JPH0262241B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0262241B2 JPH0262241B2 JP20138085A JP20138085A JPH0262241B2 JP H0262241 B2 JPH0262241 B2 JP H0262241B2 JP 20138085 A JP20138085 A JP 20138085A JP 20138085 A JP20138085 A JP 20138085A JP H0262241 B2 JPH0262241 B2 JP H0262241B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative
- recess
- decorative stone
- base material
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Adornments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明はイヤリング、ブローチ等の装飾品、ラ
イター、時計、眼鏡枠その他の物品の化粧加工方
法に関するものである。
イター、時計、眼鏡枠その他の物品の化粧加工方
法に関するものである。
「従来の技術」
例えば、イヤリング、ブローチ等の装飾品に
は、その表面にダイヤモンドその他の天然宝石や
ガラス製の模造宝石等からなる飾り石が爪等を介
して取り付けられている。
は、その表面にダイヤモンドその他の天然宝石や
ガラス製の模造宝石等からなる飾り石が爪等を介
して取り付けられている。
しかし、このような飾り石は、ブリリアント型
やステツプ型等に研磨されて特有の輝きを発揮す
るようになされているが、天然宝石は高価であ
り、またガラス製の模造宝石は安つぽい印象を与
えやすい。また、これらの飾り石は単に光り輝く
だけであるからすぐに飽きやすく、また爪によつ
て取り付けた場合には爪が開いたりして飾り石が
脱落し、粉失してしまうことも多い。
やステツプ型等に研磨されて特有の輝きを発揮す
るようになされているが、天然宝石は高価であ
り、またガラス製の模造宝石は安つぽい印象を与
えやすい。また、これらの飾り石は単に光り輝く
だけであるからすぐに飽きやすく、また爪によつ
て取り付けた場合には爪が開いたりして飾り石が
脱落し、粉失してしまうことも多い。
「発明が解決しようとする問題点」
本発明は上記の点に鑑みなされたものであつ
て、装飾品等の表面に光の反射、屈折による立体
感のある独特の模様を現出せしめることができる
と共に、低コストにてこれを行うことができるよ
うになした装飾品等の化粧加工方法を提供せんと
するものである。
て、装飾品等の表面に光の反射、屈折による立体
感のある独特の模様を現出せしめることができる
と共に、低コストにてこれを行うことができるよ
うになした装飾品等の化粧加工方法を提供せんと
するものである。
「問題点を解決するための手段」
以下、本発明を図面を参照しつつ更に詳細に説
明する。
明する。
第１図及び第２図は本発明に用いる飾り石を示
すものであり、該飾り石１は截頭八角錐形に研磨
したガラス素材１ａの全面に金属膜１ｂを形成し
てなるものである。また、該飾り石１の金属膜１
ｂは、本実施例になつては銀色の金属膜としてい
る。また、第３図乃至第５図において、２は装飾
品基材を示すものであり、該装飾品基材２は本実
施例においては金の薄板を用いている。
すものであり、該飾り石１は截頭八角錐形に研磨
したガラス素材１ａの全面に金属膜１ｂを形成し
てなるものである。また、該飾り石１の金属膜１
ｂは、本実施例になつては銀色の金属膜としてい
る。また、第３図乃至第５図において、２は装飾
品基材を示すものであり、該装飾品基材２は本実
施例においては金の薄板を用いている。
然して、本発明は、第３図に示す如く、前記装
飾品基材２の表面に前記飾り石１が嵌入する凹部
３を形成し、該凹部３に飾り石１を落とし込み嵌
入した後、液状の透明な合成樹脂４を前記凹部３
に装飾品基材２の表面からやや膨隆状になるよう
充填し、硬化させることを特徴とするものであ
る。
飾品基材２の表面に前記飾り石１が嵌入する凹部
３を形成し、該凹部３に飾り石１を落とし込み嵌
入した後、液状の透明な合成樹脂４を前記凹部３
に装飾品基材２の表面からやや膨隆状になるよう
充填し、硬化させることを特徴とするものであ
る。
斯くの如くなすことにより、装飾品基材２の表
面には、第４図に示す如く、凹部３内に落とし込
み嵌入した飾り石１の平面形状が、その銀色の頭
頂部１′の周囲に凹部３の内壁に反射して金色に
光つた稜部１″が八方向に放射状に張り出した形
に見え、それは恰も船舶の舵取り用舵輪の如くに
見えるものであり、立体感のある模様となるもの
である。
面には、第４図に示す如く、凹部３内に落とし込
み嵌入した飾り石１の平面形状が、その銀色の頭
頂部１′の周囲に凹部３の内壁に反射して金色に
光つた稜部１″が八方向に放射状に張り出した形
に見え、それは恰も船舶の舵取り用舵輪の如くに
見えるものであり、立体感のある模様となるもの
である。
尚、このように飾り石１の稜部１″が頭頂部
１′と略同一平面まで浮き上つて見える理由につ
いては必ずしもはつきりと確認することはできな
いが、凹部３に充填し、硬化させた透明な合成樹
脂４の、光の反射、屈折に対する何等かの影響に
よるものと考えられる。
１′と略同一平面まで浮き上つて見える理由につ
いては必ずしもはつきりと確認することはできな
いが、凹部３に充填し、硬化させた透明な合成樹
脂４の、光の反射、屈折に対する何等かの影響に
よるものと考えられる。
