JPH0262506A - 海底光ケーブル - Google Patents

海底光ケーブル

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JPH0262506A
JPH0262506A JP63212541A JP21254188A JPH0262506A JP H0262506 A JPH0262506 A JP H0262506A JP 63212541 A JP63212541 A JP 63212541A JP 21254188 A JP21254188 A JP 21254188A JP H0262506 A JPH0262506 A JP H0262506A
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JP
Japan
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slot
fibers
cable
optical
tape
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Pending
Application number
JP63212541A
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English (en)
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Nobuyuki Yoshizawa
信幸 吉澤
Yukiyasu Negishi
根岸 幸康
Yutaka Katsuyama
豊 勝山
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4415Cables for special applications
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光ファイバを信号の伝達媒体として使用する海
底光ケーブルに関する。
〔従来の技術〕
海底光ケーブルは多量の情報を遠距離に経済的に伝送す
ることが可能なため、国内回線および国際回線に広く利
用されようとしている。その場合、従来の光ファイバは
、光ファイバの強度劣化を示すパラメータであるn値(
亀裂速度指数)は空気中では20程度であるのに対し、
水中ではn値が10程度と低くなり強度劣化してしまう
ため、海底ケーブルのように20年程度の長期に亘って
の信頼性が必要な場合には、光ファイバを透湿のない金
属製耐圧管内に収納し、水分から隔離する必要があった
。また、ケーブル中に海水が侵入すると、金属製耐圧管
内で水素が発生して光ファイバの伝送損失が大幅に増加
するため、耐圧管内の間隙に樹脂を充填して走水防止構
造とする必要があった。第5図はこのような海底光ケー
ブルの従来例を示す断面図で、中心鋼線1の周囲に外径
0.2u〜0.4 mの光ファイバ心線2を最大12心
集合して、これらをウレタン系紫外線硬化樹脂3でモー
ルドすることにより外径2mmから3mの光ユニット4
を形成する。光ユニット4は海水圧およびケーブル製造
時に作用する側圧から守るため、At製の突合せ成形耐
圧管5内に挿入され、また該耐圧管5の外周には抗張力
体としての鋼線6を配設し、さらKその外側に透湿を防
止するためAt製の溶接耐圧管1を設け、この耐圧管7
の外周面をポリエチレンからなる外被8によって被覆し
ている。鋼線6間の隙間や光ユニット4と突合せ成形耐
圧管5との間の隙間にはケーブル内の走水を防止するた
めウレタン等の樹脂からなる走水防止材9が充填されて
いる。
この他にも諸外国で異表る構造の海底光←プルが考案さ
れているが、いずれの海底光ケーブルでも、耐圧管5に
収納された1本の光ユニット4をケーブルの中心に配置
した構成を採用している点で共通しておシ、光ファイバ
心線数は最大でも12心である。
一方、第6図は陸上で用いられている従来の光ファイバ
ケーブルの断面図で、図中10は抗張力体としての中心
支持体、11は中心に前記中心支持体10が埋設された
樹脂製のスロット、12は光ファイバ心線(図示せず)
を横一列に集合したテープ型心線で、このテープ型心線
12は前記スロット11の局面に設けた溝13に収納さ
れ、かつ樹脂もしくは吸水テープ等からなる走水防止材
9によって保護されている。15は吸水テープからなる
押え巻、16は内面にアルミニウムをラミネートしたポ
リエチレンからなるLap外被である。
この場合、テーブル型心線12をスロット11の溝13
に収納することにより、ケーブル外径は12目程度と細
径であるにも拘わらず、溝13の数により数10心以上
の多心構造を実現し得る。このため、陸上光ケーブルと
海底光ケーブルを接続する場合には、−本の陸上光ケー
ブルに対し、高価々海底光ケーブルを複数本接続する必
要が生じ、経費節約の観点から多心海底光ケーブルの出
現が望まれている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来の海底光ケーブルのように、ケーブル中心
に配置された唯一の光ユニット4で数10心の光ファイ
バ心線2を収納しようとすると、多数の光ファイバ心線
の集合を行える超大型集合機が必要となるばかシでなく
、光ファイバ心線2の職別および分離が困難になるとい
