第1主軸台23側のみでの加工が可能なので、ステッ
プ330に入り、プログラム変換演算部17は、包括加
工プログラムPROの加工プロセスで指示された当該加
工部位MPを、第1主軸台23によって加工を行う第1
工程に組み入れ、プログラム変換演算部17は、包括加
工プログラムPROから、対応する加工プロセスを、第
1主軸台23に関する固有加工プログラムPROIに変
換する。
ステップ329で、チャック23aが、ワーク26の外
側にない、従って内側に有るものと判定された場合には
、ステップ331に入り、第2工程のチャック25aの
把持位置が、外側か否かを判定し、第3図タイプMに示
すように、外側のるので、加工部位MPの第2主軸台2
5側のみでの加工が可能なので、ステップS32に入り
、プログラム変換演算部17は、包括加工プログラムP
ROの加工プロセスで指示された当該加工部位MPを、
第2主軸台25によって加工を行う第2工程に組み入れ
、プログラム変換演算部17は、包括加工プログラムP
ROから、対応する加工プロセスを、第2主軸台25に
関する固有加工プログラムPRO2に変換する。
ステップSγ1で、第2工程のチャック25aの把持位
置が、内側の場合には、ステップS33に入り、加工部
位MPが第1工程を実行する第1主軸台23のチャック
23aと干渉するか否かを判定し、第3図タイプNに示
すように、チャック23aと加工部位MPが干渉しない
場合には、ステップ334に入り、加工部位MPの第1
主軸台23側のみでの加工が可能なものと判定し、プロ
グラム変換演算部17は、包括加工プログラムPROの
加工プロセスで指示された当該加工部位MPを、第1主
軸台23によって加工を行う第1工程に組み入れ、プロ
グラム変換演算部17は、包括加工プログラムPROか
ら、対応する加工プロセスを、第1主軸台23に関する
固有加工プログラムPROIに変換する。
更に、ステップ333で、加工部位MPが第1工程を行
うチャック23aと干渉する場合には、ステップS35
に入り、加工部位MPが第2工程を行うチャック23a
と干渉するか否かを判定する。第3図タイプOに示すよ
うに、加工部位MPがチャック23aと干渉するが、チ
ャック25aとは干渉しない場合には、第2工程におい
て加工部位MPの加工が可能なので、加工分割指示表示
DV2に拘わらず、ステップ836に入り、プログラム
変換演算部17は、包括加工プログラムPROの加工プ
ロセスで指示された当該加工部位MPを、第2主軸台2
5によって加工を行う第2工程に組み入れ、プログラム
変換演算部17は、包括加工プログラムPROから、対
応する加工プロセスを、第2主軸台25に関する固有加
工プログラムPRO2に変換する。
また、ステップ335で、第3図タイプPに示すように
、加工部位MPが、第2工程を行う第2主軸台25のチ
ャック25aと干渉する場合、従って、第1主軸台23
及び第2主軸台25のチャック23a、25aが共にワ
ーク26の内側を把持し、しかも両チャック23a、2
5aが共に加工部位MPと干渉する場合には、ステップ
S37に入り、当該加工部位MPを、第1主軸台23で
加工する部位と第2主軸台25で加工する部位とに分割
する必要が有る。この分割動作は、既に述べたように、
工程分割位置演算部13等が、システムプログラムメモ
リ9に格納された、形状分割プログラムFDPに基づい
て行なう。
こうして、包括加工プログラムPROが、各主軸台23
.25についての固有加工プログラムPROI、PRO
2に分解変換されたところで、それ等固有加工プログラ
ムPROI、PRO2は、加工プログラムメモリ6中に
格納され、第1主軸台23及び第2主軸台25について
の加工プログラムが生成される。次に、主制御部2は、
加工プロセス剃押部201こ対して、当該生成された固
有加工プログラムPRO1、PuO2の実行を指令し、
加工プロセス制御部20は、これを受けて、ツールパス
演算部19を介して加工プログラムメモリ6中の固有加
工プログラムPROI、PuO2に基づいて、公知の手
法でツールパスを演算生成する。ツールパスが生成され
たところで、軸制御部21が当該生成されたツールパス
に基づいて第1主軸台23及び第2主軸台25の各制御
軸を駆動制御して所定の加工をワーク26に対して行う
。この加工は、各主軸台23.25について分割変換さ
れた固有加工プログラムPRO1、PuO2に基づいて
