JP3134343U - 装飾品 - Google Patents
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Abstract
【課題】本考案は、貴金属や水晶の持つ優雅さや豪華さ或いは輝きと共に、その内側に配置した様々な絵や写真により楽しみを倍加し、付加価値を高めた装飾品を提供するものである。
【解決手段】貴金属製の基盤、該基盤上に配設される絵画又は写真並びに該絵画又は写真を被覆する水晶板よりなる装飾品において、該水晶板は表・裏面側をほぼ同一の曲率とした凸状の滑な湾曲体とし、該水晶板の端縁部により絵画又は写真の周縁部を押さえ且つ該水晶板は、その端縁部の表面側を該基盤の周囲から立ち上げた貴金属製の立ち上げ部によって固定してなることを特徴とする装飾品。
【選択図】図1
【解決手段】貴金属製の基盤、該基盤上に配設される絵画又は写真並びに該絵画又は写真を被覆する水晶板よりなる装飾品において、該水晶板は表・裏面側をほぼ同一の曲率とした凸状の滑な湾曲体とし、該水晶板の端縁部により絵画又は写真の周縁部を押さえ且つ該水晶板は、その端縁部の表面側を該基盤の周囲から立ち上げた貴金属製の立ち上げ部によって固定してなることを特徴とする装飾品。
【選択図】図1
Description
本考案は、ペンダント、リング、ブローチ、キーホルダー、ストラップ等に使用する装飾品で、絵画又は写真をその装飾手段の一部とした装飾品に関するものである。
従来より、ペンダント、リング、ブローチ、キーホルダー、ストラップ等に使用する装飾品においては、その主たる箇所に貴金属、宝石、貴石、真珠、造形品等を採用している。
また、ガラスや水晶等を適宜カットし、光の屈折を利用した光学的に優れた装飾性を放つ装飾品も見受けられる。
更に、特開平6−261806号公報や実用新案登録第3123896号公報のように装飾品に孔や窪みを設け、当該箇所に物品を収納し、それら収納物が外側から可視できるように表面側に水晶等の透明な材料で被覆したものがある。
特開平6−261806号公報
実用新案登録第3123896号公報
上記通常の貴金属や宝石等を装飾品としてペンダントやリング等に装着したものは、その貴金属や宝石自体の美しさや大きさや輝き等により優雅さや豪華さ等を楽しむものであったし、カット製品は光の反射や煌き等を楽しむものであった。
また、上記特許文献にあっては、前者は収納物をその前面の透明な球のレンズ作用によって拡大して豪華さを出すものであり、更に後者にあっては、孔や窪みとなった内側に骨を納めるもので、その目的は思い出のためである。
本考案は、貴金属や水晶の持つ優雅さや豪華さ或いは輝きと共に、その内側に配置した様々な絵や写真により楽しみを倍加し、付加価値を高めた装飾品を提供するものである。
本考案は、上記課題を解決する手段として、貴金属製の基盤、該基盤上に配設される絵画又は写真並びに該絵画又は写真を被覆する水晶板よりなる装飾品において、該水晶板は表・裏面側をほぼ同一の曲率とした凸状の滑な湾曲体とし、該水晶板の端縁部により絵画又は写真の周縁部を押さえ且つ該水晶板は、その端縁部の表面側を該基盤の周囲から立ち上げた貴金属製の立ち上げ部によって固定してなる装飾品を特徴とする。
また、上記絵画又は写真は、動物・植物等を対象としてなる装飾品を特徴とする。
更に、上記装飾品をペンダント、リング、ブローチ、キーホルダー或いはストラップのいずれかに使用した装飾品を特徴とする。
本考案の装飾品は、貴金属製の基盤や立ち上がり部による美しさや輝きや優雅さ或いは豪華さ等の他に、基盤上に配設した絵画又は写真並びに該絵画や写真を被覆する湾曲状の水晶板とにより楽しみを倍加し、付加価値を高めることを可能とした。
また、水晶板の表・裏面側をほぼ同一の曲率とした凸状の滑な湾曲体としたことにより、内側の絵画や写真を拡大したり、絵画や写真の一部を歪んだ状態とすることなく、そのままの状態で可視できることを可能とした。
本考案の最良の実施の形態を図面に従って以下に詳述する。
図1は、本考案の装飾品1の1実施例で、ペンダントに装着したものである。装飾品1は、シルバー或いはゴールド等の貴金属製となる基盤2とその周囲から立ち上げた同貴金属製の立ち上げ部3とよりなるベース部と、該基盤2上に配設される絵画や写真4、及び該絵画や写真4の上方を間隔を有して被覆する湾曲状水晶板5とより構成している。
基盤2は、その表面側を平坦状とし、その周囲から内側方向に対して鋭角状に立ち上げ部3を連続形成している。該立ち上げ部3の表面側及びその先端部6は凹凸形状や各種模様等の様々な装飾手段を形成することができる。また、上記のように鋭角状に立ち上げ部3を折り返し形成しているので、内側に配置した絵画や写真4の周縁部7の納まりを良好とし、且つその上方を間隔を有して被覆する水晶板5の表面側端縁部8を周囲から押さえ付けることができ、内側に配置された絵画や写真4が当該位置より脱落することはない。
上記絵画や写真4は、動物や植物等様々な対象物を必要に応じて選択することができる。絵画の場合は、こしのある画面にアクリル材等の絵具を使用して細筆等により手描きの細密画を選択することができる。絵画や写真4は基盤2の大きさとほぼ同じ大きさでその上面に配置できる小さなものとなるため、動物の顔等のようにポイントを定めたものとすることにより、外部から可視してその内容を認識することが可能となる。