う欠点が生じる。
また、高価にしてかつ脆弱な光ファイバ心線2を多数−
度に集合して全長数十iに及ぶ長尺の光ユニット4を製
造することは、製造自体のリスクが大きい。一方、陸上
光ケーブルのように複数のテープ型心線12をスロット
11の溝13に収納した構造(以下スロット型ケーブル
と呼ぶ)を海底ケーブルに用いた場合、スロット11の
周囲に耐圧管を設け、かつ溝13に樹脂からなる走水防
止材9を充填しても、耐圧管内の走水を完全に防止する
ことは困難なため、水素による伝達損失の増加や光ファ
イバ心線の強度劣化を防止することは難しい。ちなみに
1水圧800気圧におけるケーブル内走水を1月に1k
11以下にするKは、ケーブル内の走水パスを等測的に
直径10μmの管路以下にする必要があるが、スロット
型ケーブルでは上下に重なシ合ったテープ型心線12の
間隙に走水防止材9を完全に充填することが困難なため
、完全な走水防止は困難である。このような理由から未
だ多心の海底光ケーブルは実現されていない。
したがって、本発明は上述したような問題点を解決し、
従来の海底光ケーブルと同様に低損失、高帯域といった
光7アイパの特性を損なうことなく多心化することがで
き・、また敷設船による布設が可能なだけの機械的強度
を有し、高水圧が作用する海底下という過酷な環境下で
長期の使用に耐え、しかも水素による伝達損失の増加や
水分による光ファイバ心線の機械的強度劣化の恐れがな
い、といった数々の要求条件を清足し得る海底光ケーブ
ルを提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために1中心に抗張力部材
が埋設され周囲に溝を有するスロットを具備し、前記溝
内に石英系光ファイバの表面に珪素や炭素を含む薄膜を
被覆した光ファイバ心線からなるテープ型心線を収納配
置すると共に該テープ型心線を走水防止材で保護し、前
記スロットの周囲をアルミニウムをラミネートした樹脂
製外被で被覆し、かつその外側に防喰鉄線を配設したも
のである。
〔作用〕
本発明において、珪素や炭素を含む薄膜は、石英系光フ
ァイバを気密シールし、亀裂速度指数nを水中下でも1
00以上と大きくする。防喰鉄線はケーブルに所要の機
械的強度を与える。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図は本発明に係る海底光ケーブルの一実施例を示す
断面図である。図中第5図および第6図と同一構成部品
1部分に対しては同一符号を以て示す。スロット11の
中心には直径1flの鋼線を7本撚シしてなる中心支持
体10が抗張力体として埋設される一方、周囲に設けた
$t13には光ファイバ心線21を複数本横一列に集合
してなるテープ型心線12が収納配置され、このテープ
型心線12をウレタンやシリコンもしくは石油系等の樹
脂からなる走水防止材9によってモールドしている。こ
の場合、走水防止材9としては樹脂に限らず、吸水テー
プを用いてもよい。前記光ファイバ心線21は石英系光
ファイバからなシ、その表面がCVD法を用いて珪素や
炭素を含む薄膜20によって被覆されることによシ気密
シールされている。薄膜20の形成については、特開昭
58−184103号公報およびルウ(K、 E、 L
U) 、ブレースマン(G、 8. Gム舊・man!
l) lファ/テペスタイン(R,V、 Vandev
oeatine ) 、カール(G、kar)らによる
「ハーメチックコート光ファイバの最近の開発J (L
EEFJ、Journatof Llghtwave 
Technotogy r Vow、 6 + Fh2
.240〜244頁、Feb、1988)に詳述されて
いるので、ここではその詳細な説明を省略するが、この
ような気密シールされた光ファイバ心線21によればn
値が水中下でも100以上と大きく、従って疲労による
強度劣化が殆んど無く、かつ水素雰囲気中でも伝送損失
が増加するととのない高性能な光ファイバを得ることが
できるものである。以下、このような耐疲労性および耐
水素性を有する光7アイパ心線21をハーメチックコー
ト7アイパと呼ぶ。
なお、薄膜20の厚みは数10OAとされる。スロット
11はポリエチレン族で、外径10(h+π、溝幅1.
6欝貫、溝深さ3闘、溝ピッチ400mnoハーメチッ
クコートファイバ21は外径0.125n+被覆外径0
.25tIIoテープ型心線12は4心構造で、幅1.
1鰭、高さ0.4111である。
前記スロット11の周囲には吸水テープからなる押え巻
15が配設され、さらにその外側を、内面にアルミニウ
ムをラミネートしたポリエチレンからなる厚さ2m冨、
仕上がシ径15mのLap外被16によって保護し、ま
た該Lap外被16の外側に外装鉄線22を配設してい
る。外装鉄線21は、鉄線外径6詣で表面がプラスチッ
ク等の樹脂23で被覆される(被覆外径6.6m)こと
によ、シ耐腐食性を有する鉄線(防喰鉄線)を撚シピッ
チ400 tnで例えば10本撚シしたものである。
このような構成から々る海底光ケーブル40の外径は3
0顛で、空中重畳2.4 klil/m 、ケーブル水
中重量1.91’g/m 、ケーブル破断張力28tで
あった。
第2図にアモルファスカーボンを被覆したハーメチック
コートファイバ21と、被覆しない石英系光ファイバを
水素分圧10気圧、65℃の環境に長期間保持した後の
波長1.24μmにおける損失変化の一例を示す。この