また、第３図及び第４図に図示した実施例にお
いては、凹部３の内壁を垂直としたものを示して
いるが、凹部３の内壁は上部開口端を第５図に示
す如く拡開してもよく、このようにすると飾り石
１の平面形状が前記とは異つた形状に変化するも
のである。また、本実施例においては飾り石１の
形状を、截頭八角錐形としたものを示したが、多
面形であればこれに限られるものではなく、した
がつて、宝石のカツトとして用いられる例えばブ
リリアント型やステツプ型、テーブル型、マーキ
ーズ型等種々の形状にすることも考えられ、これ
により飾り石１の平面形状を様々に変化させるこ
とができるものである。
いては、凹部３の内壁を垂直としたものを示して
いるが、凹部３の内壁は上部開口端を第５図に示
す如く拡開してもよく、このようにすると飾り石
１の平面形状が前記とは異つた形状に変化するも
のである。また、本実施例においては飾り石１の
形状を、截頭八角錐形としたものを示したが、多
面形であればこれに限られるものではなく、した
がつて、宝石のカツトとして用いられる例えばブ
リリアント型やステツプ型、テーブル型、マーキ
ーズ型等種々の形状にすることも考えられ、これ
により飾り石１の平面形状を様々に変化させるこ
とができるものである。
「発明の効果」
本発明は上記の如き構成であるから、装飾品等
の表面に光の反射、屈折を利用した立体感のある
独特の模様を現出せしめることができるものであ
る。また該模様は宝石等の如く単に光り輝くだけ
に過ぎないものではなく、凹部内に落とし込み嵌
入された飾り石の光は渋くてしかも立体的である
から、飽きることがないものである。更にまた、
材料費も安く且つ加工も簡単であるから低コスト
にて実施可能である。また、更に飾り石は装飾品
基材の凹部内に嵌入され且つ透明な合成樹脂で覆
われているから、脱落する虞もないものである。
の表面に光の反射、屈折を利用した立体感のある
独特の模様を現出せしめることができるものであ
る。また該模様は宝石等の如く単に光り輝くだけ
に過ぎないものではなく、凹部内に落とし込み嵌
入された飾り石の光は渋くてしかも立体的である
から、飽きることがないものである。更にまた、
材料費も安く且つ加工も簡単であるから低コスト
にて実施可能である。また、更に飾り石は装飾品
基材の凹部内に嵌入され且つ透明な合成樹脂で覆
われているから、脱落する虞もないものである。
第１図は本発明に用いる飾り石の平面図、第２
図は第１図中Ａ−Ａ線断面図、第３図は加工工程
の説明図、第４図は本発明に係る方法により加工
された装飾品の平面図、第５図は凹部の内壁の形
状が異なる他の実施例の説明図である。 １…飾り石、２…装飾品基材、３…凹部、４…
透明な合成樹脂。
図は第１図中Ａ−Ａ線断面図、第３図は加工工程
の説明図、第４図は本発明に係る方法により加工
された装飾品の平面図、第５図は凹部の内壁の形
状が異なる他の実施例の説明図である。 １…飾り石、２…装飾品基材、３…凹部、４…
透明な合成樹脂。
Claims (1)
- １ 金属製の装飾品基材の表面に後記飾り石が嵌
入する凹部を形成し、該凹部に、多面形に研磨し
たガラス素材等の全面に金属膜を形成してなる飾
り石を嵌入し、更に液状の透明な合成樹脂を前記
凹部に装飾品基材の表面からやや膨隆状になるよ
う充填し、硬化させることを特徴とする装飾品等
の化粧加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20138085A JPS6260700A (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | 装飾品等の化粧加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20138085A JPS6260700A (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | 装飾品等の化粧加工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6260700A JPS6260700A (ja) | 1987-03-17 |
| JPH0262241B2 true JPH0262241B2 (ja) | 1990-12-25 |
Family
ID=16440116
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20138085A Granted JPS6260700A (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | 装飾品等の化粧加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6260700A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH077778Y2 (ja) * | 1991-04-01 | 1995-03-01 | 宏一 佐野 | 装飾性部材 |
| JP2011015775A (ja) * | 2009-07-08 | 2011-01-27 | Siffler Ltd | スーツケース |
-
1985
- 1985-09-11 JP JP20138085A patent/JPS6260700A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6260700A (ja) | 1987-03-17 |
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