水晶板5は、その表・裏面を滑な状態で湾曲状に突出形成した湾曲体で、その裏面側は表面側の湾曲面とその曲率がほぼ同様となるようにカットして形成している。従って、水晶板5が凸レンズとなり、その内側に配置した絵画や写真4がレンズ効果により拡大されることがなく、且つ中心部と周辺部との屈折率が異なることによる見る角度によっての不規則となる拡大面が生じることのないようにしている。
該水晶板5は、その端縁部8により絵画又は写真を押さえ付けると同時に、その端縁部8の表面側は鋭角状に折り返した状態で立ち上がる立ち上げ部3によってかしめるようにして押さえ込まれているので、絵画や写真4及び該水晶板5は強固に固定され、当該配設した位置より脱落することはない。
上記ベース部の上方部にバチカン9等を設け、チェーン10を貫通取り付けすることにより絵画や写真が前面に現われるペンダントとすることができる。
図2は、本考案の装飾品11の他の実施例で、リングに使用したものの一部断面正面図である。基盤12、立ち上げ部13、絵画や写真14、水晶板15等の構成は、上記実施例1と同様である。
上記基盤12をリングの一部に固定することによりリングの装飾品11とすることができる。
図3は、本考案の装飾品21の他の実施例で、ブローチに使用したものである。基盤、立ち上げ部、絵画や写真、水晶板等の構成は、上記実施例1、2と同様である。
上記基盤に安全ピン等の他への取着手段を取り付けることによりブローチの装飾品21とすることができる。
図4は、本考案の装飾品31の他の実施例で、キーホルダーに使用したものである。基盤、立ち上げ部、絵画や写真、水晶板等の構成は、上記実施例1乃至3と同様である。
上記基盤にバチカン等を介してチェーン等と連結し、その他方側となる先端に装着手段を設けることによりキーホルダーの装飾品31とすることができる。
上記実施例4のチェーンに替えてひも状のものを取着することにより携帯電話等のストラップとして使用することができる。
1、11、21、31 装飾品
2、12 基盤
3、13 立ち上げ部
4、14 絵画や写真
5、15 水晶板
6 先端部
7 周縁部
8 端縁部
9 バチカン
10 チェーン
2、12 基盤
3、13 立ち上げ部
4、14 絵画や写真
5、15 水晶板
6 先端部
7 周縁部
8 端縁部
9 バチカン
10 チェーン
Claims (3)
- 貴金属製の基盤、該基盤上に配設される絵画又は写真並びに該絵画又は写真を被覆する水晶板よりなる装飾品において、該水晶板は表・裏面側をほぼ同一の曲率とした凸状の滑な湾曲体とし、該水晶板の端縁部により絵画又は写真の周縁部を押さえ且つ該水晶板は、その端縁部の表面側を該基盤の周囲から立ち上げた貴金属製の立ち上げ部によって固定してなることを特徴とする装飾品。
- 絵画又は写真は、動物・植物等を対象としてなることを特徴とする請求項1記載の装飾品。
- 装飾品をペンダント、リング、ブローチ、キーホルダー或いはストラップのいずれかに使用したことを特徴とする請求項1又は2記載の装飾品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007004111U JP3134343U (ja) | 2007-06-01 | 2007-06-01 | 装飾品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007004111U JP3134343U (ja) | 2007-06-01 | 2007-06-01 | 装飾品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3134343U true JP3134343U (ja) | 2007-08-09 |
Family
ID=43284925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007004111U Expired - Fee Related JP3134343U (ja) | 2007-06-01 | 2007-06-01 | 装飾品 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3134343U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012524572A (ja) * | 2009-04-22 | 2012-10-18 | ニッケル カール―オットー | 個性化する要素を有するペンダント |
-
2007
- 2007-06-01 JP JP2007004111U patent/JP3134343U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2012524572A (ja) * | 2009-04-22 | 2012-10-18 | ニッケル カール―オットー | 個性化する要素を有するペンダント |
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