図は、1から2μmの波長範囲において最も水素による
伝送損失の増加の大きい波長1.24μmにおいても、
ハーメチックコートファイバ21の損失は100日にわ
たって変化せず、また未被覆石英系光ファイバによる損
失に比べて著しく少ないことを示している。このような
特性を有するハーメチックコートファイバ21を用いれ
ば、光ファイバを水分および水素から保護する必要がな
く、単に側圧から保護するだけで海底光ケーブル40を
実現できる。したがって、従来の海底光ケーブルでは必
要不可欠とされていた金属製耐圧管が不要となる。同様
に、従来は完全な走水防止が困難なために海底光ケーブ
ルでは実現されていなかったテープ型心線12を用いた
スロット型ケーブル構造を採用することが可能となシ、
陸上光ケーブルと同等の本数をもつ多心海底光ケーブル
40を実現できる。また、従来の海底光ケーブルと異な
シ、完全な走水防止構造を採る必要がないため、スロッ
ト11の溝13の間隙部に樹脂からなる走水防止材14
を完全に充填しなくてもよい。この結果、従来の海底光
ケーブルで問題となっていた樹脂充填の不完全性に伴う
光ファイバのマイクロベント損失増加を回避でき、低損
失な海底光ケーブル40を実現し得るものである。
第3図は海底光ケーブル40の伸び特性を示す図である
。同図から明らかなように10tの張力が作用したとき
の伸び歪(C)は0.5%以下である。多心ケーブルの
適用水深である水深1000 mからの引き揚げ時に作
用する張力をケーブル水中重量の2.5倍と仮定すると
、図中の点線が示す通シ、このときの伸び歪(#)は0
.22%である。光ファイバの耐疲労性はn値で与えら
れる。ハーメチックコートファイバ21のn値を100
と仮定して第3図のケーブル伸び特性から所要プルーフ
値を求めると約0,5%となる。これは、従来の浅海用
海底光ケーブルでは1係のプルーフ値が必要であったの
に比べて大幅なプルーフ値の低減を意味する。
第4図はLap外被16に水圧が作用した時に、スロッ
ト溝部のLAP外被が落ち込むために生じる伸び歪を示
す図である。長期間水圧が作用すると、ポリエチレンが
クリープ現象を示し、Lap外被16が溝13内に落ち
込んで中のテープ型心線12を圧迫する恐れがある。ク
リープ現象を防止するにはアルミニウムに生じる伸び歪
を弾性変形限度である0、1%以内にする必要がある。
第4図よシ水深200 m K相当する水圧200気圧
が作用しても、厚さ0.1 witのアルミニウムテー
プを施せば、充分にクリープを防止でき、スロット構造
で光ファイバを水圧から保護できることがわかる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る海底光ケーブルによれ
ば、光ファイバ心線を珪素や炭素の薄膜で気密シールす
る構成を採用しているので、光ファイバの強度劣化を示
すパラメータであるn値を大きくすることができ、その
ため疲労による強度劣化が少なく、マた水素雰囲気中で
も伝送損失が少なく、従来実現できなかったテープ型心
線を用いたスロット型ケーブル構造による多心の海底光
ケーブルを、従来よシも簡便な構成で実用性および信頼
性を損なうことなく経済的に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図はハー
メチックコートファイバと未被覆石英ファイバの耐水素
性を示す図、第3図は海底光ファイバの伸び特性を示す
図、第4図はLap外被の水圧による伸び歪特性を示す
図、第5図は従来の海底光ケーブルの断面図、第6図は
従来のスロット型ケーブルの断面図である。 5・・・・突合せ成形耐圧管、6・・・・鋼線、7・・
・・溶接耐圧管、8・拳・・外被、9・・・・走水防止
材、10・・・・中心支持体、11・・・・スロット、
12・・φ・テープ型心線、13・φ・置溝、16・命
・・Lap外被、20・・・・薄膜、21・・・・光フ
ァイバ心線、22・・・・外装鉄線。 特許出願人 日本電信電話株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 中心に抗張力部材が埋設され周囲に溝を有するスロット
    を具備し、前記溝内に石英系光ファイバの表面に珪素や
    炭素を含む薄膜を被覆した光ファイバ心線からなるテー
    プ型心線を収納配置すると共に該テープ型心線を走水防
    止材で保護し、前記スロットの周囲をアルミニウムをラ
    ミネートした樹脂製外被で被覆し、かつその外側に防喰
    鉄線を配設したことを特徴とする海底光ケーブル。
JP63212541A 1988-08-29 1988-08-29 海底光ケーブル Pending JPH0262506A (ja)

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JP63212541A JPH0262506A (ja) 1988-08-29 1988-08-29 海底光ケーブル

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JP63212541A JPH0262506A (ja) 1988-08-29 1988-08-29 海底光ケーブル

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