行われるので、第1主軸台23及び第2主軸台25によ
る加工は円滑に支障なく行われる。
(g)0発明の効果 以上、説明したように、本発明によれば、互いに対向す
る形で設けられた第1主軸台23及び第2主軸台25を
有する2スピンドル工作機械において、前記第1主軸台
23で行う第1工程加工及び第2主軸台25で行う第2
工程加工を区別すること無く入力された、ワーク26の
加工形状を指示する指令を含む包括加工データ及び、前
記加工形状についての第1工程加工と第2工程加工の仮
分割位置を指示する、加工分割指示表示DVI、DV2
等の仮分割指令データを有し、それ等包括加工データに
示されたある加工部位について、該加工部位に対応して
設定された仮分割指令データから、前記加工部位の加工
が行われる工程を判定し、該判定に基づいて、前記包括
加工データから各主軸台についての固有加工プログラム
PROI、PH10を変換生成し、該固有加工プログラ
ムに基づいて各主軸台における加工を実行するようにし
て構成したので、第1主軸台23及び第2主軸台25を
意識することなく入力された包括加工プログラムPRO
等の包括加工データから、第1主軸台23で行う第1工
程と第2主軸台25で行う第2工程を機械側で分割する
ことが可能となり、プログラマの加工プログラム作成の
負担を大幅に減少させることが可能となる。
また、包括加工データに示されたある加工部位について
、該加工部位2ζ対応して設定された仮分割指令データ
及び、各主軸台のチャック23a125aの把持態様に
基づいて、前記加工部位の加工が行われる工程を判定す
るように構成すると、チャック23aの把持態様に応じ
て包括加工データの分割が可能とな9、キメの細かい固
有加工プログラムPROI、PuO2の変換が可能とな
る。
更に、前記加工部位MPが、2つの主軸台のチャック2
3a、25aと共に干渉するものと判定された場合に、
前記仮分割位置に対応した形状交点が存在するか否かを
判定し、前記形状交点が存在する場合には、当該形状交
点を基準にして加工形状を分割して、各主軸台について
の固有加工プログラムPROI、PuO2を変換生成し
、前記形状交点が存在しない場合には、前記仮分割位置
を基準にして、加工形状を分割して、各主軸台について
の固有加工プログラムPROI、PuO2を変換生成す
るように構成すると、上記した効果に加えて、各主軸台
のチャックと加工部位MPが干渉する場合においても、
固有加工プログラムPR01、PH10の作成が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によろ2スピンドル工作機械の数値制
御装置の一例を示す制御ブロック図、第2図は表示部上
での加工形状の表示態様の一例を示す図、 第3図はワークの加工部位の各種パターンを示す図、 第4図は加工工程判定プログラムの一例を示すフローチ
ャート、 第5図は形状分割プログラムの一例を示すフローチャー
ト、 第6図はワークの加工形状と分割位置との関係を示す図
、 第7図は形状分割の一例を示す図、 第8図は分割されろ加工プログラムの一例を示す図、 第9図は形状分割の別の例を示す図、 第10図は分割される加工プログラムの一例を示す図、 第11図は第7図のワーク加工形状に対応する第1工程
固有加工プログラムの変換工程を示す図、 第12図は第7図のワーク加工形状に対応する第2工程
固有加工プログラムの変換工程を示す図、 第13図及び第14図は第6図のワーク加工形状に対応
する加工プログラムの第2工程への変換手順を示す図、 第15図は第9図のワーク加工形状に対応する第1工程
固有加工プログラムを示す図、第16図は第9図のワー
ク加工形状に対応する第2工程固有加工プログラムの変
換工程を示す図である。 1・・・・・制御装置(数値制御装置)4・・・・・2
スピンドル工作機械 6・・・・・メモリ手段(加工プログラムメモリ)10
・・・・・・第2判定手段(チャック位置演算部)12
・・・・・・第1判定手段、第2判定手段(加工工程判
定部) 13・・・・・第3判定手段(工程分割位置演算部)1
5・・・・・・第2判定手段(チャック干渉判定部)1
6・・・・・・変換生成手段 (プログラム分割制御部) 17・・・・・・変換手段、変換生成手段(プログラム
変換演算部) 19・・・・・・加工実行手段(ツールパス演算部)2
0・・・・・・加工実行手段(加工プロセス制御部)2
1・・・・・加工実行手段(軸制御部)23・・・・・
・第1主軸台 23m、25a・・・・・・チャック 25・・・・・・第2主軸台 26・・・・・・ワーク MP・・・・・・加工部位 DVI、DV2・・・・・・仮分割指令データ(加工分
割指示表示) PRO・・・・・包括加工データ (包括加工プログラム) PRO1、PRO2−・・・・・固有加工プログラム出
願人 ヤマザキマザック株式会社 代理人   弁理士  相1)伸二 (ほか2名) 第 図 (b) ○し   0し BAROUT mg人゛           as、=、−x   
at、5.−Z 、、r−冬、=、−x   pp、−
zTPRPl (x2−PIHz2.・  P2(X)
  P2(Z):::2二−−−−−;::−+ +−
++Jゝゝ゛\PRO乞すも組7°ワ2′クム!IQI
スリ 2. 2゜ ≧ 之 之 之 之

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、互いに対向する形で設けられた第1主軸台及び
    第2主軸台を有する2スピンドル工作機械において、 前記第1主軸台で行う第1工程加工及び第2主軸台で行
    う第2工程加工を区別すること無く入力された、ワーク
    の加工形状を指示する指令を含む包括加工データ及び、
    前記加工形状についての第1工程加工と第2工程加工の
    仮分割位置を指示する仮分割指令データを有し、 それ等包括加工データに示されたある加工部位にっいて
    、該加工部位に対応して設定された仮分割指令データか
    ら、前記加工部位の加工が行われる工程を判定し、 該判定に基づいて、前記包括加工データから各主軸台に
    っいての固有加工プログラムを変換生成し、 該固有加工プログラムに基づいて各主軸台における加工
    を実行するようにして構成した2スピンドル工作機械お
    ける加工制御方法。
  2. (2)、互いに対向する形で設けられた第1主軸台及び
    第2主軸台を有する2スピンドル工作機械において、 前記第1主軸台で行う第1工程加工及び第2主軸台で行
    う第2工程加工を区別すること無く入力された、ワーク
    の加工形状を指示する指令を含む包括加工データ及び、
    前記加工形状にっいての第1工程加工と第2工程加工の
    仮分割位置を指示する仮分割指令データを有し、 それ等包括加工データに示されたある加工部位について
    、該加工部位に対応して設定された仮分割指令データ及
    び、各主軸台のチャックの把持態様に基づいて、前記加
    工部位の加工が行われる工程を判定し、 該判定に基づいて、前記包括加工データから各主軸台に
    ついての固有加工プログラムを変換生成し、 該固有加工プログラムに基づいて各主軸台における加工
    を実行するようにして構成した2スピンドル工作機械お
    ける加工制御方法。
  3. (3)、互いに対向する形で設けられた第1主軸台及び
    第2主軸台を有する2スピンドル工作機械において、 前記第1主軸台で行う第1工程加工及び第2主軸台で行
    う第2工程加工を区別すること無く入力された、ワーク
    の加工形状を指示する指令を含む包括加工データ及び、
    前記加工形状にっいての第1工程加工と第2工程加工の
    仮分割位置を指示する仮分割指令データを有し、 それ等包括加工データに示されたある加工部位について
    、該加工部位に対応して設定された仮分割指令データ及
    び、各主軸台のチャックの把持態様に基づいて、前記加
    工部位の加工が行われる工程を判定し、 前記加工部位が、2つの主軸台のチャックと共に干渉す
    るものと判定された場合に、前記仮分割位置に対応した
    形状交点が存在するか否かを判定し、 前記形状交点が存在する場合には、当該形状交点を基準
    にして加工形状を分割して、各主軸台についての固有加
    工プログラムを変換生成し、 前記形状交点が存在しない場合には、前記仮分割位置を
    基準にして、加工形状を分割して、各主軸台についての
    固有加工プログラムを変換生成し、 該固有加工プログラムに基づいて各主軸台における加工
    を実行するようにして構成した2スピンドル工作機械お
    ける加工制御方法。
  4. (4)、互いに対向する形で設けられた第1主軸台及び
    第2主軸台を有する2スピンドル工作機械において、 前記第1主軸台で行う第1工程加工及び第2主軸台で行
    う第2工程加工を区別すること無く入力された、ワーク
    の加工形状を指示する指令を含む包括加工データ及び、
    前記加工形状についての第1工程加工と第2工程加工の
    仮分割位置を指示する仮分割指令データを格納するメモ
    リ手段を有し、 それ等包括加工データに示されたある加工部位について
    、該加工部位に対応して設定された仮分割指令データか
    ら、前記加工部位の加工が行われる工程を判定する第1
    判定手段を設け、該判定に基づいて、前記包括加工デー
    タから各主軸台にっいての固有加工プログラムを変換生
    成する変換手段を設け、 該固有加工プログラムに基づいて各主軸台における加工
    を実行する加工実行手段を設けて構成した2スピンドル
    工作機械における制御装置。
  5. (5)、互いに対向する形で設けられた第1主軸台及び
    第2主軸台を有する2スピンドル工作機械において、 前記第1主軸台で行う第1工程加工及び第2主軸台で行
    う第2工程加工を区別すること無く入力された、ワーク
    の加工形状を指示する指令を含む包括加工データ及び、
    前記加工形状にっいての第1工程加工と第2工程加工の
    仮分割位置を指示する仮分割指令データを格納するメモ
    リ手段を有し、 それ等包括加工データに示されたある加工部位について
    、該加工部位に対応して設定された仮分割指令データ及
    び、各主軸台のチャックの把持態様に基づいて、前記加
    工部位の加工が行われる工程を判定する第2判定手段を
    有し、該判定に基づいて、前記包括加工データから各主
    軸台についての固有加工プログラムを変換生成する変換
    手段を設け、 該固有加工プログラムに基づいて各主軸台における加工
    を実行する加工実行手段を設けて構成した2スピンドル
    工作機械おける制御装置。
  6. (6)、互いに対向する形で設けられた第1主軸台及び
    第2主軸台を有する2スピンドル工作機械において、 前記第1主軸台で行う第1工程加工及び第2主軸台で行
    う第2工程加工を区別すること無く入力された、ワーク
    の加工形状を指示する指令を含む包括加工データ及び、
    前記加工形状についての第1工程加工と第2工程加工の
    仮分割位置を指示する仮分割指令データを格納するメモ
    リ手段を有し、 それ等包括加工データに示されたある加工部位について
    、該加工部位に対応して設定された仮分割指令データ及
    び、各主軸台のチャックの把持態様に基づいて、前記加
    工部位の加工が行われる工程を判定する第2判定手段を
    設け、前記加工部位が、2つの主軸台のチャックと共に
    干渉するものと判定された場合に、前記仮分割位置に対
    応した形状交点が存在するか否かを判定する第3判定手
    段を設け、 前記形状交点が存在する場合には、当該形状交点を基準
    にして加工形状を分割して、各主軸台についての固有加
    工プログラムを変換生成し、前記形状交点が存在しない
    場合には、前記仮分割位置を基準にして、加工形状を分
    割して、各主軸台にっいての固有加工プログラムを変換
    生成する変換生成手段を設け、 該固有加工プログラムに基づいて各主軸台における加工
    を実行する加工実行手段を設けて構成した2スピンドル
    工作機械における制御装置。
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US7620473B2 (en) 2003-07-04 2009-11-17 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Automatic programming method and automatic programming device for controlling numeric control unit based on the division of the machining area

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